• 検索結果がありません。

佐倉プレミアム商品券特別事業による経済効果測定 調査報告書 平成 28 年 3 月佐倉商工会議所

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "佐倉プレミアム商品券特別事業による経済効果測定 調査報告書 平成 28 年 3 月佐倉商工会議所"

Copied!
44
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

佐倉プレミアム商品券特別事業による経済効果測定

調査報告書

(2)

目次 1 調査概要 1-1 調査目的 p.1 1-2 調査内容 p.1 1-3 佐倉プレミアム商品券の概要 p.2 1-4 商品券の利用状況 p.3 2 佐倉プレミアム商品券のアンケート調査結果および考察 2-1 アンケート回答者の属性 p.5 (1)一般市民向けアンケート回答者の属性調査結果 p.5 (2)多子世帯向けアンケート回答者の属性調査結果 p.8 2-2 佐倉プレミアム商品券の利用状況 (1)一般市民向けアンケートにおけるプレミアム商品券の利用状況 p.13 (2)多子世帯向けアンケートにおけるプレミアム商品券の利用状況 p.15 2-3 事業者向け利用者アンケートの調査結果および考察 (1)回答事業者の属性 p.17 (2)佐倉プレミアム商品券事業への参加による効果 p.19 3 プレミアム商品券発行事業がもたらした効果 (1)プレミアム商品券発行事業により増加した消費購買額 p.24 (2)商品項目別の買い物金額 p.29 4 プレミアム商品券発行事業による経済波及効果 p.31 5 総評 p.35 6 ご意見 p.38

(3)

- 1 - 1 調査概要 1-1 調査目的 本調査は、市内の消費を喚起し、地域経済の活性化を図ることを目的として発行された 「佐倉プレミアム付商品券」について、その経済効果を検証することを目的として実施し た。 1-2 調査内容 利用者アンケート 多子世帯向け 利用者アンケート 取扱事業者アンケート 対象 商品券販売時に『Wチャ ンス応募券』を投かんさ れた方の中から、無作為 に3,000 名を抽出 『佐倉プレミアム商品券 優先販売(18歳以下のお 子さんが3人以上の世帯 が対象)』時に商品券を購 入した世帯1,100 世帯に 配布 『佐倉プレミアム商品券』 参加店515 店舗に配布 方法 アンケート用紙を郵送(合計4,615 通)し、同封の返信用封筒で回収 内容 ・回答数属性(性別、年齢等) ・購入冊数 ・プレミアム商品券を知った媒体 ・商品券の使用場所 ・普段の買い物との変化 ・商品券の使用目的 ・高額品(1万円程度以上)の購入の内容 ・自由意見 ・店舗情報 ・参加理由、効果 ・利用者の取り込み ・今後の参加希望 ・売上への影響 ・昨年度との変化 ・自由意見 ・会議所、商店会への意見 時期 平成27 年 12 月上旬~下旬 回収 配布枚数:3,000 通 回収枚数:1,353 通 回収率:45.1% 配布枚数:1,100 通 回収枚数:377 通 回収率:34.3% 配布枚数:515 通 回収枚数:177 通 回収率:34.4% ※平成27 年 12 月 31 日までの回収分を有効回答として分析した。また、項目によっては「無 回答」を除いて分析した。各項目における有効回答数を図中にn で示す。

(4)

- 2 - 1-3 佐倉プレミアム商品券事業の概要 呼称 佐倉プレミアム商品券 事業主体 佐倉商工会議所 後援 佐倉市 協力 佐倉市商店会連合会 発行日 平成27年7月4日 土曜日 有効期間 平成27年7月4日~平成27年12月31日(有効期間を過ぎた場合は、無効) 発行総額 8億5千8百万円(プレミアム分1億9千8百万円、プレミアム率30%) 発行券 1冊10,000 円(額面 1,000 円の商品券が 13 枚綴り、13,000 円相当) 13 枚綴りの内訳:全参加店共通券 10 枚(10,000 円相当)中小参加店専用券 3 枚(3,000 円相当)※全参加店共通券はすべての参加店で使用可だが、中小参加店専用券は中小参 加店でのみ使用可。大型店では使用不可。 発行セット数 6万6千冊 販売日時・場所 7 月 4 日(土)・7 月 5 日(日)市内大型商業施設 9 か所 7 月 6 日(月)市内郵便局 20 か所 購入限度額 1回あたり1人5万円(5冊)まで 購入対象者 佐倉市民、日常市内で買い物をしている市外の方 購入方法 販売当日、各販売場所にて購入する。 商品券が利用で きない商品等 次のものには商品券は利用できません。 (1)商品券(ビール券や図書券等含む)、切手、印紙、プリペイドカード、くじ、た ばこ、金融商品など (2)税・健康保険料、公共料金など (3)その他、個々の参加店が定める費用および代金 参加店の表示 「佐倉プレミアム商品券参加店」ポスター・のぼりを掲示 参加店資格 佐倉市内で事業を行うすべての事業者。 (小売業・飲食業に限らず、サービス業・建築業等すべての業種が参加可能。ただし、 風俗営業や公序良俗に反する事業を行っている事業者は除く) 参加店申込方法 参加希望店は参加申込書を、佐倉商工会議所へ提出。 参加店参加費 会議所会員・市内商店会会員は無料。※会議所・商店会どちらにも加入していない非会員は、法人:5,000 円、個人:3,000 円の参加費を頂きます。 換金手数料 無料(但し、振込での換金となりますので、振込手数料は店舗にてご負担願います) 換金場所 別途お知らせします。 釣り銭 支払いしない 換金期限 平成28年1月29日(金)17時まで ※指定する換金日のみで換金可 市民への周知 佐倉市・会議所広報およびHP、各種広報媒体、全戸配布の折り込み (注)大型店とは原則として当該店舗面積1,000 ㎡以上大規模小売店舗とします。(主催団体が経営実態 から大型店と同様であると判断した場合は該当するとみなします。

(5)

- 3 - 1-4 商品券の利用状況 1.商品券の利用額・利用率 商品券の利用額 856,414,000 円(換金ベース) 商品券の利用率 99.55%(換金額/発行総額) 2.参加店舗の業種別換金額・事業所数等 ① 換金額の割合 換金額のうち、中小型店の換金額は360 百万円で42.0%を占めた。また、大型店 の換金額は497 百万円で 58.0%となっ ている。 ② 換金した事業者の割合 取扱事業者数に対する、換金した事業者 数は、中小型店の65.3%が換金している のに対し、大型店は88.5%が換金してい る。中小型店の34.7%、大型店の 11.5% の事業者では利用実績が無かったと考 えられる。 ③ 舗区分別利用割合(金額ベース) 店舗区分別の利用割合(金額ベース)は、 食料品小売店が54.7%と、過半を占めて いる。次いで、薬・化粧品小売店8.8%、 ホームセンター6.2%となっている。商 品券は、日用品の買い物に多く利用され たと考えられる。 大型店 58.0% 中小型 店 42.0% 65.3% 88.5% 34.7% 11.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 中小型店 大型店 換金した 換金しなかった 小売店 食料品, 54.7% 小売店 薬・化粧 品, 8.8% 小売店 その他, 6.3% 小売店 ホームセ ンター, 6.2% 小売店 家電, 4.5% 飲食店, 3.9% その他 サービス, 3.8% 小売店 衣服, 2.0% 小売店 自転車・ バイク・ 車, 1.4% その他, 8.5% 図 1 換金額の割合(n=348) 図 2 換金した事業者の割合(n=524) 図 3 店舗区分別利用割合 (金額ベース n=348)

(6)

- 4 - 参加店舗の業種別換金額・事業所数一覧表 区分 類型 換金額(円) 割合 取扱 事業所数 換金 件数 小売店 食料品 中小型店 113,589,000 13.3% 91 61 小売店 日用雑貨 中小型店 711,000 0.1% 5 2 小売店 衣服 中小型店 15,699,000 1.8% 37 24 小売店 薬・化粧品 中小型店 60,346,000 7.0% 26 15 小売店 書籍・文具 中小型店 6,509,000 0.8% 7 5 小売店 スポーツ・娯楽用品 中小型店 323,000 0.0% 6 4 小売店 家電 中小型店 1,109,000 0.1% 5 5 小売店 花・苗木 中小型店 873,000 0.1% 9 4 小売店 靴・鞄 中小型店 246,000 0.0% 3 1 小売店 携帯電話 中小型店 2,392,000 0.3% 3 3 小売店 時計・メガネ・カメラ 中小型店 3,298,000 0.4% 8 4 小売店 自転車・バイク・車 中小型店 12,001,000 1.4% 15 12 小売店 寝具・家具 中小型店 520,000 0.1% 1 1 小売店 その他 中小型店 19,830,000 2.3% 44 28 飲食店 中小型店 33,140,000 3.9% 85 62 理容・美容室 中小型店 7,947,000 0.9% 39 27 その他サービス クリーニング 中小型店 352,000 0.0% 9 4 その他サービス 中小型店 32,378,000 3.8% 54 34 建築・リフォーム 中小型店 7,013,000 0.8% 20 12 その他 中小型店 41,421,000 4.8% 31 17 中小型店合計 359,697,000 42.0% 498 325 小売店 食料品 大型店 354,821,000 41.4% 12 12 小売店 衣服 大型店 1,685,000 0.2% 4 1 小売店 薬・化粧品 大型店 15,227,000 1.8% 2 2 小売店 家電 大型店 37,263,000 4.4% 2 2 小売店 寝具・家具 大型店 862,000 0.1% 1 1 小売店 ホームセンター 大型店 52,773,000 6.2% 4 4 小売店 その他 大型店 34,086,000 4.0% 1 1 大型店合計 496,717,000 58.0% 26 23 総合計 856,414,000 100.0% 524 348

