• 検索結果がありません。

設計及び工事計画認可申請に係る論点整理について    

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "設計及び工事計画認可申請に係る論点整理について    "

Copied!
186
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

本資料のうち,枠囲みの内容は機密事項に属しますので公開できません。

     

補足説明   

柏崎刈羽原子力発電所 第 7 号機 

設計及び工事計画認可申請に係る論点整理について    

       

 

資料 1-3 

(2)

目次 

   

   

隣接建屋の影響に関する検討  3 

   

   

   

   

   

   

 

(3)

隣接建屋の影響に関する検討

(4)

目 次

1. 概要 ··· 1

1.1 隣 接建 屋 の概 要 ... 1

1.2 検 討概 要 ... 2

2. 既往 の 知 見 に 基 づ く 検討 ··· 3

2.1 試 験概 要 ... 3

2.2 地 盤物 性 ... 7

2.3 地 震観 測 記録 ... 9

2.4 建 屋応 答 の比 較 ... 10

2.5 検 討結 果 ... 11

3. 柏崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 第 7 号 機に お け る 隣 接建 屋 の 影 響 検討 ··· 12

3.1 建 物・ 構 築物 へ の 影 響 検討 ... 12

検 討 概 要 ··· 12

解 析 ケ ー ス ··· 13

建 屋 の モ デル 化 ··· 17

地 盤 の モ デル 化 ··· 29

検 討 用 地 震動 ··· 33

解 析 結 果 ··· 34

床 応 答 ス ペク ト ル ··· 57

3.2 機 器へ の 影響 検 討 ... 62

4. まと め ··· 74

4.1 既 往の 知 見に 基 づ く 検 討結 果 ... 74

4.2 柏 崎刈 羽 原子 力 発 電 所 第 7 号 機 にお け る隣 接 建屋 の 影響 検 討 結 果 ... 75

建 物 ・ 構 築物 へ の影 響 ··· 75

機 器 へ の 影響 ··· 75

別 紙 1 建 屋構 造 特 性 の 整 理 別 紙 2 応 答増 幅 の 影 響 に つい て

(5)

1. 概 要

1.1 隣 接 建屋 の 概要

柏 崎 刈羽 原 子力 発 電 所 第 7 号機 は , 耐 震 安 全上 重 要 な 建 物・ 構 築 物 ( 原子 炉 建屋

, コ ン トロ ー ル建 屋 , タ ー ビン 建 屋 及 び 廃 棄 物 処理 建 屋 ) 及 び屋 外 重要 土 木構 造 物が 隣 接 し て配 置 され る 構 成 と なっ て いる 。

柏 崎 刈羽 原 子力 発 電 所 第 7 号 機 の 配 置 図 を 図 1- 1 に 示す 。 各 建 屋は 隣 接 し てい る た め ,隣 接 建屋 が 耐 震 性 評価 に 及ぼ す 影 響 に つ いて 検 討す る 。 各 建 屋の 平 面 規 模,

質 量 等 の 構 造 特 性 に つ い て は ,「 別 紙 1 建 屋 構 造 特 性 の 整 理 」 に お い て 整 理 し て い る 。

建 物 ・構 築 物の 主 要 構 造 部 は, 原 則と し て 耐 震 壁を 主 た る 耐 震要 素 とす る 鉄 筋 コン ク リ ー ト造 で ある 。 ま た , 建物 ・ 構築 物 に 隣 接 す る屋 外 重要 土 木 構 造 物に つ い て は,

す べ て 地 中 に 埋 設さ れ た鉄 筋 コン ク リー ト 構 造 物 であ る 。 各 建物 ・ 構築 物 及び 屋 外重 要 土 木 構造 物 は, 硬 質 な 岩 盤に 直 接支 持 さ れ て い る。

(6)

1.2 検 討 概 要

建 物 ・構 築 物の 地 震 応 答 解 析は , 構 造 的に 一 体と な っ て い る 建屋 ご と に独 立 し て構 築 し た 質 点 系 モ デ ル を 用 いて 実 施 し て お り , 耐 震 評価 に おい て は , 隣 接 建屋 の 影響は 考 慮 し てい な い。

建 物 ・構 築 物に 隣 接 す る 屋 外重 要 土木 構 造 物 に つい て は , す べて 地 中 に埋 設 さ れた 鉄 筋 コ ンク リ ート 構 造 物 で ある た め, 建 物 ・ 構 築 物の 応 答に 与 え る 影 響は 小 さ い と考 え ら れ る 。

本 資 料 では , 既 往 の 知 見 に基 づ く 検 討 結果 か ら一 般 論と し て 隣接 建 屋 の 影 響を 考察 し た う え で , 柏 崎 刈 羽 原 子力 発 電 所 第 7 号 機 の 隣接 建 屋の 影 響 検 討 を 実施 す ること に よ り , 隣 接 建 屋の 影 響が 原 子炉 建 屋, コ ン ト ロ ー ル建 屋 , タ ー ビ ン 建屋 及び 廃 棄物 処 理 建 屋 の 構 造 健全 性 に与 え る 影 響 を 確 認 す る 。

ま た ,本 資 料は , 以 下 の 添 付資 料 の補 足 説 明 を す るも の であ り , 使 用 する 計 算 機プ ロ グ ラ ムに つ いて も 以 下 の 資料 に 準ず る 。

・ Ⅴ-2-2-2 「 原 子 炉 建 屋 の耐 震 性に つ い て の 計算 書 」

・ Ⅴ-2-2-6 「 タ ー ビ ン 建 屋の 耐 震性 に つ い て の計 算 書 」

・ Ⅴ-2-2-10 「 コ ント ロ ール 建 屋 の 耐 震 性 に つ いて の 計 算 書 」

・ Ⅴ-2-2-12 「 廃 棄物 処 理建 屋 の 耐 震 性 に つ い ての 計 算 書 」

・ Ⅴ-2-4-2-1 「 使 用 済 燃 料 貯蔵 プ ール 及 び キ ャ スク ピ ット の 耐震 性 につ い て の計 算 書」

・ Ⅴ-2-5-5-1-2 「 復 水貯 蔵 槽の 耐 震性 に つ い て の計 算 書」

・ Ⅴ-2-7-2-1 「 主 排 気 筒 の 耐震 性 につ い て の 計 算書 」

・ Ⅴ-2-8-4-3 「 中 央 制 御 室 遮蔽 の 耐震 性 に つ い ての 計 算書 」

・ Ⅴ-2-8-4-4 「 中 央 制 御 室 待避 室 遮蔽 の 耐 震 性 につ い ての 計 算 書 」

・ Ⅴ-2-9-2-1 「 原 子 炉 格 納 容器 コ ンク リ ー ト 部 の耐 震 性に つ い て の 計算 書 」

・ Ⅴ-2-9-3-1 「 原 子 炉 建 屋 原子 炉 区域 ( 二 次 格 納施 設 )の 耐 震 性 に つい て の 計算 書 」

・ Ⅴ-2-9-3-1-1 「 燃 料取 替 床ブ ロ ーア ウ ト パ ネ ルの 耐 震性 に つ い て の 計算 書 」

・ Ⅴ-2-9-3-1-2 「 主 蒸気 系 トン ネ ル室 ブ ロ ー ア ウト パ ネ ルの 耐 震 性 に つい て の 計 算 書 」

・ Ⅴ-2-9-3-3 「 原 子 炉 建 屋 エア ロ ック の 耐 震 性 につ い ての 計 算 書 」

・ Ⅴ-2-9-3-4 「 原 子 炉 建 屋 基礎 ス ラブ の 耐 震 性 につ い ての 計 算 書 」

(7)

