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児童の職業観・勤労観を育む授業プログラムの開発

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(1)

児童 の職 業観 ・ 勤 労観 を育 む授 業 プ ロ グ ラム の 開発

P12038J

周 藤

匡 文

【キーワー ド】職業観 0勤 労観

職業価値観

キャリア教育

授業プログラム開発

【要 旨 】 キ ャ リア 教 育 は 、 小 学 校 か ら大 学 ま で を 通 して 、 職 業 観 ・ 勤 労 観 等 、 態 度 意 欲 、 基 礎 的・ 汎 用 的 能 力 等 を 育 成 して い く こ と と され て い る。 これ らの領 域 の 中 で 、職 業 観 0 勤 労 観 の 育 成 、 特 に職 業 価 値 観 の 育 成 は 、 他 の 諸 能 力 等 の 育 成 と と も に 重 要 な 要 素 と 考 え られ る。 本 研 究 は 、 小 学 生 の 職 業 観

0勤

労 観 を培 うた め の 授 業 を 中 心 とす る プ ロ グ ラ ム を 開 発 し、 そ の 効 果 を検 討 す る こ と を 目的 と した 。 プ ロ グ ラ ム の 目標

:児

童 が 次 の よ うな価 値 観 に つ い て 、 気 づ きや 理 解 を深 め る こ と で あ つ た 。 ① 働 く (職 業

)こ

と人 の 理 解

:世

の 中 に は い ろ い ろ な職 業 が あ る こ と を 理 解 す る。 ま た 、 そ れ らの 職 業 の 内 容 に つ い て の 理 解 を深 め る。 ② 何 の た め に 働 くの か (価 値

):(ァ

)い ろ い ろな 価 値 観 が あ る こ と に 気 づ く。(ィ )自 己 の 価 値 観 の 確 認 。(ゥ ) 他 児 童 の 価 値 観 の 違 い を認 め る。(ェ )今 もつ て い る価 値 観 は 、将 来 変 化 して い く可 能 性 が あ る こ とに 気 づ く。 プ ロ グ ラ ム 内 容

:(1)事

前 調 査 (職 業 リス ト、 職 業 観 テ ス ト)、

(2)事

前 学 習

;①

家 族 イ ン タ ビュ ー 、② 職 業 調 べ 学 習 、

(3)第

一 次 授 業

;①

職 業 価 値 の 順 位 づ け 、② 小 集 団 (班

)で

の 話 し合 い 、 (3)第 二 次 授 業

;ポ

ス タ ー セ ッ シ ョ ン発 表 、

(4)事

後 調 査 (職 業 リス ト、 職 業 観 テ ス ト) 結 果 は 次 の よ うで あ っ た 。 ① 事 前 学 習 に よ り、 児 童 の 挙 げ る職 業 の 数 、 職 業 内 容 の 記 述 か ら知 識 が 増 大 し、深 ま っ た こ とが うか が わ れ た 。 ② 事 前 ・ 事 後 の 職 業 観 テ ス ト を比 較 した 結 果 、職 業 価 値 の うち 、「 自分 の 得 意 な こ と を い か す た め 」が よ り重 視 され 、 「働 くの は 当 た り前 だ か ら

]は

重 要 度 が 下 が つ た こ とが 示 され た。 ま た 、「人 に認 め ら れ る た め 」 は 重 要 度 が 上 が る有 意 な 傾 向 が み られ た 。 事 後 テ ス トの 結 果 は 、 班 ご と に 集 団 決 定 した 結 果 と類 似 して い た 。 これ らの 結 果 に 基 づ き 、 本 研 究 で 開 発 した 授 業 プ ロ グ ラ ム は 、 児 童 の 職 業 観・ 勤 労 観 の 育 成 に一 定 の 効 果 を有 す る と考 え られ る。

(2)

I

問 題 意 識

1.現

代のキヤ リア教育の重要性

1999年

中 央 教 育 審 議 会 答 申 に よ る 「学 校 教 育 と職 業 生 活 の 円 滑 な 接 続 を 図 る た め 、 望 ま しい 職 業 観 ・ 勤 労 観 及 び 職 業 に 関 す る 知 識 や 技 能 を 身 に 付 け させ る と と も に 、 自 己 の 個 性 を理 解 し、主 体 的 に進 路 を選 択 す る能 力

0態

度 を 育 て る教 育 (キ ャ リア 教 育) を 、 発 達 段 階 に応 じて 実 施 す る必 要 が あ る 」 とす る 「キ ャ リア 教 育 の 推 進 」 の 提 言 を 受 け 、

2004年

に は 、 キ ャ リア 教 育 と進 路 指 導 の 関 連 を 明 示 す る 、『 キ ャ リア 教 育 の 推 進 に 関 す る総 合 的 調 査 研 究 協 力 者 会 議 報 告 書 』 が 出 され た 。 これ らの 答 申や 報 告 書 が 出 る以 前 は 、「キ ャ リア 教 育 」 とい う言 葉 は 学 校 現 場 で ほ とん ど使 用 され ず 、「進 路 指 導 」 も 中学 校 と高 等 学 校 に お い て 実 施 され る も の と され 、 小 学 校 で は 特 に 必 要 性 が 強 調 され な か っ た 。 しか し、 最 近 の 中 央 教 育 審 議 会 答 申

(2011)を

受 け て の 文 部 科 学 省 の 手 引 「小 学 校 キ ャ リア 教 育 の 手 引 き」 (文 部 科 学 省

2011)に

よれ ば 、キ ャ リア 教 育 は 小 学 校 か ら大 学 ま で の 期 間 、発 達 段 階 に応 じて 実 施 す る必 要 が あ る と され て い る。 こ の よ うな 変 化 は 、 キ ャ リア 教 育 の 基 本 的 な 理 念 か ら発 生 した も の と考 え られ る。 す な わ ち 、 キ ャ リ ア を 単 に 就 職 とい つ た狭 い 意 味 で 提 え る の で は な く、 個 々 人 の 人 生 と同 義 と捉 え た 場 合 (キ ャ リア 教 育 の 手 引 き 文 部 科 学 省 2011)、 キ ャ リア 教 育 は 生 ま れ て か ら死 ぬ ま で 一 生 続 け られ る も の で あ ろ う。 とは い え 、 そ の 人 生 の 中 で 、 職 業 生 活 は 生 活 の 核 とな る重 要 な も の で あ る。 した が つ て 、 広 い 意 味 の キ ャ リア 教 育 は 、 学 習 者 (児 童 ・ 生 徒)、 社 会 人 、 家 庭 人 、 とい つ た 人 生 に お け る さま ざ ま な 役 割 に 関 わ り を持 ち な が ら も、 学 校 に お け る キ ャ リア 教 育 の 中 心 は 職 業 生 活 へ の 準 備 が 中 心 で あ る べ きだ と考 え られ る。 そ の 際 、 小 学 校 段 階 で は 、 具 体 的 な 職 業 選 択 や 専 門 的 知 識 の 習 得 に 結 び つ く も の で は な く、 社 会 人 と して の 基 礎 的 な 能 力 の 育 成 と、 職 業 観 ・ 勤 労 観 の 育 成 に 重 点 を 置 く時 期 で あ る と考 え られ る。

2.職

業 観・ 勤 労観 につ い て キ ャ リア 教 育 で 育 成 す べ き内容 につ い て は 、上記 の答 申

(2011)に

お い て 「社 会 的 ・ 職 業 的 自立 、 学 校 か ら社 会

`職

業 へ の 円滑 な移 行 に必 要 な力 の 要 素 」 と して 、 大枠 が 示 され て い る。 そ れ は 、① 基礎 的 ・ 基 本 的 な知 識 ・ 技 能 、② 基 礎 的・ 汎 用 的 能 力 、③

(3)

論 理 的 思 考 力 ・ 創 造 力 、④ 意 欲・ 態 度 、⑤ 職 業 観 。勤 労観 等 の価 値 観 、 及 び⑥ 専 門 的 な知 識 ・ 技 能 の

6種

類 で あ る。 これ らの要 素 す べ て が 、 キ ャ リア教 育 と して 育 成 され るべ き もの で あ る が 、 本 研 究 で は 、 この うち、 特 に職 業観 ・ 勤 労観 等 の価 値 観 の育 成 に焦 点 を 当 て る。 この職 業 観 ・ 勤 労観 は 、 前 述 の『 キ ャ リア教 育 の推 進 に関す る総 合 的調 査 研 究 協 力 者 会 議 報 告 書 』 に お い て 、「(キ ャ リア 教 育 とは

)端

的 に は 、職 業 観 , 勤 労観 を育 て る教 育 」 で あ る と され た こ とか ら も明 らか な よ うに 、 キ ャ リア教 育 の 中 で 、 重 要 な要 素 で あ る と考 え られ る。 な お 、 国 立 教 育 政 策 研 究 所 生 徒 指 導 研 究 セ ン タ ー の 「児 童 生 徒 の 職 業 観 ・ 勤 労 観 を 育 む 教 育 の 推 進 に つ い て 」

(2002)で

は 職 業 観 ・ 勤 労 観 に つ い て次 の よ うに 記 述 して い る。 「職 業 観 」 … 人 そ れ ぞ れ の職 業 に 対 す る価 値 的 な 理 解 で あ り、 人 が 生 き て い く上 で の職 業 の 果 た す 意 義 や 役 割 に つ い て の認 識 で あ る。 「勤 労観 」 … 勤 労 に対 す る価 値 的 な 理 解 ・ 認 識 で あ る。 ※ 「職 業 観 ・ 勤 労観 」 の 価 値 的 な理 解 とは … 「世 の 中 に は どの よ うな職 業 が あ り、 そ れ ぞ れ の職 業 で は どの よ うな 仕 事 を し、 どの よ うな 専 門 的 資 質 ・ 能 力 が 必 要 な の か に つ い て の 知 識

