• 検索結果がありません。

Bioadsorption of Ytterbium by Streptomyces sp.

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Bioadsorption of Ytterbium by Streptomyces sp."

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Title Bioadsorption of Ytterbium by Streptomyces sp.( 内容の要旨 )

Author(s) AMBAR PERTIWININGRUM

Report No.(Doctoral Degree) 博士(農学) 甲第345号 Issue Date 2004-09-10 Type 博士論文 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/2686 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏 名(本(国)籍) 学 の 種 類 学 記 番 号 学位授与年月 日 学位授与の要件 研究科及び専攻 研究指導を受けた大学 学 位 文 題 目 審 査 会 AMBARPERTIWININGRUM ≡ノ(インドネシア共和国) 博士(農学) 農博甲第345号 平成16年9月10日 学位規則第4条第1項該当 連合農学研究科 生物資源科学専攻 岐阜大学 BioadsorptionofYtterbiumby軸to叩e$SP. (軸わ叩βSp.によるイッテルビウムの生物吸着) 主査 岐阜大学 教 授 河 合 副査 岐阜大学 助教授 木 副査 静岡大学 教 授 副査 信州大学 助教授 徹 沫 之 龍 博 論 文 の 内 容 の 希土類元素は、磁性体や発光素子として電子情報機器、精密光学機器、家電製品な ど高度工業製品に多用されている重要な元素群である。現在、希土類元素の分離には 主に有機溶媒抽出法が採用されており、その高度精製にはイオン交換クロマトグラフ ィーが用いられている。これらの分離精製法はその換作に長時間を要し、エネルギー 多消費型であるため稼動コストも高い。さらに、大量の有機溶媒の使用やイオン交換 樹脂の再生など環境高負荷型のプロセスであるため管理コストも必要とされている。 これらの緒閉居を解決するために、微生物機能を活用した希土類元素の相互分離技 術の開発を目指し、当研究室で分離したYb吸着能を有する軸ぬ岬印.YB・1の 洗浄菌体によるYb吸着特性を明かにするとともに、特定の希土類元素を吸着する微生 物の探索を行い、Ybを優先的に吸着する放線菌の分離に成功、助野中岬 sp.YB・2733と同定した。さらに、両菌株のYb吸着機構を明かにし、これら2眉株の 洗浄菌体及び細胞膜画分のYb吸着体としての有用性について検討したものである。 まず、16種類の虎呼ね岬属の菌株を用いて培養時におけるYbの吸着能を調 べた。その結果、軸ぬ叩ア作β如.YB・1が優れたYb吸着能を有していることを認め た。そこで、本菌株YB・1の洗浄菌体によるYbの吸着特性を調べた。その結呆、pH5.5 に最適pHを有し、温度の影響については30℃までは温度の上昇に伴い、Yb吸着量は 直線的に増加し、Yb吸着が温度依存的であることを明かにした。さらに、Cu(ⅠⅠ)がYb

(3)

