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不動産マーケットレポート|株式会社 都市未来総合研究所

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不動産マーケットレポート

6

J u n e , 2 0 1 7

地価公示にみる大都市圏の地価動向� 2

経済トレンド�ウォッチ������� 4

不動産市場トレンド�ウォッチ���� 6

地方四市の中心業務地区で

地価上昇の勢いが強い ������� 8

■本レポ ートに 関 するお 問 い 合 わ せ 先■

みずほ信託銀行株式会社 不動産業務部

金子 伸幸 TEL.03-3274-9079(代表)

熊本地震で被災された皆様に御見舞いを申し上げます。

被災された地域が一刻も早く復興できますよう、

(2)

2

地価公示にみる大都市圏の地価動向

2017年(平成29年)地価公示(1月1日現在)が公表されました。東京、大阪、名古屋の三大都市圏平

均では、住宅地の上昇率は前年と同じ、商業地の上昇率は拡大しました。地方圏の平均は住宅地、商

業地とも前年比で下落となり、25年連続の下落となったものの、下落幅は縮小しています。

2017年の三大都市圏の住宅地の地価変動率(対前

年比)は平均0.5%で昨年と同水準の変動率で上昇しま

した。東京圏はわずかながら上昇幅が拡大しましたが、

名古屋圏では前年から上昇幅が縮小し、大阪圏は横ば

いになりました。商業地は、三大都市圏平均で上昇が続

き、東京圏と大阪圏で上昇幅が拡大、名古屋圏は上昇

幅が縮小しました。

地方圏では、地方四市(札幌市、仙台市、広島市、福

岡市)が住宅地、商業地とも上昇幅が拡大し、その他の

地方圏は、住宅地と商業地ともに地価の下落が続くもの

の、下落幅は縮小しています[図表1]。

各大都市圏における概ね人口10万人以上の主要な

特別区・市(政令指定都市は区単位)の2016年と2017年

の平均地価変動率をプロットし、2年間の変動率の動きを

みました[図表2]。原点を通る45度の直線より上方に位

置していれば、変動率が前年より拡大、下方であれば変

動率は縮小したことを示し、45度線からの乖離が大きいほ

ど、変動率の拡大や縮小の動きが大きいことになります。

東京圏の住宅地では、前年の上昇率が高かった都心

「三大都市圏」とは、東京圏、大阪圏、名古屋圏をいう。

「東京圏」とは、首都圏整備法による既成市街地及び近郊整備地帯を

含む市区町の区域をいう。

「大阪圏」とは、近畿圏整備法による既成都市区域及び近郊整備区域

を含む市町村の区域をいう。

「名古屋圏」とは、中部圏開発整備法による都市整備区域を含む市町

村の区域をいう。

「地方圏」とは、三大都市圏を除く地域をいう。

「地方圏 地方四市」とは、北海道札幌市、宮城県仙台市、広島県広島

市、福岡県福岡市をいう。

「地方圏 その他」とは、地方圏の地方四市を除いた市町村の区域をいう。

[図表2] 大都市圏の人口10万人以上の区市における2016/2017年の地価変動率

[図表1] 都市圏別・用途別の対前年平均変動率

0% 0% 2% 2% 4% 4% 6% 8% 8%

-2%

-2% 0%0% 2%2% 4%4% 6%6% 8%

住宅地

横須賀市 横須賀市 小田原市 小田原市 -2%-2% 秦野市

秦野市 我孫子市 我孫子市

取手市 取手市

美浜区 美浜区

海老名市 海老名市 足立区 足立区

北区 北区 荒川区 荒川区 台東区台東区文京区文京区

千代田区 千代田区

中央区(東) 中央区(東)

目黒区 目黒区 港区 港区

品川区 品川区

鶴見区 鶴見区 中区 中区神奈川区神奈川区

木更津市 木更津市新宿区新宿区

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

-4%

-4% 10%10%

10% 10%

-4% -4%

[Y 軸:2017 年] [Y 軸:2017 年]

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年]

0%

0% 0%

2%

2% 2%

4%

4% 4%

6%

6% 6%

8%

8% 8%

6%6%6%

0%

0%

0% 2%2%2% 4%4%4% 8%8%8% 10%10%

-2% -2% -2%

-2%

10%

10% 10%

秦野市

秦野市

取手市

取手市

横須賀市

横須賀市

中央区(千)