(7)

- 5 - 2 佐倉プレミアム商品券のアンケート調査結果及び考察 2-1 アンケート回答者の属性 (1) 一般市民向けアンケート回答者の属性調査結果 ①性別 性別は、「女性」が78.8%、「男性」が21.2% であった。 ②年齢 年齢は、「60~69 歳」が 38.9%で最も多く、 次いで「70~79 歳」の 26.9%が続いてい る。一方、「40~49 歳」が 10.9%、「30~ 39 歳」が 4.9%、「20~29 歳」が 0.7%と なっており、若年層になる程アンケート回 答者が少ない傾向となっている。 ③家族構成 家族構成は、「2 人」が 47.4%と最も多く、 次いで「3 人」が 23.6%であった。一方、 「独身・単身」は5.4%と少なく、また、 「5 人」や「6 人」の割合もそれぞれ 5.9%、 2.5%と少なかった。 (2)女性 78.8% (1)男性 21.2% (1)20歳 未満 0.3% (2)20~ 29歳 0.7% (3)30~ 39歳 4.9% (4)40~ 49歳 10.9% (5)50~ 59歳 14.3% (6)60~ 69歳 38.9% (7)70~ 79歳 26.9% (8)80歳 以上 3.1% (1)1人 5.4% (2)2人 47.4% (3)3人 23.6% (4)4人 15.3% (5)5人 5.9% (6)6人 以上 2.5% 図 4 性別(n=1,337) 図 5 年齢 (n=1,344) 図 6 家族構成 (n=1,344)

(8)

- 6 - ④職業 職業は、「主夫・主婦」が最も多く、46.2% を占めている。次いで多いのが「無職」 の22.1%となっている。一方、「会社員・ 公務員」や「自営業者」「パート・アルバ イト」等の有業者は、それぞれ11.2%、 1.8%、16.6%と他の職業と比較して少な かった。 ⑤普段の買い物における利用頻度 普段の買い物における各商店の利用頻度は、市内スーパーの利用頻度が最も高く、「ほぼ毎 日」との回答が21.0%、「週に数回」との回答が 70.4%を占めた。その他、市外スーパー、 市内大型店、近所のコンビニの利用頻度が高かった。一方、宅配サービスやネットショッ ピングの利用頻度はあまり高くない回答になっている。それぞれ「利用しない」との回答 が、宅配サービス69.6%、ネットショッピング 50.8%だった。 21.0% 0.6% 0.6% 0.1% 2.4% 0.7% 2.3% 0.1% 0.1% 70.4% 11.8% 12.4% 2.2% 15.2% 6.7% 19.2% 1.0% 5.0% 8.0% 36.5% 58.4% 30.0% 26.2% 28.0% 42.3% 14.9% 12.1% 0.4% 26.6% 26.6% 50.4% 25.1% 32.3% 26.1% 33.2% 13.2% 0.2% 24.5% 2.1% 17.4% 31.1% 32.3% 10.1% 50.8% 69.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 市内スーパー 市外スーパー 市内大型店(スーパー以外) 市外大型店(スーパー以外) 近所の商店街 近所の個店 近所のコンビニ ネットショッピング 宅配サービス (1) ほぼ毎日 (2) 週に数回 (3) 月に数回 (4) 年に数回 (5) 利用しない 図 8 普段の買い物における利用頻度(n=1141) 主夫・主 婦, 46.2% 無職, 22.0% パート・ア ルバイト, 16.6% 会社員・ 公務員, 11.2% その他, 3.9% 図 7 職業 (n=1,326)

(9)

- 7 - ⑥消費税増税の影響(複数回答) 消費税増税の影響として最も多かっ たのは、「贅沢品の購入を控えるよう になった」で、52.3%を占めた。次い で「外食回数が減った」が33.6%であ った。一方、「特に影響はない」との 回答も27.1%を占めている。 ⑦商品券発売の認知方法 商品券発売の認知方法は、「佐倉市広 報」が56.9%と最も多かった。次いで、 「ポスター・チラシ・のぼり」が24.5% となっている。「佐倉市ホームページ」、 「佐倉商工会議所ホームページ」経由 での認知は、それぞれ2.8%、1.0%と 少ない。 <回答者の属性の概要と考察> アンケート回答者の属性を見ると、「60~70 代の女性」「夫婦二人暮らしの主婦」「市内 スーパー・大型店で買い物する頻度が高い」「商品券発売を佐倉市広報で認知」などが佐倉 プレミアム商品券の典型的な購入者像と考えられる。夫婦二人世帯の妻である、専業主婦 の高齢女性が、プレミアム商品券の中心的な購入者になっていると考えられる。 佐倉市広 報, 56.9% ポスター・ チラシ・の ぼり, 24.5% クチコミ, 9.3% その他, 9.2% 図 10 商品券発売の認知方法 (n=1,333) 52.3% 33.6% 27.1% 27.1% 25.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 贅沢品の購入を控えるよ うになった 外食回数が減った 特に影響はない 食料品の質・量を下げた レジャーにかける金額が 減った 図 9 消費税増税の影響(複数回答 n=1326)

(10)

- 8 - (2) 多子世帯向けアンケート回答者の属性調査結果 ①性別(多子世帯) 性別は、「女性」が85.9%、「男性」が 14.1%であっ た。市民向けと比較して女性の割合が多かった。 ②年齢(多子世帯) 年齢は、「40~49 歳」が 55.6%と最も多く、次いで 「30~39 歳」38.0%であった。上記2つの年齢層で 全体の9 割以上を占めている。市民向けよりも比較 的若い回答者が多かった。 ③家族構成(多子世帯) 家族構成は、「5 人」が 78.1%と最も多い。「6 人以上」 の世帯も18.9%存在する。 男性 14.1% 女性 85.9% 図 11 性別(多子世帯 n=375) 30~3 9歳, 38.0% 40~4 9歳, 55.6% その他, 6.7% 図 12 年齢(多子世帯 n=374) 4人 2.4% 5人 78.7% 6人以 上 18.9% 図 13 家族構成(多子世帯 n=375)

(11)

- 9 - ④子供の人数(多子世帯) 多子世帯における世帯あたりの子供の人数を集計した。最も世帯あたりの人数が多いの は、「小・中学生」であり、多子世帯のうち46.9%の世帯に 2 名の小・中学生が存在する。 一方、「高校・大学生」の人数が0 人としている世帯が 74.9%となっている。世帯あたりの 人数が最も少なかったのは、「高校・大学生」であった。 ⑤職業(多子世帯) 職業は、「主夫・主婦」が41.0%と最も 多かった。次いで、「パート・アルバイ ト」が29.5%、「会社員・公務員」が22.9% だった。市民向けアンケートと比較し て、有業者の割合が高い。 42.7% 8.3% 74.9% 30.4% 21.2% 19.5% 18.1% 46.9% 5.3% 8.8% 23.6% 0.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 小学生未満 小・中学生 高校・大学生 0名 1名 2名 3名 主夫・主 婦 41.0% パート・ア ルバイト 29.5% 会社員・ 公務員 22.9% その他 6.6% 図 14 子供の人数 (多子家庭 n=375) 図 15 職業(多子世帯 n=375)

(12)

