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新たな経済成長 平成28年度主要施策の成果に関する説明書(ひろしま未来チャレンジビジョン実施状況報告書)について 広島県ホームページ

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(1)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目: 中小企業振興 費 担 当 課 イノベーション推進チー ム

事 業 名

創業 ・新 事 業展 開等 支援 事業 ( 国庫 )【 一部 新規 】

目的

県内産業の付加価値の拡 大や競争力の強化を図る ため,イノベーション力 の強化に注力し,絶え ず 新たなビジネスが創出される環境づくりとボリュームゾーンである中小企業の新事業展開や生産性の 向上を促進する。

事業 説明

対象者

創業を希望する個人,県 内企業等 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額※

最終 予算額※

予算 執行額※

創業環境 整備促進 事業

■オール広島創業支援ネ ットワーク強化

○ ネットワーク協議 会【新規】

支援機関担当者レ ベル向上研修,全体・ブロッ ク会議の開催

○ サポート型創業支 援

「ひろしま創業サ ポートセンター」を設置 し, 創業を重点的に支援

・ 創業マネージャ ーによる総合相談

・ 創業サポーター による専門アドバイス

・ ブ ー ト キ ャ ン プ ( 創 業 セ ミ ナ ー ) に よ る 集 中 指導

■ 潜在的創業希望者の 拡大【新規】

○ 創業意識啓発セミ ナー

○ 若い世代の創業意識向上を目的とする企画コン テストの実施

○ 創業希望者の交流 場所設置の試行

○ 創業ポータルサイト の設置・運営

130,334 130,334 119,749

中小企業 イノベーシ ョン促進支 援事業

■ 新事業展開支援

○ チーム型支援

全国トップレベルの専門家で構成された支援チ ームによる集中支援

・支援企業数 15社

○ 中小企業技術・経 営力評価支援

企業価値や競争力 の向上による企業成長を目指 し,技術・経営力の評価書を発行し,信用力の向 上による融資や経営課題 の解決を支援

・評価書発行件数 54件

○ 中小企業成長支援 人材の育成・指導 人材の 派遣 生産改善,新事業 などを進め,成長を目指 そう

とする中小企業の支援を 実施できる指導人材(企 業OB等)の育成,派遣

・指導人材の育成 24人

97,118 97,118 91,976

分野 領域

新たな経済成長 産業イノ ベーション

施策 2 9

イノ ベーション・ エコシステム の構築や創 業・ 第二創業の支援,多様な 投資誘致 などにより,企業の付加価値・ 競争力を 上げるイノ ベーション力の徹底強化に取 り組みます。

創業や新事業展開の創出

(2)

○ サービス産業生産 性向上支援【新規】 関係者との勉強会 を開催するとともに,継

続的なコンサルティングが可能となる支援手法を 検討

合 計 227,452 227,452 211,725

※平成27年度2月補正(緊急対策)を含む。

成果 目標

〇 中長期の目標: ・ 開業率 10%(H30) 10%以上(H32)

・ 生産性向上 一人当たり 付加価値額 493万円以上(H32)

○ H28年度の目標:・県内で融資を活用した創 業・第二創業件数(開業 率:5.5%)1,100件 ・ 支援事業の売上等が前年 度から向上した企業の割 合 80%

・ 評価書に基づく融資件数 40件 ・ 指導人材による支援企業 数 25社

平成 28 年 度実 績

○ 創 業 支 援

・ 県内で融資を活用し た創業・第二創業件数 1,366件

・ サポート型創業支援 創業・第二創業件数 401件

県・市 町・ 経済 団体 ・金 融機関 ・支 援機 関等 で構 成する 「オ ール 広島 創業 支援ネ ット ワー ク」 において,成功事例の共 有やスキルアップ研修を 実施し,関係機関の創業 支援機能及び連携の強 化を図った。

「ひろ しま 創業 サポー ト センタ ー」 ((公財)ひろ しま産 業振 興機 構内) に おいて ,中 小企 業診 断士等からなる創業サポ ーターによる,創業プラ ンの策定や販路開拓など の創業に関する専門ア ドバイスを実施した(363人・延べ1,103回)。このほか,創業希望者の多 様なニーズに応えるた め,創 業に 向け た各 段階 で必要 な項 目を テー マと した創 業セ ミナ ーを 開催 した(40 回 ,参 加者 1,410人)。

・ 潜在的創業希望者の 拡大

働き方の一つとしての「 創業」や具体的な創業事 例等に関するセミナーに よる意識啓発等を通 じて,広く創業への関心 や理解を高めた。(42回,参加者1,080人)

若い世代を対象としたビ ジネスプランコンテスト を実施し,県内外に PR することで,創業へ の意識醸成を行った。( 応募54件,コンテスト参加数16組)

広島県 での “創 業” に関 するあ らゆ る情 報を 集約 した情 報ハ ブサ イト 「ひ ろしま ス ター ター ズ」を開設した(平成28年10月)。(平成28年度サイト会員登録101名)

○ 新事業展開支 援

・ 評価書に基づく融資 件数 52件

評価書発行申し込み54件,融資金額25億8,700万円。

・ 指導人材による支援 企業数 20社

・ 指導人材の育成 24人

(3)

・ チーム型支援による 支援企業数 15社

・ サービス産業生産性 向上

有識者等のヒアリングを 実施し,経営者層におけ る意識改革の重要性やI Tの利活用が生産性 向上に有効であるとの意 見を踏まえ,支援機関向 けIT 導入の勉強会(2 回)を実施するととも に,平成 29 年度に取り 組む支援機関等とのマッ チング支援イベントや経 営者向けの現場改善ワ ークショップの開催につ いて調整を行った。

今後 の課 題

○ 創 業 支 援

ひ ろ し ま 創業 サ ポ ー ト セ ン タ ー や 平 成27年 に 構 築 し た オ ール 広 島 創 業 支 援 ネ ッ ト ワー ク に よ る 県 内 全 体 での 創 業 支 援 に 加 え ,平成28年 度 に 開 設 し た情報ハブサイト「ひろしま スターター ズ」による情報発信と,創 業・第 二 創 業 の 支 援 を 進 め て き て いる が ,目 標 に 掲 げ る 県 全体 の 開 業 率10% ( 平 成 27年度4.4% ) を 達 成 す る た め に は , 創 業 を 肯定 的 に 受 け 止 め , 創 業 にチ ャ レ ン ジ す る 雰 囲 気作 り や 若 い 世 代 以 外 に も対 象 範 囲 を 広 げ た ア プ ロー チ を 進 め ,潜 在 的 創 業 希 望 者 の 量 的 な 拡 大 を図 る 必 要 が あ る 。

○ 新事業展開支 援

県 内 総 生 産 の7割 を占 める一 方 で,労 働 生 産 性 が低 いサー ビス産 業 の生 産 性 を向 上 させるため, 経 営 者 の 意 識改 革 やIT利 活 用 等 に よる 業 務 の 効 率 化 等 を 図 る必 要 が あ る 。

今後 の取 組 方針

○ 創 業 支 援

創 業 意 識 啓 発セ ミ ナ ー や 一 般 県 民 が 参加 す る 創 業 フ ェ ス テ ィ バル を 実 施 す る ほ か ,50 歳 以 上 のシニア層 を対 象 としたセミナー の開 催 や若 者 とのマッチング等 により創 業 意 識 向 上 を図 るとと も に,創 業 ポ ー タ ル サ イ ト の 運 営 に よる 情 報 発 信 な ど に よ り,拡 大 し た 潜 在 的 創 業 希 望者 を 既 存 の 支 援 ス キ ーム に 繋 げ て い く 。