中央区(千)

浦安市

浦安市松戸市松戸市

足立区

足立区

ふじみ野市

ふじみ野市 南区(横)

南区(横)

宮前区

宮前区

大田区

大田区

中原区

中原区

高津区

高津区

品川区

品川区 目黒区目黒区

新宿区

新宿区

港区

港区

千代田区

千代田区

中央区(東)

中央区(東)

渋谷区

渋谷区

豊島区

豊島区

文京区

文京区

西区

西区

杉並区

杉並区

台東区

台東区 立川市立川市

武蔵野市

武蔵野市

神奈川区

神奈川区

世田谷区

世田谷区

中野区

中野区

荒川区

荒川区

浦和区

浦和区

練馬区

練馬区

北区

北区

板橋区

板橋区

市川市

市川市

麻生区

麻生区

[Y 軸:2017 年] [Y 軸:2017 年]

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] 茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

商業地

データ出所:国土交通省「地価公示」

【東京圏

【大阪圏】と【名古屋圏】はP3 ⇒

大都市圏の商業地は上昇、地方圏は下落幅が縮小

東京圏�大阪圏の地価上昇の勢いはまだ強い

(変動率:%)

用途別

圏域別

住 宅 地

商 業 地

2016年

2017年

2016年

2017年

三大都市圏平均

0.5

0.5

2.9

3.3

  東京圏

0.6

0.7

2.7

3.1

    (東京都)

1.7

1.9

4.2

4.8

    (東京都区部)

2.8

3.0

4.8

5.5

  大阪圏

0.1

0.0

3.3

4.1

  名古屋圏

0.8

0.6

2.7

2.5

地方圏平均

△ 0.7

△ 0.4

△ 0.5

△ 0.1

  地方圏 地方四市

2.3

2.8

5.7

6.9

  地方圏 その他

△ 1.0

△ 0.8

△ 1.3

△ 0.9

全国平均

△ 0.2

0.0

0.9

1.4

(3)

5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)とその周

辺のエリアで上昇率が鈍化し、文京区や荒川区、北区な

どで上昇幅が拡大しました。商業地では店舗やホテル

需要の高い中央区や渋谷区で上昇幅が一段と拡大した

ほか、台東区や中野区、練馬区、足立区などの周辺区で

も前年から大きく上昇幅が拡大しました。また、横浜駅

西口の再開発への期待から、横浜市の西区や神奈川区

で上昇幅が拡大しています。

大阪圏の住宅地は、特に大阪市の浪速区、北区、福

島区などで、交通や生活の利便性の高いマンション適地

を中心に上昇幅が拡大しています。商業地は、大阪市

や京都市で観光客増加による店舗やホテル需要の高い

地域を中心に上昇幅が拡大しました。また、堺市北区は

地下鉄御堂筋線沿線のマンション需要の高まりから2ケ

タ台の伸びになりました。

名古屋圏の住宅地は、上昇率が鈍化したエリアがほと

んどで、上昇率が拡大したエリアでも拡大幅はわずかで

す。商業地は、名古屋市の業務・商業の中心である中村

区や中区の上昇率は依然として群を抜いて高いものの、

[図表3] 地価変動の区分でみた市区の割合

上昇幅は縮小しました。名古屋市熱田区は、金山駅周

辺の再開発構想があり、上昇率が大きく拡大しています。

圏域別に各市区を2016年と2017年の変動率の動き

で区分すると(変動率が同じ場合は「拡大」とした)、東

京圏と大阪圏の住宅地では上昇幅が拡大した市区が

半数近くを占めますが、名古屋圏では上昇した市区の割

合は高いものの、上昇幅が縮小した市区が6割超となっ

ています。商業地でも同様の傾向がみられており、東京

圏や大阪圏の地価上昇の勢いの強さがうかがえます

[図表3]。

(以上、都市未来総合研究所 下向井 邦博)

住宅地

-1% -1% 0% 0% 1% 1% 2% 2% 3% 3% 4% 4% 5% 5% -1%

-1% 0%0% 1%1% 2%2% 3%3% 4%4% 5%5% 6%6% 6% 6% -2% -2% -2% -2%

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] [Y 軸:2017 年]

[Y 軸:2017 年]