0理

解 を も と に 、 自分 は どの 職 業 に どの よ うな 働 き が い や 誇 りを 見 出 そ う とす る か 、 あ る い は 、 生 きて い く上 で 職 業 に どの よ うな 意 味 づ け を あ た え て い くか とい うこ とで あ る。」 白木

(2010)

さ らに 、 以 上 を ま とめ て 、「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 とそ の 価 値 的 な理 解 を以 下 の よ うに 定 義 して い る。 「職 業 観

0勤

労 観 」 は職 業 や 勤 労 に つ い て の 知 識 ・ 理 解 及 び そ れ らが 人 生 で 果 た す 意 義 や 役 割 に つ い て の 個 々 人 の 認 識 で あ り、 職 業・ 勤 労 に 対 す る見 方・ 考 え方 、 態 度 等 を 内 容 とす る価 値 観 で あ る。 そ の 意 味 で 、 職 業 ・ 勤 労 を 媒 体 と した 人 生 観 と も い うべ き も の で あ っ て 、 人 が 職 業 や 勤 労 を 通 して ど の よ うな 生 き 方 を選 択 す る の か の 基 準 と な り、 ま た 、 そ の 後 の 生 活 に よ り よ く適 応 す る た め の 基 盤 とな る もの で あ る。 国 立 教 育政 策研 究所 生徒 指 導研 究 セ ンター (2002)第 2章 よ り (傍線 は筆 者) 2

(4)

3.先

行 研 究

(1)授

業 プ ロ グ ラ ム に よ る職 業 観・ 勤 労 観 の 育 成 これ ま で に 、 職 業 観 ・ 勤 労 観 を 育 成 す る こ と を 目的 と した 研 究 は 、 い くつ か あ る。 例 え ば 、 田原

(2007)は

総 合 的 な 学 習 の 時 間 に お け る 実 践 研 究 で 、 小 学 校

6年

生 を 対 象 と し、職 業 観 ・ 勤 労 観 を 育 て る た め の 授 業 を行 つ て い る。 田原

(2007)は

職 業 観 ・ 勤 労 観 を 「夢 や 選 択 肢 を広 げ て 考 え る楽 し さ、 自分 の 可 能 性 を 広 げ る (気 づ く

)こ

との 楽 し さ を 味 わ うこ と に よ つ て 、 これ か らの 自分 に 希 望 を もつ こ とが で き る 教 育 」 と定 義 して い る。 職 業 観 を 育 む 活 動 構 成 は 、『 自分 の 夢 マ ップ 』、『 夢 の設 計 図 』 づ く りを お こ な つ て い る。 ま た 、

1年

間 を通 して 日記 を 書 く こ とや 、 卒 業 式 を迎 え た

3月

に 、

5年

生 に『 伝 統 引継 ぎ式 』 を行 つ た 。 そ の 結 果 、 キ ャ リア 教 育 を機 能 させ た 「総 合 的 な 学 習 の 時 間 」 の 取 り組 み は 、 児 童 の 発 達 に応 じた 職 業 観 ・ 勤 労 観 」 の 育 成 に 「 自分 の 未 来 を 肯 定 的 に と ら え 、 よ り よ く生 き て い こ う とす る 」 児 童 へ と変 容 す る 効 果 が あ る と 報 告 し て い る。 し か し、 こ の よ うな 授 業 の 他 教 科 等 へ の 活 用 の し か た や 、 妥 当性 と信 頼 性 の あ る効 果 測 定 に つ い て は 、 課 題 が 残 る と して い る。 こ の よ うな 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 中 で も、 職 業 観

0勤

労 観 の 育 成 は 可 能 で あ る と考 え られ る が 、 筆 者 は 、 こ の よ うな 自分 の 将 来 を 机 上 で 考 え る活 動 の み で は 、職 業観 ・ 勤 労 観 の 育 成 、 特 に職 業 価 値 観 の 育 成 に 限 界 が あ る と考 え た 。 そ こ で 、 今 ま で の 「職 業 観 ・ 勤 労 観 」の 先 行 研 究 を検 討 した 結 果 、近 藤

(2010)の

「児 童 の 勤 労観 や 職 業 観 を は ぐ くむ プ ロ グ ラ ム の 開 発 。実 施

jを

参 考 に す る こ とが 望 ま しい と考 え た 。 近 藤

(2010)は

、児 童 の 職 業 観・ 勤 労 観 を 育 成 す る た め に 、児 童 の 自主 的 な活 動 を 中 心 に プ ロ グ ラ ム を 開 発 し、 実 施 して い る。 そ こ で は 、 道 徳 の 時 間 、 特 別 活 動 (学 級 活 動 の 時 間

)に

お い て 、

SGE(構

成 的 グル ー プ 。エ ン カ ウ ン タ ー)、

GWT(グ

ル ー プ フ ー ク・ トレー ニ ン グ

)な

ど に よ り、 自 己 理 解 ・ 他 者 理 解 を深 め る活 動 を 行 つ て い る。 近 藤

(2010)は

キ ャ リア 教 育 の

4領

8能

力 を基 盤 と し、学 校 や 家 庭 、地 域 で の 自分 の 役 割 につ い て 、そ の 意 味 や 果 た す 意 義 を 考 え 、役 割 を果 た す 喜 び を 味 わ う体 験 を 通 して 、 豊 か な 勤 労観 や 職 業 観 を 育 成 して い く も の だ と述 べ て い る。こ の こ とか ら、近 藤

(2010)

は 、 職 業 観 ・ 勤 労 観 を 能 力 、価 値 観 、 態 度 を含 め た 広 い 意 味 で 捉 え て い る こ と が 分 か る。 本 研 究 で は 、 文 部 科 学 省 の 新 しい 概 念 整 理 に した が い 、「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 を職 業 や そ の 内 容 に つ い て の 認 識 に 基 づ く、 職 業 や 勤 労 へ の 価 値 観 や 態 度 に 限 定 して 扱 い た

(5)

い 。た だ 、本 研 究 を行 うに あ た り、近 藤

(2010)で

参 考 に した い の は 、効 果 演1定 に使 用 し て い る 「職 業 観 テ ス ト」 (国 立 教 育 政 策 研 究 所

,2005)で

あ る。 こ の テ ス トは 、 将 来 働 く 目的 に つ い て 、

12項

目の 質 問 で 尋 ね て い る。 この 研 究 の ま と め と して は 、「人 間 関 係 を形 成 す る 能 力 の 育 成 」 に 焦 点 を 当 て た キ ャ リア 教 育 の 効 果 を 検 証 し、 ① “人 の 役 に た ち た い "“ 人 と仲 良 く した い "“ 世 の 中 を よ く した い

"と

い う人 間 関係 の 形 成 に 関 した 働 く価 値 観 の 向 上 、② “偉 くな りた い "“ お 金 を 得 た い "“ 人 に認 め られ た い

"と

い う価 値 観 の 低 下③ 働 く意 義 に つ い て の 理 解 の 向 上 な どが 平 均 値 に 有 意 に 変 化 を お こ して い る点 か ら、「人 間 関係 を形 成 す る能 力 の 育 成 」 は職 業 観 ・ 勤 労 観 を 高 め る効 果 が あ る と報 告 して い る。

(2)職

業 観 ・ 勤 労 視 の 測 定 職 業 観 ・ 勤 労 観 を 特 に職 業 価 値 観 か ら捉 え る尺 度 と して は 、増 田・ 広 井

(1965)の

「職 業 観 診 断 テ ス ト」 が 古 くか ら利 用 され て い た 。 最 近 で は 、 山 田

(2005,2007)が

「職 業 観 テ ス ト」 を 用 い て 調 査 を行 つ て い る。 こ の 調 査 は 、 何 の た め に働 き た い か とい う視 点 で 「職 業 (仕 事

)目

的 意 識 」 と も呼 べ る

12項

目の働 く 目的 を 取 り上 げ 、 回 答 を求 め て い る。『 職 業 あ る い は仕 事 につ く こ とに よ つ て何 を得 よ う と して い る の か 、何 を最 も重 視 して 職 業 に つ こ う と して い る か 』 とい つ た 「職 業 目的 意 識 」あ る い は 「職 業 価 値 観 」 を提 え よ う と して い る。 山 田 に よれ ば 、 彼 の 作 成 した 「職 業 観 テ ス ト」 は 、「職 業 価 値 観 」 を 潰1定 す る た め に 増 田 。広 井

(1965)が

作 成 した 「職 業 診 断 テ ス ト」 を 構 成 す る 下 位 概 念 に 対 応 して お り、 そ の 対 応 関係 は 表

1の

よ うに な る とい う。「職 業 観 診 断 テ ス ト」 の

5つ

の 下 位 尺 度 は 次 の とお りで あ る。(山 田

1882)

I尺

度 職 業 の 経 済 性 重 視 職 業 に 従 事 す る こ と に よ っ て 得 られ る収 入 、 生 活 の 安 定 、 経 済 生 活 の 向 上 な ど を 重 視 す る度 合 い 。 第 Ⅱ尺 度 職 業 の 社 会 的 価 値 重 視 職 業 に 従 事 す る こ と に よ ら て 得 られ る社 会 的 地 位 、 名 声 、 威 光 、 な い しは 集 団 所 属 、 社 会 的 承 認 な どを 重 視 す る度 合 い 。 第 Ⅲ 尺 度 職 業 に お け る 自己 実 現 重 視

(6)