2. 既 往 の 知 見 に 基 づく 検 討

( 財 ) 原 子 力 発 電技 術 機構 に おい て , 建 屋 の 隣 接効 果 を 明 ら か に す るこ と を 目 的 とし た「 原 子 炉 建 屋 の隣 接 効果 試 験 1 )」( 以 下「 NUPEC 試 験」 と いう 。) の 一 環 とし て , 原 子 炉施 設 の 実 際 の 建屋 配 置状 況 に則 し て実 地 盤 上 に 建 設さ れ た鉄 筋 コ ン ク リー ト 製試 験 体 を用 い た 検 討 が 実施 さ れて い る 2)。こ の 試験 で は , 地 盤 及 び 試験 体 に設 置 され た 加速 度 計に よ り 地 震 観 測を 実 施し , 建 屋 が 隣 接状 態 にあ る 場 合 の 振 動性 状 につ い て検 討 が実 施 され て い る 。 こ こで は ,地 震 観 測 に 基 づく 検 討結 果 から 隣 接効 果 が 建 屋 応 答に 及 ぼす 影 響に つ い て 検 討 する 。

2.1 試 験 概 要

「 NUPEC 試 験 」の 中 で は , 原 子炉 建 屋に 対 し て , 原子 炉 建屋 あ る い は 制御 建 屋 等の 振 動 特 性が 同 種の 建 屋 が 隣 接す る 場合 に つ い て , 検討 を 実施 し て い る 。こ こ で は ,そ の 検 討 結果 を 示す 。

試 験 にお い ては , 単 独 で 設 置さ れ た建 屋 試 験 体 及び 同 種 2 棟 の 建 屋 を隣 接 させ た試 験 体 ( 以下 「 試験 体 ( 単 独 )」及 び 「試 験 体( 同 種 2 棟 隣 接 )」 と い う )を 用 いて ,地 震 観 測 が実 施 され て い る 。

試 験 体( 単 独)( AA 建 屋 ) 及び 試 験体 ( 同 種 2 棟 隣接 )( BAS 建屋 及 び BAN 建 屋 )の 各 建 屋 は , 8m×8m の ほ ぼ 正 方 形 の 平 面 を 成 し , 基 礎 下 端 か ら 建 屋 頂 部 ま で の 高 さ は 10.5m で あ る 。 埋込 み の有 無 が隣 接 効果 に 及 ぼ す 影響 を 把 握す る た め , 埋込 み のない 状 態 で 試験 が 開始 さ れ て お り, 後 に試 験 体 下 部 5m を埋 込 んだ 状 態 で 地 震観 測 が実施 さ れ て いる 。 地盤 及 び 建 屋 各部 に は加 速 度 計 が 配 置さ れ てお り , 自 由 地盤 及 び 建 屋の 応 答 加 速度 が 計測 さ れ て い る。

試 験 体の 概 要を 図 2- 1 に ,試 験 体配 置 図を 図 2- 2 に ,試 験 体建 屋 諸元 を 図 2- 3 に , 試 験体 内 の加 速 度 計 配 置図 を 図 2- 4 に, 検 討ケ ー ス を 表 2- 1 に そ れぞ れ 示 す。

(8)

(単 独 ) ( 同 種 2 棟 隣 接 ) 図 2-1 試 験体 の 概 要 1)

(9)

図 2-3 試 験体 建 屋 諸 元1)

(10)

表 2- 1 検 討 ケー ス

試 験体 埋 込 み 無し 埋 込み 有 り

単 独

同 種 2 棟隣 接

S N S N

S N S N

(11)

2.2 地 盤 物 性

試 験 体設 置 地盤 の 概 要 を 表 2- 2 及 び 図 2- 5 に示 す 。 表 2- 2 中 の ①~ ⑦ 層 は 埋込 み 無 し と, 埋 込み 有 り の 試 験体 に 共通 で , ⑧ ~ ⑫ 層は 埋 め戻 し 土 の た め, 埋 込 み 有り の 試 験 にの み 適用 さ れ る 。

表 2- 2 地 盤物 性 値 1)

(12)

図 2-5 地 盤層 番 号 図 1)

(13)

2.3 地 震 観測 記 録

本 検 討に 使 用し た 地 震 観 測 記録 ( 観測 番 号 : No.157, No.164)の 概 要 を 表 2- 3 に 示 す 。 観測 記 録 No.157 は , 試験 体 の建 屋 下 部 を 埋め 込 んで い な い 状 態 のと き の観測 記 録 で あり , 観測 記 録 No.164 は, 埋 め込 ん だ 状 態 のと き の 観測 記 録 で あ る。

ま た , 図 2- 6 に 自 由 地 盤( GL. - 3.0m) の 加 速度 時 刻 歴 波 形及 び フー リ エス ペク ト ル を 示す 。 両地 震 と も に 震央 位 置及 び 震 源 深 さ が近 接 し, 観 測 波 形 の形 状 は 類 似し て い る 。鈴 木 ら2 )は , 表層 で はス ペ クト ル に 見 ら れ る明 瞭 なピ ー ク か ら ,水 平 の 1 次 卓 越 振 動数 は 6Hz 前 後 と し てお り ,こ れ は 表 層 地盤 の 卓 越振 動 数 に 対 応す る も の と考 察 し て いる 。

表 2-3 地 震観 測 記 録 2)

観 測

番 号 観測 日 M 震 央 震央 距 離

(km)

震 源距 離

(km)

No.157 H10.1.31 5.1 青森 県 東 方 沖 66 89 No.164 H10.11.7 4.6 浦 賀 沖 71 95

(14)

2.4 建 屋 応答 の 比較

鈴 木 ら 2)は , 表 2- 3 の観 測 記録 に よ る試 験 体( 単 独) 及 び試 験 体 ( 同 種 2 棟 隣 接

) の 水 平方 向 の最 大 加 速 度 は, 試 験体 の 建 屋 下 部 を埋 め 込ま な い 状 態 で計 測 し た 観測 記 録 No.157 の 場 合 , 両 試験 体 の 観 測 結 果 に 明 瞭な 差 が 認 め られ な いと 考 察 し て い る。

一 方 ,試 験 体の 建 屋 下 部 を 埋め 込 んだ 状 態 で 計 測し た 観 測 記 録 No.164 の場 合 , NS 方 向 , EW 方 向 と も に 隣 接配 置 され た 試験 体 ( 同 種 2 棟 隣 接) の 最大 加 速 度が 単 独に 比 べ 小 さく な り, 建 屋 が 隣 接す る 方向 ( NS 方 向 )で は 単 独 に 比 べ , 80~ 90%程 度 ,建 屋 隣 接 方 向 に 直 交 す る 方 向 ( EW 方 向 )で は , 70%前 後 の 低 下 率 に な る と 考 察 し て い る 。

