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平成25年度第4回議事録(平成25年11月8日) 自立支援協議会 議事録(平成26年度まで)|浦安市公式サイト

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平成 25 年度第4回浦安市自立支援協議会 議事録

1.開催日時 平成 25 年 11 月 8 日(金)14:00~16:00

2.開催場所 消防本部 大会議室

3.出席者

下田直樹委員(会長)、枝川芳子委員、小林章宏委員、白川洋子委員、西田良枝委員、

谷岡智恵委員、石井克典委員、藤崎広和委員、坂本大樹委員、愛塲弘子委員、森嶋宏治委員、 小田知宏委員、内村好夫委員、新宅秀樹委員、石田和明委員、上林正和委員、江黒友美委員、 橋野まり子委員

4.議題

(1)部会活動報告

①権利擁護部会

②こども部会

③相談支援部会

④地域生活支援部会

(2)障がい者福祉計画策定に係るアンケートについて

(3)障がい者福祉計画策定に係るアンケート調査結果報告書について

(4)啓発・広報イベントについて

(5)第3次障害者基本計画の概要について

5.資料

(1)議題2資料 事業所アンケート(案)

(2)議題5資料 第3次障害者基本計画の特徴

6.議事

事務局: ただいまより平成 25 年度第4回浦安市自立支援協議会を開催いたします。議事進行につきまし ては、下田会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

下田会長:あと1か月ほどで障がい者週間イベントが開催されます。ぜひ、たくさんの方に来ていただいて、 自立支援協議会の活動を知っていただくと同時に自立支援協議会の理念であります「障がいのある方 もない方も住みやすい街」ということで、力を合わせていけるような体制をつくっていきたいと考え ております。

では、ご審議どうぞよろしくお願いいたします。今日は全部で5点協議をお願いしたいと思ってい ます。

議題の一つ目は、部会活動報告ということで、権利擁護部会、こども部会、相談支援部会、それか ら地域生活支援部会の報告をリーダーからしていただくという形で進めていきたいと思います。

まず、権利擁護部会でございますが、私がリーダーを、僭越ながら務めさせていただいております ので、ご報告をさせていただきます。第3回の権利擁護部会が 10 月17日に開催されまして、主に

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4点の報告等が行われました。

まず第1点目は、イベント企画ワーキンググループ活動報告とイベントの実施についてということ で、10 月4日にイベント企画ワーキンググループを開催し、イベントの原案を作成して、12 月8日 に障がい者週間記念講演を開催しました。講演者としてお呼びいたしますのは、冬期パラリンピック で日本人初の金メダリストとなりました大日方邦子さんです。その他さまざまな模擬店、作品展示を 行います。すでにお手元にポスターとチラシがあると思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。

また2点目は、昨年の啓発広報プロジェクト、この権利擁護部会の前身でございますが、バリアフ リーハンドブックをつくりました。このバリアフリーハンドブックの活用について、事務局及び委員 から実績を報告していただきました。たとえば、親の会東葛地区懇談会等で配布されて、いろいろな 方に目を通していただくと同時に、他市からもこれを活用したいという申し出があったという報告が ありました。また、当ハンドブックを参考にして、市独自のハンドブックの作成を検討している市も あるということが報告されました。さらに、Uセンター夏祭りなど、社会福祉協議会にご配慮をいた だいて市内のイベントで、配布と PR をおこなった旨の報告がありました。さらに、教員研修で配布 し、活用を呼びかけました。また、小学校での総合学習の時間にハンドブックを活用したいとう申し 出があったという事例も報告されました。今後もイベントやさまざまな行事等で配布や PRを行うと 同時に、研修や、会議の資料として活用していきます。

3点目は、本人部会から「地域、たとえば商店や交通機関などで障がいについてご理解、ご助力い ただきたい」という意見が出たということについて、ご自身やご家族の経験、周知方法の提案や団体 の取り組みの紹介などについて、意見お伺いました。当事者団体による啓発プロジェクトということ で、手をつなぐ親の会の県の育成会の権利擁護部会の試みや千葉県の「障がいのある人もない人もと もに暮らしやすい千葉県づくり条例」の取り組みの報告がありました。また、交通機関の取組として、 障がいへの理解を深める活動としておさんぽバス導入時に講演会をおこなったことや障がいのある 方がバスに乗車する際の対応について引継ぎをおこなっている旨の報告がなされました。そのほか、 委員から交通機関等へのさまざまな要望が寄せられました。

最後、4点目でございますが、障がい者虐待防止センターの実績報告、平成 25 年4月から9月ま での実績が報告されました。養護者による虐待で、本人以外からの通知によるものが6件、うち、事 実確認中のケースが2件、虐待が認められ現在支援をおこなっているケースが2件、虐待事実なしと なったケースが2件、ということが報告されました。また、養護者による虐待で、本人からの通報に よるものが1件ありましたが、虐待の事実なしとなったケースが1件ということで。合わせますと、 受理件数7件、その内訳は、身体的虐待が6件、心理的虐待が1件、放置、放棄が4件、経済的虐待 が4件。また、被虐待者の障がい種別としましては、身体障がいが3件、知的障がいが3件、精神障 がいが3件、その他が1件。虐待の種類と虐待の種別は重複するため、必ずしも取り上げたケース、 合計7件とは一致しません。

また、6月に障がい者虐待防止実務者会議、7月に障がい者虐待防止対策協議会をおこなって、ケ ースを通しての情報共有をおこなった旨も報告されました。実務者会議と虐待防止協議会は、今後も 頻繁に開催していくということでございます。なお、委員からいわゆる罰則規定の有無についての質 問や成年後見制度の活用などに対しての提案もございました。

以上の4点につきまして、権利擁護部会で報告がなされ、さまざまな協議や質疑応答が行われたと いう旨を報告いたします。

質問等につきましては、4つの部会が終わりましてからですね、受けたいと思いますので、続けて、 こども部会の報告を江黒リーダー、お願いいたします。

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江黒委員:第2回のこども部会につきましては9月の 19 日に、委員 14 名で開催をいたしました。

議題の1つ目が、保育所等訪問支援の実施状況の報告でございます。2つ目が、インクルーシブ教 育システムを研究委託をしておりますので、そちらについてのご説明をさせていただきました。3つ 目が、障がい児支援利用計画の説明。この3点が、議題として話し合われました。

1つ目の保育所等訪問支援の実施状況につきましては、まず事務局から、制度の概要説明が行われ、 続いて小田サブリーダー、発達わんぱく会の事業の実施報告がされたところでございます。参加者の 意見としましては、本市では保育幼稚園課と教育委員会、障がい福祉課が、事業者さんや学校や園と の間に入りながら円滑に推進できるようにという土台づくりをやっておりますので、その点は大変ス ムーズに行われているといった意見が出ておりました。