職 業 に 従 事 す る こ と に よ つ て 、 自 己 の 個 性 ・ 能 力 を発 揮 し、 自 由 な 自主 的 活 動 を 通 して 、 自己 の 興 味 や 理 想 を実 現 し よ う とす る態 度 を 測 定 す る。 第 Ⅳ 尺 度 職 業 義 務 感 職 業 の 社 会 的 有 用 性 を極 め て 高 く評 価 し、 職 業 を 義 務 視 し、 あ る い は これ を神 聖 化 して 、 職 業 の 社 会 的 有 用 性 が 、 個 人 的 な 要 求 や 欲 求 に 優 先 す る も の で あ る とか ん が え る度 合 い 。 第

V尺

度 帰 属 性 作 業 集 団・ 企 業 体 。事 業 体 に 所 属 した 場 合 、 そ の集 団 に 対 す る忠 誠 心 、 職 業 移 動 に 対 す る抵 抗 性 、 職 場 で の 定 着 性 な どに 現 れ る職 場 。企 業 体 へ の 帰 属 性 。 表

1

山 田

(2007)の

職 業 観 の 項 目 と増 井 他 の 職 業 診 断 テ ス トの 下 位 尺 度 との 対 応 関 係 職 業 観 尺 度 項 目表 現 第 I尺度 職 業 の経 済 性 重 視 お 金 持 ち に な る た め 遊 ぶ の に必 要 な お 金 を も ら うた め 暮 らす の に 必 要 な お 金 を も ら うた め 貧 乏 に な ら な い た め 第 Ⅱ尺 度 職 業 の 社 会 的 価 値 重 視 偉 くな る た め 人 に 認 め られ る 第 IE尺 度 職 業 に お け る 自 己 実 現 重 視 自 分 の 得 意 な こ と を 生 か す た め や りた い こ と を す る た め 第 Ⅳ 尺 度 職 業 義 務 感 世 の 中 を よ くす る た め 働 くの は あ た りま え だ か ら 第V尺度 帰 属 性 (該 当 な し) ※ な お 、 こ の 表1には 「職 業 観 テ ス ト」(国立 教 育 政 策 研 究 所,2005)の 12項目 の うち 、「人 の 役 に 立 つ た め 」、「人 と仲 よ くす る た めJの項 目が 入 っ て い な い 。

4.児

童 に 育 み た い 職 業 観

0勤

労 観 の 内 容 で は 、 具 体 的 に 、 児 童 に どの よ うな 内 容 の 「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 を学 ぼせ る こ とを 目 指 せ ば よ い の で あ ろ うか 。 白木

(2010)は

、「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 に つ い て 、 道 徳 的 価 値 の 側 面 か ら考 察 して い る。 白木 は 尾 高

(1941)を

引 用 し、「職 業 は 、 個 性 の 発 揮 、連 帯 実 現 及 び 生 計 維 持 の 三 面 よ りな る行 為 形 式 で あ る 」 (p79)と した 上 で 、 注 意 す べ き は 、 職 業 の 一 面 の み を 見 て そ の 全 面 を 見 て い な い こ と、 あ る い は 一 面 を 強 調 す る あ ま りに そ れ を 以 て 全 面 と混 同 して い る と い う こ とで あ る と して い る。 つ ま り職 業 の理 想 形 態 は 、

(7)

「経 済 性 」0「個 人 性 」0「社 会 性 」 の 三 要 素 の バ ラ ン ス の 上 に 成 立 し、 ま た 、 い ず れ が 欠 け て も職 業 とは 定 義 す る こ と は で き な い とい うこ と を 示 唆 す る も の で あ る。 確 か に 職 業 を 考 え て み る と、 一 面 で は な く尾 高 の い う三 面 か らな る こ と は 納 得 で き る。 つ ま り、 職 業 的 価 値 は 、 例 え ば 人 の 役 に 立 つ とい う 「社 会 性 」 の み の よ うに 、 あ る 一 つ の 価 値 だ け を 最 も気 高 い も の と して 教 え 込 む の で は な く、 こ の よ うな さ ま ざ ま な 価 値 が 存 在 す る こ と を 理 解 す る こ とが 教 育 上 、 重 要 と思 わ れ る。 中学 校 に お い て は 、「道 徳 の 時 間 で は 、 責 任 を は じめ とす る 、 在 り方 、 生 き方 に か か わ る道 徳 的 価 値 の 追 求 、 職 業 の 三 要 素 (個 人 性 、 経 済 性 、 社 会 性

)の

道 徳 的 価 値 、 学 ぶ 意 義 。働 く意 義

0生

き る 意 義 、 存 在 す る こ と、 生 か され て い る こ とへ め 感 謝 、 生 命 の 神 秘 性 ・ 連 続 性

0有

限 性 へ の 畏 敬 の 念 等 」(白 木

,2010,p84)望

ま しい職 業 観

0勤

労 観 の 育 成 と関 連 を 意 図 した 取 り組 み が 考 え られ る と記 述 して い る。 この 白木 の 考 え方 は 、 中 学 生 に 向 け た も の で あ る が 、 小 学 校 段 階 で も 、 これ らの うち の 多 くに 触 れ て い く こ とが 望 ま しい と思 わ れ る。 た だ し、 小 学 校 段 階 で は 、 同 じ価 値 観 を扱 うに して も、 日 常 に 基 づ い た 身 近 な 内 容 を扱 う とい う配 慮 が 必 要 で あ る。 す な わ ち 、 抽 象 的

0論

理 的 な 思 考 過 程 と結 論 を 求 め る の で は な く、 さ ま ざ ま な 価 値 へ の 側 面 へ の 「気 づ き 」 と、 児 童 な りの 「主 体 的 な 思 考 」 に 主 眼 を 置 く こ とが 重 要 で あ る 、 さ らに 、 中 学 校 、 高 等 学 校 か ら社 会 に 至 る キ ャ リア に つ い て 、 希 望 や 憧 れ を もつ よ うに させ る こ とが 望 ま れ る。 5。 本 研 究 の 目的 本 研 究 で は 、 小 学 校 高 学 年 を 対 象 に 彼 らの 「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 を 育 て る た め の 授 業 プ ロ グ ラ ム を 作 成 し、 そ の 効 果 を検 討 す る こ とを 目的 とす る。 本 研 究 で い う 「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 は 、 主 と して 職 業 に 関 す る知 識 に 基 づ い た 職 業 価 値 観 と態 度 を指 して い る。 具 体 的 に は 「職 業 あ る い は 仕 事 に つ く こ と に よ つ て 何 を 得 よ う と して い る の か 、 何 を 最 も重 視 して 職 業 に つ こ う と して い る の か 」 とい う こ と に 焦 点 を 当 て る。 職 業 観 ・ 勤 労 観 を 育 成 す る方 法 と して は 、 探 求 型 の 調 べ 学 習 と小 集 団 (班

)で

の 話 し合 い を活 用 す る。 小 学 校 段 階 で は 、 社 会 的 自立

0職

業 的 自立 に 向 け て 必 要 な 意 欲 ・ 態 度 や 能 力 の 基 礎 を形 成 す る段 階 で あ る。 本 研 究 で 実 践 し よ う とす る職 業 観 ・ 勤 労 観

(8)

に 関 す る基 礎 的 な 知 識 ・ 価 値 観 に 触 れ る経 験 は 、 そ の 後 の 職 業 体 験 や 職 業 選 択 を行 う 中 学 校 以 降 の キ ャ リア 発 達 に 向 け て 、有 意 義 な 準備 体 験 に な る と思 わ れ るか らで あ る。 Ⅱ 研 究 の 計 画

1.授

業 プ ロ グ ラ ム の 具 体 的 な 目標 ① 働 く (職業

)こ

とへ の理 解 → 世 の 中 に は い ろい ろ な職 業 が あ る こ とを理 解 す る。 ま た 、 そ れ らの職 業 の 内容 につ い て の理 解 を深 め る。 ② 何 の た め に働 くの か (価値

)→

(ァ)い ろ い ろ な価 値 観 が あ る こ とに気 づ く。(ィ )自 己 の価 値 観 の確 認 。(ゥ )他児 童 の価 値 観 の違 い を認 め る。(ェ )今 もつ て い る価 値 観 は 、 将 来 変 化 して い く可能 性 が あ る こ とに気 づ く。

2.プ

ロ グ ラ ム の 全 体 的 な 流 れ 項 目 内 容 目 的 事 前 調 査 ① ② 職 業 リス ト (プレ) (Appendixl) 職 業 観 テ ス ト (プレ) (Appcndix2) ① 現 在 の 知 っ て い る 職 業 に つ い て の 内 容 、 役 割 な ど を 記 入 す る。 ② 何 の た め に 働 くの か 、 児 童 の 考 え (価 値)を事 前 に 把 握 す る。ま た 、近 藤 (2010)の 調 査 結 果 と比 較 す る た め 実 施 。 事 前 学 習 ① 家 族 イ ン タ ビ (Appendix3) ② 職 業 調 べ 学 習 (一人 学 習) (Appendix4) ① 身 近 に い る職 業 人 と して 、家 族 か ら働 く こ とへ の 喜 び 、 幸 せ 、 大 変 な こ と の 話 を イ ン タ ビ ュ ー し、 働 く こ と の 意 味 に つ い て 理 解 を深 め る こ と を 目的 とす る。 ② 児 童 の 興 味 の あ る職 業 に つ い て 、 書 物 (13歳の ハ ロー ワー ク)やイ ン タ ー ネ ッ トな ど で 調 べ 、 職 業 の 内 容 、 そ の 職 業 が 社 会 に ど の よ うな 役 割 や 責 任 が あ る か 、 ま た 、 ど う した らそ の 職 業 に つ く こ とが で き る か を調 べ る。 第 一 次 ① 職 業 ダ イ ヤ モ ン ドラ ン キ (職 業 価 値 の 順 位 づ け) (Appendix5) ② 小 集 団 (班

