骨材回りの応力について
濱本二郎
(昭和54年8月31日受理)Concentration of Stress Around Aggregates
JiroHAMAMOTO Abstract In concrete technology the Hansen model is used to explain the stresses around aggre・ gates. The stresses in the mortar surrounding an aggregate as yet cannot be suf丘ciently explained by the Hansen model, as for example the influence of the modulus of rigidity and radius r. According to Goodier, solutions for the stresses around an aggregate are derived in this pape「・1・まえがき
コンクリートを2相系複合材料とみなし,その物性 を解析的に調べるためのアプローチは,例えぽ弾性係 数のような構造鈍感性の物性には比較的有効である が1),破壊のような構造敏感性の物性に対しては現在 のところあまり成功していないようである2)3)4)。もっ とも…般的なものは,コンクリートが単軸圧縮荷重を 受けた場合の破壊機構を解釈するための構造モデルを 設定し,これに基づいて理論式を誘導するものである が,構造モデルは種々の応力段階におけるコンクリー トの力学的挙動について,あらかじめ定めてあり破壊 機構を帰納的に推理するものである。 −i方,軽量骨材 が実用的になってくるとModular ratio 1)が1より 小さい場合と大きい場合の相違がコンクリートに及ぼ す影響の相違と認められる現象が生じてきた。たとえ ぽ,弾性係数を解析的に調べるための構造モデルが, Modular ratioが1より小さい場合と大きい場合につ いて別々に造られているが,これは1付近を界にして 2相に生じる応力の様相が変化したことの一・つの現象 と考える。この現象の変化を説明する構造モデルを考 えるに,モデルのパラメーターを直接に材料の弾性定 数とした簡便なモデルとしてT.C. Hansenのモデル がある。T・C・Hansenは限定された条件について Modular ratioが1より小さい場合および大きい場合 についてコンクリートに発生するひびわれについて解 析した。本論文はこれをさらに一般化して考察したも のである。 2・骨材回りの応力 一般に単軸圧縮荷重を漸増的に加えた場合,応力が 破壊強度の40∼60%に達すると,コンクリート供試体 では骨材一セメントペースト界面において付着破壊を 起こし,マイクロクラックが生じるが,これは主とし て骨材とセメントペーストの弾性係数に大きい差があ るため引起こされる応力集中の結果であるとされてい る。T・C・Hansenは,骨材粒赤道上の引張応力度を 与える式を図一1のような極座標を用い5),θ=90°の 場合の例として,セメントペーストをとりあげボアソ ン比0・3,骨材粒の弾性係数を無限大としσrr=0.16 ao で与え,この式を用いてセメントペーストの引張強度 をセメントペーストの圧縮強度の1/10とし,セメン (1
、 ’,’ 、 、NN−∼一 0図一1 応力座標
σrr σθθトペーストと骨材との付着強度をペーストの引張強度 の約65%とし,骨材一セメントペースト界面に生じる ボンドクラックはセメントペーストの圧縮強度の40% 程度の大きさで生じるとした。θ=0°の場合の例とし て空泡をあげ,aθe = O.68 aoとしセメントペーストの 圧縮強度の15%で空泡の上下でセメントペーストの引 張強度を超えると計算したが,弾性係数がモルタルよ り小さい軽量骨材粒については空泡と同様の応力状態 であり,弾性係数が大きくなるほど応力集中の程度は 小さくなること,粒子が割裂し,それによってモルタ ルが引裂して,コンクリートは破損すること,および 軽量骨材コンクリートにおいては付着ひびわれは発生 し得ないこと等に論及している。