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腹部内臓破裂症

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Academic year: 2021

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東京女馨學會第四同;隠會記事 115 最後に結論として,余説は小児外科領域に於ては,之れが平声及び治療に當1)て梢 々特殊の観察眼と技法とを要すべきを識り得,且つ其の手術的結果は必ずレも悲観的 には非す,印ち要に慮じて・適罪なる時期を選びて根治的治療法に努力,遭進すべし, 特に手術を恐怖する理由なきを確信,張調するものなり。 稿を絡るに臨み御懇篤なる御指導御校閲を賜りたる三藤教授に深謝す。 追 加 石 原 亮 、 「じ 耳鼻咽喉科に於て国尽突起炎手術の経過を見るも小児の経過は良好でありまして演 者の成績に一致す。

24.腹部内臓破裂症

東京女子讐學專門閉校外科教室 上 田 フ ミ 緒 言 交通機關の頓に爽達せる今日事故頻回は必然の結果にして,惹いて是が庭回に接す る機會砂からす,帥ち最近當教窒に於て外傷に因って招來せる内臓破裂症4例に就て 些か述べんとす。 症 例 第一例 腎臓破裂 31歳舎 建築作業中誤って7尺位の高所より墜落し,其際地上 にありし足場材料にて左上腹部を選打し備に一時樫き人事不省に隔りたるも閤もなく 意識陵復し,受傷後2時間牛にして來院せり。 患者は著しく苦悶状を呈し,燈温上昇なく,肱搏整正なるも緊張弱く一分時60,呼吸 は胸式淺隅一分時40を算したり,顔面蒼白貧血にて血色素量ザーリーにて78%なり,腹 部に於ては左側上腹部緊張せる外異常の腫瘤,蠕動不穏等を認めす,而して嘔心,嘔吐 等なきも血尿を見たり,依て上記症歌に加ふるに「レ」線腹部軍純撮影に頼りて診噺を 明かにせんと試みたり,其結果左上腹部に相附する結腸に異常瓦斯を認め第X−X肋 骨部に於て陰門を認む,依て腹部内臓損傷合併の診蜥の下に受傷後9時間にして開腹 せしが内臓損傷のなき事を確め得たるを以て,更にベルグマン氏法に從ひ腎臓摘出術 施行し「ヨードフルム.ガーゼ」挿入に加へて皮膚第一期縫合門門せり。術後何等合併 症なく良好なる経過を取りて70日にして全治退院せるも,約牛歳にして他側腎膿腫の 爲め不幸鬼籍に入れり。 一第 7 巷 439 一