○ 新事業展開支 援

事 業 所 数 や従 業 者 数 で 大 き な シ ェ アを 占 め る 卸・小 売 業 や ,イ ン バ ウ ン ド な ど の 域 外需 要 の 取 り 込 み を 期 待で き る 宿 泊 業 を 中 心 に ,流 通 業 や 宿 泊 業 等 の 現 場改 善 の ワ ー ク シ ョ ッ プ を通 じ た 経 営 者 の 課 題 解 決に 向 け た 意 識 改 革 や , 中小 企 業 に お け る ク ラ ウ ドサ ー ビ ス 等 の I T 導 入支 援 等 , 地 域 の 金 融 機関 や 経 済 団 体 等 の 関 係 機関 と 連 携 を 図 り な が ら ,サ ー ビ ス 産 業 の 生 産 性 の向 上 を 促 進 す る 。

(4)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:中小企業振興費 担 当 課 経営革新課

事 業 名

預託 制度 運 用費 (単 県)

目的

県産業を支える中小企業 に対して,民間金融機関 では提供が困難な長期・低利の資金を,預託融資 制度の運用を通じて資金 供給することにより,中 小企業の資金調達の円滑 化を図る。

事業 説明

対象者

県内に事業所を有し,原 則として引き続き1年以 上同一事業(農林漁業, 金融・保険業等を除く) を営んでいる中小企業者 ,小規模事業者,事業協 同組合等

事業内容

県が金融機関に対して,融資原資の一部を無利子 で預託することにより,金融機関の通常の貸出 利率より低利で中小企業 へ資金を供給する。

1 融資枠・預託額 (単位:千円)

区 分 内 容 当初予算額 最終予算額 予算執行額

一 般

小規模融資 小口資金,無担保資金 3,134,000 2,251,000 2,136,160 経営安定融資 一般資金,流動資産担保 資金 4,604,000 3,407,000 3,103,810

政 策

緊急対応融資

セーフティネット資金( 国),倒 産防止等資金(県),緊 急経営基 盤強化資金,借換資金,特別資金

6,342,000 3,959,000 3,157,550

産業支援融資

創 業 支 援 資 金 , 事 業 活 動 支 援 資 金,新成長分野支援資金

1,288,000 1,006,000 686,950 労働支援融資

雇 用 促 進 支 援 資 金 , 仕 事 と 家 庭 の 両立支援資金

189,000 68,000 18,000 新 規 融 資 枠 計 15,557,000 10,691,000 9,102,470 つ な ぎ 資 金 計 16,877,000 17,042,000 17,041,540 合 計 32,434,000 27,733,000 26,144,010

2 預託運用事務費

内 容 当初予算額 最終予算額 予算執行額

制度説明会開催,制度パ ンフレット作成等 769 769 649

成果 目標

〇 中長期的な目標:中 小企業の資金調達の円滑 化

〇 H28年度の目標:産業支援融資を利用した企 業の創業数 230社 労働支援融資を利用した 企業数 10社

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 2 9

イノ ベーション・ エコシス テムの構築や創 業・ 第二創業の支援,多様な投資誘致 な どにより,企業の付加価値・競争力を 上げるイノ ベーション力の徹底強化に取 り組みます。

創業や新事業展開の創出

(5)

平成 28 年 度実 績

○ 県費預託融資制度新 規融資実績 制度名

平成27年度 平成28年度 前年度対比 件数(件) 金額(千円) 件数(件) 金額(千円) 件数(%) 金額(%) 小 規模融資 1,678 6,149,404 1,665 5,802,564 99.2 94.4 経 営 安 定 融 資 3,994 25,201,180 3,018 19,590,744 75.6 77.7 緊 急 対 応 融 資 731 10,389,200 492 6,731,120 67.3 64.8 産 業 支 援 融 資 205 1,107,250 253 1,513,300 123.4 136.7 労 働 支 援 融 資 3 57,000 0 0 皆減 皆減 合 計 6,611 42,904,034 5,428 33,637,728 82.1 78.4

・ 産業支援融資を利用 した企業の創業数 221 社 ・ 労働支援融資を利 用した企業数 0 社

今後 の課 題

○ 県内産業の活性化及び雇用の維持・拡大を図り,厳しい経営環境にある中小企業を支援するため, 資金ニーズに応じた県費 預託融資制度の充実強化 を図る必要がある。

今後 の取 組 方針

○ 金融機関や保証協会 等を通じて,中小企業の 資金ニーズを把握すると ともに,庁内関係課及び 各 市町等の要望を踏まえて ,融資制度の見直し等を 検討する。

(6)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 イノベーション推進チー ム,産業人材課 事 業 名

ひろ しま オ ープ ン・ イノ ベー シ ョン 推進 事業

(一 部国 庫 )【 一部 新規 】

目的

企業や大学,金融機関,行政など様々なプレーヤ ーが相互につながり,組 織の枠組みを超えて出会 い・交流等 を行う「 場」 の運営や, 強いリー ダー シップを有 する人材 の育 成などを実 施するこ とで , 地域において絶え間ない イノベーションが創出さ れる生態系システムのよ うな環境・状況(イノベ ー ション・エコシステム) を形成する。

事業 説明

対象者

イノベーションの実現を 目指す個人,県内企業, 大学等 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額※

最終 予算額※

予算 執行額※

ひ ろ し ま イ ノ ベ ー シ ョ ン・ハブ形成 促進事業

○ イノベーションを促 す機運醸成を図るイベント の開催

・第一線 で活躍 する起 業 家等によ るトー クセッシ ョン

・革新的なアイデアの創 出(デザイン思考等) ワークショップ等

・若手社内イノベーター の発掘・育成プログラム

・国内外 で定評 のある ス タートア ップ向 けイベン トの開催【新規】

○ ターゲット設定型起業家育成プログラムの実施 タ ー ゲ ッ ト を 定 め た 起 業 家 育 成 プ ロ グ ラ ム で , 定 評 の あ る 手 法 等 を 地 域 に 導 入 し , 参 加 者 の 多 様性を高める。

・ITエンジニア等を対象とする起業家育成イベ ント

・中高生向けのIT起業家育成プログラム【新規 】

・社会起業家を志す者向 けの起業支援プログラ ム【新規】

○ 事業展開支援型プロ グラムの実施

ハ ブ の 参 加 者 が メ リ ッ ト を 実 感 で き る 事 業 を 拡 充する。

・域外(首都圏等)との マッチング

・販路開拓,資金調達を 支援する先端サービス の紹介等による活用促進 等【新規】

49,000 49,000 46,677

「 ひ ろ し ま イ ノ ベ ー シ ョン・リーダ ー養成塾」

○ イノベーションを実現していく次世代リーダー 人材を育成する「ひろし まイノベーションリーダ ー養成塾」の運営

・対象者 経営者・経営 幹部候補等

・受講者数:14人

○ 卒業生等のネットワ ーク化〔非予算〕【新規 】

18,998 18,998 18,219

産学連携 ○ 産学連携への取組を 促す支援の検討〔非予算 〕 - - - 合 計 67,998 67,998 64,896

※平成27年度2月補正(緊急対策)を含む。

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 2 9

イノ ベーション・ エコシス テムの構築や創 業・ 第二創業の支援,多様な投資誘致 な どにより,企業の付加価値・競争力を 上げるイノ ベーション力の徹底強化に取 り組みます。