ま た ,両 地 震に よ る 建 屋 頂 部で の 加速 度 記 録 の フー リ エ ス ペ クト ル を 図 2- 7 のと お り 整 理し , 単独 と 同 種 2 棟 隣接 の 比較 に お い て , 埋込 み 無し の 状 態 で は水 平 ,上下 と も に 類似 の スペ ク ト ル 形 状で あ るの に 対 し , 埋 込み 有 りの 状 態 で は 同種 2 棟 隣 接の 方 が 水 平方 向 のピ ー ク 振 幅 が明 ら かに 低 下 す る 傾 向が 見 られ る と 考 察 して い る 。

(15)

2.5 検 討 結 果

「 NUPEC 試 験 」の 一 環 と し て 実地 盤 上に 建 設 さ れ た鉄 筋 コン ク リ ー ト 製試 験 体 にお け る 地 震観 測 によ る 検 討 に つい て ,単 独 で 設 置 さ れた 建 屋試 験 体 と 同 種 2 棟の 建 屋を 隣 接 さ せた 試 験体 の 建 屋 応 答の 比 較を ま と め た も のを 表 2- 4 に 示 す 。

建 屋 が隣 接 する 場 合 の 地 震 応答 は ,単 独 の 場 合 と 比較 し てほ ぼ 同 等 又 は低 減 さ れる 傾 向 と なる こ とが 確 認 さ れ てい る 。

ま た ,本 検 討で は , 平 成 6 年 度 から 平 成 13 年 度 ま で の 8 年間 に わた る 「 NUPEC 試 験

」 結 果 の一 例 を示 し た が , 一連 の 試験 の 中 で は , ほか に 試験 体 ( 単 独 )と 試 験 体 (異 種 2 棟 隣接 ) の 地 震 観 測 , 起 振試 験 及び 室 内 試 験 ,並 び にそ れ ら の 確 認 シミ ュ レーシ ョ ン を 通し て ,様 々 な 条 件 下に お ける 隣 接 効 果 に つい て 検討 が 実 施 さ れて い る 。 これ ら の 検 討に よ り, 隣 接 効 果 は, 隣 接す る 建 屋 が , 建屋 と 地盤 と の 相 互 作用 で あ る 「地 盤 ば ね 」及 び 「基 礎 入 力 動 」に 与 える 影 響 に よ る もの で ある こ と が 確 認 され て いる。

更 に ,隣 接 効果 に よ る 建 屋 応答 の 性状 変 化 は , 建屋 条 件 に よ り固 有 のも の と な るこ と が 明 らか に され て い る が ,定 性 的に は , 建 屋 が 隣接 し た状 態 と 単 独 の状 態 を 比 較し た 場 合 ,隣 接 し た 状 態 の 方 が 建 屋 応 答 が 低 減 さ れ る 傾 向 に あ る こ と が 確 認 さ れ て い る 。

「 NUPEC 試 験 」は 今 回 の 検 討 とは 隣 接す る 各 建 屋 の配 置 状況 , 建 屋 重 量, 基 礎 形状 な ど の 条件 が 異な る こ と か ら, 隣 接影 響 効 果 を 単 純に 比 較で き な い た め, 本 章 は 参考 と し て 記載 し てい る 。

表 2- 4 建 屋 応 答の 比 較

試 験 体 (単 独 ) と 試 験 体 ( 同 種 2 棟 隣 接 ) 建 屋 並 び方 向

( NS 方 向 )

建 屋の 並 び に 直 角な 方 向

( EW 方 向 )

埋 込 み 無し ほ ぼ 同 等 ほ ぼ 同 等

埋 込 み 有り 単 独 に 比べ , 同 種 2 棟 隣 接は 80~90%程 度 の 低 下

単 独 に比 べ , 同 種 2 棟 隣 接は 70% 前 後の 低 下

(16)

3. 柏 崎 刈 羽原 子 力発 電 所 第 7 号 機 に お ける 隣 接建 屋 の影 響 検 討 3.1 建 物 ・構 築 物へ の 影 響 検 討

検 討概 要

本 検討 で は , 柏崎 刈 羽 原 子 力 発電 所 第 7 号 機の 工 事計 画 認 可申 請 対象 で ある 建 物・ 構 築 物の う ち , 原 子 炉建 屋 , コン ト ロ ー ル 建屋 , ター ビ ン 建 屋 及び 廃 棄 物 処 理 建屋 に つ いて , 実 際 の建 屋 配 置 状 況に 則 して 各 建 屋 を 配 置す る 場合 と 各建 屋 を 単独 で モ デル 化 す る 場 合の 地 震 応 答 解析 を 実施 し , 両 者の 建 屋 応 答 を比 較 す る こ とで 隣 接 建屋 が 建 物 ・ 構築 物 の 耐 震 評価 に 与え る 影 響 を 確 認す る 。

検 討 に 当 た っ て は , 解 析 コ ー ド 「 NAPISOS Ver.2.0」 を 用 い る 。 モ デ ル 化 対 象 建 屋の 配 置 を 図 3- 1 に 示 す。 柏 崎刈 羽 原 子 力 発 電所 第 7号 機 は 第 6 号 機 と 隣 接 して い る ため ,6 号 機原 子 炉建 屋 及び 6 号 機タ ー ビ ン 建 屋 をモ デ ル化 対 象建 屋 に 含 む。

【 建物 ・ 構 築物 】

K7R/B: 7 号 機原 子 炉 建 屋 C/B : コ ント ロ ール 建 屋

(17)

解 析ケ ー ス

本 検討 に お け る 解析 ケ ース の 一覧 を 表 3- 1 に 示 す 。 解析 ケ ー ス「 ALL」 に つ い て は , 7 号 機 原 子 炉 建 屋 ( 以 下 「 K7R/B 」 と い う 。), コ ン ト ロ ー ル 建 屋 ( 以 下

「 C/B」と い う。), 7 号 機 ター ビ ン 建 屋 ( 以 下 「K7T/B」 と い う 。), 廃 棄 物 処理 建 屋 ( 以下 「 Rw/B」と い う。),6 号 機原 子 炉 建 屋 ( 以下 「 K6R/B」 と い う 。), 6 号 機 タ ービ ン 建 屋 ( 以下 「 K6T/B」 と い う 。)及 び 建 屋 周 辺の マ ンメ イ ド ロ ッ ク ,地 盤 改 良 を モ デ ル 化 し て 解 析 を 実 施 す る 。 解 析 ケ ー ス 「 S1」 ~ 「 S4」 に つ い て は , K7R/B,C/B, K7T/B 及 び Rw/B を 単 独で モ デル 化 して 解 析 を 実 施 す る 。

