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「みんなで遊ぼう」〜ごっこ遊び〜

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Academic year: 2021

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生活単元学習学習指導案

指導者 三次市立十日市小学校 教諭 細川 明子(T1) 教諭 山下 和博(T2) 介助員 耕田 昌弥(K1) 介助員 湯藤 優子(K2) 介助員 松本美百合(K3) 介助員 茗荷谷秀恵(K4) 1 日時,場所 平成27年10月26日(月) 第4校時,生活学級 2 学級,学年 知的障害特別支援学級 第1学年1名,第2学年1名,第3学年1名,第4学年1名,第5学年1名, 第6学年3名 計8名 3 単元名 「『みんなで遊ぼう』~ごっこ遊び~」 4 単元について ○ 児童観 本学級の児童は,第1学年1名(A児),第2学年1名(B児),第3学年1名(C児),第4学年 1名(D児),第5学年1名(E児),第6学年3名(F児,G児,H児)の計8名である。昨年度 まで,本校には知的障害特別支援学級が2学級あり,B児・E児・F児・G児とC児・D児・H児 とは分かれて学習していた。今年度より1学級となり,新入生のA児も加わって8名が一緒に学習 することになった。 4月当初,どの児童にとっても環境が大きく変わり,それぞれに戸惑う様子が見られた。しかし, 毎月の掲示用カレンダーの図案をみんなで考えて作ったり,「みんなで遊ぼう」の単元で「ジュー スやさん」になって楽しく関わる経験をしたり,係や日直の仕事をして学級の中で自分の役割を果 たしたりする中で,一人一人の特徴を知り,1つの教室で一緒に過ごすことに慣れてきている。 個々の児童の様子は次のとおりである。 児童 様子 A (1年男児) 知的障害と自閉的傾向がある。自分なりのこだわりがあり,思いが通らないと大声を 出して気持ちを表そうとすることがある。手や服などが汚れることを極端に嫌う。文 字を書くことには抵抗感があるが,言葉でのコミュニケーションが得意で,絵本をす らすらと読むことができる。人と関わって遊ぶことが増えてきているが,自分本位の 関わりが多く,相手とのやり取りを楽しむところまでは至っていない。自分から視線 を合わせることはできにくい。 B (2年男児) 知的障害と自閉症がある。自分なりのこだわりがあり,思いが通らないと,床に転げ て気持ちを表すことが多い。平仮名や片仮名,簡単な漢字を書くことができる。自分 からはほとんど言葉を発しないため,言葉でコミュニケーションを取ることは難しい が,簡単なやり取りやいつも言っていることは大体理解でき,発表は,動作や文字な どで表現する。してはいけないことをわざとして,相手の反応を楽しむ様子が見られ るようになったが,相手意識をもち,視線を合わせてやり取りすることはできにくい。 C (3年女児) 知的障害がある。世話好きで,友達に親切に接することができる。平仮名や片仮名, 第1学年相当の漢字を書くことができるが,単語や文を読むことに抵抗感がある。言 葉でコミュニケーションをとることが得意だが,改まった場で話をすることや初めて 出会うことに対する緊張感が強く,黙りこんでしまうことがある。間違えてやり直し たり,聞き直されてもう一度話をしたりするときに声が出にくくなる。練習をすれば 自信をもってやり取りできる。