- 10 - ⑥普段の買い物における利用頻度(多子世帯) 普段の買い物における各商店の利用頻度は、一般市民向けアンケート調査と同様、市内 スーパーの利用頻度が最も高く、「ほぼ毎日」との回答が19.6%、「週に数回」との回答が 70.3%を占めた。その他、市外スーパー、市内大型店、近所のコンビニの利用頻度が高かっ た。一方、宅配サービスや近所の商店街、近所の個店の利用頻度はあまり高くない回答に なっている。それぞれ「利用しない」との回答が、宅配サービス47.7%、近所の商店街 47.5%、 近所の個店41.9%だった。一般市民向けアンケート調査と比較して、ネットショッピング の利用頻度が高くなっており、近所の商店街、近所の個店の利用頻度が低かった。 19.6% 0.6% 0.3% 0.6% 4.3% 70.3% 12.9% 9.9% 1.7% 8.1% 4.7% 28.9% 5.8% 15.9% 9.2% 43.7% 67.0% 41.4% 16.2% 16.3% 43.6% 33.9% 19.7% 0.6% 27.9% 21.2% 49.6% 27.5% 37.2% 17.3% 40.0% 16.8% 0.3% 15.0% 1.7% 7.2% 47.5% 41.9% 5.8% 20.3% 47.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 市内スーパー 市外スーパー 市内大型店(スーパー以外) 市外大型店(スーパー以外) 近所の商店街 近所の個店 近所のコンビニ ネットショッピング 宅配サービス (1) ほぼ毎日 (2) 週に数回 (3) 月に数回 (4) 年に数回 (5) 利用しない 図 16 普段の買い物における利用頻度(多子世帯 n=347)

(13)

- 11 - ⑦商店街に望むこと(多子世帯・複数回答) 「これがあると商店街に行きたくなる」という、商店街に望むことは、「駐車場があると 良い」との回答が81.4%を占めた。次いで、「子育て世帯向けのサービスがあると良い」が 38.5%、「子供を遊ばせられる場所があると良い」が 29.6%だった。その他の意見として、 「魅力的品揃えや価格設定」や「通路スペースの広さ」を挙げる回答者が多かった。 ⑧消費税増税の影響(多子世帯・複数回答) 消費税増税の影響として最も多かったの は「贅沢品の購入を控えるようになった」 49.9%であった。一般市民向けアンケート と比較して、「特に影響はない」との回答 が20.9%と少なくなっている。 ⑨商品券販売の認知方法(多子世帯) 商品券販売の認知方法は、「多子世帯優先 販売の通知」が63.5%と最も多かった。次 いで、「佐倉市広報」が24.0%となってい る。 多子世帯 優先販売 の通知, 63.5% 佐倉市広 報, 24.0% その他, 12.8% 図 19 商品券販売の認知方法(多子世帯 n=375) 81.4% 38.5% 29.6% 23.3% 18.3% 15.2% 3.6% 7.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 駐車場があると良い 子育て世帯向けのサービスがあると良い 子供を遊ばせられる場所があると良い 授乳室や広いトイレがあると良い 保育園や幼稚園の送迎時間に店が開いていると良い 少し休憩できるベンチがあると良い パパ・ママ同士が交流できる場所があると良い その他 図 17 商店街に望むこと(多子世帯 複数回答 n=361) 49.9% 45.8% 35.9% 33.0% 20.9% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 贅沢品の購入を控え るようになった 外食回数が減った レジャーにかける金額 が減った 食料品の質・量を下げ た 特に影響はない 図 18 消費増税の影響 (多子世帯 n=373)

(14)

- 12 - <多子世帯・回答者の属性の概要と考察> アンケート回答者の属性を見ると、「30~40 代女性」「夫婦+子供3 人の 5 人世帯の主婦」 「市内スーパー・大型店で買い物する頻度が高い」「商品券発売を多子世帯優先販売の通知 で認知」などがプレミアム商品券の典型的な購入者像と考えられる。 市民向けアンケートと比較して、若い世帯の回答者が多い。また、個別世帯へ発送され た多子世帯優先販売の通知が、商品券の認知に効果的だったことが分かる。

(15)

- 13 - (2)一般市民向けアンケートにおけるプレミアム商品券の利用状況 ①商品券の購入数 商品券の購入数は、「5 冊」が最も多 く、501 件の回答があった。販売時 の1 人あたり販売上限が 5 冊であっ たことから、上限冊数を購入したも のと考えられる。一方、16 冊以上を 購入する世帯が81 件存在している。 1 世帯あたり複数人が購入している ものと考えられる。平均値は7.075 冊であった。 ②商品券の利用割合 各家庭における商品券の利用割合 として最も多かったのが、「スーパ ー」での買い物で、95.7%の購入者 が回答している。次いで回答が多か ったのが、「ドラッグストア・薬局」 40.5%であった。 47 63 124 68 16 501 353 78 64 6 9 1 1 0 200 400 600 0冊 1冊 2冊 3冊 4冊 5冊 6~10冊 11~15冊 16~20冊 21~25冊 26~30冊 31~35冊 36冊以上 図 20 商品券の購入数 (n=1331) 95.7% 40.5% 31.6% 22.9% 21.2% 18.3% 11.8% 9.9% 7.8% 4.9% 3.1% 2.6% 2.2% 14.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% スーパー ドラッグストア・薬局 飲食料品小売店 飲食店 衣料品店 家電量販店 書店・文具店 コンビニ 理美容室・エステ・整体等 自動車・自転車等販売店 レジャー施設・宿泊施設・旅… ペット関連店 寝具・家具店 その他 図 21 商品券の利用先 (n=1,267)

(16)

- 14 - ③商品券の利用先(利用割合) 発行枚数に対する各分類における利用 割合を計測するため、各家庭における 商品券利用枚数を加味した総利用割合 を算出した。は、「スーパー」が最も多 く、60.1%と過半を占めている。次い で、「飲食料品小売店」7.4%、「ドラッ グストア・薬局」5.4%となっている。 最寄り品の購入が多く、買回り品の購 入は少なかったと考えられる。 ④新規店舗の開拓 「商品券の購入をきっかけに、今まで に行ったことのない店に行きましたか」 という質問で、新規店舗の開拓状況を 調査した。新規店舗に「行った」との 回答が34.6%となっている。また、「行 った」アンケート回答者については、 「行って、買い物をした」が32.1%と、 「行ったが、買い物はしなかった」の 2.5%を大幅に上回っている。このこと から、商品券の購入がきっかけとなり、 新規店舗での購入が増加したと考えら れる。 <プレミアム商品券の利用状況の概要と考察> 佐倉プレミアム商品券の購入数は、1人あたりの上限である5冊を購入される回答者が 最も多かった。また、1世帯で6冊以上の商品券を購入する回答者が38.5%を占めている。 商品券の利用先は、スーパーマーケットや飲食料品小売店が多く、日常の食品の購入に 使われている傾向が見られた。 商品券の購入をきっかけとして、34.6%の回答者が新規店舗に行っていることが明らかと なった。更に、新規店舗に訪問した回答者の多くは「買い物をした」と回答していること から、商品券の購入をきっかけとして、地域内一般商店へ新規顧客が流入し、店舗におけ る売上が増加したと考えられる。 スーパー, 60.1% 飲食料品 小売店, 7.4% ドラッグス トア・薬局, 5.4% 家電量販 店, 5.4% 飲食店, 4.3% 衣料品店, 4.3% その他, 11.2% 行って、買 い物をした 32.1% 行ったが、 買い物は しなかった 2.5% 行かな かった 65.4% 図 23 新規店舗の開拓 (n=1,267) 図 22 商品券の利用先 (利用割合 n=1,267)

(17)

- 15 - (2)多子世帯向けアンケートにおけるプレミアム商品券の利用状況 ①多子世帯優先販売での購入数 多子世帯優先販売での購入数は、2 冊 購入との回答が331 件と 88.0%を占 めた。また、1 冊購入との回答が 13 件3.5%、3 冊購入との回答が 8.5%で あった。なお、多子世帯優先販売に おける購入上限冊数は2 冊であった。 ②一般販売での購入数 多子世帯における一般販売での購入 数は、0 冊が 320 件となり、85.3%を 占めた。多くの世帯が、多子世帯優 先販売のみでプレミアム商品券を購 入している。一般販売で購入した世 帯数は55 件 14.7%となっている。一 般販売で購入した世帯の平均購入冊 数は8.7 冊であった。市民向けアンケ ート平均の7.0 冊と比較して多くな っている。 ③商品券の利用先 多子世帯における商品券の利用先と して最も多かったのは、「スーパー」 88.6%だった。次いで「ドラッグスト ア・薬局」が40.0%となっている。 一般市民向けアンケートと比較して、 「飲食料品小売店」「家電量販店」の 割合が、それぞれ31.6%から 15.1%、 18.3%から 7.8%と大きく減少してい る。 88.6% 40.0% 24.6% 15.4% 15.1% 14.1% 7.8% 6.8% 4.1% 16.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% スーパー ドラッグストア・薬局 衣料品店 飲食店 飲食料品小売店 書店・文具店 家電量販店 コンビニ 自動車・自転車等販売店 その他 13 331 32 0 100 200 300 400 1冊 2冊 3冊 320 1 2 7 0 19 14 6 3 3 0 0 100 200 300 400 0冊 1冊 2冊 3冊 4冊 5冊 6~10冊 11~15冊 16~20冊 21~25冊 26冊以上 図 24 多子世帯優先販売での購入冊数 (多子世帯 n=376) 図 25 一般販売での購入冊数(多子世帯 n=375) 図 26 商品券の利用先(多子世帯 n=370)