これらの式ははなは だ有益であるが,特定の角度および球体の弾性係数を 無限大としたこと,軽量骨材に対し空泡になぞらえて 論じたものであること,およびマトリックスに生じて いる応力を一般に論じていないこと等を考え,一般 の角度および2相のそれぞれの弾性定数としての参考 値を用いて骨材粒回りのセメントペースト・モルタル の層に生じる応力を求めることにした。このためT・ C.Hansenがarr ・O.16σoおよびσθθ=O.68 ooを導 くのに用いた基本式について検討した。この基本式5) は前述のように(図一1)一様な引張力が作用する応 力場を考え力の作用方向を2軸にとって,球体外部 に対する外部の応力を極座標で示すと6), σ。r=(Ar+B。 cos 2θ)ao σea・=(Aθ+Be cos 2θ)σ。 σψψ=(Aψ+Bψc・s2θ)a・ τre==(Bre sin 2θ)ao σrr:半径方向の直応力度 σθθ:切線方向の直応力度 Oψψ:2に垂直な面内切線方向の直応力度 τ,e:球面に働くせん断応力度 ao:e=oの方向の引張応力度 A,B:球体およびマトリックスのボアソン比,剛性 率比=(球の剛性率)/(マトリックスの剛性 率),および(球の中心からの距離)/(球の 半径)によってぎまる定数で文献6)の42頁∼ 43頁にしたがって計算する。 以上の式により,T.C. HansenはJ.N. Goodierが 求めた球体外部に対する外部の応力を算定する式とし て,5)の論文中の50∼55頁に述べた計算式はJ.N. Goodierの解の結果の中で自己の条件の場合に利用で きる計算式をJ.N. Goodierの解の結果の計算式とし たことが判明する。従来,T.C. Hansenの計算式を 拡張し,より一般化することを目指していると思われ る諸論文はT.C. Hansenの採用した式のみを検討し ているので,それぞれの一般化にそって誤った拡張が 行われている。 セメントペースト,モルタル,およびコンクリート の圧縮応力に対する弾性定数は材料,施工,材令,応 力度,永久ひずみの取り扱い方,試験方法等によって 変化するから,従来の実験結果を参考にすれば弾性定 数はある範囲内に収まることがわかる。実用的にボア ソン比および剛性率については次のような値が採用さ れている。ボアソン比は,モルタルでは0.15∼0.50, 河川産骨材では0.15∼0.20,人工軽量骨材では0.35∼ 0.44剛性率はモルタルでは60000∼80000kg/cm2河 川産骨材では150000∼。◎kg/cm2,人工軽量骨材では 20000∼70000kg/cm2等である。一軸短期圧縮載荷の 場合,圧縮強度に対する応力比が100%に近づくにし たがい,ボアソン比はセメントペーストでは0.25∼ O.26,モルタルでは0.30∼0.35,河川産骨材では0.15 ∼0.25となっている。したがってこれらの弾性定数を 使って上式を計算した。すなわち,マトリックスには セメントペーストおよびモルタルの参考値とし,球形 弾性粒子には軽量骨材および河川産骨材の参考値を用 いた。計算結果は圧縮応力度を正とし,応力度はOo の比としてあらわしてある。 3・計算結果および考察 計算結果は,表一1,および表一2のようである。表 中でμ1はペースト・モルタルのボアソン比,μ2は骨 材粒のポアソン比とする。表一1は球の中心からの距 離をr,球の半径をroとするとr/ro=1について計 算した。これらを概括するとペースト・モルタルの剛 性率が等しい場合,ペースト・モルタルのボアソン比 より骨材粒のボアソン比が小さい場合は粒赤道付近の ペースト・モルタルの層に圧縮応力が働き,またこの 部分で粒とペースト・モルタルとがはがれるように引 張応力が働く。骨材粒のボアソン比が大きい場合は粒 の極点付近のペースト・モルタルの層が圧縮されると ともにき裂を生じる引張応力を受け,また粒を包むペ ースト・モルタルの層に引張応力が働く(σψψ〈0)等 である。ペースト・モルタルと骨材粒とのボアソン比 が等しい場合は剛性率比が1より小の場合は粒の極点 付近のペースト・モルタルの層にき裂の原因となる引 張応力が働き,赤道付近のペースト・モルタルの層が 圧縮応力を受けること,および粒を包むペースト・モ ルタルの層に引張応力が働く(σψψ<0)。
表一1ボアソン比および剛性率比の変化と各応力度との関係 表一1(1)
番号
1 2 3 4 5一 ∠ 7 8 μ1020
応のヘ種
x類
μ2 o、!s 0.20 0.2S仇 !.00 /.76 0.33 〃67 4.00 o.2ぎ o.67 4.oo 0 0.9673 !、244/