愛知県 三重県

昭和区 昭和区

東区 東区 瑞穂区

瑞穂区 豊田市 豊田市

千種区 千種区 中区 中区 熱田区 熱田区

緑区 緑区 天白区 天白区 刈谷市 刈谷市 安城市 安城市 西区 西区 名東区 名東区

中村区 中村区

西尾市 西尾市

港区 港区 半田市 半田市 四日市市 四日市市 桑名市 桑名市

-2% -2% 0% 0% 2% 2% 4% 4% 6% 6% -2%

-2% 0%0% 2%2% 4%4% 6%6%

住宅地 [Y 軸:2017 年][Y 軸:2017 年]

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] 8%

8%

-4%

-4% 8%8%

-4% -4% 京都府

大阪府 兵庫県 奈良県

浪速区 浪速区

灘区 灘区 福島区 福島区

上京区 上京区 中京区 中京区

天王寺区 天王寺区 芦屋市 芦屋市 東灘区 東灘区 西宮市 西宮市 都島区 都島区 生駒市 生駒市奈良市奈良市

北区(神) 北区(神) 川西市 川西市

堺区 堺区 南区(京) 南区(京)北区(京)北区(京)

下京区 下京区

北区(堺) 北区(堺)

中央区(大) 中央区(大)

中央区(神) 中央区(神)

北区(大) 北区(大)

0% 0% 2% 2% 4% 4% 6% 6% 8% 8% 10% 10% 0%

0% 2%2% 4%4% 6%6% 8%8% 10%10%

商業地

愛知県 三重県

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] [Y 軸:2017 年]

[Y 軸:2017 年] 12%

12%

-2% -2% -2%

-2% 12%12%

中村区 中村区

中区 中区

西区 西区 昭和区 昭和区

千種区 千種区 東区 東区

熱田区 熱田区

瑞穂区 瑞穂区 天白区 天白区

名東区 名東区 刈谷市

刈谷市 緑区 緑区 江南市 江南市

桑名市 桑名市

港区 港区半田市半田市 西尾市 西尾市瀬戸市瀬戸市

春日井市 春日井市安城市安城市 豊田市

豊田市 一宮市 一宮市

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

商業地

0% 0% 2% 2% 4% 4% 6% 6% 8% 8% 10% 10% 12% 12% 14% 14% 16% 16% 0%

0% 2%2% 4%4% 6%6% 8%8% 10%10% 12%12% 14%14% 16%16%

-2% -2% -2% -2%

中央区(大) 中央区(大)

北区(大) 北区(大)

西区(大) 西区(大) 浪速区

浪速区 東山区 東山区

北区(堺)

北区(堺) 下京区下京区 中京区 中京区

天王寺区 天王寺区 阿倍野区 阿倍野区 中央区(神) 中央区(神)

箕面市 箕面市 灘区

灘区

南区(京) 南区(京) 住吉区

住吉区

城東区 城東区 西区(堺) 西区(堺) 此花区

此花区 左京区 左京区

西宮市 西宮市 北区(京) 北区(京) 上京区 上京区

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] [Y 軸:2017 年]

[Y 軸:2017 年]

芦屋市 芦屋市

福島区 福島区

データ出所:国土交通省「地価公示」

データ出所:国土交通省「地価公示」

【名古屋圏】

【大阪圏】

上昇

下落

上昇幅拡大 上昇幅縮小 下落幅縮小 下落幅拡大

東 京 圏(N=131)

47%

34%

11%

8%

大 阪 圏(N=81)

46%

21%

21%

12%

名古屋圏(N=31)

23%

65%

10%

3%

東 京 圏(N=128)

70%

22%

5%

3%

大 阪 圏(N=80)

73%

16%

9%

3%

名古屋圏(N=31)

32%

58%

0%

10%

(4)

4

経済トレンド・ウォッチ

■景気の動向(全国)

図1  景気動向指数

注:平成29年(2017年)1月分以降、「中小企業出荷指数(製造業)」公表休止のため、「景気動向指数」の一致指数採用系列は10指標から9指標に変更された。

データ出所:内閣府「景気動向指数」

図2  景気ウオッチャーの景気判断指数

データ出所:内閣府「景気ウォッチャー調査」

図3  企業の業況判断指数

注:「大企業」は資本金10億円以上、「中堅企業」は資本金1億円以上10億円未満、「中小企業」は資本金2千万円以上1億円未満。 ( )内の数値は直近調査の3ヶ月後に関する予測値(本稿は2017年6月を対象とする予測値)。

