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ビジネスエコノミックス
( 講義資料 No.3)
高尾 築
青森中央学院大学
2017/10/18
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アウトライン
ミクロ経済学の復習II (完全競争下の企業行動)
1. 生産と費用
2. 費用のさまざまな尺度
3. 完全競争市場における企業の利潤最大化行動
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生産と費用
企業は,様々な投入物(生産要素)を用いて財・サービスを生産する ため,その費用を支払う必要がある.
以下では, (ヘレンさんが経営している)クッキー工場の生産活動を 例にして考察.
(簡単化のための仮定)
クッキー工場の資本水準は固定されているとする✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿. 資本: 機械や設備などを指す
※資本は今年使用しても来年も使用可能というように継続的に 使用可能(ただしある率で減耗はする)
クッキー工場の生産量は,
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労働者数の変化のみで調整可能とする.
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生産と費用 (例: ヘレンのクッキー工場)
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生産関数(production function): 財・サービスを生産するために用 いられる投入物(生産要素)の量と生産量との関係
限界生産物(marginal product):
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追加的な生産要素1単位により生 じる生産量の増加分
先の例では,労働者の数が1人⇒2人の時の,クッキー生産量 の増加分は40個.
したがって, 1人から2人労働者を増やした時の限界生産物は クッキー40個と考える.
限界生産物逓減(diminishing marginal product): 生産要素の量が増 加するにつれて,生産要素の限界生産物が減少する性質
先の例では, 2人目, 3人目, 4人目の労働者の限界生産物は減 少している.
基本的な経済理論においては,「限界生産物逓減」を想定して分析 する.
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生産関数 (例: ヘレンのクッキー工場)
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総費用曲線 (例: ヘレンのクッキー工場)
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2. 費用のさまざまな尺度
総費用(Total Costs) =固定費用+可変費用 固定費用(Fixed Costs):
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生産量が変化しても変わらない費用 例: 生産設備の減価償却費, 正社員の人件費 etc...
可変費用(Variable Costs):
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿生産量の変化につれて変わる費用 例: 砂糖といった原材料購入費用, 臨時社員の人件費 etc... 平均総費用(Average Total Costs): 総費用
総生産量 平均固定費用(Average Fixed Costs): 固定費用
総生産量 平均可変費用(Average Variable Costs): 可変費用
総生産量 限界費用 (Marginal Costs):
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追加的な 1 単位の生産により生じる総費用の 増加分
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以下では, (セルマさんが経営している)レモネード工場の生産活動 を例にして考察.
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費用のさまざまな尺度 (例: セルマのレモネード工場)
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総費用曲線 (例: セルマのレモネード工場)
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逓増する限界費用
限界費用は,生産量の増加につれて増大.
⇒
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限界生産物逓減(diminishing
✿✿✿✿✿✿✿✿✿marginal✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿product)の性質を反映
※レモネードの生産量が少ない時,従業員も少なく厨房設備の多く は未使用で,このような場合,追加的に1単位の生産量を増加させる のに,総費用の増加は相対的に少なくて済む.
一方,レモネードの生産量が既に多い時,従業員は多く,厨房設備は フル稼働しているため,このような場合,追加的に1単位の生産量を 増加させるのに,相対的に高い総費用の増加が必要になる.
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限界費用曲線 (例: セルマのレモネード工場)
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U 字型の平均総費用
総費用(TC) =固定費用(FC) + 可変費用(VC)なので, 総費用
総生産量 =
固定費用 総生産量+
可変費用 総生産量
平均総費用(ATC) = 平均固定費用(AFC) +平均可変費用(AVC) 平均固定費用(AFC)は,生産量の増加につれて,固定費がより 多くの生産単位に振り分けられるので,必ず低下する.
平均可変費用(AVC)は,限界生産物逓減のために,生産量の増 加につれて基本的には上昇する.
したがって,平均総費用(ATC)は,生産量の増加につれて, 基 本的にはU字型をとる.
U字型の底に対応する生産量を,「企業の効率的規模」 (efficient scale)とよぶ.
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平均総費用曲線 (例: セルマのレモネード工場)
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限界費用と平均総費用の関係
限界費用が平均総費用よりも低い場合,生産量の増加につれて,平均 総費用は常に低下する.
限界費用が平均総費用よりも高い場合,生産量の増加につれて,平均 総費用は常に上昇する.
したがって,限界費用曲線は,平均総費用曲線と効率的規模において 交わる.
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平均総費用曲線と限界費用曲線 (例: セルマのレモネード工場)
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3. 完全競争市場における
企業の利潤最大化行動
.完全競争市場 (perfect competitive market)(再掲) .
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... .
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生産されている財が同質的
多くの買い手と売り手が存在し, 市場価格を左右できるような単独の売り 手や買い手が存在しない
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個々の買い手・売り手は市場で決まった価格を受け入れるしかない
⇒このような買い手・売り手のことを, 「価格受容者」(price taker) と 呼ぶ.
※ (例) 牛乳の市場: どの牛乳の買い手も, 市場全体の規模からみると少量しか 購入しないので, 牛乳の価格に影響を及ぼさない. 同様に, どの牛乳の売り手も, 他の売り手が供給する牛乳と本質的に同じものを供給していれば, 価格操作は限 られている.
