平成 29 年 6 月
枚方市
は じ め に
都市部に生息する野生の鳥獣は、私たちの出す生ごみを狙い、隙を見つけて は横取りすることで食料を調達しています。 みなさまが普段、ご利用されているごみ置場は、こうした鳥獣に狙われる格 好の場所であることから、対策が十分でない場所などにおいては、野生の鳥獣 によるごみの散乱被害が散見されています。 また、平成27年度に市民・事業者の方を対象に実施いたしました、ごみの 減量・リサイクルに関するアンケート調査でも、こうしたごみの散乱被害に関 するお困りのご意見をいただいており、その対策が急務となっています。 そこで、本市では、ごみ置場をご利用されているみなさまのご協力をいただ きながら、こうしたごみの散乱被害を少しでもなくそうと、このマニュアルを 作成しました。ほんの少し注意を払い、ひと手間かけることで、ほとんどの被 害を防ぐことができる内容となっています。 ぜひ、このマニュアルをご参照いただき、衛生的できれいなまちづくりの一 助としていただけましたら幸いです。 平成29年6月 枚方市 環境部 減量業務室1.カラスの習性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.カラスによるごみの散乱被害を防ぐために
・その①「ごみ出しマナーを守りましょう」・・・・・・・・2
・その②「ごみを上手に隠しましょう」・・・・・・・・・・3
・その③「ネットなどを正しく使いましょう」・・・・・・・4
ネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
ポールなどを含むネット
・・・・・・・・・・・・・・・5
折りたたみ式ネットボックス
・・・・・・・・・・・・・6
ネットなどの活用方法における注意点・・・・・・・・・7
・その④「ごみ置場の適正管理を続けていきましょう」
・・・・・・・・・・・・・8
3.最後に…「ごみを減らしましょう!」・・・・・・・・・・9
・ダンボール箱で生ごみを堆肥化しよう・・・・・・・・・・10
・一般ごみから資源となるものを取り除こう・・・・・・・・12
も く じ
市街地は、生活に伴う生ごみが、定期的に大量に出され、 そこに生きる野生動物にとっては、えさの宝庫となっています。 野生動物の中でも、カラスは雑食性で、そうした生ごみを、 かしこく、人間が見せるほんの少しの隙を狙って食い散らかし、ごみを散乱させ、 まちの美観を損ねています。 こうしたカラスによるごみの散乱被害 を防ぐためにも、わたしたちはカラスの 習性を知り、隙を作らない必要がありま す。 また、こうした対応は、その他の野生動物による食い散らかし防止にも効果を 発揮するものとなります。 とても
早起き
収集日の前夜にごみ出しを していませんか?カラスは 夜明け前から見ています… 2ページ目がいい
調理くず等はカラスにとってごちそうです。そのごちそう を見せていませんか? 3ページくちばし
で 隙間を狙う カラス対策ネットは正しく 使っていますか?隙間があっ ては効果がありません… 4~7 ページかしこい
一度見つけたえさ場のことを カラスはよく覚えています… 8ページ1.カラスの習性
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カラスは
その①「ごみ出しマナーを守りましょう」
カラスは夜明け前から活動を始め、えさとなる ごみが多いごみ置場などでごみ出しを待っています。 収集日の前夜にごみ出しをするなど、ごみ置場にごみが置かれている時間が長く なればなるほど、カラスによるごみの散乱被害を受けやすくなってしまいます。 散乱被害を防ぐためにも、隙を少なくして、決められた収集日に、決められた 場所に、決められたものを出しましょう。収集日当日の朝8時 45 分
ぎりぎりに
出すと効果的です。
2.カラスによるごみの散乱被害を防ぐために
カラスはとても早起き
2
隙 少 8:45!
