中原早生
神奈川大学
木下佳樹研究室夏合宿にて
学部
• 大学受験時、建築に行くか数学に行くかまよう。
• 受験票を2枚持って、受験日当日理学部の受験会場へ。
• 京都大学理学部入学
• 学部3年前期までは、生物と数学の二足のわらじ。
• 3年後期に数学にしぼる。
• 学部4年では、数理論理学@高須達研、フラクタル@山口昌也研
• 輪講 Shoenfield「Mathematical Logic」@高須研
• 輪講 Zeeman「Dynamical System (手書き)」@山口研 (フラクタル の本)
• 4回生の時は大学院入試落ちる
• 5回生の時、Mannaの「Mathematical Theory of Computation (手書 き)」のゲラを輪講
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はじめてのプログラミング
• 1回生の時、プログラムの講義があった。
• 講義は3回ほど。連立一次方程式の掃き出し法の話。
• Fortran でプログラム。
• 紙テープでプログラム作成。
• プログラムは、正しく動かなかった。
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アセンブラと出会う
• 5回生の時、数理解析研究所のTOSBAC 3300 を使用
• 磁気ドラムメモリを持った計算機
• パンチカードでプログラム作成。
• (10 + 30) × 5
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修士
• 5回生で大学院の入試に合格
• 修士一年の時は、数理論理学、テーマ定まらず、ぐだぐだと勉強 (Sanchis、Tait、Kreisel、Prawitz、G¨odel)
• M2年の時、に複雑なデータ構造を持つプログラムの検証について、 中島怜二さん、本田道夫さんと研究開始。
• 後に ι(iota) Project と命名。
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U200
• 研究室に富士通の U200というミニコンピュータが入る
• 紙テープリーダーとディスプレイとキーボードがついていた。
• ディスプレイとキーボードの端末は、半二重接続
• 大型計算機センターの端末(紙テープ) があって、Lisp で遊ぶ
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DEC 2060
• 京都産業大学に DEC 2060が入って、使わせてもらえる事になる。
• iotaのシステムの処理系を DEC の上で作りはじめる。
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Dec 2020
• 数理解析研究所に Dec 2020が導入される
• Dec 2020導入時のゴタゴタでiota プロジェクトから離れる
• Emacs、Maclisp、UCILISPなどを使えるようになる
• UCILISP でパーザジェネレータなど作って遊ぶ
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東大へ
• 東大理学部情報科学科の佐藤雅彦研究室へ移る
• Dec のPDP-11まがいものの上で、Unix v6 が動いていて、学生が 自由に使える環境があった。
• プログラミング言語C を初めて使う。
• 教育用にはHITAC 8070 という大型計算機があった。
• 入出力はパンチカードとラインプリンタ
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Vax780
• 大型計算機センターにVax780という計算機が入り使えるようになる
• UNIX BSD4.3
• Emacs、Tex、FranzLisp
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学科の UNIX
• 情報科学科の教育用計算機がリプレース
• 日立の汎用機、Dual OSで UNIXが使えるようになる。
• Emacs、Tex、Scheme などを移植して、研究、教育に利用できるよ うに
• (慶應や電総研へ行って、磁気テープでソースプログラムを貰って きた)
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広島大学
• 広島大学総合科学部数理情報科学コースに移動
• Sun Workstation を導入
• 東大情報科学科と電話回線でUUCP接続し、メールが使えるように なる。
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産業技術総合研究所
• 産業技術総合研究所システム検証センターに移る
• 「さつき」というシステムを構築
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