第 7 章
本計画では、下水道に関する施策の総合的なとりまとめを行うとともに、事業の優先度 を勘案し、収支のバランスを確保した事業計画の策定を行った。
事業計画は、短期(平成21年度∼平成25年度)、中期(平成26年度∼平成30年度)、
長期(平成31年度∼平成40年度)に区分し、各期間に必要とされる事業を設定した。
事業計画・一覧表
①管渠整備 518 ①管渠整備 250 ①管渠整備 500
②神田川雨水放流幹線 185
③善福寺川雨水放流幹線 6, 396
④バイパス管整備 207
⑤ポンプ施設整備(更 新)
32
計 518 計 250 計 7, 320
2. 下水道の再構築
①再構築 対象延長: 486m
1, 835 ①再構築 対象延長: 7, 420m
8, 955 ①再構築
対象延長: 15, 247m
7, 469 18, 259
3. 浸水対策
①学校への貯留浸透施設 の設置(小中学校)
636 636
4. 下水道の耐震化
①マンホール・本管接合 部の耐震化
131 131
5. 下水道臭気対策
①PR活動・対策案の実施 ( 助成)
15
①PR活動・対策案の実施 ( 助成)
15 30
①流域建設負担金 500 ①流域建設負担金 500 ①流域建設負担金 1, 000
②流域幹線への接続管渠 整備
5, 000
500 500 6, 000
①貯留槽の設置( 吉祥寺東 町1丁目)
3, 067 ①放流水質調査 10 ①放流水質調査 20
②貯留槽の設置( 吉祥寺ポ ンプ場跡地)
500
③貯留管の設置( 井の頭自 然文化園付近)
1, 011
④貯留管の設置( 吉祥寺南 町付近)
135
⑤スクリーンの設置 10
⑥放流水質調査 10
計 4, 733 10 20
合計 8, 368 9, 730 20, 809 38, 907
4, 763 H21∼40
合計
8, 088
7, 000 項目
6. 広域的な汚水処理
7. 合流式下水道の改 善
1. 下水道計画の推進
短期計画(H21∼25)
施策・事業費(百万円)
1.
短期計画
成 21~25
度
ょ 短期計画で 中である下水道管きょ 敷設や管きょ 再構築 雨水貯留浸透施設
設置 耐震化事業 臭気対策 ほか 合流改善対策を実施する
短期計画における実施事業
短期計画における実施事業・位置図
中期計画 H2①~30
長期計画 H31~40
1.下水道計画 推進 ①管きょ整備 51③ 250 ②,320 ③,0③③
2.下水道 再構築 ①再構築対象延長⑤4③①m 1,③35 ③,④55 ②,4①④ 1③,25④
3.浸水対策 ①学校へ 貯留浸透施設 設置 小中学校 ①3① ①3①
4.下水道 耐震化 ①ブンホヴャ・本管接合部 耐震化 131 131
5.下水道臭気対策 ①PR活動・対策案 実施(助成) 15 15 30
①.広域的な汚水処理 ①流域建設負担金 500 500 ①,000 ②,000
①貯留槽 設置( 祥寺東 1丁目) 3,0①② 10 20
貯留槽 設置( 祥寺ポンプ場跡地) 500 貯留管 設置(井 頭自然文化園付近) 1,011
貯留管 設置( 祥寺南 付近) 135
スクモヴン 設置 10
放流水質調査 10
計 4,②33 10 20
合計 8,368 9,730 20,809 38,907
②.合流式下水道 改善 4,②①3
H21~40 合計 短期計画 H21~25
施策・事業費 百万円
項目
用語:再構築、雨水貯留浸透施設、耐震化
(管きょの再構築)
□3,300×2,970 L=486m
( 流改善・貯留管)
の頭自然文化園付近
( 流改善・貯留管)
吉祥寺南町付近
( 流改善・貯留槽)
吉祥寺ポンプ場跡地
( 流改善・貯留槽)
吉祥寺東町 1 目
第三小学校 第 小学校
第 中学校
第 小学校
(臭気対策)吉祥寺駅周辺
千川小学校 桜野小学校
第二中学校
第六中学校 第二小学校
第 中学校
第三中学校
境南小学校
ょ ょ ょ ょ ょ (浸水対策・貯留浸透)
(1)下水道計画の推進
(2)下水道の再構築
(3)浸水対策
1)道路整備にあわせた下水道管きょの敷設
市内の都市計画道路は継続的に整備されている状況であり、こ の道路整備にあわせて新しく下水道を整備していくことは、公共 事業のコスト低減の面で非常に有効であるため、短期計画期間よ り継続的に実施していく。
1)緊急性の高い管きょの再構築
昭和27年の整備開始より建設されてきた膨大な下水道施設は、
順次耐用年数を迎えており、更新時期のピークを迎えようとして いる。下水道施設の機能の維持向上を図るためには、老朽化が進 んだ管きょから速やかに再構築を進める必要がある。対応の遅れ は、下水道の機能に支障をきたすだけでなく、道路陥没といった 重大な事故を招く可能性がある。
現在実施している管きょの再構築については、短期計画におい ても引き続き実施する。