(18)

- 16 - ④商品券の利用先(多子世帯) 多子世帯における商品券の利用先 は、「スーパー」が59.3%と最多で あった。「ドラッグストア・薬局」「飲 食料品小売店」を含めた最寄り品の 利用先が74.4%を占めている。買回 り品では、「衣料品店」が7.7%、「家 電量販店」が2.7%であった。市民 向けと同様の傾向となっている。 ④新規店舗の開拓(多子世帯) 「商品券の購入をきっかけに、今ま でに行ったことのない店に行きま したか」という質問で、新規店舗の 開拓状況を調査した。新規店舗に 「行かなかった」との回答が81.5% となっている。一方、「行った」ア ンケート回答者については、「行っ て、買い物をした」が16.2%と、「行 ったが、買い物はしなかった」の 2.2%を大幅に上回っている。このこ とから、商品券の購入がきっかけと なり、新規店舗での購入が増加した と考えられる。 <多子世帯におけるプレミアム商品券の利用状況の概要と考察> 多子世帯における佐倉プレミアム商品券の購入数は、多子世帯優先販売における販売 可能上限である2 冊を購入される回答者が最も多かった。一般販売での購入冊数は 85.3% の回答者が0 と回答している。多子世帯優先販売のみでの購入が多かったと考えられる。 商品券の利用先は、市民向けアンケート同様、スーパーマーケットや飲食料品小売店 が多く、日常の食品の購入に使われている傾向が見られた。 商品券の購入をきっかけとした新規店舗の開拓は、「行った」との回答が18.4%となっ ており、商品券が新規店舗の開拓につながっていることが明らかとなった。 スーパー 59.3% ドラッグスト ア・薬局 10.5% 衣料品店 7.7% 飲食料品 小売店 4.7% 飲食店 3.4% 家電量販 店 2.7% 書店・文具 2.5% その他 9.2% 図 27 商品券の利用先 (利用割合 多子世帯 n=370) 行って、買 い物をした 16.2% 行ったが、 買い物はし なかった 2.2% 行かなかっ た 81.5% 図 28 新規店舗の開拓(多子世帯 n=358)

(19)

- 17 - 2-3 事業者向け利用者アンケートの調査結果及び考察 (1)回答者の属性 ①店舗規模 店舗規模は、今年度からの参加店舗(以下、新規店と称す)、昨年度からの参加店舗(以下、 既存店と称す)共に「100 ㎡未満」が最も多く、それぞれ 60.5%、56.6%であった。大規模 店舗である1,000 ㎡以上の店舗は、新規店が合計 11.1%、既存店が 9.2%であった。 ②業種 業種は、「飲食料品小売店」が最も多く、13.2%であった。次いで飲食店 12.6%、理美容・ エステ・整体等が9.2%であった。 58.6% 56.6% 60.5% 25.5% 28.9% 22.2% 3.8% 5.3% 2.5% 1.9% 0.0% 3.7% 5.7% 3.9% 7.4% 4.5% 5.3% 3.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 合算 既存店舗 新規店舗 100㎡未満 100~300㎡ 300~500㎡ 500~1000㎡ 1000㎡以上 3000㎡以上 13.2% 21.8% 6.3% 12.6% 12.8% 12.5% 9.2% 3.8% 13.5% 9.2% 9.0% 9.4% 6.3% 7.7% 5.2% 5.2% 5.1% 5.2% 4.6% 6.4% 3.1% 3.4% 2.6% 4.2% 36.2% 30.8% 40.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 合算 既存店舗 新規店舗 飲食料品小売店 飲食店 理美容・エステ・整体等 衣料品店 建築・リフォーム店 ドラッグストア・薬局 自動車・自転車等販売店 スーパー その他 図 29 店舗規模 (n=157) 図 30 業種(n=174)

(20)

- 18 - ③従業員数 従業員数は、「3~5人」が33.0%と最も多かった。「2人以下」を合わせた5人以下の店 舗が58.0%と過半を占めている。また、「20人以上」の大型店舗が 14.2%となっている。 ④参加理由 参加理由は、「売り 上げ増を狙って」が 最も多く、回答数91 件52%となった。次 いで、「店のPR を狙 って」が62 件 35.4%、 「新規顧客の開拓 を狙って」が55 件 31.4%だった。 25.0% 25.9% 24.2% 33.0% 34.6% 31.6% 15.9% 18.5% 13.7% 11.9% 8.6% 14.7% 14.2% 12.3% 15.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 合算 既存店舗 新規店舗 2人以下 3~5人 6~10人 11~20人 20人以上 図 31 従業員数(n=176) 52.0% 35.4% 31.4% 20.6% 17.7% 12.6% 12.6% 5.7% 6.3% 47.5% 42.5% 30.0% 17.5% 15.0% 16.3% 21.3% 7.5% 7.5% 55.8% 29.5% 32.6% 23.2% 20.0% 9.5% 5.3% 4.2% 5.3% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 売上増を狙って 店のPRを狙って 新規顧客の開拓を狙って 規模が大きく話題性があったから 客からの要望があって 換金手数料が0になったから 会議所との付き合いで 近隣店・ライバル店が多く参加したか ら その他 合算 既存店舗 新規店舗 図 32 参加理由(複数回答 n=340)

(21)

- 19 - <回答者の属性の概要と考察> アンケート回答者の属性を見ると、「100㎡以下の小型店舗で、従業員は5人以下」 「業種は小売店・サービス店が中心」「売り上げ増や店のPR を狙って参加」などがプレ ミアム商品券の典型的な参加店舗と考えられる。また、小規模企業が参加店舗の過半を 占めていることが明らかとなった。 (2)プレミアム商品券事業への参加による効果 ①参加による効果 参加による効果は、「効果がな かった」と回答した参加店が 62 件 36.5%と最も多かった。 次いで多かったのが、「店のPR ができた」の47 件 27.6%であ った。また、今年度よりプレミ アム商品券事業に参加してい る店舗の22.6%が「売上が増加 した」と回答している。 ②前年同期比売上変化 前年同期比の売上変化に対す る回答は、「±5%以内」との回 答が53.7%を占めた。また、「5 ~10%増加」との回答が 17.3% であり、「10%以上増加」も 3.1%あり、5%以上増加の回答 は20.4%であった。一方、 11.2%の店舗が「10~20%以上 減少」の売上減少と回答してい る。「5~10%減少」も 14.8%あ り、合算すると26.0%が売上減 少と回答している。 20%以上増 加, 1.2% 10~20%増 加, 1.9% 5~10%増 加, 17.3% ±5%以内, 53.7% 5~10%減 少, 14.8% 10~20%減 少, 9.3% 20%以上減 少, 1.9% 合算 36.5% 27.6% 19.4% 11.2% 11.2% 11.2% 7.1% 33.8% 29.9% 15.6% 11.7% 15.6% 7.8% 7.8% 38.7% 25.8% 22.6% 10.8% 7.5% 14.0% 6.5% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 効果はなかった 店のPRができた 売上が増加した 客単価が上がった 客の来店頻度が上がった 新規顧客が増えた その他 合算 既存店舗 新規店舗 図 34 前年同期比売上変化(n=162) 図 33 参加による効果(複数回答 n=211)

(22)

- 20 - また、既存店舗・新規店舗の比較においては、新規店舗の方が「20%以上増加」「10~20% 増加」「5~10%増加」何れの項目でも回答数が多い。新規店舗に対する売り上げ上昇効果 が高かったと考えられる。 ③支払割合 売上のうち商品券で支払われた割合は、「売上の5%未満」が 74.1%だった。また、「使用さ れていない」との回答が6.3%となっている。 10~20% 増加, 1.3% 5~10% 増加, 11.7% ±5%以 内, 62.3% 5~10% 減少, 14.3% 10~20% 減少, 6.5% 20%以上 減少, 3.9% 既存店舗 20%以上 増加, 2.4% 10~20% 増加, 2.4% 5~10% 増加, 22.4% ±5%以 内, 45.9% 5~10% 減少, 15.3% 10~20% 減少, 11.8% 新規店舗 74.1% 73.8% 74.5% 17.8% 21.3% 14.9% 1.7% 1.3% 2.1% 6.3% 3.8% 8.5% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 合算 既存店舗 新規店舗 売上の5%未満 売上の5~10%程度 売上の10%~以上 使用されていない 図 35 支払割合(n=162)