その②「ごみを上手に隠しましょう」
カラスは、嗅覚があまり発達していないかわり に、視力は人間の数倍程度と言われており、木や 電柱などの高い場所からごみ置場のえさを探して います。そこで、効果的な対策として、カラスのえさとなる調理くず等を見えなく するという方法があります。手順は、下記を参考にしてください。調理くず等を
隠しましょう
。
ただし、本市ではごみ出しルールにもとづいていないごみは、 違反ごみシールを貼付して取り置きをしています。 袋の中身がまったく見えないようにすると違反ごみのチェック ができず、取り置きの対象になりますので、無色透明・白色半透 明の 45 リットル以下のポリ袋に入れ、調理くず等だけを見えな いようにしてください。 1.十分に水切りをした 上で、調理くず等だけ を新聞紙1枚で包み、 見えないようにしてください。 (こうすると破れません) 2.さらに、包んだ物を隠すようにごみ袋の中心に入れると効果的です。 ※廃食用油は、布や紙に吸着させたり、固化剤等で固化させるなど飛散しない ようにしてから出していただくと、より効果的です。 カラスは目がいい
3
!
その③「ネットなどを正しく使いましょう」
本市が実施したアンケート調査では、カラス対策 ネットを使用していてもごみ置場を荒らされてしまう といったご意見も多くありました。 しかし、そもそも正しくネットを活用できているか、もう一度確認してみませんか。 ネットと地面に隙間があったり、ネットの網目が粗いと、カラスはくちばしを入れて どんどんごみを食べ散らかしてしまいます。ネットなどを利用する際は、しっかりと 隙間を無くして、カラスから物理的にごみを遮断しましょう。 軽いネットは風にあおられ端がめくれるときがあります。おもり付きのものを活用 したり、水入りペットボトルなどの重しを用いて、接地部分などに隙間ができない ようにしましょう。 また、ネットを使うときはカラス対策のための専用ネットを使いましょう。 別の用途のために作られた網目の粗いネットを流用すると、カラスのくちばしで ごみ袋を破られてしまいます。 横の隙間も要チェック! ペットボトルを活用し、隙間 なくごみ袋を覆ってあり、カ ラスがつけ入る隙がありま せん。ネット
カラスのくちばし
は隙間を狙う4
!
ネット一枚でごみ袋を覆いきれないときは、二枚をずらして覆うなど工夫しましょ う。 枚方市所有のごみ置場(「ごみ置場 枚方市」の掲示があります)はコの字型にコ ンクリートブロックで囲んでいますので、ポールや棒を利用して、ごみ置場に隙間が できないようにネットで覆い被害を防ぐ ことができます。 また、ポールなどをコンクリートブロッ クに固定する場合などは、あらかじめ相談 していただきますようお願いします。
ポールなどを含むネット
ごみ置場の端に隙間があり物理 的に遮断できていないため、せ っかくのネットがまったく効果 を発揮できていません。 せっかくのポール付きネット も、ごみ袋がはみ出している ため、隙間ができています。 すべてのごみ袋をネットで覆 いましょう。人間にとっては 小さな隙間でも、カラスにと っては大きな隙間です。5
6
このタイプのものは、ごみがボックス内に収まっていれば、ほぼカラス被害を防ぐ ことができます。ご利用される世帯数などに合わせ、週前半などのごみの量が多いと きでも納まる大きさで、上面・前面が開くもの を選んでください。 なお、道路上を一時使用してごみを集積する 場合は、安全確保に配慮し、収集が終わりまし たら片付けてください。 枚方市所有のごみ置場(「ごみ置場 枚方市」の掲示があります)など、専用の ごみ置場をご利用されている場合は、置場 の大きさに合ったものを選んでください。 なお、枚方市所有のごみ置場に設置する 場合は、あらかじめ相談していただきます ようお願いします。 本市では、一般ごみ・資源ごみ排出場所における折りたたみ式ネットボックスを 有効なカラス対策の一つと考えておりますが、下記の点に配慮してください。カラスのくちばしについばまれないように