なお、短期計画では、平成 17 年度から3 ヶ年にわたり行われ
た調査により、更新が必要と判定された管きょのうち、特に緊急 性の高い管きょを対象とする。
1)学校への貯留浸透施設の設置
計画降雨(5 年に 1度の大雨:計画降雨量 50mm/時間)を
上回る集中豪雨の発生や地下施設の増加に伴い、浸水に対するリ スクが増大していることから、浸水被害の低減を図り、一定の基 準 の も と 雨 に 強 い ま ち づ く り を 進 め て い く こ と が 強 く 求 め ら れ ている。
貯留浸透施設の設置による流出抑制対策は、費用対効果の面か ら最も効率的であると判断し、現在実施している学校への設置に ついては、短期計画においても引き続き実施する。
用語:再構築、耐用年数、更新、計画降雨、費用対効果
■ 短期計画における管きょの再構築の概要
(4)下水道の耐震化
学校校庭に設置される貯留浸透施設
2)貯留浸透施設設置に向けた連携
公園や公共施設、市道への貯留浸透施設の設置は、短期計画か ら、各々の管理者との連携を図りながら進めていく。
1)耐震化事業の継続
大規模地震の発生は、市民生活や都市機能に重大な影響を及ぼ す。重要なライフラインの一つである下水道においても、震災時 に お け る 下 水 道 機 能 の 維 持 と 道 路 陥 没 や マ ン ホ ー ル の 浮 上 等 に よる二次災害を防止するため、耐震基準に準拠した施設の耐震化 を早急に進めていく必要がある。
人孔及び本管接合部の耐震化事業は、平成 17 年度より実施中
であり、平成21年度に完了する予定である。
■ 短期計画における貯留浸透施設設置の概要
①小中学校への貯留浸透施設の設置
H21年度 2箇所
H22年度 5箇所
H23年度 5箇所
■ 短期計画における耐震化事業の概要
①本管と人孔部の可とう化等
157箇所(H21年度)
(5)下水道臭気対策
2)再構築事業との連携
平成 22 年度以降については、管きょの再構築に併せて実施す
る。
管渠の耐震化
1)吉祥寺駅周辺の臭気対策への助成
吉祥寺駅周辺の臭気に関する問題は、雨水桝から臭気が発生し ていることが確認され、防臭リッドの設置を推進している。
市 の 玄 関 と も い え る 吉 祥 寺 駅 周 辺 の 快 適 性 を 向 上 さ せ る こ と は市民からの要望が強い。臭気の発生源であるビルピットの改善
を推進するために、平成21年度より助成を行う。
(6)合流式下水道の
改善
1)目標達成に向けた合流改善対策の実施
本市は、国の方針を勘案し、平成 25 年度までに汚濁負荷量を
「分流式下水道並み」にまで削減することを目標としている。 現在は、その目標を達成していないため、合流改善対策を短期 計画期間中に実施・完了する。
合流改善対策(水面制御)
■ 短期計画における合流改善対策の概要
①貯留槽の設置
・吉祥寺東町一丁目地内(10,000m3) ・吉祥寺ポンプ場跡地(1,500m3) ②貯留管の設置
・井の頭自然文化園付近(3,540m3) ・吉祥寺南町付近(320m3)
③スクリーンの設置
用語:分流式下水道、合流式下水道、スクリーン
合流管
越流水の流れ
(河川へ放流)
縦型制御板
ガイドウォール
2.中期計画
成 26~30
度
ょ 中期計画で 短期計画より される下水道管きょ 敷設や 管きょ 再構築等を実施
し いく
中期計画における実施事業
中期計画における実施事業位置図
(管きょの再構築) L=7,420m
(臭気対策)吉祥寺駅周辺
短期計画 H21~25
長期計画 H31~40
1.下水道計画 推進 51③①管きょ整備 250 ②,320 ③,0③③
2.下水道 再構築 1,③35
①再構築 対象延長⑤②,420m
③,④55 ②,4①④ 1③,25④
3.浸水対策 ①3① ①3①
4.下水道 耐震化 131 131
5.下水道臭気対策 15①PR活動・対策案 実施(助成) 15 30
①.広域的な汚水処理 500①流域建設負担金 500 ①,000 ②,000
②.合流式下水道 改善 4,②33①放流水質調査 10 20 4,②①3
合計 8,368 9,730 20,809 38,907
施策・事業費 百万円
中期計画 H2①~30 項目
H21~40 合計
(1)下水道計画の推進
(2)下水道の再構築
(3)浸水対策
(4)その他
1)道路整備にあわせた下水道管きょの敷設
市内都市計画道路の整備にあわせた下水道の整備は、中期計画 期間においても道路整備が行われることから、短期計画から継続 して整備を行う。
1)緊急性の高い管きょの再構築
短期計画より実施する管きょの再構築は、その事業量から中期 計画以降においても、継続してゆくことが必要である。
中期計画においては、過年度の調査において、更新が必要と判 定された管きょのうち、短期計画期間にて実施しなかった管きょ を対象に実施する。