α5000
σ8000 !.60ρ0 α425−4 o.8364 /.6222 30 0.7/73 0タ253 0.37ξ0 0.6000 !.2000032よ4
〃.636化 一一 1・・馳∨一一」一h一一一 @!2222 σrア 45ρ4673
0、6065’02500
0.4000 0.8000 〃.22オ4 〃.4364 α8222 60 o.2/73 ρ2877 0./250 α2000 0.4000 α!2子4 〃.236404222
90 一6[0327 一〇,03!0 〃.0000 0.0000 0.0000α0284
o.0364 θ.∂222 0 α0!63 o!531 一∂.Z800 一〇./000 0.300〃 一〇3/27 一θ、1!82 〃2889 30 0.266302999
〃.!8ク書 0.228〃 0.3250 0.!623 〃.2句8 0ほ!39 σθθ 48 o,ξ!63 α4467 〃.62ξ∂ 0.丁500 0.3SOO063ク3
0,否3/8 ρ3389 6007663
θ5935 !.062忘 0,87官0 0.3750 /、!/2308868
03639
90 !.0/63 o.7404 !.5〃oo wI.2000 0.4000 /,丁873 /,ノ8/8 θ.3889
0 0、0〃3 0.!53! 一〃.2800 一σ/000 0.300〃 一43!27 ∼α!!82 ρ2889 30 〃.0!63 ρ〃87 一〇.!875 一〇.07SO 0.225汐 一θ.237 一〇、0932
02/39
σr■ 4ζ クo!63 o.084ヨ 一〃.ノ2缶 一〇.0800・ 0./ぶ∂0 一4!∠27 一〃、06824!389
60 0.0!63 o.0499 一∂.062ξ 一〇.0250 oo75「0 一〇,0877 一4〃43200639
亨o 0.0!63 zλo!5古 0.0000 0.0000’00000
一〇.0!27 一40/82 一〇、0/〃 0 0.0000 o.oooo 0.0000 0.0000 0.0000 0.00〃0久0000
0.0000 30 0.4930 0.8522o之68
0.3464 0.692δ o、/732 〃.346406928
τ?り4‘ θ500〃 θ.6376 ∂.280ρ o.4〃oo ・『O.8000 o.2∂oo Ol 4000 α8〃oo
60 o.4330
α5522
0.2/6S 0.ヨ46ク06928
α/732’03464
o.6ア28 90 0.ρ000 0.0000 〃.〃000 0.0000 0.0000 〃.〃000 〃.〃000 0.0000 表一1(2) ’ヤ号
9 /0 // /2 /3 14 15 /6 μ1 0.20 応のヘ種
x類
μ2 0.30 α4〃 0、5刀 θ゜ 仇033
〃.67 /〃∂. 0ご33 o.67 /.oθ ∂.33 〃.67 o 0古6ク6・−一一一← 088〃o z∂ク94二 o.6923 !.000ク !,!85−2 /、0000 /、2ク00 30 o.44z6 0.6800 α8294 0.86ク3 0.8〃00 0.9382 o、875つ ノ.00〃0 σアγ48
o.3!z6 0.4800 0.忘79404423
0.6000 0、ム882 0、7Ω)ρ oぽクoo 60 σ!926 0.280043294
0.3!73α4000
∂.43ぶ2 〃、62子ρ 0.6000 90 0.06% 0.0800 0.0794 0.1923 0.2000 0./852 一ン、舌000 0.4〃〃0 0 一α2838 一〇、/400 一〃03?ク 一〇,3462 一〇ZOOO 一α09Z6 一∂、8⑳0∂ 一〇,3000 ・「wr「 30 0/837 0.ノ850 0.Z/03 α〃9!3 o/23ro ク、ρ丁クκ 一.鼡v06Zξ 0、02舌〃 σθθ 45 θ.‘9!2 α&/00 0.4603 4&288 Ol 4800 久4074 〃.3780 0、35ψ0 60 /.0287 0、835り 0.ク!03 0.9663 o,77間 0.6874 0、8』/25 0,67白 go /、4662 ψ!600 o,%03 /.4δ3δ ψ/000 0.9074 /、2ξ「00 /.0〃00 0 一〃.2838 一〇!400 一〇〇397 一〇.3462 一〇、2000 一〇、0926 一〇、丁000 一ク,30∂0 30 一〇.22!3 一〇、〃5「0 一〇.0397 一〇2837 一〇、!76「0 一〇、〃926 一〇、437否 一〇,2ク8η σπ48
