Title
道路現状評価の一方法
Author(s)
上間, 清
Citation
琉球大学理工学部紀要. 工学篇 = Bulletin of Science &
Engineering Division, University of the Ryukyus.
Engineering(4): 89-98
Issue Date
1971-04
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12000/24027
道路現状評価 の一方法
上
聞
清 *
A M ethod of Numerical Highway Evaluation
Kiyoshi U yEMA
Synopsis
Thispapertreatsamethod ofnumerical highway evaluation in which eigh thighway and traffic factorsare considered・ Corresponding to one ortwoof the factors, factor-evaluating indices are expressed by five equations.
According towhetherhighway evaluationismade aboutpoint (par
t
),
routeorareal distribution ofhighways,thevaluationisnamedas Point,
Route,and Areal Evaluation,respectively.Examplesaregiven to show applicationprocess and effectiveness of themethod.
Ⅰ
序説道路への投資 が拡大 されつつ あった昭和30年 ごろか ら、投資効果の最 も大で ある路線 を発 見 し、投資 (着工)順位 を決定す るための道路評価方法 の研究 がわが国で も盛 んになって きた。 この研究 の端緒 を開いたのは、 その ころ米国で用 い られていたSufficiency Ratmg System
1) 2-3)釈わが国 に紹介 されたことであろ う4.)その後 わが国の実状 を踏 まえたいろいろの方法 が 研究 されは じめた、。 初期 の研究 は、基本的 に米国の方法 の延長であ り、評価 における要因 を追加 した り、評価値 (点数)の配点 を実状 に応 じて変化 させ るなどであった。5)6) その後、道路投資 に対す る投資効果 を考慮 した便益解析 など理論的 を方法 が試み られたO こ れ らの方法 には、何 を経済指標 として用 いるかによ り種 々の手法 があり、その表現式 も多種多 様の ものが提案 された。 7) Il) これ らの解析 の中で取 り入 れ られた事項 の中には、例 えば、地域産業連関 表の利用、道 路建 設 による生産物 の価格 と需給の変動、将来交通量予測 など数多 くあ り、解析 が致密化、綿密化 して来た。 これに伴 い評価式 も複雑化 した。9) 日本道路協会 は、 その第8回道路会議 において tt道路着工優先度 の実証的研究''を特定課題 と定 め、研究 を促 し、数多 くの研究者 によっていろいろの提案 がをされた。 こ ゝにおいて も経 済効果の大 なるものほ ど道路投資 を優先す るとい う原則 は一貫 して維持 された。取 り入れる factor も.従来 か らの もの に加 えていろいろあるが、注 目されるもの と しては、区間速度 を評 価 に利用す る方法 がある。12) さて以上 がこれまでの道路評価方法研究の概観で あるが、 まとめと して次の ことが指摘で き よ う。 受付 :1970年12月15日 *理工学部土木工学科 89
上聞 :道路現状評価 の一方汲 (1) "優先度の測定は道路投資 によって及ぼ される経済効果の測定 に帰結す るもの''とす る 原測 が一貫 していること。 13) (2)現実 に道路 を利用す る一般大衆の側 か ら見た評価 に、十分の考慮 が払 われていなかった こと。 そのため提案 された評価方法 による結果 が、利用者の現実感 と必 らず Lも符合 しなかっ たこと。 (3)道路評価 とい う場合、建設路線 の間の比較 が主 な問題 とな り、つ まり路線 と しての評 価 に主点がおかれ、道路の部分 (点 )と してあるいは面 と しての汚 れぞれの現状評価 につ いて 体系的 に一貫 した方法 がなかったこと。 (4)評価 に取 り入れるfactor が多岐、複雑化す るにつ れ、評価式 も複雑化 し、適用 にあた って、綿密 に して多大の調査 が必要 とな り、困難 があったこと。 その反省 と して簡略 な方法へ の要求があ ったこと
!
