単元計画 (全 17時間)
第1時
「生活便利事典」を作ることを知り、単
元をおおまかに理解し、学習の見通しを
もつ。 (1)
第2時 形式段落に分け、音読の練習をする。
(1)
第3時
難語句について知り、内容をおおまかに
つかむ。
(1)
【評価の規準】
「生活便利事典」を作ることへの意欲をもち、
学習の見通しをもつことができる。
第4学年国語科学習指導案 生活便利事典を作ろう
「アップとルーズで伝える」
指導者 1組 ○○ ○○ 2組 ○○ ○○
○○ ○○
第 1 次
(3時間)
学習の見通しを持ち、教材文の内容をお
おまかに理解する。
子どもの実態について
本学年の子どもたちは、3年生までの学習で、
問いと答え、様子、理由、要点、などの「読みの
観点」について学習してきている。
【1 組】
本学級の子どもたちは、段落の要点をまとめるこ
とは既習内容であるが、うまくまとめられないこと
が多い。また、段落を意識して作文を書くことがで
きず、苦手意識をもっている子どもも見られる。
このことから、本単元では、キーワードに気を付
けて要点を読み取りながら、段落の役割を考え、文
章の構成をつかませることが大切であると考える。
【2 組】
ほぼ全員の子どもが「形式段落」を正しく分ける
ことができる。しかし、3年生で既習の「意味段落」
に分けることはとても厳しい状況であり、「キーワ
ード」を見つけるに至っては、更に厳しい状況であ
る。さらに、『段落の役割を考え「段落構成図」を
作る』ことについては、4年生になってからの学習
が不足しているためできていないことが分かる。こ
のことから、本単元では、段落の中心文を選ばせ、
要点をまとめる活動を仕組むことで段落相互のつ
ながりを読み取らせていきたい。そのことは、段落
構成を読み取る上で大切であると考える。
読みの観点
要点:大事なことは?
段落相互の関係:段落と段落の関係は?
文章構成:文章全体の組み立ては?
教材について
本教材は、私たちが最もよく目にしているメディ
アであるテレビの映像技法を中心に述べたもので
ある。子どもたちにとっても身近に感じられる内容
であり、読み取ったことを実際に確かめることもで
きる。
また、文章全体がアップとルーズについて対比的
に分かりやすく述べられており、文章構成も「問
い・答え・筆者の考え」と読み取りやすい構成にな
っている。対比的な段落相互の関係を捉えながら、
文章全体の構成を読み取っていくことができる教
材である。
さらに、読み取った文章構成を使って、自分の表
現に生かすことにつながると考える。
指導にあたって
まず、「生活便利事典」を作ることを知らせ、
自分も書いてみたいという意欲をもたせる。次
に「アップとルーズで伝える」という題名につ
いて考え、『アップ』と『ルーズ』で伝えると
は、どういうことか読み取っていくようにす
る。
2次で教材文の内容をしっかりと読み取ら
せるために、1次では音読練習を行う。その時
にキーワードや接続語・文末表現に印を付けさ
せ、読み取る時の手がかりになるようにする。
また、語句調べをさせることにより、書かれ
ている内容を正しく理解させるようにする。
第 1 時 接続語や文末表現に気をつけて、文章
全体を3つに分ける。 (1)
第2時
○1○2○3段落の要点をまとめ、対比的な
段落の関係をとらえる。
(2)
第3時
○4○5○6段落の要点をまとめ、対比的な
段落の関係をとらえる。
(2)
第4時 ○
7○8段落の要点をまとめ、段落の関係
をとらえる。 (1)
第5時
2 組
本時
段落の役割をもとに、段落構成図を作る。
(1)
【評価の規準】
対比的な文章構成を理解し、段落の役割を考え
て段落構成を読み取ることができる。
第1時
目的を明確にし、テーマを選ぶ。 (1)
第2時 「初め・中・終わり」の三構成になる
ように文章構成を決める。 (1)
第3時 そ れ ぞ れの 長 所と 短所 につ い て調
べ、話し合う。 (1)
第4時
1 組
本時
選んだテーマの長所と短所をなかま
分けし、「中」の文章構成を決める。(1)
第5時 文章構成をもとに、説明文を書く。
(2)
第6時
「生活便利事典」を完成させ、対比・
まとめなど段落の役割や文章構成につ
いてグループで推敲する。 (1)
【評価の規準】
これまでの学習を活かし、自力で自分が書こうとす
るテーマの対比的な説明文を書くことができる。
第2次
(7時間)
対比的な文章構成を理解し、段落の役割を考え
て文章の構成を読み取ることができる。
目標
○ 「生活便利事典」作りに興味をもち、段落の要点や段落と段落の関係について進んで読み取
ろうとする。(関心・意欲・態度)
○ 段落の役割や、段落相互の関係に気をつけて文章構成を読み取ることができる。(読むこと)
○ 段落相互の関係に気をつけて、説明文を書くことができる。(書くこと)
指導にあたって
まず、全文を読み、大体の内容をつかませてから、接
続語や文末表現に気をつけて文章全体を三つに分けさ
せる。次に、段落相互の関係をとらえ、さらに意味段落
としてのまとまりをとらえるために各段落の要点をま
とめさせる。
一人学びでは、中心文から要点をまとめ、段落相互の
関係や、対比的な文章構成を理解させながら読ませるよ
