• 検索結果がありません。

経営学部における情報教育 VII プレゼンテーションの評価方法について

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "経営学部における情報教育 VII プレゼンテーションの評価方法について"

Copied!
18
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ruX

SA

VU: 7'V! '/ -- / '/O) F i)i

eC +C

B t T

-Computer Education at the Department of Management VU: Keiji Moro

)

:

I. ll. m:. lv. v. c V b iC

j ii - :1 ecOu,1C

j ii : - 3 : a) Ffni i ・ = 5 t

(2)

-41-市 自 一一 ビ目 要  プレゼンテーションの評価を行なう際に、「経営情報科学H」ではあらか じめチェック項目が書かれた「発表チェックシート」を用意し、それを使 用している。本稿ではこの評価方法の公平さを検証した。「発表チェック シート」を学生一人一人に配布し、学生の行なう発表を学生達にも評価さ せ、教員の評価結果と比較した。学生の評価値と教員の評価値の間にはか なり強い正の相関があることが判明したが、それらと学生の毎週のパソコ ン実習の成績との問にはほとんど相関がないことも分かった。学生と教員 の評価値との間に正の相関があるという事実は、この「発表チェックシー ト」を用いて教員が評価を行なえば、得てして「教員側だけの主観的な判 断」となりがちなプレゼンテーションの評価について,学生達も納得できる、 ほぼ公平な基準で判断できることを示している。

1.はじめに

1.アンケート調査と成績報告  前回の報告1で述べたように、学生を対象としたアンケート調査によれ ば、コンピュータを利用した「読み」・「書き」の技術に加えて、「情報の 収集と発信」の手段を教えること、つまり「プレゼンテーション」を取り 入れるという形で行なったカリキュラム改定は成功し、その目的は十分達 成された。そして、「プレゼンテーション」の実習に関連して以下の事実 が判明した。 1.プレゼンテーションソフトの実習については、もう少し実習時間  が必要であると学生達は考えている。 2.発表の前にはリハーサルが必要であることなど課題はまだ残って  いるが、発表の結果についてのみ言えば、学生達は自分達の成果  にほぼ満足している。

(3)

経営学部における情報教育 皿 プレゼンテーションの評価方法について  概して「プレゼンテーション」は学生達に好評で、発表内容も地図を入 れたり、統計データを入れたり、美しい風景写真を効果的に使ったりと、 いろいろ工夫したものも多かった。一方、彼らの発表を評価する方法、つ まり、評価の基準をどのようにすれば良いのかということがはっきり定ま らず当初から問題であった。初年度(1999年度)は初めての試みであり、 どのような作品が登場するか全く未知であったので、「見栄えの良い」発表 資料(コンテンツ)を作成した班には高得点を与えるという具合に、教員 の主観で判断した。次年度(2000年度)は、学生達の発表内容のレベルが ほぼ分かったので、そのデータに基づいて、ある程度客観的な評価基準を 定めておくことにした。「経営情報科学H」では、発表の評価以外のデー タとして、毎回の実習の課題と宿題、プレゼンテーションの「計画書」の 提出の有無、出席ボーナス点などのポイントを合わせて成績としている。 以下で分析の対象としているのは著者が授業を担当した「経営情報科学1」 および「経営情報科学H」の2000年度月曜2時限Gクラスと火曜1時限H クラスの学生諸君である。まず、これらのクラスの学生の成績報告のデー タを第1表に示す。 クラス

S

A

B

C D

H

合計 月 2時限Gクラス 18 17

7

5

2

6

55 火曜1時限Hクラス

6

10 21

7

4

6

54 (a)「経営情報科学1」 クラス

S

A

B  C

D

H

合計 月 2時限Gクラス 22 16 6  3

1

6

54 火曜1時限Hクラス 23 11 6  4

O

10 54 (b)「経営情報科学H」 第1表 「経営情報科学1」および「経営情報科学皿」の成績報告 一43一

(4)