(23)

- 21 - ④平均支払枚数 平均支払枚数は、10.29 枚であった。内訳は、新規参加店舗が 11.76 枚、既存参加店舗が 8.81 枚であった。 ⑤利用者の取込に関する取り組み 取り組みとして最も多く実施され たのは、「ダイレクトメール、チラ シ等によりPR した」と「客への声 掛けを積極的に行った」で、それぞ れ26 件、14.9%であった。また、 利用者の取込に対する取り組みを、 「特にしていない」とした回答が 102 件、58.3%であった。 ⑥効果的と思われる配分枚数 共通券と専用券の効果的と思われ る配分枚数についての回答の平均 は、共通券9.68 枚、専用券 3.37 枚 であった。 ⑦参加店舗になった感想 参加店舗になった感想として、最も 多かったのは「まあまあ良かった」 との回答で、45.5%を占めている。 「とても良かった」18.2%を含めた、 参加して良かったとする意見は 63.7%と過半を占め、良くなかった とする意見はわずか 6.3%であった。 14.9% 14.9% 18.9% 58.3% 12.5% 13.8% 16.3% 66.3% 16.8% 15.8% 21.1% 51.6% 0% 20% 40% 60% 80% ダイレクトメール・チラシ 等によりPRした 客への声掛けを積極的に 行った その他 特にしていない 合算 既存店舗 新規店舗 9.68 3.37 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 共通券 専用券 図 37 専用券と共通券の配分枚数(n=153) 図 36 利用者の取込に関する取り組み(複数回答 n=187) 18.2% 16.0% 20.0% 45.5% 50.6% 41.1% 30.1% 25.9% 33.7% 6.3% 7.4% 5.3% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 合算 既存店舗 新規店舗 とても良かった まあまあ良かった どちらとも言えない あまりよくなかった 図 38 参加店舗になった感想(n=176)

(24)

- 22 - ⑧今後の参加意向 参加店舗の今後の参加意向は、「参加し たい」が73.1%と過半を占めた。「参加 したくない」との回答は7.4%に留まっ ている。 ⑨昨年度の「佐倉プレミアム商品券」 事業の影響(既存店舗のみ) 昨年度の「佐倉プレミアム商品券」事 業の影響として、売上・新規顧客の増 加が一時的にはあったとする回答が3 割強あったが、今でも継続していると の回答はごく僅かで、「影響はなかった」 とする回答が過半を占めている。 ⑩額面の変更に対する変化 昨年度の「佐倉プレミアム商品券」の額 面 500 円から、今年度の額面 1000 円へ変 更したことに対する顧客の変化として、 20.3%の回答者が「客単価が上がった」と 回答している。また、「まとめ買い・つい で買いが増えた」との回答も 17.7%を占 めた。一方、最も多かった回答は「特に 変化がない」で、51.9%だった。 20.3% 17.7% 16.5% 1.3% 51.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 客単価が上がった まとめ買い・ついで買いが 増えた わからない その他 特に変化はない 63.2% 67.6% 73.3% 34.2% 29.7% 26.7% 2.6% 2.7% 0.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 売上 新規顧客数 来店頻度 影響はなかった 売上が増加したが、影響は一時的だった 売上が増加して、影響が継続している 図 40 昨年度の影響(既存店 n=76) 図 41 額面の変化に対する影響(複数回答 既存店 n=84) 73.1% 34.9% 38.3% 7.4% 2.9% 4.6% 19.4% 8.6% 10.9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 合算 既存店舗 新規店舗 参加したい 参加したくない わからない 図 39 今後の参加意向(n=175)

(25)

- 23 - ⑪昨年参加しなかった理由 今年度の「佐倉プレミアム商品券」 に新規に参加した店舗が昨年参 加しなかった理由は、「商品券事 業を知らなった」が 28.9%と最も 多かった。 <プレミアム商品券事業への参加による効果の概要と考察> プレミアム商品券参加による効果として最も多かったのは、店のPR 効果であった。更 に、22.6%の参加店舗において売上が増加していることが明らかとなった。また、売上に おける支払割合は、売上の5%未満が最多であった。 利用者の取込に関しては、多くの店舗が特にしていない状況が明らかになった。 参加店舗になった感想は、ポジティブな回答が過半を占めている。また、参加店舗の 多くが今後もプレミアム商品券事業へ参加したい、と回答している。 プレミアム商品券事業による具体的な効果を感じている店舗は一部に留まっているこ とから、事業効果をより高めていくためには、参加店が利用者の取り込みに関して積極 的に対応策を講じるようにすることが重要なポイントと言える。 28.9% 14.5% 13.3% 7.2% 15.7% 0% 10% 20% 30% 40% 商品券事業を知らなかったか ら 参加メリットが感じられなかっ たから 換金手数料がかかったから 参加費が高かったから その他 図 42 昨年参加しなかった理由(複数回答 新規店 n=83)

(26)

- 24 - 3 プレミアム商品券発行事業がもたらした効果 (1)プレミアム商品券発行事業により増加した消費購買額 ① 商品券を使用したお買い物状況から分析した経済効果 単位:円 項目名 平均値 最小値 最大値 (a)商品券によるお買い物の合計 (a) = (b) + (c) 72,618 1,000 760,000 (n=1498) 消費予定額 (b)普段の買い物を商品券で支払った 58,131 0 461,000 (n=1498) 消費喚起額① (c)商品券の入手がきっかけとなった商 品・サービスの購入(商品券による支払い) 14,487 0 510,000 (n=1498) 消費喚起額② 商品券の入手がきっかけとなった商品・サービスの購 入 (追加支出した現金など) 6,241 0 319,000 (n=1498) <商品券を使用したお買い物状況から分析した経済効果の概要と考察> 1. 消費予定額の算出 消費予定額:58,131 円 「a 商品券によるお買い物の合計」のうち、もともと予定していた商品を商品券で購入した 金額の平均値である。 2. 消費喚起額の算出 (1) 消費喚起額①(購入予定はなかったが商品券で購入した金額):14,487 円 商品券によるお買い物をした金額のうち、もともと購入予定はなかったが商品券があるこ とにより消費が喚起され、買い物に至った金額の平均値である。 (2) 消費喚起額②(購入予定はなかったが現金などで追加支出した金額):6,241 円 もともと購入予定はなかったが、商品券がある事により消費が喚起され、現金などで追加

(27)

- 25 - 支出して買い物に至った金額の平均値である。 (3) 商品券発行に伴う消費喚起額:20,728 円 消費喚起額①(購入予定ではなったが商品券で購入した金額)(14,487 円)と、消費喚起額② (購入予定ではなかったが現金などで追加支出した金額)の平均値(6,241 円)の合計値が、商品 券発行に伴う消費喚起額の平均となる。 (参考)14,487 円+6,241 円=20,728 円 3. 考察 <商品券発行に伴う経済効果> 商品券発行に伴う消費喚起額: 20,728 円 商品券による買い物の合計金額 72,618 円 消費予定額 普段の買い物を 商品券で支払った金額 58,131円 消費喚起額① 購入予定はなかったが 商品券で購入した金額 14,487円 消費喚起額② 購入予定はなかったが 現金などで追加支出し た金額 6,241円 1 世帯当たりの「商品券による買い物の合計金額」の平均値は 72,618 円で、その内、消費 喚起額である「購入予定はなかったが商品券で購入した金額」は14,487円となった。また、 同じく消費喚起額である「購入予定はなかったが現金などで追加支出した金額」は6,241円 となっており、商品券を購入した一世帯当たり合計 20,728 円の経済効果を生み出したと言え る。

(28)

- 26 - 参考:多子世帯における 商品券を使用したお買い物状況から分析した経済効果 項目名 多子世帯 平均値 多子世帯 最小値 多子世帯 最大値 (a)商品券によるお買い物の合計 (a) = (b) + (c) 35,002 1,000 370,000 (n=334) 消費予定額 (b)普段の買い物を商品券で支払った 26,766 0 365,000 (n=334) 消費喚起額① (c)商品券の入手がきっかけとなった 商品・サービスの購入(商品券による 支払い) 8,236 0 300,000 (n=334) 消費喚起額② 商品券の入手がきっかけとなった商品・サービス の購入(追加支出した現金など) 3,742 0 200,000 (n=334) <多子世帯における商品券発行に伴う経済効果> 商品券発行に伴う消費喚起額: 11,978 円 商品券による買い物の合計金額 35,002 円 消費予定額 普段の買い物を 商品券で支払った金額 26,766円 消費喚起額① 購入予定はなかったが 商品券で購入した金額 8,236円 消費喚起額② 購入予定はなかったが 現金などで追加支出し た金額 3,742円 多子世帯1世帯あたりの「商品券による買い物の合計金額」の平均値は 35,002 円で、その内、 消費喚起額である「購入予定はなかったが商品券で購入した金額」は 8,236 円となった。また、 同じく消費喚起額である「購入予定はなかったが現金などで追加支出した金額」は 3,742 円とな っており、商品券を購入した一世帯当たり合計 11,978 円の経済効果を生み出したと言える。