データ出所:日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」 140

130 120 110 100 90 80 70

1月

2005年 1月2006年 1月2007年 1月2008年 1月2009年 1月2010年 2011年1月 2012年1月

A.先行指数

B.一致指数

C.遅行指数

1月

2013年 1月2014年 1月2015年 1月2016年 1月2017年 (景気動向:CI指数 2010年=100)

C114.1

C114.1

C114.1 A108.0

A108.0

A108.0 (2月) (2月)

B113.0

B113.0

B113.0

70

60

50

40

30

20

10

A.景気の現状判断DI

B.景気の先行き判断DI (景気の方向性:DI指数)

1月

2005年 1月2006年 1月2007年 1月2008年 1月2009年 2010年1月 2011年1月 1月2012年 1月2013年 1月2014年 2015年1月 1月2016年 1月2017年 B49.0

B49.0

B49.0 (3月)

(3月)

(3月)

A50.6

A50.6

A50.6

30 20 10 0 ‒10 ‒20 ‒30 ‒40 ‒50 ‒60

(業況判断指数:業況DI)

全規模合計

大企業

中堅企業

中小企業

3月

2007年 6月 9月 12月 2008年 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 6月 9月 12月 3月 2014年 6月 9月 12月 3月 2015年 6月 9月 12月 3月 2016年 6月 9月 12月 3月 2017年

(3月) (3月)

(3月) 16(14)

16(14)

16(14) 15(8)

15(8)

15(8) 10(4)

10(4)

10(4) 5(-1)

5(-1)

5(-1)

【データ概要】

図1 景

(CI:コンポジット・インデックス)

気動向指数の CI 指数

:CI 指数は、景気の拡大・後退の大きさやテンポを示す。

景気先行指数は、景気一致指数より数ヶ月先行して動き、景気を予知するための指数。

景気一致指数は、実際の景気動向とほぼ一致して動き、景気の現状を示す指数。

景気遅行指数は、景気一致指数より数ヶ月遅れて動き、景気の変化を確認する指数。

図 2 景気ウオッチャーの景気判断指数 :景気の動きに敏感な職業の人を景気ウオッチャーに選び、街中の景気の現状や先行き

( 2 , 3ヶ月先)について、景気ウオッチャーの判断による景気の方向性を示す指数。

(DI 指数:50 = 変わらない・横ばい、50より高い = 良くなる、50より低い = 悪くなる)

図 3 企業の業況判断指数

:業況が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を引いた値を

(5)

■物価�雇用�金利等の動向(全国)

図4  物価指数

データ出所:総務省「消費者物価指数」、日本銀行「企業物価指数」

図5  雇用情勢

注:図の値は季節調整値。完全失業率の2011年3月から8月は、岩手県、宮城県、福島県を除く全国の結果。

データ出所:総務省「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」

図6  主要金利

データ出所:日本銀行「金融経済統計」、日本相互証券及び住宅金融支援機構ホームページ公表資料 (2015年=100)

B. 消費者物価指数 (民営家賃)

C. 国内企業物価指数 (総平均) A. 消費者物価指数 (生鮮食品を除く総合)

1月

2005年 1月2006年 1月2007年 2008年1月 1月2009年 1月2010年 2011年1月 1月2012年 2013年1月 1月2014年 1月2015年 2016年1月 1月2017年

90 95 100 105 110

C98.2

C98.2

C98.2 A99.8

A99.8

A99.8 B99.4

B99.4

B99.4

(3月) (3月)

(3月)

(完全失業率 : %) (有効求人倍率 : 倍)

完全失業率 (左目盛)

有効求人倍率 (右目盛) 8.0

7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0

1月

2005年 1月2006年 1月2007年 1月2008年 1月2009年 1月2010年 2011年1月 1月2012年 1月2013年 1月2014年 1月2015年 2016年1月 1月2017年 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 1.45

1.45

1.45

2.8%

2.8%

2.8% (3月) (3月)

長期固定金利型 住宅ローン

都市銀行 住宅ローン(変動)

長期プライムレート

長期国債(10年物) 新発債流通利回り 4.000

3.500 3.000 2.500 2.000 1.500 1.000 0.500 0.000 -0.500

(%/年)

