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annual 2015 【全文】Annual Report 経営レポート2015《PDF》

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全文

(1)

阪 阪 神

A A n n n n u u a a l l R R e e p p o o r r t t

- - 経営 経 営 ポー ポ ート ト 20 2 0 1 1 5 5 - -

(2)

阪神水道企業団 アニュアル ポート

1 めに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

2 阪神水道企業団の事業運営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ブ 経営理念

将来目標

3 平成27年度の事業運営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プ 概況

給水量の状況 水質の状況 施設の状況 施設の稼働状況 職員の状況 財務の状況

その他の取組 技術開発 広報活動 環境及び国際協力 平成24年度~平成27年度財政計画の総括

平成28年度~平成31年度財政計画の概要

4 水道用水供給ビジョンとアクションプラン ・・・・・・・・・・・・・・23 水道用水供給ビジョン

水道用水供給ビジョンに基づくアクションプラン

5 水道事業ガイ ラインに基づく業務指標 Pル ・・・・・・・・・・・・・43

資料編

水道事業ガイ ラインに基づく業務指標 Pル の類似団体との比較・・53 水道事業ガイ ラインに基づく業務指標 Pル の算定結果・・・・・・60

(3)

3

1 めに

阪神地域 甲の山並みが海に迫っ ているため 東西に細く開けた地域に っています。そのため 水源と る大き

河川に恵まれ 絶え 水不足に悩ま されていました。

そ こ で 安 定 給 水 を 確 保 す る た め に 神戸市 尼崎市 西宮市及び芦屋市の4 市が協力し 湖・淀川水系に水を求 め て 昭 和 11 年 7 月 に 阪 神 水 道 企 業 団 が設立されました。

昭 和 17 年 4 月 の 給 水 開 始 以 来 戦 中 戦後の混乱期 高度経済成長期 そして 阪神淡路大震災 様々 困苦の中で 構成市 神戸市 尼崎市 西宮市及び芦 屋市 への水道用水供給業務を継続しつ つ 水需要増加に対応するため 供給能 力を段階的に拡張してきました。

昭 和 プ3 年 度 に 着 工 し た 第 5 期 拡 張 事 業において さら る水需要増加とい う 量 への対応 異臭味除去等の 質 への対応 そして供給安定性向上を目的 として施設整備を進め 施設能力の拡張 及 び 全 量 高 度 浄 水 処 理 化 を 成 し ま し た。

企 業 団 阪 神 地 域 約 2 プ 0 万 市 民 の 生 活 を 支 え る た め に 水 道 用 水 を 供 給 し ていますが 厳しい経営環境の下 質の 高いサービスを提供し続けるため 事業 運営の方向性を示す道標として 平成20 年12月に 水道用水供給ビジョン及び アクションプラン を策定し これらで 掲 た施策を具体化しつつ 安全 水の 安定供給の持続に努めてきました。

企 業 団 の ビ ジ ョ ン 策 定 か ら 8 年 が 経 過し その間 国における新水道ビジョ ンや経営戦略策定推進等の動き 水道事 業 の 広 域 化 と い っ た 大 き 情 勢 の 変 化 に加え 企業団においても 平成29年 4 月 か ら 開 始 予 定 の 宝 塚 市 へ の 新 規 供 給 水需要の減少へ対応するための施設 規模の適正化 新た 段階へ移行し ようとしています。

これらに適切に対応し 将来も安全 水 を 安 定 的 に 供 給 し 続 け る こ と が で き るよう 現在 ビジョンの改定に取り組 んでいます。

アニュアル ポートについて

企業団の事業経営の状況 決算概要を 分かりやすく発信するとともに 水道用 水 供 給 ビ ジ ョ ン に 基 づ く ア ク シ ョ ン プ ランのPDCAサイクルの一環として 進 捗 状 況 を 発 信 し て い く た め に 平 成 20 年 度 決 算 か ら こ の ポ ー ト を 取 り ま と め 各年度の決算 と 議会による決算 認定後 に公表しています。

企業団のマスコット ャラク ュアリン ュリコ姫

(4)

4

2 阪神水道企業団の事業運営

企業団 構成市における水需要の約 8割の水道用水を供給することで この 地 域 の 快 適 生 活 や 活 発 産 業 活 動 を 支 え て お り そ の 役 割 安 全 水 道 用水 を できる限り低価格 で 安定 して供給 すること と 認識し て い ま す 。

水 道 用 水 を 供 給 す る 専 門 集 団 と し て 今 後 も 構 成 市 及 び 水 道 利 用 者 の 皆 様 に 安 心 し て い た け る よ う 安 全 水 の 安定供給の持続 という基本理念の下で 常 に 改 善 を 図 り が ら 努 力 し 続 け て い きます。

