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特許審査の出願人等による評価を踏まえた品質監理手法に関する調査研究

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成19年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書

特許審査の出願人等による評価を

踏まえた品質監理手法に関する

調査研究報告書

成 年 月

財団法人 知的財産研究所

(2)
(3)

要 約

Ⅰ. 序

経済産業省 策定 た イノベヴション 進のための特許審査改革加速プラン 忙00ウ AMA次。 プラン 忙00ウ 審査の迅速化・効率化を推進する中にあ 特許審査の質の 維持・向上に向けた品質監理の取組を重点施策の一つ 盛り込ん いる

国際的 動向に目を向ける 日米欧三極 日中韓 に い 他庁の先行技術調査・ 審査の結果を活用するための検討 行われ いる その前提 の 質の高い特許審 査を実現する体制 手法の整備 各国特許庁に共通の課題 いる また 特許協力 条約 タCT に い タCT 国際調査及び国際予備審査ガイチライン 以 タCT ガイ チライン の第 忙1 章に 国際調査及び国際予備審査の品質向上のための要件 要求事項 に関する規定 いわゆる タCT 品質フレヴムワヴク 盛り込まれ り 各国際調査・ 予備審査機関に対 品質監理システムの充実 求められ いる ろ ある

我 国特許庁 特許審査の品質を タコCA(タlバn-コo-Check-Act)サイクル ブネグメン ト 監理 り 新設された品質監理部門に い 審査結果の技術横断的 客観 的 分析を行い その結果を活用 特許庁全体 審査の質の 続的 改善を図る取 組 進められ いる

本調査研究 出願人・代理人による特許審査の質の評価に焦点を当 海外特許 庁の品質監理施策の現状を調査 また出願人・代理人に調査票による調査を試行 同 時に出願人・代理人に当該評価や調査手法につい の意見をヒアリングにより聴取

れらの結果 ら 出願人・代理人による評価 を踏まえた品質監理手法の課題を分析 対応等の検討を行 た

Ⅱ. 海外調査

タCT 国際調査・予備審査機関を中心 た海外特許庁に調査票を送付 特許審査に 対する顧客による評価を踏まえた品質監理手法につい 調査を行 た ろ 以 の り 回答 得られたす の特許庁 顧客による評価を聴取 いた

1 アメリカ:ツn至ted Stバtes タバtent バnd Tメバdemバメk Off至ce:ツSタTO

(4)

品質保証施策を実施 いる

顧客調査(Customeメ タバnel ダuバl至ty Suメvey) 年 回アンケヴトを送付する形式 行わ れ いる 対象 全技術分野のユヴギヴ 、最近 月の審査の評価 詳細 項目 質問さ れ いる。回答形式 段階評価 り その結果 一般に公表され い 庁内の特許 品質保証部(OタダA) 内部レビュヴ結果 比較する 利用され いる

欧州:Euメoミeバn タバtent Off至ce:EタO

忙005 年に品質監理に関する組織や役割の整備 された 顧客調査 ツseメ Sバt至sfバct至on Suメveys 電話調査方式 可能 限り 年 に行われ いる 技術分野 「C

に 一定期間に審査 された案件 ら無作 に抽出 た案件の顧客に対 調査 行わ れ いる 調査 サヴチ 審査手続の双方を対象 り EタO 品質評価基準

ペニタヴする観点 例え サヴチ手続の特定の出願に関する適時性 完全性 明確性 妥当性や 総合的 満足度につい 調査 いる 結果 統計的に分析され、他の品質監 理の結果 例え ダuバl至ty Aud至t Oミeメバt至onバl ダuバl至ty Contメol Comミlバ至nts

統合 検討され、EタO Mバnバgement によ 手続の変更等に利用される 結果 一般に 公表され い い

イギリス:ツ」 。ntellectuバl タメoミeメty Off至ce:ツ」。タO

顧客調査(Customeメ Sバt至sfバct至on Suメvey) アンケヴト票を郵送する形式 実施され いる また fバce to fバce のインタビュヴや ウェノサイト のオンライン調査 実施 いる。個人以外の前年の顧客 らランジムに抽出 た出願人・代理人に対 特定の 出願につい く ツ」。タO のサヴビスの全体 例え 特許審査の品質に対する評価 改善提案 につい 調査 いる。調査結果 ウェノサイト 公表され 庁内 改良す

点の特定 、問題への対応策の検討のために利用され いる。

チイツ:ザeメmバn タバtent- バnd Tメバde Mバメk Off至ce:ザタTO

ザタTO 忙005 年に最初の顧客満足度調査を行 た 次回の調査 約 年後に実施され る予定 ある 出願人 代理人に異 る調査票を送付 いる 審査の質に関する調査

項目 共通 いる 審査の内容につい 詳細に質問 り 多くの質問 段

階評価 回答する形式 ある。調査の結果 質問 に集計され ウェノサイト 公表さ れ いる

(5)

5 スペイン:Sミバn至sh タバtent バnd Tメバde Mバメk Off至ce:SタTO

SタTO 外部機関に委託 タCT 出願を対象に 出願人 代理人に 1年に1回顧客 満足度調査を実施 いる

出願人に 特定の出願に対 代理人に 審査一般に対 質問 共通の質問内容 に 国際調査報告 見解書の詳細 項目 サヴチ審査官の能力等 あり その満足度 重要度等の評価を求め いる

調査結果 SタTO の品質監理システムの枠の中 顧客によ 特定された品質の欠 や問題の原因を取り除 改善するためのアクションの決定に利用され いる 必要 あ れ 審査官に直接フィヴチバックされる

回答率の低さ 課題 り 代理人:年0.ウ①% 出願人:14.0ウ% その解決方法 を検討 いる

スウェヴタン:Swed至sh タバtent バnd 次eg至stメバt至on Off至ce:タ次V

顧客調査 Customeメ Suメvey 大手顧客の一般的 顧客満足に関する の よそ 年に1回 調査票を送付 行 いる 最近 1ェ 月間に 少 く 件の特許を出

願 たす の顧客を対象 いる

調査内容 国内出願 タCT 出願に関 サヴチの信頼性 記述の明確性 適時性 あり 回答形式 段階評価式 ある

結果分析により 全体的 品質に強く影響する 評価された領域 ファヴカス゠リアに り得る 調査結果 公表され り 庁内 特許プロセスを発展さ るためや 研 修プログラムを開発するのに利用され いる

韓国:」oメeバn 。ntellectuバl タメoミeメty Off至ce:」。タO

審査過程につい の満足度調査 」。タO の実施 いる顧客満足度調査の1項目 ある 調査 国内の顧客 1ん000 人を無作 に抽出 電話調査方式 忙00ウ 年 回実施され 全技術分野 対象 ある 調査項目 拒絶理由通知の記載の理解 やすさ 手続の適時 性 正確性 公正性 理解度 応対態度 全体的 満足度等 あり い れ 回答形式 段階評価式 ある

外部機関により分析された調査結果 ウェノサイトに公表され り 庁内 制 度改善 顧客満足度の向上のために利用 いる

(6)

8 オヴストラリア:。タ Austメバl至バ:。タA

顧客調査を 外部機関に委託 年 に行 いる 調査 全技術分野の審査全 体をカバヴ 特許代理人 法人 個人 専門家を対象 いる 調査内容 サヴチ

審査やサヴビスについ の一般的 満足度調査 ある

調査結果 改善の記録 ビグネス゠リアの実行プランに利用される

9 フィンランチ:Nバt至onバl Boバメd of タバtents バnd 次eg至stメバt至on of F至nlバnd:NBタ次

顧客満足度調査 全技術分野の国内特許 タCT 出願 実用新案の審査業務を対象 大手の顧客に対 年 に実施される

す の対象者に同 質問を り サヴチレポヴト 見解書に対 の適時性 信 頼性 技 明瞭性 理解 やすさについ 評価を求め いる

調査結果 ウェノサイトに公表される さらに 顧客に 送付され それに基 く話 合い 行 いる

10 その他の機関 機関名非公表希望

顧客調査 調査票を送付 行われ いる 全技術分野の国内出願に関する最初のサ ヴチ 審査をカバヴ り 対象者 それに基 い ランジムに選 れる 調査 1年 に1回行われ いる

調査内容 す の対象者に対 同 質問 あり 審査の詳細 項目につい 評価 を求め いる

調査結果 問題に対処するための実施計画の策定に利用され いる 結果 公表され い い

Ⅲ. 出願人・代理人による評価を踏まえた品質監理手法の試行・分析

1 目的

本調査研究 品質監理手法の試行を行い 我 国特許庁の特許審査の品質監理施策 に けるユヴギヴ評価の手法の検討の基礎資料 する

調査票回収率

(7)