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D (4年男児) ダウン症がある。自分の思いが通らないと,勝手に部屋を出て行ったり,大声を出し たりして気持ちを表現することがある。気分にむらがあり,活動に取り掛かるまでに 時間が長く掛かることがある。平仮名50音を読んだり書いたりできるよう練習中であ るが,形を整えて書くことが難しい。発音が不明瞭で,言葉でコミュニケーションを 取りにくい。聞き取れた単語を手掛かりに,言いたい内容を想像するが,自分が思い ついたことを一方的に話すことが多く,やり取りすることはできにくい。 E (5年女児) 知的障害がある。C児の姉である。簡単な文章を書いたり,第3学年相当の漢字を書 いたりすることができる。言葉でコミュニケーションを取ることはできるが,改まっ た場で話をすることや初めて出会うことに対する緊張が強く,黙りこんでしまうこと がある。自分の思いがはっきりあるときには,周りの助言を頑として受け入れず,長 時間かかっても自分の意見を言おうとする。相手とやり取りすることはできるが,声 が小さくぶっきらぼうな態度になる。体の動きを止めることも難しい。 F (6年男児) 知的障害がある。短期記憶に困難さがあり,視覚的な刺激にも影響されやすいため, 指示や次の活動内容,自分の役割を忘れやすい。簡単な文章を書いたり,第3学年相 当の漢字を書いたりすることができる。言葉でコミュニケーションを取ることが得意 で,進んで発表し,みんなの前で自分の意見を言うことができる。しかし,相手の気 持ちを考えない発言をしたり,自分に都合の良くない質問には黙り込んだりすること がある。やり取りはできるが,相手の様子に合わせて関わるのは難しい。 G (6年男児) 知的障害と自閉症がある。こだわりが強く,絵カードを見るなど自分の気に入った活 動を繰り返し行うことで情緒が安定する傾向がある。人との関わりは限定的で,自分 のペースが崩されそうになると気持ちが不安定になることがある。平仮名,片仮名50 音を読んだり書いたりできるよう練習中である。言語を発することはできるが,特定 の言葉を繰り返し独り言のように言うことが多く,相手意識をもち,視線を合わせて やり取りすることはできにくい。 H (6年男児) 知的障害と自閉症がある。感覚過敏があり,周りの音に対して敏感に反応する。自分 の言いたいことを単語などで表現したり,問い掛けに返事をすることで気持ちを表現 したりすることができるが,物を投げるなどの行動で表現することもある。興味のあ る物が限られており,自分の納得した活動にしか取り組もうとしない。平仮名や片仮 名を使って自分の考えを短い文に書いたり,第3学年相当の漢字を視写したりするこ とができる。相手意識をもち,視線を合わせてやり取りすることはできにくい。 ○ 単元観 本単元の『「みんなで遊ぼう」~ごっこ遊び~』では,みんなでレストランごっこをして,自分 の役割を果たしながら楽しく遊ぶことが期待できる。レストランという場面設定の中で,店員と客 という役割を通して,働き掛けたり応えたりしながらやり取りをし,相手意識を高めることが期待 できる。相手と視線を合わせることや,相手に分かるように話し掛けること,それを聞いて応え返 すことなどを身に付けながら,人とやり取りする力を付けさせることができると考える。また,客 の注文を聞いたり,食事を運んだり,お金を受け取ったりすることを通して,楽しみながらレスト ランで働く人の仕事について関心を高めることができると考える。さらに,客としての良いマナー を意識し,「お店ではたらく人」の単元で実際にレストランを利用する経験につなげることが期待 できると考える。 ○ 指導観 指導に当たっては,実際にレストランを利用するという見通しをもたせて意欲付けを行う。 単元の初めには,指導者が店員と客になってやり取りを見せることにより,活動のイメージをも たせるようにする。また,視線を合わせてから言う,相手の反応を待ってから言うなど,店員とし ての接客のポイントや,良い姿勢で静かに座って待つなど客としてのマナーを場面ごとに一緒に考 えさせ,絵カードなどにして,児童が活動するときに活用できるようにする。接客の言葉を順番に 書いたカードをもたせ,それを手掛かりに接客できるようにする。言葉を発するのが難しい児童に