水道用水の供給 分賦

水道水の供給 水道料

阪神水道企業団

用水供給事業

利用者の皆様

構成4市水道部局

神戸市・尼崎市・西宮市・芦屋市 水道事業 阪 神 間4市における水道サービス

企業団 次の将来目標の下 事業運営に当たっています。

水源水質 浄水処理等の継続的改善 水質管理・検査体制の充実

水源の安定性確保

効率的・効果的 施設整備 バックアップ機能強化の検討 運転管理技術の維持・向上

計画的・効率的 財政運営 状況に した組織編成 人材の確保・育成 透明性の向上 構成市との連携強化

環境配慮の取組の推進

技術支援を中心とした国際 献

環境:環境・エネルギー対策

経営理念 安全 水の安定供給の持続

安心:安全で良質 水の供給

安定:安定供給の確保

持続:経営基 の強化

将来目標

国際:国際 献

安心

安定 持続

安全 水

安定供給

持 続

環境 国際

(5)

5

3 平成27年度の事業運営

平成27年度の年間実績給水量 ほ 前 年 度 並 み の 273,0プ3,ブブ0m

3

と りました 。

水 源 で あ る 湖 の 水 位 平 年 並 み で 水質についても年間を通して良好で した。3月に 取水場及び浄水場の原水 で油臭が確認されましたが 浄水への影 響 ありませんでした。

平 成 2 7 年 度 の 水 道 事 業 収 益 210 億ブ千万円 水道事業費用 18プ億8千 万円 純利益 2ブ億プ千万円と り 累 積 欠 損 1プブ 億 9 千 万 円 に 減 少 し ま した。

経営改善に努め 単年度純利益を計上 できましたが 依然として多くの累積欠 損 を有しています。その一方で 老朽 管路や経年化施設の整備 安定給水 に 必 要 不 可 欠 事 業 着 実 に 実 施 し て いく必要があり 財政運営 厳しい状況 です。

平成27年度における 年間実績給 水量 273,0プ3,ブブ0m

3

一日 平均給水量 7ブ6,0ブ8m

3

で 前年度と比べて 63,190m

3

約0バ02%の増と り 計画給水 量に対する実績率 9ブバプ%でした。

また 一日最大給水量 836,180m

3

最大稼働率 7ブバ1%でした。

0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000

0 50,000,000 100,000,000 150,000,000 200,000,000 250,000,000 300,000,000

H23 H24 H25 H26 H27

一日最大給水量 年間水量

年間実績給水量 各市別 と一日最大給水量の推移

神戸市 尼崎市 西宮市 芦屋市 一日最大給水量

概 況

給水量の状況

(6)

6

企業団で 取水から送配水過程にわたって 各種水質の自動分析装置による監視や 水道ラ干P認定水質検査機関として認定されている水質試験所における精密 検査 を行い 安全で良質 水の供給に努めています。

水源水質の状況

流域の水道事業体で構成される淀川 水質協議会で把握した平成27年度に おける淀川水系の水源水質異変・事故 19件で う 16件が油の流下に よるものでした。い れも 浄水への 影響 ありませんでした。

20

12

20

27

19

0 5 10 15 20 25 30

H23 H24 H25 H26 H27

水源水質異変・事故発生件数

浄水水質の状況

企業団で 平成12年度末に全量高 度浄水処理化を 成しています。

こ れ に よ り か び 臭 の 異 臭 味 物 質 の 除 去 や ト リ ロ メ ン 等 の 消 毒 副 生 成 物 の 抑 制 に 効 果 が 現 れ て お り 平 成 2 7 年 度 に お い て も 適 切 浄 水 処 理 を 実 施 し 安 全 水 道 用 水 を 供 給 す ることができました。

100 100 100 100 100

24 26 20 23 24

0 20 40 60 80 100

H23 H24 H25 H26 H27

ビ臭から見たおいしい水 成率及び 総トリ ロメ ン濃度水質基準比

ビ臭 い水 成率 総ト ン濃度水質 準比

ビ臭

定義 [ 1- ェオ最大濃度/水質基準値 1-2次平ルB最 大濃度/水質基準値 ]/2×100

解説 残留塩素の多少による水道水 給水栓 のおいしさを示す。

総トリ ロメ

定義 総トリハロメタ最大濃度/総トリハロメタ濃度水質基準値 ×100 解説 トリ ロメ ンの多少による水道水 給水栓 の安全性を示す。

この値 低い方がよい。

水道ラ干P認定内容 認定番号 レWWA–ラ干P012 事業者名 阪神水道企業団 水質検査機関 水質試験所

適用基準 水道水質検査優良試験所規範 水道ラ干P 認定範 水道水質基準51項目 H27時点 水道水・浄水 認定機関 公社 日本水道協会 水道ラ干P認定委員会

水質の状況

水道GLP認定マーク

(7)

7 企業団の 施設 阪 神地域にお ける水 道施設の基 です。安 定供給を継 続する ために 適 切 維持管 理に努める ととも に 長期的 施設整備 計画に基づ き 施 設及び管路 の更新・耐 震化等を効 率的 効果的に進めていく必要があります。

平成27 年度におい て 下記 のとお り 経年劣 化した管路 ・施設・設 備機器 の更新・取替えを実施しました。

[平成27年度に実施した主 事業]