図 3- 2~ 図 3- 6 に 各 解析 モ デル の 概要 を 示 す 。 各 解 析 モデ ル は , ソ リッ ド 要 素 でモ デ ル 化し た 地 盤 上 に, 各 建 屋 を 質点 系 モデ ル と し て モ デル 化 する 。 解析 は 線 形 とし , 時 刻 歴応 答 解析 を実 施 する 。

検 討は , 各 ケ ース そ れ ぞ れ につ い て水 平 ( NS 方 向 , EW 方 向 ) 2 成分 に つ いて 行 う 。

表 3- 1 解 析 ケ ース 一 覧 解 析

ケ ー ス モ デ ル 化す る 建屋

ALL

K7R/B C/B K7T/B

Rw/B K6R/B K6T/B

S1 K7R/B

S2 C/B

S3 K7T/B

S4 Rw/B

(18)

注 : 東 京湾 平 均海 面 ( 以 下 ,「 T.M.S.L.」 と い う。)

( a) 鳥 観 図 : 全 体 図

( b) 鳥観 図 : 建 屋 部 分 拡大 図

図 3-2 解 析 モデ ル の 概要 : 解析 ケ ース ALL

470.0m 287.6m

167.0m

▽T.M.S.L.-155.0m

表層1 表層2

古安田層 古安田層

西山層1 西山層2 西山層3 西山層4

マンメイドロック マンメイドロック

地盤改良体 地盤改良体

埋戻土層1 埋戻土層2 埋戻土層3 埋戻土層4 新規砂層

西山層

埋戻土層

■ 表層1

■ 表層2

■ 古安田層

■ 西山層1

■ 西山層2

■ 西山層3

■ 西山層4

■ 側面MMR

■ 地盤改良

■ 埋戻土層1

■ 埋戻土層2

■ 埋戻土層3

■ 埋戻土層4

(19)

図 3- 3 解 析 モデ ル の 概 要 :解 析 ケー ス S1( K7R/B 単 独 )

図 3-4 解 析 モデ ル の 概 要 : 解 析 ケ ー ス S2( C/B 単 独 )

(20)

図 3- 5 解 析 モデ ル の 概 要 :解 析 ケー ス S3( K7T/B 単 独 )

図 3- 6 解 析 モデ ル の 概 要 : 解 析 ケ ー ス S4( Rw/B 単 独 )

(21)

建 屋の モ デ ル 化

建 屋モ デ ル は ,柏 崎 刈 羽 原 子 力発 電 所 第 7 号機 の 各 地 震応 答 計 算 書(「 Ⅴ -2- 2-1 原 子 炉 建 屋 の 地 震 応 答 計 算 書 」,「 Ⅴ -2-2-9 コ ン ト ロ ー ル 建 屋 の 地 震 応 答 計 算 書」 , 「 Ⅴ -2-2-5 ター ビ ン 建屋 の 地 震 応 答計 算 書 」 ,「Ⅴ -2-2-11 廃 棄 物 処 理 建 屋 の 地 震 応 答 計 算 書 」) に 記 載 の モ デ ル の 諸 元 に 基 づ く 。 な お , タ ー ビ ン 建 屋に つ い ては 図 3- 10 に示 す モ デル (隣 接 影響 評 価用 に 質点 を 単 軸 に 集約 し た モ デ ル) 及 び 表 3- 4 に 示す モ デ ル 諸 元 と す る 。た だ し ,「 3.1.5 検討 用 地 震 動 」 に 示す 入 力 レベ ル で は 建 屋は ほ ぼ 弾性 状 態 と 考 えら れ る こ と か ら , 部 材の 非 線 形 特 性は 考 慮 しな い 。

各 モデ ル は 基 礎の 中 心 に 各 建屋 モ デル を 配 置 す る 。

各 建屋 の 解 析 モ デル の 基礎 寸 法を , 全体 配 置 と と もに 図 3-7 に 示す 。 図 3- 8~ 図 3-11 に 各 建屋 の 建屋 モ デル 図 を ,表 3- 2~ 表 3- 5 に モ デ ル 諸元 を 示 す。

(22)

図 3- 7 各 建屋 の 解 析 モ デル の 基 礎 寸 法及 び 全体 配 置 図 ( 単 位 : m)

(23)

注 記* : RCCV 回 転 ば ね

( a) NS 方 向 ( b) EW 方 向 図 3- 8 K7R/B の 建 屋 モ デル

(24)

表 3- 2 K7R/B の 建 屋 モ デル 諸 元

( a)NS 方 向

( b)EW 方 向

質点 番号

質点重量 W (kN)

回転慣性重量 (×105kN・m2)

部材 番号

せん断 断面積 (m2)

断面二次 モーメント

I (m4) 質点 番号

質点重量 W (kN)

回転慣性重量 (×105kN・m2)

部材 番号

せん断 断面積 (m2)

断面二次 モーメント

I (m4) 1 39490 70.6

1 41.0 13700 2 80520 410.9

2 83.0 51100

3 84470 473.7 11 91400 32.4

3 188.0 70600 11 119.6 7200

4 84770 293.2 12 155040 371.7

4 132.5 69000 12 113.0 23300

5 55380 198.1 13 102870 305.0

5 149.4 84700 13 137.6 23500

6 81140 289.3 14 199270 408.9

6 180.5 105000 14 139.2 23400

7 80120 296.2 15 124050 387.4

7 183.2 112800 15 132.4 23600

8 81300 298.1 16 136800 369.7

8 223.5 119000 16 186.4 29600

9 342450 945.4

9 3373.4 900600 10 216040 581.5

①建屋部 ②基礎スラブ

ヤング係数E 2.88×104(N/mm2 ヤング係数E 2.79×104(N/mm2 せん断弾性係数G 1.20×104(N/mm2 せん断弾性係数G 1.16×104(N/mm2

ポアソン比ν 0.20 ポアソン比ν 0.20

減衰定数h 5% 減衰定数h 5%

基礎形状 56.6m(NS方向)×59.6m(EW方向) 合計 1955110

質点 番号

質点重量 W (kN)

回転慣性重量 (×105kN・m2)

部材 番号

せん断 断面積 (m2)

断面二次 モーメント

I (m4) 質点 番号

質点重量 W (kN)

回転慣性重量 (×105kN・m2)

部材 番号

せん断 断面積 (m2)

断面二次 モーメント

I (m4) 1 39490 147.1

1 54.7 30000 2 80520 300.1

2 122.9 62600

3 89570 299.1 11 86300 267.7

3 172.7 87900 11 219.0 6700

4 67270 275.6 12 172540 474.6

4 131.8 81900 12 222.8 23300

5 50210 210.8 13 108040 340.3

5 166.7 92800 13 207.4 23100

6 78630 320.7 14 201780 453.1

6 179.3 114600 14 152.1 23400

7 76690 316.8 15 127480 432.5

7 211.5 124000 15 180.1 21200

8 79240 324.6 16 138860 409.9

8 259.5 131000 16 164.4 23800

9 342450 1039.5

9 3373.4 998600 10 216040 644.3

(25)

図 3- 9 C/B の 建 屋 モ デ ル

K1 K2

K3 K4

K5 K6

K7

K8 1

2

3

4

5

6 7

T.M.S.L.