1月

2005年 1月2006年 1月2007年 1月2008年 1月2009年 1月2010年 2011年1月 2012年1月 1月2013年 1月2014年 2015年1月 1月2016年 1月2017年

(返済期間20年以下)

1.560

1.560

1.560 2.475

2.475

2.475

0.950

0.950

0.950

0.065

0.065

0.065 (3月) (3月)

【データ概要】

図 4 消費者物価指数

国内企業物価指数

:全国の家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価を時系列的に測定する指数。

:企業間で取引される国内向け国内生産品の価格水準を示す指数。

図 5 完全失業率

:労働力人口

(15 歳以上で働く意志をもつ人)に占める完全失業者の割合。完全失業者は一定

期間中に収入を伴う仕事に従事しなかった人で、実際に求職活動を行った人。

有効求人倍率

:公共職業安定所で扱う求職者1人に対する求人数。

図 6 長期固定金利型住宅ローン

:民間金融機関と住宅金融支援機構の提携商品「フラット35」の借入金利の最高。

(保証型は含まない)

都市銀行住宅ローン

(変動)

:個人向け都市銀行住宅ローンの変動金利型の基準金利。

(6)

6

不動産市場トレンド・ウォッチ

■東京圏

図1  用途別平均地価(公示地価の前年比)

注:各年1月1日現在の地価の対前年変動率の平均。

データ出所:国土交通省「地価公示」

図2  総人口の推移

注:各年4月1日現在の値。

データ出所:各都市の「推計人口」及び総務省公表資料

図3  J-REIT保有賃貸マンションのNOI評価額利回り[運用時NOI利回り]

注:各投資法人の2016年9月末までの決算資料による。

データ出所:都市未来総合研究所「ReiTREDA(リートレーダー)」 6.0

5.0

4.0 3.0

2.0

1.0 0.0

(%)

東京23区 多摩地域 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市

住宅地2016年

住宅地2017年

商業地2016年

商業地2017年 2.8

2.8

2.8

0.7

0.7

0.7 1.21.21.2 1.11.11.1 1.11.11.1

0.2

0.2

0.2 3.0

3.0

3.0

0.7

0.7

0.7 0.90.90.9 1.11.11.1 1.11.11.1 0.40.40.4 4.8

4.8

4.8

1.8

1.8

1.8 2.32.32.3

3.0

3.0

3.0

2.3

2.3

2.3

0.5

0.5

0.5 5.5

5.5

5.5

1.9

1.9

1.9

2.6

2.6

2.6 3.03.03.0 2.72.72.7

1.4

1.4

1.4

(千人) (%)

12,000

10,000

8,000

6,000

4,000 2,000

0

2.0

1.5

1.0

0.5

0.0

-0.5

-1.0 東京都区部 東京都下 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市

2015年4月(左目盛) 2016年4月(左目盛) 2017年4月(左目盛)

2017年4月 前年同月比増減率 (右目盛) 2016年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(%) (前年同期比:%ポイント)

-0.1

-0.1

-0.1 -0.1-0.1-0.1

-0.1

-0.1

-0.1

-0.1

-0.1

-0.1 -0.1-0.1-0.1 -0.2-0.2-0.2

4.9 4.5 5.2 5.2 5.8 5.4

0.0 2.0

1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 -2.5 -3.0 4.0

6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

全国 東京23区 (多摩地域)都下 神奈川県 埼玉県 千葉県

2014年9月期 (左目盛) 2015年9月期 (左目盛) 2016年9月期 (左目盛) 2015年9月期 前年同月比増減率 (右目盛) 2016年9月期 前年同月比増減率 (右目盛)

【データ概要】

図1 用

(公示価格・基準地価)

途別平均地価

「地価公示」は、一般の土地の取引価格に対して指標を与え公共事業用地の取得価格の算定の基準

となる等により、適正な地価の形成に寄与することを目的として、国土交通省の土地鑑定委員会が

毎年1回、標準的な土地についての正常な価値を示すもの。

 

「都道府県地価調査」は、国土利用計画法施行令に基づき、都道府県知事が毎年 7月1日における

調査地点の正常価格を不動産鑑定士の鑑定評価を求めた上で判定するもの。

図 2 総人口

: 各都市の行政区域に常住する人口総数の推計値。

国勢調査人口を基準とし、これに毎月の住民基本台帳等の増減数を加えて推計したもの。

図 3 NOI 評価額利回り

: NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸

マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

(7)