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企業の目的は利潤(profit)を最大化すること
利潤(Profit) =総収入(Total Revenue) −総費用 (Total Costs) 総収入(TR) =価格(Price) × 総生産(販売)量(Quantity) 平均収入(Average Revenue): 総収入
総生産(販売)量=価格 (P)
※✿✿✿✿✿✿✿価格は,✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿個々の企業にとっては既に決まっていると考える 限界収入(Marginal Revenue):
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
追加的に1単位生産(販売)する ことによる総収入の増加分:
完全競争市場においては,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
企業の限界収入(MR)も価格(P)に等しい.
以下,牛乳を生産するスミスファームという企業を例にして考察.
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総収入, 平均収入, 限界収入 (数値例: スミスファーム)
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利潤最大化 (数値例: スミスファーム)
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.企業の利潤最大化行動 .
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... .
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利潤最大化は,
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限界収入(MR)が限界費用(MC)と等しくなる生産量水準 において達成される
※前ページの数値例において,牛乳の生産量が4gallon(ガロン)ないし 5gallonの時,利潤は7ドルで最大になる.
この時,限界収入(MR)と限界費用(MC)が等しくなっている. また,牛乳の生産量が4gallon未満の時,
限界収入(MR)>限界費用(MC)
となっており,牛乳の生産量を増加させれば,利潤が増加することが わかる.
一方,牛乳の生産量が6gallon以上の時, 限界収入(MR)<限界費用(MC)
となっており,牛乳の生産量を減少させれば,利潤が増加することが わかる.
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完全競争市場における企業の利潤最大化 (図解)
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競争企業の供給曲線
完全競争市場において,価格(P) =平均収入(AR) =限界収入(MR) が成立する.
したがって,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
競争企業の利潤最大化する(最適な)生産量は,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
価格と限界費用曲線の交点に対応して決定される.
※ここで,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
価格は個々企業にとっては,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿所与(given)であることに
注意.
※※前ページの図解において,
仮に,価格(P)が上昇すれば,企業は生産量を増加させる 一方,価格(P)が低下すれば,企業は生産量を減少させる したがって,企業の限界費用曲線は,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿企業がある価格において,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
どれだけ生産(供給)しようとするかを示していることになるので, 企業の供給曲線に対応する.
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競争企業の供給曲線としての限界費用曲線 (図解)
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操業停止と退出
これまでの議論では,競争企業がどのように生産量を決定するかと いう問題に絞って考察した.
しかし,ある状況下では,企業は操業停止を行ったり,市場からの退 出を行う.
操業停止(shutdown): 現在の市場条件が悪いために,一定の期
間だけ何も生産しないという短期的な決定を行うこと
退出(exit): 市場から撤退するという長期的な決定を行うこと
※長期(long run)と短期(short run)の相違点: 企業は短期にお いては,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
固定費用(FC)を免れることが不可能だが,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
長期においては,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿固定資本を売却する等によって可能という点 以下では,ある農家の生産を例にして考察.
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例: 農家
土地の費用: 固定費用
仮に,農家が1✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿シーズン何の作物も生産しなければ,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
その土地は休閑地となり,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿農家は土地の費用を取り戻せない.
⇒短期的な観点から,このような固定費用は,
「サンクコスト(埋没費用)」(sunk costs)であるという. 対照的に,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
農家が農耕(生産)を完全にやめてしまうのであれば,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
土地を売ることが出来る.
したがって,市場から退出するかどうかという長期の決定を行う際 には,土地の費用はサンク(埋没)されない.
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操業停止
企業は操業を停止すると,
生産物の販売によって得られる全ての収入を失う. 一方,生産に伴う可変費用(VC)を節約できる.
しかしながら,固定費用(FC)を支払いつづける必要がある. すなわち,短期的観点からみれば,企業は
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生産によって得られる総収入(TR)が,
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それに伴う可変費用(VC)よりも小さい時に操業停止する.
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式で書けば,
TR < VC であれば操業停止 この式の両辺をQ(生産量)で割ると,
TR Q <
VC
Q であれば操業停止 TR
Q : 平均収入
※ここで, TR = P ∗ Qなので,平均収入は価格(P)に等しい. VC
Q : 平均可変費用(AVC)
したがって,上式は以下のように書き換えられる: P < AVC であれば操業停止
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競争企業の短期の供給曲線 (図解)
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退出
企業は,市場から退出すれば,生産物の販売によって得られる収入を 失うが,
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固定費用と可変費用の両方を節約できる. したがって,長期的観点からみれば,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
企業は生産によって得られる総収入(TR)が,
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
それに伴う総費用(TC)よりも小さい時に退出する.
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式で書けば,
TR < TC であれば(長期的観点から)退出 この式の両辺をQ(生産量)で割ると,
TR Q <
TC
Q であれば(長期的観点から)退出 TR
Q : 平均収入
※ここで, TR = P ∗ Qなので,平均収入は価格(P)に等しい. TC
Q : 平均総費用(ATC)
したがって,上式は以下のように書き換えられる: P < ATC であれば(長期的観点から)退出
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競争企業の長期の供給曲線 (図解)
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完全競争市場における企業の利潤最大化行動まとめ
企業の利潤最大化行動は,価格(P)と限界費用(MC)が等しくなる 生産量水準において達成される.
短期的観点において,価格(P)と限界費用(MC)が等しくなる生産 量水準における平均可変費用(AVC)よりも,価格(P)が低い時,企 業は操業停止する.
長期的観点において,価格(P)と限界費用(MC)が等しくなる生産 量水準における平均総費用(ATC)よりも,価格(P)が低い時,企業 は退出する.