・大道取水場改修工事

・大道導水管更新工事

・猪名川浄水場改修工事

・猪名川浄水場計算機制御装置取替工事

・東部配水管更新工事

お 平成27年度も前年度に引き続き 漏水事故 発生しませんでした。

2

3

0 0 0

0 1 2 3 4

H23 H24 H25 H26 H27

漏水事故等発生件数

施設利用率

平 成 2 7 年 度 の 施 設 利 用 率 66バ1%でした。一日平均給水量にほと ん 変 動 が み ら れ い た め 指 標 ほ

横 いで推移しています。

66.8 66.8 66.7 66.3 66.1

50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

H23 H24 H25 H26 H27

施設利用率

定義 一日平均給水量/一日給水能力 ×100

解説 水道施設の経済性を総括的に判断する指標で 数値が大きいほ 率的であるが 施設更新や事故に対応できる一定の余裕 必要で ある。

施設の状況

施設の稼働状況

(8)

8

施設最大稼働率

平 成 2 7 年 度 の 施 設 最 大 稼 働 率 7ブバ1%でした。一日最大給水量に若 の 変 動 あ り ま す が 指 標 ほ 横 いで推移しています。

74.6 74.5 75.3 73.7 74.1

50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

H23 H24 H25 H26 H27

施設最大稼働率

定義 一日最大給水量一日給水能力 ×100

解説 施設効率を判断する指標で 数値が大きいほ 効率的である。

施設負荷率

平 成 2 7 年 度 の 施 設 負 荷 率 89バ2%でした。一日平均給水量と一日 最 大 給 水 量 と も 若 の 変 動 あ り ま す が 指 標 ほ 横 い で 推 移 し て い ま す。

水源利用率

平 成 2 7 年 度 の 水 源 利 用 率 62バ8%でした。一日平均配水量に若 の 変 動 あ り ま す が 指 標 ほ 横 いで推移しています。

89.6 89.7 88.7 89.9 89.2

50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

H23 H24 H25 H26 H27

施設負荷率

定義 一日平均給水量/一日最大給水量 ×100

解説 施設効率を判断する指標で 数値が大きいほ 効率的である。

63.3 63.4 63.3 62.7 62.8

50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0

H23 H24 H25 H26 H27

水源利用率

定義 一日平均配水量/確保している水源水量 ×100 解説 水源のゆとり度や効率性を示す。数値が高いと効率的であるが

渇水時の危険度 大きく る。

(9)

9

職員数

企業団 243名 特別職を含む。 の職員で事業運営に当たっています。[平成 27年4月時点]

現行財政計画 平成24~27年度 で 可能 範 で年齢構成の是正を図り 適切 技術継承や組織活力の維持向上に努めました。

247 245 245 245 243

200 210 220 230 240 250 260 270

H23 H24 H25 H26 H27

職員数の推移

1 4 2

11 12 15 13 4

3 4

12 3

34 35 20

36 13

0 10 20 30 40 50 60

20 21~25 26~30 31~35 36~40 41~45 46~50 51~55 56~60

人数 年齢

平成27年度職種別年齢構成 一般職員

事務 技術 平均年齢ブブバ8箇月

77,853 78,321 77,640 77,640 78,193

50,000 55,000 60,000 65,000 70,000 75,000 80,000 85,000 90,000

H23 H24 H25 H26 H27

/人

職員一人当たり給水収益

定義 給水収益/損益 定所属職員数 /1,000

解説 損益 定所属職員一人当たりの生産性について 給水収益を基準 として把握するための指標。この数値が高いほ 職員の生産性が 高いといえる。

1,120,000 1,132,000 1,140,000

1,158,000 1,163,000

1,000,000 1,020,000 1,040,000 1,060,000 1,080,000 1,100,000 1,120,000 1,140,000 1,160,000 1,180,000

H23 H24 H25 H26 H27

m3/人

職員一人当たり配水量

定義 年間配水量/全職員数 解説 年間で職員一人当たり何m

3

配水したかを示し 水道サービス全般 の効率性を示す。

人材育成

企業団で 安全 水の安定供給の持続という使命を 成し続けるために 技術の 継承及び職員資質の維持向上に努めています。

人材の育成 短期間で 難しいため 継続的に取り組んでいく必要があると考え ています。平成27年度においても引き続き JTに加え 効果的 研修機会を確 保するよう努めました。

職員の状況

(10)

10

11.4 11.2 10.2

15.4 13.7

5.8 7.7 6.1 6.8 7.5 0.02.0

4.06.0 10.08.0 12.014.0 16.018.0

H23 H24 H25 H26 H27

時間

外部研修時間及び内部研修時間

外部研修時間 部研修時間

外部研修時間

定義 職員が外部研修を受けた時間・人数 /全職員数 解説 人材育成に対する人的投資の度合いを示す。 内部研修時間

定義 職員が内部研修を受けた時間・人数 /全職員数 解説 職員の資質向上のための取り組み状況を表す。

24.3 24.5 24.6 24.6 24.9

22.0 23.0 24.0 25.0 26.0

H23 H24 H25 H26 H27

年/人

水道業務経験年数度

定義 全職員の水道業務経験年数/全職員数

解説 水道業務の経験年数により 人的資源としての専門技術の蓄積 を示す。

企業団の経営 構成市に対する給水量を基礎とする分賦 を主 財源として成り立 っています。

企業団で 第5期拡張事業や水源開発事業といった大規模 投資に係る資本費の急 変動による分賦 への影響を考慮し 内部留保資 を活用することにより 構成市 の負担の軽減に努めてきました。