2つ目の、インクルーシブ教育システムの委託の事業は、昨年の末に国がインクルーシブ教育シス テムを構築するために、全国の自治体に依頼をしまして、子どもたちへの教育的ニーズに最も適切な 支援、合理的配慮と申しますが、その実践事例を集約して、各自治体にすすめていくといった事業で ございます。

本市はまなびサポートチームが事業を行っているところですが、まなびサポートだけでは十分では ない部分を、より専門性のある合理的配慮協力員をモデル校に配置し、定期的に時間をかけてゆっく り丁寧に子どもを見ることで、合理的で専門性のある配慮が明確になる、検証できるということで、 受託をいたしました。

現在、モデル校は東小学校と明海小学校の2校でございます。なお、県の予算の確定などいろいろ ございまして、スタートがやや遅れました。7月の後半からスタートしております。合理的配慮協力 員を配置して、年度末の成績処理や夏休みもありましたので、実質、スタートが9月になっておりま す。

第2回のこども部会は9月 19 日でございますので、まだスタートしたばかりということで授業の 概要と、子どもたちを今アセスメントしている報告をさせていただき、第3回のこども部会で改めて 進捗についてお話を申し上げることをご報告いたしました。

3番目は、障がい児支援利用計画の説明をいたしましたが、個人情報を取り扱うため非公開とさせ ていただきました。ご承知のように、法改正により、26 年末までにサービスを使うすべての方がケ アプランを作成することになりました。また、児童福祉サービスの根拠法が児童福祉法に一本化され たことによりまして、文科省と厚生労働省の連名で、教育と福祉が一層連携を図るようにといった通 知も出ております。それを踏まえて福祉側の障がい児支援利用計画と学校現場等で作る個別の教育支 援計画の内容の連動がさらに推進されるべきといったことが、示されたところでございます。これを 受けまして、どのような点で教育と福祉が連携できるか、また、どんなところに連携の課題があるか について議論させていただきました。いただいた意見の中には、現在ケアプランを作成することを保 護者に周知徹底している段階、また、卒業時の移行支援の段階になってようやく作成を意識し始める といったことで、まだ始めの一歩という段階で、これからさらに周知を深めながら、充実した内容に していきたいといった意見が出てまいりました。丁寧に時間をかけて、さまざまな専門分野の意見を 反映しながら一つの計画を立てていく、この大切な目的に今後も邁進していこうといったことを皆さ んで確認をしたところでございます。

下田会長:ありがとうございました。それでは、引き続き、相談支援部会の報告を白川委員にお願いします。 白川委員:9月 24 日に第2回相談支援部会を開催しました。ここでは、4つの議題について議論をいたし

ました。

初めに、サービス利用計画等の作成において、相談支援事業所とサービス利用所との連携に課題が

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あるという前回の相談支援部会の意見を受けて、連携する上での手続き、方法などを再確認するため に、両者に出した通知の内容について事務局から説明がありました。

次に基幹相談より8月に行われた相談支援実務者会議の報告がありました。ここでは、現場の方た ちから出された現状や課題について、具体的な意見や悩みの報告を受けました。それに伴い、今後の 部会に検討課題として、どのように反映していくかということを委員の皆さまと話し合いをしました。

3つ目の議題としては、相談支援事業所として指定を受ける上での、各事業所の抱える課題などに ついてということですけれども。これは、2点報告ありました。

1つ目は、8月 30 日に指定相談事業者の方9名が参加した集団指導から出た意見などについて報 告がありました。

2つ目は、サービス利用計画を策定する中で、浦安市は実施していく事業者さんの数がまだ非常に 少ないということで、それを受けまして、今後事業所の実態を調査して方針などの参考するため、市 が事業所アンケートを作成したことについての案が出され、それについての意見が求められました。 介護保険とサービス利用計画の関係についての確認や質問が多くありました。

4つめの議題としては、事例を通してサービス等利用計画の評価のポイントについて検討する予定 でしたが、時間が足りなかったこともあり、提出された2つの事例の内容を説明、内容説明が主にな ってしまいました。次回の 12 月の部会では、今回の積み残した評価ポイントについての検討をする 予定です。

本年度の部会の大きな柱として、より良い利用計画をつくるための評価ポイントなどの、浦安版指 標を論議し、固めることを挙げています。時間切れになったために、十分な議論ができなかったこと の今回の反省を踏まえまして、皆さんの意見を集約しながら、スムーズな部会運営を進めていきたい と考えています。

下田会長:ありがとうございました。それでは、地域生活支援部会の報告を内村委員お願いいたします。 内村委員:フレンズの内村と申します。今日は、西田リーダーが所用のため、代理で報告させていただきま

す。どうぞよろしくお願いします。

第3回地域生活支援部会を10月29 日に行いました。議題は2つ、第2回地域生活支援部会の課 題整理と、今後の取り扱う課題について議論しました。

主にグループホームについてさまざまな意見が出て、やはりグループホームに関しては、皆さんも 相当興味をお持ちになってるのかなと思っています。浦安でのグループホームは私どもと、あいらん どさんの2か所なものですから、本当にもっと増えるといいなと思っています。2年ほど前だったか 東野地区の再整備計画が出たときに自立支援協議会でグループホームの提案を出していて、そのよう な説明もありました。

自分たちがいなくなったあとに、どういう生活をさせたほうがいいのか、すごく不安を持ってる親 御さんが多くて、グループホームの実績報告や、入れたはいいけど果たしてそこでうまくいけるのか どうか、いろいろと聞きたいという意見も出ました。実際に体験してもらうっていうことが一番早い のかなと思っているので、親御さんが来ましたら、体験をしていただきたいとお話しています。

また、制度なんですけど、65 歳以上・以下という制度の仕組みは、ちょっと妙ではないかという ことで、年々障がい者の方も年を取っていかれるんで、考えていかないいといけないのかなと思って ます。

また、人材ですが、ヘルパーさんがどうしても不足している、世話人さんを教育していくことも難 しいので、人材を今後どのように確保していったらいいのかという意見も出てます。

もう一つ、グループホームを立ち上げるのにしても、あと2つ3つほど手を上げられるところが出

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てくるといいなと思っているんですけど、やっぱり立ち上げの資金とか場所、大家さんへの説明など の問題ですね。資金面は、行政である程度助成というか、建てるときに予算を組んでもらっています ので、それを活用していったほうがいいかと思っています。

東野地区の整備の提案書を出した時にでも話が出たんですけど、拠点となるようなところがあると いいということで、基幹相談センターから案が出たんですが、行動援護や重度心身障がい者の方をみ たり、コールセンターがあるようなもの。これを拠点にして、私どもみたいなグループホームが、小 規模でもいいと思うんですよね、そういうものが周りにできて連携しながらやっていけたらという案 がありました。まあ、こういったものが実際にできればいいのかなとちょっと思ってます。グループ ホームについては、今後いろいろまた上がってくると思いますので、そのときまた話していけばいい のかなと思います。