忙00ウ 年8月中に審査 終了 特許査定 拒絶査定 出願放棄・出願取 の処分 た案 件 ら無作 に抽出 た案件につい それらの出願人 及び 代理人 出願人:①04 所・忙ん年0忙 件 代理人:年①0 所・年①0 件 を対象に 審査手続に関するユヴギヴ評価のた めの調査 試行 当該試行の問題点抽出のためのアンケヴト調査を同時に行 た 出 願人・代理人 らの回収率 それ れ 回答者数ベヴス ①忙.年%・5年.年% 回答案件数 ベヴス ①5.①%・5忙.ェ% 高い回収率 り 特許審査の品質に対する高い関心 示さ れた

審査手続に対する評価結果の分析

最近の特許審査 国際調査等の全般に対する評価 審査手続 適 ある す る評価 出願人・代理人共に約 ェ0% 比較的良い評価 あ た 一方 個別案件に対す る評価 拒絶理由通知の記載ぶり 適 ある する評価 出願人・代理人 約 ④0% 高い評価に た 拒絶査定の記載ぶりに対 適 ある する評価

出願人 約 ェ5% 代理人 約 ェ0%に ま た 面接 電話・FAデ による応対 補正 の示唆に対 い れについ 有益 ある する指摘 出願人・代理人の双方 に い ④0%を超え り 高く評価され いる

同一の案件に対する出願人・代理人の拒絶理由通知の記載ぶり 拒絶査定の記載ぶりに

対する評価を比較する い れに対 多く 適 ある の評価 一致 た

のの 両者の評価 異 るケヴス 年0%弱あ た

特許審査に関 出願人・代理人の満足度を測る観点 特に重要 のについ の 回答の分布 出願人 代理人 極め 類似 り 両者 精度の高い先行技術調 査 審査官同士のバラツキの い 断 拒絶理由通知等の記載の適 性 審査官の 技術理解 の四つを特に重要視 いる 分 た

拒絶理由通知に対する評価を一層高め いくために 新規性・進歩性を欠い いる理 由を十分に説明する 引用文献に ける引用箇所を適 に指摘する に留意する

必要 ある 分 た

調査方法に関するアンケヴト調査結果の分析

今後の同様の調査に対する協力の可否につい のアンケヴト調査の結果 出願人・代 理人 今回の回答者のほ ん 今後 調査に協力する旨の回答 あり 特許審査の 質に対する関心の高さ う える

答えにくい 理解 にくい質問の有無につい 出願人・代理人 多く

(8)

答者に具体的 出願番号を示 た上 指摘するよう求めた問いに関 出願番号を調 る作業 煩雑 ある 具体的 出願番号を示す に対する抵抗感 ある の理由 ら 答えにくい いう意見 多く寄 られた

また 個別案件につい の調査 拒絶理由通知に応答 た案件 拒絶理由を 通知される く特許査定 た案件(即登録案件) 対象 ら除く する意見

多く寄 られた

. 国内ヒアリング調査

Ⅲ.の調査票を送付 た出願人 代理人の中 ら 出願人 1④ 所 代理人8 所にヒア リング調査を実施 Ⅲ.の調査票 尋 た審査手続につい の一般的 評価 個別案件 に対する評価 並びに 今回の試行調査を含 出願人・代理人による特許審査に対する評 価の聴取方法につい の意見を求めた

1 審査手続につい

審査手続につい の意見 全体的に 試行調査 ほ 同様 あ た

拒絶理由通知の記載ぶりを評価する際に特に注目する観点 引用文献に関する 具体的記載 進歩性に関する拒絶理由の記載 記載不備に関する拒絶理由の記載 周 知技術・設計事項の根拠の明示 挙 られた

面接・電話・FAデ の応対を評価する際に特に注目する観点 面接を断られた 理由 審査官 らのコンタクト 面接の進め方 示された

ヒアリング調査 審査手続に対する評価の具体的 理由等を 詳細に聴取する た

調査の方法につい

今回の試行調査につい 特に問題 する評価 ほ ん あ た 調査方式 につい 電子タヴタやウェノサイトによる調査を望 声 あ た のの 形式に

わら い する意見 多 た

また 試行調査結果 同様に 適 不適 感 た案件に関 回答者に具体的 出願番号を示 た上 指摘するよう求めた問い 出願番号を調 る作業 煩雑 ある の意見や 拒絶理由通知に応答 た案件 拒絶理由を通知される く特許査定

た案件(即登録案件) 個別案件につい の調査対象 ら除く する意見 多 く寄 られた

(9)

そのほ 調査の方法につい 特許庁 の直接意見交換の機会や 出願人・代理人 案件を選択 意見 述 られる方法 ある 良い する意見 多く寄 られた

. 出願人・代理人による評価 を踏まえた品質監理手法の課題分析

特許審査に対する出願人・代理人による評価 外部 らの評価 直接審査の 品質の評価を確認するの ら 品質監理手法の効果の測定 改善を図る意味 重要

ある 多くの海外特許庁に い その重要性 認識され 取組 始められ いる ろ あり 我 国に い 出願人・代理人 らの評価を効率的 つ十分に聴取 る方法の確立 求められ いる

1 出願人・代理人による評価 の手法につい

調査方式につい

海外特許庁 電話調査方式 ウェノサイト調査方式を採用 いる ろ あ た 実施する際に 対象者に複数回のコンタクトを行う必要 ある 作業 煩雑 るの 現状 書面送付方式 最 簡便 方法 ある 考える

また 調査票への回答 手書 の回答 電子的 回答のい れ 希望する方法を選 択可能 する 回答者の便宜に いる 考えられる 例え 書面送付方式 調査票を送付する際に 電子的 調査票のジウンロヴチ先の情報 添付する等により 電 子的 調査票を入手可能 する 考えられる

対象者 対象案件 調査規模・頻度につい

今回の試行調査 及び 多くの海外特許庁の調査 実施 いるように 出願人・代 理人の双方に対 調査を行い 出願人 代理人の問題意識をそれ れ確認する 有 益 ある 考えられる その際に 両者に対する質問を最大限共通 両者の回答を 容易に比較・分析可能 する 望ま い

個別案件を対象 た調査 出願人・代理人の評価の根拠 る事実を審査の経緯 に基 い 確認する る利点 ある一方 出願 特定され いるために 回答 内容の秘密保持の点 懸念 ある旨の指摘 多く され いた のよう 点に 十分

配慮 必要 ある

また 出願人・代理人 自発的に特定の案件を採り上 指摘するより 案件 あら

(10)

さらに 個別案件を対象 た調査の調査時期に関 今回の試行調査のように 選定

された案件 調査時に 審査終了 ら 月程度経過 いた につい 問

題 い の評価 あ た 関係書類の廃棄時期や 関係者の記憶の鮮明度 を考慮 審査終了後 調査票を送付するま の期間を可能 限り短縮する 望ま い いえる

回答期間につい 調査対象 た個別案件の件数 多い場合を考慮 1 月 以上 する 望ま い 考えられる

また 欧州 技術分野(「C⑤ 「o至nt Clusteメ)別に調査を実施 技術分野に応 た質問

を盛り込 行 いるの のよう 調査手法 参考に る 考えられる

調査対象規模につい 技術分野別の分析等 予定する分析に応 予想される回

答率を考慮 た上 決定す の 考えられる 今回の試行の回答率 一部

の回答率を明ら に た他庁 比較 非常に高 た 今後 それを維持 るよ うに工夫 いく必要 ある 考えられる

また 特許審査の品質に対する外部の評価 短期間に大 く変化する の い 考 えられるの 調査の頻度をそれほ 高くする必要 い 考えられる 海外特許庁の頻 度を参考に つつ 出願人・代理人 らの要望 回答者の負担等を考慮 た上 定期的 に調査を行う 妥当 ある 考えられる

結果の活用・公表・フィヴチバックについ

今回の試行調査 及び ヒアリング 出願人・代理人 ら調査結果のフィヴチバッ クを希望する声 多く寄 られた一方 情報の取扱いに対する配慮 必要 いう意見 非常に多く寄 られた。また 他庁 情報のセキュリティヴに特に注意 いる の回 答 多 た 秘密保持の観点 ら 個別案件 特定される可能性のある調査結果の公表 等 避ける必要 あるの フィヴチバックについ 統計的 結果の公表の

個別案件や回答者 特定される の いよう 細心の注意を払い 出願人・代理人 今 後の審査への影響を気に 忌憚 く回答 るようにする 必要 ある 考えら れる

試行調査票の内容につい

全体的 評価 個別案件の評価の対比

個別案件 の最初の拒絶理由通知の記載ぶりについ の評価 最近の特許審査全般 に対する評価より高く り 全般的 評価 個別案件に対する評価 結果 必 一致 い た 全般的 評価に 強く印象に残 た案件につい の評価の

(11)

