〈論文〉学生の課題提出に及ぼす学内ポータルシステム使用の効果--FDに対する応用行動分析学の手続き
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(2) 第59巻. 1は. 1応. 第2号. じ. め. に. 用 行動 分 析 とは. 応 用 行 動 分 析 とは,日 常 にお け る問題 場 面 の解 決 に,行 動 分 析 学 に よ る知 見 を援 用 す る 方 法 で あ る。 行 動 分 析 学 は,B・F・. ス キ ナ ー が体 系 的 に学 問 づ けた こ とが起 源 と され て い. る。 通 常 の 心 理 学 で 言 わ れ る よ うな 「不 満 」「喜 び」 とい った 抽 象 的 な概 念 は扱 わ ず,観 察 可 能 な行 動 を 対 象 と して 扱 う。 行 動 原 理 に基 づ き,環 境 事 象 を 重視 した観 点 を持 って い る た め,問 題 と され る行動 の 測定 や 介入 手 続 きな どが 明確 に な る,と い った特 徴 が あ る。 主 に発 達 障害 な どの領 域 で成 果 を あ げ て い るが,教 育,産. 業,ス ポ ー ツ,医 療 ・介 護 な どの. 分 野 で も活用 され,実 績 を得 て い る手 法 で あ る。 と りわ け企 業 組織 で の応 用 分 野 を パ フ ォ ー マ ンス ・マ ネ ジ メ ン トまた は組 織 行 動 マ ネ ジ メ ン トと よぶ。. 2パ. フ ォー マ ンス ・マ ネ ジメ ン トとは. 医者 は,医 学 や薬 学 な どの研 究 に よ って実 証 され た手 続 や 医薬 品 を使 って治 療 サ ー ビス を 提供 す る医 学 の実 践 家 で あ る。 建 築 家 は,建 築 学 な どの研 究 に よ って実 証 され た デ ザ イ ンや素 材 を使 って建 築 を す る実 践 家 で あ る。 行 動 科 学 は人 間 や動 物 の行 動 に 関 す る科 学 で あ るか ら,教 師 や カ ウ ンセ ラー,看 護 師 や コ ンサ ル タ ン ト,動 物 トレー ナ ー な ど,「 行 動 」 に関 わ る仕 事 には,す べ て,パ. フ ォー マ ンス ・マ ネ ジ メ ン トを導 入 で き る こ と とな る。 パ. フ ォー マ ンス ・マ ネ ジ メ ン トは,ヒ ュー マ ン ・サ ー ビスの た めの 科 学 的 な 方 法 論 と いえ る。 学 問 には,基 礎 研 究 の 積 み 重 ね が必 要 と され,多. くの知 見 が あ る。 同 じ よ うに,行 動 分. 析 学 に も基礎 研 究 が あ り 「実 験 的 行 動 分 析 学 」 とよ ば れ,実 験 室 の 統 制 され た環 境 条 件 で, 行 動 と環 境 との基 本 的 な 因 果 関係 が研 究 され て い る。 多 くは ハ トや ラ ッ トな ど,実 験 動 物 を使 った研 究 で あ り,こ う した基 礎 研 究 で 見 い だ され た法 則 を 組 み合 わ せ て,社 会 や個 人 の現 実 の 問題 解 決 に応 用 で き るか ど うか を研 究 す るの が 「応 用 行 動 分 析 学 」の領 域 と な る。 応 用 行動 分 析 学 は,当 然,実 験 室 で は な く,問 題 が起 こ って い る現 場(学 校,家 庭,職 場, 地 域 社 会,病 の,シ. 院 な ど)で 行 わ れ る。 実 験 室 ほ ど厳 格 な条 件 統 制 は で きな い こ とが 多 い もの. ン グル ケ ー ス ・デ ザ イ ン(一 事 例 の実 験 デ ザ イ ン)お よび グル ー プ ・デ ザ イ ンを使. った 因 果分 析 が な され て い る。. 28(426).
(3) 学生の課題提 出に及ぼす学内ポー タル システム使用の効果(高 道) 3実. 験 デ ザ イ ンに お け る 用語 の説 明. 「独 立 変 数 」 と 「従 属 変 数 」 実 験 デ ザ イ ンで は 「独 立 変 数 」 と 「従 属 変 数 」 とい う2つ の変 数 が用 い られ る。 従 属 変 数 とは 測定 され る行 動 を 指 し,独 立 変 数 とは実 験 者 の制 御 下 に あ る指 導 法 や 手 続 き を指 す 。 独 立 変 数 を 操作 す る こ と に よ り従 属 変 数 が変 化 した とい う こ とが あ る実 験 デ ザ イ ンを用 い て 明 らか にな った とす る と,暫 定 的 な 因 果 関係 が仮 定 され る。 別 な言 い方 を す れ ば,独 立 変 数 の変 化 に対 応 して従 属 変 数 が系 統 的 に変 化 す る こ とを行 動 分 析 家 が例 証 す る こ とが で きた な らば,そ. こ には 関数 関係 が存 在 す る とい う こ とに な る。 す な わ ち,そ う した 関係 で. は,従 属 変 数 の変 化 は独 立 変 数 の変 化 に 「依 存 」 して い る とい う こ とを意 味 す る。. 「実 験 的 コ ン トロ ール 」 「実 験 的 コ ン トロ ール 」と は,従 属 変 数 の 変 化 が独 立 変 数 の 操作 と本 当 に関連 して い るか ど うか,す な わ ち,そ こ に関数 関係 が存 在 して い るか ど うか を確 認 す るた め の研 究 者 の作 業 で あ る。 研 究者 が,独 立 変 数 以 外 の非 実 験 変 数 が行 動 変 容 の原 因 に な って い る可 能 性 を で き る限 り排 除 す る こ とを い う。(非 実 験 変 数 を コ ン トロ ー ル す る). 4実. 験 デ ザ イ ンの基 本 カ テ ゴ リー. 実 験 デ ザ イ ン を 大 別 す る と,シ. ン グ ル ケ ー ス ・デ ザ イ ン(一. ル ー プ ・デ ザ イ ン と に分 け ら れ る。 そ の 名 が 示 す よ う に,シ. 