ごみとの
接点をなくしましょう
。
折りたたみ式ネットボックス
・管理・保守点検等は利用者が行ってください。 ・正規の状態で使用し、改造等はしないでください。 ・道路上を一時使用される場合は、自転車や歩行者等の通行の妨 げとなりますので、収集終了後は速やかに片付けてください。 ・ごみ保管用具による事故や破損等につきましては、枚方市に 起因する場合を除き、利用者で対応してください。7
さまざまな対策用具がありますが、一番気をつけなければならないのは、それら 用具がごみ袋を完全に覆い、物理的に遮断できているかを確認することです。 正しく活用できていなければ、せっかくの対策も効果を発揮できません。 ネットなどを正しく活用し、いつもきれいなごみ置場を使えるようにしましょう。 ただし、ごみ袋を覆うことに気をとられすぎて、ネットを何枚も重ねたり、ごみ袋 をネットで包んだ後に紐で固く縛るなど、過剰な対応は、手間がかかるばかりでなく、 ごみ収集時間が遅れる原因ともなります。 簡単な方法にひと手間加えて、より良い効果を発揮しましょう。ネ
ネ
ッ
ッ
ト
ト
な
な
ど
ど
の
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活
活
用
用
方
方
法
法
に
に
お
お
け
け
る
る
注
注
意
意
点
点
ごみ置場に、漫然とごみを出すと、カラスや猫によるごみの散乱を 招くだけでなく、歩行者や自転車の通行の妨げとなり、転倒事故に つながるおそれがあります。 ごみを出す際には、歩行者や自転車の通行の妨げにならないように 注意して出してください。
その④「ごみ置場の適正管理を続けていきましょう」
カラスは学習能力にすぐれ、いろいろなこと を学び、慣れてしまうため、対策が難しいとい う側面もあります。例えば、きらきらと光るCDをぶら下げるなど、カラスの警戒心 を利用した間接的な防除は、一時的な対策にはなります。しかし、これがどこにでも あり、カラスが慣れてしまうと、かえって「ここにえさがある」ということを教えて しまうことにもなりかねません。 また、カラスは記憶力にもすぐれており、一度えさを見つけた場所を何十カ所も 覚えているので、私たちはごみ置場の適正な管理を続けていく必要があることも忘れ てはなりません。一時的にごみの散乱被害が減っても、
利用するみなさんで協力し、
ごみ置場の適正管理を
続けましょう
。
カラスはかしこい
また、ペットボトルやコンク リートブロックで抑えていま すが、隙間があるために食い 荒らされています。 この置場ではブルーシートを 活用し、調理くず等が見えない はずですが、カラスに「えさが ある」ことを覚えられており、 狙われてしまいました。8
!
カラスのさまざまな習性に応じた対策をご紹介して きましたが、最後に、カラスのえさとなる生ごみを減らす ことを考えてみましょう。 みなさんは、
「4R」
という言葉をご存知でしょうか。 「4R」とは、下記の4つのRを実行し、ごみを減らす取り組みのことです。 次ページ以降で、カラスのえさとなる生ごみをはじめ、ごみを減らす4Rの取り 組みの一部を紹介します。無駄にごみとなるものは断る
Refuse(リフューズ)
の心がけ
★買い物のときは、マイバッグを持参し、 不要なレジ袋は断る。 ★自分の家で使うものは包装を断る。ごみが出ないようにする
Reduce(リデュース)
の心がけ
★使い捨て商品ではなく詰め替え用商品 を選ぶ。必要なものだけを買う。 ★生ごみを減らす(しっかり水切りをす る)。食べ残しをしない。賞味期限を 確認する。できるだけ繰り返し使う
Reuse(リユース)
の心がけ
★壊れたものを修理して大事に使う。 ★他に使う人に譲る。 ★フリーマーケットやバザーを活用する など、不要になったものは再び使えな いかを考え、繰り返し使う。資源として再生利用する
Recycle(リサイクル)
の心がけ