影響 表れ いる可能性 あるため 分析に当た の点に留意する必要 ある 考 えられる

試行調査結果 ヒアリング結果の対比

試行調査 ヒアリング 回答者数の規模 異 る ら 全般的 評価結果に 相違 見られた ヒアリング 回答者の真意を確 める る等の優れた点

あるため 調査票による調査の 把握する 困難 点を補完する手法 活

用するの 有効 考えられる

出願人 代理人の結果の対比

同一の案件に対する出願人・代理人の拒絶理由通知の記載ぶり 拒絶査定の記載ぶりに つい の評価につい 多く 一致 た のの 一部に相違 見られた 出願人 代理 人 立場 異 る面 ある ら 両者 審査に対するニヴゲ 相違する部分 ある 予測され 双方に対する調査 必要 考えられる

特許審査・国際調査等の全般に関する調査票につい

一般的 評価の回答を求める場合 特に企業等に対 担当者レベルの評価 よい の 社内の統一的 評価を求め いるの を 調査票に明確に示す必要 ある

また 具体的 案件の出願番号を示 た上 回答する質問につい 試行調査 及び ヒアリングに い 案件を特定する作業 煩雑 ある の意見 多く寄 られたの 当該調査を実施する旨の事前告知をする 有効 ある 考えられる

特許審査につい の出願人・代理人の満足度を測る観点に関する問い 精度の高い 先行技術調査 審査官同士のバラツキの い 断 拒絶理由通知等の記載の適 性

審査官の技術理解 の四つの観点 特に重要度 高い いう結果 た れらの観 点に特化 審査一般 個別案件につい 更 る調査を実施 詳細 分析を行う

有効 ある 考えられる

個別案件の特許審査に対する調査票につい

試行調査 及び ヒアリングの中 拒絶理由通知に応答 た案件 拒絶理由を 通知される く特許査定 た案件(即登録案件) 個別案件につい の調査対象

(12)

存在 たため 引 続 調査対象 する場合に 意見を書 やすいように質問の 方 を工夫する 必要 ある 考えられる

最初の拒絶理由通知 拒絶査定の記載ぶりに関する問い 拒絶の理由を十分に 理解 た た理由のほ ん あら め設けた選択肢に集中 た た

それらの選択肢 適 あ た 考えられる

補正の示唆につい 面接 電話・FAデ 等に ける補正の示唆 拒絶理由通知書中 の補正の示唆 想定されるの れらを区別 調査 た方 分析を行いやす た

考えられる

特許査定につい 自由記述式 意見を求めたため 今回示された意見を基に 選択 式の問いを検討する 有効 ある 考えられる

今回調査対象 た案件 それに対応する外国出願 の比較に関する問いについ 出願人 らの回答 ほ ん あ た 代理人 国内案件の を代理する場合に 回答 困難 ある の事情 少 ら 影響 た の 推察される また ヒアリング 国内・外国出願の請求の範囲 必 一致 いため 請求の範囲の広さを単純に比 較 い の指摘 あ た の評価をより精緻に行うために 対応する外国出願 存在する案件を重点的に選択 母数を十分に確保する必要 ある 考えられる

その他

国際的に質の高い審査結果の発信 求められ いる を考慮 今後 国外の出願 人 らの審査に対する評価を求める 必要 ある 思われる また その評価を知る

手段 国外 らの出願を取り扱う代理人に対 あるい それら代理人を通

調査を実施する 一案 ある

ま め

今回の試行調査 自由回答のアンケヴト形式 の調査 異例の高い回答率 あり 出願人・代理人 ら のよう 調査の実施 望まれ いる 考えられる 以上を踏まえ 本調査研究の分析・検討結果を基に改善を図りつつ 今後 のよう 調査を定期的に実 施する 重要 ある 考えられる

(13)

め に

成 1 ④ 年 1 月 に 策 定 さ れ た イ ノ ベ ヴ シ ョ ン 進 の た め の 特 許 審 査 改 革 加 速 プ ラ ン 忙 0 0 ウ ( A M A 次 。 プ ラ ン 忙 0 0 ウ ) 特 許 の 審 査 処 理 件 数 の 一 層 の 拡 大 を 目 指 特 許 審 査 の 迅 速 化 ・ 効 率 化 を 更 に 推 進 い く に 当 た り 特 許 審 査 の 質 の 維 持 そ の 大 前 提 い る さ ら に 知 的 財 産 推 進 計 画 忙 0 0 ウ 特 許 審 査 の 質 の 維 持 向 上 主 取 組 の 一 つ 挙 ら れ い る ま た 特 許 審 査 迅 速 化 の 中 長 期 目 標 を 達 成 す る た め の 成 1 ④ 年 度 実 施 計 画 に い

特 許 庁 に 1 ④ 年 月 に 設 置 た 品 質 監 理 室 に い 技 術 分 野 横 断 的 品 質 管 理 の 手 法 を 整 備 審 査 官 に 品 質 の 分 析 結 果 を フ ィ ヴ チ バ ッ ク す る 品 質 管 理 体 制 を 強 化 す る ま た 主 要 国 特 許 庁 間 特 許 審 査 の 品 質 管 理 手 法 に つ い 意 見 交 換 を 行 い 我 国 特 許 庁 の 品 質 管 理 に 活 用 す る 審 査 に 関 す る 品 質 管 理 体 制 の 強 化 掲 ら れ い る

う た 状 況 の 中 本 調 査 研 究 特 許 庁 の 委 託 に よ り 特 許 審 査 の 出 願 人 等 に よ る 評 価 を 踏 ま え た 品 質 監 理 手 法 の 検 討 を 行 た の あ る

本 調 査 研 究 海 外 特 許 庁 の 品 質 監 理 施 策 の 現 状 調 査 票 を 通 た 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 特 許 審 査 の 質 に 対 す る 評 価 の 調 査 の 試 行 出 願 人 ・ 代 理 人 に 特 許 審 査 の 質 の 調 査 手 法 に つ い の ヒ ア リ ン グ 調 査 を そ れ れ 実 施 れ ら の 結 果 ら 出 願 人・代 理 人 に よ る 評 価 に よ る 品 質 監 理 手 法 の 課 題 を 分 析 対 応 を 検 討 た

本 調 査 研 究 の 結 果 今 後 の 品 質 監 理 手 法 の 検 討 に 寄 与 れ 幸 い あ る

本 調 査 研 究 の 実 施 に 当 た り 本 調 査 研 究 に 協 力 い た い た 海 外 特 許 庁 の 関 係 各 位 日 本 貿 易 振 興 機 構 グ ェ ト ロ ニ ュ ヴ ム ヴ ク ・ セ ン タ ヴ タ ュ ッ セ ル チ ル フ ・ セ ン タ ヴ ソ ウ ル ・ セ ン タ ヴ 及 び 京 セ ン タ ヴ の 関 係 各 位 並 び に 調 査 票 へ の 回 答 及 び ヒ ア リ ン グ 調 査 に 協 力 い た い た 出 願 人 ・ 代 理 人 の 皆 様 に 深 く 感 謝 申 上 る 次 第 あ る

成 忙 0 年 月

(14)

目 次

要 約 め に

Ⅰ . 序 ··· 1

1 . 背 景 ··· 1

1 質 の 高 い 特 許 審 査 に 対 す る 要 請 の 高 ま り··· 1

特 許 審 査 の 質 を め る 国 際 的 動 向··· 1

我 国 特 許 庁 の 審 査 の 質 の 維 持 ・ 向 上 に 向 け た 取 組··· 2

出 願 人 等 に よ る 評 価 の 調 査··· 3

. 本 調 査 研 究 の 目 的 ··· 4

Ⅱ . 海 外 調 査··· 5

1 . 調 査 手 法··· 5

. ア メ リ カ : ツ n 至 t e d S t バ t e s タ バ t e n t バ n d T メ バ d e m バ メ k O f f 至 c e ⑤ ツ S タ T O ··· 6

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 6

顧 客 調 査··· 7

. 欧 州 : E u メ o ミ e バ n タ バ t e n t O f f 至 c e : E タ O··· 9

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 9

顧 客 満 足 度 調 査 ( ツ s e メ S バ t 至 s f バ c t 至 o n S u メ v e y s ⑤ ツ S S )··· 10

そ の 他 の 品 質 監 理 手 法··· 12

. イ ギ リ ス : ツ 」 。 n t e l l e c t u バ l タ メ o ミ e メ t y O f f 至 c e : ツ 」 。 タ O··· 13

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 13

顧 客 満 足 度 調 査 C u s t o m e メ S バ t 至 s f バ c t 至 o n S u メ v e y ··· 14

5 . チ イ ツ : ザ e メ m バ n タ バ t e n t - バ n d T メ バ d e M バ メ k O f f 至 c e : ザ タ T O ··· 17

1 ) 顧 客 満 足 度 調 査 ··· 17

. ス ペ イ ン : S ミ バ n 至 s h タ バ t e n t バ n d T メ バ d e M バ メ k O f f 至 c e : S タ T O··· 19