事 例 の 実 験 デ ザ イ ン)と. ン グ ル ケ ー ス ・デ ザ イ ン で は. 1つ の 研 究 の 中 で 一 人 一 人 の 個 人 に 焦 点 が 当 て ら れ る の に 対 し,グ. ル ー プ ・デ ザ イ ン で は. 個 人 の 集 ま り で あ る集 団 の デ ー タ に 焦 点 が 当 て ら れ る。 グ ル ー プ ・デ ザ イ ン は,あ 変 数 に つ い て 対 象 と な る 人(あ 成 績(行 動 遂 行)を. る い は 被 験 者)を. グ. い つ か の グ ル ー プ に 分 け,グ. る従 属. ループ間の. 比 較 す る の に 用 い ら れ る。 グ ル ー プ 間 の 比 較 を す る 際 に は,ほ. とん どの. 場 合 各 グ ル ー プ の 成 績 の 平 均 を 用 い て 行 な わ れ る。. 5実. 験 デ ザ イ ンの共 通 要 素. 実 験 デ ザ イ ンで は,独 立 変 数 を 操作 して い る間,被 験 者 の成 績 を観 察 す る。 後述 す るテ クニ ッ クは,従 属 変 数 の変 化 が実 験 的操 作 に よ る もの で あ り,偶 然 や た ま た ま存 在 した要 因 に よ る もの で は な い こ とを確 か め るた め に用 い られ る。 実 験 デ ザ イ ンで は,従 属 変 数 を くり返 し測 定 す る こ とが要 求 され る。 行 動 観 察 の対 象 と な る個 人(被 験 者)ま. た は グル ー プの成 績 は,長 期 間 に,わ た り毎 週,毎 29(427). 日あ るい は も っ.
(4) 第59巻 と頻 繁 に記 録 さ れ る。 そ し て,そ. 第2号. う し た 被 験 者 の 成 績 が,実. 験 条 件 を変 え た と きや独 立 変. 数 を 変 え た と き に ど う変 化 す る か が 比 較 さ れ る。 実 験 デ ザ イ ン に は い ろ い ろ な も の が あ る が,い. くつ か の 要 素 は す べ て の 実 験 デ ザ イ ン に 共 通 す る も の で あ る。 べ 一 ス ラ イ ン ・パ フ. ォ ー マ ン ス を 測 定 す る 点,少. な く と も1回 は 指 導(ト. マ ン ス を 測 定 す る 点 な ど が,そ. リ ー トメ ン ト)条 件 の 下 で の パ フ ォ ー. う し た 共 通 す る要 素 で あ る。. テ クニ ッ ク ベ ー ス ラ イ ンの 測 定 実 験 デ ザ イ ン に お け る最 初 の フ ェ イ ズ で は,べ べ 一 ス ラ イ ン ・デ ー タ と は,自. 一 ス ラ イ ン ・デ ー タ の 収 集 と 記 録 を 行 う。. 然 の 状 態 で 生 起 す る行 動(従. 属 変 数)の. も の で あ る。 ベ ー ス ラ イ ン ・デ ー タ を 収 集 す る こ と に は 次 の2つ (KAZDIN,A.1982)1つ. 目 は,記. 述 機 能 で あ る 。 つ ま り,そ. レベ ル を測 定 した. の 機 能 が あ る。. う した デ ー タは現 在 の 学生 の パ. フ ォ ー マ ン ス の レ ベ ル を 記 述 す る も の な の で あ る。そ の デ ー タ を グ ラ フ に プ ロ ッ トす れ ば, 学 生 の 行 動 を 図 示 す る こ と に な る。 こ う し た 客 観 的 な 記 録 に よ り,教 と し て い る 学 生 の 行 動 が,は. っ き り し,ま. 員 は,変. 容 させ よ う. た そ の 程 度 を 確 か め る こ と が で き る の で あ る。. べ 一 ス ラ イ ン ・デ ー タ を 収 集 す る こ と の2つ. 目 の 機 能 は 予 測 機 能 で あ る 。「指 導 が 導 入 さ. れ な か っ た 場 合 パ フ ォ ー マ ン ス の レ ベ ル は 近 い 将 来 ど の よ う に な っ て い た か は,べ イ ン ・デ ー タ を 基 に 予 測 さ れ る 」(KAZDIN,A.1982)。 あ る か 否 か を 判 断 す る た め に は,教 け れ ば な ら な い 。 つ ま り,べ. 指 導(独. 立 変 数)が. 一ス ラ. 効 果 あ る もの で. 員 は 指導 導 入 前 の 学生 の パ フ ォー マ ンス を知 って い な. 一 ス ラ イ ン ・デ ー タ に は 指 導 を 行 な う前 に 実 施 さ れ る プ レ テ. ス トと 同 様 な 目 的 が あ る。 指 導 の 効 果 は,実. 際 の デ ー タ が べ 一 ス ライ ンを投 影 した もの と. ど の 程 度 の ズ レ が あ る か で 判 断 さ れ る。. ABデ. ザイ ン. ABデ. ザ イ ン は,実. 験 デ ザ イ ン の 中 で も最 も基 本 的 な 実 験 デ ザ イ ン で あ る。 よ り複 雑 な. 実 験 デ ザ イ ン も実 は こ の 単 純 なABデ Bと は,実 Bフ れ,記. 験 デ ザ イ ン 中 の2つ. ェ イ ズ(指. 始 ま る。Bフ. の フ ェ イ ズAフ. 導 ・フ ェ イ ズ)一. 録 さ れ る。 そ し て,べ ェ イ ズ で は,指. ザ イ ン を 発 展 さ せ た も の で あ る。ABデ. 一 を 示 す 。Aフ. ェ イ ズ(べ. ザ イ ン のA. 一 ス ラ イ ン ・フ ェ イ ズ)と. ェ イ ズ で べ 一 ス ラ イ ン ・デ ー タ が 収 集 さ. 一 ス ラ イ ン が 安 定 し た 時 点 で 指 導 が 導 入 さ れ,Bフ. ェイ ズ が. 導 中 の デ ー タ の 収 集 と記 録 が 行 な わ れ る。 こ の デ ー タ 傾 向 が. 指 導 の 有 効 性 に 関 す る情 報 を 提 供 す る。 研 究 者 は そ れ に 基 づ い て 指 導 を 継 続 す る か,修 30(428). 正.