4
) (5) 多 くの提案 がなされて釆たが、適利 生の富 んだ方法 はいまだ走著 してお らず、研究の余 地 が十分 あること。 筆者は、 これ らの点 に留意 し、かつ昨今の人間優先論の顕著 を展開、交通 要求 と道路投資の 常態的不均衡 、拡大化 の傾向 などを考 え、 これまでの経済効果 オンリーの評価 か ら視点 をかえ て 道路 を現実 に利用す る者の側 か らの.、道 路良好度 の簡潔 な評価 の方法 を試みよ うとするもの である。Ⅱ
評価の方法 §1 評価 に用いる要素 これ まで、種 々の方法 において考慮 された要素 と しては、初期 において道路幾何構造 を中心 と した要素 があ り、後 に交通量、速度、建設費、道路寿命、残存価値 、運転 費用、便益、輸送 原価 の節減、人 口 (密度 )、道路密度、事柄台数、交通渋滞 など数多 くの要素が加 わった。 こ 、で新 たな要 素 を付加す る必要 は ないカ
ミ
Ⅰにおいて指摘 した問題点 に鑑 み、次の8要素 を 考慮す るもの とす るOす なわち、混雑度 、交通事故、 トラベル タイム、路面状態、人事分離施 設の有無 、排水状態 、道路率で ある。 これ までの方法 における場合 に比較 し、交通事故、 トラベル タイム、道路率 を、道路評価 に 取 り入 れた点 が特徴 といえよ う。 隻2 評価 に用い る要素の指数化 上 に述べた要素 を道路 ・交通状態の評価値 と して用 いる場合の指数化 を考 える。最 も良い状 態 を1
0
0
とす るよ うに考 えることにす る。 (1) 混雑指数(
Congessi
on i
ndexi
c)
ic-100 x-Qo/Q I>1.2 icニ
ト (700x2-
7
9
0
Ⅹ
)
+
8
0
) ・β 0.7<x≦1.2 ic-10 90 -・-=-・--- ---①琉球 大学押 工学部紀 要 (I,学籍 ) Qo:道路の評価対象地点 におけるサー ビス レベルDの時間交通容量
S
VJ
,(
台 /時 ) Q :その地点 における星間12時間の平均時間換算交通量 (台 /時 ) β :人事分離施設の有無 による係数 非分離1.
0
分離1.
2
(βを乗ずる結果、i
c>
100となる時 は100とす る) この式 は、交通要量 が交通量 (要求)を20%以上 うわ回 った状態 を最 も良 い状態 と判断 し、 また30%以上 した回 った場合 を最 も悪 い状態 と判断、その間のicはパ ラポ リックに変化す ると 考 えて導 いた ものである.直線 も一応考 えられるがこの時 は.factorの変動 が十分icの変動 と して反映 され ない嫌 いがある。i
c-
O を考慮 しなかったのは、現実の観測 か ら判断 して、たとえQo/Q三
0.
7
の場合で あ て も、全 く道路 が機能 しか ゝ事態の発生 はなく、 ic-Oとす ることの非現実性 か らで ある。 Q.の算定 は、1965HCM法 によるレベルDの算定値 とす るO通常、道路設計 は レベルCが 、 標準値 をのであるが、現実の道路要求度 と投資の極度 の ア ンJ.iランスを考 える時 、 レベルCを 評価の場合の標準 と考 えるのは適当ではか )0(21 交通事故指数 (Accident index ia )
i。-100-∫ (n′d) n′d-X f(n'd)-100 (+x2一十x) ---・----② n′d-nd十十nw +遠nm n′d:評価 対象地点 における換算年間事故死者数 nd:年間事故死者数 nw:全治 に1,000ドル を要す ると した場合の換算負傷事 故音数 (年間) nm :損害額 を200ドル と した時の換算物件事故数 (年間) nw、nmの算定 における上記 の具体的金額 は、事故死者の亜 矢 を現行 自陪汰 (沖縄)に基づい て5,000ドル と したことによるもので あ り、この金銭評価 が変 れば、当然変化 させて良 いもので ある。 その時 は、nw、nmの分子5、25も相 当値 にかえて用 いることになる。