もう一つ、今後取り扱う議題について、提案などがありました。移動支援事業の運用の見直し、ほ かのサービス利用と併用でできないかと質問がありました。これについては併用ができないという説 明がありました。ショートスティは可だということで。また、視覚障がい者の団体さんのトパーズク ラブさんの就労支援ですね。東野地区の「ゆうあい」でなさっているマッサージの報告などがありま した。

下田会長:ありがとうございました。それぞれ報告がございました。質問等をお受けしたいと思います。何 かございますか。

坂本委員:ソーシャルサポートセンターの坂本です。先ほどの虐待防止センターの実績報告の中で取り上げ られた案件は、身体、知的、精神でそれぞれ3件ずつですよね。最後にその他で1件というのがあっ たかと思うんですが、その他というのは、具体的にどういったような障がいがあたるんでしょうか。 事務局: その他は、難病の方になります。

西田委員:基幹相談支援センターの西田です。些細なことですけど、地域生活支援部会のご報告の中の(グ ループホームの)案は、事務局として浦安市と基幹相談支援センターが作ったということなので、 基幹相談支援センターだけがつくった提案ではございませんので、訂正をお願いします。

下田会長:では、そのように訂正をさせていただきます。

森嶋委員:パーソナル・アシスタンスともの森嶋です。確認ですけど、内村サブリーダーがおっしゃった移 動支援のサービスとの併用で、ショートステイは可と聞こえてしまったんですが、確か不可だったと 思うんですが。

橋野委員:障がい事業課の橋野です。障がい福祉サービスのショートステイにつきましては、報酬が2種類 ありまして、日中活動があって夜の宿泊だけのショートステイと、日中活動がなくて丸々1日宿泊ま でご利用いただくショートステイと2種類あります。日中活動ありの場合、ほかのサービスと併用す ることができます。丸々1日のショートステイや介護保険制度のショートステイについては、併給は できません。

下田会長:よろしいでしょうか。そのほか、ございますでしょうか。

それでは、議題に進ませていただきます。議題の2の、障がい者福祉計画策定に関わるアンケート について事務局か説明をお願いしたいと思います。

事務局: 来年度、福祉計画定委員会が設置予定となっておりますけれども、その前に今年度、利用者と事 業者に対してのアンケートを実施します。実際にサービスを利用されている方へのアンケートは 11 月1日に発送しました。対象は、身体障がいの方、知的障がいの方、精神障がいの方、難病の方、あ るいは手帳を持っていなくてもなんらかの福祉サービスを受けている方にトータルで約 4800 通発送 したところです。

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今日の議題にありますのは、事業者に対するアンケートになります。前回、皆様からいろいろ意見 をいただきまして、修正した箇所が8か所ございますので、説明させていただきます。

調査票の表紙の調査対象、以前は浦安市内で障がい福祉サービスを提供する事業者だったんですが、 浦安在住の障がい者に福祉サービスを提供している事業者を対象としました。

続いて問1、事業所の概要の主な実施事業に度障がい者等包括支援と指定特定相談支援を追加して おります。

続いて問2、現在提供している障がい福祉サービスというところで、利用者からの一部負担金(利 用料)の徴収事務等を追加しております。

続いて5、6ページで、事業所の意向等についてお尋ねしているところで、重度障がい害者等包括 支援と指定特定相談支援を追加しております。

続いて問5と問6のこれまで受けた利用者からの苦情や、相談の内容についての設問ですが、相談 と苦情に分けて作成しております。

続いて問5、問6、問7で、利用者から受けた相談と、利用者から受けた苦情、円滑な事業運営を 進めていく上で、特に困難を感じることの設問の選択肢を当てはまるものすべてから、多いもの3つ に修正しております。

続いてここは問8の(3)の注釈が結構長かったので、短縮して「朝礼、連絡等の軽易なものは含 みません」と改めさせていただきました。また、「外部の講習会・研修に参加していますか」という 設問を追加しております。

以上が事務局で持ち帰って修正したところになります。最終的案ということで提示させていただい ております。

下田会長:この説明に対しまして何か質問やご意見ございますでしょうか。事業所アンケートについては、 事前にお送りした次第でもお知らせしているところですが、修正が必要な箇所がありましたらお聞か せいただきたいと思います。これまでも修正等を重ねてきましたので、よりよいものにだいぶなって きたと思いますが、さらに何かあれば、一応最終案ということではございますが、必要な修正があれ ばしていきたいと思いますけれども、何かございますでしょうか。

白川委員:介護給付費等の支給に関する審査会の白川です。前回の私の発言に関することなので、お伺いし たいんですけれども、職員の資質向上を入れていただきたいという部分は、8ページの問7に追加し ていただいたということになっておりますけれども、問8の国保連の請求事務の事務量ですが、私が 趣旨がうまく説明できてなかったかと思うんですけれども、国保連のことは一つの例としてあげただ けであって、それを含めて事務作業量の軽減化だとか効率化ということに困難を感じているというよ うなことであげていただきたいなということで発言したと思うんですけれども。もしかして意図があ ってこういう形で一つに絞ったということであるんだったならば、それはそれで構わないんですけれ ども。その辺のところをちょっとお伺いしたいなと思いました。

事務局: もう一度修正に向けて考えたいと思います。

森嶋委員:前回の議事録にもあるように、特定事業所加算の部分について導入できない理由や導入しない理 由があれば聞きたいというようなことをお願いしたのですが、入っていないようなのですが、反映は 難しかったということなんでしょうか。

橋野委員:障がい事業課の橋野です。各事業所の報酬等につきましては、市で、どこの事業所にどういった 加算がついているか把握可能ですので、アンケートという形ではなくて対応できるのかなということ でアンケートからははずしています。

森嶋委員:趣旨が若干違っていると思いますが。どこが導入しているかということではなく、特定事業所加

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算を導入しない理由、なぜ導入しないのかできないのかを知りたい。たとえば介護福祉士の確保が難 しいとか常勤の比率がどうしても高くできない、皆さん非常勤なんですとか、ホームヘルプの実働以 外の研修を毎月開くことが困難だとかっていう、特定事業所加算に必要な条件が担保できるのかでき ないのかみたいなアンケートになるのかなと僕は想像したんですが。前回は、そういう感じで導入が できないかなという発言だったんですが、どうでしょうか。

橋野委員:障がい事業課の橋野です。再検討はさせていただきたいと思いますが、どういうふうにすれば希 望するサービス量が供給できるのかといった方策を検討するためのアンケートというところで、特定 事業所加算の項目をどの程度入れたほうがいいのかというところを含めて、再検討させていただきた いと思います。

