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資料13 復興に向けた基本方針 浦安市復興計画検討委員会 資料・議事概要|浦安市公式サイト

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復興に向けた基本方針

平成 23 年 9 月 11 日 浦安市災害復興本部

東日本大震災の経験は、私たち日本人の意識の奥底で大きな変革をもたらしている。

それは、生命の尊厳を自覚し自ら守らなくてはならないこと。畏敬の念をもって自然災害と共生していか なければならないこと。そして、災害時には地域社会に参加し共に生きていかなければならないことなどで ある。

国内で最大規模の液状化被害を受けた浦安市でも、決して例外ではない。

本市が、これから本格的な復興を進めるにあたって、第 1 に、この被災の経験を市民全体で分かち合う心 を持って、地域コミュニティが主体となって市民同士が連携し、また行政と協働して、これまで以上により 良い暮らしの場へ生まれ変われるよう、全ての市民力を結集させて復興を目指していく必要がある。

第 2 に、液状化に対する適切な対策を示すことで、被災した多くの市民はもとより、すべての市民に対し て明るい未来と希望を示していくとともに、物理的な安全と人と人との関わりから生まれる安心感で築ける、 より豊かで幸せな暮らしの姿を示していく必要がある。

そのためにも、これまで浦安市のまちづくりを担ってきた市民、産業界、行政、有識者・専門家などが集 まって議論できる場を速やかに設置し、多くの知見を復興に向けて結集させ、その成果を市政に継続的に反 映させて行けるよう取り組んでいく。

ここに、復興に向けた基本理念を定め、今後はこれをさらに深化させ、市民全体で共有化を図っていくも のとする。

(基本理念)

理念1:痛みと悲しみの分かち合い

復興にあたっては、この大災害を、今を生きる浦安市民全てが自らのこととして受け止め、痛みと 悲しみを皆で分かち合う心をもって、復興に邁進するものとする。

理念2:市民協働による豊かさと幸せの共有

復興にあたっては、将来への備えと市民サービスの向上に向けて、全市民が持てる全ての力を結集 し、来たるべき時代の先駆けとなる地域社会を追求する。

理念3:安全で安心な暮らしの再構築

復興にあたっては、これまでの行政運営を徹底的に見直し、災害に強い都市へ再構築していくとと もに、災害時には、様々な地域・主体が相互に連携して的確に対応できるように災害対応型のガバナ ンスの形成を目指す。

また、この基本理念の下で復興計画を検討するにあたって、下記の通り前提条件を定める。

前提1:復興計画の対象には、液状化で被災した都市基盤の復旧に止まらず、元町地域も含む市域全体 の防災機能の向上と、あわせて、市民が再び誇りを持って暮らせる魅力づくりも含める。

資 料 1-3 平成23年11月24日 第1回

復興計画検討委員会

(2)

前提2:復興計画としては、生活の本格的な再開に不可欠な都市基盤施設などの復旧期(平成 23 年度 から概ね 3 年間)と、新たな魅力と活力ある浦安として再生・創生していく創生期(概ね 3 年 後から概ね 10 年間)に分けて策定する。また、計画内容の整合を図るため、速やかに第2期 基本計画、都市マスタープラン、地域防災計画などの関連諸計画を修正・見直ししていく。

前提3:策定にあたっては、別途、市民協働で進めている「ふるさとづくり推進協議会」内に設置され た「ふるさと復興市民会議」から出される意見や提言を尊重するものとする。また、様々なツ ールを活用して市民意見を直接聴取するよう努めるものとする。

参照

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