1 顧 客 満 足 度 調 査 ··· 19

. ス ウ ェ ヴ タ ン : S w e d 至 s h タ バ t e n t バ n d 次 e g 至 s t メ バ t 至 o n O f f 至 c e : タ 次 V ··· 22

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 22

顧 客 調 査(C u s t o m e メ S u メ v e y ) ··· 23

8 . 韓 国 : 」 o メ e バ n 。 n t e l l e c t u バ l タ メ o ミ e メ t y O f f 至 c e : 」 。 タ O··· 25

(15)

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 25

顧 客 満 足 度 調 査 ··· 27

9 . オ ヴ ス ト ラ リ ア : 。 タ A u s t メ バ l 至 バ : 。 タ A··· 29

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景 ··· 29

顧 客 満 足 度 調 査 C u s t o m e メ S バ t 至 s f バ c t 至 o n B e n c h m バ メ k 至 n g S u メ v e y ··· 29

10. フ ィ ン ラ ン チ : N バ t 至 o n バ l B o バ メ d o f タ バ t e n t s バ n d 次 e g 至 s t メ バ t 至 o n o f F 至 n l バ n d : N B タ 次··· 31

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 31

顧 客 満 足 度 調 査 ··· 31

11. 特 許 庁 名 非 公 表 を 条 件 た 機 関 ら の 回 答··· 32

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景··· 32

顧 客 調 査··· 32

Ⅲ . 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 評 価 を 踏 ま え た 品 質 監 理 手 法 の 試 行 ・ 分 析 ··· 34

1 . 目 的 ··· 34

. 調 査 試 行 の 概 要 ··· 34

. 調 査 方 法 の 詳 細 ··· 34

1 案 件 の 選 定 ··· 34

調 査 票 の 内 容 ··· 35

調 査 試 行 の 実 施··· 35

. 調 査 試 行 の 結 果 ··· 35

1 調 査 票 回 収 率 ··· 35

特 許 審 査 ・ 国 際 特 許 出 願 PCT の 国 際 調 査 等 の 全 般 に つ い B 票 ··· 38

選 定 た 個 別 案 件 の 審 査 手 続 に つ い コ 票 ··· 43

出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 特 許 審 査 の 品 質 評 価 に 関 す る ア ン ケ ヴ ト C 票 < 調 査 手 法 に つ い >··· 61

. 国 内 ヒ ア リ ン グ 調 査 ··· 67

1 . 国 内 ヒ ア リ ン グ 調 査 の 実 施 目 的 ··· 67

. 国 内 ヒ ア リ ン グ 調 査 の 相 手 先 の 選 定 ··· 67

. 国 内 ヒ ア リ ン グ 調 査 の 実 施··· 68

(16)

··· 69

1 日 本 特 許 庁 の 特 許 審 査 手 続 に つ い ··· 69

国 際 出 願 タ C T 出 願 に け る 国 際 調 査 ・ そ の 見 解 書 ・ 国 際 予 備 審 査 に つ い ··· 76

他 庁 の 審 査 手 続 の 比 較 に つ い ··· 77

そ の 他 の 意 見 ··· 79

5 . ヒ ア リ ン グ 結 果 の ま め 出 願 人 ・ 代 理 人 意 見 の 聴 取 手 法 に つ い の ヒ ア リ ン グ ··· 80

1 今 回 の 調 査 票 に よ る 調 査 試 行 手 法 に つ い ··· 80

調 査 手 法 へ の 提 案 に つ い ··· 83

他 庁 ら の 特 許 審 査 の 品 質 に 関 す る 調 査 に つ い ··· 83

. 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 評 価 を 踏 ま え た 品 質 監 理 手 法 の 課 題 分 析 ··· 85

1 . 品 質 監 理 手 法 の 中 の 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 評 価 の 役 割··· 85

. 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 評 価 手 法 に つ い ··· 86

1 調 査 方 式 に つ い ··· 86

調 査 票 の 区 別 ・ 対 象 案 件 の 選 定 ・ 頻 度 に つ い ··· 87

. 今 回 の 試 行 調 査 票 の 内 容 に つ い ··· 90

1 試 行 結 果 の 妥 当 性 に つ い 試 行 結 果 及 び ヒ ア リ ン グ 結 果 ら ··· 90

A 票 調 査 対 象 者 の 個 別 情 報 に 関 す る 調 査 票 に つ い ··· 92

B 票 特 許 審 査 ・ 国 際 調 査 等 の 全 般 に 関 す る 調 査 票 に つ い ··· 92

コ 票 個 別 案 件 に 関 す る 調 査 票 に つ い ··· 93

. そ の 他··· 95

5 . ま め··· 95

資 料 編 資 料 Ⅰ 海 外 特 許 庁 の 顧 客 調 査 の 手 法 の 概 要··· 101

資 料 Ⅱ 海 外 特 許 庁 の 回 答 及 び 資 料 ··· 109

資 料 1 ア メ リ カ ··· 109

資 料 1 1 回 答 ··· 109

資 料 1 顧 客 調 査 質 問 票··· 119

(17)

資 料 欧 州 ··· 126

資 料 イ ギ リ ス ··· 136

資 料 1 回 答 ··· 136

資 料 顧 客 満 足 度 調 査 質 問 票 ··· 146

資 料 F バ c e t o f バ c e 調 査 質 問 票 ··· 150

資 料 チ イ ツ ··· 152

資 料 1 回 答 ··· 152

資 料 顧 客 満 足 度 調 査 質 問 票 出 願 人 用 代 理 人 用 : チ イ ツ 語 及 び 仮 訳 ··· 160

資 料 5 ス ペ イ ン ··· 181

資 料 5 1 回 答 ··· 181

資 料 5 顧 客 満 足 度 調 査 質 問 票 出 願 人 用 代 理 人 用 : 英 語 ··· 190

資 料 ス ウ ェ ヴ タ ン··· 200

資 料 韓 国 ··· 210

資 料 1 回 答 仮 訳 ··· 210

資 料 顧 客 満 足 度 調 査 質 問 票 仮 訳 ··· 218

資 料 8 オ ヴ ス ト ラ リ ア··· 223

資 料 8 1 回 答 ··· 223

資 料 8 忙 0 0 4 年 顧 客 満 足 度 調 査 分 析 結 果 要 約 ··· 226

資 料 9 フ ィ ン ラ ン チ··· 237

資 料 1 0 特 許 庁 名 非 公 表 を 条 件 た 機 関 デ 庁 ··· 245

資 料 Ⅲ ··· 255

資 料 1 品 質 監 理 手 法 の 試 行 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 特 許 の 審 査 の 品 質 等 の 評 価 に 関 す る 調 査 使 用 た 調 査 票 ··· 255

資 料 1 1 趣 旨 紙 ··· 255

資 料 1 出 願 人 用 調 査 票··· 257

資 料 1 代 理 人 用 調 査 票··· 267

資 料 出 願 人 ・ 代 理 人 に よ る 特 許 審 査 の 品 質 等 の 評 価 」 に 関 す る 調 査 結 果 ··· 276

資 料 国 内 ヒ ア リ ン グ 議 事 概 要 ··· 307

資 料 1 出 願 人 19 社) ··· 307

··· 358

(18)

本 調 査 研 究 の 事 務 局 財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所 桂 正 憲 研 究 第 部 長 岩 井 勇 行 統 括 研 究 員 金 子 直 子 主 任 研 究 員 山 内 勇 研 究 員 担 当

(19)

Ⅰ. 序

1. 背景

1 質の高い特許審査に対する要請の高まり

経済のグロヴバル化 経済成長に けるイノベヴションの役割の増大等を背景 我 国に い 知的財産保護の重要性 ますます高ま り 特許審査の質に対 一層の充実 求められ いる

忙00① 年 1 月 経済産業省 知的財産を早期に権利化するための環境整備に向け 官民 を挙 取り組 特許審査迅速化・効率化のための行動計画 を策定 さらに 忙00ウ 年 1 月に 新た 特許行政の指針 イノベヴション 進のための特許審査改革 加速プラン 忙00ウ AMA次。 プラン 忙00ウ を りま め 知的財産政策の充実・強化に全力 を傾注 行く方針を改め 示 た 特に 同プラン 審査の迅速化・効率化を推進 する中にあ 特許審査の質の維持・向上に向けた取組 重点施策の一つ 盛り込 まれた

2. 特許庁 よ 審査迅速化・効率化 向けた更 取組 2 特許審査 質 維持・向上

① 審査 関す 品質管理体制 強化

07年4暻を目途 し 特許庁特許審査第一部調整課 品質監理室 仮称 を設置 し 技 術 分 野 断 的 品 質 管 理 手 法 を整 備 し 審 査 官 品 質 分 析 結 果をフ ドバックす 品質管理体制を強化す また 世界知的所有権機 関 WI 会合 次回 07年2暻 開催予定 等 おい 主要国特許庁間 特許審査 品質管理手法 い 意見交換を行い 我が国特許庁 品質管理