【データ概要】

■主要大都市(札幌�仙台�名古屋�京都�大阪�神戸�福岡)

図4   用途別平均地価(公示地価の前年比)

注:各年1月1日現在の地価の対前年変動率の平均。

データ出所:国土交通省「地価公示」

図5  総人口の推移

注:各年4月1日現在の値。

データ出所:各都市の「推計人口」及び総務省公表資料

図6  J-REIT保有賃貸マンションのNOI評価額利回り[運用時NOI利回り]

注:各投資法人の2016年9月末までの決算資料による。

データ出所:都市未来総合研究所「ReiTREDA(リートレーダー)」 9.0

8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0

(%)

札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市

住宅地2016年

住宅地2017年

商業地2016年

商業地2017年 2.0

2.0

2.0

3.2

3.2

3.2

1.6

1.6

1.6

0.5

0.5

0.5 0.5 0.5 0.5 0.30.30.30.30.30.30.3

2.8

2.8 2.8 2.8

2.8 2.8 2.8 2.0

2.0

2.0

4.0

4.0

4.0

1.2

1.2

1.2 0.80.80.8

0.5

0.5

0.5 0.20.20.20.20.20.20.2

3.5

3.5 3.5 3.5

3.5 3.5 3.5 6.0

6.0

6.0 6.26.26.2

5.5

5.5

5.5

5.0

5.0

5.0

7.8

7.8

7.8

2.2

2.2 2.2 2.2

2.2 2.2 2.2

5.9

5.9 5.9 5.9

5.9 5.9 5.9 6.1

6.1

6.1

9.0

9.0 9.09.0

4.8

4.8

4.8

6.5

6.5

6.5

3.4

3.4 3.4 3.4

3.4 3.4 3.4

8.5

8.5 8.5 8.5

8.5 8.5 8.5

2017年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(千人) (%)

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

2.0

1.5

1.0

0.5

0.0

-0.5

-1.0 札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市

2015年4月(左目盛) 2016年4月(左目盛) 2017年4月(左目盛) 2016年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(%) (前年同期比:%ポイント)

政令指定都市 札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市

5.4 5.7 6.0 5.3 5.1 5.2 5.2 5.3 -0.3

-0.3

-0.3

-0.6

-0.1

-0.1

-0.1

-0.3

-0.3

-0.3 -0.2-0.2-0.2 -0.1-0.1-0.1 -0.1-0.1-0.1 -0.3-0.3-0.3 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 -2.5 -3.0

2014年9月期 (左目盛) 2015年9月期 (左目盛) 2016年9月期 (左目盛)

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

2015年9月期 前年同月比増減率 (右目盛) 2016年9月期 前年同月比増減率 (右目盛)

図 4 用

(公示価格・基準地価)

途別平均地価

「地価公示」は、一般の土地の取引価格に対して指標を与え公共事業用地の取得価格の算定の基準

となる等により、適正な地価の形成に寄与することを目的として、国土交通省の土地鑑定委員会が

毎年1回、標準的な土地についての正常な価値を示すもの。

 

「都道府県地価調査」は、国土利用計画法施行令に基づき、都道府県知事が毎年 7月1日における

調査地点の正常価格を不動産鑑定士の鑑定評価を求めた上で判定するもの。

図 5 総人口

: 各都市の行政区域に常住する人口総数の推計値。

国勢調査人口を基準とし、これに毎月の住民基本台帳等の増減数を加えて推計したもの。

図 6 NOI 評価額利回り

: NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸

マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

(8)

不動産マーケットレポート 2017.6

発  行 みずほ信託銀行株式会社 不動産業務部

 〒103-8670 東京都中央区八重洲1-2-1

http://www.mizuho-tb.co.jp/

編集協力 株式会社都市未来総合研究所

〒103-0027 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル11階

http://www.tmri.co.jp/

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※本資料は参考情報の提供を目的とするものです。当行は読者に対し、本資料における法律・税務・会計上の取扱を助言、推奨もしくは保証するものではありません。  本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成していますが、その正確性と完全性、客観性については当行および都市未来総合研究所は責任を負いません。