(29)

- 27 - ② プレミアム商品券発行事業により増加した消費購買額 平均値 1 冊あたり 総販売冊数 (66,000 冊) 発行額 - 13,000 円 8 億 5,800 万円 販売金額 - 10,000 円 6 億 6,000 万円 消費喚起額① 14,487円 2,266 円 1 億 4,955 万円 消費喚起額② 6,241円 976 円 6,441 万円 消費購買額の増加分 =「消費喚起額①+消費喚起額②」 20,728 円 3,242 円 2 億 1,396 万円 (A) 1 世帯あたりの商品券利用枚冊数 利用者アンケート調査によると、1 世帯あたりの商品券購入冊数は 6.391 冊であった。 (B) 消費喚起額① 「購入予定はなかったが商品券で購入した金額」である消費喚起額①について、1 冊あたりの 消費喚起額①を算出するために「消費喚起額①の平均値14,487円」を「1 世帯あたりの商品券 利用数 6.391 冊」で割る。 14,487 (円) ÷ 6.391(冊) = 2,266(円) 次に、プレミアム商品券発行事業全体の消費喚起額①を算出するために、上記で算出した「1 冊あたりの消費喚起額①2,266 円」に、「総販売冊数 66,000 冊」を掛ける。 2,266(円) × 66,000(冊) = 1 億 4,955 万円 (C) 消費喚起額② 「購入予定はなかったが現金などで追加支出した金額」である消費喚起額②について、1 冊あ たりの消費喚起額②を算出するために、「消費喚起額②の平均値 6,241 円」を「1 世帯あたりの 商品券利用数 6.133 冊」で割る。 6,241(円) ÷ 6.391(冊) = 976(円) 次に、プレミアム商品券発行事業全体の消費喚起額②を算出するために、上記で算出した「1 冊あたりの消費喚起額②995 円」に、「総販売冊数 66,000 冊」を掛ける。 976(円) × 66,000(冊) = 6,441 万円 (D) 消費購買額の増加分 「消費購買額の増加分」を算出するため、「消費喚起額①1 億 4,955 万円」と「消費喚起額②

(30)

- 28 - 6,441 万円」を足す。 1 億 4,955 万円 + 6,441 万円 = 2 億 1,396 万円 今回のプレミアム商品券発行事業により負担したプレミアム分は 3,000 円×66,000 冊=1 億 9,800 万円である。このため今回のプレミアム商品券発行事業により、プレミアム分 1 億 9,800 万円に対し、消費購買額はおよそ 1.08 倍の 2 億 1,396 万円にまで増加させることが出来たとい える。 参考:多子世帯によるプレミアム商品券発行事業により増加した消費購買額 多子世帯 平均値 多子世帯 1 冊あたり 消費喚起額① 8,236円 2,473 円 消費喚起額② 3,742円 1,123 円 消費購買額の増加分 =「消費喚起額①+消費喚起額②」 11,978 円 3,596 円 (A)1 世帯あたりの商品券利用枚冊数 多子世帯における利用者アンケートによると、1 世帯あたりの商品券購入冊数は 3.330 冊で あった。 (B)消費喚起額① 「購入予定はなかったが商品券で購入した金額」である消費喚起額①について、1 冊あたり の消費喚起額①を算出するために「消費喚起額①の平均値 8,236 円」を「1 世帯あたりの商品券 利用数 3.330 冊」で割る。 8,236 (円) ÷ 3.330(冊) = 2,473(円) (C)消費喚起額② 「購入予定はなかったが現金などで追加支出した金額」である消費喚起額②について、1 冊あ たりの消費喚起額②を算出するために、「消費喚起額②の平均値 3,742 円」を「1 世帯あたりの 商品券利用数 6.133 冊」で割る。 3,742(円) ÷ 3.330(冊) = 1,123(円) 多子世帯によるプレミアム商品券発行事業により増加した消費購買額は、1 冊あたりの消費購 買額の増加分が 3,596 円となり、全世帯平均の 3,242 円を 354 円上回っている。このことから、 多子世帯優先販売は消費購買額の増加にプラスの効果をもたらしたといえる。

(31)

- 29 - (2)商品項目別の買い物金額 商品項目別買い物金額(合計値) 項目 商品券での支払い分 商品券以外での 支払い分 合計 額(千円) 割合 額(千円) 割合 額(千円) 割合 生鮮食料品 21,940 38.50% 3,881 28.83% 25,821 36.65% 加工食品、飲料等 7,790 13.67% 1,449 10.76% 9,239 13.12% 衣類、寝具 3,732 6.55% 777 5.77% 4,509 6.40% 家具・建具等 850 1.49% 323 2.40% 1,173 1.67% 家電製品 6,981 12.25% 2,490 18.50% 9,471 13.44% 宝飾品、かばん、革製 品 377 0.66% 215 1.60% 592 0.84% 時計、眼鏡 774 1.36% 122 0.91% 896 1.27% 化粧品、医薬品 1,915 3.36% 382 2.84% 2,297 3.26% 台所用品 694 1.22% 77 0.57% 771 1.09% 自動車、自転車本体 730 1.28% 102 0.76% 832 1.18% 自動車関連部品 937 1.64% 307 2.28% 1,244 1.77% 玩具・娯楽用品 280 0.49% 152 1.13% 432 0.61% 住宅関連 1,474 2.59% 848 6.30% 2,322 3.30% 娯楽・レジャー 2,040 3.58% 954 7.09% 2,994 4.25% 外食 3,279 5.75% 788 5.85% 4,067 5.77% 美容、エステ等 660 1.16% 116 0.86% 776 1.10% 教養、教育 634 1.11% 166 1.23% 800 1.14% その他 1,895 3.33% 313 2.33% 2,208 3.13% 合計 56,982 100.00% 13,462 100.00% 70,444 100.00%

(32)

- 30 - <消費喚起額の内訳の考察> 1. 商品券での支払い分 消費喚起額のうち、商品券で支払った分の内訳は、「生鮮食料品」が 38.50%で最も多く、次い で「加工食品、飲料等」13.67%、「家電製品」12.25%と続いた。普段の買い物において特に商品 券を使ったことがうかがえる 2. 商品券以外での支払い分 消費喚起額のうち、商品券以外での支払い分の内訳も、「生鮮食料品」が 28.83%と最も多く、 次いで「家電製品」18.50%、「加工食品、飲料等」10.76%と続いた。普段の買い物の延長上での 支払いが多かったと考えられる。 3. 消費喚起額の合計 消費喚起額の合計では、「生鮮食料品」36.65%が最も多く、「家電製品」13.44%、「加工食品、 飲料等」13.12%、「衣類、寝具」6.40%と続いた。これらの 4 項目で消費喚起額の約 7 割となり、 ある程度、これらの消費項目が主な消費喚起項目であると考えられる。

(33)

- 31 - 4 プレミアム商品券発行事業による経済波及効果 プレミアム商品券発行事業による経済波及効果を、平成 17 年千葉産業連関表により推計した。 経済波及効果とは、ある産業の生産額や価格に変化が生じたとき、経済におけるさまざまな 取 引の連鎖によって他の商品の需要が生み出され、それを製造するさまざまな産業の生産が誘発さ れることをいう。経済波及効果分析に際しては、産業ごとの生産・販売等の取引額を行列形式に した指標である産業連関表を用い、増加した消費購買額を次の手順に従って 36 部門の入力数値 を試算して行った。 ① 「3.2.商品喚起額の内訳」においてアンケート結果を商品項目別に整理した結果に基づ き、増加した消費購買額(2 億 1,396 万円)を商品項目別に割り振る。(商品項目別の増 加した消費購買額を参照) ② ①で導き出された品目別数値を波及効果試算用(36 部門)の部門別発生需要額に再分 類を行う。(36 部門への再分類結果を参照) ③ 再分類した部門別発生需要額の数値を千葉県経済波及効果分析ツールのデータ入力表 にそれぞれ入力して結果を得る。 商品項目別の増加した消費購買額 商品項目 構成比率 消費購買額の増額分(千円) 生鮮食料品 36.65% 78,426 加工食品、飲料等 13.12% 28,062 衣類、寝具 6.40% 13,695 家具・建具等 1.67% 3,563 家電製品 13.44% 28,766 宝飾品、かばん、革製品 0.84% 1,798 時計、眼鏡 1.27% 2,721 化粧品、医薬品 3.26% 6,977 台所用品 1.09% 2,342 自動車、自転車本体 1.18% 2,527 自動車関連部品 1.77% 3,778 玩具・娯楽用品 0.61% 1,312 住宅関連 3.30% 7,053 娯楽・レジャー 4.25% 9,094 外食 5.77% 12,353 美容、エステ等 1.10% 2,357 教養、教育 1.14% 2,430 その他 3.13% 6,706 合計 100.00% 213,960