一〇./588 一〇.0900 一〇、ρ397 一〇.22!2 一〇、!8∂0 一〇〇926 一〇37&0 一∂、25「ク0 60 一〇、0%3 一〇、0650 一〇,039ク 一〃.!忘8 一〇.!之8カ 一〇、ク926 一〇,3!2ぷ 一〇.225刀 go 一ρ0338 一θ.04θ0 一〃.0397 一α0962 一〇、!〃0〃 一〇、ク926 一{久2よ00 一久2000 o 0.0∂00 0.0000 0.00〃ρ 0.0000 0.0000 〃、ク∂〃0 0.0000 0.0000 30 0.2/65 o.3464 ∂.4330 α2/6舌 0,ヨ妬4ク4330
o,2/65 σ3464 τw 45官 .一一 σ25〃0 0.4000 ク,すooo 0.2ξ〃0 一L n.4000 「・ V,〃0〃 0.2800 0.4〃ク0 6〃 0.2/6宮 o.3464 0.4330 0.2/68o,364
0.2/6ぷ αヨ464 勉 0.0000 ∂.00〃0 0,〃000 0.0000 θ.0∂00 一已幽2_ O.〃000 「”一一一一一_・rTr@O、0000 ク.〃000 剛性率が1より大きくなるにしたがって,粒の極点 付近のペースト・モルタルの層に圧縮応力を受けるこ と,および赤道付近のペースト・モルタルの層が粒と はがれるような引張応力を受け,またき裂を生じるよ うな引張応力も受けるようになること,粒全体として 粒を包むペースト・モルタル層に引張応力が働く(σψψ <0)ようになること,および粒とペースト・モルタ ルの界面の層に働くせん断応力度も0.5000を越えるよ うになること等が判明した。以上はペースト・モルタ ルと骨材粒のボアソン比の変化および剛性率比の変化 が諸応力に及ぼす影響の程度を剛性率があい等しい場 合,またボアソン比があい等しい場合について述べた のであるが,ポアソン比および剛性率がそれぞれ相違 した場合はそれぞれの傾向が重ねられてあらわれるよ うである。表一2は表一1の番号5,16,19,20,21 および23についてr/r。を変化させ諸応力度を計算し たものである。表一1の諸応力度は表一2を参考にす れぽペースト・モルタルの界面から離れてペースト・表一1(3)
番号
/7 /δ 〃 20 2! 22 23μ1 グ∼o o.2ξ o、3∂ ∂、eo
応の
ヘ種
x類
θ゜ mμ2 ∂.台0 0.20030
0.4〃 0.之0 o.44 ∠00 /、% 900〃 0.67 /、7∠ 、 o.∠3 〃.67 〃 zヨ333 /、∼¢∼/ /93δ3 o.goぶ∼ 〃!z4 ∠∼ク84!∼ 0、78〃3 30 ノ.0833 09/∼0 /4/33 0、7〃ク/ 0、77ぷ∼ 久ポ703 ρよ880 σγr 4玄 0.δヨヨ3 0.88/9 488δ4 αω9〃 〃.43クタ 03矛64 〃、3,島 6〃 〃‥夕833 汐.之δ!8 ∂3‘34 o、3/09 o、!oo 7 〃、∼〃∼6 0.之03主,o o・3333 一ρ〃ク83 一∂.!6/5 o,〃∼8 一〃、2366 o.o/87 ク、oノρヲ θ 一〔久/667 4∂8クo 0、δ’306 一〇 979 4命∼44 一α3/ク2 一〇之738 ∂〃 0.0833 ρ∼∠39 o.∠087 0/4/ク 0.&ク/2 0.〃869 α!!〃& σθθ 化子
03333
Ol 4〃03808
o,婬/3 〃.6!79 θ49∂∂44P
ρ ρ.8833 ρ6779 ク./8よ9 08∼/〃46646
Ol 89&ク θ皆79/ 9〃 〃.8333 o.884ヲ }一 黷S069ク /、/ム06 o.7〃4 /、∼99/ /∼634 o 一〃、/667 ∂0子ク0 ク.83〃6 一∂、/979 αよ∼44 」0、3/ク∼ . 30 一・V、/667 4〃466 〃、60梶 一《2/‘ξ4 θ379& 一〇∼〃ク3 二工_一クぱク80 σrr 4& 一〇、!ム67 〃、036z o,38〃 一4〃3ρ 〃、∼345一4坐
一408∼Z
6〃 一〇、/667 ∂.o∼ぷ「8 〃/&舌ク 一∂、〃グ05“ 〃,〃89亡4〃∼4