下田会長:はい。森嶋委員、よろしいでしょうか。再検討ということで、これについては事務局に一任して いただければと思いますので。

森嶋委員:それでは最後に一言。発言は事業所としていますけど事業所として聞きたいのではなく、障がい 当事者サービスを受けている受益対象の利用者さんから見たときに、アンケートの中にはサービスの 質とか、いろいろ入ってるじゃないですかって言ったときの、一つの指標になるのかなと。その指標 になるためにどんなハードルがあるのかなっていうのは、サービス量の確保っていう部分とサービス の質っていう部分では、両輪でできれば調整いただきたいなっていうのが僕の意見です。

下田会長:今のご意見を踏まえて再検討させていただきます。これまでにも、意見をたくさん出していただ きまして、それを踏まえて何度か修正加筆等を繰り返してまいりましたが。改めて、今日いただいた 意見を参考にしまして、事務局で修正を行い、事業所アンケートを実施したいと思います。事務局と 会長、副会長に一任していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

次回1月に開催する第5回自立支援協議会ではですね、当事者アンケートと、この事業所アンケー トの回収率や、あるいはその中間報告をさせていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いい たします。

それでは続きまして議題3です。障がい者福祉計画策定に関わるアンケート調査結果報告書につい て事務局から説明をお願いいたします。

事務局: アンケートは報告書という形でまとめます。お手元の平成 22 年度に実施した結果報告書の目次 を見ていただけますでしょうか。報告書の構成は、1番目の調査概要に調査の目的あるいは対象者方 法、実施期間、回収状況を載せております。

2番目に調査の結果ということで回答してくれた方の基本的な属性、障がい種別であるとか年齢性 別あるいは障がいの内容など基本的な属性を載せて、それぞれの調査、設問ごとに棒グラフ等を使っ て集計という形で示したものがこの報告書になっております。

必要であればクロス集計なども可能なので、そういったことも視野には入れてるんですけれども、 他市の報告書もこのような構成が多いです。ただ、構成あるいは内容にご意見があれば今日お伺いし たと思います。

下田会長:ありがとうございました。手元の報告書は、3年前に実施したアンケートの報告書でございます。 今回実施しているアンケートは、3年前のアンケートをベースに新しい福祉サービスなどを追加して おります。事前にお送りした次第でもお知らせいたしましたが、構成や報告の内容について、もし変 更や追加が必要な箇所がございましたらご意見いただければと思いますが、いかがでしょうか。ござ いますか。

小田委員:3ページの回収状況の書き方ですが、今回、対象として通所サービスと受給者証だけ持って手帳 を持っていないお子さんも対象になり、ただ、アンケート調査のこの一番冒頭を見ると、難病等の診

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断を受けて福祉サービスの利用するときにスタッフがいる。たぶんその中に入ると思うんですけれど も、そのほかっていう形で結構大きくくくられているので、この回収状況のところはどんなイメージ か確認させて下さい。

事務局: 今後検討しながら進めていきたいと思っていますので、意見をお伺いできればと思います。 小田委員:できれば難病と発達障がいとを別のところにしてもらって。

西田委員:基幹相談支援センターの西田です。今の話ともちょっとかぶると思うんですけど、自分の中でも ちょっとはっきりしてないので、なんとも言えないんですが。障がい福祉サービスに関するアンケー トで、目的は福祉に関する施策の推進と自立と地域生活支援を計画的に実施するためとなったときに、 基幹の発表の中でも障がいの種別を分けるときにとても悩むんですね。地域課題を抽出してみると。 たとえば、知的と身体障がいの重い重度心身障がい者とか障がい児って言われる人たちは、身体障が いでもあるし知的障がいも併せ持っていたり。自閉症の方の中には、自閉症は発達障がいですけれど も、重い知的を持っている方がいたり。発達障がいは知的に障がいはなくても、とても生き辛さを抱 えていたり。どちらかというと、今、浦安市の中で重度の障がいの人たちの生活の場がない、就労の 場がない、サービスの担い手がいないっていうことが、実態としてこの協議会でも話し合われている んですけれども、このアンケート調査になると、サンプル数というか対象者を絞り込む手段がないの かもしれないんですけれども。実態が浮き彫りになるようなアンケートにするためには、やっぱり重 複障がいだったり、発達障がいだったり、難病だったりっていう分類をきちんとしてアンケートを取 ったほうが、何に誰がどういうふうに困っているのかっていうのが、わかりやすいのかなっていうの が自分の現場感としてはあるんです。ただ、それをどうやってと取るのかと言ったときに、行政の方 に聞いてみないとわからないと思ったので。

橋野委員:障がい事業課の橋野です。障がい福祉に関するアンケート調査の2ページにご本人の基本事項を 書いていただくところが今のところにあたるのかなと思います。まず、問2で何の手帳をお持ちでど ういう程度ですかということをお聞きするのと、問3で難病なのか、問4で発達障がいの診断を受け ているのかということをお聞きしてますので、クロス集計も可能だと思います。基本的にはこの種類 での集計いうことになってきます。

西田委員:たとえば自閉症の方は、知的障がいがある方は、療育手帳に丸をつけて、発達障がいの診断を受 けているってことに丸をつけると。

そうすると、いろいろな重複の人がいるっていういくつかのジャンルが出て、それとこのアンケー トの答えが一致してくるような表現の仕方ができるってことでいいですか。

橋野委員:はい。ただ、すべての種類にクロス集計をやっていくとかなりの量になりますので。必要最低限 っていうか、基本項目についてまずまとめて、あとは、データの活用だと思います。部会ごとに必要 なデータを取るということは、別の方法でやればいいのかなと思います。西田委員が言われていた重 度の重複障がいの方の数なんですけれども、市で把握している数としては、各学年5人から7人、10 人までいかないような数字で、毎年出ています。災害時の要援護、最重度の要援護をしているような、 方と療育手帳の A、○A の方々についてはそういった人数で、卒業後の進路なども、福祉課のほうの ケースワーカーと一緒にやっている方ですので。各学年、5人から、7、8人といった間の中でいる ということでご理解いただければと思います。

白川委員:審査会の白川です。質問の各いろんな項目のところで、その他っていうのがありますよね。それ で、その他の内容を簡単に書くような形になっています。報告にはその他は数的には出ているんです が、内容にどういうことが書かれているのかっていうのは、ちょっと知りたいなと思っております。 事務局: ご意見としてお伺いしてよろしいですか。

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下田会長:では、わかるような形で対応させていただきたいと思います。

それでは、大体ご意見等出たようでございますので、いただいた意見を参考にしまして、事務局が 修正を行い、次回1月に開催する第5回自立支援協議会で、その概要を事務局から改めて提示さして いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

それでは、4つ目の議題に入らしていただきます。啓発・広報イベントは、12 月8日の日曜日で ございます。ワーキンググループ、権利擁護部会で話を進めてまいりましたが。これについて事務局 から案をお話ししていただきたいと思います。