うにする。
協同学びでは、段落相互の関係や、対比的な文章構成
について、接続語や段落の役割に着目しながら交流でき
るようにする。
第3次
(7時間)
対比的な文章構成を考えて、「生活便利
事典」を作る。
指導にあたって
二次で学んだ対比的な文章を含む文章構成を活用して「生活
便利事典」を作る。書き方を交流しやすいように、対比しやす
い二つのテーマから選択するようにする。
事典作りを、「対象と内容の明確化」→「情報収集」→「説
明文を書く」→「グループで推敲する」の順で行う。
「対象と内容の明確化」では、「作った事典は保護者の方に
紹介しよう」と投げかけることで対象を明確にし、説明文を書
くことへの意欲を高めるようにする。
「情報収集」では、選んだテーマについて長所と短所を個々
で調べた後、全体で交流し情報を共有する。
「説明文を書く」では、まず、調べたことを観点毎に分類す
る。そして、対比的な文章構成になるように助言する。
「グループで推敲する」では、できた「生活便利事典」の文
章が観点毎に対比的になっているか読み合う。
一人学びでは、テーマの長所と短所を、簡単な例を挙げるこ
とで観点別にまとめることができるようにする。
協同学びでは、グループで観点について妥当かどうか話し合
い、観点に沿って対比的な説明文が書けるようにする。
本時の学習
1 主眼
段落のつながりを考えて、段落構成図を作ることができるようにする。
2 展開
学習活動 指導上の留意点 評価の観点
1 本時学習の見通しをもつ。
(1) めあてを確認する。
(2) 学習の進め方やポイン
トを確認する。
【学習の進め方】
① 段落構成図を作る。
2 段落構成図を作る。
(1)段落構成図の作り方を確
認する。
(2)一人学びをする。
一人学び
(3)全体で意見交流をする。
協同学び
3 学習のまとめをする。
(1)段落構成図をまとめる。
(2)文章構成の読み方をまと
める。
4 次時の学習を知る。
○ 今まで学習してきたことを、基に
文章構成を図にまとめようとする
意欲をもたせる。
○ 本時学習の流れを確認すること
で、学習への見通しをもたせる。
○ 簡単な例文を出し、段落構成図の
作り方を確認する。
○ 小見出しや接続語、キーワード、
色分けシールに着目させる。
○ 段落構成図を操作することで、話
し合いをしやすくさせる。
○ 各班の意見を見やすくする工夫
をして、意見を分類し、話し合いを
しやすくする。
○ 「はじめ」「中」「終わり」の構成
に合わせて、「問い」「答え」「自分
の考え」の三構成になっていること
を確認し、意味段落の役割をつかま
せる。
○ 段落のつながりの見つけ方や、軽
重の考え方などをまとめさせる。
○ 次 時 は 、 「 生 活 便 利 事 典 」
の原稿を書くことを知らせ、意欲を
もたせる。
○ 段落のつながり方
や段落の軽重を考え
て、段落構成図を作
ることができる。
第4学年2組
指導者 ○○ ○○
『アップとルーズで伝える』の文章構成を図にまとめよう。
1 主眼
選んだテーマの長所と短所のカードを観点別になかま分けすることを通して、対比的な文章構成を考え
ることができるようにする。
2 展開
学習活動 指導上の留意点 評価の観点
1 本時学習の見通しをもつ。
⑴ 説明文のテーマを確認する。
A ほうきと掃除機
B インスタント食品と手作り
のごはん
(2) めあてを確認する。
(3) 学習の進め方やポイントを確
認する。
2 選んだテーマの長所と短所をまと
める。
⑴ 個で、長所と短所を観点別にま
とめる。
一人学び
⑵ 同じグループ同士で意見交流を
する。
協同学び
3 本時学習のまとめをする。
4 次時の学習を知る。
T1 T2
○ 観点毎に短所と長所
を組み合わせることが
できる。
○ 視点に沿って話し合
いを行い、グループ毎に
短所と長所を組み合わ
せることができる。
○ 対比的な文章構成を
表すようにワークシー
トにカードを貼ること
ができる。
○ 生活便利事典を作るために長所と短所
を対比させることを想起させ、本時学習へ
の意欲を喚起する。
○ 長所と短所を、
○ 観点別になかま分けをする方法を確認
することで学習が進められるようにする。
掃除機グループ インスタント食品グループ
○ 長所と短所をカードにすることで、並べ
替えしやすくし、対比的な関係をとらえさ
せる。
○ 簡単な例を示し、長所や短所の観点を表
す言葉を考えられるようにする。
○ 観点毎の長所と短所になっているかを
話し合いの視点にすることを確認し、何に
ついて話し合うのかを明確にする。
○ 観点毎の長所と短所を分類させた後に
観点を表す言葉の妥当性について考えさ
せる。
○ 導入とまとめの板書を比べさせること
により、観点毎にまとめることの良さを感
じさせる。
○ ワークシートにカードを貼らせ、文章構
成について考えさせる。
○ 本時でそろえた観点に沿って、対比的な
説明文を書くことを知らせ、次時への意欲
をもたせる。
第4学年 1 組 指導者 ○○ ○○、 ○○ ○○
選んだテーマの長所・短所カードを使って文章の構成を考えよう。
【学習のまとめ】長所や短所の順番を、同じ観点で内容をそろえると、対比できる。