産学金官のパート ナーシップ構築と多様 な 交流機会の創出

(7)

成果 目標

〇 中長期の目標 :産 学金官の強固なパートナ ーシップが構築されてい る。

ひ ろしまイノベーション・ ハブから様々な繋がりが 創出されている。

○ H28年度の目標:繋がりの創出

(参考指標:「ひろしま イノベーション・ハブ」 利用者 年1,200人)

平成 28 年 度実 績

○ 産学金官の強固なパート ナーシップ構築

地域イノベーション戦略 推進会議を2回開催し,イノベーション実現に向 けた産学連携の推進に ついて議論を行った。こ の議論を踏まえて,広島 大学において「広島大学 社会産学連携ビジョン」 達成に向けたロードマッ プ策定が進められた。

○ ひろしまイノベーション ・ハブ 指 標 名

基準値

(平成27年度)

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度) ひろしまイノベーション・

ハブ利用者数

1,212人 1,200人 1,530人

今後 の課 題

○ 産学金官の強固なパート ナーシップ構築

産学連携を日常的かつオ ープンなレベルに引き上 げるために,中長期的視 点に立った産学連携推 進体制の充実が必要にな っている。

○ ひろしまイノベーション ・ハブ

イノベーション・ハブ の利用者数は目標値であ る年間1,200人を超え,イノベーションを起こし ていく核となる人材の集 積とともに,参加者間で の自発的な活動も生まれ ているが,自発的な活動 の量(繋がりの創出)や 熱量(活性)の不足など により,イノベーション・エコシステム の形成ま でには至っていない。

今後 の取 組 方針

○ 産学金官の強固なパ ートナーシップ構築

地域イノベーション戦略 推進会議の下で実務レベル及び外部専門家等が具 体的な課題の抽出と調 査検討を行い,産学連携 推進体制の充実に向けて 具体的なプロジェクトの 拡充を図る。

○ ひろしまイノベーシ ョン・ハブ

更なるイノベーションの 機運醸成に向けた活動量・熱量を増大させるため に平成29年3月に設 置した常設の拠点である「イノベーション・ハブ・ひろしま Camps」にお いて,常駐のコーディネ ーターによる,多様な人 材に対応したアドバイス や交流イベントの企画・実施を通じて様々な繋が りを創出し,アイデアの 事業化支援を行う。

(8)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 イノベーション推進チー ム

事 業 名

「チ ャレ ン ジす る人 が集 まる 常 設の 場」

形成 促進 事 業( 一部 国庫 )【 新 規】

目的

企業や大学,金融機関,行政など様々なプレーヤ ーが相互につながり,絶え間ないイノベーション が創出される生態系シス テムのような環境・状況( イノベーション・エコシ ステム)の整備に向けて , 組織の枠組みを超えて出 会い・交流を行う「場」 を常設する。

事業 説明

対象者

イノベーションの実現を 目指す個人,県内企業, 大学等 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額

最終 予算額

予算 執行額

常 設 の 場 施 設整備事業

○ 新たなビジネスや地域づくりなどに向けた取組とし て,多様な人材や資金,情報等を集積・結合し,新た なつながりやイノベーションが次々と生まれる好循環 を創出す る「 チャレ ンジ する人が 集ま る常設 の場 (仮 称)」を設置するため, 整備を行う。

・設計,内装 工事,機器 及び備品整備,予約・入 退室 管理システム開発,オー プニングイベント等

- 37,290 36,417

常 設 の 場 管 理運営事業

○ 「チャレンジする人 が集まる常設の場(仮称)」の管 理運営経費

・賃貸借料,人件費,光 熱水費等

- 7,710 6,497

合 計 - 45,000 42,914

成果 目標

〇 中長期の目標 :産 学金官の強固なパートナ ーシップが構築されてい る。

ひ ろしまイノベーション・ ハブから様々な繋がりが 創出されている。 ( 参考指標(H31) 常設 拠点来場者数:6,000人,

常設拠点利用を通じた事 業化件数:15件)

○ H28年度の目標:繋がりの創出

(参考指標 常設拠点 来場者数:1,360人)

平成 28 年 度実 績

○ 「チャレンジする人 が集まる常設の場(仮称 )」の整備

多様な人材や資金,情報等が集積・結合する 常設の場として,「イノ ベーション・ハブ・ひろし ま Camps」を整備 し,平成29年3月25 日から運営を開始した。

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 2 9

イノ ベーション・ エコシス テムの構築や創 業・ 第二創業の支援,多様な投資誘致 な どにより,企業の付加価値・競争力を 上げるイノ ベーション力の徹底強化に取 り組みます。

産学金官のパート ナーシップ構築と多様 な 交流機会の創出

(9)

指 標 名

基準値

(平成27年度)

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度) 常設拠点来場者数 ― 1,360人 2,168人(※)

※うち「ひろしまイ ノベーション・ハブ」利 用者数1,530人

今後 の課 題

平成28年度のイノベ ーション・ハブの利用者 を含む,常設拠点来場者 数は,目標値である年間 1,360人を大きく超えており,イノベーションを 起こしていく核となる人 材の集積とともに,参加 者間での自発的な活動も 生まれている。

しかしながら,自発的な 活動の量(繋がりの創出 )や熱量(活性)の不足 などにより,イノベー ション・エコシステムの 形成までには至っていな い。

今後 の取 組 方針

常設の場であること を活かして引き続き多く の利用者を呼び込むとと もに,更なるイノベーシ ョ ンの機運醸成に向けた活 動量・熱量を増大させる ため,Camps常駐の コーディネーターによる 多様な人材に対応したア ドバイスや交流イベント の企画・実施を通じて様 々な繋がりを創出し,ア イデアの事業化支援を行 う。

(10)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 県内投資促進課

事 業 名

企業 立地 促 進対 策事 業( 単県 ) 【一 部新 規】

目的

県内外から企業を誘致す ることにより,雇用機会・税収の確保,県営産業団地の早期分譲及び県内 企業の活性化を図る。

今後,投資拡大が予想される分野等に対して,重点的な誘致活動に取り組 むとともに,企業ニーズ にあったインセンティブ により県内企業の成長を 促進し,社会情勢の変動 に対応できる産業基盤の 構 築,イノベーションの起 きやすい産業集積を図る 。

事業 説明

対象者

誘致対象企業,立地企業 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額

最終 予算額

予算 執行額 立地企

業等へ の助成

○ 留置を含めた企業立 地促進助成制度

・老朽化した動力設 備 等の更新も含め た,大規模設備投資への 助成【拡充】

・基盤産業の設備投 資 を幅広く支援す るとともに,中山 間地域 での要件を 緩和【拡充】

○ 「人」と「機能」 に 着目した助成制 度

・本社機能(本社, 研 究所,研修施設 等)を広島県内に 移転し た企業に対 し,社員とその家 族に係 る転居費用 及びオフィス改修 費等の 初期コスト を助成【新規】

・情報サービス事業 所 に対し,オフィ ス賃料と通信回線 使用料 を助成【新 規】

○ 産業用地の確保のた めの助成制度

・市町が開発予定の 産 業団地に係る調 査費を助成【新規】

・民間遊休地に対す る 助成制度等を新 設した市町への助成【新 規】

(債務1,695,897) 5,932,113

3,211,467 3,205,753

企業誘 致活動

○ 企業訪問,現地案内

○ 企業誘致セミナー に よる関東,関西 企業との交流等

○ 日本立地センター を 活用した情報収 集等

・企業・他自治体の 動 向等情報収集, 本県用地情報等の提供な ど

18,516 17,936 15,918

広島の 魅力を 発信す るPR の強化

○ 立地ガイド作成,動 画制作等

・生活環境を含めた 本 県の投資立地環 境や産業団地,優遇制度 の紹介

・PR動画,全国誌 へ の広告により広 島の魅力を発信

7,457 7,457 5,129

合 計

(債務1,695,897) 5,958,086

3,236,860 3,226,800

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 2 9

イノ ベーション・ エコシス テムの構築や創 業・ 第二創業の支援,多様な投資誘致 な どにより,企業の付加価値・競争力を 上げるイノ ベーション力の徹底強化に取 り組みます。