(34)

- 32 - 36 部門への再分類結果 商品項目 ⇒ 36 部門への変換 増加した 商品購買 額 分析ツールへの 入力値 生鮮食料品 ⇒ 飲食料品 78,426 106,488 加工食品、飲料等 ⇒ 飲食料品 28,062 衣類、寝具 ⇒ 繊維製品 13,695 13,695 家具・建具等 ⇒ パルプ・紙・木製品 3,563 3,563 家電製品 ⇒ 電気機械 28,766 28,766 宝飾品、かばん、革製品 ⇒ その他の製造工業製品 1,798 15,226 時計、眼鏡 ⇒ その他の製造工業製品 2,721 化粧品、医薬品 ⇒ 化学製品 6,977 6,977 台所用品 ⇒ その他の製造工業製品 2,342 自動車、自転車本体 ⇒ 輸送機械 2,527 2,527 自動車関連部品 ⇒ 電子部品 3,778 3,778 玩具・娯楽用品 ⇒ その他の製造工業製品 1,312 住宅関連 ⇒ その他の製造工業製品 7,053 娯楽・レジャー ⇒ 対個人サービス 9,094 26,233 外食 ⇒ 対個人サービス 12,353 美容、エステ等 ⇒ 対個人サービス 2,357 教養、教育 ⇒ 対個人サービス 2,430 その他 ⇒ 分類不明 6,706 6,706 合計 213,960 213,960 単位:千円

(35)

- 33 - 経済波及効果試算結果 単位:千円 需要増加額 213,960 うち県内需要額 75,348 単位:千円 総合効果 合計 直接効果 第1次間接 波及効果 第2次間接 波及効果 生産誘発額 119,399 75,348 29,885 14,165 租付加価値誘発額 60,293 34,715 16,319 9,259 雇用者所得誘発額 33,116 21,256 8,445 3,415 ※直 接 効 果:県内の生産・サービス誘発額 ※第 1 次間接波及効果:直接効果によりさらに誘発される生産・サービス誘発額 ※第 2 次間接波及効果:雇用者所得増加により誘発される生産・サービス誘発額 ※数値は平成 17 年千葉県産業連関表 分析ツール(千葉県 HP 掲載)を使用して分析

(36)

- 34 - 経済波及効果分析のフローチャート ×粗付加価値率 ×雇用者所得率 34.72 百万円 雇用者所得額(直接) 21.26 百万円 ×自給率  ×粗付加価値率       16.32 百万円 雇用者所得額(1次) 8.45 百万円  ×雇用者所得率 ×消費転換率 ×民間消費支出の構成比 ×自給率  ×粗付加価値率 9.26 百万円 雇用者所得額(2次) 3.41 百万円  ×雇用者所得率 粗付加価値額(2次) 県内自給額 23.11 百万円 雇用者所得額計 29.70 百万円 粗付加価値額(1次) 百万円 中間投入額 百万円 粗付加価値額(直接) 213.96 39.28 ×投入係数 需要増加額(マージン処理・36部門への格付け) 75.35 百万円 県内需要増加額(直接効果) 百万円 消費誘発額 17.98 百万円 県内消費誘発額 11.53 百万円 ×自給率 ×逆行列係数 ×逆行列係数 生産誘発額(1次) 29.89 百万円 生産誘発額(2次) 14.17

(37)

- 35 - 5 総評 今回のプレミアム商品券発行事業は、市内の消費を喚起し、地域経済の活性化を図るこ とを目的として、30%のプレミアムを付加した商品券を1セット1万円で 66,000 冊、総額 8 億 5,800 万円(プレミアム分含む)、1人1回5冊を限度に販売した事業である。この調査 は、この商品券を購入した地域住民が商品券を使用して、地域で買い物をし、購買行動を 維持拡大しているかを把握し、結果的に地域経済の活性化に貢献しているかを検証する目 的で実施した。調査結果は以下の通りであった。 【プレミアム商品券の購入と利用状況】  アンケート回答者の属性を見ると、「60~70 代の女性」「夫婦二人暮らしの主婦」「商品 券発売を佐倉市広報で認知」などが佐倉プレミアム商品券の典型的な購入者像と考え られる。夫婦二人世帯の妻である、専業主婦の高齢女性が、プレミアム商品券の中心 的な購入者になっていると考えられる。  佐倉プレミアム商品券の購入数は、1人あたりの上限である5冊を購入される回答者 が最も多かった。また、1世帯で6冊以上の商品券を購入する回答者が 38.5%を占めて いる。  商品券の利用先は、スーパーマーケットや飲食料品小売店が多く、日常の食品の購入 に使われている傾向が見られた。  商品券の購入をきっかけとして、34.6%の回答者が新規店舗に行っていることが明らか となった。更に、新規店舗に訪問した回答者の多くは「買い物をした」と回答してい ることから、商品券の購入をきっかけとして、地域一般商店へ新規顧客が流入し、店 舗における売上が増加したと考えられる。  今回のアンケート結果において最も多かった自由回答の意見・要望は、商品券の購入 に関する不平等・不公平感、購入までの待ち時間の長さに関する不満である。プレミ アム商品券の発売は3日間に分けられており、1人の購入者が複数の発売場所を巡回 することが可能であった。また、一世帯あたり複数の方が購入することが可能であり、 世帯当たりの購入冊数に大きな差異が見られた。更に、購入者を市内居住者に限定し ていなかった点、販売時のルールが明確でなかった点が挙げられている。上記商品券 販売における制度の盲点の存在により、結果として購入者から不満が多く寄せられる こととなった。今後同様の事業を行う際は、「公平・公正性」に配慮した販売制度の再 設計を検討すべきと考える。 【多子世帯優先販売におけるプレミアム商品券の購入と利用状況】  アンケート回答者の属性を見ると、「30~40 代女性」「夫婦+子供 3 人の 5 人世帯の主 婦」「商品券発売を多子世帯優先販売の通知で認知」などがプレミアム商品券の典型的

(38)

- 36 - な購入者像と考えられる。  市民向けアンケートと比較して、若い世帯の回答者が多い。また、個別世帯へ発送さ れた多子世帯優先販売の通知が、商品券の認知に効果的だったことが分かる。  多子世帯における佐倉プレミアム商品券の購入数は、多子世帯優先販売における販売 可能上限である 2 冊を購入される回答者が最も多かった。一般販売での購入冊数は 85.3%の回答者が 0 と回答している。多子世帯優先販売のみでの購入が多かったと考え られる。  商品券の利用先は、市民向けアンケート同様、スーパーマーケットや飲食料品小売店 が多く、日常の食品の購入に使われている傾向が見られた。  商品券の購入をきっかけとした新規店舗の開拓は、「行った」との回答が 18.4%となっ ており、商品券が新規店舗の開拓につながっていることが明らかとなった。  多子世帯優先販売におけるアンケート結果において最も多かった自由回答の意見・要 望は、多子世帯優先販売制度への感謝を示すものが最も多かった。今回の一般販売で は、長時間の待ち時間が発生したことから、子連れでの一般販売への参加は難しい状 況であった。一般販売での購入が困難であったことから、優先販売を実施することで、 一定の公平性を保つことができたのではないかと考える。同様の意見として、障がい 者や要介護者を抱える家庭に対する優先販売を求める意見も多かった。今後、販売方 法を検討する場合には、上記買い物弱者に対する配慮が求められるのではないかと考 える。 【プレミアム商品券の取扱事業者への影響】  アンケート回答者の属性を見ると、「100㎡以下の小型店舗で、従業員は5人以下」 「業種は小売店・サービス店が中心」「売り上げ増や店の PR を狙って参加」などがプ レミアム商品券の典型的な参加店舗と考えられる。また、小規模企業が参加店舗の過 半を占めていることが明らかとなった。  プレミアム商品券参加による効果として最も多かったのは、店の PR 効果であった。売 上の増加効果を感じた参加店は一部に留まっている。また、売上における支払割合は、 売上の 5%未満が最多であった。  利用者の取込に関しては、多くの店舗が特にしていない状況が明らかになった。  参加店舗になった感想は、ポジティブな回答が過半を占めている。また、参加店舗の 多くが今後もプレミアム商品券事業へ参加したい、と回答している。  プレミアム商品券事業による具体的な効果を感じている店舗は一部に留まっているこ とから、事業効果をより高めていくためには、参加店が利用者の取り込みに関して積 極的に対応策を講じるようにすることが重要なポイントと言える。