一一  成績報告のデータによると、「経営情報科学1」(2000年度前期)では、 成績上位者(評価SとA)の数はGクラスの方がHクラスより多いことが分 かる。欠席回数が多くて単位が取れない(評価H)者の数は等しい。とこ ろが同じクラス同士について、「経営情報科学Hj(2000年度後期)では、 評価Aの者の数に若干の違いがあること、Hクラスの方が評価Hの者の数 が多いことを除くとほぼ同じ成績分布と見ることができる。Hクラスは第 1限のクラスであるので、概して授業の出席状況は良くない。これは課題 の提出が少ないために成績が悪い、実習の時問が不十分で技量が上達して いない学生が多くなる、という結果につながるものと考えられる。 2.実習の成績  以上の点を「経営情報科学1」と「経営情報科学H」の実習の成績から 調べてみよう。前述のように2「経営情報科学1」では「日本語ワープロ (MicrosoftWord2000)」、「経営情報科学n」では「表計算ソフト(Microsoft Exce12000)」と「プレゼンテーションソフト(Microsoft PowerPoint2000)」 の実習を行なっている。ここでいう実習の成績(実習点)とは、学生が毎 回作成し提出したプリントアウトと、課題として出した宿題を評価し点数 化したものである。発表や計画書の提出の有無、出席点ボーナスなどのポ イントは入っていない。点数配分は「経営情報科学1」から88点(宿題が 40点、実習ポイント48点)、「経営情報科学H」から47.5点(宿題が20点、 実習ポイント27.5点)で合計135.5点満点としている。グラフ1はこの実習 点の分布を(a)月曜2限Gクラス、および(b)火曜1限Hクラスについて 求めたものである。出席状況が著しく悪い者のデータは除外してあるので、 データの有効数はGクラスが45、Hクラスが47である。出席状況が悪い者 のデータを除外したにもかかわらず、両方の分布はよく似ていて、細かく 見るとGクラスの方が成績の良いものがやや多く、悪いものが少ないこと がわかる。平均点では8点の差がある。これでHクラスの方がクラス全体 として実習の技量がやや低いということが分かった。

(5)

経営学部における情報教育 孤 プレゼンテーションの評価方法について     火蜘眼}{ケラス

  槍

   鍵    $          /

数 4

   2      標麟編差課318        平均;37    ()      禽効数罵群oo     3嘩 黛3  3難  37  慧警  4葉      3窯  3轟  総  s$  鵜  42       実習点         (a)月曜2限Gクラス    火睡l l限l P鰻ス   纏   獄   鳩 人 欝 数 馨   轟       標準饒蕪唄マ矯   衰      平均瓢鵬   〔}      霧効数瓢轟70Q    響○ 感鞭 沁 $○ 蓼○憩o薩搬獄○葉30     蕊 縣 乃 雛 騒撃 纏欝璽鰺麓蕊壌叢峯       実習点         (b)火曜1限Hクラス        グラフ1 実習の成績の分布       一45一

(6)

雨 β 一一  以上のような数値化し易いデータと比べて、発表の評価は判定する教員 の主観にかなり左右される傾向があるので、公平を期するためにも何らか の対策をとる必要があると考えた。

皿.プレゼンテーションについて

1.「プレゼンテーション」の実習に求められる教育効果 前回の報告1で述べたように、情報教育に「プレゼンテーション」を取 り入れることによって、以下の各面において様々な教育的効果が期待でき る。 1.「情報の入手」の面から 2.「情報倫理」の面から 3.「情報の整理」の面から 4.「共同作業」の面から 5.「情報の発信」の面から ・・データベースの使い方に習熟する。 ・・知的財産権の尊重。 ・・プレゼンテーション技法の修得。 ・役割分担を守り、責任ある行動を  とる。 ・社会に貢献するという意識を養う。  これらの各項目については前回の報告1にて詳しく解説したが、3.につ いて述べた「聞き手を惹きつける発表をするには自分達が集めた資料をど のように使ってシナリオを組み立てれば良いのか、人にアピールするプレ ゼンテーションとはどのようにすれば良いのか、を工夫させる」という点 が特に重要である。絵や写真を単に並べただけのスライドで、大した説明 もなしにただ映すだけ、という発表もあった。 2.「プレゼンテーション」の実習の進め方  MiαDsoft社のPowerPoint2000を利用して発表資料(スライド〉を作成し、 ビデオプロジェクターに接続したパソコンを操作し、資料をスクリーンに 投影しながら発表を行なう。2000年度のテーマはクラスごとに異なり、大

(7)

   経営学部における情報教育 皿 プレゼンテーションの評価方法について まかな分類として以下のように与え、その中から班単位で1国あるいは1 都市を選択させている。  月曜2時限Gクラス…  観光案内や企業の招致活動、国外編(カナダ、       アメリカ、メキシコ、などの名所・旧跡や特        産品などの紹介)  火曜1時限Hクラス…  観光案内や企業招致活動、国内編(都市や県       の名所・旧跡および特産品などの紹介)  発表資料の作成(パソコン実習)は班単位で行なう。発表時問は1班で 5分程度であるので、発表に使うスライドの枚数は6∼7枚である。資料 作成作業を円滑にする目的で「計画表」の提出を求め、教員はそれに対し て必要なアドバイスを行なう。