事務局: 権利擁護部会で案を出しまして、主催が浦安市自立支援協議会ということで、障がい者週間の記 念講演を行うこととなりました。

「壁なんて破れる~パラリンピック金メダリストの挑戦~」と題しまして、講師に大日方邦子さん という方をお招きしております。この方は、冬季パラリンピックで、日本人として初めて金メダリス トを取られた方です。アルペンスキー部門、チェアスキー部門で金メダルを取られています。

プロフィールはこちらのチラシに簡単に書いてあるんですけれど、3歳のときに交通事故で、あの、 右足を切断、左足にも後遺症が残るなか、高校2年のときにチェアスキーと出会って、長野大会で日 本人初の冬季パラリンピック金メダリストに輝かれました。また、東京オリンピック・パラリンピッ クの招致活動にも、ま、積極的に関わっていらした方です。

今回のコンセプトとしては、広く一般市民の方に関心を持っていただけるような内容にしようとい うような案が出されました。この度、2020 年の東京オリンピックの開催が決定したことにより、あ の、市民の方もスポーツやオリンピック・パラリンピックへ関心が高まっているのではないかと考え、 大日方さんをお呼びすることにいたしました。

こちらはすでに、広報やホームページでも周知をおこなっておりますが、本日皆さまにもお持ちい ただいておりますけど、チラシやポスターを広く市内施設に配布し、市内で行われるイベントや講演 会などでも広く PR していきたいと考えております。

ポスターとチラシを同封さしていただきました。ご所属する団体や関係施設などで、提示やご配布 いただければと思います。

また、前回はなかった試みですが、自立支援協議会の開催ということで、委員の皆さまへの参加も 促したいということで、参加票をつけさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

今後は、部会の委員様宛にも通史して、委員様ご本人のご参加を始め、関係機関の方、知人の方に も参加を促していただくよう、ご協力を募るつもりです。よろしくお願いいたします。

下田会長:ありがとうございました。12月8日に行われます障がい者週間記念講演の説明ございましたが、 何か質問あるいはご意見ございますでしょうか。

枝川委員:親の会の枝川です。wave101 でバリアフリーコンサートがありますよね。だから、来年は、な るべくそういったイベントとぶつからないように調整をお願いしたいなと思います。

下田会長:そうですね。はい。

事務局: 今回同じような目的のイベントが重なってしまって大変申し訳ありません。来年に向けましては、 もっと前からスケジュールを確認し合った上で、両方のイベントに行けるような構成を考えていきた いと思います。

下田会長:来年度からはぜひ調整をしながら対応していきたいと 枝川委員:ジョイントしてもいいと思うんですよね。

下田会長:そうですね。

橋野委員:障がい事業課の橋野です。今年度、打診はさせていただいたんですけれども、あちらも変更がで

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きないということでしたので、両方が市の主催ではないので、どこまで調整できるのか難しいところ なんですけれども、今年度についてはそういう状況でした。

下田会長:来年はジョイントの可能性も含めて、スケジュールがぶつからないように検討していきたいとい うことでございますので、よろしくお願いします。

坂本委員:ソーシャルサポートセンターの坂本です。市民祭りのときに、チラシをいただいて配布のお手伝 いさせていただいたんですが、事前申し込み制と書いてあったと思うんですが、現状での申し込み状 況がおわかりでしたら、教えていただきたいんですけれど。

事務局: 11月1日に広報うらやすやホームページに掲載をして参加を募ったんですが、現在の申し込みは 40 人を切っている状態です。これからポスターやチラシ、おさんぽバスなどへの掲示で広く周知を 図ろうかと思います。

下田会長:12 月8日のベントは浦安市自立支援協議会が主催で行います。委員の皆様におかれましては、 いろいろお忙しいとは思いますけれども、ご参加いただくとともに、所属団体や、関係機関への周知 広報へのご協力のほどをお願いいたします。

それでは続きまして5番目の議題であります、第3次障害者基本計画の概要について、事務局から 説明をお願いいたします。

事務局: 本市も、来年度に福祉計画の策定委員会を設置して 27 年度からの計画を作成していく予定です けれども、9月に国の障害者基本計画が示されましたので、その概要について説明させていただきた いと思います。この計画は、障害者基本法に基づいて作成されているもので、障がい者の自立および 社会参加の支援等のための施策のもっとも基本的な計画という位置づけになっており、平成 25 年度

~29 年度までのおおむね5年間という計画期間になっております。

基本的な考え方ですけれども、資料では基本理念、基本原則、それから各分野に共通する横断的視 点ということで基本的な考えが示されております。本市の障がい者福祉計画を見ていただくとわかり ますが、本市も各分野ごとの基本的な施策を掲載しております。国の基本計画も同じような作りにな っています。ただ、前回の障害者基本計画と違っているところは、防災や東日本大震災からの復興、 防犯、消費者保護といった「安全・安心の分野」と「差別の解消および権利擁護の推進」、「行政サー ビスにおける配慮」が障がい者の差別解消法や障がい者虐待防止法を踏まえて新規分野として取り入 れられているところになります。

経緯ですが、障害者対策に関する長期計画が昭和 57 年から平成4年度、続いて障害者対策に関す る新長期計画が平成5年度から平成 14 年度、障害者基本計画が平成 15 年度から平成 24 年度、この うち平成5年から平成 14 年の計画が障害者基本法に基づく障害者基本計画の第1次にあたるもので す。15年度~24年度の10年間の計画が第2次の障害者基本計画にあたるものです。そして今回、 9月に示されたものが第3次障害者基本計画となっています。

今回の計画は平成 23 年度の障害者基本法の改正を踏まえた施策の基本原則を見直しています。そ して計画期間を見直しています。前回のものは期間が 10 年間だったんですけれども、5年間に見直 しされています。また、施策分野を新設ということで、障害者差別解消法ですとか、障害者虐待防止 法といった新しい法律等を踏まえて新しい分野の施策を新設しています。

それから、既存分野の施策の見直しということで基本法の改正や、新しい立法等を踏まえた既存施 策の充実見直しということで、たとえば障がい害児・者のニーズに応じた福祉サービスの充実あるい は精神障がい害者の地域移行の推進、新たな就学先決定の仕組みの構築、障がい害者雇用の促進及び 就労支援の充実、優先調達の推進等による福祉的就労の底上げ、障害者権利条約の早期締結に向けた 手続きの推進ということで、それぞれ見直しが図られているところです。

(11)

また、成果目標の設定ということで、この計画の実効性を確保するために 45 の事項について成果 目標を設定しています。

最後に計画の推進体制の強化、こういったところが第3次障害者基本計画の特徴になっています。 基本計画の内容は、インターネット等でもご覧いただけますので、時間のあるときにご覧になってい ただければと思います。