(39)

- 37 - 【経済波及効果】  プレミアム商品券を発行したことによる消費購買額の増加額は、「購入予定はなかった が商品券で購入した金額」1 億 4,955 万円と、「購入予定はなかったが現金などで追加 支出した金額」6,441 万円の、合計2 億 1,396万円であった。  プレミアム商品券発行事業による経済波及効果を平成 17 年千葉県産業連関表により推 計した。今回のプレミアム商品券による地域経済への波及効果は、増加した消費購買 額を 214 百万円と想定した場合で、県内での直接効果(生産誘発額)は 75 百万円とな った。 本調査の結果、今回のプレミアム商品券発行事業については、購入に際して長蛇の行列 ができるなど、地域住民からの人気が高かった。しかし、旺盛な購入需要に対する制度設 計に関する不満が多数寄せられる結果となった。経済効果としては、一定の消費喚起が実 現され、更に地域中小規模店舗に対する売上増加・顧客流入等の効果があった。上記より、 商品券事業の「市内の消費を喚起し、地域経済の活性化を図ること」という目的を達成し ていると言える。

(40)

- 38 - 6 ご意見(自由回答の意見・要望から主なものを抜粋) <事業の継続希望>  とても活用できました。ぜひ来年もよろしくお願いします。  メリットが多いので来年も続けてほしい。並ぶのも楽しかった。大変だけど、メリッ トの方が大きかった。  もっとたくさん発行して、みんなが買えるようにしてほしい。プレミアム率がよいの で助かりました。  プレミア 3000 円は大変喜ばしい。もう少し楽な形で、多くの人が買える方法を検討し てください。来年も楽しみにしております。  今後も販売してほしいが、より良い方法を考えてほしい。  大変でしょうがまたよろしくお願いします。  使いやすく良かったです。また企画してください。  毎年あるとありがたい。プレミアム 3000 円がだめなら 2000 円でもいい。 <消費行動の変化>  商品券がなければ電気製品は買っていなかったと思う。  冷蔵庫も買え、家族で外食をし、嬉しかったです。またあればいいなと思います。  軽減税率よりプレミアム商品券の方がうれしい。購入方法を考えてほしい。現金より 商品券の方が買い控えせず買ってしまう。  友人知人にピーナッツを送ることができてとてもよかったです。  販売時にトラブルもあったが、私はイベントのような気持で行列を楽しみました。3 割の部分でリッチな外食ができ、とてもよかったです。  家計が助かりました。プレミアム分は娘たちに洋服を購入してあげられました。いつ もは古着しか買えないので。  来年もぜひこのようなサービスがあると嬉しい。財布のひもも緩み、とてもいいと思 う。 <販売方法>  朝から並んでも入手できなかった方が多く、抽選などできるだけ公平になるように検 討していただきたい。  朝七時にいっても買えなかった。病弱・介護者・被介護者・小さい子供など、弱者に 配慮する販売方法など、事前予約受付で公平にしてもらいたい。  朝早く並んで周りでトラブルが多く、いやな気分になったので、抽選など公平な方法 で買えるようにしてほしい。購入時の注意点ももっとわかりやすくした方がいい。  朝六時からならんで買えなかった。1家族の買える上限を決める等の工夫をしてほし

(41)

- 39 - い。1家族30万円買った人がいた。  アルバイトで並んでいる不思議な若者たちと、仕切っている男性がいた。赤ちゃんま で人数に数えるのは理解できない。不公平感を感じた。  売り方に問題があった。早朝から外に並ばせ、一家の代表が一人並び、後からぞろぞ ろと家族が横入りしても係員は見ぬふりであった。再考してほしい。  購入時に VIP 待遇の老人3名が割り込んできた。スタッフが誘導していたのはいかが なものか。5時間近く並んでいたのだから、怒りがこみあげてきた。(臼井のイオン)  小さい子供がいるため、朝早くから並ぶのはきつい。結局時間に余裕のある高齢者ば かりが購入できて、不公平感が半端ない。こんなシステムならやめてほしい。この税 金を別のところで使ってください。 <対象者>  子供まで並んで買っている人がいたが、高齢者が並んでも買えず、気の毒でした。子 供や佐倉市以外の人は買えないように願いたいです。  八千代や酒々井から来ている人がいて、市民でないひとが買えるのはおかしい。申し 込み制にしてほしい。  販売方法に難あり。割り込みがあったり、不公平感があり、他の市町村の人も多く買 っているので、佐倉市の税金がそのようにつかわれているのはどうかとおもう。販売 予定時刻に行ったらとっくに終了していた。 <参加店舗について>  赤い商品券(中小企業)が使える店が少なかった。  使用できる店が少なく、中小店分については行ってみたいと思ったところでは使えな った。おまけ分もどこでも使えるようにしてください。  地域の商業振興とはいえ地元の商店よりスーパーなどの方が商品数が多いので、スー パーや地元商店でもつかえるようにしてほしい。  今後も毎年やってほしい。加盟店の公表を早くしてほしい。  大手スーパーの割合が多くてよかった。コンビニも使えて助かった。来年もぜひやっ てほしい。  普段佐倉市で買い物をする機会がありませんでしたが、この機会にたくさん買い物で きました。 <その他要望>  お豆腐屋さんで商品券を使うには、1000円券では使えません。500円券が必要 です。  おつりが出ないため、500 円券があると便利だと思う。

(42)

- 40 - <多子世帯優先販売>  2冊で十分と思っていましたが、あっという間に使い切ってしまいました(普段の買 い物で)。もっと冊数を多く購入できれば大きな買い物もできると思いました。  子供たちの成長に応じて食費が増えてきたため、有効利用させていただきました。来 年もあれば利用させてもらいます。  子供が多いと食費がかかるので今回みたいに学用品や文具に限定されず、食品が購入 できてとてもありがたかったです。  朝早く並んでも、特定の人のみが恩恵を受けられる制度はいかがなものか。もっと平 等に。店頭販売はやめてほしい。事前抽選やネット販売などにするとよい。店周辺道 路の渋滞で迷惑した。  早朝から並んだ人がたくさん買い占めたりして、公平に届かないのはとても不公平を 感じた。体の悪い人、年寄にもいきわたるよう他の自治体では買う枚数を制限してい たりしている。八千代市のように抽選なんかもいいと思う。  今回の優先販売は嬉しかったです。早朝から並んでも買えず、先着順は混乱していま した。違う方法で販売してください。平日の早朝は働く人・子育て世帯には無理。商 品券自体は大変良かったので続けてほしい。  多子世帯優先販売できて本当に感謝しています。通常販売は大行列で並ぶことが困難 でした。プラスでいただけた分で外食に2回いけました。  またやってくれると嬉しいです。おかげで新しい靴を子供に買ってあげられました。 多子世帯優先はとてもうれしいです。  優先販売は大変助かる企画でした。少子化対策として有効だと思います。このような 企画を継続していただければうれしいです。一般販売分は運よく入手できましたが、 入手方法を考えてください。 【事業者向け】  使用人数は多くなかったが、高額商品を購入される際に使用される方がいらっしゃっ たので効果はあった。  今回プレミアム率が高かったため、人気があって購入できなかった方が多かったよう です。1人5セットではなく、3セット程度で、広くたくさんの人が利用できたらと 思います。また、申込制にして、公平に行き渡るようにするのも一方法かと思います。  商品券は各家庭に渡るようにしてほしい。夜中から並んで買っている方がたくさんい たけれど、おかしいと思う。平等でお願いします。  予想を大きく上回る利用数で驚きました。  一部の方が大量に持参される傾向があるので、広く行き渡るよう、販売方法を考えて 欲しい。

参照

関連したドキュメント

商品コード 商品名 容量 VT 参考上代(税抜き) タイプ

各新株予約権の目的である株式の数(以下、「付与株式数」という)は100株とします。ただし、新株予約

第16回(2月17日 横浜)

③ 大阪商工信金社会貢献賞受賞団体ネットワーク交流会への参加 日時 2018年11月14日(水)15:00〜18:30 場所 大阪商工信用金庫本店2階 商工信金ホール

購読層を 50以上に依存するようになった。「演説会参加」は,参加層自体 を 30.3%から

2011 (平成 23 )年度、 2013 (平成 25 )年度及び 2014 (平成 26 )年度には、 VOC

参加した時期: 2019 年 誰と参加したか:友達と 何回目の参加か: 3

安心して住めるせたがやの家運営事業では、平成 26