活用す

イノベ ション促進 特許審査改革加速プラン2007 AMARIプラン2007

特許審査の質をめ る国際的 動向

日米欧三極 日中韓の各特許庁間を め 相互のワヴクシェアリングを目的 他庁 行 た先行技術調査・審査の結果を活用するための各種検討 進められ い

(20)

1

その前提 ある質の高い特許審査を実現するための体制 手法 整備 各国特許 庁 共通 課題 っ い

例え 欧州特許庁 EタO に い 忙005 年に品質管理を担当する部署の充実を図 り 内部監査の試行や顧客満足度調査等を実施 いる また域内各国の特許庁を含 欧 州全体に共通する特許品質基準の策定を目指 検討を進め いる

一方 米国特許商標 庁 ツSタTO 忙00ウ年 月に公表 た 忙00ウ-忙01忙 年戦略計画

に い 特許の質 及び適時性の最適化 Oミt至m至ラe タバtent ダuバl至ty バnd T至mel至ness を三つの戦略課題のう ちの一つ 掲 質の高い特許審査を提供するための施策 審査官の能力向上や 品質保証システムの構築等を目指 いる

特許協力条約 タCT に基 く国際特許出願に関 忙004 年 月に施行された タCT 国際調査及び国際予備審査ガイチライン 以 タCT ガイチライン その第 忙1 章

国際調査 及び 国際予備審査の品質向上のための要件 要求事項 に関する規 定 いわゆる タCT 品質フレヴムワヴク

4

盛り込まれた れによれ 我 国特許 庁を含 す の国際調査機関 。SA 国際予備審査機関 。タEA タCT ガイチライ ンへの適合性や品質管理システム自体の監視・測定 その 続的改善 顧客の満足度調査 等を含 品質ブネグメントシステム を構築 質の高い国際調査 及び 国際予備審 査を実施する 求められ いる

我 国特許庁の審査の質の維持・向上に向けた取組

5

個別案件の審査の品質管理 ダuバl至ty Contメol

我 国特許庁の特許審査部門 それ れの技術分野を担当する約 ④0の技術単位 構成 され いる それ れの技術単位 複数の審査官による協議や管理職等による内容 チェックを通 断基準の統一 先行技術文献の検索ストラテグヴの共有を図り 個 別案件につい 的確 審査 例え 審査基準 に基 いた 同 技術分野を担当するほ

の審査官 のバラツキの い審査 されるよう 取組 行われ いる

1

例え 日米欧三極特許庁による取組につい 第 忙5回日米欧三極特許庁会合につい httミ⑤//www.致ミo.go.致ミ/toメ至kum至/kokusバ至/kokusバ至年/年kyoku忙5_バlexバndメ至バ.htm を参照

Euメoミeバn タバtent Off至ceん Futuメe Woメkloバdん(忙00ウ.11)ん ミ.忙④

ツn至ted Stバtes タバtent バnd Tメバdemバメk Off至ceん 忙00ウ-忙01忙 Stメバteg至c タlバn (忙00ウ)

4

タCT 。nteメnバt至onバl Seバメch バnd タメel至m至nバメy Exバm至nバt至on ザu至del至nesん タA次T V。。 ダツA、。Tト Chバミteメ 忙1 Common ダuバl至ty Fメバmewoメk foメ 。nteメnバt至onバl Seバメch バnd タメel至m至nバメy Exバm至nバt至on

httミ⑤//www.w至ミo.至nt/ミct/en/texts/ミdf/至sミe.ミdf 参照

5

特許審査の品質監理 につい ,特技懇 no.忙4①ん ミ.141-14ウ 参照

(21)

技術分野横断的 品質監理 ダuバl至ty Mバnバgement

一方 品質監理部門に い 事後的に 審査の結果の技術横断的 客観的 分析を 行い その結果を活用する によ 特許庁全体 審査の質の 続的 改善を図る ための体制 手法の試行 進められ いる

の 組 事業活動一般に係る業務管理や品質管理に広く用いられる タコCA サイクル

説明 る れによれ 各技術単位の審査官 特許審査部門全体 統一的に策定 た実施計画(タlバn)に基 審査を行い また 審査内容チェック等の品質管理を実施(コo) する 品質監理部門 審査の内容を事後的に測定 分析 (Check) その結果を 改善 案等の関連施策の検討 Act を行う部署に提供 関連施策に反映さ る そ 次の実 施計画 タlバn に れらの施策を組 込 によ 螺旋を くように一周する に改善 図られる のように 審査の品質を タコCA サイクル ブネグメント 監理

それによ 各技術単位 実施され いる審査の品質管理を支援する( 図 1 ⑤特許 審査の質に関する タコCA サイクル概念図を参照

1 :特許審査 関す PDCAサイクル概念図

出願人等による評価の調査

上記 タコCAサイクルに ける審査結果の測定・分析 Check 客観的に行われる 望ま い その具体的手段 特許庁内の第三者による 審査結果のサンプル チェック等の内部評価の ら 出願人等による外部の評価を踏まえる 必要 あ

1④50 年代 アメリカの統計学者 タミング博士 提唱 た品質の維持・向上 業務の改善を推進するブネグメントサ イクル ミlバn 計画 do 実行 check 確認 バct 処置 のプロセスを に実施 checkの結果を活用

Plan 実施計画の策定

Do

審査、関連施策の実施 Act

改善策の検討・実施

Check 審査結果の測定・分析

続的

改善

(22)

例え 前述の タCT 品質フレヴムワヴク に い 国際調査 国際予備審査機関に 対 顧客の満足度を測定するための措置を求める指針 示され いるように 特許審査 の質の維持・向上を図るために 審査に対する出願人等による評価 意見等を収集 分 析する 不可欠 ある

. 本調査研究の目的

以上のよう 状況を踏まえ 本調査研究に い 我 国に ける今後の特許審査の 品質監理手法の整備に向け 諸外国に ける特許審査の品質監理の運用の実態等 国際 的 特許審査の品質監理の動向を把握 た上 特許審査の質に関する出願人・代理人に よる評価に焦点を当 た 我 国特許庁に ける品質監理手法を検討 提案する を 目的 調査研究を実施 た

品質監理部門に い 技術横断的 つ客観的 情報に基 い 品質監理を行う必 要 ある ら 出願人等による評価の対象 個別案件につい の特許要件の 断に対する評価 特許 拒絶された 自体に対する意見 進歩性欠如の理由 引 用された文献 妥当 否 等 く 審査官等によるバラツキの い適 手続 され いる 審査手続に い 出願人・代理人 の意思疎通 十分図られ いる に

絞 調査を実施 た

具体的に 記三つの項目に い 調査を実施 その結果を に 我 国に け る出願人・代理人による評価を踏まえた品質監理手法の課題 及び その対応等につい 分析を行 た

海外調査 諸外国特許庁に対する調査票送付による調査

出願人・代理人による評価を踏まえた品質監理手法の試行・分析 出願人・代理 人に対する調査票による調査

出願人・代理人に対する国内ヒアリング調査

(23)

Ⅱ. 海外調査

本 章 我 国特許庁に ける特許審査の 品 質 に 関 す る 出 願 人・代 理 人 に よ る 評 価 の 手 法 の 参 考 す く 各海外特許庁 実施 いる出願人・代理人による評価を踏ま えた品質監理手法に い 評価手法 評価観点 導入経緯 評価結果 及び それを のように用い 特許審査の品質監理を行 いる 等につい 把握 整理 分析を 行 う

1. 調査手法

調 査 対 象 国 際 調 査 ・ 予 備 審 査 機 関 あ り 内部品質保証システムの確立 レビュヴ 改善を行 り タCT 国際機関会合 タCT-M。A に い タCT ガイチライン第 忙1 章国際調査 及び 国際予備審査のための共通の品質枠組 タCT 品質フレヴムワヴク に沿 報告を行 いる特許庁を中心に 1年 の特許庁を 選 択 出 願 人 ・代 理 人 に よ る 評 価 を 踏 ま え た 品 質 監 理 手 法 の 具 体 的 内 容 等 に つ い 各 特 許 庁 等 に 調 査 票 を 送 付 す る 方 式 調 査 を 実 施 た 調 査 票 の 内 容 審 査 官 行 う 特 許 審 査 手 続 に 関 出 願 人 や 代 理 人 等 の 顧 客 ら 何 ら の 評 価 を 聴 取 い る 又 そ の 予 定 を い る を め 以 の ~ ⑥ の 点 に つ い 問 う の

評価手法 方法 につい 評価観点につい

導入経緯につい 評価結果につい

審査官の審査に係る品質監理へ のように反映 いる につい

⑥現在の評価監理手法の問題点 課題

また 各特許庁個別の事情 当該手法全体や一部を非公開 いる場合 ある 想 定された ら る け多くの回答を得られるように 回答内容の開示の可否につ い 調査項目 に確認 た

