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DSM と独立行政法人 物質・材料研究機構 (NIMS) バイオメディカルサイエンス関連の材料科学分野で連携研究を開始

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Academic year: 2021

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DSM と独立行政法人 物質・材料研究機構(NIMS) バイオメディカルサイエンス関連の材料科学分野で連携研究を開始 平成 22 年 7 月 7 日 独立行政法人 物質・材料研究機構 DSM (ディー・エス・エム) 概要 独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS、理事長:潮田資勝 本部:茨城県つくば市)とオ ランダの DSM(CEO:フェイケ シーベスマ、本社:オランダ ヘーレン市)は、共同研究の 契約を締結しバイオメディカルサイエンス関連の材料科学分野での連携研究を開始しました。 その第一歩となる最初の共同研究テーマは生体適合性材料(バイオコンパティブルマテリア ル)で、タンパク吸着や細胞接着を抑制する(生体不活性)表面の作製技術に関しての研究 と開発をおこないます。 今回の共同研究契約は当初 2 年の期間として、平成 22 年 6 月 1 日に NIMS において、NIMS の 潮田理事長と DSM 社イノベーションセンターのチーフテクノロジーオフィサー(CTO)のヨス・ ブット氏により契約を締結したものです。 今回の共同研究は、今後の数多くの連携の第一歩と位置付けられ、長期にわたる両者のパー トナーシップにより、多くの面で最先端の材料研究成果を実際の製品に生かす機会を創出で きるものと考えております。 プロジェクトについて 医療機器が生体組織あるいは体液と直接接触すると、必ず接触面において、医療機器と生体 物質との間の相互作用が生じます。したがって、このような界面を制御することは医療用コ ーティングの主たる役割であり、最も重要な特性の 1 つです。このような接触では、最初に 医療機器表面へのタンパク質の急速な吸着が生じますが、このようなタンパク質の吸着は、 血栓症やインプラント拒絶反応を促進するなどの悪影響をもたらす可能性があります。 DSM の新規事業(エマ-ジング・ビジネス)である DSM バイオメディカル事業部と NIMS は協 力して、材料の生体接触面に優れた適合性を付与するための基本技術開発を行います。DSM と NIMS はその第一段として、医療機器表面への不要なタンパクの吸着や細胞の付着をなくす ため、双方の持つ表面修飾技術を結集して材料-生体の相互作用に関する基礎的研究を行い、 生体成分の非特異的吸着を高度に抑制できる技術開発を行います。オープンイノベーション

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という精神に基づいて協同開発をすることにより、技術開発が迅速かつ効果的に実用化され うるものと期待しております。 DSM のチーフテクノロジーオフィサー(CTO)のヨス・ブットは、このように述べています。 「DSM は生命科学および材料科学の幅広い応用分野で意欲的に活動を続ける、技術革新企業 です。DSM が得意とするのは、複雑な構造分子の合成と、これらの分子構造を特定の用途に 合わせ実用的な機能に発展させることです。このような複雑な化合物を合成するため、DSM は可能なあらゆる方法を用いますが、最も持続可能な手法による設計を選択して参ります。 革新的な目標を効率よく実現するため、DSM は「オープンイノベーション」というシステム を用います。これは、DSM がその革新的プロジェクトのポートフォリオを実行するために、 外部機関、すなわち、サプライヤーのみならず、一方では大学や研究機関における基礎研究 と、また他方では用途開発のためユーザーと、さらには競合企業とさえ連携し続けることを 意味しております。 DSM は、日本が様々な技術開発における技術先進国と考えており、NIMS との連携は、この目 標を実現するための重要なステップと考えております。DSM は、NIMS とのつながりが長期的 にも幅広い協力関係となり、基礎研究と用途開発とを結合させて、科学技術における新たな 知見を有利なビジネスチャンスに変えるものと期待しています」 NIMS の潮田理事長はこのように述べています。 「NIMS の国際ナノアーキテクトニクス研究拠点とライフサイエンス分野でのトップ企業であ る DSM 社のグローバルイノベーションセンターとの連携は、 NIMS の国際化推進のために大 変有意義であると考えています。医療産業を束ねる DSM 社との今回の連携は、バイオメディ カルサイエンスの材料科学分野において、NIMS にとって非常に大きな第一歩であります」 DSM について

DSM は、Dutch State Mines の略で、オランダの国営炭鉱会社から創立された会社であり、現 在はライフサイエンス関連のグローバル企業です。ロイヤル DSM N.V.(Royal DSM N.V.)は、 人と動物を育て保護し、製品性能の向上をもたらすソリューションを提供しており、DSM の 製品は、人と動物の栄養と健康、パーソナルケア、医薬品、自動車、コーティング剤、塗料、 電気・エレクトロニクス、ライフプロテクションや住宅など広範囲な用途に使用されていま す。DSM は、3P(People, Planet, Profit)プログラムのもと、経済的効果、環境品質、社会 的責任という分野に貢献できるよう注力しています。DSM グループの年間売上高は約 80 億ユ ーロにのぼり、世界中に約 2 万 3 千人の従業員を擁しています。DSM はオランダに本社を、5 大陸に拠点を設け、ユーロネクストアムステルダムに上場しています。

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独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)について 物質・材料研究機構(NIMS)は、材料科学に関する研究開発を行う日本で唯一の独立行政法 人で、次世代に求められる物質・材料研究を俯瞰し「明日を創る材料研究」をテーマに運営 されています。2001 年 4 月に金属材料技術研究所(NRIM)と無機材質研究所(NIRIM)が統 合され、発足した NIMS は、材料科学分野での基礎研究や開発を総合的に管理推進し、この分 野における専門分野のレベルアップを目指しています。このため、NIMS は日本及び世界各国 における各研究機関との連携を深めてきました。NIMS には、茨城県のつくば市を中心に、国 内外に複数の事業所があります。また、事業所の一部では特定の研究開発を重点的に行う拠 点も有し、国際的な活動を展開しています。従業員数は 1,450 名(平成 22 年 4 月 1 日現在。 定年制職員以外も含む)であり、平成 21 年度の決算金額は約 220 億円です。 【問い合わせ先】 ディー・エス・エム ジャパン株式会社 イノベーション 山本 喜一 〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー 11F TEL:03-5472-1859 FAX:03-5472-1937 携帯電話:090-7229-1485 独立行政法人 物質・材料研究機構 企画部広報室 〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 TEL:029-859-2026 FAX 029-859-2017 【連携内容に関するお問い合わせ】 独立行政法人 物質・材料研究機構 企画部連携推進室 連携担当 原 龍雄 TEL:029-859-2600 FAX:029-859-2500 携帯電話:090-6964-2929

参照

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