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最近の 3D 技術のトレンドを ご存知ですか? ものづくり におけるプロジェクトとは #07

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Academic year: 2021

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最近の

3D技術のトレンド

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まず、私が考える3DCAD のトレンドについてお話しします。 ・・・とその前に。「3DCAD のトレンド?」「それって ツールでしょ?」 と言う人もいることでしょう。 私の 身近にも、「単なるお絵かきでしょ?」だなんて言う人 もいます。筆者は昨年、工科短期大学校の機械系の1 年生に、3DCAD を教える機会をいただきました。勉強 のひとつの効果測定として、ソリッドワークス社の認定 試験 CSWA※1をカリキュラムの中に採用させていただい た結果、なんと全員が CSWA になりました!

※1: CSWA (Certified SOLIDWORKS Associate)

CSWA 認定は、SOLIDWORKS® の専門知識を持っていることの証明 であり、企業が求める最先端のスキルに匹敵します。(SOLIDWORKS 社 Web より抜粋 ) 学生の皆さんは、放課後残って、熱心に学んでいました。私は授業の中でツールを使うことだけではなく、機械設計 の考え方や工学的な基礎知識、最新の 3DCAD とそのソリューションの情報を織り交ぜながら指導しました。これから の未来のエンジニアに期待を持ちます!!そして、機械設計の経験はなくとも、その可能性を感じているエンジニアの 卵を受け入れる会社が、「たかがツールでしょ?」なんて言っていられないですね。

シミュレーション

3DCAD の最も大きな特徴は、見えることです。フラットモニター上ですが、奥行き感のある 3 次元形状で見ること ができます。この見えることの定義は更に拡大され、CAE(Computer Aided Engineering) による解析を示すもの

だったのが、現物が出来る前に検 証する(筆者の解 釈)と変わってきています。数年前に AR・VR※2が登場し、 製造業にも活用されていることはご存知のことでしょう。 ※ 2: AR(Augmented Reality:オーグメンテッド・リアリティ) 人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコ ンピュータにより拡張された現実環境そのもの VR(Virtual reality:バーチャル・リアリティ) 現実ではないが、機能としての本質は同じであるような環境をコン ピュータにより作り出す技術とその作り出された環境そのもの

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FUTURE MONOZUKURI AR と VR の区別はつきにくいかもしれませんが、ポケモン GO(AR+) はご存知でしょう。これは AR です。現実の世界に、 キャラクターがあたかも本当に存在するように見せてくれます。Facebook space は VR です。自分のプロフィール を登録したアバター※3が VR 空間上で同じようにアバターになった友人とコミュニケーションをとることが可能です。 この機能が製造業へ普及することになります。 ※ 3: アバター (avatar) 自分の分身となるキャラクター その一例が、SOLIDWORKS eDrawings を利用した VR です。 VR の一例(SOLIDWORKS eDrawings)

これまで、eDrawings というと、3DCAD の Viewer という位置付けでした。これまでも eDrawings+iOS を使用した eDrawing professional による AR の仕組み存在し、小型のものを見るには十分でしたが、大型の設備・機械を 見るには、工夫が必要でした。しかし新たな VR の仕組みにより、モデルの中に入り込む没入感を体験することで、 より高度なレビューが可能になり、実物ができる前に検証することが可能になりました。

同様に PTC 社 Creo では、全てのライセンスに AR 機能を搭載しています。また同社はシミュレーションの異なる視点 として、CAD ベンダーの中で特に IoT(Internet of Things)との連携を強化しています。実際の製品データを収集し、 そのデータを 3DCAD による設計にフィードバックすることを目指した Creo Product Insight Extension というもの があります。これもまた実物を作る前の検証=シミュレーションと言えるでしょう。

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• 属性情報 • 部品名 • 型式 • ファイルネーム(部品番号) • 発注先 / メーカー名(購入品) • コード • 表面処理 • 熱処理 • 価格(見積原価・実績原価・販売価格) • 納期(基準となる納期) • 公差(サイズ公差・幾何公差) • 工程情報 • 加工データ(CAM) • 測定内容と測定結果

部品データは 3D モデルと共に作成され、その後は E-BOM(Engineering Bill of Material:設計部品表)に新たな 情報が追加されます。加工部品については例えば原材料手配~加工~表面処理のように、その工程が追加され、 階層化される可能性もあります。

製造工程では組立手順を考慮したサブアセンブリごとのかたまりを作る場合もあります。このような製造工程で 用いられる部品表を M-BOM(Manufacturing Bill of Material:製造部品表)といいます。さらには保守部品管理を 行うものとして保守用の部品表が作成される場合もあります。

これまでは付加される属性情報は 3D モデルに反映されずに、部品表に付加されるだけだったかもしれませんが、 双 方 向 に 3D モ デル に 属 性 を 付 加されることもできるようになってきています。 それ が MBD(Model Based Definition:モデルベース定義)という仕組みです。この MBD によってモデルに属性を取り込めることが可能になり、 3DCAD データ管理を行う PDM(Product Data Management)システムとの併用によってモデル依存するデータの 一元管理化が可能になります。

さらには、モデルの属性情報の入力については、ミスミの RAPiD Design のように 3DCAD が他のシステムとの連携 が可能になってきています。

iCAD-SX(iCAD 社 ) と RAPiD Design(ミスミ)との連携

属性情報の利用

3DCAD は属性情 報を持つことが 可能です。モデルの形 状の可視化とともに、この属性情 報を使い倒すことで、 3DCAD の導入効果が得られるといっても過言ではないでしょう。ではどんな情報を持つことができるのでしょうか?

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FUTURE MONOZUKURI

これまでも 3DCAD データをカタログからインポートする仕組みはありましたが、この RAPiD Design の仕組みでは 規格値をパラメトリックに選択した結果、モデル形状とその型式を決めることが可能です。設計者は選定後、その モデルのインポートを行うのと同時に型式をプロパティ情報として持つことができます。 RAPiD Design の画面から は、単価・出荷日・カタログ PDF も参照できるので、これらの情報もモデルから一元管理できるようになれば、PDM システムの併用によって他の設計者との情報共有も可能になることでしょう。

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