多様な投資の拡大

(11)

成果 目標

○ 中長期の目標:県内 企業の留置件数及び県外 企業の誘致件数 35件(H32) 本社・研究開発機能等の 移転・拡充 30件(H31)

○ H28年度の目標:県内企業の留置件数及び県 外企業の誘致件数:35件 本 社・研究開発機能等の移 転・拡充:30件

平成 28 年 度実 績

指 標 名

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度) 県内企業の留置件数及び 県外企業の誘致件数 35件 69件

本社・研究開発機能等の 移転・拡充 30件 6件

今後 の課 題

○ 企業の経営効率化の ための事業所の集約(統合)や,他県との企業誘致競争が激化する中,県 内事業所の他県への流出 (集約)が危惧されてい る。

○ 生産年齢人口の減少 に伴い,労働力不足が顕 在化し,経済規模の維持 が困難となる中,付加価 値の高い業務を広島の地 に定着させることでイノ ベーションを生み出す環 境を整えるため,企業 の本社や研究開発機能に 着目した,付加価値の高 い企業の移転・拡充を通 じて,首都圏などから 優秀な人材を呼び込む必 要がある。

○ 本社・研究開発機能 等の移転・拡充に向けて ,首都圏の企業を中心に ローラー作戦による営業 活動を積極的に展開した ものの,企業訪問に到達 できないケースも多く,また,経済合理性の観 点から,集積のメリット の高い首都圏に魅力を感 じている企業が多いこと ,本県の事業環境など の魅力が知られていなか ったことが分かり,企業 誘致の実現に向けた次の ステップに進めなかっ た。

今後 の取 組 方針

○ 本社・研究開発機能 の移転・拡充については ,目標達成に向け,次の 取組を実施する。

・ 東 京 事 務 所 や 大 阪 情 報 セ ン タ ー , 各 市 町 と も 連 携 し , 組 織 力 を 生 か し た 積 極 的 な 営 業 活動 のなかで,本県の事業環 境などの魅力を最大限伝 えるとともに平成28年度にリニューアルし た助成制度の周知を図る 。

・ 広 島 県 に ゆ か り の あ る 企 業 や 県 内 企 業 が 求 め る 分 野 の 関 連 企 業 な ど , タ ー ゲ ッ ト 企 業 を明 確化し,より誘致成功率 を高める。

(12)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 イノベーション推進チー ム

事 業 名

次世 代も の づく り基 盤形 成事 業 (一 部国 庫)

【一 部新 規 】

目的

本県の基幹産業(自動車 ,造船,電気・電子関連 分野)において,事業環境の変化に伴って生じる 新たな成長機会を高い技 術力で獲得するため,県 内企業が行う研究開発を 支援し,新技術の芽出し か ら事業化まで一連の活動 を促進する。

事業 説明

対象者

県内の基幹産業関連企業 (輸送用機械,一般・電 気機械関連分野)

(自動車関連産業クラスター支援事業・自動車関 連サプライヤー支援事業 は県内自動車部品関連企 業) 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容 当初予算額 最終予算額 予算執行額

新 技 術 ト ラ イアル・ラボ 運営事業

○ 新 技 術 ト ラ イ ア ル ・ ラ ボ の ス タ ッ フ 等 が ニ ー ズ に 合 致 す る シ ー ズ の 探 索 や ブ ラ ッ シ ュ ア ップを行い,実験や試作 により評価

29,599 29,599 29,154

次 世 代 も の づ く り 技 術 開 発 支 援 補 助金

○ 県 内 企 業 が , 具 体 的 な 市 場 ( ニ ー ズ ) を 踏 ま え , こ れ ま で 取 り 組 ん で き た 先 行 開 発 を も とに実施する応用開発・ 実用化開発を支援

・補助率:1/2以内

・補助限度額:10,000千円以内

※事業 管理機関へは別途補助

65,044 65,044 55,772

自 動 車 関 連 産 業 ク ラ ス タ ー 支 援 事 業

○ カ ー テ ク ノ ロ ジ ー 革 新 セ ン タ ー の 運 営 を 通 じ て , 知 の ネ ッ ト ワ ー ク 構 築 , 研 究 開 発 及 び 人材育成等を支援

・ベンチマーキング活 動支援 ・人材育成支援

42,128 42,128 36,205

自 動 車 関 連 産 業 サ プ ラ イ ヤ ー 支 援 事業

○ 自 動 車 関 連 産 業 の サ プ ラ イ チ ェ ー ン の 維 持 に 不 可 欠 な サ プ ラ イ ヤ ー の コ ス ト 競 争 力 の 強 化及び販路拡大による経 営基盤強化を支援【新 規】

11,766 11,766 11,759

合 計 148,537 148,537 132,890

成果 目標

○ 中長期の目標

・支援企業の新事業展 開件数(研究開発): 20件(H30年度)

○ H28年度の目標

・コスト縮減目標達成 企業数: 10社

・個別商談件数: 30件

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 3 0

ものづくり技術の高度化や開発を推進し ます。

資金的支援による研究開発の活性化

(13)

平成 28 年 度実 績

指 標 名

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度)

コスト縮減目標達成企業 数 10件 8件

個別商談件数 30件 31件

今後 の課 題

○ サプライヤーを取り 巻く環境は依然厳しい状 態であり,自動車関連産 業のサプライチェーンを 維持するためには,中 核 Tier1(一次下請) だけではなく Tier2( 二次下請)への支援が引 き 続き必要である。

今後 の取 組 方針

○ サプライチェーンの 維持に不可欠な Tier2 (二次下請)に対し,個 別マッチング支援のほか , コスト競争力強化の支援 として,「からくりくふう展(合同改善事例発表会)」開催による機運 醸成,現場改善手法習得 支援などを引き続き行う 。

(14)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 イノベーション推進チー ム

事 業 名

新成 長分 野 ・新 技術 創出 支援 事 業( 一部 国庫 )

【一 部新 規 】

目的

県内企業が,国内での生 産活動を維持すべく,先 端技術が求められる成長 分野への新事業展開や“価 値づくり” ができた 製品 の創出など ,高付加 価値 のものづく りに活発 に取 り組んでい くことに より , 将来に亘る競争優位性を 獲得するための産業基盤 の形成を図る。

事業 説明

対象者

県内の製造業企業等 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容 当初予算額 最終予算額 予算執行額

新 成 長 分 野 支援事業

○ 航 空 機 産 業 分 野 へ の 参 入 拡 大 に 向 け , ひ ろ しま航空機産業振興協議 会を通じた活動支援

・アドバイザーを中心とした,国内外での個々 のマッチング活動の促進 ,品質管理体制整備 支援

・販路開拓に向けたガイ ドブック改定版(英 訳併記)作成【新規】

・海外での個別商談会の 開催【新規】

・技術向上ワークショッ プ開催

○ 有 識 者 等 か ら の 意 見 聴 取 に よ る , 航 空 機 関 連市場の現状分析等【新 規】

18,143 16,510 16,171

新 技 術 創 出 支援事業

○ 感 性 工 学 を 活 用 し た も の づ く り の 活 性 化 に 向 け , ひ ろ し ま 感 性 イ ノ ベ ー シ ョ ン 推 進 協 議 会を通じた活動支援