下田会長:ありがとうございました。ただいまの説明に対しまして何か質問、あるいはご意見ございますで しょうか。

それでは、あの、当初用意しました議題はすべて終了いたしました。もう1点、議事録の件で要望 が寄せられておりますので、事務局から経緯も含めてお話いただきたいと思います。

橋野委員:障がい福祉課の橋野です。10月 29 日付で浦安市自閉症協会から浦安市自立支援協議会と浦安市 へ要望書が届きました。協議会の会議、また部会の会議の議事録に委員の個人名を公開しないで掲載 してほしいという要望です。現在は、たとえば自閉症協会の委員の方であれば、自閉症協会誰誰とい うことで、具体的に個人名を書いてホームページに掲載しいますが、今後については自閉症協会の代 表者として個人名をあげないでほしいということです。ただ、これについては議事録について氏名掲 載の配慮をお願いするだけであって、会議については引き続き公開という形を希望しますということ で書かれています。

今年度から大きく協議会の組織も変えまして、議事録については平成 23 年頃から浦安市その当時 の自立支援協議会の委員の方数名から誰が何を発言したのかわかるような会議録をつくってほしい という意見が事務局に届きました。そのあと当時公開していた全体会でも何回か、そういった意見が 繰り返し出まして、23 年度協議会の委員の皆さんにもご協力いただいて検討した結果、議事録につ いては、委員の個人名を出していこうということで、切り替えた経緯があります。

委員として表記していた理由としては、それまでの市の考え方ということで、委員個人へのプライ バシーへの配慮ですとか、自由な意見を言い合えるような会議にしたいといったことから、委員とい う表現にしていました。また、公開していたのは全体会という会議だけで、今の部会に当たるような 会議については、例えば保護者の会であれば、そのお子さんのことについてといった具体的な話が出 てくるでしょうから、そういったところへのプライバシーの配慮ということで、会議自体も非公開に してきたといった経緯があります。

ただ、そういったご意見があって、2年かけて今の形に変更しております。自閉症協会も含めて、 納得いただいてこの形に切り替えはしてきたところなんですけれども、自閉症協会としても当初は個 人名が掲載されることについては、大きな問題はないだろうということで賛成していたということで す。ただ、議事録がインターネットで閲覧できるというところから、少し、問題点がいくつかあると いうことで今回の要望に至ったということです。

問題点ですが、まず、自閉症協会の委員さん自身が障がい児の親御さんということで、そのご家族 ですとか、兄弟についてもプライバシーが少し配慮されなくなるんではないかという心配、2つ目に やっぱりお子さんの体験談等が中心の意見になってくるので、子どもが特定できて、個人情報が保護 されなくなるんではないかという不安。3点目にそのお子さんだけでなく、たとえば学校の話をした 場合には学校の担任の先生ですとか、事業所の話をした場合には、事業所の支援員など、そういった 個人の皆さんが不利益を被ることがあるんではないかと心配があると。4点目に会員に委員として会 議に出てもらうことを考えているけれども、個人名を出していいという会員はすごく限られて、この 問題がクリアしないと、参加したいんだけれども公開されるのでできないというように参加者が限定 されてしまうというような意見です。特に自閉症のお子さんについては、お子さんによっては親が自

(12)

閉症という病名を告知するかどうかというようなことを考えている方もいらっしゃって、告知の時期 等を慎重に考えているにも関わらずお子さんがインターネットなどで、議事録に載っている親の名前 を見て、親が思う形ではない形で自分の障がいを知ることは避けたいというような4つの問題点から 会議録の掲載について、個人名を掲載しないでほしいという要望があがっています。

事務局としましては、現在の形に切り替えた経緯等もありますので、一度委員の皆さんのご意見を お聞きしながら、この要望について考えていきたいと思っております。よろしくお願いします。 下田会長:経緯を含めての説明について何かご質問等ございますか。

ご承知の通り平成 25 年度の第2回自立支援協議会から基本的に会議と議事録は原則公開というこ とで委員の皆様にご了解いただいて進めてまいりました。ただ、今回につきましては、自閉症協会の 方から、会議と議事録の公開についてはそのままでいいけれども、氏名の表記にご配慮願いたいとい うようなことで。特に親御さんが発言した内容をお子様が目にされることで悪い影響があるんではな いかというようなことから、配慮願いたいという話があったということでございます。

委員名の掲載については、委員になっていただく段階で既にご了解いただいていると考えておりま したが、このようなご意見が出てきましたので、まず協議会委員の皆様のご意見を、また、できれば 各部会でご意見をうかがって、その上で対応を考えたいと思っております。すでに決まっているのだ からこれまで通りというような意見もおありかと思いますが、やはり意見が出てきた以上、議論をし ていくことは民主的な会議の原則かと存じますので、ご意見をうかがえればと思います。

内村委員:当初、氏名を公表するということで話し合われたときに、確か何人の方が反対なさったと思うん ですよね。やはりこういう氏名が出て、自分が言った意見が後々何か批評とか、何か言われるんじゃ ないかってことで。最後は法律的には認められるってことで、公表しないといけないと思うんだった ら、じゃあ出したほうがいいんじゃないかっていう、そういう経緯があったんですね。で、これから また話し合っていくから、結構時間かかっていくんじゃないでしょうか。

枝川委員:23 年の全体会で出た問題でしたよね。その時にだいぶもめて。で、2年間かけて最後は公開と いう形。幹事会でもだいぶ公表しないほうがいいんではないか、自由に意見が言えないからっていう 意見も出ましたし。で、ここで話し合ってる状況と、活字になった場合のニュアンスの違いの問題が 出てくると思うんですよね。そういう意味で言ったんじゃないんだけど活字で載っちゃうとちょっと 違うかなっていうのも。議事録に目を通してお返事くださいっていうお知らせが事務局からきますけ れども、細かいことだったら、まあいいかってそのまま流しちゃってる場合が多いと思うんですね。 それと、23 年のときには、幹事会いわゆる自立支援協議会で話されたことは秘密ということでした よね。今は会議が公開されているんだから、これは公開していいということでよろしいんでしょうか。 橋野委員:名前についてですか。

枝川委員:いえ、ホームページで議事録が公開されてますよね。ですから私たちが、私だったら親の会の定 例会なんかに持って行って、細かく具体的に話してもいいんですよねということなんですが。 橋野委員:障がい事業課の橋野です。会議自体が公開で傍聴の方にも来ていただく会議で、議事録や資料す

べてホームページにアップしてますので、非公開になる部分を除いて、今はすべて見ていただけるも のです。ただ、24 年までは、話し合いの中でいつなん時個人情報が出てきてもいいように、全部を 非公開とさせていただいて、話しやすいようにということで、非公開にしてきたんですけれども。25 年からはきちんと切り替えようと、個人情報は出さないで話し合いをしていただき、個人情報が出る 場合には前もって提案していただければ、そこからは非公開という形で会議を切り替えて対応させて いただいてます。