平成12年度の第5期拡張事業概成により資本費が急増して以来 経常的に純損失が 生 ていましたが 企業債の繰上償還等経営改善に努めた結果 平成24年度に 純利 益を計上することができ 財務の状況 改善しつつあります。平成27年度決算で 約24億5千万円の純利益を計上し 累積欠損 約154億9千万円に減少しました。

収益的収入

平成2 7年度の水 道事業収益 分 賦 を 主 収入と して 約21 0億 4千 万円と り 平成 26 年度と 比べ 約 4億円の増収と りました。

これ 保有地の 売却 宝塚 市への 新規供 給に 伴う加 入負 担 等 によ る増 収が主 要因です。

17,888 17,924 17,866 17,888 17,867 559 457 348 274

1,519 135 87

1,246

15,000 16,000 17,000 18,000 19,000 20,000 21,000

H23 H24 H25 H26 H27

百万円

収益的収入の内訳と推移

営業 営業外 利益

財務の状況

(11)

11

収益的支出

平成27年度の水道事業費用 約18プ億8千万円で 前年度と比べ 約29億8 千万円の減少と りました。

これ 前年度において 地方公営企業会計制度の見直しに伴い 特別損失に退職 給付引当 繰入額等の費用を一括して計上しましたが 平成27年度 その計上が かったことが主 要因です。

2,220 2,192 2,164 2,112 2,087

641 682 682 730 670

2,021 2,135 2,564 2,722 2,544

1,045 1,317 1,056 1,003 998

322 311 321 333 370

8,348 8,013 7,987

9,103 8,861

2,949 2,423 2,017

1,837 2,054

4,779

247

2,895 647

1,088 831

830

1,001

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000

H23 H24 H25 H26 H27

百万円

収益的支出の内訳と推移

職員給 浄化費 動力費 施設管理費 水源管理 担金 減価償却費 支払利息 損失

当年度純損益と累積損益

平成2 7年度 約24億5 千万円 の純利 益と りま した 。これ によ り 累積欠損 約1プブ億9千万円に減少 しました。

△ 4,503

53 294

△ 933 2,457

△ 19,576 △ 19,523 △ 19,228 △ 17,955

△ 15,498

△ 25,000

△ 20,000

△ 15,000

△ 10,000

△ 5,000 0 5,000

H23 H24 H25 H26 H27

百万円

当年度純損益と累積損益の推移

度純損益 累積損益

当年度資 収支と資 残額

平成2 7年度にお ける資 収 支 約9億 8千 万円の 支出 超過と り 当 年度末における資 残額 約79億8 千万円と りました。

960

△ 332 1,906

1,451

△ 981 4,762 4,430

7,513 8,964

7,983

△ 1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000

H23 H24 H25 H26 H27

百万円

収支と資 残額の推移

度資金過 足額 資金残額

(12)