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116 東京女警學會第四代総曾記事 摘出せる腎臓は前面腎門部に於て約2cm長さの裂創が斜下方に内側より外側に走る のみならす其後面にも亦殆ど全部を横噺する長さの大裂創2條と小裂創数條存す。 第二例 腎臓破裂 50歳♂ 騨「ホ’ム」より線路上に縛落して其際左上腹部より背 蔀にかけて強打したるに因る。三二,肱搏,呼吸,主訴等第一例と同じく「レ」線撮影 によりても同様に左上腹部に陰騎を認め,受傷後弓院までに45時闇以上経過せる爲か 結腸内異常瓦斯瀦留著明なり。本例に於ては門門なる左側腎臓破裂の診噺の下に第一 例と同じ法式に基き,受傷後49時間にして摘出救命を得,38日目にして杢治退院せり。 摘出せる腎臓は前面に於ては営門に近く三野に達する約1.Ocmの横走裂創あり.て,後 面に於ては腎門より實質に移行せんとする部に約2.5cm程の不規則なる破裂創を認め 爾面共に凝1血を以て被覆せらる。 第三例 脾臓破裂 15歳♂ 自轄1車にて疾走中自動車に滞れて跳ね飛ばされ野際自 縛:車の「ハンドル」にて:左上腹部を彊打せり。鰐温,豚搏,呼吸等差したる異常なく, 顔面蒼白,高度の貧血を呈し血色素量60なり,本例に嘗ては』血尿なく,「レ」線撮影に よりて第X−X肋骨遊離端の附近に鹿子状の斑黙が不規則に散在せるを認め異常の陰 野として腹郡内出血を疑ひ,受傷後2時聞30分にして正中皮切によって開腹し脾臓摘 出術施行す。術後28日にして轄快退院し,1年後に及ぶ今日何等脱落症歌もなく健在せ り。摘出脾を検するに横隔膜前縁に:近く縦走する長さ約4cmの破裂創は前縁を経て胃 面に達し三門にては横走する裂創を作り何れも深く實質内に及べり,別に横隔膜面上 縁に近:く長さ約3cmに亘る被膜噺裂出血郡を認む。 第四例 腸管破裂 25歳♂ 自縛車にて疾走中自動車に衝突して跳ね飛ばされたる 上に通り合せし荷車に積載せる丸太棒の噺端に追突し其際中腹部を彊打さる。艦温, 肱搏,呼吸等大した異常なく,顔色蒼白なるも貧血歌態を認めす血色素量85%,只中腹 部に於て緊張憎く自獲痛,歴痛甚し,嘔:心,嘔:吐,血尿なく,「レ」線腹部撮影により て主として上行,横行結腸に異常瓦斯を認むる黙等より推して腸管破裂と診断し,受 傷後1時間30分にして腹部正中皮切により開腹術施行せるに,十二指腸室町轡曲部より 約100cm下部に於て小指頭大の2穿孔を認めたり,以て該部を中心に約32cm程腸管切 除したる後小腸側々吻合術施行,同時に轟様突起切除術をも行ひ,「ヨ・一ドブオルムガ ーゼ」挿入によりて絡了し,術後24日目に「イレウス」を磯せるも再び腸吻合により, 45日目にして全治退院せり。 考 按 以上によって考察するに本例の原因は外力に起因し悉く男性なり。年齢は15歳一50

一鶴 7 巻440一

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東京女潜學會第四同総會記事 117 歳にして一般的報告と合致す。爾今頻度に就て之を窺ふに邦國文麟によれば腸管破裂 第一位にて60%に及び,次で腎臓破裂ユ7.5%,脾臓破裂10%な1),本症豫後は早期診囲1 及び早期手術に由る事大にして,其治癒率は腸管破裂に於ては80.1%,腎臓破裂91.0 %,脾臓破裂83.7%,死亡率は腸管破裂19.8%,腎臓破裂8階9%,脾藏破裂16.2%と云 ふ割合なり。 要するに上記症例に因って早期診噺及び早期手術の絶封的なるを知ると同時に「レ」 線二四の大いに與って補助診断となり得る確讃を得たる次弗なり, 25・弓道と面諭iに就きて 東京女子計算前門學校今村内科教室 寳 田 登 代 安 藤 障 子 「スポーツ」,例へば「ランニング」「スキ・一」等を行った際,丁丁が下降すると云はれ て居ります。 酒井,砂田三三の調査によりますと,7哩競走に於て23名中13名が蓮動直後に血塵の 早常下下降を示し,18哩競走に於ては14名目10名が下降して居たと云って居ります。 叉小笠原氏によりますと,健康な数名の男女に就いて極めて輕度の蓮動郎廊下50m を輕V・町回を行はせた塵,蓮動後数分の後1∼1.2m.m. Hg.の下降が現はれることを 屡々認めたと云って居ります。 叉劇しV・蓮動の直後には一時高まってみた血墜が常時より低くなることが見られ, 此攣動の大いさは測定の時刻に關係することは勿論であるが,徐々な蓮動の際特に著 明に現はれるとMoritz u. Dietlenは云って居ります。

之を弓道に於て,本校教授,醤局員及び弓道部墨生,慶慮及び慈恵大學の弓道部の 方々49名について槍べて見ました。 血管計は呉,坂井式及びTycosを用ひ,聴診法で射弓の直前,直後を一同づSh測 定致しました。 第一・二.三表の時言直前の最高撃墜が示す如く,帥大學卒業生13名に就v・ての最高 血歴李均値は132。62mm,大學生17名に就bての雫均値は123・71mm。 本校憎憎及び野生19名に就いての雫均値は110・84mmで弓術を行って居るもの一般 に血墜が低いとは云はれません。 射弓の直前,直後を比較して見ますと.,第一表の如く, _第 7 巷 441 一

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