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肝臓を介する予測制御的体液恒常性維持機構の解明 : 特に受容機構と中枢機構

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Academic year: 2021

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Title 肝臓を介する予測制御的体液恒常性維持機構の解明 : 特に受容機構と中枢機構( はしがき ) Author(s) 森田, 啓之 Report No. 平成9年度-平成11年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(B)(2) 課題番号09470008) 研究成果報告書 Issue Date 1999 Type 研究報告書 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/388 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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成果の概要

我々は,門脈一肝臓領域に存在するNa+受容器に閲し,以下の報告を行ってきた。 1・この領域のNa+濃度が増加すると,コリン作動性神経を介し腸管でのNa・吸収が 抑制され,腎交感神経を介し腎臓からのNa+排泄が増加する。 2・この応答はNa+特異的であり,浸透圧に反応したものではない。 3・このNa+受容機構を介する体液恒常性維持機構は,日常の摂食のような生理的状 態でのNa+バランス維持に重要な役割を果たしており,肝臓除神経すると,高食 塩食負荷に対するN√排泄が遅延する。 4・また,肝硬変ではN√受容機構の感度が低下し,この病態での体液維持機構破綻 の原因となっている。 以上のように,門脈一肝臓領域Na+受容器の求心路,遠心路,効果器等についての報 告を行ってきたが,その受容機構および中枢機構については不明である。したがっ て,本研究ではこの2点を明らかにするために行った。 門脈一糊城Na+受孝相席の中欄区名茎賂 歴購求心神軽電気刺激による中枢でのFos発現 ネンブタール麻酔下のラットを用い,肝門脈内高張NaCl溶液投与に応答して求心性 神経活動が増加する肝臓神経の中枢端を電気刺激した(25Hz,0.5-mSduration,150 ドA)。30分間の電気刺激により,延髄の最後野,孤束核,および視床下部の室傍核, 視索上核にFos発現細胞が多数見られた(図1)。しかし,中枢端を結致して,同様 の電気刺激を行ったラットでは,Fos発現細胞はほとんどなかった。F。Sタンパクは 電位依存性Ca++チャネルの活性に伴い核内に産生されることから,肝臓のNa・感受性 神経が興奮すると,延髄および視床下部の自律神経および体液恒常性維持に関与す る中枢も興奮すると推測される。 図1:肝臓求心神経電気刺激により Fos発現細胞が見られた部位をシュ ーマで示す。 AreaPostrema 米てノ こ -1-′ ′ ′′b′′nu・Sd叫町Tract 、、▼ゝJ Pam▼emtricular. Ⅱypo他山amicm蝉・ ヽ ._■ l l S叩raOpticnu.

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