)で

の 話合 い活 動 グ ①

12項

目の 中 か ら、 何 の た め に働 くの か 、職 業 価 値 観 を 順 位 づ け し、 自分 に と つ て 何 が 重 要 か 、 何 が 重 要 で な い か を 理 由 を 言 え る よ うに 、 各 自、 ワー ク シ ー トに 記 入 す る。 ② 各 自 、 記 入 した ワー ク シ ー トを 参 考 に しな が ら 、 小 集 団 (班)で話 合 い 活 動 を 展 開 し、 上 位 3項 目、 下 位 3 項 目 を 画 用 紙 に 書 き 込 む 。 さ ら に 、働 く こ とへ の 小 集 団 (班)内で の 意 見 を ま と め る。 働 く こ とへ の 価 値 観 の 多 様 性 に つ い て 学 ぶ 。

(9)

第 二 次 ポ ス タ ー セ ッ シ ョ ン 発 表 小 集 団 (班)内の 意 見 や 、 自分 の 意 見 、調 べ た こ とを 発 表 し、 自分 の 思 い や 考 え を友 達 に 伝 え る こ と が で き る。 ま た 、 何 の た め に働 くの か とい う、 い ろ い ろ な 価 値 観 が あ る こ と に 気 づ く こ とが で き る 事 後 調 査 ① 職業 リス ト(ポス ト) ② 職 業 観 テ ス ト(ポス ト) ① 家 族 イ ン タ ビ ュ ー 、職 業 調 べ 学 習 、小 集 団 (班)での 話 合 い 活 動 に よ つ て 得 た 知 識 に よ り、現 在 の 知 っ て い る職 業 に つ い て の 内 容 、 役 割 な どを 記 入 す る。 ② 小 集 団 (班)での 話 合 い 活 動 に よ つ て い ろ い ろ な価 値 観 が あ る こ とに 気 づ き 、何 の た め に働 くの か 、児 童 の 考 え (価値)を再 確 認 す る た め に 実 施 。 ま た 、 近 藤 (2010)の 調 査 結 果 と比 較 す る た め 実 施 。

3.実

践 対 象 お よび 実 践 者・ 実 践 期 間

(1)実

践 研 究 対 象 校

A市

B小

学 校

(2)対

象 校 の 地 域 性 内 陸 部 の 小 さな 町 。地 元 企 業 は あ る が 、大 規 模 な 企 業 は な い 。

(3)対

象 校 の キ ャ リア 教 育 の 認 識 学 校 目標 に され て い る こ とは な か つ た

(4)対

象 児 童 第

6学

1ク

ラ ス

23名

(男 子

10名

、 女 子

13名

)

(5)授

業 実 践 者 筆 者

(6)実

施 期 間 平 成

25年

9月 18日

∼ 平 成

25年

12月 6日

(7)実

施 時 間 ・

6∼

7月

に か け て 、 学 級 に お け る参 与 観 察 (週

2日

程 度)

011月

14日

25日

に 実 践 授 業 を

45分

×

2時

間 (道 徳 の 時 間

)に

実 施 。

4.効

果 測 定 効 果 測 定

:実

践 した授 業 の 効 果 は 、 次 の もの で 測 定 す る。

(1)知

っ て い る職 業 → 調 べ 学 習 に よ り、 知 つ た職 業 を認 識 す る。

(2)職

業 観 テ ス ト「国 立 教 育 研 究 所(2005)」 を授 業 の 前 後 に 実 施 す る。

(3)職

業 の 意 識 の 変 化 。 (ダ イ ヤ モ ン ドラ ン キ ン グ

12項

目)

(4)職

業 観 ・ 勤 労 観 に 関 す る 自 由 記 述 、 お よび 感 想 な ど を記 述 させ 、 そ の 内 容 を も とに 効 果 に つ い て 検 討 す る。

(10)

Ⅲ職 業観

0勤

労観 の プ ロ グ ラ ム の 中核 とな る授 業 実 践 内容

第 一 次 : 道 徳 学 習 指 導 案

(6年

) 「 自分 の働 く価 値 と、他 者 の価 値 との違 い にふ れ る」 本 時 は 、 前 回 か らの 質 問 紙 ア ン ケ ー ト調 査 、 家 族 の イ ン タ ビ ュ ー 、 調 べ 学 習 に よ つ て 得 た 、「働 く こ との 意 味 」 を理 解 した 上 で 、一 人 学 習 か ら班 学 習 へ と展 開 す る こ と を 意 図 して い る。 働 く (職 業

)こ

とへ の 理 解 をす る こ とで 、 世 の 中 に は い ろ い ろ な職 業 や 価 値 観 が あ る こ とを 理 解 す る。

◎働 くことって どんな こと

?〔

内容項 目

4-(4)勤

労〕

◎ 自分 が働 く上 で 重 要 な 項 目 (大 切 な こ に つ い て 他 児 童 と意 見 交 換 し、 働 く こ 世 の 中 に は い ろ い ろ な 職 業 が あ る こ と と

)や

、 重 要 で な い 項 目 (そ うで な い こ と) とへ の 価 値 観 の 多 様 性 に つ い て 学 ぶ 。 ま た 、 を理 解 す る。 準 備 物 ワー ク シ ー ト (職 業 ダ イ ヤ モ ン ドラ ン キ ン グ)、 画 用 紙 、 マ ジ ック 学 習 活 動 と内 容 指 導 上 の 留 意 点 導 入 ︵ 1 0 か ′ 1 ○ 「 職 業 ダ イ ヤ モ ン ド ラ ン キ ン グ (職業 価 値 の 順 位 づ け)」 づ く り の 目 的 、内 容 を 説 明 す る 。 ○ 本 時 の 学 習 の 方 向 付 け を 図 る 。 9

(11)

展 開 ︵ 3 0 分 ︶ 2、 職 業 ダ イ ヤ モ ン ドラ ン キ ン グ (職 業 価 値 の 順 位 づ け)を作 成 し、 班 に 分 か れ て 話 し合 う。

(1)○

各 自、働 く上 で 、重 要 と思 う項 目 と 、 そ うで な い 項 目 を 出 し合 う。

(2)働

く こ と で 大 切 に 思 うこ と に つ い て 友 達 の 挙 げ た 項 目 と、 自分 の 挙 げ た 項 目 に つ い て 感 想 を 発 表 し、 互 い の 価 値 観 の 違 い に気 づ く。 ○ こ こ で は 、 どれ が 「正 しい 」 とか 「間 違 っ て い る 」 とい う こ とは な い 事 を 、 児 童 へ 助 言 して お く。 ○ 最 上 位 と最 下 位 の 項 目 を 選 ん だ 理 由 を記 入 し、発 言 で き る よ うに す る。 ○働 く こ とに つ い て は 、 い ろい ろ な 考 えや 職 業 につ い て 価 値 観 が あ る こ とに 気 づ き 、共 感 で き る よ うにす る。 他 児 童 との 価 値 観 の 違 い を認 め 自分 の 価 値 観 との 違 い に 触 れ る 3、 話 し合 い で 気 づ き 、 学 ん だ こ と等 を 参 考 に して 各 自、 教 室 内 に は た ら く こ と で 大 切 だ と思 う上 位3項日、 下 位 3項日 を ま とめ る

(1)各

自が 考 え た 上 位3項目 と 下位 3項目 出 し合 い 、 班 内 と して 画 用 紙 に 書 き込 t,。 (2)次 時 の 発 表 に お け る 役 割 を 決 め る 。 ○ 必 要 な 筆 記 用 具 、 画 用 紙 を 準 備 し て お く。 ○ 次 時 の め あ て 、 内 容 、 方 法 、 時 間 に つ い て 助 言 し て お く。 ○ 全 員 が 発 表 に 関 わ れ る よ う に 助 言 す る 。 終 末 ︵ 5 分 ︶ ○ 教 師 の 話 を 聞 く。 ○働 く こ とへ の 価 値 観 の 多 様 性 に つ い て 共 感 し、理 解 す る よ うに す る。 第 二 次 : す る」 「調 べ た こ とや 、 グル ー プ で 話 し合 つ た こ と に つ い て 役 割 を決 め て発 表 本 時 は 、 第 一 次 に 続 き 、 班 内 で 話 した こ とや 、 自分 の 考 え て い た 項 目 (価 値 観

)の

違 い に 触 れ 、 班 ご とに 画 用 紙 使 い 、 上 位 三 項 目、 下 位 三 項 目 を抽 出 し、 ク ラ ス の み ん な の 前 で 意 見 や 、 ど うい う経 緯 で こ の よ うな 結 果 に な つ た の か を 自信 を持 つ て 発 表 で き る か が 本 題 で あ る。 ま た 、 何 の た め に働 くの か とい う、 い ろ い ろ な価 値 観 が あ る こ とに 気 づ き、 自分 の 思 い や 、 意 見 を 友 達 に き ち ん と伝 え る こ とが で き る よ うに す る。 10

(12)

主題 名 ◎ 自他 の 意 見 か ら、 ◎ 班 内 の 意 見 や 、 自分 の 意 見 、 調 べ た こ と を発 表 る こ とが で き る。 ◎ 働 く こ とに 関 す る職 業 価 値 観 に つ い て 、 人 に よ 準 備 物 マ グネ ッ ト、 ワー ク シ ー ト (上 位

