森の学校組織のイメージ
森の学校とまちのつながり 長野県内の企業、 大学、自治体
都心の企業、学校 海外の森林団体
日本国内の森林団体 近隣との連携 (伊那、南木曽、塩尻等)
新しい人材育成のための仕組み
森の学校 産業
観光 教育
官 森の学校 学
民 林野庁 行政 (森林課) (まちづくり課)
(防災、林業に 特化した学部) 信州大学等 林業大学校 住宅推進協議会 等
森林組合
新規町民 観光客 町民
産
展望デッキ みち
来庁者アプローチ 会議棟
さくらのみち
散策路 エントランス 森のひろば
旧中山道 眺望
車
歩行者
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ほどよい広がりをもつ森のひろばは憩いの場として、イベント広場としても利用できます。緊急時には防災広
場として十分な広さを提供します。敷地全体を「にわ」と「みち」によってつなぎ、誰もが気軽に利用できる
場所を目指します。主要な動線は歩車分離とし安全性に配慮します。来庁者用駐車スペースを線路側に建物に
沿って配置することで、どこからでも容易にアプローチでき誰もが利用しやすい計画とします。
旧中山道の整備 新たにみちを整備して敷地内 散策路とつながる計画を提案 します。斜面に広がる樹木に 触れ合うことで木や山がまち のみなさんにとって身近なも のとなり、みちをとおして歴 史を継承していきます。
展望デッキ 崖家造りの展望デッキ からは北西に連なる山 を眺めることが出来ま す。町の様子が一望で きるので防災時にも役 立ちます。 森のひろば ( 防災広場)
誰もが気軽に利用できる憩いの場として敷地前面に配置します。旧中山道からつづく散策路を内包し、落葉広葉樹の自然植生に沿っ た雑木林(コナラ類)を植樹します。またヒノキの苗木栽培なども行える市民参画型の庭とします。防災トイレやカマドベンチなど を設置し被災対応のコアスペースとしても機能します。多目的広場として防災本部と連携した防災訓練等のイベントやまちの文化や 活動を発表するイベントなどが行えます。また「森の学校」における様々な屋外活動スペースとして利用できます。災害時には隣接 する防災センターと連携した防災広場として、臨時駐車場や一時避難場所、炊き出しの場所などの利用が可能です。
さくらのみち
春にはコヒカンザクラなどが咲 き、利用者を迎えます。電車の車 窓からも眺めることができ、新し い木曽の名所となります。中央本 線、南側高台からの眺めを楽しめ ます。
外構と駐車場
外構の仕上げには木曽の間伐材を利用し たチップをコンクリートにまぜた優しい 表情の仕上げとします。来庁者の駐車場 なども積極的に緑化を行います。樹木は 敷地内の環境に対応するように木曽五木 のサワラ、ヒノキ、アスナロ、ネズコを 植樹します。
工事車両
切土工事
敷地内処理
1)汚染土壌改良工事+盛土工事
2)駐車場整備工事(+準備工事) (H31.7月∼H31.9月)
3)建築本体工事 (H31.9月∼H32.9月)
4)外構工事+解体工事+会議棟改修工事 (H32.11月∼H33.3月) ロータリー
庁舎
会議棟
ロータリー
ロータリー 仮設駐車場 200台
駐車場 200台 (本設)
駐車場 250台 (本設) 一般車両
歩行者
工事車両
一般車両
歩行者
工事車両
一般車両
歩行者
盛土工事
汚染土壌改良工事(200㎡) :(原則敷地内処理) 駐車場整備工事
解体工事 改修工事 外構工事
仮囲い
汚染土壌改良エリア
仮囲い フェンス範囲
個別空調 パッケージエアコン 全体空調 床吹き出し空調+床パネル 夏季:井戸、または地中熱
にて床パネルを冷やす パッケージエアコン
みち 室 庭
外断熱と格子梁のふところ(空気層) による熱負荷の低減
緩勾配屋根により雪をため て落雪やつららに配慮する
採光 採光 雨の流れ
断熱性の高いヒノキの壁柱
自然環境から守り、エネルギーを活かす屋根と壁柱 木質バイオマスによる温水暖房 雨樋には融雪 ヒーターを設置
雨水の中水利用 (外構植栽への散水)
深い軒により日射や 雨から建物を守る
冬季:木質バイオマス排熱 の温水で床パネルを暖める
みち 通風
木質バイオマスによる温水利用 とし、冬季は終日稼働し続けるこ とで、みちがバッファー空間とな り、各室への負荷を減らす
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山の稜線のように緩やかに曲線を描く大屋根は、木曽の自然(雨、風、雪、日射、火山灰)か
ら守ると同時にそのエネルギーを最大限活かす形状(採光、通風)とします。
平面計画の特徴をいかして、全体空調と個別空調を使い分けランニングコストを削減し利用し
やすい計画とします。
一体空間には床吹き出し空調 + 床パネル下に木質バイオマスを利用した温水配管を接着した
床輻射暖房を提案します。冬季においてみち部分は木質バイオマスによる温水の供給を稼働し
続けることで、温かい空気のカーテンをつくり各室へのバッファー空間を形成し、暖房立ち上
げのためのエネルギーを軽減します。
夏季は井戸水や地中熱による冷房、中間期は積極的な自然採光や換気、冬季は木質バイオマス
発電と排熱による暖房や電力の軽減などを行い省エネ、創エネ(自然エネルギーの最大利用)
によるZEB化を目指します。
インフラ停止時は空調は停止となりますが、冬季は木質バイオマス発電の排熱で一部暖
房可能とします。また電源供給は木質バイオマス発電などを最大限利用します。