★繰り返し使えないものは、分別に協力 して資源として再生し、再生商品を優 先的に選ぶ。 ★分別してごみを出す。地域の集団回収 に出す(12ページ参照)。 ★ 生ごみを堆肥化する(10ページ参照)。3.最後に…「ごみを減らしましょう!」
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生ごみを燃やさず、堆肥の中の微生物の働きによって分解し土に戻せば、ごみ減量 になり、その堆肥を利用し、野菜や花を育てれば自然のリサイクルにもなります。 ◎ダンボール箱:みかん箱くらいの大きさのもの。 ◎布 製 ガ ム テ ー プ:ダンボール箱の角とつなぎ目にとめて強くする。 ◎新 聞 紙:朝刊2日分。ダンボール箱の底に敷き、水気に強くする。 ◎チ ッ プ 堆 肥:約 14 キログラム(20 リットル)。 ※バーク堆肥や腐葉土でもかまわない。 ◎米 ぬ か:適量。生ごみの分解を助ける。 ◎ス コ ッ プ:堆肥をかき混ぜて空気を入れる。 ◎ポ ッ ト 皿:花の苗を入れてあるもの。仕切りがあるものとないものを1個ずつ。 ※仕切りありのものは土台に、仕切りなしのものは虫よけの蓋に使う。 ◎虫 よ け 網:網戸の切れ端、古着のTシャツなどでもよい(虫対策)。 ①ダンボール箱を強くするため、角とつなぎ目をガムテープで補強し、底に新聞紙を 敷く。 用意するもの 作 り 方
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②ダンボールの中にチップ堆肥、 米ぬか(堆肥の1/4程度の量)を入れよく混ぜる。 ③しめり気を与える。(45~60%の水分量) ④混ぜた堆肥に穴をほり、生ごみを入れ米ぬかを かけ、生ごみと米ぬかだけを混ぜる。 (1回 500~600g 程度:三角コーナー1杯分) ※生ごみは水分をよく切り、 細かくきざめば早く分解する。 ⑤ダンボール箱の下にポット皿などで隙間をあけ、虫よけ網をセット、ポット皿で蓋を して、雨の当たらない所に置く。 3カ月ほど使用した堆肥は土と混ぜて、 1 カ月ほど寝かせてから使用します。 ※手でぎゅっと握ったら固まり、 かるく押さえるとくずれる程度。 ●ダンボール堆肥のモニター募集をしています。 詳しくはお問い合わせください。 ●生ごみ堆肥化・土作り講習会を開催しています。 詳しい日時・場所は広報ひらかたをご覧になられるか、お問い合わせください。
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一般ごみ(可燃ごみ)の中に、現在、リサイクル可能な紙や布類が約 15%含まれ ています。自治会、子ども会、管理組合などの集団回収に出してください。 回 収 物 注意事項 新聞紙 ビニール・セロハン紙・カーボン 紙・感熱紙・油紙・ビニール加工 やポリエチレン加工した紙、アル ミ箔・金属類やプラスチック類は 入れないでください(混ぜると資 源になりません)。 シュレッダーした紙はポリ袋に入 れてください。 雑誌・紙箱・雑がみ 単行本・週刊誌・チラシ・紙製容器包装 (紙箱・包装紙など)など ダンボール 牛乳パックなど 飲料用紙パック マークがついているもの を出してください。 (中が銀紙のものは不可) 古着・布類 綿・布団・裁断くず・カーペット 等は出さないでください。 ※1) 上記の分類は一般的なものです。取引先の資源回収業者によっては異なる場 合がありますので、必ずご確認ください。 ※2) 集団回収とは、同じ地域に住む人たちが、回収品目、日時、場所を決めて資 源ごみを集め、資源回収業者に売り渡す方法です。 自治会、子ども会、管理組合などの団体が自主的に行う集団回収に対し、市 では集団回収報償金交付制度を実施しています。また、報償金の交付を受ける には、事前に団体登録が必要です。詳しくはお問い合わせください。
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