0、0/3『 9〃 一〇、!667 o.o!&4 一〇、∂∠gz 一〃、o∼δソ 一61〃&「ぷ4 4/2∼3 0、/093o 0.00〃〃 o.o〃〃o o.θooク 《ク、〃〃〃o 〃.0000 o.o〃o〃 0.00∂0 3∂ .−
@0433〃
一.. 一・一}’潤A4‘す 一馳一一Z,〃gz 〃1343/ 一一
Zξ84/ o、3!♂す ク3ミ∼3∼
τγθ 4オ
o、す〃o〃 ρメ?97 ム0499 〃.396∼ Ol 67姑 ∂.3∠77 oぼ扮4
60 〃.4330 o、4ξ鎧 ρ9〃9∼ o.き43/ ρ舗4/ 〃、8/8寸 ¢き33∼ 9∂ 〃、o〃〃ρ o,クoρo 〃、〃〃〃ρ
ク0000
久〃ク00 0.0〃∂0 〃.0000 表一2ボアソン比,剛性率比およびr/roの変化と各応力度との関係 表一2(1)番号
5 16 μ1 0.20 応のヘ種
x類
μ2 0.20 0.50 仇 4.00 〃.67 θ。 r/γ・ /./ ズ2 /.3 !.8 2.〃 !、/ /.2 ∠3 o !.60ク3 ∠古94 /.496/ /、3クぷ3 !.ノ875 ム098/ !,04ぷク ψo/67 30 〃8〈ζ9〃430
/、0942 、oo 68 ∂.87∠6 0.9052 0,8釦∂子 0,8〃3 σγγ 45一 ∂,%48 0,ク∼∠ 久6923 ∂.6383 o舌656 0,7/Z ∂、6ぷ ク、6/矛〃 60 0.343ノ 0β!03 ∂2904 ク.2698 o、2玄47 o、よ/96一 046/4 ∂14!86 90 一〇、0782 一ク,ノ06/ 一〇、〃/8 黶V、〃988一一 一 一〇、〃86303266
Ol2668 α2/タ2 o 0.!472 0.06780025ρ
一〇、0099 一〇、o!8δ 一〇,/993 一〇./382 一〇、ク994 30 0.2623 L偵S23ヨ7
∂、22/4 0、2/67 θ227ク θ、0 ζ6 θノ39ク 0、!68& V.37〃6 σθθ 4ξ ク,3ク75 0β999 〃、4ノク8 0.4432 0.4742 0,!76 043‘460 o.4927 o.866/ 〃.6/42 o.6698 0.ク207 α6皆訂 0.696す 0.7〃4Z
go o、6〃79 o.ク3z3 0、8/08 α8963 ρ9672 θ.98〃4 o.9738 49ク2ノ
o o.!472 oo67よ
402ぶ0
一〇.oo99 一〇、0/88 一〃,ノ993 一〇、/3δ2 一②099430 〃、〃53 ク.05ク3 ρ025δ 一〇、00/2 一〇、0/ρ宮 一〇、!887 一〇、!348 一〇、09%
σ甘 ¢‘ 〃.〃834 0.0470 4026富 0.0074 一〇、0023 一〇、!7ぽo 一∂、/3!4 一〇、099 6ク 〃o舌/8 0.0368 o.0272 0、0/60 o,oo5フ 一ク、ノ674 一〇、!Zδレ0 一〇、/oo/ go oo!96 ∂.〃26ぷ 0.0279 0.0247 0、0!4/ 一〇,!ぷ∠8 一〇,/246 一〇、/003
o 〃1クo〃o 0.0θ00 0.0000 0.0000 0.0000 〃.〃〃ρo 0.00〃ρ ∂.0000 30 o.8608 o、49!亡 o.4547 o.4245 o,〃68 〃β9θぶ ク4/3ξ ≡o、49/
τγθ 45 0.6化ク2 〃,8∠7ξ 〃、82口 ρ49〃/ 0.48/3 0,4ξ〃9 0、47ク6∼
60 o.86〃8 ρ49/& o,4r47 α424富 o、4/68 〃、39〃8 ク、4/3よ 夙4∼δδ
go ρ.θ000 0.ρ000 ∠2000ρ o.oρ〃ρ 0.00〃0 0.000∂ 0、0∂ク〃 0.0∂00 モルタル側に移るにしたがってそれぞれ変化するよう である。・一一例として番号5のσrrはθ=0°の場合r/ro =1よりもr/ro=1・1の方が大きく,θ=90°ではr/ ro=1については0であるが, r/ro=1・3については 一〇.1115等となり,ペースト・モルタルと骨材粒の 界面の層に働く応力度よりも界面からペースト・モ ルタル側に移るにしたがって応力度が大きくなる場合 とか,圧縮応力度が引張応力度に変化する場合が生じ てくるから注意を要する。写真一1の左側はセルロイ ド製の中空球を埋めこんで造った供試体で,右側は鋼 .球を埋めこんで造った供試体である。写真から観ると 供試体の端面摩擦の影響があることその他等,2.で述 べた式の成立条件と等しくないが球体回りに,左側の 球では極点付近の縦のひびわれ等,右側の球では極点
