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JAIST Repository: 日本鉄鋼業による地球温暖化問題への取り組みにおける官民連携の進化

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Academic year: 2021

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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 日本鉄鋼業による地球温暖化問題への取り組みにおけ る官民連携の進化 Author(s) 本多, 清之; 井川, 康夫 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 787-790 Issue Date 2012-10-27

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/11139

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

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日本

業による

化問題

みにおける

本 之, 川 ( 端科学技術大学 大学) はじめに 気 変動 (いわゆる 化 )に き 1997 年に で採 された『 定 書』によって 日本は 年である 1990 年比 6 を実現すべく て してきた。 は世界 でもっとも省 ル ーの でいる日本のみが実質的な を い ル ー の る国 から CO2 を う すなわ 『「 者 の原 」が「 者に う」原 にすり えられて』 [1]しまうという事態に るかと われたが ーマンショックなどの な事実の影響によって 分か が和らいだ。 の 「すべての主要 国が 加する公平か 実 性のある み」を 提とし も 2020 年 までに 1990 年比 25 の CO2 を国際公 するなど 政 主 によって の は くなる方向に み あった。しかし 3.11 日本大 と 原発の事 により 気に CO2 量が増加し また にわたる 定的な ル ー に関する国 的な 論が行われる 国 としての を白 に して する動きが て た。しかしながら たとえば 2100 年を考えたときには はり な CO2 が められていることには変わりない。 方国際的には 定書 の みを める COP15( ン ー ン) COP16(カンクン)の ぐ合 成に いての論 として に の り みの方向に対し ートウ ル ーパー[2] れに続くクライ ト・プラグマテ ム[3]では ・ 的行動 のより 的な り みは( )少数国のグループによって行われるべき ・新たな 代を主 するものがあるとすれば れは世界的な ではなく 主に 体 ・ 主 よりも 主 性よりも 性 ート ア的な よりも実際的な結果 といった見 が べられているが まさに日本の 業が 心となって実 してきた り み方向にも 合 している。実際 COP17 ダーバン では クター別アプローチが の の に明 された。 こうした国際レベルでの合 成と バ ンスに いては 国際レジーム論 レジーム論な どの国レベルからのアプローチも 数ある(たとえば[4])。これらを まえ 者らによって 産業 [5]と ント産業[6]における クトラル・アプローチ 及過 を通じ また国際連 の みが PP1 から IPEEC2 置された GSEP3に移行する過 れ果たした [10]により 国際 レジーム 成における新しいアクターの として報告されている。 本報では の の の 国際 の 日本 業から見た 化問題の 展 の 表 日本 中国の の 会 国の 大 [10] の 会 会議 国 国 発

1 sia Pacific Partnership on Clean Development and Climate 日 にカ ダが加入。

2 International Partnership for Energy Efficiency Cooperation 本部はパ IE : 2008 年 6 月に G8 長国であ

る日本が で主催した G8 ル ー大 会合において G8 国と 国 インド 国および 体によって 立。

3 Global Superior Energy Performance Partnership [9]。2009 年 9 月の IPEEC 第 1 会合[7] [8]文書の 13

に「主要な ル ー 費 クターにおける パート ーシップは ル ー 向 のために であること」と うたわれたことに き なかでも省 に関する関心が い ル ー 費産業 クター( 電 テルチ

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表- 業における クトラル・アプローチの拡大と 展 及のポイントは 4 にまとめられている。 情報の (既存技術情報の ( ンド ック 成) 実態認識の ( 及 ル ー原 などの 通の定 でのベンチマーク策定 及の 実態 ポテンシ ル ) 日 本 と現 との 流) 数 の 定(原 及 指 も ) 成のための技術 及活動(現 に 国 が まって ・改善推 など 論を深め 必 要に応じて デルプロジ クトを実施するなど)