(3)路面指数 (Surface index is )
ls
-1
0
0
α ・β・f(ne/n)
x-ne/n
f(ne/n
)
--1.35x2+0.15x+1.Orα:
排水状態 による係数 毎降雨時冠水す る悪 い状態 か ら排水良好の間で0.5-1.0に変化 させて用 いる。 β :路面状態 に関す る指数 ポ ッ トホールが大小 多数 分布 す る状態 か ら良好 を状態の間で0.5-10の範囲で変 化 す る。 n:建設時 における道路命 数 ne:建設時 か ら評価時点 までの経過年 上記 iL・、 iaおよびisの3指数 は、後述す るよ うに、道路の点評価 に用 い られるO (4) トラベル タイム指数 (Trayel time index it ) it:6000L/
(Vo・Te) 91上聞 :遭沌現状評価の一方法
Te
:評価対象路線 の平均交通量時 における現実の トラベル タイム (分) L :路線 長(
k
m)
y :
大部分の運転 者 が路線 の所在す る地域条件 か ら、特 に不満 な く容認 しうる速度(
k
m/hr)
次 のよ うに考 えるO 環 境 Vo(
k
m/
hr)
都市地区 25 郊外地区 35 この指数 は、道路 の線評価 の際、 ia、 ie、 isに追加 され る.(
5)
遭路率指数 (index for the areal rate of highway system 了 ir ) ir=100・y (Re/R .) RC:現実 の道路率 (%)
R l:良好 な状態 における道路率 (質)
γ :対象、区域 (面 )における道路網構成 による係数 、次 の通 りとす る。 対象区域内道路網の中に占める2車線蕗以上の面積 比率 (γ′) γ値 80%∼100% 1.25 70%∼80% 1.15 60%∼70% 1.00 40%∼60% 0.90 30%∼40% 0.80 IJeSS 30% 0.70 道路率 のみが、面的 を道路 の良好度 を必 らず Lも判定 は しない。 その率 に含 まれる、路線 の 稽類、交通方式 (2車線 か4車線 か、一方向か二方 向か、交差点 の処理方法 など)などの相違 によって、同率で あって も良否の差 がありうるか らで ある。γはその よ うな背景 を考慮 しての 傾正係数で ある。簡潔のため上記 のよ うに定 めた。 R'については、20-30%の範囲で、 その地域特性 か ら考慮 して妥当 な値 を採用すべ きであ ろ うO世界 および日本の主要都市の実情 は次表の通 りで あ り115)日本 では まだ30%(こ達 している ものがない。従 って、現 時点 におけるこれ らの実情 を考 え、 い きなり理想 を欧米 に求めること は妥当ではか )と思 われる. 92琉球大学理工学部紀要 (工学有 ) 世 界 道路率 (%) 日 .木 道路率(%) ニ ユ-ヨ- ク 35 東 京 13.0 ワ シ ン トン 43 横 浜 12.5 ボ ス ト ン 25 大 阪 ll.8 ロ ン ド ン 23 名 古 屋 23.0 パ リ 24 京 都 12.5 ベ ル リ ン 26 神 戸 ll.0 ウ ィ ー ン 35 北 九 川 9.5 i3 評価 の方法 従来 は路線 と しての評価 一経済 的効 果の比較 一に主点 が置 かれていたので あるが、 こ ・では、 約 両対象 となるもの が道路 の部分 で あその か、路線 で あるのか、 あ るいは また、面 の中の道路 網 で あるの かの別 によ り、 それ ぞれ別 々の評価値 を考 えることにす る。 それ ぞれ、点評価 、繰 評価 、面評価 と呼ぶ ことにす る。
日) 点肝価 (Point Eva一uation)
Ip- (Pcie+Paio+P .i5) / (Pc+P4十Psト
・
・・
・
・
-・
・
・
・
・
・・
-・
・
・
・
・@
Ip:点評価 指数 (PointEvaluationIndex) ic、 ia、 i
s:i2
で考慮 した要 素評価指数 P,・、Pa、P.