(5) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シス テ ム 使 用 の 効 果(高 道) を 加 え る か,あ ABデ. る い は 中 止 す る か を 決 定 す る こ と が で き る。. ザ イ ン を 用 い て 得 ら れ た デ ー タ を グ ラ フ 化 す る 場 合,2つ. イ ズ(べ. 一 ス ラ イ ン ・ フ ェ イ ズ)とBフ. ラ フ に描 か れ る。 そ の 際,2つ トさ れ,フ. の フ ェ イ ズAフ. ェ イ ズ(指 導 ・フ ェ イ ズ)が. ェ. ま と め て1つ の グ. の フ ェ イ ズ は グ ラ フ上 で は 縦 の 破 線 の 左 右 に 別 々 に プ ロ ッ. ェ イ ズ 間 の デ ー タ ポ イ ン トは 結 ば な い こ と に な っ て い る。 こ の よ う に 結 果 を グ. ラ フ の 形 で 表 す と(図1)と. な る。. ベ ー スラ イン. 指. 声グー ハメン み. 10. Y I. 9. 1. 正反応数. 呂. ■ 1. 7. l l」L. `3. 16r 1. 5. ■ 4. ■ 1. :3 2. 導 B. A. 1 ●. ●_L. ▼. . ■1. ■. ■ ■. 1. 里. (1. 図1ABデ. ザ イ ンの グ ラ フ. 一31(429)一. ▼. _●. ●.
(6) 第59巻 ABAデ ABAデ ェ イ ズ(べ. ザ イ ン(反. 転 法). ザ イ ン は,Bフ. ェ イ ズ(指 導 ・フ ェ イ ズ)に. 一 ス ラ イ ン ・フ ェ イ ズ)と. ス ラ イ ン ・フ ェ イ ズ)と な く,Bフ. 第2号. 導 入 し た 手 続 を 中 止 し て,元. 同 じ条 件 に 戻 す 。 こ れ で,行. 同 じ レ ベ ル に 戻 れ ば,最. ェ イ ズ(指 導 ・フ ェ イ ズ)に. 動 もAフ. ェ イ ズ(べ. 9. 導 入 した こ とに よ って生 じた可 能 性 が高 くな る。 こ. 一 一一 ■. ■. 正 反 応数. 呂. 1. 7 6 5. ll. 4. ll`. 3. 1騨F-一. 1 0. li! . 一. 2. 、. 一凸. 一. 初 の行 動 の変 化 は外 部 要 因 に よ って で は. れ が 条 件 の 反 転 で あ る。(図2). 10. のAフ. ℃. il. lI. 図2ABAデ. ザ イ ンの グ ラ フ. 一32(430)一.
(7) 学生の課題提 出に及ぼす学内ポー タル システム使用の効果(高 道) ABABデ. ザイ ン. 条 件 の反 転 を繰 り返 せ ば,そ れ だ け因 果 関係 を 強力 に示 す こ とに な るの で,場 合 に よ っ て は,も. う一 度 介 入 手 続 を導 入 し,反 転 させ るデ ザ イ ンを採 用 す る。 これ をABABデ. ザ. イ ン と呼 ぶ。(図3) 反 転 法 は シ ン プル で わ か りや す い方 法 で あ るが 限 界 もあ る。 行 動 を元 に戻 す こ とが倫 理 的 に許 され な い場 合 が あ る こ と(た とえ ば,賃 金 の増 減 と仕 事 の処 理 行 動)な. どが考 え ら. れ る。. トリー トメ ン ト. トリー トメン ト 0 ユ ■. 暫. ■. 1 1. 暫 1. 1● 一一 一 一鴨 軸● ■. 1 1. ■. ■. ■. ■. ■. ■ ■. 3. 墨 1. 2. l l. ■. ■. 置●一 1. 9. ■. ■. 4. 1 1. ■. 呂 7 5 5. 正 反 応 数. 一. 響. 皇. 1. 1. l l 1 l l I I. 1 1 巳. ■ ■. ■. 1. 畠 一. ■ -. 0. 1. !. ■ ■. 図3ABABデ. 1 ■ 1. ザ イ ンの グ ラ フ. 一33(431)一. 血 響. 一. ▼. ▲ 一.
(8) 第59巻. 第2号. オ ル タ ネ ー ト ・ トリ ー トメ ン ト ・デ ザ イ ン(図4) グ ル ー プ ・デ ザ イ ン でAフ 別 の 言 い 方 を す れ ば,指. ェ イ ズ(ベ. 導(ト. ー ス ラ イ ン ・フ ェ イ ズ)の. 長 さ を 変 え る デ ザ イ ン。. リー ト メ ン ト)の 介 入 時 期 を ず ら せ る デ ザ イ ン を い う。. 正飯 応. 正反臨. 正反臨. 図4(オ. 6パ. ル タ ネ ー ト ・ ト リ ー トメ ン ト ・デ ザ イ ン). フ ォ ー マ ン ス ・マ ネ ジ メ ン トのFDへ. の応 用性. パ フ ォ ー マ ン ス ・マ ネ ジ メ ン トの 領 域 組 織 内 の 人 間 行 動 が 持 つ 複 雑 か つ 曖 昧 な 現 実 を 研 究 す る領 域 は,多. 数 の 学 問分 野 か らの. 思 考 や 研 究 を 含 む 広 範 囲 に わ た る 多 角 的 な 領 域 で あ る。組 織 行 動 研 究 に は,「 マ ク ロ」と 「ミ ク ロ」の 要 素 に 分 け る こ と が で き,「 マ ク ロ組 織 行 動 」は,「 組 織 」 を 中 心 テ ー マ と し て と ら え,公. 式 な 組 織 や 構 造 に 関 す る 問 題,す. な ど を テ ー マ と す る。 主 に 経 営 学,経. な わ ち組 織 変 革,意. 済 学,社. な わ ち モ チ ベ ー シ ョ ン,コ. 営 政 策,経. 営戦 略. 会 学 か ら の 研 究 が 進 め ら れ て い る 。 一 方 「ミ. ク ロ 組 織 行 動 」は,「 行 動 」 を 中 心 テ ー マ と し て と ら え,非 題,す. 思 決 定,経. ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン,学 34(432). 公 式 な 組 織 や 個 々人 に 関 す る 問. 習,知. 覚,属. 性 な どを テ ー マ とす.