12

財務諸表

□平成27年度損益計算書

単位

水道事業費用 18,プ8ブ,398,77ブ 水道事業収益 21,0ブ1,7プ1,871

営業費用 16,プ09,ブ17,2ブ9 営業収益 17,937,288,831

原水費 1,1ブ3,019,プ61 分賦 17,906,088,810

浄水費 2,プブブ,882,869 受託工事収益 21,626,プ21

配水費 2,ブ60,20ブ,ブ81 その他営業収益 9,プ73,プ00

受託工事費 21,626,プ21 営業外収益 1,ブ8プ,33プ,33プ

総係費 1,2ブ2,プ71,172 受取利息 6,1ブ9,007

議会費及び監査費 13,162,727 80,118,000

減価償却費 8,860,622,032 長期前受 戻入 1,2プ0,6プ8,29プ

資産減耗費 223,327,886 雑収益 1ブ8,ブ10,033

営業外費用 2,07ブ,981,プ2プ 特別利益 1,619,127,70プ

支払利息及び 企業債取扱諸費

2,0プブ,ブ30,621 固定資産売却益 39ブ,プ29,70プ

雑支出 20,ププ0,90ブ その他特別利益 1,22ブ,プ98,000

当年度純利益 2,ブプ7,3プ3,097

当年度純利益 2,ブプ7,3プ3,097

当年度純利益 2,ブプ7,3プ3,097

21,0ブ1,7プ1,871 21,0ブ1,7プ1,871 費用の部

合計 収益の部

合計

□平成27年度末貸借対照表

単位

固定資産 162,666,07プ,613固定負債 プ9,0プ7,331,ブブ2

有形固定資産 137,902,169,3プ3 企業債 プ6,272,390,329

土地 7,939,896,1ブ8 引当 2,78ブ,9ブ1,113

建物 10,01ブ,002,328流動負債 9,プ72,292,918

構築物 99,821,プ79,8プ0 企業債 プ,720,667,プ03

機械及び装置 16,1ブ7,ブブ2,8プ6 3,633,323,7プ2

車両運搬具 16,132,986 前受 1,120,83プ

器具備品 30ブ,87プ,603 引当 163,980,21プ

建設仮 3,6プ8,239,プ82 預り プ3,200,613

無形固定資産 2ブ,69ブ,0プ0,260繰延収益 29,0プ1,71ブ,18ブ

水利 2ブ,662,09プ,ブ0ブ 長期前受 プ9,667,90ブ,033

施設利用 26,318,87プ 収益化累計額 △ 30,616,189,8ブ9

電話加入 1,082,281資本 89,929,866,238

ソフトウ ブ,ププ3,700 △ 13,01ブ,788,980

投資その他の資産 69,8プ6,000 資本 2,ブ83,237,プ67

出資 69,8プ6,000 利益 △ 1プ,ブ98,026,プブ7

流動資産 11,930,3ブ0,189

11,800,609,862

2ブ,07プ,816

貯蔵品 9プ,9プ1,プ91

前払 9,702,920

17ブ,プ96,ブ1プ,802 合計 17ブ,プ96,ブ1プ,802 合計

借 方 貸 方

資 不足比率

平成27年度において 資 不足 発生しませんでした。 参考

地方公共団体の財政の健全化に関する法 が平成19年6月に制定され 地方公営企業に ついて 資 不足比率 資 の不足額÷事業の規模 を公表することが義務付けられました。

(13)

13

企業債 割賦負担 の状況

平成27年度末の企業債残高 平成12年度の第5期拡張事業の概成以後 定期 償還や繰上償還 新規借入額の抑制によって ーク時 平成12年度 の半分に当 たる約619億9千万円に減少しました。

割賦負担 残高についても同様に 定期償還や繰上償還によって減少し ーク時 平成10年度末 の約9%に当たる約38億9千万円と りました。 お 平成2 7年度おいて 丹生ダム建設事業に係る割賦負担 の一括繰上償還を実施していま す。

214 238 214 206 186 411 391 372 351

330 47 44

39 35 31 121 110

98 85 73 45

- 200 400 600 800 1,000

H23 H24 H25 H26 H27 億円

利率別企業債残高の推移

2.00% 2.00%~2.99% 3.00%~3.99% 4.00%~4.99% 5.00%

39

11 4

62

57

51 46 40

24

24 24

24

0 20 40 60 80 100 120 140

H23 H24 H25 H26 H27

億円

割賦負担 残高の推移

湖総 開発 建設 丹生 建設

給水原価と供給単価

高 利 の 企 業 債 及 び 割 賦 負 担 の 繰 上 償 還 を 実 施 し 支 払 利 息 の 削 減 を 進 め た 結 果 給 水 原 価 低 下 し て い ます。

62.0 62.0

62.0 62.0 62.0 62.9 63.0

61.1 60.4

59.9 58.0

59.0 60.0 61.0 62.0 63.0 64.0

H23 H24 H25 H26 H27

/m3

供給単価と給水原価

供給単価 給水原価

供給単価

定義 給水収益/有収水量

解説 有収水量 年間の料 徴収の対象と った水量 1m3当たり について けの収益を得ているかを示す。 給水原価

定義 [経常費用- 受託工事費+材料及び不用品売却原価+附帯事業費 渇長期前受 戻入 ]/有収水量

解説 有収水量1m 3

当たりについて け費用がかかっているかを 示す。

染有収水量=分賦基本水量 供給単価

定義 給水収益/有収水量

解説 有収水量 年間の料 徴収の対象と った水量 1m3当たり について けの収益を得ているかを示す。 給水原価

定義 [経常費用- 受託工事費+材料及び不用品売却原価+附帯事業費 渇長期前受 戻入 ]/有収水量

解説 有収水量1m 3

当たりについて け費用がかかっているかを 示す。

染有収水量=分賦基本水量

染平成26年度以降 給水原価の算出に当たり 地方公 営企業会計制度見直しに伴う影響を除いている。

主要経費の推移

□職員給与費

2,220 2,192 2,164 2,112 2,087

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

職員給与費

□動力費

2,021 2,135

2,564 2,722 2,544

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

動力費

(14)

14

□浄化費

641 682 682

730 670

0 100 200 300 400 500 600 700 800

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

浄化費

□施設管理費

1,045 1,317

1,056

1,003 998

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

施設管理費

□減価償却費

8,348

8,013 7,987

9,103 8,861

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

減価償却費

□企業債利息

2,337 2,008

1,727 1,600

1,483

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

企業債利息

□割賦負担 利息

612

414

290 237

572

0 100 200 300 400 500 600 700

H23 H24 H25 H26 H27 百万

割賦負担 利息

□水源管理負担

322 311

321 333

370

280 290 300 310 320 330 340 350 360 370 380

H23 H24 H25 H26 H27 百万円

水源管理負担

(15)

15

経営改善の推進

今期財政計画において策定した経営改善計画に基づき 保有資産等の有効活用に よる収益の確保 高 利の企業債や割賦負担 の繰上償還による支払利息の抑制

契約メニューの活用による動力費の抑制 工事施工方法の見直しによる水道改良 費の抑制 等の経営改善策を実施し 4年間で約30億6千万円の経営改善効果を上

ることができました。

これら経営改善策の中でも 尼崎浄水 場 浄 水 池 上 部 空 間 の 有 効 活 用 に つ い て 先進的 取組事例として 地方公営 企 業 に お け る 民 間 的 経 営 手 法 等 の 取 組 事例集 総務省 においても紹 され ています。