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・工事中は工事車両動線と
一般動線を完全に分離する
安全な計画とし、既存庁舎
利用のための駐車場も十分
に確保します。
・仮囲いは透明性の高いも
のを利用し、建設風景も一
般の方に見えるようにして
新しい木造建築ができる様
子を外部に発信します。
・先行して敷地内の切り盛
り工事、汚染土の処理、ま
た駐車場整備工事を行うこ
とで、建設途中やその後の
駐車場の利用をスムーズに
行います。また建設後の解
体、外構工事範囲をできる
だけコンパクトにすること
で、敷地全体の供用開始ま
での工程を短縮することが
できます。併せて会議棟の
改修工事も視野にいれた工
程計画を可能にします。
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林業 歴史
木を通して木曽の 歴史を学び世界に 情報発信する
世界有数の山と川に 囲まれた環境から木 材利用を考える
防災意識を高め、 自然とともにある 暮らしを考える
山づくりにつなが る循環型の木材利 用を実践する
木材利用の価値に ついて考え新しい 木曽産業を考える
次世代へ木の技術 を継承し、新しい 人のつながりをつ くる 世代を超えて木の 学びの場をつくる
木材利用による持 続可能な豊かなま ちをつくる
気候・風土 自然災害
子育て 高齢化支援
木工製品 人づくり まちづくり
設計期間や建設期間においては木造建築を建てる、という行為を通してま
ちの人たちと一緒に木曽について考えていける仕組みづくりを提案しま
す。基本設計段階から苗づくり体験や間伐材の伐採体験、家具や内装への
木材利用の方法など木を通じた交流の場を設け、建物完成への機運を醸造
させます。完成後は新役場が人をつなげる場として機能するよう、まちの
リーダーを育て、様々なワークショップを行うことで広がりをもった視野
を養い、人づくり、まちづくりにつなげていきます。まさしく木を通して
育つ場所をつくります。
本計画では建物の一部が土壌汚染エリアにあるため以下の対策を施し、工期やコストの面
で無理のない計画とします。原則的に区域指定を解除せず、基礎底までの該当する汚染土
については敷地内の他の汚染エリアの地盤整備のための盛り土として利用し、アスファル
ト等でフッ素化合物の飛散を被覆します。場内での盛替えで残ってしまう汚染土について
は近隣の指定処理場へと搬出します。仮に該当エリア 200 ㎡(約 100 ㎥)をすべて処分す
るとしても、運搬費と処分費で概算約 250 万円程度を想定しています。
私たちは既存会議棟を有効活用し、役場 , 防災センターを含めた「森
の学校」を提案します。「森の学校」は木曽のこれからの林業や森
の維持管理、観光などの新しい産業を創生するための産官学民連携
の木曽ならではの新しい試みです。ここから まちのリーダー を
育成し、森を守りつつ、森の良さを知ってもらい、森で経済を回す、
という木曽の新たなブランディング事業を提案します。森の学校に
は、スタジオ、工房、ラウンジなどをしつらえ木を通して学びそこ
から様々な活動につなげる場所にします。また木曽町だけでなく多
くの外部の人々がこの森の学校に関わり学ぶことで、IターンやU
ターンなどの活力のある人材が増え、まちづくりへと発展していき
ます。また設計期間や建設期間においては木造建築を建てる、とい
う行為を通してまちの人たちと一緒に木曽について考えていける仕
組みを提案します。そしてまちのリーダーを育て、様々なワーク
ショップを行うことで広がりをもった視野を養い、人づくり、まち
づくりにつなげていきます。まさしく木を通して育つ場所をつくり
ます。
教育
・ ・・ ・
まちのリーダー を育てるための研修プログラム、林業とまちづくり講座 子供向けのサマースクール、ウィンタースクールなど、短期滞在型、林業体 験プログラム
定期的な森林ワークショップなど、世代間交流を図るためのプログラム 林業を学ぶ学生のためのより実践的で新しい人材をつくるための教育
観光
・ ・ ・
・
エコツーリズム、 木曽の森の中でのツアー(森林産業の見学、生態系の観察) 森の学校の web 制作、国内の森の学校との連携、海外との連携の促進 観光協会と連携し、外国人や旅行者の安全なガイダンス、旅行プログラム の製作
建築ツアー:奈良井、妻籠など、新庁舎とともに重伝建などのツアープロ グラム
産業
・・ ・ ・ ・
森林や木の素材を使って起業する人のアトリエ、スタジオ提供(空き家対策 兼用)
café 事業 森のコーヒー など地元食材や野菜の販売
木質バイオマス事業連携によるこれからのエネルギー産業の連携、技術開発 森林組合連携事業(県内、県外の森林組合との連携事業)
在来工法による建築建設の推進連携、小さな公共建築から始める伝統工法の 継承
森の学校のプログラムイメージ
森から防災を考えるための 展示やレクチャー
森の学校の活動イメージ
休憩ラウンジとして カフェ運営や地元食材の販売
多様な学びの場の レクチャールーム 森林課との協働
みち
誰もが気軽に利用 できる工房
展望デッキ
散歩道
森のひろば
森の学校
「森の学校」 運営事務局 木を使ってビジネスする
人のためのスタジオやアトリエ 地元材の木を使った新しいプロダクトなどの 展示販売によるブランディング活動
木造伝統工法の講習会や子 供向けのワークショップな どの多様な屋外活動