感 情 表 出 に よ る ス ト レ ス ・ コ ー ピ ン グ が 精 神 的 健 康 に 及 ぼ す 影 響
学 校 教 育 専 攻 人筒形成コース 指 導 教 官 皆 川 直 凡 内 田 香 奈 子 キーグ~ 1-" :I
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はじめに 方 法 現代社会における健康問題,特に精神的健康 調 査 協 力 者 大 学 生7
3
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名で,有効回答数は7
1
7
問題が深刻化している.その中でも特に抑うつ (男性3
4
3
,女性3
7
4
)
名で、あった. うち,検査ー が問題としてあげられ,放置しておくとうつ病 再検査信頼性検討の対象者は7
4
(男性3
2
,女性4
や身体的健康を害することが示されていること 2)名であった.構成概念妥当性は仲間評定法で からも,これを減らすと同時に,ストレスに対5
0
(男性1
7
,女性3
3
)
名,電話調査法では3
0
名で, する耐性を身につけるための予防的アプローチ 有効回答数は2
0
(男性9
,女性1
1)名であった. が必要と考えられる.そこで,本稿ではストレ 調 査 材 料 3回の予備調査を経て精選された, ス・コーピング研究に着目した.コーピング研E
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第1
因子:女性7
項目,男性6
項目,第2
因子 究はFolkman
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9
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を皮切りに様々 :女性7
項目 男 性7
項目)を用いた.予備調査 な尺度が開発され,これまで検討がなされて来 の段階で,第1因子は,誰かに頼って感情表出 た分野である.しかし既存の測度には,アプロ に よ る コ ー ピ ン グ を 行 う f他 者 依 存 的 感 情 表 ーチ方法の問題や,信頼性,妥当性の問題,ス 出J,第2因 子 は , 自 分 の 力 で 感 情 表 出 に よ る トレス・コーピングの概念と測定方法における コーピングを行う「独立的感情表出j と命名さ 事離の問題,そして構造の問題があげられた. れ て い る . こ のECQ
は「怒り Jr
落 胆j では同 更に,既存の尺度における情動焦点型コーピン 様の構造が確認されているが 構成項目に性差 グとされているコーピング方略の中に,ストレ ス反応と交絡した項目が混在している問題が, が見られたため,性別の測度となっている.ま た,仲間評定法には各因子の概念を表した一文S
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1. (19
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によって指摘されている を冒頭にのせ,評定者以外のメンバーの名前を 分野であった.そこで,研究 Iではコーピング 記したものを集団ごとに作成した. 研究における上記の問題を考慮、し,新たな尺度 手続き 大学の講義等を利用し,集団実施した. 開発を行ったうえで,研究 Eにおいて情動焦点 回答者には,普段の生活の中で,何らかの出来 型コーピングの本来の機能の検証を行った. 研 究 1 事に直面し fイライラしたり,腹が立ったJr
が っかりしたり,落ち込んだjそれぞれの場面を 想定してもらい,その気持ちをやわらげるため, 目的 意識的に行うコーピングの程度について5件 法 感情表出によるコーピング尺度を開発し そ で回答を求めた.検査一再検査信頼性では約5 の信頼性と妥当性の検証を行うことである. 週 間 の 間 隔 を 置 い て , 同 ー の 調 査 対 象 者 に2回-2-実施した.仲間評定法についてはECQならびに ・鹿野・北村・浅井, 1985)を用いた.また, 専用の用紙を郵送により配布し,後日回収した. コーピングの構造を検討する際にFolkman