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1969年の三原山の噴火について

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Academic year: 2021

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年 の 三 原 山 の 噴 火 に つ い て *

堅 太 郎 料

551.21

ることが出来る.どれちを通じて,火山現象に興味ある 経過がみられたので,それを表にして示す. 三原山は,

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年の

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日に噴火をはじめて同年の 7月中旬までひんぱんに小爆発をくりがえした.この期 間の活動は,休止期をはさんで4つの小爆発の群に分け 物 7 火口に黒色スコリヤのこ んせきがみられた

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アワイ,行者くつ方面 に黒色火山灰降る 出 噴 空 振

日烏反動

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微 動 の │ 噴 煙 の 日数│最大振巾

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, 11. 3 24 7 ほとんど全島に黒色の火 山灰が降る.とくにアワイ, 行者くつ方面に多量に降る V,

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IV :)く口に多量の火山毛放出 元町に小量の火山灰降る

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8 4 活動期,間 V,

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爆発群 E E 鳴動は,はじめのころ活発でしばしば全島にわたっ て強く感ぜられたが, しだいにおとろえて

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からはほ とんど感ぜられなくなった.

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.

これに反して,徴動の最大振巾はしだいに大きくな っている.又,空振はIVになってからはじめて感じら れるようになり,しばじば全島で強く感じられた. 3. 噴出物について 噴火初期の1月

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日の観察では,爆発とともに小量 の暗褐色の火山灰が噴き出されたが,これは火孔内既 存のものであった.その後,煙の色がしだいに黒味を 帯びてきた. 2月7日には, うずらの卵大の黒色新鮮なスコリヤ が,ごく小量火口底に分布しているのが発見された. その後も,爆発にともなって火山灰が噴き上げられ たが,全般に量が少なくてほとんど火口付近に降るの

-

33-この表で,火山性徴動〈以下,微動とする)の最大振 巾AN-とは, A地点の N--S動の値である.又,

A

地点 は火口の中心から N N Wへ約

0.8km

はなれたところに ある.徴動の経過は N--S動 1成分だけ代表させること が出来るので,ほかの成分の値は省略した. 鳴動や空振の記号の肩数字は,観測された値のうちで 最大の強さであり 1・2 ・3はそれぞれ,小・中・大 に相当する この表から,各群の進行にともなって次のようなこと がわかる. 1. 噴火の継続日数,噴煙の高さ,鳴動はじだいに減小 あるいはおとろえている.

*. 'K. Tagawa : On the Eruption of Volcano Mihara,

Izu-oshima Island in 1969 (Received May 6

1970) 料 大 島 測 候 所

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験 震 時 一 報 第35巻 第2号 が み ら れ た . し か し と Eの群のうちで, 1日か2日 されているのがみられたことである. 聞にわたって非常に多量の黒色新鮮な火山灰を噴出し IVの時期には,火山灰の量は少なく,多量の火山毛が た.この灰は,外輪山をこえて,大部分風下にあたるア 噴き上げられた.過去にも,火山毛が噴き上げられると ワイや行者くつ付近まで積った.地面の状態から,灰の きには,必ず空振をともなっていることが観察された 積った深さを測定出来なかったが,木の葉をおおった状 が,これは当然、のことであろう. 態などから判断して,アワイや行者くつで

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を合せ なお,と記活動期以外は,火口から連続してしずかに て数cmから10cmと推定さ札る. 白煙が上昇するだけで,特別の変化はなくきわめて静か 興味あることには,このような時には,以前,爆発の な状態であった. たびごとに聞こえていた鳴動が消失して,火口でも全く 原稿を読んでいただいた大島測候所野島弘所長にお礼 聞かれなくなり,きわめてしづかに多量の黒煙が吐き出 申し上げます. - 34ー

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