そ の 結 果 1 忙 の 特 許 庁 ら 回 答 得 ら れ た 庁 非公開 する を条件 に回答 たため 本報告書にそれらの回答内容を掲載する を差 控えた よ ア メリカ 欧 州 イ ギ リ ス チ イ ツ ス ペ イ ン ス ウ ェ ヴ タ ン 韓 国 オ ヴ ス ト ラ リ ア フ ィ ン ラ ン チ 及 び 特許庁名を公表 い を条件 た1 所の 合計 10 所の特許庁 らの回答を 資料編 資料Ⅱに示 た チイツについ 回答 の一部を公表 い いたため その部分の公表を差 控えた

(24)

以 に 各特許庁の手法の共通点や特徴につい 言及する 各特許庁の顧客調査 の手法の概略をま め 表に 資料編 資料Ⅰに掲載 た

また 各特許庁 らの回答中に開示可能の許可を付 自国 行 いる顧客への調査 票や 調査分析結果 添付された の 資料編 資料Ⅱに掲載 た

1

. アメリカ:ツn至ted Stバtes タバtent バnd Tメバdemバメk Off至ce:ツSタTO

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景

ツSタTO 忙00年 年 月に策定 た 忙1 世紀戦略プラン 品質 ダuバl至ty を最優先事 項に挙 種々の具体的 実行計画をアクションペヴパヴ

に示 た さらに 忙00ウ 年 月に公表された 忙00ウ-忙01忙 戦略プラン

に い 三つの戦略目標の最初の一つ 特 許の質 適時性の最適化 を引 続 挙 た

そ れま 各種審査レビュヴの実施 改善を通 た品質保証施策

審査官の能力の維持・向上を図る能力開発施策 審査官増員や 続出願等の規則改正 を通 た組織強化・審査負担軽減施策 行われ り のうち 各種審査レビュヴ の実施 改善を通 た品質保証施策 特許査定時の最終段階 End-check のレビュ ヴ Allowバnce メev至ew Second ミバ至メ of eyes 審査過程 vバメ至ous stバge of ミメosecut至on のレビュヴ 。n-ミメocess メev至ew 行われ いる 知られ いる

i 最 終 段 階 の レ ビ ュ ヴ E n d - c h e c k メ e v 至 e w

認 可 レ ビ ュ ヴ A l l o w バ n c e メ e v 至 e w

審査官 特許査定す 断 た出願に対 サンプルレビュヴを行う 過去 忙5 年間 以上 実施 たプログラム ある ツSタTO によれ サンプルの選定 機械を用い た無作 抽出 あり 対象案件に拒絶理由や瑕疵 発見された場合に 同審査官の審査

1

米国 欧州に ける特許庁内 の内部チェックの運用状況等につい 特許庁委託 成 1① 年度産業財産権制度各国 比較調査研究等事業の 審査の品質監理に関する調査研究報告書 成 1ウ 年 社団法人 日本国際知的財産保 護協会 を参照されたい

忙1 世紀戦略プラン The 忙1st Centuメy Stメバteg至c タlバn

httミ⑤//www.usミto.gov/web/off至ces/com/stメバt忙1/stメバtミlバn_0年feb忙00年.ミdf 同アクションプラン: httミ⑤//www.usミto.gov/web/off至ces/com/stメバt忙1/バct至on/バct至onミバミeメs.htm

忙00ウ-忙01忙 戦略プラン Stメバteg至c タlバn 忙00ウ-忙01忙 ⑤ httミ⑤//www.usミto.gov/web/off至ces/com/stメバt忙00ウ/

(25)

゠ラヴ カウントされ 審査の やり直 メeoミen る れらのレビュヴ 特許品質保証部 後述 のスタッフにより行われる

ジ ノ ル チ ェ ッ ク S e c o n d ミ バ 至 メ o f e y e s

審査官 及び その上司 Suミeメv至soメy タバtent Exバm至neメ によるジノルチェックにより 特許査定案件を精査するプログラム ある

審 査 過 程 の レ ビ ュ ヴ 。 n - ミ メ o c e s s メ e v 至 e w

審査着手後 特許査定ま の間に行われた種々の審査過程 のレビュヴ ある 審査の 正確さや完全さ 特許性 断に係る的確性 精査される 各 Technology Centeメ TC 所 属の専門官により実施される

特許品質保証部 Off至ce of タバtent ダuバl至ty Assuメバnce:OタダA

れらレビュヴを所管 あるい 調整する部署 特許品質保証部 設けられ いる 同部 審査部門 ら独立 回の割合 特許審査部門のアヴトユニット Aツ に ける審査結果 サンプルケヴス を精査する レビュヴ に れらレビュヴ結 果を踏まえた各ユニットの研修プログラムの開発 支援する ツSタTO によれ 同特許品 質保証部の人員 忙5 名程度 あり 多く Suミeメv至soメy タバtent Exバm至neメ SタE の経験

者 の ある

4

顧 客 調 査

調 査 方 法

現在の調査方法 Customeメ タバnel ダuバl至ty Suメvey アンケヴト形式 四半 期 又 年 回の頻度 行われ いる 各回 1ん000 所程度の顧客の代表者 選 れる 代表者 1忙 月間に 件以上の特許出願を いる顧客 ら選 れる また 出 願件数に比例 代表に選 れる頻度 増すよう工夫され いる 顧客の負担を減らす ため 信頼 る指摘を得るために 顧客を七つのグルヴプに無作 に分類 連続

4

日本貿易振興機構 グェトロ ニュヴムヴク・センタヴ 知財ニュヴス 忙00① 年 月 10 日付け ツSタTO に ける 審査 の質 向上に向けた取り組 につい 「ET次O Nト 澤井 中山

(26)

する 回の調査への参加を求め いる 続 た顧客の見解を適 に得るために 大企業 や大手の特許事務所 各グルヴプの代表者に選 れ いる

調査対象 全技術分野の国内出願 対象 ある

調査 郵送 行われる 回答 郵送された調査票自体への回答のほ 希望により ウェノサイト の回答 可能 ある

調 査 内 容

ツSタTO のビヴムペヴグ

5

に Customeメ タバnel ダuバl至ty Suメvey(Fバll 忙00ウ)の調査票 掲載 され いる (資料Ⅱ 資料1 参照)

の調査票 以 の(バ)~(d)の点につい の質問を含ん いる

(バ) 回答者の個別情報につい の質問 職業 技術分野 最近 月間のオフィスアク ション ツSタTO の電話・面談の回数

(b) 最近 月間の特許審査官の決定につい の質問 引用文献 クレヴムの審査範囲 審査官 らの情報の提供 応答 考慮され いる 限定要求の実施 適

(c) 最近 月間の拒絶に関する質問 拒絶理由 条文 に技術的 法的 及び 論理的に合理的 あ た

(d) 最近 月間の全体的 審査の品質に関する質問 良い ~ 悪い 明ら に上 いる ~ 明ら に いる 審査の品質上のバラツキの経験 (バ) (b) (c)の審査官 のコミュニケヴションや拒絶理由の内容につい 段階 評価を求め いる また (d)の全体的 審査の品質に対する評価 感想 変化 5段階

求め り 審査の品質上のバラツキの経験につい 経験の有無 ある場合に その頻度 多い 少 い につい 回答を求め いる

また 品質イニシアティノ 質 高い審査をする審査官の要因 審査官の の よう 性質 のよう プロセス 高い審査品質を たら た につい 自由記述式

尋 いる

調 査 結 果 の 活 用 ・ 評 価 ・ 公 表

調査結果 一般に 公表され い い 調査結果 特許品質保証部 OタダA 集計され り 品質 良い 又 す ら い 評価する顧客の比率 品質 前四半期 ら向

5

Customeメ タバnel ダuバl至ty Suメvey(Fバll 忙00ウ):httミ⑤//usミto-cミムs.oメg/ws_ext/ツSタTO/ツSタTO_CタダS_Suメvey.ミdf

(27)

上 た 評価する顧客の比率を基本的 尺度 分析を行 いる 調査の分析結果 ツSタTO 内の End-check 次ev至ew 。n-タメocess 次ev至ew による内部 の評価結果 比較される。 調査の分析結果 内部 の評価結果 対応 い場合 原因の追究 両結果を対応さ るための改善方法 検討される

. 欧州:Euメoミeバn タバtent Off至ce:EタO

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景

EタO 忙005 年 11 月に ダuバl至ty 至n the Euメoミeバn タバtent System に関する会議 開 れる等 積極的に品質監理施策 進められ いる