経営改善策の内容及び効果額

百万

計画 実績 計画 実績 計画 実績 計画 実績 計画 実績

利息 資金運用 見直

施設 部空間 効活用 効活用

発生 粒状活性炭 売却

利益 売却

職員給

職員数 削減 精勤手当等 見直

動力費

省エネ 電力 契約 活用電力

施設管理費

発生 効活用 排水処理費抑制

維持補修工 抑制

物件費

改善制度改革 通信回線 見直 料抑制 備消品費 光熱水費等 対前 度予算比

設定

諸費

旅費広報費 対前 度予算比 設定

企業債利息

高金利債 借換

高金利債 償還補償金免除繰 償還

割賦 担金利息

湖開発 業割賦 担金一部繰 償還 建設 業割賦 担金一部繰 償還

改良費

材料 縮減再利用再生品利用 施工方法 見直

機器 容量 見直 部品 再利用

H H H H ~H

経営改善効果額

科目

H

(16)

16

収益確保策

保有資産 職員公舎跡地等 の売却を進めるとともに 資産の有効活用等により収 益確保に努めています。

[収益確保策の主 内容]

・水道施設上部空間の有効活用 尼崎浄水場や甲山調整池の上部空間の貸付

・保有地の有効活用 商業施設への貸付 駐車場等として貸付

・浄水発生土 使用済み粒状活性炭の売却

0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500

H元H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 百万

推移

尼崎浄水場 貸付開始 H14~

甲山調整池 貸付開始 H20~

支出抑制策

省エネルギー型設備の導入や 過去に借り入れた高 利企業債等の繰上償還等によ り経常費用の抑制に努めています。

[支出抑制策の主 内容]

・高 利企業債等の繰上償還や借換による支払利息の抑制

・省エネルギー型設備の導入や料 割引制度の活用による動力費の抑制

・設備更新工事の使用材料 機器 様 工事施工方法等の見直しによる建設コストの 抑制

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000

H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 百万

支払利息 推移

(17)

17

技術開発への取組

創設時より 新た 処理方法の研究や浄水処理の運転・維持管理を目的とした調査 研究を進めており 今後も 水道水質や技術力の維持向上に努めます。

平成20年5月に 大阪市水道局と協定を締結し 浄水技術開発に関する共同研究 を実施しています。

共同研究施設外観 共同研究施設内部

広報活動

広 報 活 動 と し て 浄 水 場 の 一 般 開 放 や 構 成 市 と 協 力 し た イ ベ ン ト を 実 施しています。

平成27年度において 尼崎浄水 場の特別開放イベント 6月7日 来 場者数3,700人 の開催 神戸市水 道局主催のイベント 5月30~31 日 来場者数711人 へのブース出 展 ロAHNA 阪神間水道事業体広報 連携企画 による動画広告の配信 を実施しました。

その他の取組

(18)

18

環境への 献

省エネの推進 により コスト縮減を図るとともに 環境負荷軽減に努めてい ます。

平成27年度における主 取組として 回転数制御型ポンプの採用による電力使 用量の抑制 浄水発生土及び使用済粒状活性炭の再資源化 ガスコージ ネ ーショ ンシステムや太陽光発電設備の運用を継続実施しました。

また 平成1 8年度から環境保全のための取組に係るコストと効果を具体的に取り まとめた 環境会計 を策定しています。

100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

H23 H24 H25 H26 H27

浄水発生土の有効利用率

定義 有効利用土量/浄水発生土量 ×100

解説 浄水処理過程における発生土の有効利用 埋立 廃棄処分

養土 として利用している量 割合

0.64 0.65 0.64 0.63 0.62

0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00

H23 H24 H25 H26 H27

kWh/m3

配水量1m

3

当たり電力消費量

定義 総電力量/年間配水量 解説 1m

3

の水を送水するまでに要した電力消費量を示し 経年的 に比較することで 環境保全への取り組み度合いをみる指標

地域特性に 右される

国際協力

国際会議での技術情報の受・発信や 海外からの技術研修の受け入れ を 通 て 水道技術の発展に 献するよ う努めています。

平成27年度においても 前年度に引 き 続 き レルCA か ら の 技 術 研 修 の 受 け 入 れ を 実 施 す る と と も に 各 種 の 国 際 会 議に参加し論文発表を行いました。

東日本大震災を踏まえた対応

東日本大震災の知見等を踏まえ 電源リスク 津波 海水遡上 液状化等への対 策と対応を進めるとともに マニュアルの整備や訓練等 災害時の応援・受援体制の 充実に取り組んでいます。

(19)

19

財政収支

新規水源開発事業からの撤退に伴う特別損失の計上や電気料 の大幅 値上 が あったものの 保有地の売却や高 利企業債等の繰上償還といった経営改善策の実施 により 期間中の損益収支 計画に比べて約23億円好転し 平成27 年度末の累積 欠損 約29億円減少しました。平成 27年度末の資 残額も約47 億円好転しま した。

単位:千円

財政計画 決算 差引

△ 20,178,068 △ 19,プ7プ,907 602,161 1,760,862 1,871,838 110,976 0 2,206,0ブ2 2,206,0ブ2