吸着量を2.5倍以上に増加させることを認めるとともに、種々の金属イオン共存下で 本菌株はYbを優先的に吸着することを明らかにした。また、Cr(ⅠⅠⅠ)とⅤαⅠⅠ)も幾分吸 着された。本菌株は乾燥菌体1gあたり4・6mgのYbを吸着した。 軸ぬ叩℃eβ叩.YB・1は供試したすべての希土類元素を吸着し、希土類元素に対 する特異性が見られない。そこで、Se、Ce、Sm及びYbを用いて、これらの元素の みを特異的に吸着する微生物の探索を行った。その結呆、培地に添加したこれらの元 素を80%以上減少させた微生物として、Seでは単離した251菌株からカビ1株、Ce では274菌株から細菌2株と放線菌1株、Smでは308菌株からカビ2株及びYbで は476菌株から細菌1株と放線菌2株がそれぞれ分離された。これらの分離菌株の中 で、Ybを吸着した放線菌YB・2733がTmとLuに加えYに対しても高い吸着能を示 したことから、本菌株は重希土類元素を特異的に吸着することを明かにした。菌学的 特徴及び16SリボゾームDNAの塩基配列の分類学的系統解析から菌株YB・2733を 虎r℃ptOL2PSP・と同定した。本菌株は乾燥菌体1gあたりYbを5・7mg吸着してい た。 次に、軸toDPSP.YB-1及びYB・2733の両菌株を用いて、Yb吸着機構につい て検討した。菌体に吸着されたⅦは、菌株YB・1では細胞膜画分に87%存在し、乾燥 膜画分1gあたり20-25mgのYbを、また、菌株YB-2733では84%存在し、22・28mg のYbを吸着していた。さらに、菌株YB・1の膜画分のSDS処理による除タンパク、 次いでBbgh・Dyer法による脱脂後のYb吸着物質について元素分析を行ったところ、 YbとPの含有モル比がほぼ1:1であることを認め、細胞膜画分中においてYbはP 化合物に吸着しているものと推察した。 次に、両菌株の細胞膜画分を用いて、Ybの溶離条件について検討を加えた。細胞膜 画分に吸着しているYbは、菌株YB・1の場合には1mMEDTA或いは1MHClにて ほぼ完全に溶離したが、リゾチーム、プロティナーゼK或いは1MNaClによる処理 や0・4%SDS中5分間の煮沸ではYbは一部溶離したのみであった。一方、菌株YB・2733 では1mMEDTAによる処理でのみほぼ完全なYbの溶離が認められた。 以上の知見を基に、洗浄菌体及び細胞膜画分のYb吸着体としての有用性を調べた。 すなわち、これらの標晶によるⅦの吸着一溶離の繰返し使用実験を5回行った。その 結果、2回目の脱着試験において洗浄菌体及び細胞膜画分ともに幾分Ⅵ』吸着能の減 少が見られたものの、それ以後5回目までほぼ一定のYb吸着能を示した。 以上、本研究で用いた軸由明輝βSp.YB・1及びYB・2733の両菌株が、洗浄菌体 及び細胞膜画分ともに、Yb吸着体として有用であることを示すことができ、微生物機 能を導入した希土類元素の相互分離技術の開発に対し貴重な知見を提供することがで きた。

(4)

審 査 結 果 の 要 旨 平成16年8月12日午後1時より、審査委貞全員の出席のもとに公開論文発表会が 開催され、約35分間の発表と約20分間の質疑応答が行われた。審査委負からの質問 に一部理解不足のところが見られたが、概ね適切に答えた。 高度情報化社会を支えている希土類元素は15種類のランタノイドにScとYを加え た17元素の総称で、物理化学的性質がよく似ていることからその相互分離が極めて 困難なものとなっている。本論文は、微生物機能を活用した希土類元素の相互分離技 術の開発を目指したもので、以下に示す結呆を得ている。 (1)肋間血叩鱒即.YB・1の洗浄菌体によるYbの生物吸着:16種類の軸ぬ叫作eβ 属の菌株を用いてYb減少能を調べたところ、軸ね句作eβSp.YB・1が最も優れた Yも減少能を有していることを認め、本菌株が乾燥菌体重量あたりおよそ4・6mgの Ybを吸着していることを明かにした。次に、此間ぬ岬Sp.YB・1の洗浄菌体によ るYbの吸着条件を検討し、最適pHが5.5であること及びYbの吸着量は30℃まで は温度の上昇とともに直線的に増加することを認めた。さらに、Cu(ⅠⅠ)の存在下でYb 吸着量が2.5倍以上となり、本菌株によるYb吸着がCu(ⅠⅠ)により大きく促進される という興味深い結果を得た。本菌株は種々の金属イオン存在下で、Ybを優先的に吸着 したが、Cr(ⅠⅠⅠ)とⅤ(ⅠⅠⅠ)も多少吸着することを認めた。 (2)特定の希土類元素を吸着する微生物の探索:軸ぬ叩$p.YB・1はすべての希 土類元素を吸着し、特異性が見られないことが指摘されている。そこで、特定の希土 類元素を特異的に吸着する能力を有する微生物の探索を行った。希土類元素としてSe, Ce,Sm及び鵬を用い、培地に添加した各希土類元素を80%以上減少させる微生物を 選抜した。Scでは単離した251菌株からカビ1株、Ceでは274菌株から細菌2株と 放線菌1株、Smでは308菌株からカビ2株、またYbでは476歯株より放線菌2株 をそれぞれ分離した。次に、各分離菌株について希土類元素に対する吸着特異性を調 べ、Ybに対し高い減少能を示した菌株YB・2733がYbのほかにTmとLuにも高い 減少能を示すことを認めた。さらに、重希土類元素と原子半径が似ているYも減少さ せることから、菌株YB・2733は重希土類元素を特異的に減少させることを明かにした。 菌学的特徴並びに16SリボゾームDNA配列の系統解析結臭から、本菌株を 軸ぬ叩郎属と同定した。 与 (3)Yb生物吸着体としての微生物細胞:Sb印tO岬Sp.YB・1及びYB・2733のYb 吸着菌体におけるYbの分布を調べ、両菌株とも吸着されたYb長のそれぞれ87%及 び84%が細胞膜画分に濃縮されていること及びこの画分の乾燥重量1gあたりそれぞ れ20・25mg及び22・28mgのⅥ)を吸着していることを明らかにした。さらに、細 胞膜画分中のYb吸着物質を明らかにするために、菌株YB・1を用いて検討した。細