(9) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シ ステ ム 使 用 の 効 果(高 道) る 。 主 に 社 会 心 理 学,人 (Jack.D.Wood1996)日 (坂 下1985)(島. 間 科 学,人. 本 で は,ミ. 宗1999)こ. ク ロ組 織 行 動 は マ ク ロ組 織 行 動 ほ ど研 究 発 表 は多 くな い。. の パ フ ォ ー マ ン ス ・マ ネ ジ メ ン ト(組 織 行 動 マ ネ ジ メ ン ト)は 心. 理 学 側 か ら の ア プ ロ ー チ で あ り,ミ 組 織 と 学 生 の 関 係,す. 類 学 か ら の 研 究 が 進 あ ら れ て い る 。(図5). ク ロ 組 織 行 動 の 領 域 に あ る。 と な れ ば,大. な わ ち 学 生 へ の 行 動 マ ネ ジ メ ン ト も ま た,パ. メ ン トが 取 り 扱 う テ ー マ で あ る と い え る。 よ っ て,FDも. ま た,パ. フ ォ ー マ ン ス ・マ ネ ジ フ ォ ー マ ン ス ・マ ネ ジ メ. ン トの 研 究 対 象 領 域 と い え る。. 一 ▼ \. 心理学. 深層心理 学. 認知心理 学. 行動分析学 . . . . 1F. 実験的行動 分析学. 応用行動 分析学 一 一 一 一一 一 一 一 一一 一 一 一 一一 一 一 一 一 人事管理. 労務管理. (ホワイトカラー). (ブ ルーカラー). 図5(Jack.D.Wood1996). 皿. 1研. 研. 究. 究 の 目的. 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タ ル シ ス テ ム 使 用 の 効 果 。 パ フ ォ ー マ ン ス ・マ ネ ジ メ ン トの 手 続 き に よ るFDに 35(433). 学におけ る. 対 す る効 果 。.
(10) 第59巻 2研. 究 内容. 学 生 に対 し,授. 業 課 題 と し て レ ポ ー ト提 出 を,通. ー タ ル シ ス テ ム 「CampusPortalSystem」(以 CPSの 3研. 後CPSと. ル ー プ に分 け,紙. 記 す る)を 使 用 し た 場 合 と を 比 較 し. ,. べ 一 ス フ ェ イ ズ,CPS使. 用 フ ェ イ ズ,紙. ベ ー ス フ ェイ ズ順. グ ル ー プ 間 オ ル タ ネ ー ト ・ ト リ ー トメ ン ト ・デ ザ イ ンで 実 施 さ れ た 。. 面. 筆 者 が 担 当 す る大 学 講 義 で 週1回,全10回. の課 題 提 出 で実 施 され た。. 象 学生. 対 象 学 生 は,筆 者 担 当 の 同 一 科 目 を 受 講 し て い る2回 4時 限 目受 講 学 生51名,5時. 6セ. 内ポ. 究計 画. で 行 うABAの. 5対. 常 の 課 題 と し て 与 え た 場 合 と,学. 効 果 の検 討 を 目的 と した。. 学 生 を3グ. 4場. 第2号. 限 目受 講 学 生38名. 生 学 生 で,3時. の3グ ル ー プ,合. 計143名. 限 目受 講 学 生54名, で あ った。. ッテ ィ ング. 大 学 で 週 に1回90分. 授 業 で シ ラ バ ス に 沿 っ た 講 義 を 行 い,そ. の 講 義 後 課 題 を 与 え,翌. 週. にそ の 提 出行 動 を観 察 した。. 7デ. ザイ ン. 本 研 究 は 全10回. の 課 題 提 出 を 紙 ベ ー ス とCPS使. 用 の 比 較 研 究 を3グ. ル ー プ の グル ー プ. 間 オ ル タ ネ ー ト ・ ト リー トメ ン ト ・デ ザ イ ン で 実 施 し た 。. 8独. 立変 数. ト リー トメ ン トをCPS使. 用 と して 実 施 し,CPS使. を 測定 した。. 9従. 属変 数. 授 業 課 題 と し て の レ ポ ー ト提 出 数 。. 36(434). 用 刺 激 に対 応 し た 学 生 の 行 動 の 形 成.