・既存の成功事例の分 析・検証

・「感性イノベーショ ン講座」の開催

・他機関との連携方策 の検討

11,032 11,032 10,907

合 計 29,175 27,542 27,078

成果 目標

○ 中長期の目標

・新規参入・受注拡大 企業数: 16社(H32年度)

・“価値づくり”プラン 策定完了件数: 60件(H31年度)

○ H28年度の目標

・新規参入・受注拡大 企業数: 2社

・“価値づくり”プラン 策定完了件数: 15件

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 3 0

ものづくり技術の高度化や開発を推進し ます。

航空機関連産業の育成・受注獲得に向 けた企業活動の活性化

(15)

平成 28 年 度実 績

指 標 名

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度) 新規参入・受注拡大企業 数

(航空機)

2社 2社

“価値づくりプラン”策 定完了件数

(感性)

15件 17件

今後 の課 題

○ 航空機産業において は,厳密な品質保証が求 められるなど,参入障壁 が高いことから,継続的 に多様な商談機会を創出 していく必要がある。

○ 感性工学を活用した ものづくりの活性化に向 け,ものづくりにおける“価値づくり”の必要性 と,実践する際の手法な どを広く普及・定着させ ていく必要がある。

今後 の取 組 方針

○ 航空機産業について ,引き続き,国内川下メ ーカーとのマッチングを 促進するとともに,海外 メーカーとの商談機会の 創出に取り組む。

○ 感性工学による“価 値づくり”を実践してい くための基礎的な講座を 開催するとともに,製品 開発の活性化に向けて, 企画から開発・販売まで の一貫した支援体制構築 に取り組む。

(16)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 医工連携推進プロジェク ト・チーム

事 業 名

医療 関連 産 業ク ラス ター 形成 事 業

(一 部国 庫 )【 一部 新規 】

目的

医療関連産業クラスター 形成に向け,アクション プラン(H24.7月策定)の着実な実行と,ひろし ま発のビジネス創出によ り,県内医療関連産業の 振興・集積を図る。

事業 説明

対象者

医療機器等関連企業,医療機器等関連産業への新 規参入企業,医療・福祉 現場,医療・福祉系大学 等

事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額

最終 予算額

予算 執行額 クラスター

推進基盤

■クラスター推進体制の 充実

○ ひろしま医療関連産 業研究会活動の展開, 支援体制の確保

○ ひろしま医工連携・先進イノベーション拠 点での開発促進【拡充】

○ バイオデザイン・プ ログラムの実施【新規】

○ 日米医療機器イノベーションフォー ラムの 招致【新規】

64,639 55,239 43,315

企業活動 に対する支 援

■医療福祉現場のニーズ 発掘,事業組成

○ コラボレーション, マッチング支援

○ ヘルスケア・イノベ ーション・ワークショ ップ開催

6,400 6,400 4,086

■医療・福祉機器・サー ビスの開発支援

○ ひ ろ し ま 医 療 関 連 産 業 創 出 支 援 事 業 費 補 助金

・ 研 究 開 発 や 販 路 拡 大 な ど 企 業 の 戦 略 的 な 活動への補助

【限度額】3,000~6,000千円/件,

【率】1/2~2/3,【件数 】11件

○ 医療・福祉課題解決に向けたデバイス開発 パイロット事業

・医療関連ビジネスを牽 引・先導するモデル 的な製品開発を実施

【委託限度額】20,000千円/件,【件数 】2件

○ 総 合 技 術 研 究 所 の 保 有 技 術 を 活 用 し た 企 業との共同研究

103,059 88,092 80,209

分野 領域

新たな経済成長 産業イノ ベーション

施策 3 1

成長産業の育成支援に重点的に取り組 みます。

医療関連産業の育成によるクラス ター形

(17)

■ 医 療 ・ 福 祉 機 器 の 製 品 化 ・ 販 売 の ト ー タ ル ・ サポート

○ 展示会・商談 会の出 展・開催等による 販路 拡大支援

○ 伴走コンサルタント(日本医療研究開発機 構)の活用

5,000 5,000 4,714

ひろしま発 のビジネス 創 出 , 県 外 企業とのコ ラボ

■県外企業とのコラボレ ーション

○ マッチング・ネット ワーク構築・人材 発掘 事業

・ 医 工 連 携 キ ー マ ン に よ る マ ッ チ ン グ ・ ネ ットワーク構築等

6,550 1,550 1,220

■ひろしまヘルスケア推 進ネットワークの運営

○ 医療・福祉関係団体,大学,企業 ,行政等 が一体となった「ひろし まヘルスケア推進ネ ットワーク」において,治験,医療,福祉の 分野ごとにコーディネー タを配置し,医療機 関や福祉施設等の現場で ,治験・臨床試験, モニタリング評価,意見 交換会等を実施

23,817 11,317 5,652

合 計 209,465 167,598 139,196

成果 目標

○ 中長期の目標 :医 療機器等生産額 1,000億円(H32年度) 医 療機器等製造企業数 100社(H32年度)

○ H28年度の目標:医療機器等生産額 275億円 医 療機器等製造企業数 46社

平成 28 年 度実 績

指 標 名

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度)

医療機器等生産額 275億円 200億円

医療機器等製造企業数 46社 54社

今後 の課 題

○ こ れ ま で1 0 0 社 を 超 え る 首 都 圏 ,関 西 圏 の 医 療 関 連 企 業に 対 し て 企 業 訪 問 ,誘 致 活 動 を 行 っ て き た が,生 産 拡 大 の 動 き は あ る もの の ,既 存 工 場 の 増 設,他 社 へ の 委 託 生 産 な ど の対 応 と な っ て い る こと か ら , 本 県 へ の 設 備 投資 等 を 呼 び 込 む た め の 取組 が 必 要 で あ る 。

○ 個 別 プ ロジ ェ ク ト 組 成 の 初 期 段 階に お け る 関 係 者 の 対 話 の場 , 機 会 が 十 分 で な い 。

○ ま た ,事 業組 成 ,研 究 開 発 ,上 市 まで の ス ピ ー ド が 遅 く ,事業 化 の 確 度 が 低 い 状 況で あ る た め , 各 段 階 での 支 援 策 を 強 化 す る 必 要が あ る 。

(18)

今後 の取 組 方針

○ 企 業 誘 致に つ い て ,展 示 会,商 談 会 な ど の ビ ジ ネ ス マ ッ チン グ に 重 点 的 に 取 り 組 み,県 内 企 業 の 生 産 受 託 ,部 品 受注 な ど 県 外 大 手 医療 機 器 メ ー カ ー と の 取 引拡 大 ,ネ ッ ト ワ ー ク づ くり を 促 進 す る 。

○ ま た,訴 求 力 を 高 め る 環 境 を 整 備し ,本 県 へ の 設 備 投 資 を促 進 す る た め ,本 県 独 自 の 取 組 で あ る「 実 証 フ ィ ー ル ド 」を 活 用 す る と とも に ,「 バ イ オ デ ザ イ ン・プ ロ グラ ム 」を 活 用 し た 人 材 の 育 成・集 積 や 県 内 の シ ー ズ・ニ ー ズ を 活 用 し ,県 外 企 業 と も コラ ボ し た モ デ ル プ ロ ジ ェク ト 創 出 な ど に 取 り 組む 。