表一2(2)
番号
16 19却
μ1 0.20 0弓0 o.3θ 応のヘ種
x類
“μ2050
0.30 o.40 0.6ク 9000 α67 θ γ゜ ∠520
!く/ ∠3 /.3 /.、〉一 2.0 /、/ 0 〃9934 098久丁 ∼、〃!万 ∠9673 /、8ク30 /6ク30 /、34∼∼ α8697 30 αク829 o、7子78 /,443 /、3アアo /、3306 ノソ934口35一
〃∠809 σγγ・ 付 グ8ク24 σ⊆∼8/ 次8700 483〃8 αク883 0.ク/38 o,6∂鋪 1−1..一.一一 ソ4ア.∼o 60 ρ36/9 ク∼984 o、∼9〃 026∼6 ク1∼4ぷ9 4∼34∼ ∂.∼36/ ・ O303/ 90 o.κ/4 〃.0687 一〇、∼ク8 一〇3〃釘6 一ρ、∼968 一∂、之4よ3 一〇、/3∼7 一一一一丁一 Z、〃430 一ρo銘o 一〇、0/87 o.4676 o、召8よ 〃、/8子/ 〃、04ず6 一〇、o∂8Z 一6λ〃92
30 020!9 〃2ヨ∼4
〃422
α33∠ξ「 〃.Z8∠5 Ol∼443 0.之3/∼ o.!883σθθ 姑6〃 〃45−97 ∂.483∠
4390
44〃48 〃、4/クア 0.44〃〃 Ol 47!0 θ4δ9 θク!7寸 泓7348 α誕∼(ぐ ク.42古 Ol 8・473 ∂、63子ク 0.7/ρ9 o.794/
go 0,97ぷ3 o、9『 ∂3/4之 oぽ4〃8 o、68〃6 0.83/4 〃、9す07 /、09ノよ
0 一〇、0銘0 一αo/δ〉 o.4∠% ク、∼∠85 θ〈付 〃、ク4《P6 一〇、008 一〇〃92
30 一〇、0丁『8 一〇、02!寸 〃心4クよ ∂、∼ク46 ク,∼z4
θ〃37
一〃、oo/6 一久〃%ぐσ四.
45
一α06!7 一〇、0242 ∂.∼Zク3 α/4〃7
o〃897
〃、〃3δク a〃ρσ4 ・.u久ρ73860 一〇、06% 一〇,02ク0 〃./07∼ α07∠9 o,〃子6 0.0338 ρo/z4 一〇、クζソ∼ go 一〇、67ぷ 一〇〇∼ 一4〃/之9 oo!3〃 ク、〃之4∼ 玖θ289 〃、o/9よ 一ク〃28言 o 0.0000 0.0〃〃0 ク、〃〃〃〃 0.0000
ooooo
0.∠〉ρ00 ク〃000 ρ00〃030 o.ωぷ9 44δδ4 0 子子3 oよ∼49 o,48∠ 0、ψ3/ ひ396プ 039//
τγθ 45 0、す033 4ぐ〃6∼ θク超7 久06/ 0.8∼ク3 〃.4684 ク、4“3 ’ク4(c/6 60 σ43か9
443嫁
(ク6付3 0、6之4 ¢45“6 ク、4〃3/ θ39ぐ/ ク3// 90 o.〃ooo 〃、00〃0 0.0000 θ.000ρ 〃.00ρ〃 〃.0000 0.0000 δ、〃oク〃 表一2(3)番号
2〃 2! 23 μ1 〃弓 o、5一 o.丁 応のヘ種
x類
μ2 0.4 o.z o.44 仇 o.67 ムク6 〃.6ク θ。 γ/γ・ !.zz3
!.8 ∼.o /、∼ /4 ∠6 !./ 0 086すノ 0.8ク∼ク 0.8974 〃194ぐク /.∼∼98 ∠∼〃‘9 !.!∠88 o.倍48 30 α6ク訂 ク6クク9 ク6go7 〃.7/8/ ∂.86ク3 486∼9 〃、84∼6 〃、子クδ2 σγγ 4ζ ∂48ぶ∼ o.483/ 〃.4840 〃・¢908 o,&〃ま之 〃、ぷ/89 ク、ぐ/9¢ 0、々0/8 60 θ∼9志ど 〃.∼88∼ θ之クク4 ∂.∼6∼9 戊/430. ρ.!748 {久!9∠3 ∂、∼∼49 go 0/053 0.09341 o.07〃7 ク、0383 一〃、∼/9ノ 一〃、/6gz 一∂、1∼69 〃、ρ483 δ 一〇.〃748 一〇、〃480 一〃、0之/4 一〃、ρρ38 α之之/3 〃、/08/・ 」 θ、088 一〇、/68』730 o.∼〃99 0∼∼4 θ∼38ク o,z484 〃.38% oβ∼04 0.∼898 〃.!677
σθθ 姑 o.494∼
θ4968 〃、499/ α、ぐ〃〃3 o“「8ク 〃、83∼z o.ξ∼o/ Olζ一〇!!