(11) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シ ステ ム 使 用 の 効 果(高 道) 10行. 動 の指 標. 紙 ベ ー ス フ ェ イ ズ(フ ェ イ ズ1),CPS使 ェ イ ズ3)に. 11非. 用 フ ェ イ ズ(フ. ェ イ ズ2),紙. ベ ー ス フ ェ イ ズ(フ. お け る正 反 応 数 と した。. 実験 変 数 の コ ン トロー ル(学 生 に対 す る配 慮 に 関 わ る手 続 き). 本 研 究 で は従 属 変 数 と して 学生 の課 題 提 出行 動 を は か る もの で あ るの で,課 題 テ ー マ の 難 易度 に よ り提 出 行動 が増 減 す る こ とに配 慮 し,す べ て 当該 授 業 中 に講 義 した 内容 を別 の ケ ー ス に置 き換 え た課 題 と して設 定 した。. 12記. 録 と信 頼 性. フ ェイ ズ1及 び フ ェイ ズ3の 記 録 は,提 出課 題 を授 業 終 了 時教 員 が 回収 して集 計 し記 録 を行 った。 フ ェイ ズ2に つ い て はCPSで. の 表 記 を 集 計 し記 録 を 行 った。. 集 計 にお い て,課 題 を締 切 日以 後 に提 出 した もの は記 録 か ら除外 した。. 皿. 1手. 法. 方. 続 き. 観 察 デ ー タ は,フ ち,10回. ェ イ ズ の 全 日程 は2012年4月10日. か ら7月17日. ま で の15回 の 授 業 の う. の デ ー タで 観察 を した。. 全15回. の う ち 第1回. 講 義 日(4月10日)は. 学 生 に と っ て の プ レ授 業 で あ り,登. が 未 確 定 で あ っ た た め 課 題 は 出 さ な か っ た 。 次 に 第11回 講 義 日(6月19日)は. 録学生数. 台 風 の た め,. 休 講 と な り課 題 を 受 け取 る こ と が で き な か っ た 。 加 え て 課 題 を 与 え る こ と も で き な か っ た の で,2回. 講 義 日 分 の デ ー タ が 集 ま らな か っ た 。 次 に 第14回 講 義 日(7月10日)は. 対象学生. 全 員 に課 題 の 周 知 が 徹 底 で き な か っ た の で デ ー タ を 使 用 し な か っ た 。 第15回 講 義 日(7月 17日)は. 最 終 講 義 日 に 当 た り,課. 題 の 回 収 が で き な い の で 実 施 し な か っ た 。 よ っ て 全 日程. の う ち課 題 提 出 を 受 け た4月24日,5月1日,5月8日,5月15日,5月22日,5月29日, 6月5日,6月12日,7月3日,7月10日. 2ス 第1グ. の10回 分 デ ー タ を 観 察 し,検. 討 を行 った。. ケ ジ ュー ル ル ー プ(3限 フ ェ イ ズ1(紙. 目登 録 学 生54名) べ 一 スA)を4回,フ. ェ イ ズ2(CPS使 37(435). 用B)を4回,フ. ェ イ ズ3(紙.
(12) 第59巻 べ 一 スA)を2回. 第2グ. 第3グ. 実 施 した。. ル ー プ(4限. 目登 録 学 生51名). フ ェ イ ズ1(紙. ベ ー スA)を5回,フ. べ 一 スA)を2回. 実 施 した。. ル ー プ(5限. ェ イ ズ2(CPS使. 用B)を3回,フ. ェ イ ズ3(紙. 目登 録 学 生38名). フ ェ イ ズ1(紙. べ 一 スA)を6回,フ. (紙 ベ ー スA)を2回. 3フ. 第2号. ェ イ ズ2(CPS使. 用B)を2回,フ. ェ イ ズ3. 実 施 した。. ェ イ ズ1 (1)第1グ. ル ー プ に 対 し4月17日,4月24日,5月1日,5月8日. そ れ ぞ れ 課 題 を 与 え,従. 来 の 紙 べ 一 ス で の 提 出 を1週. の授業終 了時 に 間後 の 当該 授 業 終 了 時 に 回収 こ. とを 口頭 で伝 え た。 (2)第2グ. ル ー プ に は,4月17日,4月24日,5月1日,5月8日. 業 終 了 時 に そ れ ぞ れ 課 題 を 与 え,従. と5月15日. 来 の 紙 べ 一 ス で の 提 出 を1週. の授. 間 後 の 当該 授 業 終 了. 時 に回収 こ とを 口頭 で伝 え た (3)第3グ 月22日. ル ー プ に は,4月17日,4月24日,5月1日,5月8日,5月15日. の 授 業 終 了 時 に そ れ ぞ れ 課 題 を 与 え,従. と5. 来 の 紙 べ 一 ス で の 提 出 を1週. 間後 の 当. 該 授 業 終 了 時 に 回 収 こ と を 口頭 で 伝 え た. 4フ. ェ イ ズ2 (1)第1グ. ル ー プ に 対 し事 前 にCPSの. 操 作 方 法 を 教 室 で モ ニ タ ー に よ り周 知 さ せ,. 5月15日,5月22日,5月29日,6月5日 締 切 を1週. の 授 業 終 了 時 に 課 題 をCPSに. ア ッ プ さ せ,. 間 後 の 授 業 日前 日 の23時 に 設 定 す る こ と を 口頭 で 伝 え た 。. (2)第2グ. ル ー プ に は,事. 5月22日,5月29日,6月5日. 日前 日 の23時. ア ッ プ さ せ,締. 切 を1週. に設 定 す る こ と を 口 頭 で 伝 え た 。. ル ー プ に は,事. 5月29日,6月5日. 操 作 方 法 を 教 室 で モ ニ タ ー に よ り周 知 さ せ,. の 授 業 終 了 時 に 課 題 をCPSに. 間 後 の 授 業 日前 日 の23時 (3)第3グ. 前 にCPSの. 前 にCPSの. 操 作 方 法 を 教 室 で モ ニ タ ー に よ り周 知 さ せ,. の 授 業 終 了 時 に 課 題 をCPSに に設 定 す る こ と を 口頭 で 伝 え た 。 38(436). ア ッ プ さ せ,締 切 を1週. 間後 の授 業.