○ 個 別 プ ロ ジ ェ ク ト の 事 業 化 推 進 に つ い て は , 企 業 の ニ ー ズ に き め 細 か く 対 応 で き る 支 援 体 制 を 確 保 す る と と も に , 引 き 続 き , 企 業 , 医 療 関 係 者 等 で ワ ー ク シ ョ ッ プ を 継 続 す る な ど , 有 望 な テ ー マ の 堀り 起 こ し に 取 り 組 む 。

(19)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 海外ビジネス課

事 業 名

環境 浄化 産 業ク ラス ター 形成 事 業

(一 部国 庫 )【 一部 新規 】

目的

市場が拡大する海外(イ ンドネシア,ベトナム等 のアジア地域)でのビジ ネス機会の創出などの支 援を行うことで,環境浄 化産業の集積,生産規模 の拡大を促進する。

事業 説明

対象者

環境浄化関連企業及び企 業群 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額

最終 予算額

予算 執行額 重点案

件の推 進

○ ベトナムにおける重 点案件の横展開,インド ネ シアにおけるビジネスマ ッチングの本格的実施

・インドネシア国現地調査機関へのマッチング業 務委託【新規】

・ イ ン ド ネ シ ア 国 バ ン ド ン 市 周 辺 (又 は ジ ャ カ ル タ近郊),ベトナム国メコンデルタ地域でのセ ミナー開催【新規】

・現地自治体との交 流・連携強化による案件発掘

・コーディネータによる マンツーマン支援

・実証事業への助成

・現地拡販を狙った現地拠点設置,技術提携への 助成

・海外コーディネータを活用した現地連絡窓口の 設置

58,907 57,907 48,245

重点案 件の発 掘

○ 東南アジアへの展示 会出展(JETROと連携)

・Viet Water 2016(ベ トナム)等への出展

○ 中国四川省との協定 に基づくマッチング

・四川環境保護庁とのマ ッチング協力

○ 展示会出展助成

6,629 6,629 5,211

JICA 等 との連 携

○ 外部資金(JICA等)を活用した事業参入促進

・インドネシア国ボゴール市廃棄物処理事業への 参入

3,057 1,057 804 合 計 68,593 65,593 54,260

成果 目標

○ 中長期の目標:環境浄化分野の売上高 1,500億円(海外500億円,国 内1,000億円)(H32年度)

※参考:環境浄化分野の 売上高 1,000億円(海外150億円,国内850億円)(H23年度)

○ H28年度の目標:環境浄化分野の売上高 1,195億円(海外275億円,国内920億円)

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 3 1

成長産業の育成支援に重点的に取り組 みます。

環境浄化関連産業の育成によるクラス ター形成

(20)

平成 28 年 度実 績

区分

25年度 26年度 27年度 28年度

実績 実績 実績 目標 実績

売 上 高

1,098億円 1,112億円 1,162億円 1,195億円 1,236億円 海外 200億円 206億円 213億円 275億円 228億円 国内 898億円 906億円 949億円 920億円 1,008億円

今後 の課 題

○ 着実に海外展開の取 組を行う企業が増加して いるものの,いまだ本格 的な売上拡大に繋がって お らず,展開フェーズ毎の 課題を解決する必要があ る。

(案件発掘段階)

・ 企業の人的,経済的リソース不足から,パー トナー(代理店,提携先 )探しや有望な案件の発 掘が困難である。

(実績づくり段階)

・ 案件の事業化に必 要な,商談・契約のノウ ハウや,実証事業の実施 の資金等が不 足 し て い る 。

(現地体制(現地法人, 代理店等)構築)

・ 現地化を進めるための現地企業との業務提 携,拠点設置に係るノウ ハウ,資金等が不足して い る。

○ 公共事業などの大型 プロジェクトの案件化に は,現地行政との関係構 築やFS調査の実施等時 間 を要する。

今後 の取 組 方針

○ 海外展開を開始した フェーズの企業を重点的 に支援することにより,早期に現地体制構築フェ ー ズまで育成し,規模感の ある取引を実現させる。

(案件発掘段階)

・ ベトナム,インドネ シアを対象に,現地自治 体や現地機関との連携に よるマッチングを実施す ることにより,有望な案 件を発掘する。

(実績づくり段階)

・ 現地での実証事業 への助成やマッチングセ ミナーの実施等により,早期成約と事業化を促進 す る。

(現地体制(現地法人, 代理店等)構築)

・ 業務提携,現地拠点 設立の取組への助成,コ ーディネータによる助言・指導等を行うことによ り,売上規模の拡大を図 る。

○ イ ンド ネシ ア 国ボ ゴー ル 市 を対 象に , 廃棄 物処 理 を テー マに J IC A草 の 根技 術 協力 事 業を 実 施 す る とと もに , 同市 との 関 係 を構 築し な がら ,外 部 資 金を 活用 し てプ ロジ ェ ク トの 案件 化 を 図 る等,本県企業の参入を 促進する。

○ 新たな県内企業の参 画等,取組企業の増加を 図るため,欧州市場のニ ーズ調査等を行い,有望市 場への展開可能性を検討 する。

(21)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費 担 当 課 海外ビジネス課

事 業 名

海外 ビジ ネ ス展 開支 援事 業( 一 部国 庫)

【一 部新 規 】

目的

県内企業の海外事業展開 ニーズが高く,ビジネスチャンスがあると見込まれる地域・業種において, 販路拡大・ビジネスマッチングの支援や調査活動 を通じて,県内 企業の海 外展開を支援するとともに, 外国企業との連携を通じ て,新しい価値を生み出 すビジネス展開を支援す る。

事業 説明

対象者

県内の企業・経済団体, 対象国政府,対象国の企 業・経済団体,消費者等 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額

最終 予算額

予算 執行額 自 動 車 関 連 企

業 海 外 展 開 プ ロジェクト

○ 進出意欲を有する企 業の継続支援(対象国: メキシコ)

・ 専 門 家 に よ る ハ ンズ オン 支 援 ( 計 画 策 定 な ど の初期支援等)【新規】

・現地調査支援(ミッシ ョン派遣)

○ 進出済企業の操業環 境整備(対象国:メキシ コ)

・ 現 地 従 業 員 の 育 成支 援( 人 事 担 当 者 を 対 象 と したセミナー等)【新規 】

・現地政府との協議

○ 新規展開に向けたビ ジネス可能性調査(対象 国:アセアン,インド等 )

9,243 1,565 1,241

新 し い 価 値 を 生 み 出 す ビ ジ ネス展開支援

○ シリコンバレーと連 携した県内企業のイノベ ーション促進

・ 現 地 コ ー デ ィ ネ ータ ーを 活 用 し た ビ ジ ネ ス ネ ットワーキングや商談支 援等

○ 外国企業との連携支 援

・ 国 , JETRO 等 と 連 携 した ト ッ プ セ ー ル ス の 実 施

17,179 14,671 9,942

食 品 ・ 消 費 財 等 の 販 路 拡 大 支援

○ 食品(対象国:四川 省成都,香港,マレーシ ア,上海等)

・ 現 地 に お け る 商 談会 及び 食 品 見 本 市 に よ る 海 外での販促活動の実施

・ 広 島 に お け る 国 内輸 出業 者 , 海 外 輸 入 業 者 と の商談による商流の確立

○ 消費財等(対象国: 中国等)

