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Academic year: 2021

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56回 月例発表会(2002年12月) 知的システムデザイン研究室 Grid 環境での GA マスタースレーブモデル構築の比較 澤田 淳二

1

前月からの課題

• MPS シンポジウム ポスター講演論文,ポスターの 作成 • Condor と NetSolve の比較 • 産総研との共同研究 (化学反応シミュレータのパラ メータ設定)

2

MPS ポスター講演論文の作成

MPS シンポジウム ポスターセッションで発表するた めの講演論文を作成した.発表題目は,「汎用並列分散遺 伝的アルゴ リズムソフトウェア:ga2k」である.発表内 容は以下の通りである. 構造物の設計,化学反応シミュレータのパラメータ設 定など ,様々な分野において最適化が必要とされている. そのため,特定の分野に特化した最適化ソフトウェアで はなく,汎用的に利用可能な最適化ソフトウェアが有用 となる.また,実問題の最適化を行う場合,その計算に 長い時間が必要となることが一般的である.そのため, 汎用最適化ソフトウェアでは,処理の並列化が可能であ ることが望ましい. 本研究では,汎用並列分散遺伝的アルゴ リズムソフト ウェアである ga2k について述べる.ga2k は任意の対象 問題に適用するためのインターフェースを持つ.また, 1 つのサブ母集団を 1 つのプロセッサが担当するサブ 母 集団単位の並列モデルや MPI,NetSolve を用いたマス タースレーブモデルといった複数の形態の並列処理を行 うことができる. ga2k をデ ィーゼルエンジン燃料噴射スケジュール最 適化に適用した結果,Fig. 1 の形状が得られた.これは, NOx の排出量を減らすと経験的に知られている多段噴 射の形状を示しており,ga2k による最適化が有効に機 能していることを示している.

3

Condor と NetSolve の比較

Grid 上で GA のマスタースレーブモデルを構築する 際に,Condor を使用する場合と NetSolve を使用する 場合の比較を行う.比較項目としては,次のものがあげ られる. • 実行時間 計算負荷の高い問題,低い問題について比較 • システムを使用する際のオーバーヘッド ga2k Fig. 1 最適化によって得られた噴射スケジュール • 障害耐性 サーバが落ちたときにどのような対応をしてくれる かなどを比較 • 導入する際の手間 インストールの方法,設定の複雑さなどを比較 • 使用する際の手間 処理を投げるために何をしないといけないかを比較

4

産総研との共同研究

本研究では,燃焼解析プログラムを用い,実測値 (流 出ガス温度,組成) と計算値の二乗残差を最小とするよ うな反応データの値を GA を用いて最適化する. 解 析 コ ード に は ,汎 用 化 学 反 応 解 析 パッケ ー ジ Chemkin 中の 0 次元完全混合層モデル Aurora を使用 する.Aurora は初期条件,流入ガス温度,組成,流量, 反応気圧力,滞在時間などを読み込み,燃焼反応後,流 出ガスの温度,組成を決定する. 現在は,ga2k とアナライザー部のインターフェース を作成し,GA を実行することができたという段階であ る.今後,より良好な解が得られるように GA パラメー タのチューニングなどの検討を行う.

5

今後の課題

• MPS ポスターセッション • Condor と NetSolve の比較 • 卒業論文の執筆 • 産総研との共同研究 1

参照

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