(13) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シ ステ ム 使 用 の 効 果(高 道). 5フ. ェ イ ズ3 第1グ. ル ー プ,第2グ. ル ー フ゜,第3グ. ル ー フ゜ の 全 グ ル ー フ゜ に 対 し6月26日,7月3. 日 の 授 業 終 了 時 に そ れ ぞ れ 課 題 を 与 え,従. 来 の 紙 べ 一 ス で の 提 出 を1週. 間後 の 当該 授. 業 終 了 時 に回収 こ とを 口頭 で伝 え た。. w結. 果. 各 フ ェ イ ズ の 結 果 は そ れ ぞ れ 図6-1,図6-2,図6-3,図7-1,図7-2,図 7-3に. 示 した。. 図6-1,図6-2,図6-3は 観 察 し た 。 提 出 者 は,該. 各 グ ル ー プ の 個 別 提 出 者 表 で あ り,個 当 日 の セ ル を 塗 り つ ぶ し て あ る。. 図6-1,図6-2,図6-3で あ る か 否 か を 調 査 し た か っ た,つ. は,フ. ェ ー ズ1と. ま り,紙. フ ェ ー ズ3に. お い て 同一 の提 出者 で. べ 一 ス で 提 出 す る 学 生 は フ ェ ー ズ1と. 3と も に 同 一 で あ る仮 説 を 証 明 し た か っ た が,特 図71,図72,図73は. 人 の行 動 結 果 を. フ ェー ズ. に特 徴 は 見 い だ せ な か った。. グ ル ー フ゜ 単 位 で 提 出 数 を フ゜ロ ッ ト し全 体 の 行 動 結 果 を. 観 察 した。. 39(437).
(14) 第59巻 図6-1(第3限. 雌 時限 3阻. 孕生 A-1. き限. 1回. 2回. 銅. 明1帽. 4月1咽. 4月湘. 受講 者 個 別 提 出 者表). き限. A-3 A-i A-5 A-5 A-7 A-8 A-9 A-10 A-11. き限. A-1呈. き限. A-13 A-14 A-15 A-15 A-17 A-18 A-19. 3限 3限 3限 3限 3限 き限 き限. 3限 3限 3限 3限 3限 3限 3限 3限. 徊. 4回. 5回. 明旧. 明田 胡1田. 5回. 晒. 9回. 10回. 胡 盟日 明 全9日 明田. 11回. 明1田 明1田. 13回 7月3日. 1徊 胴1帽. 1. !. 1 ■. 1. 1,. 1 1. 1,. 1. 1云:. !. 口1. 1. 1. 1i. 1. 風l l l. 1. 1. I・. の1. 1. た1. 1. 1 1 1. め1 1 `. A一 童1. き限. A一 盟. き限. A一 翌3. き限. A一 翌4. き限. A一 翌5. 1. き限. A一 捕. 1,. き限. A-17. き限. A一 翌8. 1. き限. A一 四. 1. き限. A一 罰. 1. 暇. A一 訓. 3限. A一 腔. 3限. A-B3. き限. A一 訓. き限. A一 距. き限. A一 罰. き限. A-B7. 3限 3限 3限. A一 詔. き限. A一 噌1. 1. き限. A一 雌. 1. き限. A一 噌3. 3限 3限 3限 3限 3限. A一 嗣. 1 1. 1. A一 翌o. 1 1本1 :1 1. 1 1. 講:. 1 1. 1 l l. 1 1 1. 1. 1. 1,. 1 lI・. 1. 1. 1. 1' ll. 1. I. l l. 1 1 1. 1. A一 甜. 1. A-40. 1. 1 1 1 1. 1 1. 1. A一 噌5. 1. !. き限. A-45 A-47 A-48 A-49. き限. A一 拒o. 1. 3限 3限 3限 3限. A-51. 1 1. 1. A-5呈 A一 石3. 1. 1. A一 罰. 1. 合計. 12回. 胡呈 明 2. i. A一 呈. き限. 第2号. Il. 1 1. 1 l l. 旧. B. 10. 914. 40(438). l l 1 I・. 1 ■. 1 17. 盟. 四. l lカウント不能. 1呈1呈.
(15) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シス テ ム 使 用 の 効 果(高 道) 図6-2(第4限. 徊 出繭 隈. 学生. 4限 4限. 日一1. 4限 4限 4限 4限 4限 4限. 日一3. 4限. 日一9. 2回. 堀. 4月1帽 4即 日 4月1旧. 受講 者 個 別 提 出者 表). 徊. 5回. 5月旧. 5月田. 晒. 徊. 5印 田. 咽. 5肋 日 5肋 日. 1咽 咽 明田 明1田. 1徊. 12回. 1堀. 明11日. 明湘. 胴田 7印田. 2. 1 1. 日一1. 一. 日一4 日一5. 1 __i___■. 一. 1. 1 1. 日一 巳. i 1,. 日一7 日一B. 4限. 旧一10. 4限. 臼一11. 一. 1徊. 1. 1. ■±コ. ■. ■. 臼一1コ. 一. 1. 4限 4限 4限 4限 4限 4限. 臼一15. 4限 4限 4限 4限 4限 4限. 旧一罰. 4限. 臼一即. 4限 4限 4限 4限 4限 4限. 旧一⊇B. 臼一33. 1. 4限 4限 4限 4限 4限 4限. 旧一34. 1 1. 4限. 臼一41. 4限. 旧一41. l'. 4限 4限 4限. 臼一4を. !llI. 4限 4限 4限 4限 4限 4限. 臼一45. 4限. 旧一51. 一 !. 一 一. 卒. 一. 臼一13. ロ:. 『. 一. 一. !. 臼一1巳. 1 ト ー一 ■. 一 1. 一1. 4限 4限. 旧一14. -一. 1. 旧一17. 1 1 1' lI. 臼一1棺 臼一19 臼一⊇臼. ■. の1 1 子,1. ■. '旨1. 1. 1 1. 旧一盟. 枷1. 臼一囲 臼一⊇4. 旧一舶. ■. 」. ホ1. 亡け 一一 ■. ヒ1. :1. 01. iI. 臼一⊇9. 1. -1. II. 旧一⊇5. 1 1. 臼一31 臼一31. 1. lII. 旧一31. 1 1 1 1 1. 臼一35 臼一3巳. 一. 一. 臼一37 旧一3信. 一一. I 1. III. 臼一39. 一. 1 1. 一 ■ ■ ■. 臼一43 旧一44. 1. 一 1 一 1. _■_. 臼一4巳. 臼一4B 臼一49 旧一50. 一 一. __. ■. 1. 14. 10. 41(439)一. 一一一一一. 1 1 1 1. 1 14. 1 1. i. 1. 一一. =に= 1. 1. 合計. 一1 ■. 1 . ■. 一 一. 旧一47. ■ ■. 115 117. 3E. 30. l Iカウント礁. 13. 1.