(5)

胞膜画分をSDS処理によりタンパク質を除去、次いでBligh・Dyer法により脂質を除 去した後のYb吸着物質について元素分析を行った。その結果、この物質中YbとP がモル比でおよそ1:1の割合で含まれていることを認め、Ybは細胞膜中でリン化合 物として存在しているものと推察した。さらに、この膜画分からのYbの溶離条件を 検討し、細胞膜に吸着しているYbが1mMEDTAにより完全に溶離されることを明

らかタこした。次に、両菌株の洗浄菌体及び細胞膜画分を用いて、Ⅶの吸着一溶離の繰

り返し試験を5回行ったところ、2回目で幾分Yb吸着畳が減少したものの、2回目 以降は良好に繰り返し使用が出来ることを明かにした。 以上、本論文は助叩血叩拙瑚.YB・1及びYB-2733による希土類元素の吸着特性、 吸着機構及びその応用に向けて検討を加えたもので、その研究内容の学術的価値は高 く、また、薇生物機能の導入による希土類元素の相互分離技術の開発に貴重な情報を 提供したものとして高く評価された。

審査委貞会において本論文の構嘩や内容について慎重に審査した結果、審査委員全

員一致で本論文が岐阜大学大学院連合農学研究科の学位論文として十分価値のあるも のと判定した。 【基礎となる学術論文】 1.A.Pertiwiningrum,YIno,TISu2:uki,andK.Kawai:Distributionofytterbium (Yb)incellsof虎呼ioDP8P.YB・1whichcanaccumulateYb,andreusab出y ofceusandcellmembraneasbioadsofbentforYb.J.Biosci.Bioeng.,Vbl.98, No.3,(2004).(inpress)

2.アンバルペルティウイニングルム・鈴木撤・岩間智徳・河合啓一:イッテルビウを優

先的に吸着する戯作pわ岬Sp.の分離及びその吸着特性.環境技術(2004). (印刷中)

参照

関連したドキュメント

認定研修修了者には、認定社会福祉士認定申請者と同等以上の実践力があることを担保することを目的と

太宰治は誰でも楽しめることを保証すると同時に、自分の文学の追求を放棄していませ

・蹴り糸の高さを 40cm 以上に設定する ことで、ウリ坊 ※ やタヌキ等の中型動物

・ 各吸着材の吸着量は,吸着塔のメリーゴーランド運用を考慮すると,最大吸着量の 概ね

発するか,あるいは金属が残存しても酸性あるいは塩

(1) 汚水の地下浸透を防止するため、 床面を鉄筋コンクリ-トで築 造することその他これと同等以上の効果を有する措置が講じら

を基に設定するが,敷地で最大層厚 35cm が確認されていることも踏まえ,堆積量評価結果

 既往ボーリングに より確認されてい る安田層上面の谷 地形を埋めたもの と推定される堆積 物の分布を明らか にするために、追 加ボーリングを掘