60 0.7786 4769∼ ク汐894 ク、ク&∼∼ 0、之63
47448
〃、78〃8 〃、834ξgo /、06∼9 /、o〃子 /、〃!% /、クク4∼
α8946
0、9&70 〃、98/4〃679
o 一〇、0ク4す 一〇、04♪0 一αρ∼/4 一〃、ク03& o、∼∼/3 ρ./oδ/ 〃、〃獄 一〇、〃子7 30 一〇106Z4 一∂、04/8 一〇、0之04ζ ∼〃、ρ048 旧ツ♂6ぷ/ 0.08/∼ 〃、〃4舌 一久/%z
48 一〇、05∂4 一〇、0&7 一〇、o!9す 一黶Z、oク6∼ 純唐O49一 〃、o亡43 α03/3 ター「1−、}一一.一一「一
黹マ0468
60 0、0383 一〇、0∼98 一久o!86 一噛h一一「一黹N,ρ〃労 〃,〃467 0.02ク4 〃.o!78 o.o/∼7 σrr
ム〕θ
go 一〇.0∼∠3 一〇、乙〉∼33 一〃、o/% 一久〃o(『8 一α6>//舌 〃、〃〃oぷ 4〃03δ 407∼/
0 〃.0000 0、ご>000 〃.0000 〃.o〃〃ク 0.0000 0.0000 〃.00〃0 o.〃ク〃o
30 o、4/ぷク θ4∼8ぷ o.43δ7 〃144〃∼ 〃4493 〃、4/6∼ 〃,4ノ〃ρ 玖3927
4‘ 0.48〃〃
04948
o、よ〃6& 〃、ρ)83 o、子/88 〃.48% o.4734 〃48∂60 № σ4/子7 〃、4∼8ζ 0、4r3オク θ44ク∼ 〃144ζ3 o.4!ん≧ 〃.4!〃ク ク39ζz_ 0.00ρ0 0.00〃〃 〃、∂oク〃 〃、〃0ク0 0.0〃00 0,0ク00 ク、0〃ク0 〃、ρ〃〃〃 付近でのほぼ円錐型のモルタル等,それぞれの特徴を 現していると考える。F.J. Grimerは,人工軽量骨材 使用のコンクリートと等しい強度の川砂利コンクリー トとの応力ひずみ曲線を比較した結果,最大応力にい たるまでの応力ひずみ曲線は,軽量骨材使用コンクリ ートの方が直線的であることを見出し,この間内部ひ びわれがわずかしかない7)と分析している(図一2参 照)。Y・AtanとF・0. Slateは,骨材強度が母材モ ルタル強度より小さい場合一軸方向圧縮荷重が作用す ると,ひびわれがおそらく弱い粒から発生し,これが 骨材ひびわれ,モルタルひびわれ,および付着ひびわ れとなり,コンクリートは荷重方向に平行に分裂する としている8)(写真一2)。これらの現象は表一1,およ
び表一2において剛性率比mが1より小さい場合の
表一2(4)
番号
23 μ1’ α⑰ 応のヘ種
μ2 ρ44 度類 伽 ∂.6ク θ。 γ/γ・ !∴∼ /3 ∠子 ∼、〃 o αク44ζZOク888
4833δ 03!4 30 0.ξ883 ク、6〃49 463δ’8 o、693δ σγγ 紅 ∂.4/∼¢〃4239
θ.4438 ク.4ク∼6 ムo 4∼368 62243〃 ク∼4δ8 θ∼せ!化 go α〃606 α06之0 o.o&38 0.03〃2 o 一4ノ〃4∼ 一〇、∂6% 一∂03〃6 一ク,〃ぷ4 30 α!998 〃,∼/86 〃、∼37/ θ∼488 σθθ 4& 0ξρ38 4玄〃48 〃、ぶ〃48 μ由ク之 60 0.807ク 4 〃 〃、ク72す ク,8ク/ 90 /、〃!7 、0クク/〃40/
/、〃〃3 0 一久ノ04Z 一θ、06ク∠ 一〃、ク3〃6 一ク、〃08在 30 一〇、06オ7 一ク、04ζ/8 一〇、〃ノ80 一〃.ク0∼& σrr 雄 一〇、0∼ク∼ 一ク、〃/6ρ 一久ooぷ 〃、〃〃‘ 6040〃∼
Oloク97 0.00Z∼ ∂.〃〃38 go ク.0497 〃、03磁 4〃/タ8 久ρρムぐ o 0、0006) 0、0ククク 0、000ク θ.oooo 主o 0.4∼Z3 ∂.4オク〃 ∂,44∼444甜
τ搾 雄 0.4876 ひぷ〃46 〃いぐ〃4 〃ぷ!44 6〃 〃、42z3 o,3 0 α44z∼ o、44吋 go Ol oρoo ∂.0000 ク、∂0〃ク 〃、〃ρ〃〃 m<1 m>1 写真一1供試体の破損様式 欝 叢 t ひずみ一最大応力におけるひずみの百分率 図一2(0・3×0・15×0・15m角柱)についての応力ひずみ曲線 ・st・’扱 写真一2 YASAR ATAN, FLOYD O.SLATEの実験
写真一3ORAL BUYUKOZTURK, ARTHUR H.