3項

目 画 用 紙 職 業 価 値 観 の 多 様 性 に 気 づ こ う。 〔内 容 項 目

4-(4)勤

労 〕 し、 自分 の 思 い や 考 え を友 達 に伝 え 様 々 で あ る こ とに 気 づ く。 下 位

3項

目 を選 ん だ 理 由 の 説 明)、 学 習 活 動 と内 容 指 導 上 の 留 意 点 導 入 ︵ 1 0 分 ︶ 1、 前 時 の 学 習 を 振 り返 る。 ○ 前 時 の 働 く こ とへ の 重 要 さに つ い て 、学 習 の 振 り 返 り。 本 時 の 学 習 の 方 向 付 け を 図 る 展 開 ︵ 3 0 分 ︶ 2、 班 内 に 発 表 内 容 や 、発 表 方 法 、役 割 を 確 認 した あ と 、 発 表 用 の 画 用 紙 を 掲 示 す る。 3 (1)班 ご と に 、働 く こ と の 大 切 さ に つ い て 分 か りや す く発 表 す る。 (2)ポ ス タ ー セ ッ シ ョ ン 形 式 で 順 番 に 発 表 す る。 ○ 発 表 用 の 画 用 紙 は 、教 室 内 に 掲 示 し、全 員 が 見 え る よ うに して お く。(発表 時 間 は1班×3分) ○ 学 級 内 を 発 表 す る 班 と 、発 表 を 聞 く班 の2つに 分 け る。(計6班) ○ 班 内 で 分 か りや す く発 表 で き る よ うに す る。 グル ー プ 内 の 意 見 や 、 自分 の 意 見 、調 を 友 達 に 伝 え る こ とが で き る。 ま た 、 な価 値 観 が あ る こ とに 気 づ く こ とが で た こ と を 発 表 し 、 自 分 の 思 い や 考 え の た め に 働 く の か と い う、 い ろ い ろ る 。 4、 発 表 後 、 質 問 や 感 想 を 述 べ 合 う。 ○ 発 表 した 班 の 内 容 を 聞 き 、自分 や 班 との 職 業 価 値 観 の 相 違 点 を 押 さ え る こ と を わ か る よ うに す る。 ま と め ︵ 5 分 ︶ ○ 教 師 の 話 ○働 く こ との 意 味 や 、職 業 に つ い て の 価 値 観 は 人 に よ り多 様 な も の が あ り、とて も重 要 で あ る こ と に つ い て 理 解 す る よ うにす る。 ○ 本 時 の 学 習 は 自 己 実 現 を す る た め に 大 切 な 学 習 内 容 で あ つ た こ と 、ま た 、価 値 観 は 将 来 に は 変 化 す る こ と も あ りえ る こ と も助 言 す る。

Ⅳ 結 果

―職 業 観・ 勤 労観 を育 む授 業 プ ロ グ ラム の効 果 一

.職業 の 知 識 や 理 解 に つ い て

(1)職

業 リス ト ■ ■

(13)

事 前 の 「職 業 リス ト」

(9/10実

)の

結 果 を 下記 の 表

2で

示 す 。 多 数 の 児 童 は 自分 の 家 族 の 職 業 を 書 い た者 が 多 か っ た 。そ の ほ か の職 業 に つ い て は 、平 均

4.3個

の職 業 名 を 挙 げ て い た。 知 つ て い る職 業 は も つ と多 い と思 わ れ る が 、 再 生 で き る数 は少 な い 。 し か し、 書 き 出 した 職 業 に つ い て は 、 そ の 内 容 に つ い て 、 簡 単 に説 明 で き て い た 。 これ は 、 興 味 の あ る職 業 に つ い て は 、 家 庭 や 学 校 、 ま た 友 達 との 中 で 話 を して お り、 あ る 程 度 の 概 要 を 理 解 で き て い る と考 え られ る。 表

2

職 業 リス トの 事 前 質 問 紙 ア ン ケ ー ト結 果 順 位 職 業 名 どん な こ とをす る仕 事 か ? 人 ノ

%

学 校 の 先 生 勉 強 を 教 え る 人 。 い ろ い ろ な こ と を 教 え る仕 事 。 20(86.9) 2 医 者 病 気 を 治 す 人 。 病 気 を な くす 人 。 16(69.5) 3 介 護 士 お 年 寄 りの 世 話 を す る 人 。 楽 しま せ て あ げ る。 15(65.2) 4 保 育 士 小 さ い 子 の お 世 話 をす る 人 。 子 ど も の 面 倒 を み る。 13(56.5) 4 警 察 官 悪 い 人 を 捕 ま え る 人 。 安 全 を 守 る。 13(56.5) 注

)4位

は 同 数 で

2つ

あ った 。 授 業 プ ロ グ ラ ム を 実 施 し た 数 日後 、 事 後 の 「職 業 リス ト」 を 実 施 し た (12ノ

6実

施)。 そ の 結 果 か ら、 多 く の 子 ど もた ち が 記 入 した 職 業 名 、 上 位

5位

ま で を 表

3に

示 す 。 表

3

職 業 リス トの 事 後 質 問 紙 ア ン ケ ー ト結 果 順 位 職 業 名 どん な こ と を す る仕 事 か ? 人ノ

%

1 学 校 の 先 生 私 た ち に 、 教 科 を お し え る。 宿 題 を つ く る。

21(91.3)

2 保 育 士 子 ど も の 世 話 や 、 遊 び を 教 え る 。

16(69.5)

3 医 者 看 護 師 と一 緒 に 、 病 気 を 治 し、 薬 を くれ る 。

14(60.8)

4 美 容 師 好 み の 髪 型 に カ ッ トして 、 綺 麗 に して くれ る。 11(47.8) 5 芸 能 人 テ レ ビ に 出 て 、 全 国 の ひ と を 笑 わ せ る 。

10(43.4)

こ の 結 果 か ら、 書 き 出 され た職 業 名 の 量 が 全 体 平 均

7.3個

に 増 加 し、「職 業 リス ト」 の 内 容 に つ い て 詳 細 に記 載 で き る よ うに な つ た (抽 象 的 な 仕 事 内 容 か ら具 体 的 な 仕 事 内 容 を記 入 で き て い た)。 これ は 、事 前 学 習 で ① 家 族 イ ン タ ビ ュー や ② 職 業 調 べ 学 習 に よ っ て 、 家 族 の 方 か らの 職 業 へ の 意 義 や 、 興 味 の あ る職 業 に つ い て探 求 型 の調 べ 学 習 を 行 つ た こ とに よ っ て 、 知 識 が深 め られ た と考 え られ る。 12

(14)

2.職

業 価 値 観 に つ い て この テ ス トは 、「職 業 リス ト」 を実 施 した 数 日後 に 行 っ た 。 児 童 の 「働 くの に 重 要 な こ と」 に 関 わ る意 識 の 変 化 、 価 値 観 の 変 化 を 明 らか に す る た め の 質 問 紙 に よ る調 査 の 質 問 項 目の 得 点 は 、「 とて もそ う思 う」

5点

、「ま あ そ う思 う」

4点

、「普 通 」

3点

、「あ ま りそ う思 わ な い 」

2点

、「ぜ ん ぜ ん そ う思 わ な い 」

1点

と して 算 出 した 。 下 記 の 表

4【

プ レ→ ポ ス ト】 の 数 値 は 、 質 問 項 目に 関 す る

5段

階 評 価 を 点 数 化 し合 計 した もの の 平 均 値 の 推 移 を表 して い る。 ※ な お 、 事 前 調 査 で1名 欠 席 が あ っ た た め 、 そ れ を 除 外 し、22名 の デ ー タ を分 析 に 用 い た 。 表

4

職 業 観 テ ス トの 結 果 働 くの に 重 要 な こと

(12項

目) 人 数 プレ(平 均 値) ポスト(平均 値)

t値

① 偉 くなるため 22 2.50 2.52 0.28 ② 人 に認 め られ るた め 22 3.41 3.78 -2.02† ③ お金 持 ちにな るた め 22 2.32 1.91 1.44 ④ 自分 の得意 な こ とをいかす た め 22 3.32 4.39 -2.81・ ⑤ や りた い こ とをす る た め 22 4.05 3.96 0.33 ⑥ 遊 ぶ の に必 要 なお金 を も ら うた め 22 2.00 1.96 0.00 ⑦ 暮 らすのに必要 なお金 をもらうため 22 4.68 4.78 -0.56 ③ 人 と仲 よ くす るた め 22 3.68 3.91 -1.50 ⑨ 人の役 に立つ た め 22 4.27 4.22 -4.00 ⑩ 世 の 中を よ くす るた め 22 3.73 4.00 -1.19 ① 働 くのは当た り前だか ら 22 3.27 2.30 3.47・* ⑫ 貧 乏 にな らない た め 22 3.68 3.43 0.46 "く

.01

■く05 .05く十く

10 ;t検

定の自由度はすべて21で あった。 事 前 と事 後 の職 業 観 テ ス トの

t検

定 の 結 果 、 ④ 自分 の 得 意 な こ とを い か す た め 、 ⑪ 働 くの は 当 た り前 だ か ら、 の

2項

目が 有 意 に 変 化 した 。 ま た 、 ② 人 に認 め られ る た め 、 の 項 目が 有 意 な 傾 向 が あ る結 果 に な つ た 。 これ は 、山 田

(2007)の

職 業 観 の 項 目 と増 井 0 広 井

(1965)の

職 業 診 断 テ ス トの 下 位 尺 度 との 対 応 関 係 で 比 較 す る と、職 業 の 社 会 的 価 値 に含 ま れ る項 目の 得 点 が 増 加 し、 職 業 義 務 感 に含 ま れ る項 目の 得 点 が 減 少 した こ とに 13

(15)

な る。 “④ 自分 の 得 意 な こ とを い か す た め

"の

得 点 が 増 加 した 理 由 に つ い て は 、 単 に 経 済 的 ・ 社 会 的 な 理 由 で 働 く とい う こ とか ら、 自己 の 特 性 や 能 力 を発 揮 す る こ と も働 く 上 で 重 要 で あ る と思 わ れ た の で は な い か と考 え られ る。 ま た “⑪ 働 くの は 当 た り前 だ か ら