(m) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7 -5.5 1

2

3

4

5

6

(26)

表 3- 3 C/B の 建 屋 モ デ ル諸 元 ( 1/2)

( a)NS 方 向

(27)

表 3- 3 C/B の 建 屋 モ デ ル諸 元 ( 2/2)

( b)EW 方 向

(28)

図 3- 10 K7T/B の 建屋 モ デル

1

10 2

3

4

5

6

7

9

12 11

8 9

12 11

8 7 6 5 4 3 2 1

10.70 T.M.S.L.(m)

18.35 T.M.S.L.(m)

44.30

38.60

30.90

20.40

12.30

4.90

-1.10

-5.10 -7.90 25.80

(建屋)

(T/G架台)

(29)

表 3- 4 K7T/B の 建 屋 モ デル 諸 元

( a)NS 方 向

( b)EW 方 向

重量 回転慣性

重量

せん断 断面積

断面二次

モーメント 重量 回転慣性

重量

せん断 断面積

断面二次 モーメント

(kN) (×102kN・m2) (m2) (m4) (kN) (×102kN・m2) (m2) (m4)

- 10 264930 1487022.0

10.2 - 7 370000 1317975.0

645.1 307900 8 264280 1406166.0

6 376070 1108838.0 12 70210 -

530.0 256600

665.8 317200 9 494300 3783700.0

7954.0

103470 -

319.6 154600 13.9 -

329.1 134600

5 284230 738323.0 11

質点 番号

質点 番号 1 55140 31293.0

6.70 - 2 52320 11346.0

8.50 - 3 156500 107098.0

300.6 149000 4 64580 688946.0

重量 回転慣性

重量

せん断 断面積

断面二次

モーメント 重量 回転慣性

重量

せん断 断面積

断面二次 モーメント

(kN) (×102kN・m2) (m2) (m4) (kN) (×102kN・m2) (m2) (m4)

- 10 264930 2079794.0

11.4 - 7 370000 1212837.0

555.8 154800 8 264280 773715.0

6 376070 826798.0 12 70210 -

471.3 142200

650.6 159000 9 494300 5278312.0

7954.0

103470 -

346.3 81600 25.3 -

238.2 30100

5 284230 253169.0 11

質点 番号

質点 番号 1 55140 22398.0

4.51 - 2 52320 21329.0

5.87 - 3 156500 48495.0

207.2 17100 4 64580 14357.0

(30)

( a) NS 方 向 ( b) EW 方 向

図 3- 11 Rw/B の 建 屋 モ デル

1

3

4

2

5 6

7 8 9 T.M.S.L.(m)

44.3

36.7 30.9

20.4

12.3

6.5

-1.1

-6.1

-8.6

30.4

10 11

9

7 8

5

4

3 2 1

Ks1 Kr1

6

T.M.S.L.(m)

1

1 :部材番号

凡例

:質点番号

:剛部材

10 K2

1

3

4

2

5 6

7 8 9 T.M.S.L.(m)

44.3

36.7 30.9

20.4

12.3 6.5

-1.1

-6.1

-8.6

30.4

10 11

9

7 8

5

4

3 2 1

Ks1 Kr1

6

T.M.S.L.(m)

1 1 凡例

10

(31)

表 3- 5 Rw/B の 建 屋モ デ ル諸 元 (1/2)

( a)NS 方 向

( ⅰ) 重 量 ・ 回 転 慣 性 重 量

( ⅱ) せ ん 断 断 面積 ・ 断面 二 次モ ー メ ント

10 11

24620 8400

3.1 1.1

9 21950

2.7 7 33800

4.0

8 19940

2.3

回 転 慣 性 重 量 ( × 106kN・ m2) -8.6

1 76880

8.2

質 点 番 号 重 量 (kN) -1.1

3 209330

23.0 -6.1

2 138300

15.7 12.3

5 167720

19.3 6.5

4 185670

21.7

30.4 -

20.4

6 125570

15.4 T.M.S.L.

(m) 建屋

44.3

36.7

- 30.9

1 2

0.31 ①コンクリート部 建屋

- ヤ ン グ係 数 E 2.88 × 104 (N/mm2)

3 せ ん断 弾 性 係数 G 1.20 × 104 (N/mm2)

0.55 ポ ア ソン 比 ν 0.20

- 減 衰定 数 h 5%

4 ②コンクリート部 基礎スラブ

ヤ ン グ係 数 E 2.79 × 104 (N/mm2) せ ん断 弾 性 係数 G 1.16 × 104 (N/mm2)

5 ポ ア ソン 比 ν 0.20

35.8 減 衰定 数 h 5%

4230 ③鉄骨部

ヤ ン グ係 数 E 2.05 × 105 (N/mm2) T.M.S.L.

(m) 建屋

44.3

36.7 30.9

0.19

- 36.5

30.4 4990

6

(32)

表 3- 5 Rw/B の 建 屋モ デ ル諸 元 (2/2)

( b)EW 方 向

( ⅰ) 重 量 ・ 回 転 慣 性 重 量

( ⅱ) せ ん 断 断 面積 ・ 断面 二 次モ ー メ ント

10 11

9 21950

0.6 7 33800

1.3

8 19940

0.2 T.M.S.L.

(m) 建屋

44.3 33020

0.4 36.7

- 30.9

30.4 -

20.4

6 125570

115.5 12.3

5 167720

67.4 6.5

4 185670

78.2 -1.1

3 209330

86.1 -6.1

2 138300

66.5 -8.6

1 質 点 番 号

76880 重 量 (kN)

34.2 回 転 慣 性 重 量 ( × 106kN・ m2)

1 2

0.40

- 3 0.49

- ①コンクリート部 建屋

4 ヤング 係数 E 2.88 × 104 (N/mm2)

せん 断弾性 係数 G 1.20 × 104 (N/mm2) ポアソ ン比 ν 0.20

5 減 衰定数 h 5%

24.6 ②コンクリート部 基礎スラブ

541 ヤング 係数 E 2.79 × 104 (N/mm2) せん 断弾性 係数 G 1.16 × 104 (N/mm2) T.M.S.L.