長期ビジョン 革新技術の開発プログラム( orldsteel CO2 reakthrough Program )の 。

3 連 の 点 通「 連 」と言えば 政 の施策に産業界が すること の に産業界が 方向に政策 を すること と えられているが たとえば 省では 「近年,開発 国の経済成長において 業の投資活動の果たす はますます大きくなっています。 省では, 業の さまと連 し,開発 国の経済成長を するとともに, 業を 日本 業の さまの 展開をも ししていく方 です」と 連 を定 している[12]。 より 体的な言及として ント業界からは「( ベースの技術移 において) 国における 物 方 の政策 も も 物を するルールがないとこれら( ント産業で 物を原 料として 用する)の技術は に移 できない」ために政 関係者 が 論する必要があるとし ている[13]。また 電 業界では 「 のレベルでは( ) 国・ 国 の な状況が さ れかねない( ) のレベルでは( )プロジ クト現 ではプレゼンスが大きいこともあり 的な 論が行われた」とまとめられている[14]。 業界では表 に示した通り 日 国 の 連 から まり PP7 カ国 世界 会ベース と拡大してきたが の過 で ベースであった日 流にも政 代表が するようにな り 文 通り 連 と発展してきている。 の成果と 界 a 日 連 b PP 連 c worldsteel 連 スタート 期 2005 年 7 月 2006 年 4 月 2007 年 4 月 対 国数 世界 産シ ア ( ) ( ) ( ) a か ら c 連 を拡大 技術 ンド ック PP-SO CT アと な る 情 報 提 2006.4 改定 SO CT 版 成公表 (2008.1) 世界 通化は の 題 現 状 は 果 に い て 部 域 差 が存在 指 算定方 論 計 ( パシ テ ー ビ ル デ ン グ) 算定方 論 7 国で合 算定方 論 に 世 界 体 で 合 ・ 化 に 国 際 化 (ISO 化など) の 提として デ ータベース構 7 国データベース 構 世界データベースの 構 デ ー タ 守 性 の 確 カバー デー タ 質が 要 定方 論 行 7 国で方 論合 世界 通の方 論 (これにより国際競争 の み ) 体 的 な は 国 政 と の で 定 技術移 流 定期的 流 会( の 所 問の実施) サイト 問 技術 流 流会 技 術 及 に よ る 大 き な ポ テ ン シ ル実現 ビジョン 2050 年ビジョンの構 会に公表 革 新 的 技 術 の 開 発 ( 本的 技術) 革 新 技 術 開 発 CO2 reakthrough Program 2003.10 革 新 技 術 が 本 質 的 な

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APP は 20 て交 事 た。 的 ーラ を容 に 動によって セクターに の新しい しかし同 たことを イ ン い も、 あると指 新たな 上 の Mechanism) した に に評価 目 に ものである ー・CO2 出 果的に るため、 ティ など はクレジ との交 に する二 ト につ セ ー 的な に CDM Mechanism) くさ」につ い他、上 セ うに BOCM 連 動 スタートし である 業 、 は BOC て 関 の す てを それまでの る「 と で内容が 011 年に正 事者からは「 な が が本パート にした」とま て を に正 の いアクターと 同時に、主要 ている ンスの り方 「 ト アッ している な資金 を受けて の を始 による CO2 価し、 が に活用するこ が、本来は 出 減に資す させること スト の どに 題はあ ジット化をせ に った 間 セッ ついて」2012 年 ー) 19]。 な資金 カ M Clean があるが、 ついては え セ ーでも との が 明 連 の 化 動 に したが、その CDM から、 特に 業 M との関 で と を の担い手同 間レ ルの の APP や GSE はバイラテ うとおかし に GSEP に の 、セ ント、 ー ップ発 とめられてい める 一 を与え なったこと 要参 者はこ 3] 14] 15 方に関する 論 ップアプロー 7] カ BO 、 は新 始めた。これ 出 減 を 献分を中 とを目指す エネルギ する を が目的であ インセン るものの、 せずに 「 が が ト・クレジ 年 8 24 日 として Developme その「 い え 20]に も 2 21]の 明されている 関する 重要な 現 は2 業 から見る で 2 間 3 に す。セ が に 交流・交 EP による ラル。 業 い」 22]とい 行した。そ 出し手と受け 、発 中 発足 か る 15]。ま の と )」として を明らかに と とく、A 5 。 は 論が 足して ーチと 連 OCM たに2 間の は、 1 18 が ッ 日公 ては、 ent いに し のよ る。 った 間交 クターである 間の であ と、 の連 間交 に っ クター別 的に が えして 連 の上に は業種毎の いう によ その につ 手が明確で )これらの ら してい また、 業 して、 て、これまで している 4 PP の と はそれを「 ていたとの指 連 」を り めと に すよう は、 う る BOCM に が 2 てきたこと の り が を る ている。 っ に っている の り と よっても明ら 2 ついては 報 で 定的な の分 では いたことが、 業 からは、 動に関 る での 者らの 4]。 として資金 ジネス ー 指 もあった の要因とし として、BO うに、 上 うまでもなく の資金 に交 の場が 間からスタ とになる。そ ースとな るかが イン って、 る であるこ となる。 らかである。 1 BOC CDM、BO 報 10]に TF の活動は の な パート ー 「 P は、 る新たな の分析通り、 ないしそ スでのプロ た」 16]と ながら、し CM(Bi-later 等と が 連すな は、 ってきた。 ートし、 の間にある る ト ア トとならざ は で出現 ことが かる 対 のと M 要 CM したが、 的ス 業で ー ップにお パート にお 自らが の仕 が ジ クト 分析している かし資金 al Offset C の間で、 全 の ンバー 連 の ップ アプロ るを得ず、 できた け 。これは、 ときと、 要因とし ー であっ される おける ー ップ活 おいて、 間 レジー が 足してい 現に向けた 。EU に 足が課題で Credit が が の参 から 通 カ と 大し、 の状 も め ローチでは、 その意 で けではなく、 外務 によ 対 の時 し 活 間 い た に で め で 時

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参照

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