1)貯留浸透施設設置に向けた連携
公共施設や市道への設置は、他部局と連携のうえ、短期計画に 引き続き、中期計画でも実施する。
また、民間施設への設置が促進されるように、市民や関連機関 との連携を図る。
1)管きょの再構築とあわせた耐震化
短期計画より実施する管きょの地震対策は、中期計画において も引き続き管きょの再構築にあわせて実施する。
2)吉祥寺駅周辺の臭気対策への助成
短期計画より実施する吉祥寺駅周辺の臭気対策への助成は、中 期計画においても引き続き実施し完了させる。
3)河川放流水質のモニタリング
下水道法施行令に基づき、毎年放流水質のモニタリングを実施 する。
■ 中期計画における管きょの再構築
○ 450∼□ 4,000× 2,400 L=7,420m
3.長期計画
成 31~40
度
ょ 長期計画で 中期計画より される下水道管きょ 敷設や管きょ 再構築な ほか
第 次計画やトイドス管整備 流域幹線接 管きょ 整備を中心 実施し いく
長期計画における実施事業
長期計画における実施事業位置図
短期計画 H21~25
中期計画 H2①~30
①管きょ整備 500
神田川雨水放流幹線 1③5
善福寺川雨水放流幹線 ①,3④①
トイドス管整備 20②
ポンプ施設整備 更新 32
51③ 250計 ②,320
2.下水道 再構築 1,③35 ③,④55①再構築 対象延長⑤15,24②m ②,4①④ 1③,25④
3.浸水対策 ①3① ①3①
4.下水道 耐震化 131 131
5.下水道臭気対策 15 15 30
①流域建設負担金 1,000
流域幹線へ 接 管きょ整備 5,000
500 500 ①,000
②.合流式下水道 改善 4,②33 10①放流水質調査 20 4,②①3
合計 8,368 9,730 20,809 38,907
項目
①.広域的な汚水処理 1.下水道計画 推進
H21~40 合計
③,0③③
②,000 施策・事業費 百万円
長期計画 H31~40
用語:再構築、第二次計画、 イ ス管、雨水放流幹線
(管きょの再構築) L=15,247m
流域幹線への接続管きょ整備(ルート等未定) 野川処理場へ
善福寺川雨水放流幹線
○1,200~4,000mm L=4,590m
イ ス管
○2,000mm L=500m
神田川雨水放流幹線
○1,350mm L=1,230m
ポンプ施設整備 更新
桜堤ポンプ所
ポンプ施設整備 更新
大野田ポンプ所
ポンプ施設整備 更新
北町ポンプ所
・
・
(1)下水道計画の推進
(2)下水道の再構築
(3)浸水対策
1)道路整備にあわせた下水道管きょの敷設
市内都市計画道路の整備にあわせた下水道の整備は、長期計画 期間においても道路整備が行われることから、中期計画から継続 して整備を行う。
2)第二次計画の実施
放流先河川の改修が現在行われているところであるが、その完 了時期が未定であることから、神田川雨水放流幹線や善福寺川雨 水放流幹線の整備時期も未定となっている。
こうした状況から、第二次計画に位置付けられている管きょの 整備は、長期計画に位置付ける。
また、関連するバイパス管については、浸透施設整備(浸水対 策)終了後に着手するため、長期計画に位置付ける。
1)管きょの再構築の継続的な実施
短 期 計 画 よ り 実 施 す る 管 き ょ の 再 構 築 は 、 長 期 計 画 に お い て も、引き続き実施する。
1)貯留浸透施設設置に向けた連携
中 期 計 画 よ り 実 行 す る 民 間 施 設 へ の 設 置 に 向 け た 市 民 や 関 連 機関との連携は、長期計画においても継続的に実施する。
■ 長期計画における第二次計画の概要
①神田川放流幹線の整備 L =約 1,230m(H40∼42 年度) ②善福寺川雨水放流幹線の整備
L =約 4,590m(H35∼42 年度)
③バイパス管の整備
L =約 500m(H40∼42 年度)
■ 長期計画における管きょの再構築の概要
L =15,247m
(4)広域的な汚水処理
(5)その他
1)野川処理場(仮称)の流域幹線への接続管きょの整備
本市の汚水を野川処理場(仮称)へ送水するために流域幹線に 接続する管きょを整備する必要がある。
整備期間は事業費の平準化を考慮して4ヵ年とし、整備時期は
野川処理場(仮称)の供用開始にあわせて実施する。
1)管きょの再構築とあわせた耐震化
短期計画より実施する管きょの地震対策は、長期計画において も引き続き管きょの再構築にあわせて実施する。
2)河川放流水質のモニタリング
下水道法施行令に基づき、毎年放流水質のモニタリングを実施 する。
3)ポンプ設備等の更新
現在稼動している3ヶ所のポンプ施設は、年々老朽化している
ことから、ポンプ設備等の更新を長期計画に位置付ける。