・中国での西部国際博覧 会への出展等

34,948 34,868 27,895

現 地 事 務 所 の 運営

○ 広島・四川経済交流 事務所の運営

・ 設 置 場 所 : 成 都 市内 ,体 制 : 専 任 ス タ ッ フ 2 名

18,354 18,304 17,593 合 計 79,724 69,408 56,671

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 3 2

県内企業による海外成長市場への参 入・ 獲得を推進します。

海外ビジネス 展開の活性化

(22)

成果 目標

○ 中長期の目標 自動車

県 事 業 に よ る 海 外 売 上 高増加額

300億円(H34) 食品分野

県 事 業 に よ る 海 外 売 上 高増加額

70億円(H34) 消費財等

県 事 業 に よ る 海 外 売 上 高増加額

100億円(H34) 新しい価値を生み出すビ ジネス展開 業務提携件数 累計13件(H34)

○ H28年度の目標 自動車

県 事 業 に よ る 海 外 売 上 高増加額

※ 進 出 決 定 か ら 5 年 目 に 計 上

食品分野

県 事 業 に よ る 海 外 売 上 高増加額

5.55億円増 消費財等

県 事 業 に よ る 海 外 売 上 高増加額

15.1億円増 新しい価値を生み出すビ ジネス展開 業務提携件数 累計7件

平成 28 年 度実 績

分野 項目 目標 実績

自動車

県事業による海外売上 高増加額

※ 進 出 決 定 から5年 目 に計 上

※ 進 出 決 定 から5年 目 に計 上

食品分野

県事業による海外売上 高増加額

5.55億円増 13.4億円増 消費財等

県事業による海外売上 高増加額

15.1億円増 30.7億円増 新しい価値を生 み出す

ビジネス展開

業務提携件数 累計7件 累計8件

今後 の課 題

分 野 課題

自動車

・ 進 出 後 の 操 業 環 境 に 対 す る 企 業 の 不 安 感 が 大 き く , 環 境 整 備 に対応する必要がある。

食品分野

・・今後,現地 での販売 ルートの獲得による取引 量の拡大を図るた めに,商談機会の更なる 創出が必要である。

・企業ニーズに即して事 業実施地域を見直す必要 がある。

・・中国市場への販路拡大,ハラル市場等に対す る県内企業への支 援策が必要である。

消費財等

・日本製品や日本式サー ビス分野事業への認知や 理解は少しずつ 高くなってきているもの の,現地での事業実施に当たり,日本

と現地との法規制や制度 の違い,商習慣の違い等 もあり,市場 開拓に時間を要している

・中国内陸部での博覧会 等への出展企業の増加を 促し,商談成約 率の向上,県産品のプロ モーションの強化が必要 である。 海外との連携を通じた新しい

価値を生み出すビジネス展開

・・シリコンバ レーに関 心を示す企業は少なくな いが,現地でのビ ジネス展開や米国企業との連携について具体的なビジョンを構 築し,行動に移す段階に 至らない企業が多い。

(23)

今後 の取 組 方針

分 野 取組方針

自動車

・メキシコ補習授業校 へ の教員派遣など環境整備 による進出企業 の側面的支援を実施する 。

食品分野

・販路拡大に向けた商談 会の開催や,バイヤーの 招へいを行う。

・上海やハラル地域において商談会等を開催する ほか,香港など の地域は他支援機関や民 間事業を活用する。

消費財等

・中国四川省での博覧会 への出展を継続するとと もに,四川事務 所による現地情報等の収 集,商談成立に向けた支 援(有望案件 の成約化)を行う。

・JETROなどの他の支援機関と連携の上,個 別案件に対する 支援の強化を図る。

海外との連携を通じた新しい 価値を生み出すビジネス展開

・新事業に取り組む県内 企業の現状(ステージ)に応じて,海外 ビジネス政策顧問や現地 コーディネーター等を活 用し,連携モ デル構築へのアドバイスや具体的なビジネス展開に必要なノウ ハウ等についての情報提 供を行う。

(24)

商工労働局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:商工費 項:工鉱業 費 目:工鉱業振興費 担 当 課 産業人材課

事 業 名

イノ ベー シ ョン 人材 等育 成・ 確 保支 援事 業

(一 部国 庫 )

目的

高度な技術・技 能や経営 感覚を持ったプロフェッ ショナル人材などイノベ ーションを生み出す多彩 な人材の育成と集積等を 推進し,企業の新分野へ の展開や地域産業の活性 化等を図る。

事業 説明

対象者

○ 県内に本社又は本店 を有する中小・中堅企業 等

○ 資格・知識の取得後 ,県内企業の成長や県内 産業の持続的発展に寄与 しようとする者 ○ 広島大学,アジアを はじめとする優秀な海外 人材

事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容 当初予算額

最終 予算額

予算 執行額

プロフ ェッシ ョナル 人材マ ッチン グ支援 事業

○ プロフェッショナル 人材戦略拠点の運営 大 都 市 圏 等 の プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル 人 材 と 県 内中小企業等をコーディ ネート

・ 県 内 の 受 入 企 業 の 掘 り 起 し ( 地 域 金 融 機 関 や地元経済団体等と連携 )

・ 大 都 市 圏 等 の 人 材 の 掘 り 起 し ( 民 間 人 材 紹 介会社等と連携)

○ 人材受入コストの支 援

・ 対 象 費 用 : 人 材 紹 介 会 社 へ 支 払 う 手 数 料 の 1/2を助成

・1件当たりの上限額 100万円

※77,295 ※77,295 ※64,028

イノベ ーショ ン人材 等育成 事業

○ 企業向け補助金

新 た な 事 業 展 開 , 競 争 力 強 化 に つ な が る と 見 込 ま れ る 社 員 の 国 内 外 研 修 に 派 遣 す る 費 用 等の支援

・長期研修:補助対象 経費の2/3以内

・その他研修:補助対象 経費の1/2以内

○ 個人向け貸付金

広 島 県 の 産 業 発 展 に 不 可 欠 な イ ノ ベ ー シ ョ ン の 創 出 に 寄 与 す る と 認 め ら れ る 専 門 職 大 学 院の課程等での修学に要 する費用の支援

・課程修了後,8年間県内企業等に就業した場 合は全額返還免除

○ 経 営 者 層 を 対 象 と し た 「 実 践 的 マ ネ ジ メ ン ト講座」の開催

(債務91,000) 86,049

67,475 62,475

分野 領域

新たな 経済成長 産業イノ ベーション

施策 3 3

高度な技術・ 技能や経営感覚を持ったプ ロフェッショナル人材などイノ ベーションを 生み出す多彩な人材の育成と集積等を 推進します。

イノ ベーション人材等の育成・ 確保

(25)

広島県 ものづ くりグ ローバ ル人材 育成事 業

○ 産 学 官 が 連 携 し て , ア ジ ア を は じ め と す る 優秀な理工系留学生を受け入れ,ものづくり企 業 の ノ ウ ハ ウ を 活 か し た カ リ キ ュ ラ ム に よ る 人材育成を実施

・留学生への奨 学 金 支 給( 10万 円 /月 ,負 担 : 企業1/2・県1/2)

・受入人数:最大6人/年

(債務5,400) 9,438

9,438 7,839

合 計

(債務96,400) 172,782

154,208 134,342

※平成27年度2月補正(緊急対策)を含む。

成果 目標

○ 中長期の目標: プ ロフェッショナル人材の 正規雇用人数 350人(H27~31) 高 度で多彩な産業人材の育 成 200人(H28~32)

優 秀な留学生の受入 49人(H25~32)