NILSON, FLOYD O・SLATEの実験
諸応力度を説明していると考える。 一・般にコンクリート供試体に単軸圧縮荷重を加える と,破壊時においてマイクロクラックが相互に連結し て荷重方向に平行な大きいひびわれを形成する。セメ ントマトリックスと骨材から成る2相系材料を用い て,このひびわれ発生の機構を構造モデルを使って説 明するためには,モデルに圧縮荷重を加えると横方向 に引張応力を発生するようにいろいろくふうがなさ れているようである2)3)4)。 0.Buyukozturk, A.H. Nilson,およびFO. Slate9)はX線を使って荷重が 増加するにしたがい付着ひびわれが発生し,ひびわれ がモルタル中に成長するのを観察した(写真一3)。 表一1,表一2を参考にこの横方向の引張応力を生じさ せるには2つの方法があると考えられる。ペースト・ モルタルのボアソン比を骨材粒のボアソン比よりでき るだけ大きくすること10)および剛性率比をできるだ け大きくすること5)等である。たとえぽ,表一1の番 号21,および番号19である。骨材粒のボアソン比に比 らべてペースト・モルタルのボアソン比を大きくした 場合,表よりθ=90°とし,r/ro=1とするとarr= 一一Z・2366 aoまたr/ro=1・2とするとσrr=−0.2191 σo,……となり,横方向に引張応力が発生する。剛性率 比が大きくなるとm= 1000でもm=9000でもほと んど等しい応力度を示し,骨材粒のボアソン比を0.30 ∼0.50と変化させても諸応力度にほとんど差が生じな かったので,表一2ではm=9000骨材のボアソン比 0.30の場合を採用した。この場合表一1よりθ=90°, r/ro=1としてorr=−O.16σoとなり,T.C. Hansen の式と一致する。主としてボアソン比に工夫するとき と,主として剛性率比に工夫するときとでは,それぞ れ横方向の引張応力の大きさおよび分布状態について 考察しているようであるが,その他の諸応力度の大き さおよび分布状態が相違してくることについても考察 すれぽ,たとえぽT.C Hansenの諸強度を基準にし て,番号21,で前述のほかにθ=0°でarr ・= 1.1124 ao となること,θ=90°でσψψ=−0.0554 aoと引張応 力となること等であり,番号19,でθ=0°でarr= 1.9383σoとなること,θ=90°でoθθ == −O.0690 ao, σψψ=−0.0692σoとなること,θニ45°でτre=1.0499 aoとペースト・モルタルの場合のτ,e=0.5000σoより 大きいこと等であるが,番号21,ではθ=90°,r/ro= 1でのγ=−0.2366 oo, r/ro=1.6でσrr=−O.1269 oo であるが,番号19,では,θ=90°r/τo=1でa。。= 一一@O.1615σoであるが,r/ro=2.0でもσrr=−0.1327 σoとなり,応力度の減少の仕方および球の存在の影響 の及ぶ範囲が違ってくることも考慮する必要があると 考える。 4.む す び 3.で述べたようにT.C. Hansenはペースト・モ ルタルおよび骨材が特定の弾性定数の場合,すなわち 骨材粒の弾性係数が無限大か0の場合についてペース ト・モルタルの界面のペースト・モルタルの層に働く 特定の種類の応力度について述べている。本論文は T.C. Hansenの式の成立条件を一般化するためにペ ースト・モルタルおよび骨材の弾性定数として,それ ぞれのボアソン比および剛性率の参考値,θおよび r/roを用いた。 このためペースト・モルタルにおけ る諸応力度の計算も可能にすることができた。数値計 算の結果θ=90°およびr/ro>1でσoが圧縮応力の 場合,arrが引張応力となり得るのは注目に値すると 考える。