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110206g004

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Academic year: 2021

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-第5学年○組

理科学習指導案

単元 もののとけ方 指導観 ○ 本学級の子どもたちは,これまでに,色々な物を水に溶かしたり,溶け残った物をもっと溶けるよう にしたりする日常生活の中で,物の溶け方について興味,関心をもっている。また,比較したり,関係 付けたりする追究ができるようになっている。そこで,物の溶け方の規則性について,それらにかかわ る条件に目を向けたり,量的変化や質的変化に着目したりして調べ,問題を見いだし,見いだした問題 を計画的に追究でき,自然事象のきまりについての見方や考え方を養うことができるようになるこの期 に本単元を取り上げる。そして,物を水に溶かし,物の溶け方の規則性を意欲的に調べ,物の溶け方の 違いについて,水の温度を一定にして,水の量を増やすなど変える条件と変えない条件を制御して実験 できるようにする。このことは,自然事象のきまりを活かす子どもを育てる上からも意義深い。 ○ 本単元に関しては,第3学年で物の形が変わっても重さが同じことや,物の体積が同じでも重さは違 うことをとらえ,物の性質についての考えをもつ学習をしてきている。本単元では,これらの上に立っ て,一定量の水に溶ける物の限度量や,水の温度,量,溶ける物によって,水に溶ける量の変化,水溶 液の水を蒸発させた時の変化,物を水に溶かした時の質量の変化を調べ,物の溶け方の規則性について の考えをもつことができるようにする。このことは,第6学年のいろいろな水溶液を使い,その性質や 金属を変化させる様子を調べ,水溶液の性質や働きを追究する学習へと発展していく。 ○ 本単元の指導に当たっては,物を水に溶かし,水の温度や量による溶け方の違いを調べることで,物 が水に溶ける量には限度があることや,物が水に溶ける量は水の温度,量,溶ける物によって違うこと, 溶けている物を取り出せること,水と物を合わせた重さは変わらないことを定量的にとらえることがで きるようにする。そのために,水の量や温度の違いによって,溶解度の変化が見られやすい食塩やミョ ウバンを教材として取り上げる。そこで,まず,食塩やミョウバン,コーヒーシュガーを溶かして水溶 液の性質を調べたり,水に溶けた物の前後の重さを調べたりして,物が溶ける意味をとらえさせる。次 に,水の温度や量,溶ける物を変えて,物が水に溶ける量を調べたり,溶けている物を取り出す方法を 調べたりして,物の溶け方の規則性についての考えを見い出させる。さらに,食塩とミョウバンが混ざ った物から,ミョウバンを取り出す方法を考え,物の溶け方の規則性を活用できるようにする。 目標1 物を水に溶かし,物の溶ける量や水の量と温度を変えた時の現象に関心をもち,水の温度や量に よる溶け方の違いや性質を意欲的に追究し,物の溶け方の規則性を調べようとする態度を育てる。 2 物を水で溶かした様子を絵や図で表したり,物を溶かす前後での重さの変化や水の温度や量によ る溶け方の違いを表やグラフで記録したりして,物が溶ける量を水の温度や水の量と関係付けたり, 物の溶け方とその要因について条件に着目したりして,考えをまとめることができるようにする。 3 水の温度や量による物の溶け方の違いを条件制御して計画的に調べたり,電子天秤やメスシリン ダー,ろ過器具,加熱器具等を適切に操作したりして,安全に実験することができるようにする。 4 物が水に溶ける量は限度があり,水の量や温度,溶ける物によって違い,それにより溶けた物を 取り出すことができ,水と物を合わせた重さは変化しないことをとらえることができるようにする。 計画(13時間) 1 物を水に溶かした様子を調べ,物が水に溶ける意味をとらえさせる。 3 (1)食塩やミョウバン,コーヒーシュガーを水に入れた様子について ② (2)溶かす前と後の水溶液の重さについて ① 本時 2 水の温度や量,物による溶け方の違いを調べ,物の溶け方の規則性をとらえさせる。 6 3 硫酸銅の性質を調べたり,食塩とミョウバンが混ざった物からミョウバンを取り出す方法を 考えさせたりして,物の溶け方の規則性を活用させる。 4 本時 平成○年○月○日(○) 第○校時 理科室において 準備 食塩,コーヒーシュガー,水,電子天秤,メスシリンダー,ビーカー,蓋付き容器,薬包紙 薬さじ 前時までの既習図,学習プリント