地方四市の中心業務地区で地価上昇の勢いが強い

〈お 問 合 せ 先〉

宅地建物取引業:届出第2号

所属団体:一般社団法人不動産協会、一般社団法人不動産流通経営協会

公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会加盟

みずほ信託銀行株式会社

 

2017年(平成29年)地価公示における「地方四市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)」の地価変動率の平

均は、住宅地が2.8%の上昇、商業地が6.9%の上昇となり、三大都市圏の変動率の平均を上回りました。

住宅地は、4市とも都市中心部の上昇率が高く、福岡市中央区と仙台市若林区が6.2%の上昇率で並び、とも

に前年より上昇幅が拡大しました。広島市の中区や南区でも上昇幅が拡大しています。前年調査で4市の中

で最も高い上昇率であった札幌市中央区は、前年から上昇幅が2.4%ポイント縮小しました。札幌市では他にも

豊平区や清田区、手稲区で上昇幅が縮小しています。

商業地は、いずれも各都市の中心業務地区を擁する札幌市中央区や福岡市博多区および中央区、仙台市

青葉区などで上昇率が10%前後と高く、札幌市中央区を除いて上昇幅が拡大しています。地方四市の中でも、

特に福岡市と仙台市で地価上昇の勢いの強さが感じられる結果となっています。

◆地方四市における2016/2017年の地価変動率

データ出所:国土交通省「地価公示」

0%

0% 2% 2% 4% 4% 6% 6% 8% 8%

0%

0% 2%2% 4%4% 6%6% 8%8%

札幌市 仙台市 広島市 福岡市

-2% -2% -2% -2%

中央区(札) 中央区(札) 中央区(福) 中央区(福) 若林区(仙) 若林区(仙)

青葉区(仙) 青葉区(仙) 中区(広) 中区(広) 南区(福) 南区(福)

南区(広) 南区(広)

豊平区(札) 豊平区(札) 早良区(福) 早良区(福) 博多区(福) 博多区(福)

城南区(福) 城南区(福)

南区(札) 南区(札) 安佐北区(広) 安佐北区(広)

安芸区(広) 安芸区(広) 厚別区(札) 厚別区(札)

手稲区(札) 手稲区(札) 北区(札) 北区(札)

安佐南区(広) 安佐南区(広)

清田区(札) 清田区(札) 東区(広)

東区(広) 西区(広) 西区(広)白石区(札)白石区(札)

西区(福) 西区(福) 東区(札) 東区(札) 東区(福)

東区(福) 宮城野区(仙) 宮城野区(仙) 佐伯区(広) 佐伯区(広) 西区(札) 西区(札)

太白区(仙) 太白区(仙) 泉区(仙) 泉区(仙)

住宅地

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] [Y 軸:2017 年]

[Y 軸:2017 年] 商業地

[X 軸:2016 年] [X 軸:2016 年] [Y 軸:2017 年]

[Y 軸:2017 年]

0% 0%

2% 2% 4% 4% 6% 6% 8% 8% 10% 10% 12% 12%

0%

0% 2%2% 4%4% 6%6% 8%8% 10%10% 12%12%

-2%

-2%

14% 14% 札幌市 仙台市 広島市 福岡市

中央区(札) 中央区(札) 博多区(福)

博多区(福)

青葉区(仙) 青葉区(仙)

中央区(福) 中央区(福)

若林区(仙) 若林区(仙) 豊平区(札) 豊平区(札) 中区(広) 中区(広)

東区(札) 東区(札) 西区(札)

西区(札) 太白区(仙) 太白区(仙) 早良区(福) 早良区(福) 安佐南区(広) 安佐南区(広)

東区(広) 東区(広) 西区(広) 西区(広)

安芸区(広) 安芸区(広)

手稲区(札) 手稲区(札) 安佐北区(広) 安佐北区(広) 清田区(札) 清田区(札) 南区(札) 南区(札) 佐伯区(広) 佐伯区(広)

西区(福)

西区(福)

厚別区(札) 厚別区(札)

城南区(福) 城南区(福)

泉区(仙)

泉区(仙) 白石区(札) 白石区(札)

南区(広) 南区(広) 東区(福) 東区(福)

南区(福) 南区(福)

宮城野区(仙) 宮城野区(仙)

北区(札) 北区(札)

14% 14%

-2% -2%

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