平成29年5月25日 沖縄県保健医療部
医療政策課
在宅医療等の充実について
医療計画と介護保険事業(支援)計画で対応すべき需要について 医療計画と介護保険事業(支援)計画で対応すべき需要について
調整事項
入院医療から地域移行を進める対象となっている患者像に対して、医療 での対応を目指す部分、介護での対応を目指すサービスごとの整備目標、 見込み量について調整
市町村との協議 ~医療計画と介護保険事業(支援)計画の一体的な作成~
イ 一般病床からの地域移行分 ⇒ 対応:医療(主として外来医療)
⇒ 一般病床から退院する患者の多くは、退院後に外来により医療を受ける傾向が あることから、基本的には、外来医療で対応するものとして推計
ア 療養病床からの地域移行分 ⇒ 対応:介護(施設サービス、居宅サービス等) 医療(在宅医療、外来医療)
⇒ ⑴療養病床のうち、現在審議されている新たな類型(介護医療院)や介護保険 施設への転換見込み量について、意向を踏まえ推計
療養病床数、介護保険施設等定員数( 65歳以上人口千人あたり)
順位 順位 順位 順位 順位 順位
(床) (人) (人) (人) (戸)
全国平均 1 0 .7 - 1 6 .2 - 1 1 .2 - 9 .9 - 5 .1 - 5 3 .1 -
沖縄県 1 5 .3 1 1 1 6 .8 2 5 1 5 .2 6 1 7 .1 4 8 .4 1 7 2 .7 1
出典: 地域医療構想策定ガイド ライン サービス 付き
高齢者住宅
計
増大する慢性期の医療・介護ニーズに対しては、医療・介護のネッ トワーク全体で対応していくことが必要。
介護保険事業(支援)計画で設定される介護保険施設等の定員数の 動向に応じて、訪問診療など在宅医療サービスが必要な患者の需要 は変化する。
県と市町村が、将来の医療・介護需要と、対応するサービス (在宅医療や介護保険施設、高齢者向け住宅等)の今後の整備 方針を共有し、連携した取り組みが必要。
地域医療構想における慢性期、在宅医療の需要推計結果を念頭 に、医療と介護を整合的を持って整備に取り組むことが必要
新しい地域支援事業の全体像
平成30年度から全市 町村で(ア)~(ク) の全事業を実施
【参考】浦添市医師会における在宅医療・介護連携に係る取り組み
浦添市(人口:約11万4千人)が浦添市医師会に在宅医療・介護連携推 進事業(介護保険事業)を委託。 (平成27年4月スタート)
浦添市医師会が「浦添市在宅医療・介護連携支援センター」うらっしーを 運営
・専任コーディネーターを2名配置 ・多職種連携研修会
開催回数:27回(平成23年7月~平成28年3月) 内 容:症例検討、意見交換、研修会など
参加者:27人~191人
医師、歯科医師、薬剤師、看護師、MSW、介護支援専門員 行政、介護士 など
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90
八重山地区 宮古地区 南部地区 那覇市 浦添市 中部地区 北部地区 沖縄県 全国
51 62 27 44 86 29 36 39 46
在宅療養支援診療所数
0 1000 2000 3000 4000 5000 6000
八重山地区 宮古地区 南部地区 那覇市 浦添市 中部地区 北部地区 沖縄県 全国
479 4882 901 2974 5616 1206 1331 2033 3004
訪問
診療件数
(
診療所
)
0 5 10 15 20 25 30 35
八重山地区 宮古地区 南部地区 那覇市 浦添市 中部地区 北部地区 沖縄県 全国
10 23 16 11 34 7 18 13 26
看取り件数
(
診療所
)