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サーバ故障を考慮に入れたデータセンタ高信頼化設計に関する研究

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Academic year: 2021

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サーバ故障を考慮に入れたデータセンタ高信頼化設

計に関する研究

著者

小倉 敬司

(2)

2012

年度 修士論文要旨

サーバ故障を考慮に入れた

データセンタ高信頼化設計に関する研究

関西学院大学大学院理工学研究科

情報科学専攻 巳波研究室 小倉 敬司

近年,クラウドコンピューティング技術の実用化が進み,クラウドサービスとし て商用利用も普及している.クラウドサービスとは,ネットワーク上に配置された アプリケーションやストレージにアクセスできるようにすることで,いつでもどこ でも端末機器に依存せず,クライアントがそれらのサービスを利用できるようにす るものである.クラウドサービス事業者は,顧客情報等のデータなど様々なコンテ ンツをデータセンタと呼ばれる施設において運用する.しかし,データセンタ内の 一部のサーバルームにおいて火災・漏水・停電などによりサーバやルータ等が停止 した場合,サーバにアクセスできないユーザが発生したり,残存した一部のサーバ にアクセスが集中しサーバの負荷が増大し,信頼性が低下する恐れがある.そこで, 本研究では最も近いサーバまで最短経路でルーティングされる制御が行われる状況 の下で,全てのユーザがサーバにアクセス可能な状態を保ちつつ,各サーバに対し てそれを最近接サーバとして選択するユーザの上限(各サーバへの負荷制御)と各 リンクを通る経路数の上限(各リンクへの負荷制御に対応)に関する制約を満たす ようにバックアップ機器を配置するデータセンタを決定する問題を扱った.本研究 では,まず,この問題を定式化し,NP 完全であることを証明した.さらに,ヒュー リスティックアルゴリズムを設計し,現実の様々なネットワークに対して性能評価 実験を行い,良好な性能が得られることを示した.

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