環境都市系プログラム(応用力学)
問題1 設問すべてについて解答すること。
図1のような形をした単純支持はりを考えます。ただし,はりは一様な材料でできており単 位面積あたりの重量はqとします。このとき次の間に答えなさい。
(1)このはりの重心のx座標を求めなさい。
(2)支点AおよびBにおける自重により生じる支点反力を求めなさい。(正方向を定義しな
さい)
(3)支承を取り外してこのはりをCD間の点Pで一点でロープで上にっり上げたときにはり は水平を保持することができました。このときの点Pのx座標を求めなさい。
26 f
トー一一ニー一十一一一一一1
ε
『A
C
PD
環境都市系プログラム(水理学)
問題2設問すべてについて解答すること。
水平の長方形断面水路に単位幅あたり流量4を流すとき,図のような場所に跳水が生じた。
このときの共役水深の関係(跳水前の水深らと跳水後の水深乃2の関係)および跳水によって 失われるエネルギー損失水頭Mはどのように表されるかを求めよ。ただし,水の密度をρ ,
重力加速度をgとし,運動量補正係数β =玉,エネルギー補正係数α =],摩擦損失は無視でき
るものとする。
次の(1)∼(4)の問いについて答えよ。
(1)跳水の前後の流速をv1, v2で表し,跳水を含むように検査面を取り,運動量方程式を立
てることにより,跳水前の断面における水深ら,流速v|,および跳水後の断面における
水深ゐ2,流速v2の関係式を求めよ。
(2)連続の式g=VI ら=v2ちより,(1)の関係式をg,力1,ちの関係式に書き換えよ。
(3)上式(2)の関係式をX=ち/らについて解き,物理的に(水理的に)存在する解を跳水前 のフルード数五η の2乗値」叫2=v㍗gら=g2/g房を用いて求めよ。
(4)跳水によるエネルギー損失水頭△ Eは,ベルヌーイの定理を跳水前後で立てて,(2)の関
係式を用いると,共役水深ら,ちの関数としてどのように与えられるかを求めよ。
・ 一 ・ 一 蝸
@ 〃ぞ/29
’ 一’ ■エA ’、
@ 已、・、 △E ’一 ・ 一 .
@ η日/29
■ 一 ● 一 嵩 一 領 _
E
九2
三 η2 −■一一亘一レ
び1
→
ん1
環境都市系プログラム(土質力学)
問題3 以下の問いすべてに解答すること。
ランキン理論を用いて下図に示すような高さH=6.Omの擁壁に働く主働土圧と水圧の 合力を求めよ。ただし,裏込め土の地下水位は地表面下2.Omとする。擁壁と土の間の摩
擦は無視する。なお,c ’ は粘着力,φ ’ は内部摩擦角, G、は土粒子比重,θ は土の間隙比, 3,は飽和度,β ,は水の単位体積重量である(V而=058)。
擁壁
紗↑
邑
G825,
砂 ε=1.0
c ’ =0,φ ’ =30°
二
地下水位
已 G戸25,
N
γ 。=10kN/m3
粘土
メf =10kPa,φ ’ =30°
ξ
G∫ =25,
ク
/
環境都市系プログラム(土木計画学)
問題4 設問すべてについて解答すること。
1 次の(1)∼(4)から3つを選び、それぞれにっいて変数・パラメータを自ら定め、数式を 伴いながら説明せよ。
(1)単回帰分析
(2)指数分布
(3)線形計画法
(4)純現在価値
H 次の(1)∼(4)から3つを選び、それぞれについて概要と必要性を100宇以内で述べよ。
(1)交通需要予測
(2)公共事業評価
(3)産業連関分析
環境都市系プログラム(コンクリート工学)
問題5設問すべてについて解答すること。
1 骨材に関する以下の記述に対して、(1)から(10)までに当てはまる適切な用語や数値
を解答用紙に記入しなさい。
コンクリートの構成材料である骨材は、体積でコンクリートの約70%を占めている。日 本では、(1)mmふるいで骨材をふるい分けた際に、ふるいに留まった骨材を(2)骨材、ふ
るいを通過した骨材を(3)骨材と呼んでいる。骨材の含水状態は、(4)状態、気乾状態、(5)
状態、湿潤状態の4つに分類される。(4)状態は、骨材を100∼110℃の炉で完全に乾燥させ た状態を言う。(5)状態は、骨材の内部が水で飽和された状態で、湿潤状態は骨材の表面に も水がある状態を示している。コンクリートの配合設計では、骨材は(6)状態と仮定して配
合を計算している。
コンクリートを打ち込んだ後、コンクリート中の水は骨材中に含まれる微細物質の(7)や (8)等をともなって上昇し、表面にたまる。この水が上昇する現象を(9)と呼び、表面に
沈殿した物質を(10)と呼ぶ。(10)は接着力がないため、打継ぎ時にはこれを取り除く必要
がある。
H 鉄筋コンクリートに関する語句の説明を回答用紙に書きなさい。
(1)曲げ引張破壊
(2)SD
345
(3)換算断面積