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実送電用鉄塔の動態観測システム

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Academic year: 2021

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(1)3 主要な新規研究設備. 実送電用鉄塔の動態観測システム 設置目的. 我が国の送電用鉄塔は常に厳しい自然環境. を含む様々な環 境 下での 荷 重と応 力などの. 下に設置されているため、長期的には経年とと. 応答の関係や、それによる送電用鉄塔の動態. もに構成部材の疲労やボルト緩み、腐食による. を明らかにすることを目的に、常時観測可能な. 減肉などの劣化が懸念されている。当所では、 本システムを設置した。 東京電力の協力のもと、風、地震、着氷雪など. 概要・特徴. 主な仕様. 「実送電用鉄塔の動態観測システム」 は、風向・. ている。また、高速サンプリング(サンプリング. 風速計、気温・気圧・湿度計、地震計などによる. 間隔100Hz) での連続計測を基本とし、時系列. 作用情報と、電線張力計、部材軸力計、加速度等. データ、統計情報(10分間平均値、標準偏差、. の応答情報を同時に取得可能であり、主として、. 最大値、応力振幅頻度など) 、ITVカメラ映像が. ①風や地震に対する鉄塔全体挙動、②風と着. 収録されるシステムとなっている。このほか、. 氷雪による電線ギャロッピング発生時の腕金. 我孫子地区からのリアルタイムでの常時監視、. 等 の 応 答 特 性 、③ 微 風 時 の 部 材 振 動 の 発 生. 統 計 処 理 結 果 の 取 得 、カメラ制 御 が 可 能 で. 現 象 、の把握に着目してセンサー配置を行っ. ある。. 下記の計測センサー (総計102ch) 、ITVカメラ 3台および収録・表示装置で構成。. (4) 風向・風速計:第1、10パネル (ベーン型、 2成分) 、第16パネル (超音波型、3成分). (1) 加速度計:第1、10、15パネル (水平2成分) 、第16 パネル(鉛直1成分)、第16パネル裏打材(4部 材、それぞれ3成分) 、地表 (地震計、3成分) (2) 軸力計(ひずみ) :第4、7、16パネル(主柱材4、腹材. (5) 気象観測装置:気温 (第6パネル、地上) 、湿度 (地上) 、気圧 (地上) 、降水量 (第6パネル) (6)電線張力計・振れ角計:C2腕金(振れ角は 鉛直、水平の2成分) (7)画像:若番側電線、老番側電線および部材. 8部材) 、C2腕金 (吊材6、主材4部材) (3) 3軸ひずみ計:C2腕金吊材接合部、第16パネル 裏打ち材接合部、第16パネル対辺材接合部. 振動監視用、計3台 (8)収録・表示装置、我孫子地区内監視装置. 【設置場所・時期・所管研究所】 東京電力管内・2011年4月・地球工学研究所.    . ギャロッピング 発生時の 腕金応答に着目. 電線張力・ 振れ角 風向・風速計.     部材軸力  . 塔体加速度. 観測局舎内 現地収録・表示装置. ITVカメラ. ベーン型風向・ 風速計 対象鉄塔. 風向・風速計. 写真1 動態観測システムの概観 100. 塔高 142m. 微風時発生する 部材振動に着目. 部材加速度 観測局舎. 図1 計測センサーの配置. 地震計.

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