特に審査部門 の品質監理システム ダuバl至ty Mバnバgement System:ダMS 以 の つの柱 ら いる

第1: Oミeメバt至onバl ムuバl至ty contメol システムを通 作業を管理 管理者や定 型の質問によ チェックを実施

第 :品質方針や基準を策定 よう する理論的 考えや概念 品質ブニュアル 第 :人的資源

第 :外部の影響 フィヴチバック 及び 出願人の行動を考慮に入れる測定基準 第5:内部品質監査 。nteメnバl ダuバl至ty Aud至t

コザ忙 Oミeメバt至on Suミミoメt の一部門 タコダM タメ至nc至ミバl コ至メectoメバte ダuバl至ty Mバnバgement ダMS を実施 品質をサポヴト ペニタヴ 改善する権限を持 いる タコダM の組織構 研修を管轄する コ、コ コ至メectoメバte 、eバメn至ng 与 コeveloミment) 品質に関する情報収集を行う コMS コ至メectoメバte Metメ至cs 与 Stバndバメds) 調査や審査の基 準を規定 ガイチラインの立案や改訂を タCT の手続を管轄する コタタ コ至メectoメバte タメバct至ce 与 タメoceduメe ツseメ Sバt至sfバct至on Suメveys ツSS の実施 情の処理 調査 や審査の Aud至t の発展 品質監理の報告 審査官等の研修や指示の変更に関するアチバイ スを行う コダMS コ至メectoメバte ダuバl至ty Mバnバgement Suミミoメt より る コMS 得ら れた情報を コダMS に提供する

タコダM コザ1 審査部 独立 た部門 ある コザ1 を補助 そのサヴビスや実 績の品質をペニタヴ 改善する責任を負 いる

A confeメence on ダuバl至ty 至n the Euメoミeバn タバtent System⑤

httミ⑤//www.eミo.oメg/バbout-us/ミubl至cバt至ons/ミメoceed至ngs/ムuバl至ty-忙005.html

(28)

また タコダM タCT ガイチラインの第 忙1 章の要求による ダMS ダuバl至ty Mバnバgement system の維持の責任 負 り タCT-M。A 特許庁の活動報告を行う

さらに コザ1 コザ忙 独立 た組織 長官゠リア タメes至dent至バl Aメeバ の中に コダA コ至メectoメバte ダuバl至ty Aud至t 設けられ 基準や規則に従 いる につい の独 立 た監査 Oミeメバt至onバl ダuバl至ty Contメol の有効性の確認を実施 いる

顧 客 満 足 度 調 査 ツseメ Sバt至sfバct至on Suメveys: ツSS)

EタO 1④④ウ年 にツSSを 特 定 の 技 術 分 野 の サ ヴ チ サ ヴ ビ ス を 対 象 開 始 た 一 定 の 基 準 顧 客 満 足 を 測 定 監 視 す る 重 要 あ り 現 在 ツSS 品 質 の 指標 の 傾 向 を 監 視 す る た め に 年 に 実 施 さ れ い る

調 査 方 法

EタO EタC タCT 手続の両方 EタO の調査 審査サヴビスに対する満足を評価するた めに外部のブヴケットリサヴチ会社に委託 国語を使い分けた電話インタビュヴに よ 調査を実施 いる EタO の 14 のテクニカル゠リア いわゆる 致o至nt clusteメ 又 「C のす をカバヴ 各 「C の調査 定期的に る限り 年 に繰り返 される 回答者 選択された 「C の出願人 独立 た代理人の両方 あり ある期間(例 え 昨年)に 選択された 「C 処理されたブイルに基 ランジムに選 れる 調 査 サヴチ 審査手続の両方に関する品質の側面をカバヴ いる 見解書を含 サヴチ に関する幾つ の質問 回答者 その期間内に調査対象の 「C に出願 た特定の出願に関 する の ある

EタO 委託されたブヴケットリサヴチ会社 調査の際 以 の情報交換を行う - EタO その特定の 選択された 「C の回答者のリスト 個々の出願のリストを提供す る

- 調査員(Consultバnt) インタビュヴされる回答者を 国別 回答者の属性等の分布 を加味 た上 ランジムに選択する

- 契約者 調査会社 調査の実行 結果の統計的分析を行う

- 結果 EタO Mバnバgement 各技術分野の管理職 コ至メectoメ 品質監理部門 ダuバl至ty Mバnバgement 及び 長官 タメes至dent に提示される

また その 「C に ける出願人 代理人の両方 調査対象 あり 出願人:代理人 企業

(29)

内の代理人 出願人 カウントする ①0⑤40 の割合 ある 例え 昨年 等の 所定の期間内に 特定の 「C 審査 されたブイルを母集団 ランジムに選 れ る

アンケヴト EタC タCT 手続の両方に関 サヴチ 審査手続 見解書等 の双方に 関する品質をカバヴ いる

アンケヴトの質問内容 回答者の属性によら 同一 ある た 技術分野の違い によ 若 異 る質問を行う場合 ある

調 査 内 容

最近 1忙 月の EタO サヴチサヴビスについ の総合的 満足度に関する評価 veメy good good sバt至sfバctoメy ミooメ veメy ミooメ の5段階 評価する)

EタO タCT 手続に関する質問 カバヴする論点 以 の点 る

・ 一般的 サヴチ手続の点につい ⑤総合的 満足度 5年前 の比較 傾向 スタッ フの技能等

・ 特定の出願に関するサヴチ手続(見解書を含 )に関する具体的 点につい :適時性 完全性 明確性 妥当性等 EタO ペニタヴする品質評価基準につい

・ 特別 非標準的 手続に関する点:例え 単一性違反 特許性 断 らの除外等

・ 改善点 回答者 らの提案

調 査 結 果 の 活 用 ・ 評 価 ・ 公 表

ツSS の結果 統計的に分析され EタO Mバnバgement 関係する各技術分野の管理職 コ至メectoメ 品質監理部門 ダuバl至ty Mバnバgement 長官 タメes至dent に提示される ツSS の結果 例え 手続の変更を決定するために 他の内部や外部の品質管理の結果

例え ダuバl至ty Aud至t 品質監査 Oミeメバt至onバl ダuバl至ty Contメol 運営上の品質管理 Comミlバ至nts 情 等 統合 検討される

ツSS の結果 一般への公表を い い 結果 統計的に見る に価値 ある EタO フィヴチバック結果を個人に 提供 い す のタヴタ管理 厳 いタヴタ保 護ガイチラインに従 り 特定のタヴタへの個人的 アクセス 許され い い れ EタO の審査官に関 適用される け く 個々の回答者によ 述 られた意

見に対 同様 ある

(30)

調 査 の 問 題 点 ・ 課 題 ・ 今 後 に つ い

ツSS の実施の結果を踏まえ 行 た 手続面 の大 変更 BEST Bメ至ng Exバm至nバt至on バnd Seバメch togetheメ:審査 サヴチを同 審査官 行う を導入 た ある

現在の調査方法 電話インタビュヴ ある コスト 掛 りす る いう問題 ある EタO 電話インタビュヴの代わりに インタヴネットによる調査をテスト た 回答率

極め 低 た

また 顧客 幾つ の技術分野に関 多くの出願を いる場合に 何度 連絡さ れる 疲労 を起 複数回の接触を避ける傾向 ある いう点に留意 いる

また 厳 いタヴタ保護ルヴルを採用する 重要 ある

例え 答え 安定する い た今後の結果次第 調査票を短くする 幾つ の質 問 回数を減らす) 又 「C レベル く EタO 全体のレベル 調査を実施する可能 性 ある

調査の別の手法 パネル調査の利用を検討 いる

通常 ツSS 。SO④001 の一つの要件 ある EタO ま 。SO の認証を得よう い い た その手続 。SO の要件に整合する を確認するよう見直され いる

現在の ツSS 審査 異議中の口頭審査 Oメバl タメoceed至ngs を対象 い いの 調査を近い将来始める予定 ある

そ の 他 の 品 質 監 理 手 法

E x t e メ n バ l C o m ミ l バ 至 n t s 外 部 の 情

EタO コザ1 コザ の活動に関係する 情の取扱いを集中化 た 情 E メヴル 郵 便によ 投稿される 中央 情監理 the centメバl至sed comミl至バnts mバnバgement 最新の外部の 情の数や種類の図表化 顧客の不満の表示をするために 特別 情統計 を行う 他の EタO の 情取扱い部署 連絡を取り合う 許され いる

ダ u バ l 至 t y A u d 至 t 品 質 監 査

内部の品質管理(ダC)の機能 ある 経験豊富 審査官を含 専門化された部署 サヴ チ 実体審査のサンプル抽出案件につい 品質監査 ムuバl至ty バud至t を行う

(31)

O ミ e メ バ t 至 o n バ l ダ u バ l 至 t y C o n t メ o l O ダ C ) 運 営 上 の 品 質 コ ン ト ロ ヴ ル

内部の ダC の機能 あり プロジクト(プロセスの結果)の品質を確保するのを助けるコメ ントを審査官に提供するために 同 d至メectoメバte の中 ダuバl至ty Nom至nee(ダN)によ 行われる 至n-ミメocess チェック ある 挙 られた品質不良の種類 頻度 統計処理のた めに記録され 審査手続や研修等に関連 た有用 フィヴチバックを提供する