△ 18,ブ17,206 △ 1プ,ブ98,027 2,919,179

財政計画 決算 差引

ブ,ブ32,69ブ プ,938,807 1,プ06,113

△ 1,237,86ブ 2,0ブ3,9プ6 3,281,820 3,19ブ,830 7,982,763 ブ,787,933 前年度末資 残額

当年度資 過不足額 当年度末資 残額

その他 処分利益 変動額

前年度末利益 繰越欠損 収益的収入及び支出

H2ブ次27

当年度純利益又 純損失

当年度末利益 繰越欠損

資本的収入及び支出

H2ブ次27

主要事項の進捗状況 1 施設整備の推進

構成市との協議により計画変更したものもありますが アセットマネジメントの実 践により 老朽管路の更新 構造物・建築物の耐震化及び設備機器の更新を おおむ

計画 おり実施しました。

2 人材の確保・育成

職員総数 2ブ3 名 特別職を除く。 を上限とした上で 職員採用を実施し 職員 の年齢構成是正を図りました。

3 効率的 財政運営

企業債の新規借入対象事業を 管路更新事業 に限定し 企業債残高の削減を推進 しました。

4 経営改善の継続

保有地の有効活用及び高 利企業債の繰上償還等を推進し 計画で掲 た内容を上 回る経営改善効果を確保しました。

現行財政計画 平成 24年度~平成 27年度 の総括

(20)

20 5 財政計画期間における主 課題への取組状況

今後の施設規模の決定

構成市の自己施設を有効に活用するという前提で協議調整を行い 今後の耐震化 規模を 約86バプ 万/日 とする考え方を整理しました。

② 地方公営企業会計制度見直しへの対応

平成 26 年度予算から 地方公営企業会計制度見直しを反映しました。 東日本大震災の知見等を踏まえた危機管理対応

南海トラフ地震を想定した津波リスク 停電 電源対策 等の被害シ ュ ーシ ョンを行うとともに対応策を検討し 施設整備長期構想20ププ 案 を取りまと めました。

新規供給の検討

平成 26 年度に規約変更等を行い 平成 29年度から宝塚市が構成団体として加 入することが確定し 新規供給に関する施設整備等を推進しています。

(21)

21

基本方針

安全 水の安定供給の持続 という基本理念を前提に以下の基本方針の下 財政 計画 平成28 年度~平成 31 年度 を策定しました。

構成市の受水費負担軽減を図るとともに 今後 構成市から求められる水量を中長 期的 視点で確認した上で 現行分賦 制度の見直しを含めた 費用負担の見直し について 引き続き構成市との間で協議調整を進める 水需要の動向等への適切

対応に努めます。

1 財政

中長期的 視点で財政需要を見極めた上で これまで財政運営上の大き 課題とし て抱えてきた支払利息の削減を図る 効率的 財政運営に努めます。

また 経営改善や施設整備の見直し及び企業債の活用等を図った上で 資 残額の 見通しを 案し 内部留保資 を活用することにより 構成市の受水費負担軽減に努 めます。

お 課題と っている累積欠損 について 施設規模の適正化 費用負担 の見直し 等と併せて その取扱い 位置付け 解消方法 について整理します。

2 施設

今後 構成市から求められる水量を中長期的 視点で確認した上で 宝塚市への新 規供給及び災害リスク対応等を念頭に 水需要の動向に基づく施設規模の適正化を図 りつつ 耐震性の向上 老朽劣化対策 及び 危機管理対策 を実施します。

また アセットマネジメントの実践により 可能 限り施設の延命化・長 命化を 図り財政需要の抑制に努めます。

お 施設規模の適正化 について 財政計画期間中に構成市との間で協議調 整を図り決定します。

3 経営改善

従来からの経営改善策を継続実施するとともに 一層の経営改善に努めます。 また 職員数の目標 平成31年度:23プ 名体制 を 成するとともに 技術継 承 年齢構成の是正及び組織力の維持向上を図りつつ事務職員の削減等 適正化に努 めます。

次期財政計画 平成28年度~平成31年度 の概要

(22)

22 4 今後の事業運営のための取組

今後の水道事業を取り巻く変化に着実に対応していくために これまでの枠組みや 手法に捉われること く 構成市等と連携を強化し がら 広域的 視点も含め新た

発想の下で 今後の事業運営等について検討していきます。

収支見通し

財政計画期間中の損益収支について 30億2千万円の利益 資 収支について 17億1千万円の支出超過 財政計画期間末 平成31年度末 の累積欠損 133億 1千万円 資 残額 31億9千万円と る見通しです。

32 533

1,023 1,435 1,796 1,995 2,114 2,142

△ 16,302 △ 15,769

△ 14,746

△ 13,311

△ 11,515

△ 9,520

△ 7,406

△ 5,264

△ 20,000

△ 15,000

△ 10,000

△ 5,000 0 5,000

H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 百万円

当年度純損益と累積損益の推移

度純損益 累積損益

△ 1,720

△ 578 608

△ 18 △ 727

△ 141 302 632 3,186

2,607

3,215 3,197

2,470 2,329

2,632 3,263

△ 2,000

△ 1,000 0 1,000 2,000 3,000 4,000

H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 百万円

収支と資 残額の推移

度資金過 足額 資金残額

(23)