皿.プレゼンテーションの評価

1.発表チェックシート 教員の主観的な評価となりがちなプレゼンテーションの評価に対してあ る程度客観的な評価を下すための基準として、黒澤は以下の10の評価項目 からなる「発表チェックシート」を作成した。 ア.主題ははっきり示されたか。 イ.論理は明確だったか。 ウ.興味・関心をひく内容だったか。 エ.面白く、聞き手をリラックスさせたか。 オ.具体的な事例を用いていたか。 カ.十分な資料をそろえていたか。 キ.表・グラフ・図解は有効だったか。 ク.テキスト(文字の部分)は読みやすかったか。 ケ.スライドのレイアウトは効果的だったか。 コ.時間配分は妥当だったか。 一47一

(8)

師 啓 二  学生は教科書に付属のフロッピーに収められた「発表チェックシート」 に自分の評価を入力しそれをフロッピーごと教員へ提出する。このように して、教員だけでなく、クラス全員で各班のプレゼンテーションを聞き評 価をする。学生は評価項目のそれぞれについて1点刻みの5点満点で評価 し、その合計点をプレゼンテーションの評価(50点満点)とする。一方、 詳しいデータ分析が必要であるために、教員(著者)は0.5点刻みの5点満 点で評価した(同じく50点満点)。  グラフ2は月曜2限Gクラスを対象として、(a)学生と(b)教員のそれぞ れについて、プレゼンテーションの評価値の分布を求めたものである。ま た、グラフ3は同じく火曜1限Hクラスを対象として同様のグラフを描い たものである。プレゼンテーションを実施するとき欠席して、いくつかの 班の発表を聞いていない学生のデータは含めていない。データ数は共に47 である。

(9)

  経営学部における情報教育 皿 プレゼンテーションの評価方法について       月曜2限Gクラス     縛     12     樽   人 猿   数 §      4       標準儒蓬盤斜      2       禦均器39      ()      蒋効数瓢轟700       鱗   鐙   麟   憩   盤   麟        欝s  37  鐙   麟   離       評価値       (a)学生による評価       月曜2限Gクラス     鍛     緯      慕

  人

     §

  数

     癖      2      標鱗総欝358       塁均鳳3き      ○       祷効数慧4鱒o       鰺  騒○ 灘  灘  3騒 鱒  薦       評価値       (b)教員による評価 グラフ2 プレゼンテーションの評価値の分布(月曜2限Gクラス)       一49一 剛 〆臥

(10)

市 日 啓 二 火曜1限Hクラス

驚嚢慕§癖20

  人数

〆臥 標準蘇叢欝358 塁均鳳3き 蒋効数慧4鱒o 鰺  騒○  灘  灘  3騒 鱒  薦       評価値     (a)学生による評価 火曜1限貝し『弓ス

人数

30 20 沿 ○ 標準彌i蓬畿鈴6 軍均需35 霧効数瓢4700 グラフ3   2《)  窯慕  叙)  3蕪  轟○  磯5        評価値      (b)教員による評価 プレゼンテーションの評価値の分布(火曜1限Hクラス〉

(11)

経営学部における情報教育 皿 プレゼンテーションの評価方法について グラフ2と3から以下のことがわかる。  1.クラス毎に、学生による評価と教員による評価の分布は大体似た   傾向にある。  2.各グラフの形状は正規分布から、あまり大きく逸脱していない。  そこで、さらに詳しく学生による評価値と教員による評価値と比べるた め、両者の散布図を作成した。グラフ4は月曜2限Gクラスを対象として、 (a)「発表チェックシート」の質間項目ごとに、また、(b)それらの合計値 (つまり、プレゼンテーションの評価値)について、散布図を描いたもの である。何れも相関があることが分かるが、特に、(b)の項目別評価値の合 計(プレゼンテーションの評価値)どうしについて、強い正の相関がある ことがわかる。  さて、学生および教員による評価と学生の実習の成績との関係はどうだ ろうか。実習の成績が良ければより良い資料を作成できるものと期待でき るのではないだろうか。この点を検証するため、これら3つのデータ問の 散布図行列を描いたものが、グラフ6(月曜2限Gクラスを対象)と7 (火曜1限Hクラスを対象)である。グラフ6および7で見る限り、学生お よび教員による評価と学生の実習の成績との間にはほとんど相関は無い。 さらに詳しく見るために、第2表に月曜2限Gクラスのデータを元にこれ らの量の記述統計量と相関係数を求めた結果を示す。第3表では火曜1限 Hクラスのデータを元に同じ量を求めた。  使用したソフトウェア(SPSS10。OJforWINDOWS)の関係で、表示される 数値の桁数が多いが、実際の有効数字はせいぜい3桁程度である。この結 果によれば、学生と教員の評価の間にはO.765(月曜2限Gクラス)と0.812 (火曜1限Hクラス)と強い正の相関があるものの、実習の成績と学生およ び教員の評価との間には一〇.149∼0.264程度の弱い相関しか見られないこ とが分かった。後者はほとんど相関はないものと思って差し支えないであ ろう。相関係数はPearsonの相関係数を求めたが、これはグラフ1∼グラフ 一51一