(m) 建屋

44.3

0.03 36.7

30.9 47.9 -

30.4 1775

6

(33)

地 盤の モ デ ル 化

地 盤モ デ ル を 図 3- 12 に示 す 。地 盤 は ソリ ッ ド 要 素 でモ デ ル化 す る 。 NS 方 向 470m , EW 方 向 287.6m の 領 域 を モ デ ル 化 し , 地 盤 モ デ ル 底 面 は 解 放 基 盤 位 置

( T.M.S.L. - 155.0m) と する 。

弾 性設 計 用 地 震 動 Sd-1 に お ける 地 盤 物性 を 表 3- 6~表 3- 8 に 示 す。 自 然 地 盤 と 埋戻 土 層 の地 盤 物 性 は 地盤 の ひ ず み 依存 特 性を 考 慮 し て 求 めた 等 価地 盤 物性 値 を 用 い る 。 ひ ず み 依 存 特 性 に つ い て は ,「 Ⅴ -2-1-3 地 盤 の 支 持 性 能 に 係 る 基 本 方 針」 に 基 づく 。 マ ン メ イド ロ ッ ク と 地盤 改 良体 の 地 盤 物 性 は, 本 検討 で 想定 す る 地震 動 に 対し て 弾 性 状 態と 考 え ら れ るこ と から , 線 形 材 料 と す る 。 地盤 の 減 衰 は レ ーリ ー 型と し , 各 層 の減 衰 定 数 に おい て 1.0 Hz 及 び 10.0 Hz を 採用 振 動 数 と す る。

地 盤モ デ ル の 境 界は , 底面 粘 性 境 界 , 側面 粘 性境 界 か つ 繰り 返 し 境 界 とす る 。 こ の とき , 粘 性 境界 付 近で の 解析 精 度の 低 下 が 評 価対 象 で ある 各 建 屋 の 基礎 底 面 の 応 答 に 与 え る 影 響 を 低 減 さ せ る た め に ,「 原 子 力 発 電 所 耐 震 設 計 技 術 指 針 J E A G4 6 0 1― 1987(( 社 )日 本 電 気 協 会 )」 を 参 考 に 評 価 対 象 であ る 各建 屋 群 の 包 絡 面積 に 比 べて 地 盤 FEM モデ ル の平 面 サ イ ズ を十 分 に 大 き く 設 定 して い る ( 約 2 倍 以上 )。

建 屋の 基 礎 は 剛 体と し て考 慮 し, 浮き 上 が り は考 慮 せず , 底 面 ば ね に つ いて は 完 全固 着 と し, 基礎 底 面と 支 持 基 盤 が 同一 に 挙動 す るよ う に結 合 す る 。 また , 建 屋 側面 と 側 面地 盤 間 に つ いて , 表 層 及 び埋 戻 土層 を 除い た 範囲 で 建 屋質 点 と同 じ 高 さの 地 盤 節点 は 剛 接 と し, 地 震 応答 解 析 モ デ ルで 側 面 水 平 地盤 ば ねが 定 義 して あ る建 屋 に つい て は 地 盤 の水 平 自 由 度 を拘 束 し, 側 面 回 転 地 盤ば ね が定 義 して あ る 建屋 に つ いて は 地 盤 の 上下 自 由 度 を 拘束 す る。 図 3- 13 に建 屋 と 地 盤間 の 結 合 イ メ ージ を 示 す。

(34)

( a) 全 体図

( b)基 礎 底 面 部 拡 大 図 図 3- 12 地盤 モ デ ル (ALL)

470.0m 287.6m

167.0m

側面粘性境界

底面粘性境界

側面粘性境界 側面粘性境界

側面粘性境界

▽T.M.S.L.-155.0m

表層1 表層2

古安田層 古安田層

西山層1 西山層2 西山層3 西山層4

マンメイドロック マンメイドロック

地盤改良体 地盤改良体

埋戻土層1 埋戻土層2 埋戻土層3 埋戻土層4 新規砂層

西山層

埋戻土層

■ 表層1

■ 表層2

■ 古安田層

■ 西山層1

■ 西山層2

■ 西山層3

■ 西山層4

■ 側面MMR

■ 地盤改良

■ 埋戻土層1

■ 埋戻土層2

■ 埋戻土層3

■ 埋戻土層4

(35)

表 3- 6 地 盤 物性 ( 自 然 地盤 , Sd-1)

表 3- 7 地 盤 物性 ( 埋 戻 土層 , Sd-1)

標高 T.M.S.L.

(m)

地層

せん断波 速度

(m/s)

単位体積 重量

γ (kN/m3)

ポアソン比 ν

せん断 弾性係数

G (×105kN/m2)

初期せん断 弾性係数

0 (×105kN/m2)

剛性 低下率 G/G0

減衰 定数 (%) +12.0 176 17.6 0.415 0.292 0.562 0.52 9

+8.0 224 17.6 0.415 0.297 0.902 0.33 13 +4.0 247 17.6 0.415 0.319 1.10 0.29 14 +1.0

263 17.6 0.415 0.362 1.25 0.29 14 埋 戻土層

(36)

表 3-8 地 盤物 性 ( マ ン メ イ ドロ ッ ク, 地 盤 改 良 体 )

( a)K7R/B 及 び K7T/B の建 屋 側 面 と 側 面地 盤 間の 結 合イ メ ージ

せん断波 速度

(m/s)

単位体積 重量

γ

(kN/m3)

ポアソン比 ν

せん断 弾性係数

G (×105kN/m2)

減衰 定数 (%)

1040 17.2 0.360 19.1 2.00

840 18.1 0.302 13.1 0.401 地層

マンメイ ドロック

地盤 改良体

K7-R/B K7-T/B

表層1 表層2

古安田層 古安田層

西山層1 西山層2 西山層3 西山層4

マンメイドロック マンメイドロック

地盤改良体 地盤改良体

埋戻土層1 埋戻土層2 埋戻土層3 埋戻土層4 新規砂層

西山層

埋戻土層

表層1

表層2

古安田層

西山層1

西山層2

西山層3

西山層4

側面MMR

地盤改良

埋戻土層1

埋戻土層2

埋戻土層3

埋戻土層4

K7T/B K7R/B

建屋

表層1 表層2

古安田層

地盤ばねのない 表層の節点は 拘束条件なし

建屋質点と同レベルの地盤節点は建屋と剛接

・水平地盤ばねのみ ⇒水平自由度を拘束

・水平+回転地盤ばね⇒水平・上下自由度を拘束

(37)

検 討用 地 震 動

検 討 用 地 震 動 と し て ,「 Ⅴ -2-1-2 基 準 地 震 動 S s 及 び 弾 性 設 計 用 地 震 動 S d の 策定 概 要 」に 示 す 解 放 基盤 表 面 レ ベ ルに 想 定す る 設 計 用 模 擬地 震 波の う ち, 全 周 期 帯 の 応 答 が 大 き く , 耐 震 評 価 へ の 影 響 も 大 き い 弾 性 設 計 用 地 震 動 Sd-1( 水 平 最大 応 答 加速 度 - 5.25m/s2, 図 3- 14) を 代 表 波 と して 影 響検 討 を 行 う 。 K7R/B の 基礎 下 位 置に お け る 自 由地 盤 の 応 答 が , 検 討用 地 震 動 Sd-1 が 入 射 した 時 の 一 次 元波 動 論 によ る 応 答 計 算と 等 価 と な るよ う な補 正 波 を 作 成 し, 地 盤 FEM モ デル 底 面に 入 力 する 。

図 3- 14 検討 用 地 震 動 Sd-1H

-5.25

-8 -4 0 4 8

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150

加速度(m/s2)

時間(s)

○印は最大値発生時を示す。

(38)

解 析結 果

地 震応 答 解 析 よ り得 ら れた 各 建屋 の 最大 応 答 値 に つい て ,全 建 屋 を 考 慮 した ケ ー ス ( ALL) と 各 建 屋 単 独 で モ デ ル 化 し た ケ ー ス ( S1~ S4) の 比 較 結 果 を 図 3-