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ついては,文字を書いて客に見せる,あいうえおボードを使う,代わりに友達に言ってもらうよう 依頼するなどの方法から選ばせるようにする。活動になかなか取り組めない児童には,促したり順 番を変えたりしながら待つようにする。 5 単元の目標 ○ 自分の役割を果たしながら,友達と関わって遊ぶことができる。 ○ 相手意識をもって関わる関わり方を身に付けることができる。 ○ 仕事に対する関心を高めることができる。 ○ レストランを利用することへの期待を高め,良いマナーを意識することができる。 6 指導計画(全14時間 本時9/14) 次 学習の展開 第一次 ・レストランごっこの計画を立てる。・・・1時間 第二次 ・レストランごっこに必要な道具を作る。・・・3時間 (メニュー) ・レストランごっこの遊び方を知る。・・・1時間 第三次 ・レストランごっこをする。・・・8時間(本時4/8) 第四次 ・振り返りをする。・・・1時間 7 本時の目標 ○ 全体の目標 ・ 自分の役割を果たしながら,友達と関わって遊ぶことができる。 ・ 相手の方を見て話すなど,相手意識をもって関わることができる。 ○ 個々の目標 児童 目標 評価規準 A (1年男児) ・自分で準備し,台詞を覚えて友達に対 して言うことができる。 ・自分から相手を見ることができる。 ・相手を見てから話し掛けることができ る。 ・自分で準備し,台詞を覚えて友達に対 して言っている。 ・自分から相手を見ている。 ・相手を見てから話し掛けている。 B (2年男児) ・自分から準備することができる。 ・自分から相手を見ることができる。 ・自分で表現方法を選ぶことができる。 ・自分から準備しようとしている。 ・自分から相手を見ている。 ・自分で表現方法を選んでいる。 C (3年女児) ・自分で準備し,台詞を覚えて友達に対 して言うことができる。 ・相手の様子を見て判断し,働き掛ける ことができる。 ・自分で準備し,台詞を覚えて友達に対 して言っている。 ・相手の様子を見て判断し,働き掛けて いる。 D (4年男児) ・自分から準備することができる。 ・文節ごとに区切って,ゆっくり話すこ とができる。 ・自分から準備しようとしている。 ・文節ごとに区切って,ゆっくり話して いる。 E (5年女児) ・自分から準備することができる。 ・自分から相手を見ることができる。 ・相手を見てから話し掛けることができ る。 ・自分から準備している。 ・自分から相手を見ている。 ・相手を見てから話し掛けている。 F (6年男児) ・自分で準備し,台詞を覚えて友達に対 して言うことができる。 ・相手を見てから,話し掛けることがで きる。 ・自分で準備し,台詞を覚えて友達に対 して言っている。 ・相手を見てから,話し掛けている。

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G (6年男児) ・自分から準備することができる。 ・文節ごとに区切って,ゆっくり話すこ とができる。 ・自分から準備しようとしている。 ・文節ごとに区切って,ゆっくり話して いる。 H (6年男児) ・自分から準備することができる。 ・自分から相手を見ようとすることがで きる。 ・自分から準備しようとしている。 ・自分から相手を見ようとしている。 8 準備物 メニュー メニュー表 トレイ スプーン お金 レジ 9 学習の展開(後掲) 10 板書計画 みんなであそぼう~ごっこあそび~ 11 教室の配置図 めあて すてきな てんいんさんに なれるかな? じゅぎょうのながれ (顔写真) 1 めあてのかくにん 2 レストランごっこ 3 ふりかえり 黒 板 テーブル (各自の目標) 作 業 台 A 児 E 児 B 児 F 児 H 児 G 児 C 児 D 児 レジ 入り口 (すてきな店員さんのイメージ)