"の

得 点 が 減 少 した 理 由 に つ い て は 、

i)家

族 イ ン タ ビュ ー 、 ■)職業 調 べ 学 習 で い ろ い ろ な こ と を学 び 、 働 く こ とは 義 務 で あ る とい う単 純 な 考 え か ら成 長 した の で は な い か と考 え られ る。 有 意 に増 加 した 傾 向 に あ る “② 人 に認 め られ る た め

"は

、 働 く うえ で 、 仕 事 や そ れ に 伴 う役 割 を 達 成 し、 人 に認 め られ る こ とが 喜 び に な る とい うこ と を 家 族 イ ン タ ビ ュー な どか ら気 づ い た の で は な い か と思 わ れ る。 この よ うな 変 化 を 、近 藤

(2010)の

「職 業 観 テ ス ト」 と比 較 して み る と、近 藤 の調 査 結 果 で は ① 偉 くな る た め 、 ③ お 金 も ち に な る た め 、 ③ 人 と仲 よ くす る た め 、 ⑨ 人 の 役 に た つ た め 、 ⑩ 世 の 中 を よ くす る た め 、 の

5項

目が 有 意 に 変 化 を 示 して い る が 、 本 研 究 の 授 業 プ ロ グ ラ ム に よ り有 意 に 変 化 した も の とは 、 ま つ た く異 な つ た 結 果 とな つ て い る。 こ の 違 い を 生 じた原 因 と して 、近 藤

(2010)は

「人 間 関係 を形 成 す る能 力 の 育 成 」に 焦 点 を あ て た プ ロ グ ラ ム と して 、 さ ま ざ ま な 活 動 を 取 り入 れ て 実 践 して い る。 そ れ に 対 して 、本 研 究 は 、職 業 あ る い は 仕 事 に つ く こ とに よ っ て 何 を 得 よ う と して い る の か 、 何 を 最 も重 視 して 職 業 に つ こ う と して い る か とい つ た 「職 業 目的 意 識 」 あ る い は 「職 業 価 値 観 」 に 焦 点 を 当 て た 活 動 か ら な る プ ロ グ ラ ム を 実 践 した 。 効 果 の 違 い は 、 こ の よ うな プ ロ グ ラ ム の 違 い に よ る も の だ と考 え られ る。 次 に 、 今 回 の 調 査 結 果 で 事 前 。事 後 調 査 を通 して 、 ⑦ 暮 らす の に必 要 な お 金 を も ら うた め 、 ⑨ 人 の 役 に た つ た め 、 が 常 に 高 い 平 均 値 を示 して い た 。 ま た 逆 に 、③ お 金 持 ち に な る た め 、⑥ 遊 ぶ の に 必 要 奈 お 金 を も ら うた め 、が 常 に 低 い 平 均 値 を示 して い た 。 近 藤

(2010)の

調 査 結 果 で は 、“暮 らす の に 必 要 な お 金 を も ら うた め"“人 の 役 に た つ た め" は 学 級 全 体 で 事 前 事 後 と も高 い 数 値 を維 持 し “お 金 持 ち に な る た め "“ 偉 くな る た め" “遊 ぶ の に必 要 な お 金 を も ら うた め

"は

、低 い 数 値 で あ っ た 。 ま た 、山 田

(2007)に

よ る 小 学 校

5年

生 の 結 果 で は 、高 か つ た 項 目は 、"暮 らす の に 必 要 な お 金 を も ら うた め

"(10

項 目 中

1位

)、 “自分 の 得 意 な こ と を 生 か す た め

"(2位

)で

あ り、逆 に 低 か つ た 項 目は 、 “遊 ぶ の に必 要 な お 金 を も ら うた め

"(10位

)、 “偉 くな る た め

"(9位

)“ お 金 持 ち に な る た め

"(8位 )で

あ っ た 。 これ らの 結 果 を比 較 す る と、若 干 の 違 い は 見 られ て も 、全 体 と して は類 似 して い る。した が っ て 、小 学 生 の 職 業 価 値 観 に 関 す る全 体 的 な傾 向 は 、 14

(16)

全 国 的 に 類 似 した もの と考 え られ る。 子 ど も た ち が こ の よ うな価 値 観 を持 つ 理 由 と し て は 、 次 節 で 示 す よ うに 、 児 童 の 理 由 づ け か ら、 働 く こ との 中 心 を 「生 活 の た め の 経 済 的 な 価 値 」 と 「社 会 的 に 人 々 の た め に 役 に 立 つ 」 こ とに お い て い る こ とが うか が わ れ る。

3.小

集 団 (班

)活

動 に よ る価 値 観 の 変 化 授 業 プ ロ グ ラ ム の な か で 、 小 集 団 (班

)活

動 に よ つ て 、 事 前 、 実 践 、 事 後 の 価 値 観 の 変 化 を把 握 す る た め 、 班 学 習 に よ る活 動 の 前 後 、 及 び 班 学 習 記 録 した 。 こ の授 業 プ ロ グ ラ ム で 、 小 集 団 (班

)活

動 前 の 個 人 の 価 値 観 と、 小 集 団 (班

)活

動 で の 集 団 決 定 した 価 値 観 の 変 化 、 さ らに 、 そ れ を 受 け て 、 事 後 に個 人 の 価 値 観 が ど う変 化 した か を 下 記 に記 述 す る。

(1)小

集 団 (班

)活

動 前 の 個 人 の価 値 観 上 位 と して 挙 が つ た 項 目は 以 下 の も の で あ る。 ① 暮 らす の に必 要 な お 金 を も ら うた め 、 ② 世 の 中 を よ くす る た め 、 ③ 人 の 役 に 立 つ た め 、 が 上 位 を 占 め た 。 そ の 理 由 と し て 代 表 的 な も の を 挙 げ る と以 下 の よ うな も の で あ る。 ① 暮 らす の に必 要 な お 金 を も ら うた め ・ 暮 らす に は お 金 が い る か ら。・ お 金 が な い と幸 せ な 生 活 が で きな い か ら。 ・ お 金 が な い と生 き て い け な い か ら。 ② 世 の 中 を よ くす る た め ・ 悪 い 人 を こ ら しめ る。・ 平 和 に働 き た い か ら。・ 楽 し く仕 事 を した い か ら。 ③ 人 の 役 に た つ た め ・ 人 の 役 に 立 つ こ とは 、み ん な が 平 和 に な れ るか ら。・ 役 に 立 つ こ とは重 要 とお も うか ら。・ 人 に 笑 顔 や 幸 せ に な つ て も ら え る か ら。 下位 と して挙 が つ た項 目は以 下 の もの で あ る。① 遊 ぶ の に必 要 なお 金 を も ら うた め、 ② 偉 くな るた め 、③ お 金 持 ち に な るた め 、 が 下位 を 占 め た 。 そ の理 由 と して代 表 的 な もの を挙 げ る と以 下 の よ うな もの で あ る。 ① 遊ぶ の に必 要 なお金 を も ら うた め ・ 遊 ぶ お金 は 、 ち ょっ とで も遊 べ るか ら。・ 遊 ぶ のにお金 を使 つた ら、暮 らせ ない 15

(17)

か ら。 ・ 遊 ぶ な ら、 生 活 に使 え ば い い 。 ② 偉 くな るた め ・ 偉 くな くて も働 け る。・ 別 に偉 くな りた い とは 思 わ な い。 ・ 偉 くな る と、仕 事 が 増 え るか ら。 ③ お 金 持 ち に な るた め 。お金持 ち じゃ な くて も幸せ な らい い と思 う。 。お金持 ち じゃな くて も、生 活 して い け るお金 が あれ ば い い。 ・ お 金 持 ち に な るた め に仕 事 をす るん じゃ な い か ら。

(2)小

集 団 (班

)活

動 で の 集 団 で の価 値 観 の 変 化 班 ご との 話 し合 い に よ り、 職 業 価 値 と して 大 切 だ と思 う も の 上 位

3項

目、 下 位 3 項 目 を 画 用 紙 に 記 入 させ た 。 上 位 と して 挙 が つ た 項 目お よび そ の 代 表 的 な 理 由 は 以 下 の も の で あ る。 ① 暮 らす の に必 要 な お 金 を も ら うた め ・ 暮 らす に は お 金 が い る か ら。・ お 金 が な い と幸 せ な 生 活 が で き な い か ら。 ・ お 金 が な い と生 き て い け な い か ら。 ② 人 の 役 に た つ た め 。人 の役 に 立 つ こ とは 、み ん な が平 和 に なれ るか ら。・ 役 に立 つ こ とは重 要 とお も うか ら。。人 に笑 顔 や 幸 せ に な つ て も ら え る か ら。 ③ 自分 の 得 意 な こ と を生 か す た め ・ 得 意 な こ と を仕 事 に した ら、楽 し くな る と思 つ た か ら。・ 自分 の 得 意 な こ と を 生 か す こ とが い い と思 う。・ 楽 し くで き た 方 い い と思 つ た か ら。 上 記 の 結 果 か ら、 各 班 の 上 位

3項

目、 下 位

3項

目は 、 よ く似 て お り、 そ の 理 由 も あ ま りか わ らな い も の で あ っ た 。 こ の よ うに 、 ほ とん どの 班 で の 意 見 、 理 由 が 類 似 して い た 理 由 と して 、 互 い に話 合 い 活 動 に よ つ て 、 よ リー 般 性 の あ る価 値 観 に近 づ い て い つ た の で は な い か と、 記 録 、観 察 か ら うか が え た 。 た だ し、 個 々 の 児 童 の 意 見 が ど こ ま で 深 く掘 り下 げ て 考 え られ て い る か に つ い て は 、 疑 間 が 残 つ た 。 す な わ ち 、 自分 の 意 見 は 他 児 童 に伝 え る こ とが で き て い る が 、 結 滞 に あ た っ て は 、 班 の 多 数 の 意 見 や 、 16

