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細胞質内遺伝子群およびS-遺伝子型の多様性から見たバラ科植物の分子系統

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Academic year: 2021

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Title

細胞質内遺伝子群およびS-遺伝子型の多様性から見たバラ

科植物の分子系統( はしがき )

Author(s)

松本, 省吾

Report No.

平成9年度-平成10年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号09660021) 研究成果報告書

Issue Date

1998

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/367

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

バラ科植物に属するバラ、リンゴはともに古くから栽培されてきており、自 然及び人為交配種が非常に多く存在することから、その系譜は複雑である。こ れまでの形態的、生理的、発生学的、生態学的特徴、すなわち遺伝子の表現型 であるphenotypeに基づく分類により、例えば、バラ属は4亜属に分類されて おり、その中の1つバラ亜属は10節に分けられている。しかしながら、これら 亜属間、節間の類縁関係はほとんど不明である。また、バラ野生種と同様リン ゴ野生種においても、野生種間の系統関係に関してはほとんど不明である。近 年、様々な植物種でDNAの塩基配列情報、ならびにRFI.P解析データをもと に系統関係を明らかにする▲試みくすなわち遺伝子の表現型ではなく遺伝子型で

あるgenotypeに基づく分子系統解析が行われている。バラ科植物でも、栽培

品種に関してはこの試みが行われているが、栽培品種作出のもとになった野生 種に関してはほとんど行われていない。

本研究では、バラの系統類縁関係を明らかにする目的で、葉緑体ゲノム上の

皿a亡K領域ならびに核ゲノム上のrIS領域の塩基配列を決定し、分子系統樹を 作製した。また、リンゴ自家不和合性に関連するS遺伝子群を単離し、S遺伝 子型に基づくリンゴの類縁関係を調べた。 1

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