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屋内及び屋外のシームレスな位置検出に関する検討

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会第68回全国大会. 3E-2 屋内及び屋外のシームレスな位置検出に関する検討 今野. 貴洋† 渡部 修平† 森脇 康介† 森嶋 NTT コムウェア株式会社 研究開発部‡. 1.はじめに 近年、ユビキタスコンピューティングの進 展に伴い、屋内及び屋外の位置をシームレス に検出する技術が求められるようになってき た。しかし、従来の位置検出技術は、屋内か 屋外に特化したものがほとんどであり、両方 の位置をシームレスに検出することはできな かった。本稿では、屋内及び屋外の位置をシ ームレスに検出する技術に関する検討と実験 の報告を行う。. 図1.シームレスな位置検出方式の概念図 3.2. 2.従来の位置検出技術とその課題 2.1 従来の位置検出技術 現在、屋外での位置検出技術の主流は GPS である。屋内での位置検出技術としては、 Bluetooth [1] や無線 LAN、RFID 等を応用 した方法がある。 2.2 課題 従来の位置検出技術は、屋内か屋外に特化 していたため、屋内から屋外への移動時また は屋外から屋内への移動時にアプリケーショ ンを起動し直す必要があり、同一アプリケー ションで操作なしに屋内外の位置をシームレ スに検出することができなかった。 3.シームレスな位置検出技術の検討 3.1 シームレスな位置検出方式 図 1 にシームレスな位置検出方式の概念図 を示す。屋外は現在主流となっている GPS、 屋内は 10m 程度の精度で位置検出可能な Bluetooth 及び数十 cm 程度の精度で位置検 出可能な RFID により位置を検出する方式を 用いた。屋内の位置は、屋内のやや広い領域 を Bluetooth で、狭い領域を RFID で検出す る。 A study of seamless positioning in indoor and outdoor. †Takahiro KONNO, Syuhei WATANABE,. 健平†. 屋内と屋外の位置検出モードの切り 替え方式 屋内と屋外の位置検出モードの切り替え方 式には、以下の2つの方式が考えられる。 (1) Bluetooth・RFID 優先方式 Bluetooth・RFID の位置検出を優先し、 Bluetooth・RFID の電波を受信していれば 屋内位置検出モード、受信していなければ 屋外位置検出モードとする。 (2) GPS 優先方式 GPS の位置検出を優先し、GPS の電波 を受信していれば屋外位置検出モード、受 信していなければ屋内位置検出モードとす る。 しかし、GPS と Bluetooth・RFID の両方の 電波を受信できるような状況では、 Bluetooth・RFID の方が GPS よりも高い精 度で位置を検出できるので、 (1)の方式を採 用した。図2に屋内と屋外の位置検出モード の切り替え手順を示す。 3.3 屋内における Bluetooth と RFID の 位置検出モードの切り替え方式 屋内の位置検出を Bluetooth と RFID を併 用して行う場合、RFID の方が Bluetooth よ りも高い精度で位置を検出できるので、RFID の位置検出を優先し、RFID の電波を受信し ていれば RFID 位置検出モード、受信してい なければ Bluetooth 位置検出モードとする方 式を採用した。. Kosuke MORIWAKI, Kenpei MORISHIMA ‡Research and Development Department, NTT COMWARE CORPORATION. 3-311.

(2) 情報処理学会第68回全国大会. GPS、屋内は Bluetooth を用いてシームレス な位置検出実験を行った。携帯端末としては、 PDA(携帯情報端末)を利用し、屋内と屋外 の位置検出モードの切り替え方式としては、 Bluetooth 優先方式を採用した。. 図2.屋内と屋外の位置検出モードの切り替 え手順 3.4 携帯端末のシステム構成 図3に携帯端末のシステム構成を示す。携 帯端末は、GPS ユニット、Bluetooth ユニッ ト、RFID ユニットを搭載し、各ユニットを 経由して得られたデータをもとに携帯端末の 位置を把握する。位置情報表示 AP は、携帯 端末の位置検出モードが GPS・Bluetooth・ RFID のいずれであるかを判定し、携帯端末 の位置を画面に表示する。. 図4.実験のシステム構成 4.2 実験結果 屋内から屋外への移動時、屋外から屋内へ の移動時ともアプリケーションを起動し直し たり、メニューからモードを選択し直したり といった操作をすることなくシームレスに位 置を検出し、画面の地図上にその位置を表示 可能であることを確認した。 屋内から屋外への移動における位置検出モ ードの切り替わり時間は、10 秒(ホットスタ ートでの GPS 衛星捕捉時間)程度、屋外から 屋内への移動における位置検出モードの切り 替わり時間も 10 秒(Bluetooth の Inquiry 時 間)程度であり、シームレスに切り替わるこ とが確認できた。 5.まとめ 本稿では、屋内及び屋外の位置をシームレ ス に 検 出 す る 方 式 を 提 案 し 、 GPS と Bluetooth を用いた場合について実装を行い、 同一アプリケーションで操作なしに屋内外の 位置をシームレスに検出することが可能であ ることを確認した。. 図3.携帯端末のシステム構成 4.シームレスな位置検出実験 4.1 実験のシステム構成 図4に実験のシステム構成を示す。屋外は. 参考文献 [1] 森嶋健平,前川宗保,橋本敏男,松澤秀 訓,“Indoor Navigation システム-研究 開発部の位置情報技術への取組み-”, NTT コムウェアテクノロジー,vol.07, pp.22-25,2003. 3-312.

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