(18)

リー ダ ー 的 児 童 の 意 見 が 尊 重 され て い る よ うに観 察 され た 。 ま た 、 集 団 決 定 した 職 業 価 値 の 中 で 上 位

3位

以 内 に あ が つ た も の を集 団 活 動 前 に 個 人 の 考 え た価 値 観 と比 較 す る と、「世 の 中 を よ くす る た め 」 に 代 わ つ て 「 自分 の 得 意 な こ と を 生 か す た め 」 とい う項 目が 入 つ て い る。 これ は 、 職 業 観 テ ス トの 結 果 と共 通 し て お り、 個 人 の 事 後 に お け る価 値 観 の 変 化 と班 活 動 に よ る集 団 決 定 の 結 果 が 一 致 して い る こ とが 明 らか に な っ た 。ま た 、「 自分 の 得 意 な こ とを生 か す た め 」の 理 由 を 見 る と、 仕 事 を す る な らば 、 自分 の 得 意 な こ と を 生 か して 、 楽 し く仕 事 を した い とい う思 い が 高 ま っ た こ とが認 め られ る。 次 に 、 下 位 と して 挙 が つ た 項 目お よ び 理 由 は 以 下 の もの で あ る。 ① 遊 ぶ の に 必 要 な お 金 を も ら うた め ・ 遊 ボ お 金 は 、 ち ょつ とで も遊 べ る か ら。・ 遊 ぶ の に お 金 を使 つ た ら、暮 らせ な い か ら。・ 遊 ぶ な ら、 生 活 に 使 え ば い い 。 ② 働 くの は 当 た り前 だ か ら 。自分 が働 き た くな か つ た ら、 働 か な くて も よい 。

9働

い て い な い 人 もい る か ら。 ・ 親 か らお 金 が も らえ る か ら。 ③ お 金 持 ち に な る た め ・ お 金 持 ち じゃ な くて も幸 せ な らい い と思 う。 ・ お 金 持 ち じゃ な くて も、 生 活 して い け るお 金 が あれ ば い い。 ・ お 金 持 ち に な る た め に 仕 事 をす る ん じゃ な い か ら。 集 団 決 定 に よ り下 位

3項

目 に 入 つ て い る も の を 事 前 の 個 人 的 な 価 値 観 と比 較 す る と、 「偉 くな るた め 」 に代 わ つて 、「働 くの は 当 た り前 だ か ら」 が入 つ て い る。 これ も、職 業 観 テ ス トの 結 果 と共 通 して い る。 た だ し、「働 くの は 当 た り前 だ か ら」 が 重 要 で な い とい う理 由 を 見 る と、 働 か な くて も生 活 して い け る と い う、 自 己 中 心 的 な 考 え が 出 て き て い る。 働 く こ とに 対 す る児 童 の 考 え に 多 様 性 が 出 て き た と も言 え る が 、 職 業 観 ・ 勤 労 観 の うえ で は 、 必 ず し も発 達 した 状 態 とは 言 え な い と思 わ れ る。

(3)小

集 団 (班

)活

動 後 の 個 人 の価 値 観 17

(19)

学 級 全 体 で の 話 合 い 活 動 後 、児 童 個 人 の価 値 観 に つ い て 記 述 して も らつ た 。 結 果 は 、

(2)の

小 集 団 (班

)活

動 で の 集 団 で の 内 容 と 同 じ結 果 と な り、 学 級 全 体 で

9割

近 い 児 童 が 同 じ項 目、 理 由 を記 述 して い た 。 こ の 理 由 は 、 話 合 い 活 動 に よ つ て 、 多 様 な 価 値 観 の 理 解 、 何 の た め に 働 くの か とい う理 由 が 明 確 に な つ た の で は な い か と考 え る。 こ こ で の 上 位 、 下 位 項 目、 理 由 は

(2)の

小 集 団 (班

)活

動 で の 集 団 で の 変 化 と ほ ぼ 同 様 の 記 述 な の で 省 略 す る。

4.プ

ロ グ ラ ム 終 了 後 の 振 り返 り 授 業 を 終 え て 、振 り返 リカ ー ドに 自 由記 述 した 、子 ど もた ち の 感 想 を ま とめ て み た 。 多 か つ た 感 想 は 、 次 の も の で あ っ た 。 ・ 人 そ れ ぞ れ 、 一 番 大 事 な こ とは 違 う と思 つ た 。

(19/23人

) 。み ん な の 意 見 を 聞 い て 、 働 く こ とは ど うい うもの か わ か っ た。

(14/23人

) ・ “役 に 立 つ た め"、 “世 の 中 を よ くす る た め

"が

とて も大 切 だ と思 ら た 。

(lo/23人

) こ の よ うに 、 多 様 な 価 値 に 触 れ る こ とで 、 子 ど も た ち の 価 値 観 に授 業 プ ロ グ ラ ム 実 施 の 事 前 と事 後 の 間 に 変 化 が 起 こ つ た と考 え る。 な ぜ な らば 、 事 前 調 査 で は 経 済 的 な 側 面 を職 業 価 値 の 上 位 と して い た 児 童 が 多 か つ た が 、 事 後 の授 業 プ ロ グ ラ ム 終 了 後 に は 、職 業 価 値 観 の 多 様 性 に 気 づ き 、働 く こ とは お 金 の た め 、生 活 の た め だ け で は な く、 社 会 的 な 意 義 も あ る こ とに 気 づ い た こ とが うか が わ れ る。 い ろ い ろ な 意 見 を 受 け 入 れ 、 そ れ を認 め 合 う こ とが で き た こ と は 、 子 ど も た ち に と つ て 、 とて も有 意 義 な こ とで あ つ た で あ ろ う し、 今 後 の 中 学 校 の 職 業 体 験 や 、 高 等 学 校 へ の進 路 選 択 へ つ な が る一 石 を投 じた の で は な い か と考 え る。

V総

合 考 察

本研究では、

『 職業あるいは仕事につ くことによつて何を得 ようとしているのか、何

を最 も重視 して職業につこうとしているか』 といつた 「職業 目的意識」あるいは 「職

18

(20)

業 価 値 観 」 の 変 化 を提 え よ う と し、 児 童 の 「職 業 観 ・ 勤 労 観 」 を 育 成 す る た め の 授 業 プ ロ グ ラ ム を 開 発 す る こ とに つ い て 検 討 して き た 。 本 研 究 で は 、「職 業 観 ・ 勤 労観 」 を 主 と して 、 職 業 に 関 す る知 識 に 基 づ い た 職 業 価 値 観 と態 度 と定 義 して い る。 具 体 的 に は 「職 業 あ る い は 仕 事 に つ く こ と に よ つ て 何 を得 よ う と して い る の か 、 何 を最 も重 視 して職 業 に つ こ う と して い る の か 」とい う こ とに 焦 点 を 当 て て い る。「職 業 観・勤 労観 」 を 能 力 的 な もの も含 め た キ ャ リア 教 育 全 体 と重 な る も の と考 え た 先 行 研 究 は 多 い が 、 職 業 観 ・ 勤 労 観 の 中 で も 中 核 的 な 職 業 価 値 観 を 直 接 考 え させ る よ うな 研 究 は 少 な い 。 本 研 究 で は 、 家 族 イ ン タ ビ ュ ー や 職 業 調 べ 学 習 、 小 集 団 (班

)で

の 話 合 い 活 動 とい つ た 教 育 活 動 を行 い 、 そ の 効 果 を 質 問 紙 お よ び 、 児 童 の 感 想 か ら測 定 し よ う と した 。 そ れ ぞ れ の 実 践 内 容 に よ っ て 、 児 童 が い か に 自 己 の 価 値 を形 成 す る の か に つ い て 以 下 の

2点

の 示 唆 を得 た 。 第

1に

、 ① 家 族 イ ン タ ビ ュ ー 、 ② 職 業 調 べ 学 習 か ら、 世 の 中 に は い ろ い ろ な 職 業 が あ り、 そ れ らの 職 業 の 内 容 に つ い て 理 解 を 深 め る こ とが 有 効 で あ る こ と、 ま た 、職 業 に 関 す る知 識 及 び 、職 業 価 値 観 と態 度 を促 進 す る こ とが で き る と考 え られ る。第

2に

、 授 業 プ ロ グ ラ ム を 通 じて 、 小 集 団 (班

)の

話 し合 い 活 動 、 職 業 価 値 の 順 位 づ け な ど を 行 うこ とに よ っ て 、 人 に は い ろ い ろ な 価 値 観 が あ る こ とに 気 づ く こ とが で き た の で は な い か と考 え る。 よ り具 体 的 に 言 え ば 、 この授 業 プ ロ グ ラ ム に よ っ て 、① 働 く (職 業

)こ

とへ の 理 解 、 ② 何 の た め に働 く の か (価 値

)と

い う 目的 を理 解 す る 効 果 が あ る こ とが 確 認 で きた 。 ① 家 族 イ ン タ ビ ュ ー や ② 職 業 調 べ 学 習 に よ っ て 、 児 童 た ち の 働 く こ とへ の 知 識 や 意 味 を 把 握 し、 話 し合 い 活 動 に よ つ て 、 他 児 童 の 多 様 な価 値 観 の 違 い を認 め 合 うこ と、 ま た 、 現 在 の 自 己 の 価 値 観 の 確 認 を 理 解 で き る授 業 プ ロ グ ラ ム だ と思 う。 い ろ い ろ な こ と を学 び 、単 純 な 考 え か ら、幅 広 い 価 値 観 を 受 容 す る姿 勢 を身 につ け られ た と考 え る。 しか し、 ② 何 の た め に 働 くの か (価 値