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2 -本単元の過程 配時 学 習 活 動 具体的な手立て 1 物を水に溶かした様子を調べ,物が水に溶ける意味をとらえる。 90 ○食塩やミョウバン,コーヒーシュガーを水に1g入れた時の ○食塩が溶ける様子を提示 様子を調べ,物が水に溶ける意味をとらえる。 し,「どのように,溶ける ・食塩やミョウバンなどを水に入れると,どうなるのかな。 のだろうか。」という疑問 から,食塩やミョウバン, 食塩やミョウバン,コーヒーシュガーを水に入れて, コーヒーシュガーを溶か とける様子を調べてみよう。 す目的意識をもたせ,溶 ける意味についての考え ・食塩の白い粒は, ・ミョウバンは,食 ・コーヒーシュガ をもたせる。 ゆっくり溶けて, 塩と同じで,溶け ーを溶かすと, 見えなくなった。 て 見 え な く な っ 粒は見えなくな 水は無色になっ た。水は無色にな った。水溶液は た。 った。 茶色になった。 食塩,ミョウバン,コーヒーシュガーは,粒が見えなくなり, 全体に広がって,透き通ったので,水に溶けた。 45 ○食塩とコーヒーシュガーについて,溶かす前と後の水溶液の ○溶けた様子から,「溶かし 本時 重さを調べ,溶けた物は水の中にあることをとらえる。 た 物 は ど こ に 行 っ た の ・食塩やコーヒーシュガーは,水に溶けて,消えたのかな。水 か。」という疑問をもち, の中に 食塩やコーヒーシュガーがあるのか調べてみたい。 「溶かす前と後での重さ に変化があるのかどうか」 水にとけたものが,水の中に存在するか調べよう。 という調べる視点をもた せ,正確に調べる方法を ・水の中に食塩を溶かしたら, ・コーヒーシュガーは,水の 考えさせ,絵や図を使っ 溶かす前と後の重さが変わら 中に溶かすと,見えなくな て書かせ,溶かす前と後 なかったので,食塩は水溶液 るが,溶かす前と後では重 では,重さが変わらず, の中にある。 さが変わらなかった。 水の中に溶けた物が存在 していることをとらえさ 物を溶かす前と後では,その重さは変わらない。 せる。 溶かした物が見えなくなっても,水溶液の中にある。 2 水の温度や量,物による溶け方の違いを調べ,物の溶け方の 規則性をとらえる。 90 ○水50 ‹に食塩やミョウバンを入れた時の様子を調べ,水に溶 ○条件制御から,水 50 ‹を ける量には限度があり,物によっては溶け方に違いあること 一定にし,食塩やミョウ をとらえる。 バンを1g ずつ溶かし,溶 ける量を調べさせ,溶け 食塩やミョウバンは水の量に対して限りなくとけるのか調べよう。 る量には限度があり,溶 かす物によって,溶ける ・食塩を1 gずつ溶かしていっ ・ミョウバンを 1g ずつ溶か 量が違うことをとらえさ たら,18 gまで溶けた。そ していったら,4g まで溶 せる。 れ以上は溶けなかった。溶け けた。物によって,溶け方 る量には限度がある。 に違いがある。

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3 -水の量に対して,食塩やミョウバンは,溶ける量に限りがあり, 食塩やミョウバンでは,溶ける量に違いがある。 90 ○水の温度や量を変えた時の食塩やミョウバンの様子を調べ, ○「溶け残った物をどのよ 水の温度や量を増やすと,溶ける量が増えることをとらえる。 うに溶かすのか」という 疑問から,水の温度や量 水の温度や量を変えると,とける量が変わるのか調べよう。 を増やすという予想を立 てさせ,条件制御をそれ ・水の量を増やすと,溶け残っ ・水の温度を上げると食塩や ぞれ行い,水の温度や量 た食塩やミョウバンを溶かす ミョウバンをすべて溶かす を増やすと,物の溶ける ことができた。 ことができた。 量が増えることをとらえ させる。 水の温度を高める量を増やす等すると、物の溶ける量が増える。 90 ○水溶液を蒸発させたり,温度を下げたりして,溶けていた物 ○溶かした物を提示し,「溶 を取り出すことができることをとらえる。 かした物を取り出すこと ができるのだろうか」と とかした物を取り出すことができるのか調べよう。 いう疑問をもたせ,既習 の知識や経験から実験方 ・食塩水やミョウバン水溶液から水を蒸発させると,溶けてい 法を考えさせ,水を蒸発 る物が粉になって出てきた。 させたり,温度を下げた ・水溶液の温度を下げると,白い粉が出てきた。 りすると,溶けていた物 を取り出すことができる 水を蒸発させたり,温度を下げたりすると,溶けていた物を取り出せる。 ことをとらえさせる。 3 コーヒーシュガーの溶け方を調べたり,食塩とミョウバンが 混ざった物からミョウバンを取り出す方法を考えたりして,物 の溶け方の規則性を活用する。 90 ○今までの学習から,コーヒーシュガーの溶け方を見いだす。 ○今までの食塩やミョウバ ンとは違う物を使い,そ コーヒーシュガーのとける様子を調べよう。 の物の溶け方を調べ,コ ーヒーシュガーは,水 50 ・水50 ‹に対して,コーヒーシュガーは 20g 以上溶けた。食塩 ‹に対してミョウバンや やミョウバンと違って,多く溶けた。 食塩よりも溶け,かなり 多く溶けるものであるこ コーヒーシュガーは食塩と比べ,溶ける量が多かった。 とをとらえさせる。 90 ○食塩とミョウバンが混ざった物からミョウバンを取り出す方 ○既習の知識を使って,食 法を考えて,実際に行い,説明し合う。 塩とミョウバンの混ざっ た物から,ミョウバンを 食塩とミョウバンがまざったものから, 取り出す方法を考えさせ, ミョウバンが取り出せるのか調べよう。 水の温度を下げると,ミ ョウバンが取り出せるこ ・食塩水やミョウバンの溶け方の違いから,温度を下げて,ろ とをとらえさせる。 過すると,ミョウバンが残らないかな。 水の温度を下げて,ろ過すると,ミョウバンを取り出すことができる。