優秀な留学生の県内企業 就職 40人(H25~32)

○ H28年度の目標: プロフェッショナル人材の 正規雇用人数 70人 高 度で多彩な産業人材の育 成 37人

優 秀な留学生の受入 6人,優秀な留学生の県内企 業就職 5人

平成 28 年 度実 績

指 標 名

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度) プロフェッショナル人 材

の正規雇用人数

70人 131人

指 標 名

基準値

(平成23年度)

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度) 高 度 で 多 彩 な 産 業 人 材

の育成

20人 37人 45人

指 標 名

基準値

(平成24年度)

目標値

(平成28年度)

実績値

(平成28年度)

理工系留学生の受入れ 4人 6人 6人

受 入 理 工 系 留 学 生 の 県 内企業への就職者数

1人 5人 5人

今後 の課 題

【プロフェッショナル人 材マッチング支援事業】

・ 都市圏の優秀な 人材 等を引き付けるためには ,高年収などの求職者の ニーズを満たす魅力的な 求人を発掘する必要があ る。

(26)

・ 本事業の補助金 制度 の周知も進んでいると思 われるが,高コストで県 外から人材を採用するこ とに躊躇する中小企業等 も多い。

・ 大都市圏の企業の採 用意欲も高く,魅力的な 求人も増えており,民間 人材紹介会社もマッチン グが容易な大都市圏の案 件を優先する傾向がある ため,地方へ還流する人 材獲得が困難な状況が みられる。

・ 求職者が転職する際 の動機づけは,求人企業 の魅力だけでなく,住環 境などライフスタイルに 魅力が感じられるかも重 要な要素となるが,大都 市圏在住者に本県の魅力 が伝わっていない。

【イノベーション人材等 育成事業】

○ イノベーション人材 等育成事業補助金

・ 引き続き,利用増に 向け,企業訪問,セミナ ー等を通じた周知を強化 していく必要がある。

○ 広島県未来チャレン ジ資金

・ 引き続き,利用増に 向け,大学院等を通じた 周知を強化していく必要 がある。

【広島県ものづくりグロ ーバル人材育成事業】

・ 理工系留学生の受入 れと県内企業への就職に ついては,企業が求める 国・専攻の留学生受入・ 育成が進んでおり,広島 県ものづくりグローバル 人財育成協議会の会員企 業でのインターンシッ プ実施が就職に繋がって いるため,就職先の選択 肢の増加及び留学生の受 入枠の拡大に向け,引 き続き,新規会員企業の 獲得に向けて取り組む必 要がある。

今後 の取 組 方針

【プロフェッショナル人 材マッチング支援事業】

・ 地 域 金 融機 関 や 民間人 材 紹 介 会 社等 と の 連携を 密 に す る とと も に ,一定 の 規 模 や 利益 を 有 し , 人材獲得ニーズのある優 良な企業へのアプローチ を強化することにより,魅力ある求人ニーズを 掘り起こす。

・ セミナー開催等によ り,経営者に対し ,優秀 な人材の獲得がコストで はなく投資であることの 意識向上を図るとともに ,人材紹介会社との連携 を更に強化してマッチン グを促進する。

・ 全国に先駆けて実施 している民間人材紹介会 社との協業を積極的に行 うことで,本県への人材 還流を促進する。

・ 県内企業の情報のみ ならず,県内の住環境の 魅力も発信することによ り,本県を選択肢とす る 求職者を掘り起こす。

【イノベーション人材等 育成事業】

○ イノベーション人材 等育成事業補助金

・ 引き続き,対象企業 を特徴等によりセグメン ト化し,それぞれのセグメントに応じたアプロー チを実施する。

・ 経営者層を対象とした機運醸成を図るため,引き続き「実践的マネジ メント講座」を開催す る

(27)

と と と も に ,講 座 受 講企業 を 始 め , 人材 育 成 に関心 の 高 い 企 業を 対 象 とした セ ミ ナ ー を開 催 し , 既に高度な人材育成制度 を導入した企業の取組な どを紹介することにより ,それぞれの企業内 に おける人材育成制度構築 への動機づけを行う。

○ 広島県未来チャレン ジ資金

・ 引き続き,教育機関 等への積極的な制度周知 とともに,在職者の制度活用に向けた企業への周 知により,利用者の増加 を図る。

【広島県ものづくりグロ ーバル人材育成事業】

・ 理工系留学生の 受入 れ・育成については,引 き続き広島大学と連携し て,留学生の受入れ,育 成を着実に行う。また,県内企業への就職先の選 択肢の増加及び留学生の 受入枠の拡大に向けた 新規会員企業の獲得につ いては,これまでの状況 を踏まえ,営業方針・タ ーゲット企業を随時見 直し,引き続き ,企業訪 問を実施する。また ,新 たに「会費の寄附金控除 適用」や「留 学生及び 卒業し県内企業に就職し た元留学生と加入を検討 する企業との交流会」を 実施し,会員の獲得を 目指す。

(28)

農林水産局

平成 28 年 度主 要事 業の 成果

支出科目 款:農林水産業費 項: 農業費 目:農業経営強 化対策費 担 当 課 農業経営発展課,就農支 援課,畜産課

事 業 名

ひろ しま 農 業創 生事 業( 単県 ) 【新 規】

目的

JAグループ等と連携し ,産地の担い手育成シス テムを構築するとともに ,担い手への農地集積 や 経営リスク軽減などを一 体的に支援することによ り,青年農業経営者の確 保・育成や担い手の経営発 展,園芸産地等の拡大を 加速させる。

事業 説明

対象者

JA,農地所有者,担い 手等 事業内容

(単位:千円)

区 分 内 容

当初 予算額

最終 予算額

予算 執行額

青年農業 経営者 育成支援 事業

○ 独 立 就 農 に 向 け た 生 産 技 術 ・ 経 営 ス キ ル 習 得 の た め , 県 と J A グ ル ー プ が , 単 位 農 協 等 に よ る 実 践型研修施設整備を支援

【事業対象】研修用ハウ ス施設(実習・模擬経営 ), 付帯施設,関連機械等

【負担割合】県1/2,JAグループ1/2

【実施主体】単位農協等

81,192 16,692 15,112

園芸用農地 確保支援 事業

○ 園 芸 品 目 の 作 付 を 行 う 担 い 手 に ま と ま っ た 農 地 を提供する農地所有者に 対し,協力金を交付

【交付単価】30千円/10a

【交付要件】1ha以上(施設園芸の場合は50a以上)

4,500 915 915

担い手育成 リース支援 事業

○ 担 い 手 の 経 営 リ ス ク を 軽 減 し , 園 芸 品 目 等 の 導 入 を 図 る た め , 県 と J A グ ル ー プ が , 単 位 農 協 等 が実施するリース事業を 支援

【事業内容】

・リース対象施設の整備 費の一部を一時的に負担 対象施設:園芸品目及 び肉用牛の導入・拡大に 必要な施設,付帯施設 等

・リース料の据置期間中 の利子補給 等

【負担割合】県1/2,JAグループ1/2

【実施主体】単位農協等

80,950 40,950 35,655

合 計 166,642 58,557 51,682

成果 目標

農産物の生産額 : H26 576億円 → H28 689億円 新規就農者数 : H26 160人/年 → H28 200人/年

分野 領域

新たな 経済成長 農林水産業

施策 3 5

実需者ニーズに応える農産物の流通改 善,生産体制を構築し,販売戦略の実現 に向け取り組みます。

県産農産物のシェア拡大

参照

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