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波田学長 兵庫医科大学|事務局からのお知らせ(平成20年度)

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Academic year: 2018

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(1)

波田学長:

学長をしております波田です。普段は大変大学の運営にご協力頂きまして心よりお礼を申 し上げます。私の方は、現在の医師不足、それに対する政府の対応、それから本学の対応、 本学の現状と言うことをお話させて頂きます。もう一つは、大学の組織が若干変わります のでその点についてお話させて頂きます。

(2)

が中心になって「安心と希望の医療確保ビジョン会議」と言うのを作りまして、1982 年の最大の医学部の定員であります8280名の定員に医学部の定員を戻そうということ を決めました。それを1月に厚生労働省が決めたわけでありますが、その方針を受けて6 月に閣議決定でもう少し増やしても良いのではないかという事で、従来の考え方に捉われ ないで増やそうということが決定されました。そして今年の8月、つい最近ですが8月5 日に文科省から各大学の医学部の定員を増やすので説明会をするから来てくれという指示 がありました。それを受けて我々も説明会に出席しました。その後、1つの医科大学の最 大の定員を120名まで認める、ついてはあなたの大学はどれ位定員を増やすことが出来 ますかというアンケートが来ました。私立医科大学は私立医科大学協会といって私立医科 大学29大学で構成します協会がありますが、そこで従来から医学部の定員増を必ず迫ら れるだろうと予測して、それに向けて私立医科大学協会としては何人の定員を増やすかと いうことを議論して参りまして、従来の100人の定員の大学は110名に増やしてもら うことにしようではないかという事に意志統一されていまして、それを文科省とか厚労省 に 持 っ て 行 っ て 私 立 医 科 大 学 協 会 と し て の 立 場 を 鮮 明 に し て い ま し た 。 そ れ に 基 づ い て 我々としては来年度110名の増員を希望する。ところが再来年度以降については大学の キャパシティとして、例えば机の数とか剖検台とかを特に増やさなくてもいける範囲の定 員を検討いたしまして、一応115名位なら何とか行けるだろうということまで本学とし ては詰めて一応現在文科省に報告をしています。最終的には9月22日までに正式な書類 で我々の希望を報告することになっています。

ところが昨日(8月29日)の新聞をお読みになってご存知かも知れませんが、昨日の 新聞によりますと文科省は今までの最大の定員であった8280名を超えて8560名に 定員を増員するという案が報告されています。これについては神戸新聞はかなり詳しく国 立大学、公立大学、私立大学に何名ずつ増やすというのが出ていたのですが、今朝の日経 新聞を見ますとその具体的な枠は書いていませんがトータルとして8560名にするとい う所までは共通して書いています。したがって恐らくこの前に調査した数値に基づいてそ れを全部認めるという方針で文科省は考えているのではなかろうかと思います。少なくと も来年の定員に関しては、兵庫医科大学は我々の希望している110名というところは多 分認められるだろうと思いますので、先生方、ご父兄におかれましては兵庫医科大学の定 員が少し増えるということを前提に、もし進学希望の方があればお話し頂ければ有難いと 思います。これについては未だ最終的な文科省からの決定が来てはおりませんが若干は修 正される可能性はありますけれども現時点ではそういう事で医学部の定員が増えるという 方向に行っているという事であります。

(3)

教授1名、それに必要ならもう一人教員をつけるという非常にこじんまりとしたものの2 つの組織があった訳でありますが、これまで救急・災害医学というのは学科目の扱いにし ていました。今は非常に救命救急部門というのは人手不足だし、これは更に発展させなけ ればいけないということで講座にした方がいいのではないかと考え、それと丁度来年現在 の丸川教授が定年になられますのでそれに合わせて新しい教授を講座の教授として募集し ようということになり、教育研究組織委員会と病院組織計画委員会で検討していただいた 結果、今後は救命・災害医学講座に救命救急センターを担当していただく形になります。

もう一つは、中央診療施設に総合診療内科というのがございましたけれども、これは内 科の中の各部門と殆ど同じことをやっていたのですが、組織上は内科の一部門ではなかっ たのですが、これを今回中央診療施設から内科の一部門にするということを決めました。 これも一応旧来は学科目の扱いだったのを講座の一部門として扱うということに変更しま す。

それともう一つ先程理事長が言われましたが、篠山病院を継続するということになりま したので、篠山病院を担当する新しい講座を作る事になり、地域総合医療学講座という講 座名にして、その講座の教員が篠山病院の診療を担当するということになります。そして 内科系の部門、外科系の部門、リハビリテーション系の部門の3部門を設けてそれぞれの 先生方がそれぞれの領域を担当して頂くという形で篠山病院の診療を担っていただくこと になります。

参照

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