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9 展開 学習活動 ・予想される児童の様子 ☆支援 ○評価規準(評価方法) ☆留意点及び支援 A児 B児 C児 D児 E児 F児 G児 H児 (支援者:K1) (支援者:K2) (支援者:K3) (支援者:K3) (支援者:K3) (支援者:K1) (支援者:K4) (支援者:T2) 1 めあて と学習の 流れを確 認する。 2 自分の めあてを 確認する。 3 ごっこ 遊びをす る。 ・順番の確認 をする。 ・遊びの準備 をする。 ・役割を交代 しながら 遊ぶ。 ・道具を片付 ける。 4 振 り 返 りをする。 ・ 声に出してめあ てや流れを確認 する。 ☆E児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・進んで自分の希 望を言う。 ○自分で準備して いる。 (行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○台詞を覚えて友 達に対して言っ ている。 (行動観察) ○自分から相手を 見ている。 (行動観察) ○相手を見てから 話 し 掛 け て い る。(行動観察) ・片付けようとし ない。 ・感想を発表する。 ☆一緒に感想を言 う。 ・めあてや流れを 見て確認する。 ☆めあてを読んで 聞かせる。 ☆F児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・動作で自分の希 望を伝える。 ○自分で準備しよ う と し て い る 。 (行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○自分から相手を 見ている。 (行動観察) ○自分で表現方法 を 選 ん で い る 。 (行動観察) ・進んで片付ける。 ・感想を発表する。 ☆一緒に感想を言 う。 ・声に出してめあ てや流れを確認 する。 ☆D児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・迷いながら自分 の希望を言う。 ○自分で準備して いる。 (行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○台詞を覚えて友 達に対して言っ ている。 (行動観察) ○相手の様子を見 て判断し,働き 掛けている。 (行動観察) ・進んで片付ける。 ・感想を発表する。 ☆一緒に感想を言 う。 ・他の児童の発言 を聞いてめあて と流れを確認す る。 ☆C児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・希望をうまく伝 えられない。 ○自分から準備し よ う と し て い る。(行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○文節ごとに区切 ってゆっくり話 している。 (行動観察) ・片付けようとし ない。 ・感想を発表する。 ☆一緒に感想を言 う。 ・声に出してめあ てや流れを確認 する。 ☆A児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・緊張しながら自 分 の 希 望 を 言 う。 ○自分から準備し ている。 (行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○自分から相手を 見ている。 (行動観察) ○相手を見てから 話 し 掛 け て い る。 (行動観察) ・進んで片付ける。 ・自分で感想を発 表する。 ・声に出してめあ てや流れを確認 する。 ☆B児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・進んで自分の希 望を言う。 ○自分で準備して いる。 (行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○台詞を覚えて友 達に対して言っ ている。 (行動観察) ○相手を見てから 話 し 掛 け て い る。(行動観察) ・ゆっくり片付け る。 ・自分で感想を発 表する。 ・めあてや流れを 見て確認する。 ☆めあてを読んで 聞かせる。 ☆H児とペアにす ることによりス ムーズに活動で き る よ う に す る。 ・希望をうまく伝 えられない。 ○自分から準備し よ う と し て い る。(行動観察) ・積極的に遊ぶ。 ○文節ごとに区切 ってゆっくり話 している。 (行動観察) ・すばやく片付け る。 ・感想を発表する。 ☆一緒に感想を言 う。 ・めあてや流れを 見て確認する。 ☆めあてを読んで 聞かせる。 ☆ G 児 と ペ ア に す る こ と に よ り ス ム ー ズ に 活 動 で き る よ うにする。 ・じっくり考えて か ら 希 望 を 言 う。 ○自分から準備し よ う と し て い る。(行動観察) ・取り掛かるまで に 時 間 が 掛 か る。 ○自分から相手を 見ようとしてい る。(行動観察) ・片付けようとし ない。 ・感想を発表する。 ☆一緒に感想を言 う。 ☆ 見 通 し を も っ て 学 習 ができるよう,本時の 流 れ を 提 示 す る 。 (T1) ①めあてのかくにん ②ごっこあそび ③ふりかえり ☆ 挙 手 が で き な い 児 童 には,手掛かりを見せ て声を掛ける。(T2) ☆ 店 員 と 客 の ど ち ら を 先 に し た い か 希 望 を 聞き,自己選択の場を 作ることにより,遊ぶ こ と に 対 す る 意 欲 を もたせるようにする。 ☆ 接 客 の ポ イ ン ト や 客 と し て の マ ナ ー を 視 覚的に示して,確認し やすくする。 ☆活動の途中で,各自の め あ て に 対 す る 活 動 の 評 価 を 視 覚 的 に 示 す。(T1) ☆ 道 具 を 片 付 け る 場 所 を決めておくことで, 自 分 で 片 付 け や す く する。 ☆ 学 習 の 達 成 感 を 感 じ られように,本時のよ かった点を確認する。 (T1)(T2) すてきな てんいんさんに なれるかな? ・すすんであそび にさんかする。 ・あいてをみては なしをする。 ・すすんであそび にさんかする。 ・あいてをみては なしをする。 ・すすんであそび にさんかする。 ・あいてをみては なしをする。 ・すすんで遊びに 参加する。 ・相手を見て話を する。 ・すすんであそび にさんかする。 ・あいてをみては たらきかける。 ・すすんであそび にさんかする。 ・あいてにあわせ てはなしをす る。 ・すすんで遊びに 参加する。 ・相手を見て話を する。 ・すすんであそび にさんかする。 ・あいてにわかる ようにはなし をする。

参照

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