出 願 人 代 理 人 の タ ィ ス カ ッ シ ョ ン

口頭手続 Oメバl ミメoceed至ngs 個人レベル の面接 。nteメv至ews 顧客 審査官の 間の意見の交換を可能にする れ 顧客 のオヴプン 建設的 コミュニケヴションに

つ いる

C o n f e メ e n c e s 会 議 )

オヴプン 意見の交換を行う る場 あり EタO 時々confeメence の終わりに 特定の話題に関するワヴクショップを開催 いる

。 タ タ メ o f e s s 至 o n バ l B o d 至 e s 。 タ プ ロ フ ェ ッ シ ョ ヂ ル の 団 体 )

品質監理部門 The ダuバl至ty Mバnバgement 欧州特許代理人協会 Eタ。 欧州経営者 連盟 BツS。NESSEツ次OタE 米国知的財産権法協会 A。タ、A 等の関連 。タ 機関の代表 頻繁に 接触 いる 定期的 会合の際 個別案件に限ら い一般的 性質に係る実際の問題 会合内 討論される

. イギリス:ツ」 。ntellectuバl タメoミeメty Off至ce:ツ」。タO

1 顧 客 に よ る 評 価 の 背 景

ツ」。タO の品質監理 特許出願の 理 ら特許権の付与 特許公報の発行ま の一連の

特技懇 忙005.5.1ェ.no.忙年ウ タ忙年-忙④ 高橋

(32)

関連業務のプロセス 出願人 代理人へ提供されるサヴビス ある らえ 部署 又 業務プロセス に利用者の要求事項 満足度に配慮 つつ その品質方針を作成 そ れ れの品質目標を掲 いる 審査内容の明確性(clバメ至ty) 正確性(バccuメバcy)の に

まら 適時性 t至mel至ness 効率性 eff至c至ency 顧客ニヴゲの把握 undeメstバnd至ng of customeメ needs を基本的要素 れら要素の総合的 の 特許審査の品 質を らえ いる

また 品質監理の基本構成 バ 審査結果に対する評価 b 評価結果の審査室 審査官へのフィヴチバック c 出願人 代理人 らの情報収集 及び 分析 d 審査 関連業務プロセスへの内部監査 e 評価結果 顧客情報分析 各種監査内容に基 く方 針の決定・業務プロセスのレビュヴ ある 出 願 人 代 理 人 ら の 情 報 収 集 方 法 に 以 の 種 類 存 在 す る

バ 電話 E メヴル ウェノサイトを通 ダuバl至ty Chバmミ至on け取る出願人等 らの 情 comミlバ至nt ・提言 suggest至on ・賛辞 comミl至ment

b 部長等による主要 企業 代理人への訪問 タバtent コ至メectoメバte Customeメ V至s至t タメogメバm

c 審査官 出願人等 ら直接 け取る の

d ランジムに選択された数 名程度の出願人 代理人に対するアンケヴト調査

顧 客 満 足 度 調 査 Customeメ Sバt至sfバct至on Suメvey

調 査 方 法

ツ」。タO 郵送によるアンケヴト調査を実施 いる た 忙00ウ 年に 調査回答率 を上 フィヴチバックの品質を改善 よう するために 電話 顧客に連絡 fバce to fバce のインタビュヴ さらにウェノサイト オンライン調査 実行 た E メヴルや専 門家団体 オンラインの 。タ ニュヴスレタヴを通 顧客に 調査に対する注意を喚起す る予定 ある

郵送による調査 前年に ツ」。タO にコンタクト た ツ」。タO のサヴビスを利用 た顧 客のうち ランジムに抽出 た顧客を対象 いる 忙00ウ 年(サンプルの ④5%) 忙00① 年(サンプルの5%)に ツ」。タO のサヴビスを利用 料金(特許更新料を含 )を支払 た顧 客のうち ランジムに抽出 た 忙ん000 人の顧客に連絡する 対象者 法的 理由 会 社 商業主体に制限され り 個人を含ま い

忙00ウ 年の調査 忙00ウ 年 11 月 ら 1忙 月に実施 結果 忙00ェ 年 月にウェノサイト

(33)

発表する予定 ある

調査 特定の特許出願に限る の く ツ」。タO の 。タ サヴビスの全体をカバヴ いる

郵送によ 調査されるす の顧客に 同 調査票を使用 いる また ブヴケ ティングイベント 顧客へ郵送される調査票より 少 い内容につい fバce to fバce

質問 いる

調 査 内 容

調査票に 以 の点につい の質問 含まれ いる 資料編 資料Ⅱ 資料 資料 参照)

・回答者の情報 規模 代理人 出願人の区別 年間のサヴビスの利用頻度 の記入欄

・特許審査の品質の評価に関係する質問項目に該当する の 対応の速さ 職 員の知識 アチバイスの明確さ 職員の親 度 サヴビスの費用 類似機関 比 較 の当方のサヴビスの質 を 非常に満足 満足 不満足 非常に不満足 の

段階 該当 の選択肢 あり 評価する を求める質問への回答欄 ダ4

・ 情の扱いについ の満足度に関する質問への回答欄(ダウ)

・不満の評価を た場合に 理由を記載する自由記載式の回答欄 ダ4 ダウ

・ 対応の速さ 職員の知識 アチバイスの明確さ 職員の親 度 サヴビスの 費用 類似機関 比較 の当方のサヴビスの質 及び 営業時間 につい 重要度 の評価 ダェ その他に重要 思われる点の自由記載式の回答欄 ダ④

・改善に関する提案につい の自由記載欄 ダ10

・顧客 らの意見を電話 聴取する への可否に対する回答欄 及び 顧客に連絡を する への可否に対する回答欄 氏名 電話 メヴルアチレスの記載欄

前述の fバce to fバceの質問内容につい 郵送 の質問 ダ4 ダェ 同 内容 含ま れ り 早期審査制度につい の意見を求める質問 ダ④ 特許庁 のやり りの手段 郵送 電話 E メヴル fバce to fバce のい れを希望する ダ10 いう質問 含ん い る

(34)

調 査 の 活 用 ・ 評 価 ・ 公 表

ツ」。タO 顧客調査を行い 結果を分析 ツ」。タO のトップブネグメント toミ mバnバgement に報告する さらに 分析結果 フィヴチバックに対応 ツ」。タO 行 た特定の行動 の詳細 に ウェノサイト

公表される 現在 同サイトに 忙005 年 月に実施さ れた Customeメ Sバt至sfバct至on Suメvey の結果 公表され り 回答率 忙1% あ た

示され いる 調査の結果 ツ」。タO のプロジクトや手続上の改善す 点を特定 報告された問題に対応するために 関係する管理職 mバnバgeメ にフィヴチバックされ る

特許許可プロセス全体の ダuバl至ty Mバnバgement System 忙00忙 年に導入され 。SO④001 を認証された 忙005 年以来 ツ」。タO 品質保証ケヴスの ④5%につい 特許のサヴチ 審査 の良好 顧客サヴビスを提供する を業務目標 いる の目標に対する パファヴブンス ウェノサイト

報告される

ツ」。タO 少 く 忙0 年間 特許のサヴチ 審査に関する正式 品質保証 ダuバl至ty バssuメバnce:ダA 手続を実施 いる ダA 管理職 mバnバgeメ Exミeメt Seバメch Exバm至neメ の タバnel によ 実行され タバnel 行う勧告 デイライト た Best タメバct至ce 管 理職や審査官に還元される 個々のケヴスの ダA による評価 適宜ファロヴアップのために 担当の審査官 その審査官の上司にフィヴチバックされる の正式 手続 実施中 の直属の上司によるケヴスワヴクに対する ダA 実施中の審査官の研修や 審査官に対す る監督手続 ら いる ダA の手続自体 。SO④001 規格に対する内部監査に対応 定期的 レビュヴ 行われ いる

歴史的に サヴチや審査等の案件の手続の全体の数に対する比率 眺める 情の数 非常に少 い状態 あり 関連するす のタヴタを らえ い い可能性 ある の懸念 ある のため現在 顧客のフィヴチバックを集める方法を改善 顧客 のフィヴチバックを認識 記録するようにスタッフを一層訓練する方法に注目 り 顧客 の関係を管理するための新 い技術を る け利用 よう いる

そ の 他 の 品 質 監 理 手 法

Customeメ sバt至sfバct至on suメvey メesults⑤

httミ⑤//www.至ミo.gov.uk/バbout/バbout-ouメoメg/バbout-contバct/バbout-contバct-feedbバck/feedbバck-sバt至sfバct至on.htm

タeメfoメmバnce バgバ至nst Agency tバメgets⑤ httミ⑤//www.至ミo.gov.uk/バbout/バbout-ouメミeメfoメm/バbout-tバメget.htm

参照

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