枝川委員:親の会なんかはやっぱり高齢化してますので、インターネットをやる方も少なくて、ホームペー

(13)

ジを開くっていうのもおっくうな方も多いので、できれば会議でやったことをお知らせするのがよか ったんですけど。2年間はほんの少ししか言えなかったんですけど。今年からは個人情報とかそうい う特別なこと以外は話してもよろしいということですね。

橋野委員:はい。

森嶋委員:パーソナル・アシスタンスともの森嶋です。もともと平成 23 年にこの議論した時は、情報公開 の法律に基づいているところで、個人的に反対しても仕方がないみたいな、そういう報告があったん で、最終的にはこの議論に対しては公開すべしと。僕一人の会議ではないんですからっていうふうに 思ったんですけど、法律って変わってきてるじゃないですか。これは時代が変わって当然起きるべく して起きた要望だなって、聞いてて思ったんですけど。もともと 2007 年だったと思いますけど、障 がい者の権利条約に日本も署名しました。あと5年ぐらいで批准しましょうっていうのが国会の動き になってて、差別解消法であったり、いろんな法律が出てきているじゃないですか。国際条例ですか ら、日本の法律よりも上なんですよって言ったときに、国際条例の中にここが大事ですよということ で合理的な配慮をしなさいっていうことが書かれていますよね。障がいがある人たちのことを考えて、 その法律に基づいて行われている会議なんだから、当事者の方たちから配慮してくださいって言われ たら当然僕は配慮するべきだと思うんですね。今回は、自閉症協会ということで親の方たちなんでし ょうけど。当事者からここで話されてることが配慮してくださいよって言われた時はやっぱり当然合 理的な配慮ということで配慮しなきゃいけないと今も思っています。

下田会長:意見を言っていただいて、できれば4つの部会あるいは本人部会を加えて5つの部会、本人部会 は非公開と説明しておりましたが、部会の委員の皆さんの意見をうかがった上で、再度、自立支援協 議会で対応していただきたいと思っております。いかがでしょうか。

白川委員:介護給付費等の支給に関する審査会の白川です。ちょっと確認したいんですけれども。要望書の 内容は、議事録の公開とかに対してではなくて、議事録の中の名前の表記ですよね。名前の表記を個 人名ではなくて自閉症協会だったら、自閉症協会代表という形で名乗らせてほしいという、そこの部 分ですよね。

橋野委員:はい。そうです。

西田委員:このあと部会で、ご意見いただくのはいいと思います。ただ、その際に今の経緯の説明をしっか りしなきゃいけないということと、今法律の話が出ましたけど、内村委員や枝川委員もおっしゃって いた通りいろんな意見があったんですよ。本当に氏名を公開するほうがいいんですかというような意 見が多かった中で、最終的に浦安市もいろんな法規を調べて法律的に記名のほうがよいのではないか っていう話があって。

で、逆に言うと、記名をしない側の根拠などがなかったっていうところが大きいのかなと思います ので、説明する際には、法律があって浦安市の法規定というのがあって、結果として今はこうなって ますということは踏んでいただかないと。やっぱり2年間かけてっていうのは、その通りだと思いま す。

それから合理的配慮という意味においては、全く森嶋委員の言う通りだと思いますし、そういう意 味では、私たち委員は何らかの団体の代表者であるわけで、たとえば基幹相談支援センターの委員と いうように、西田っていう名前ではなくてもいいですし、みんなそれぞれそうなのかなと思います。

だから、その辺については議論が足りなかったのかもしれないですけれど、やっぱ自立支援協議会 の今までの委員の方の中に明確に反対されていた方がいらしたっていうことも事実なんで、その辺の ご意見をきちっとうかがわないといけないのかなと思いました。

橋野委員:障がい事業課の橋野です。市からの説明は議事録等で確認してみたいと思いますが、法規担当課

(14)

にも相談はしましたが、「こうしなさい」という指示があったということではなくて、相談しつつ、 近隣の自立支援協議会や県・国の協議会の会議録等を見て、出しているところが多いということも参 考にして、変えましょうということで、変えた経緯があったと思います。

今、西田委員がおっしゃった通り、今まで非公開だった経緯は説明しましたが、それに対して賛成 だとかそういった意見が本当に少なかったので、公開にしましょう、委員の名前を出しましょうとい う意見のほうが大きくて、変わってきたという経緯がありました。

愛塲委員: 23年度から2年間かけてという経緯というのは、今改めて知りましたけれども、要望を聞いた 感想として持ったものは、やはり、障がいを持つお子さんのお母様方が代表として出られてき、その 中で学校の担任の先生やお世話になっている基幹センターの方の支援員の方とか、そういう方へのご 配慮まで考えている発言だったと思うんですね。私の立場としては教員なので、ありがたいなって思 いました。

ただ、名前を公開するということは、ある程度責任を持って発言をしているということの裏付けで あるということは、たぶんあると思いますので、そういう意味合いで名前を載せているというところ では、私もできるだけ立場を考えながら発言をするというところに注意を向けますし、お母さん方が 率直な意見を述べられないということになると、この会議を持つ本来の意味合いがどこにあるのかな っていうところで、正直なところの意見が言えないような会議の場をやっぱり設定してしまうのはど うなのかなと思いました。いろいろな方々がお考えになって、こういう場になったということはわか りましたが、単純にその要望書の意見についての感想として思ったことを、お話させていただきまし た。

新宅委員:健康福祉部長の新宅です。法的に指名を掲載しなければならないということはありませんので、 ここだけ誤解のないように。会議を公開するかしないかというのは、情報公開条例なりの趣旨にのっ とっています。そこはたぶん法的な判断がでてきますけれど。「委員」とだけ表記している会議録は、 市の中でいくらでもありますし、法的な問題ではないということだけは、共通認識で。その上で、部 会も含めて皆さんで議論していただいて、決めていただくことになると思いますので、よろしくお願 いします。

下田会長:では、改めて部会でもご意見お伺いまして、ご要望も切実なところがございますので、自立支援 協議会で再度皆様に対応についてご判断をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいた します。では、事務局から何か報告事項ございますか。

事務局:お願いと報告をさせていただきます。まず、当事者の方にお配りする障がい福祉に関するアンケー ト調査は、11 月1日に対象の皆様に発送済みでございます。これから事業所の皆様や団体の皆様に どう書けばいいんだろうなど、いろいろご相談が寄せられるかもしれませんが、よろしくお願いいた します。事業所アンケートては、当初11月1日の発送を予定しておりましたが、修正点が多いもた め、今月半ばぐらいをめどに発送する予定ですので、よろしくお願いいたします。

また、皆様に配布した障がい者週間イベントのチラシは、まだたくさんございます。ご連絡いただ ければすぐに郵送いたしますので、ご協力いただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。