(16) 第59巻 図6-3(第5限. 徊. 牲. 出繭 隈 5限. 2回. 咀. 4回. 5回. o-1. ■ 一. 5限. o-1 o-1. 5限. 5隈. 5限. 5限 5限. O-11. 5限. 5限. G-11 O-11. 5限. O一佃. 5限. 5限. O-11 G-ll. 5限. G-11. 5限. G一盟. 5限. o-ll o-ll. 5限. 5隈. G-ll G-ll. 5限. o-ll. 5限. 5限. o一四. 5限. o一四. 5限. G一鋤. 5限. G一訓. 5限 5限. o-11 o-ll. 5限. G一糾. 5限. o一師. 5隈. G-ll o-ll. 5限. 合計. 樋. 14回. 1脚. 1肋 日. 1 1. ■1. ■. ■. 1. ■. ■. 1. 1. ■ _■. o-1 o-1. O-11 O-11. 5限. 12回. 1月湘. 10回. ■1. ■ 一. 1■ 一 云 一 一. 印_. _i■. 一1. !. 並;. __■. ■. G-11 O-11. 5限. 9回. 1. o-1 O-11. 5限. a回. 匹日5月 四日5月5日5月 枢日 ■1. 5限. 5隈. 1回. ■1. ■. 5限. 6回. ■. G-1. 5限. 5隈. 受講 者 個 別 提 出 者表). 4肋 日 4月1ア 日4月 餌日5月1日5月8日5月15日5月. G-2 o-1 o-1. 5限. 第2号. ■. ■. ■. 1■. 孤. 一. i 1■,. 一. 1 一 1. -■. I I. ■. たi11. 耶=1 1. 1ム1. i. l. ■. 1. ■. 1. I■. l. ・ 講1. 引一 1. 一. I. ■. 一 -. ■. 1 1. -. i. ■ ■. 一. ■_. 暉. コ. _■. ■. ■. ll ■. 1. 一1. 11. 侶. 4. 冊. 42(440)一. 柱. 111 111. ■_. 1. 1. ■. ■. 1. 1. 1. ■. 1. l 1,. ■. ■. 1 1 1 1 1. I. l. ■. ■. ■. 1 11. I lカ ウント 椎. 7. 1.
(17) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シ ステ ム 使 用 の 効 果(高 道) 1全. 体評価. 第1,2グ ル ー プ は フ ェ ー ズ1で ズ1の. べ 一 ス ラ イ ン は,特. は,安. 定 の 傾 向 は 示 さ な か っ た 。 そ し て,CPS使. 反 応 数 が 上 昇 し た 。 次 に フ ェ ー ズ3の 各 グ ル ー プCPS使. 2第1グ. 定 した ベ ー ス ラ イ ンを 示 し,第3グ. 用 フ ェ ー ズ は,提. ル ー プ の フ ェー. 用 に よ りそ の 後 の正. 通 常 フ ェ イ ズ に 戻 す と低 い 正 反 応 数 を 示 し た 。 出 行 動 が 高 くな っ て い る 。. ル ープ. フ ェ ー ズ1(紙 ベ ー スA)の 8人,10人,9人. 第3回 目 講 義 日 で は 提 出 者 は ゼ ロ で あ っ た 。 第4,5,6回 講 義 日 は. と安 定 し た ベ ー ス ラ イ ン を 示 し て い た 。 こ の ケ ー ス の 特 徴 は,べ. イ ン が 安 定 し て い る こ と に あ る。 デ ー タ の 変 動 性 が 大 き け れ ば,大. き い ほ ど,指. 一ス ラ. 導 の効 果. に 関 し て 結 論 を 導 く こ と は 難 し くな る。(KAZIN,A.1982) ト リー トメ ン トと し てCPSを 日 は 提 出 人 数 が4人 っ た た め,操. 使 用 開 始 した フ ェ ー ズ2(CPS使. と下 が っ た 。こ れ はCPS使. 作 上 の 問 題,つ. 用B)で. あ る 第7回. 目講 義. 用 が 学生 に と って本 講 義 初 め て の こ とで あ. ま り テ ク ニ カ ル な 問 題 で 提 出 数 が 下 が っ た の と,CPSが,締. 切 時 間 以 後 は 一 切 提 出 を 受 け 付 け な い こ と が 原 因 で あ っ た 。 講 義 日以 後,学. 生 が紙 べ 一 ス. で 提 出 を 行 っ て き た と き,学. こ で は,締. 生 が 今 回 の 未 提 出 理 由 を 述 べ て い た 。 な お,こ. 切. 後 の 学 生 の 提 出 物 は 受 け 付 け た が 本 研 究 の デ ー タ と し て は 除 外 し た 。 以 後 第8,9,10回 講 義 日 に お い て は 提 出 数 が17人,22人,29人 風 中 断 を 経 過 し,フ. と提 出 行 動 を と る 学 生 数 が 増 え て き た 。 そ し て 台. ェ ー ズ3(紙 べ 一 スA)で. あ る 第13,14回 講 義 日 は,再. びCPSよ. り紙 べ 一. ス に戻 し た 。 こ れ は フ ェ ー ズ1と 同 じ程 度 の レベ ル で あ っ た 。 一 連 の 経 過 を み る と,第1グ ル ー プ で はCPSの. 使 用 が 学 生 の 課 題 提 出行 動 に 効 果 が あ っ た こ と が うか が え た 。(図7-1). 43(441).