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4 -主眼1 物を溶かす前の物の重さに水の重さを加えた全体の重さと,溶かした後の水溶液の重さが同じこ とから,溶けた物が見えなくなり,水の中に存在していることをとらえることができるようにする。 2 物を溶かす前の物の重さに水の重さを加えた全体の重さと,溶かした後の水溶液の重さを比較し て調べ,得た結果から考えを絵や図で書き表し,溶けた物が存在することを説明できるようにする。 本時の過程 段階 学 習 活 動 具体的な手立て 気 1 前時の学習をもとに,水に溶けた物は,どうなるのかという ○食塩の溶ける様子を提示 づ 追究するめあてをつかむ。 し,「溶けた食塩がどうな く ・食塩は,水に溶かすと,見えなくなるので,食塩はなくなっ ったのか」という調べる て,消えたと思う。 目的をもたせる。 ↓ 食塩が水の中で,どうなったのかを調べてみたい。 水にとけたものが,水の中に存在するのか調べよう。 調 2 物が水に溶けた時の重さの変化や溶かした時の様子を調べ, べ 自分の考えをつくり,まとめを書き表す。 る ○溶けた物の重さを調べる見通しをもつ。 ○今までの生活経験や学習 <予想>・食塩は水の中から消えたと思う。だって,水の中で 経験から,予想を想起さ 見えなくなったから。 せ,溶ける前後の重さを <方法>・溶ける前と後の重さを比べる。・溶ける様子の観察 比べる方法の見通しをも <視点>・重さの変化 ・溶ける様子の変化 たせる。 ○見通しをもとに,物を水に溶かす前と溶かした後の重さを調べ, ○見通しにおける視点をも 結果から自分の考えをつくる。 (水:50 g) とに,結果から事実を取 溶かす前の重さ 溶かした後の重さ り出し,自分の予想と比 水+食塩 50 g+ 5 g 計 55 g 55 g べて,物を水に溶かす前 水+コーヒーシュガー 50 g+ 3 g 計 53 g 53 g と溶かした後の重さを表 に書き表し,結果をもと ・水に食塩やコーヒーシュガーを溶か に考えを絵図で書かせる。 すと,溶かす前と後では,重さは変 わらない。つまり,溶かした後には, 食塩やコーヒーシュガーがある。 練 ○結果や自分の考えを確かめ合い,全体で考察し,物の溶け方の ○結果と考察を出し合い, り 規則性との関係から,キーワードを使って,本時のまとめを書 全体での考察から客観性 合 き表す。 をもたせ,溶かす前と後 う ・水の中に食塩を溶かしたら, ・コーヒーシュガーは,水の中 では,重さが変わらない 溶かす前と後の重さが変わら に溶かすと,見えなくなるが, ことから,「水の中に溶け なかったので,食塩は水溶液 溶かす前と後では重さが変わ た物があること」をキー の中にある。見えなくなるだ らなかった。だから,水溶液 ワードを使って,まとめ けだった。 の中に溶けている。 させ,自分の考えを明確 にもたせる。 やっぱり,みんなと同じ考えで,溶かす前と後での重さは同じ だった。つまり,溶けた物は水の中にある。 物を溶かす前と後では,その重さは変わらない。溶かした物 が見えなくなっても,水溶液の中にある。 活 3 水の温度や量によって,物の溶け方に違いがあるのかという ○熱いお湯で多量の水を提 か 見通しをもつ。 示し,溶ける量に対して す ・水の量を増やして,温度を上げると,たくさん溶けると思う。 の見通しをもたせる。

参照

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