23

4 水道用水供給ビジョンとアクションプラン

企業団の今後の事業運営の方向性を示す道標として 水道用水供給ビジョン を平 成20年12月に策定しました。

水道用水供給ビジョンで 安全 水の安定供給の持続 という基本理念と その 成に向けた5つの目標及び13の施策を定めています。

水道用水供給ビジョン

安全で良質な水の供給

安定供給の確保

経営基盤の強化

環境 エネルギ 対策

国際貢献

5つの目標

水源水質 浄水処理等の継続的改善

②水質管理・検査体制の充実

水源の安定性確保

②効率的・効果的 施設整備 バックアップ機能強化の検討 運転管理技術の維持・向上

技術支援を中心とした国際 献の継続 環境配慮の取り組みの推進

計画的・効率的 財政運営

②状況に した組織編成 人材の確保・育成 透明性の向上 構成4市との連携強化

具体施策

安全な水の安定供給の持続

企業団に求められる役割 安全 水道用水 を できる限り低価格 で 安定して供給 することであると認識しています。

今後も構成4市及び利用者の皆様に安心していた けるよう 常に改善を 図り がら努力し続けていきます。

基本理念

(24)

24

水道用水供給ビジョンで示した目標実現に向けての施策をより具体的に示す 水道用 水供給ビジョンに基づくアクションプラン を策定し これを平成2ブ年6月に見直す とともにVER2バ0として公表しました。

ここで 水道用水供給ビジョンで掲 た5つの目標と13の施策について 平成31 年度までの具体的 行動目標を整理しています。整理した28項目について 個々の 施策を単一として考えるので く それ れの施策を包括的 視点でとらえ 相互の 関連性を確認し がら整理しています。

H 2 ブ H 2 プ H 2 6 H 2 7 H 2 8 H 2 9 H 3 0 H 3 1

水源水質保全や排出規制 国への要望 活動を継続する。

水源の長期的 水質変動の把握に努め る。染行動計画5と関連。

上流域での水源水質事故情報の共有を継 続する。

次世代型浄水処理技術についての調査・ 研究を実施する。

阪神水道品質保証プログラムを運用す る。染行動計画2, 6, 7と関連。

配水池等における水質監視を継続する。 染行動計画5と関連。

水質検査の共同化を構成4市とともに継 続する。染行動計画5と関連

現有水源量の確保に努める。

現 行 財 政 計 画 次 期 財 政 計 画

安 定 供 給 の 確 保 水 源 の 安 定 性 確 保 行 動 計 画

安 全 で 良 質 水 の 供 給

水 源 水 質 浄 水 処 理 等 の 継 続 的 改 善

② 水 質 管 理 ・ 検 査 体 制 の 充 実

共同研究施設での実験

水質検査共同化を継続

渇水調整方法について協議 現在の取り組みを継続

現在の取り組みを継続

現在の取り組みを継続

現在の取り組みを継続

実証実験 発展的実験

品質保証プログラムの運用 PDCAサイクルの実施

水道用水供給ビジョンに基づくアクションプラン

(25)

25

H 2 ブ H 2 プ H 2 6 H 2 7 H 2 8 H 2 9 H 3 0 H 3 1

施設整備計画 詳細計画1 に基づ

き施設整備を推進する。

10

施設整備計画 詳細計画1 に基づ

きバックアップ能力の確保に努める。染 行動計画9に包含される。

11

技術職員の運転管理業務への従事経験割 合の向上を図る。

12

全施設の図面やマニュアル類等の電子化 及び施設情報システムの見直しを図る。

13 危機管理対応プログラムを運用する。

経 営 基 の 強 化

1ブ

財政収支見通し 詳細計画3 に基

づく財政運営を推進する。

1プ

経営改善計画 詳細計画4 に基づ

き経営改善策を実施する。

16

組織の状況にかかる検証・評価・見直し を継続する。

17

職員計画 詳細計画2 を推進す る。

18 職員研修の制度化 体系化を図る。

② 効 率 的 ・ 効 果 的 施 設 整 備

バ ッ ク ア ッ プ 機 能 強 化 の 検 討

運 転 管 理 技 術 の 維 持 ・ 向 上

計 画 的 ・ 効 率 的 財 政 運 営

② 状 況 に し た 組 織 編 成

人 材 の 確 保 ・ 育 成 行 動 計 画

現 行 財 政 計 画 次 期 財 政 計 画

H 2プに整理した整備規模を踏まえ 施設整備計画 詳細計画1 に基づき 施設整備を実施

財政収支見通し 詳細計画3 に基づき推進

直勤務体制見直し実施

経営改善計画 詳細計画4 に基づき実施

職員計画 詳細計画2 に基づき推進

制度 構築

既存システム更新

染制度の運用

染システムの運用

既存図面 マニュアルの電子化

具体案を検討実施

危機管理対応プログラムの運用 訓練等によるPDCAサイクルの実施

必要と る整備規模の 整理

必要と る規模・内容 について構成4市と 協議調整

整備規模に影響し い範 ・方 法で施設整備を実施

組織の状況にかかる検証・評価・見直しを継続

参照

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