15~ 図 3- 38 に 示す 。

各 建屋 の 最 大 応 答値 に つい て 確認 し た 結果 , 応答 倍 率 ( 隣接 考 慮 / 隣 接非 考 慮 ) は , K7R/B で は 0.56( 部 材 番号 8, EW 方向 の 曲 げモ ー メ ン ト ) ~ 1.31(部 材 番 号 5, EW 方向 の せん 断 力 ), C/B で は 0.55( 部 材 番 号 5, NS 方 向 の 曲 げ モー メ ント )

~ 1.45( 部 材 番号 1,NS 方 向 の 曲 げ モ ー メ ン ト ), K7T/B では 0.84( 部材 番 号 1,

NS 方 向の 曲 げ モー メ ン ト )~ 1.15( 部材 番 号 4,EW 方 向 の せん 断 力 ),Rw/B で は 0.66(部 材 番 号 2, NS 方 向の 曲 げ モー メ ン ト ) ~1.19( 質 点番 号 10, NS 方 向 の 加 速 度) で あ り ,隣 接 建屋 の 影 響 に よ って 応 答が 増 幅 又 は 減少 す る 効 果 があ る こ と を確 認 し た。

影 響 が 見 ら れ る 応 答 成 分 や 方 向 に 違 い が 見 ら れ る こ と か ら , K7R/B , C/B , K7T/B 及 び Rw/B では こ れら の 効果 を 個別 に 確 認 す る 。

(39)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

49.7 7.73 8.46 1.09

38.2 5.73 6.87 1.20 31.7 4.76 5.96 1.25

23.5 4.16 4.89 1.18 18.1 3.85 4.07 1.06 12.3 3.66 3.87 1.06

4.8 3.30 3.57 1.08 -1.7 3.04 3.34 1.10 -8.2 2.88 3.15 1.09

ACC (m/s2) 49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

図 3- 15 最 大 応答 加 速度 の 比較 ( K7R/B, NS 方 向 )

(40)

図 3- 16 最 大 応 答 せ ん断 力 の 比 較 ( K7R/B, NS 方 向)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

49.7

29.9 32.8 1.10

38.2 72.2 86.3 1.20 31.7

140 172 1.23 23.5 167 212 1.27 18.1 199 247 1.24 12.3 263 284 1.08

4.8 310 252 0.81 -1.7 318 237 0.75 -8.2 Q (×103kN)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

31.7

14.0 17.7 1.26 23.5 69.6 84.4 1.21 18.1 95.3 109 1.14 12.3

125 122 0.98 4.8 170 132 0.78 -1.7 236 175 0.74 -8.2 Q (×103kN) 49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 500 1000 1500

Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 300 600 900 1200 1500

Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

外壁部

RCCV部

(41)

図 3- 17 最大 応 答 曲 げ モ ーメ ン ト の 比 較 ( K7R/B, NS 方 向 )

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

49.7 0.0986 0.0853 0.87

0.442 0.463 1.05 38.2 0.960 0.915 0.95 1.43 1.45 1.01 31.7 1.99 1.95 0.98 3.11 3.31 1.06 23.5 3.42 3.57 1.04 4.30 4.71 1.10 18.1 4.49 4.87 1.08 5.57 6.28 1.13 12.3 5.83 5.92 1.02 7.55 8.00 1.06 4.8 6.30 6.33 1.00 7.77 7.76 1.00 -1.7 5.31 4.38 0.82 6.55 4.80 0.73 -8.2 M (×106kN・m)

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

31.7 0.0561 0.0535 0.95 0.123 0.158 1.28 23.5 0.722 0.728 1.01 1.04 1.17 1.13 18.1 1.49 1.60 1.07 1.91 2.20 1.15 12.3 2.43 2.69 1.11 3.06 3.51 1.15 4.8 3.43 3.85 1.12 4.10 4.45 1.09 -1.7 4.39 4.69 1.07 5.51 4.87 0.88 -8.2 M (×106kN・m) 49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

外壁部

RCCV部

(42)

図 3- 18 最 大 応答 加 速度 の 比較 ( K7R/B, EW 方 向 )

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

49.7 7.31 7.82 1.07

38.2 5.55 6.47 1.17 31.7 4.71 5.83 1.24

23.5 4.22 5.05 1.20 18.1 3.95 4.57 1.16 12.3 3.70 4.06 1.10

4.8 3.27 3.53 1.08 -1.7 3.03 3.40 1.12 -8.2 2.83 3.26 1.15

ACC (m/s2) 49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

(43)

図 3- 19 最 大 応 答 せ ん断 力 の 比 較 ( K7R/B, EW 方 向)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

49.7

27.6 31.0 1.12

38.2 69.4 83.4 1.20 31.7

121 151 1.25 23.5 130 170 1.31 18.1 181 238 1.31 12.3 257 302 1.18

4.8 310 317 1.02 -1.7 369 318 0.86 -8.2 Q (×103kN)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

31.7

33.1 36.4 1.10 23.5 108 131 1.21 18.1 113 134 1.19 12.3

135 141 1.04 4.8 183 167 0.91 -1.7 204 167 0.82 -8.2 Q (×103kN) 49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 500 1000 1500

Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 300 600 900 1200 1500

Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮

T.M.S.L. (m) RCCV部

外壁部

(44)

図 3- 20 最大 応 答 曲 げ モ ーメ ン ト の 比 較 ( K7R/B, EW 方 向 )

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

49.7 0.174 0.136 0.78

0.491 0.492 1.00 38.2 0.825 0.751 0.91 1.28 1.28 1.00 31.7 1.59 1.52 0.96 2.59 2.75 1.06 23.5 2.86 2.95 1.03 3.55 3.87 1.09 18.1 3.74 4.01 1.07 4.77 5.37 1.13 12.3 5.03 4.13 0.82 6.71 6.22 0.93 4.8 5.48 3.81 0.70 6.96 5.56 0.80 -1.7 4.48 2.53 0.56 5.87 3.89 0.66 -8.2 M (×106kN・m)

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

31.7 0.463 0.410 0.89 0.628 0.607 0.97 23.5 0.899 0.960 1.07 0.336 0.286 0.85 18.1 0.481 0.472 0.98 0.898 1.01 1.12 12.3 1.46 1.52 1.04 2.16 2.40 1.11 4.8 2.59 2.78 1.07 3.30 3.60 1.09 -1.7 3.62 3.85 1.06 4.64 4.80 1.03 -8.2 M (×106kN・m) 49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

49.7

38.2

31.7

23.5 18.1 12.3

4.8

-1.7

-8.2

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 隣接非考慮 隣接考慮

T.M.S.L. (m) RCCV部

外壁部

(45)

図 3- 21 最 大 応答 加 速度 の 比較 ( C/B, NS 方 向)

図 3- 22 最 大 応答 せ ん断 力 の比 較 ( C/B, NS 方 向 )

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

24.1 5.96 5.41 0.91

17.3 5.23 4.92 0.94

12.3 4.80 4.46 0.93

6.5 4.40 3.90 0.89

1.0 3.96 3.53 0.89

-2.7 3.74 3.45 0.92 ACC (m/s2) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