(12)

二      、0   にり       りゆ   リム   ま   ロ 啓   生  3  Z  t  6    埋牽誌展皿晋ゆ蝿口︸嘔麟 師 w  酬 軸   騨酬一 榊, 粛 t ㈱咄 瑠 押 “州 P旧一 叩一 一  榊尋斬 脚  チ叫㎜ ← }  }    一   “ 憾 一  昂  可一叩柵一岬一剛……㎜__

__一       一

1    2    3    4

 学生による項目別評価値

(a)項目別評価値の相関

5

5050505050

44332211

   掴︸目︸軒曝即舶u﹁嘔︼懸 騨 穆鷲 穏 漁贈箏 郵 マ婚 鷲 } ㎜w㎜曽㎜隅}皿¶㎜  ㎜ 一

_一一  _一

0

10    20    30

  学生による評価値

  (b)評価値の相関 40 50 グラフ4 学生と教員の評価値の散布図(月曜2限Gクラス)

(13)

経営学部における情報教育 皿 プレゼンテーションの評価方法について  6 埋 犀5 驕 展4 皿 瞥3 ゆ ふ62 昆 皿11 藩

  0

   0    1    2    3    4    5

      学生による項目別評価値

       (a)項目別評価値の相関

騨 穆鷲 穏 旨

漁醜箏 郵 マ婚 彗 恩

___㍊_一  一

05050505050544332211

    側車臨並罫

≧ヒ ﹄    に⋮ と ミ、 ﹄ ⋮セ ﹄ ⋮ セ 磁 ◆ 鍵 φ ◎ 懸 ♂

0

10    20    30    学生による評価値 40 50 (b)評価値の相関 グラフ5 学生と教員の評価値の散布図(火曜1限Hクラス) 一53一

(14)

一一   o 口 ・騙・ 蕊口・ び顔 口勉電 日 ロ o ロ  恥   器 。解 噌日茗・・ B唱口 毫 口 口 M2JISSYU 口 口 回 口 o   口9 口 口 口 震 口 口 隷 9勉口 鶏 口 口 臼 9 G 篇 隷 oo 窃 口 ロ蓉o目巳藤ロM2STTOT ロ日 繊灘 藁窃漂贈 ロ捻亀 囎     口 廟 讐  ロ ロ o 口 魁o濯ロ 口 口 回 鶏   口 n o ロ懸卿唇 嗜 口 ロ 騒 ♂ 口 口 M2TETOT 環   綴㎝蘇礁ロ o 口口 口 口 口 囎     口 o ㎜ グラフ6 学生の実習の成績(M2JISSYU)、学生による評価(M2SITOT) と教員による評価(M2TETOT)の散布図行列(月曜2限Gク ラス) ロロ ロ  ロ TIJISSYU  ロロ§口 昌日 已 ロ  日  暮 肇 §§認・目    ロロ 籍呂

麟 口 口 o

8

辞 登組 籍 ロ  ロ 口 ロ呼鷹 8欝 礁費顛 口ζ3 凶 ロ 絶ロ% ロ TISTTOT 憩 ロ 9 ロ蘭  口o o隣 ロ ロPロ  ロ 口 自 口ロ    ロ  面 爆 橿 昌智爲ロ    口夢 ㎎ 鐸吼口 寳 ロロロ ご1口

a嗣鑑

口 qロ 釦 ゆ   m 口  ζ口 ロ ロ TITETOT 鷹コ   ロ 口 グラフ7 学生の実習の成績(TIJISSYU)、学生による評価(TlSTTOT)と 教員による評価(TITETOT)の散布図行列(火曜1限Hクラス)

(15)