今後の予定でございますが 12 月 26 日木曜日の2時半から合同部会を Wave101 の中ホールで開催 いたします。後日文書でお知らせいたします。また、次回の協議会は、1月を予定しております。日 程が決まり次第、文書でお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

下田会長:では、本日の会議は、終了とさせていただきます。お忙しい中、ご参加いただき、活発にご意見 出していただきまして、ありがとうございました

(15)

平成 25 年 11 月8日(金)

午後2時~

消防本部大会議室

浦安市自立支援協議会(平成 25 年度第4回)次第

1.開会

2.議題

(1)部会活動報告

①権利擁護部会

②こども部会

③相談支援部会

④地域生活支援部会

(2)障がい者福祉計画策定に係るアンケートについて

①事業所アンケート

(3)障がい者福祉計画策定に係るアンケート調査結果報告書について

(4)啓発・広報イベントについて

(5)第3次障害者基本計画の概要について

3.閉会

(16)

障がい福祉サービスの提供にかかる調査のお願い

○浦安市では、障がいのある方の福祉に関する施策の推進と、自立と地域生活の支援を計 画的に実施するため、計画策定の準備をしています。

その一環として、計画づくりの基礎資料とするため、障がい福祉サービスを提供する事業 者の方の状況やご意見、お考えをうかがうアンケート調査を実施することにしました。 お手数をおかけしますが、浦安市の障がい福祉施策の充実に活かしていきたいと思います

ので、ぜひ、ご協力をお願いします。

○この調査は、浦安在住の障がい者に福祉サービスを提供している事業者にお願いしてお ります。

○1事業者が複数の障がい福祉サービスを提供している場合、一つの事業につき、調査票を 1部、ご提出下さい。

○調査票は、同封した返信用封筒で、平成25年12月20日(金)までにご返送下さい

○調査関係者が調査で知り得た内容を他に漏らしたり、目的以外に調査結果を利用したり することはありません。

○本調査についてのご質問などがありましたら、下記までお問い合わせ下さい。

【お問い合わせ先】 浦安市役所 障がい事業課

電話:047-351-1111(内線 1129)ファクス:047-355-1294 Eメール: shougaijigyou@city.urayasu.lg.jp

平成25年度第4回自立支援協議会 議題2資料 事業所アンケート(案)

(17)

◇記入上のお願い

○回答は、基本的に該当する番号に○をつける方式です。指定の数だけ○をつけてくだ さい。

○具体的な数値をご記入いただく部分や自由回答も重要ですので、お手数ですがご記入 ください。

○ご記入いただく調査日基準は、平成25 年12月1 日現在でお願いします。

貴団体名称

記入者役職

記入者名

(18)

貴事業所の概要についておたずねします

問1 貴事業所の概要について記入してください。

法人の種類

(1つに○)

1 社会福祉法人 5 特定非営利活動法人(NPO) 2 医療法人 6 個人医療法人

3 株式会社・有限会社 7 その他

4 生活共同組合・農業共同組合 (具体的に: )

事業所の所在地

(1つに○)

1 浦安市 5 東京都江戸川区

2 市川市 6 東京都葛飾区

3 松戸市 7 その他

4 船橋市 (具体的に: )

主な実施事業

(1つに○)

1 居宅介護 2 行動援護 3 同行援護 4 重度訪問介護

5 重度障害者等包括支援 6 短期入所(ショートステイ) 7 生活介護

8 療養介護 9 機能訓練 10 生活訓練 11 就労移行支援 12 就労継続 A 型 13 就労継続B型 14 グループホーム 15 ケアホーム

16 施設入所支援 17 児童発達支援

18 放課後等ディサービス 19 保育所等訪問支援 20 相談支援

21 指定特定相談支援 22 移動支援

23 地域活動支援センター 24 日中一時支援

25 その他 具体的に:

浦安市の実利用者数 (平成25年11月1日現在 在)

*「相談支援」について は、10月分で記入してく ださい

区分1 区分2 区分3 区分4 区分5 区分6

区分 なし

人 人 人 人 人 人 人

障がい児程度区分 1

障がい児程度区分 2

障がい児程度区分 3

人 人 人

(19)

問2 現在、提供している障がい福祉サービスについて以下の質問にご回答ください。

(それぞれ1つに○)

質問 回答

①利 用 者の 新 規等 利 用 申込 み への 受入状況

1 余裕がなく、定期利用者以外の受入れは困難 2 余裕はややある

3 余裕は十分ある

②国保連及び市への請求事務

1 業務にかなり負担を生じる 2 業務に負担を生じる場合がある 3 業務に負担はない

③利 用 者か ら の一 部 負 担金 ( 利用 料)の徴収事務等

1 業務にかなり負担を生じる 2 業務に負担を生じる場合がある 3 業務に負担はない

4 一部負担金の徴収事務はない

④事業所の収支状況

1 赤字である 2 収支はほぼ均衡 3 黒字である

⑤今後の事業展開は

1 現時点ではわからない 2 縮小を考えている 3 現状のまま 4 拡大を考えている

(20)

貴事業所の意向等についておたずねします

(以降の調査につきまして、複数の事業を実施している事業者については、代表 して回答してください。1事業所について回答していただく必要はありません。)

問3 その他の障がい福祉サービスについて、以下の質問にご回答ください。

サービス項目 ①「浦安市」での事業展開

①で「側面的支援があれば参入を考える」と回答された方に お尋ねします。

既に実施している 事業参入を考えている 側面的支援があれば

参入を考える 事業参入しない 現時点ではわからない 勤務する職員の育成

(スキルアップ研修会の実施等) 職員の確保 人件費の補助 事業所設置にかかる家賃の補助 報酬単価の引き上げ その他

1.居宅介護

6(

2.行動援護

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

3.同行援護

6(

4.重度訪問介護

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

5.重度障害者等包括 支援

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

6.短期入所

6(

7.生活介護

6(

8.療養介護

6(

9.機能訓練

6(

10.生活訓練

6(

(21)

サービス項目 ①「浦安市」での事業展開

①で「側面的支援があれば参入を考える」と回答された方に お尋ねします。

既に実施している 事業参入を考えている 側面的支援があれば

参入を考える 事業参入しない 現時点ではわからない 勤務する職員の育成

(スキルアップ研修会の実施等) 職員の確保 人件費の補助 事業所設置にかかる家賃の補助 報酬単価の引き上げ その他

11.就労移行支援

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

12.就労継続支援 A(雇用型)

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

13.就労継続支援 B(非雇用型)

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

14.グループホーム・ ケアホーム

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

15.施設入所支援

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

16.児童発達支援

6(

17.放課後等 ディサービス

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

18.保育所等 訪問支援

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

19.相談支援

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

20.指定特定 相談支援

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

21.移動支援

6(

22.地域活動支援セ ンター

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

23.日中一時支援

6(

24.その他

[ ]

1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6( )

参照

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