24.1

40.1 38.5 0.96

17.3

86.9 84.0 0.97 12.3

134 131 0.98

6.5

187 182 0.97

1.0

280 195 0.70 -2.7 Q (×103kN) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7

0 300 600 900 1200 1500 Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

(46)

図 3- 23 最大 応 答 曲 げ モー メ ン ト の 比 較 ( C/B, NS 方向 )

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考 慮 比率

24.1 0.137 0.198 1.45

0.386 0.351 0.91 17.3 0.553 0.576 1.04

0.956 0.838 0.88 12.3 1.16 1.07 0.92

1.87 1.67 0.89 6.5 1.95 1.76 0.90

2.78 2.69 0.97 1.0 2.58 1.41 0.55 3.08 1.85 0.60 -2.7 M (×106kN・m) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

(47)

図 3- 24 最 大 応答 加 速度 の 比較 ( C/B, EW 方 向)

図 3- 25 最 大 応答 せ ん断 力 の比 較 ( C/B, EW 方 向 )

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

24.1 5.33 5.64 1.06

17.3 4.83 5.21 1.08

12.3 4.60 4.80 1.04

6.5 4.25 4.24 1.00

1.0 4.06 3.90 0.96

-2.7 3.90 3.76 0.96 ACC (m/s2) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

24.1

35.6 38.3 1.08

17.3

79.4 85.9 1.08 12.3

126 135 1.07

6.5

191 185 0.97

1.0

286 197 0.69 -2.7 Q (×103kN) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7

0 300 600 900 1200 1500 Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

(48)

図 3- 26 最大 応 答 曲 げ モー メ ン ト の 比 較 ( C/B, EW 方向 )

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

24.1 0.166 0.200 1.20

0.360 0.372 1.03 17.3 0.558 0.593 1.06

0.902 0.925 1.03 12.3 1.09 1.13 1.04

1.75 1.85 1.06 6.5 1.85 1.79 0.97

2.66 2.79 1.05 1.0 2.45 2.26 0.92 3.03 2.99 0.99 -2.7 M (×106kN・m) 24.1

17.3

12.3

6.5

1.0

-2.7

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

(49)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

44.30 14.6 14.8 1.01 38.60 10.1 10.7 1.06

30.90 5.96 5.83 0.98 25.80 5.62 5.60 1.00 20.40 5.25 5.32 1.01

12.30 4.56 4.73 1.04

4.90 4.05 4.23 1.04 -1.10 3.68 3.86 1.05 -5.10 3.45 3.59 1.04

ACC (m/s2)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

18.35 9.34 8.71 0.93

10.70 8.00 7.60 0.95

-5.10 3.45 3.59 1.04 ACC (m/s2) 44.30

38.60

30.90 25.80

20.40

12.30

4.90

-1.10 -5.10

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

18.35

10.70

-5.10

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) T/G架台

隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

建屋

図 3- 27 最 大 応答 加 速度 の 比較 ( K7T/B, NS 方 向 )

(50)

図 3- 28 最 大 応 答 せ ん断 力 の 比 較 ( K7T/B, NS 方 向)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

44.30

82.1 82.6 1.01 38.60

135 139 1.03 30.90

210 197 0.94 25.80

246 230 0.93 20.40

396 374 0.94 12.30

557 540 0.97 4.90

704 720 1.02 -1.10 931 842 0.90 -5.10 Q (×103kN)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

18.35

98.5 91.4 0.93 10.70

153 145 0.95

-5.10 Q (×103kN) 44.30

38.60

30.90 25.80

20.40

12.30

4.90

-1.10 -5.10

0 300 600 900 1200 1500 Q (×103kN) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

18.35

10.70

-5.10

0 300 600 900 1200 1500

Q (×103kN) T/G架台 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

建屋

(51)

図 3- 29 最大 応 答 曲 げ モ ーメ ン トの 比 較 ( K7T/B, NS 方 向 )

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

44.30 0.0250 0.0210 0.84 0.475 0.477 1.00 38.60 0.478 0.479 1.00 1.52 1.55 1.02 30.90 1.54 1.57 1.02 2.50 2.55 1.02 25.80 2.78 2.72 0.98 4.06 3.92 0.97 20.40 4.46 4.11 0.92 7.54 6.91 0.92 12.30 8.05 7.18 0.89 12.1 11.2 0.93 4.90 12.5 11.4 0.91 16.6 15.4 0.93 -1.10 16.9 15.6 0.92 19.9 18.4 0.92 -5.10 M (×106kN・m)

T.M.S.L.(m)隣接非考慮 隣接考慮 比率

18.35 0.00 0.00 - 0.753 0.699 0.93 10.70 0.753 0.699 0.93

3.18 3.00 0.94 -5.10 M (×106kN・m) 18.35

10.70

-5.10

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) T/G架台 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

44.30

38.60

30.90 25.80

20.40

12.30

4.90

-1.10 -5.10

0 5 10 15 20 25 30

M (×106kN・m) 建屋 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

(52)

図 3- 30 最 大 応答 加 速度 の 比較 ( K7T/B, EW 方 向 )

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

44.30 19.1 19.9 1.04 38.60 11.5 12.7 1.10

30.90 5.06 5.49 1.08 25.80 4.92 5.27 1.07 20.40 4.71 4.97 1.06

12.30 4.25 4.36 1.03

4.90 3.88 4.02 1.04 -1.10 3.66 3.80 1.04 -5.10 3.57 3.70 1.04

ACC (m/s2)

T.M.S.L.(m) 隣接非考慮 隣接考慮 比率

18.35 8.84 8.78 0.99

10.70 7.81 7.99 1.02

-5.10 3.57 3.70 1.04 ACC (m/s2) 44.30

38.60

30.90 25.80

20.40

12.30

4.90

-1.10 -5.10

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) 隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

18.35

10.70

-5.10

0 5 10 15 20 25 30

ACC (m/s2) T/G架台

隣接非考慮 隣接考慮 T.M.S.L. (m)

建屋

参照

関連したドキュメント

原子炉建屋 タービン

1号機 1号機 原子炉建屋三角コーナー 原子炉建屋三角コーナー

1〜3号機 1 〜3号機 原子炉建屋1階 原子炉建屋1階 除染・遮へい作業の 除染・遮へい作業の

原子炉建屋の 3 次元 FEM モデルを構築する。モデル化の範囲は,原子炉建屋,鉄筋コンク リート製原子炉格納容器(以下, 「RCCV」という。 )及び基礎とする。建屋 3

第 1.1.2-3 図及び第 1.1.2-6

建屋の概略平面図を図 2.1-1 に,建屋の断面図を図 2.1-2 及び図 2.1-3 に,緊急時対策所 の設置位置を図 2.1-4 に示す。.. 7 2.2

*2: 一次+二次応力の計算結果が許容応力を上回るが,疲労評価を実施し疲労累積係数が許容値 1

建屋の概略平面図を図 2.1-1 に,建屋の断面図を図 2.1-2 及び図 2.1-3 に,緊急時対策所 の設置位置を図 2.1-4 に示す。.. 7 2.2