経営学部における情報教育 皿 プレゼンテーションの評価方法について       記述統計量 平均但 示準一

N

M2JISSYU

M2STTOT

M2TETOT

116.1333 39.0249 354000 14.1395 2.6723 40629 45 45 45 (a)記述統計量  相関係数

M2J夏SSYU

M2STTOT

M2TETOT

M2JISSYU Pearsonの  .、 1,000 一.149 有意確率(両側) .328 .888

N

45 45 45 M2STTOT Pearsonの相関係数 r149 1,000 .765* 有意確率(両側) .328 .000

N

45 45 45 M2TETOT Pearsonの相関係数

2

.765* 1つ00 有意確率(両側) .888 、000

N

45 45 45   魅相関係数は1%水準で有意(両側)です。       (b)相関係数 第2表 学生の実習の成績(M2JISSYU)、学生による評価(M2STrOT)     と教員による評価(M2TETOT)の記述統計量と相関係数(月曜     2限Gクラス) 一55一

(16)

市 自 一一 記述統計量 平均置 緊準一

N

丁1J1SSYU

TISTTOT

TITETOT

107.5372 36.6753 35.4362 17.1391 3.1850 56555 47 47 47 (a)記述統計量  相関係数

TIJISSYU

TISTTOT

TlTETOT

TIJISSYU Pearsonの  .、 1,000 .173 .264 有意確率(両側) ,246 .073

N

47 47 47 TISTTOT Pearsonの相関係数 .173 1,000 .812* 有意確率(両側) .246 .000

N

47 47 47 TITETOT Pearsonの相関係数 .264 .812* 1,000 有意確率(両側) .073 』00

N

47 47 47   **.相関係数は1%水準で有意(両側)です。        (b)相関係数 第3表 学生の実習の成績(TIJISSYU)、学生による評価(TISTTOT)と     教員による評価(TlTETOT)の記述統計量と相関係数(火曜1限     Hクラス)

(17)

経営学部における情報教育 孤 プレゼンテーションの評価方法について 3で見たように、これらのデータがおおむね正規分布に近い形の分布をす るということで、使用にあたっては特に問題ないであろう。相関のあるな しがこれだけはっきりしているので、他の、たとえばSpearmanやKenda11 の順位相関に基づく相関係数まで求める必要はないであろう。

W

本稿の結果をまとめると、以下の通りである。 1.「発表チェックシート」を用いてプレゼンテーションの評価をすれ  ば、教員(つまり、著者)の評価と学生の評価の問には強い正の  相関があるので、妥当な評価を下すことができる。 2.実習の成績とプレゼンテーションの評価の問にはほとんど関係が  ない。  1.について、プレゼンテーションの評価には評価する人の主観が入る ことはやむをえないが、「発表チェックシート」を用いれば、学生達も納 得のいく評価を下すことができる。  2.については、学生達は班単位で発表を行ない、プレゼンテーション の評価は班に対するものであり、個人の技能の違いが必ずしも大きく反映 しないためであることも原因として考えられる。しかし、別の見方をすれ ば、本稿で得られた結果は、効果的なプレゼンテーションを行なうために は単に技術的な面でコンピュータ操作に習熟しているだけではなく、分か りやすい資料の作成と説明のストーリー構成、人を惹きつける話術など、 それ以外の能力が必要であることを示唆しているものと思われる。 一57一

(18)

一一

謝辞

 「プレゼンテーション」の実習計画を練るにあたっては、経営学部助教授 黒澤和人先生と何回も討議を重ねた。本稿のデータ分析の元となったプレ ゼンテーションの「発表チェックシート」は黒澤先生が作成されたもので ある。ここに黒澤先生には心から感謝申し上げる。

V.参考文献

(1) 師 啓二 2000「経営学部における情報教育W」『白鴎大学論集』VoL15  No,1,169(2000) (2) 師 啓二 1998「経営学部における情報教育IV」『白鴎大学論集』Vbl.12  Nα2,27(1998) (3)師啓二・樋口和彦・舩田眞里子・黒澤和人共著 2000『初心者のための情報  科学入門 一コンピュータの基礎と活用一』第1部第3章「プレゼンテーショ   ン」㈱同友館2000.5。なお、付録のフロッピーディスクに「発表チェックシー   ト」の書式のファイル(エクセル形式)が収められている。 (本学経営学部教授)

参照

関連したドキュメント

学期 指導計画(学習内容) 小学校との連携 評価の観点 評価基準 主な評価方法 主な判定基準. (おおむね満足できる

続いて川崎医療福祉大学の田並尚恵准教授が2000 年の

1アメリカにおける経営法学成立の基盤前述したように,経営法学の

社会教育は、 1949 (昭和 24