(18) 第59巻. 課40 題 提35 出 人30 数 25 . 第2号. 紙 べ 一 囚CPS使. 用;紙. べ一ス. AlBIA ■. ■. 11 II. 人 、ノ20. 15. ll. l. ■. ■. ■1●. 10. 一 國●. ■1 5. 業. 授 目. 4回 1. 3 1. 2 1. は14人,14人,10人,15人. ザ イ ン). 第3回 目 講 義 日 で は 提 出 者 は1人. で あ っ た 。第4,5,6,7回 目講 義 日. と安 定 し た ベ ー ス ラ イ ン を 示 し て い た 。 ト リー トメ ン ト と し て. 使 用 開 始 し た フ ェ ー ズ2(CPS使. が っ た 。 そ の あ と 第9,10回 数 の60%以. 1. ループ. フ ェ ー ズ1(紙 べ 一 スA)の. CPSを. 受講 者ABAデ. 1 1 1 ■ 0 1. 3第2グ. 9. 図7-1(第3限. 8. 7. 5. 4. 3. 1 ■ 6. 置,置. 2. 0. 11. 用B)で. あ る 第8回 目 講 義 日 は 提 出 人 数 が17人. 目 講 義 日 は36人,30人. 上 の 提 出 数 を カ ウ ン ト し た 。 次 に 第2グ. の 提 出 行 動 が み られ た。 これ は登 録 学生 ル ー プ で もCPS使. 用 初 回 は,テ. ル な 問 題 で 提 出 数 は こ の フ ェ ー ズ の 中 で は 一 番 低 か っ た 。 フ ェ ー ズ3(紙 第13,14回 講 義 日 は,再. びCPSよ. べ 一 スA)で. り紙 ベ ー ス に 戻 し た 。 こ れ は フ ェ ー ズ1と. ベ ル で あ っ た 。一 連 の 経 過 を み る と,第2グ. ル ー プ で はCPSの. に効 果 が あ っ た こ と が う か が え た 。 次 に こ の グ ル ー プ は,CPS使 ル ー プ で あ っ た 。(図72). 一44(442)一. と上. クニ カ ある. 同 じ程 度 の レ. 使 用 が 学生 の課 題 提 出行 動 用 効 果 が一 番 高 か った グ.
(19) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シス テ ム 使 用 の 効 果(高 道). トリー トメ ン ト. ¥. 課40 題 提35. 紙べ一 ス. 1紙. A. 出 人30. ベー ス. 1A l. 数. 1. ^25. 1;. 人 v20. lI 15. l. 10. l. lCPS使 用1;ノ. lB!. 5. 11 IIIIIIlIIII. 0. 1111. 2345671891°11112131曲. 図7-2(第4限. 4第3グ. 受講 者ABAデ. ザ イ ン). ループ. フ ェ ー ズ1(紙 の 特 徴 は,フ. 授 業. ベ ー スA)の. ェ ー ズ1と. フ ェ ー ズ2の. で は な か っ た 。 し か し,フ と下 が っ て お り,CPS使. ベ ー ス ラ イ ン は,特. ェ ー ズ3の. 定 の 傾 向 は 示 さ な か っ た 。 第3グ. 数 字 の 増 加 が 連 続 して お り,CPS使 デ ー タ を 見 る こ と に よ り,提. 用 の効 果 が 明確. 出 行 動 数 が7人,13人. 用 が 一 定 の 効 果 が あ っ た こ と が う か が え た 。(図7-3). 一45(443)一. ル ープ.
(20) 第59巻. 第2号. トリー トメン ト. 課40 題 提35. ¥. 紙 ベー ス. CPS使. A. 出 人30. 紙ベース. A. B. 数 ^25. ム20 15. ハ. ノ. 10. \ 〆. ノ !. v. 5. 業. 授 目. ザ イ ン). 論. 学生 の課 題 提 出行 動 を促 進 させ るた め にCPSを れ た。 また,FD研. 4回 1. V結. 3 1. 受講 者ABAデ. 2 1. 1. 図7-3(第5限. 1 1 1 置 0 1. lllll. 9. 8. 7. 6. 5. 4. 3. 1. llllllll. 2. 0. ノ !. 使 用 す る こ とは効 果 が あ る こ とが示 さ. 究 領 域 にパ フ ォー マ ンス ・マ ネ ジメ ン ト(応 用 行 動 分 析 学)の 手続 き. が応 用 で き る可能 性 が あ る こ とが示 され た。. 察. VI考. 本 研 究 で は,大. 学 生143名. に 対 し,課. ッ ト提 出 の 比 較 を す る こ と に よ っ て,学. 題 提 出 を 従 来 の 紙 べ 一 ス 提 出 とCPSを. 使用す るネ. 生 の 課 題 提 出 行 動 の 変 化 を 観 察 し,CPSの. 効 果の. 検 討 を 目的 と した。 そ の 結 果,3グ ン でCPSの. ル ー プ と も にABAの. グ ル ー プ 間 オ ル タ ネ ー ト ・ ト リー トメ ン ト ・デ ザ イ. 効 果 が 見 ら れ た 。以 下 に プ レ テ ス ト,ト. 今 後 の 課 題 に つ い て 検 討 す る。 -46(444)一. レー ニ ン グ に つ い て の 問 題 点,そ. して.
(21) 学 生 の 課 題 提 出 に及 ぼ す 学 内 ポ ー タル シス テ ム 使 用 の 効 果(高 道). 今 回 初 あ てCPSを. 使 用 す る学 生 もい た た め,テ クニ カ ル な部 分 で提 出 で きな か った 学生. が若 干 名 い た。 今 後 は機 材 を使 用 す る前 に は,プ. レテ ス トを行 い,そ. して トレー ニ ン グ し. た の ち研 究 にか か る こ とが必 要 で あ る と考 え られ る。. 参 考 ウ ォー ル トン ・ス クー ル著. 文. 〔1999〕『組 織 行 動 と人 的 資源 管 理 』 ダ イ ヤ モ ン ド社. 坂 下 昭 宣 〔1985〕『 組 織 行 動 研 究 」 白桃 書 房 村杉. 健. 献. 〔1987〕『 作 業 組織 の行 動 科 学 」 税 務 経 理 協 会. 一47(445)一.
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