)に

つ い て の 理 解 の 中 で 、 個 人 の 価 値 観 は 、 将 来 、 変 化 して い く可 能 性 が あ る こ と に 気 づ く。 とい うこ とは 、 小 学 校 段 階 で は 具 体 的 に 考 え る こ とが 難 しい よ うに 思 え た 。 今 後 の 課 題 と して は 、 児 童 が ま だ 実 際 に 働 く こ とへ の 経 験 が な い こ とや 、 物 事 を 断 片 的 に 考 え る傾 向 が あ る こ とな どか ら、 単 発 的 な 活 動 で は 、 断 片 的 に 終 わ つ て しま う こ とが 懸 念 され る。 とは い え 、 こ の 授 業 プ ロ グ ラ ム を通 して 感 じた こ とは 、 小 学 校 段 階 で も実 践 的 な 職 業 価 値 観 を考 え て い く教 育活 動 19

(21)

が 積 極 的 に 行 う こ とに よ り、職 業

0勤

労 に 関 す る価 値 観 の 形 成 に影 響 を 与 え る と考 え る。「多 様 な価 値 観 の認 識 」、「職 業 観 ・ 勤 労 観 の 育 成 」 に 効 果 の あ る授 業 プ ロ グ ラ ム 開 発 を今 後 と も さ らに 追 及 して い き た い 。

≪ 引用 文 献 ≫

中 央 教 育 審 議 会 答 申

(2011).今

後 の 学 校 に お け る キ ャ リア 教 育 ・ 職 業 教 育 の 在 り方 に つ い て 国 立 教 育 政 策 研 究 所

(2005).生

涯 に わ た る キ ャ リア 発 達 の 形 成 過 程 に 関 す る 総 合 的 研 究 報 告 書

(I)一

児 童 ・ 生 徒 の キ ャ リア 発 達 に 関 す る 質 問 紙 調 査 一

wwL″

′eigο.」ip/04_々e″々y″_an"aFだ′ν03‐s力ogaF.わrm′

(2014年

1月 最 終 アクセス)

国 立 教 育 政 策 研 究 所 生 徒 指 導 研 究 セ ン タ ー (2002)

『 児 童 生 徒 の 職 業 観 ・ 勤 労 観 を 育 む 教 育 の 推 進 につ い て 』 調 査 研 究 報 告 書 WWW.●ler.go.」ip/sわ′dO/ce″lettρ/sわ ro/sわro.力

fm(2014年

1月 最 終アクセス)

近 藤 雄

(2010).児

童 の 勤 労観 や 職 業観 をは ぐ くむ プ ロ グ ラム の 開発 。実 施 を通 して 青森 県総 合 教 育 セ ン ター 研 究 紀 要 増 井 幸 一 。広 井 甫

(1965).職

業 観 診 断 テ ス ト 竹 井 機 器 工 業 株 式 会 社 文 部 科 学 省

(2004).キ

ャ リア 教 育 の 推 進 に 関 す る総 合 的 調 査 研 究 協 力 者 会 議 報 告 書 自木 み ど り

(2010)_キ

ャ リア 教 育 に か か わ る価 値 観 形 成 につ い て の 一 考 察 上越 教 育 大 学 研 究 紀 要 ,29,75‐86. 田原 早 苗 (2007).よ りよい 生 き方 を 目指 す 子 ど もを育 て るキ ャ リア教 育 教 育 実 践 研 究,17,169‐174. 山 田兼 尚

(2007).児

童 ・ 生 徒 の職 業 観 国 立 教 育 政 策 研 究 所 (編

)

キ ャ リア教 育 へ の招 待 東 洋 館 出版 社,pp.45‐ 56.

≪参 考 文 献 ≫

佐 藤 修 一

(2012)キ

ャ リア 教 育 プ ロ グ ラ ム (総 合 的 な 学 習 の 時 間) 申 央 教 育 審 議 会 答 申 (■

999)初

等 中 等 教 育 と高 等 教 育 との 接 続 に つ い て

″″w.meχf.9o.ル

_me″

J/s力わgri/cヵ″″

orJ/(2014年 1月

最 終 アクセス)

三村 隆 男

(2004)学

校 教 育 へ の職 業 観

0勤

労観 形 成 の導 入 過 程 にお け る教 科 外 活 動 の役 割 日本 特 別 活 動 学 会 紀 要,12,23‐32. 村 上龍

(2003)13歳

のハ ロー ワー ク 幻 冬 舎 文 部 科 学省

(2012)小

学 校 学 習 指 導 要 領 文 部 科 学省

(2012)生

徒 指 導提 要 20

(22)

Appendix l

知 つ て い る職 業 を 書 い て み よ う ! (名 前 ① あ な た が 知 つ て い る職 業 を書 い て み ま し ょ う。 そ れ は 、どの よ うな こ と を す る仕 事 で す か

?知

っ て い る こ と を書 い て くだ さい 。 職 業

どんな ことをす る仕事か ?

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 あ な た に と つ て 、「働 く

Jと

は 、 どの よ うな こ とだ と思 い ま す か

?

(23)

Appendix 2

≪■くここってこんじここ

?≫

No。

2

(名

あ な た は 、 将 来 、何 の た め に働 き た い と思 い ま す か 。 そ れ ぞ れ に あ て は ま る数 字 に

Oを

つ け て くだ さい 。 こ の 回 答 に は 、「正 しい

Jと

か 「間 違 っ て い る」 とい うこ と は 、 ま っ た くあ りま せ ん 。 とて も そ う思 う ま あ そ う思 う あ ま りそ う 思 わ な い ま っ た くそ う 思 わ な い ① 偉 くな るた め・・ 。・ 。

00

② 人 に認 め られ るた め・ 0。 ③ お金持 ちにな るた め・・

00

④ 自分 の得意 な こ とを 生 かす た め 。・ ・・・ ・・ ・ ⑤ や りた い こ とを す るた め・

00。

・・ ・ ・・ ⑥ 遊ぶ のに必要 なお金 を も ら うた め・ 。・・ ・ ●● ⑦ 暮 らす の に必 要 な お金 を も ら うた め・ ・ ・・・ ③ 人 と仲 良 くす るた め・

00・

⑨ 人 の役 に立つ た め・ ・・・・ ⑩ 世 の 中を よ くす るた め・・ 0 働 く の は 当 た り前 だ か ら・ ・ ・ 0・ ● ● ● ● ● 貧 乏 に な らな い た め 。・ ・ ・

50・

・ ・ ・ 4・ ・ ・ ・ ・ 2・ 0・ 0・ ●1

5000・

04・

・ ・ ・ ・

20・

・ ・ ・

`1

50。

・ ・ ・

400・

・ ・ 2・

00・

ol

・ 4・ ・ ・ ・ ・

20・

・ ・ 0● 1 5。 ・

00・

4・ 。・ ・ ・

20

1 2・ 0。 ・ ・ ・ 2・ ・ ・ ・ 0・ 2・

00・

・ ・ 2・ ・ ・ ・ ・ 。 ① 5     5 ● ● ● ● ● ● 1 0 0 0 0 ● ● 1 2     2 4     4 ⑫ 22

(24)

Appendix 3

≪■くここってこんむここ

?≫

o。

3

(名

み な さん は 、「働 く こ と」 は どん な こ とだ とお もい ま す か ? ま ず は 、 身 近 な お 家 の 人 に イ ン タ ビ ュ ー して み ま し ょ う

!!

学 校 の 勉 強 で は 気 づ か な い こ と も知 る こ とが で き る か も しれ ま せ ん ね 。

① ●いていて、楽しいここや、うれしいここ

.

② 働いていて、華せこ感じるこき僣、いつてすか?

③ 働くこきに、したこいここや、つらいここ

. 23

(25)

Appendix 4

≪■くここってこんむここ

?≫

o。

4

好 きな職 業 を調 べ てみ よ

●ロ ロ ロ ● ● 〓 日 ● ン フ あ な た が 、 興 味 の あ る職 業 に つ い て イ ン タ ー ネ ッ トや 本 で 調 べ て み ま し ょ う。 意 外 に 自 分 の 知 らな い こ と を仕 事 に して い る か も知 れ ま せ ん ね !ま た 、 そ の 仕 事 が 社 会 に どの よ う な 意 味 を持 つ もの か も し らべ て み ま し ょ う。 将 来 、 この 仕 事 で 働 け る とい い で す ね ☆ 名 前

(

職 業 名

※ 写 真 や 絵 を描 い て くだ さい 。 ① どの よ うな こ とを してい ます か

?

② どうした ら、その職業に就けますか ?

③ そ の職 業 は、 まわ りの人 に、 どん な こ とを して くれ ます か

?

24

(26)

Appendix 5

働 く こ とつ て どん な こ と

?

(名 前

① あなたが将来の仕事を決めるとき、一番に考えることは どんなことですか ?

12個

か ら考 えて 、 ラ ン キ ン グ して み ま し ょ う。 ② これ が 一 番 重 要 だ と思 つ た わ け は何 です か? ③ これ が あ ま り重 要 で な い と思 つたわ け は何 です か?

① 偉 くなるため

② 人に認められ るため

③ お金持ちになるため

④ 自分の得意なことを生かすため

⑤ や りたいことをす るため

⑥ 遊ぶのに必要なお金をもらうため

⑦ 暮 らすのに必要なお金をもらうため

③ 人 と仲良くす るため

⑨ 人の役にたつため

⑩ 世の中をよくす るため

⑪ 働 くのは当た り前だか ら

⑫ 貧乏にならないため

25

参照

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