:ic、 ia、i
sに対 す るウエ イ ト 道路 の ある地点 を通過 しよ うとす る運転 者 が (あるいは歩行者 が)道路交通状態 の良否 を● 判断す る場合、 まず混雑 による危険感、圧迫感 の程度 が問題 となる警次 に路面 の状態 で あるO 交通事故の程度 が ど うか とい うこ とは、交通現場 で は特 に強 く意識 されてはいないよ うで あ るが、長期 にわた る巨視的評価値 と しては重要 で ある。 このよ うなことか らPcL>P,I
_>pa
'となることが考 え られ、交通機能上 の重要 さを考慮 し て、Pc :PJ :Pa- 5:2:2とす ることがで きよ う.(
2
)
線肝価 (Rovte Evaluation)IR
=
PIIl+P212+・
・
・
・
・・PnI巾+P.liLP
l
+
P2+
-・
・・+Pn+PL-
--・
---
・----㊨
IR :線評価 指数 (RovteEvaluationIndex)
I-
i :
評価対 象路線 を構成 す る各部分 の lp値 P. :I
.に対 す るウエ イ ト、各部分 の平均 日交通量Qlか ら決 め る。 P.I :P' :-t
・
・・
・
・
・
:
P>&.- Q.
・
:
Q2 :-・
・
・・・・Qn 弊 筆者による調査では、通路交通の問席として最も強く意識されている事項 として混雑を筆頭にしたのが 全調査対象 (運転者58歩行者50)の92%を示 した.9
3
上聞 :道路現状評価 の一方法 ∼f :トラベル タイム指数 pL:iLに対す るウエ イ ト P+ P,+--・Pn αは路線 の性格 によって決 る係数 路線 の性格 α値 住宅地域 の道路
2
市街地一般街路 3 市街地主要街箱5
地方主要通路 9×
α 弓のウエイ トにつ いては(Qo/Q)による決定、つ まり一つの路線 中で容量 ・交通要求比 が大 なる程 (あるいは小 なる程 )良 い (悪 い)路線部分 と して、 IRに反映 させ るとい う考 え方 がよ り妥当であるが、簡略化のためQ
を用 いることに した もので ある。α
値 は iLの もつ意味 か ら考 えて、Ⅰ,の平均 ウエ イ トよ り大 であることが必要 だ し(∑P.
/
n
< p,)それ もまた路線 の性格 による時間価値 の相違 か ら決 める必要 があることが ら∑Pl/n に乗ずるべ き係数 である。 その値 の適確 な設定 には、各種道路上の単位時間の有す る交通価値 の判断 が必要 であるが、 これは数 多 くのfactorが関与 し容易 には定 め難 い ものがある。業務、 通勤 など比較的時間価値 の高 い交通 を支 える一般街路、高速 の道路 に対 して、住宅地の道路 に 比較 して高 いα値 を与 えるべ きで あることは了承 で きる(一応表の よ うにα値 を与 えてみた。 次 に(1)にも関連す ることで あるが、点 と考 えるべ き道路 の部分 につ いては次 のよ うに考 えるo i 交差部 は一つの点 とす る。 ii その他 の道路部分 につ いては、道路構造 がは ゞ同様 で あること。 iii 交通性状、環境条件 がその部分 を通 じては ゞ均一 であること。 iv 評価対象路線内の点評価部分 は、ほぼ同程度 の延長 を有す ること。 ivの条件 は、実際 に充足 させ ることは必 らず Lも容易ではをいが、 これを点 あるいは部 分判断 の要件 と したのは、月決定 につ いては、延長 を特 に考慮 しなかったか らに外 な ない。 も し、同一 の評価対象路線 内の構成部分の延長の間 に顕著 な差 がある場合は、 Q'のみによるffを評価 す るよ り(Q.× li)による評価 が妥当で あろ う。(llは部分の距離 )(3)面評価 (AreaI Hishway Eyaluation)
I
A
=
P'I
'+P2L2+・・・・・・+Pnln+P,.i,P'+P2+・・・・・・+P.,+P, ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・@
IA :面評価指数 (ArealHishwayEvaluationIndex) I':評価 対 象 面 内 の各路線 のIR値
琉球大学理工学部紀 要 (工学者 ) PliL-33×45-1490 IR- (1690+1490) / (33.2+33)-48
i3
面評価 与件 は次の通 りである。 65haのある都心部 の道路網 の構成 は次の通 り. 延 長 (km) 1-.2 1.0 0.85 1.1 0.5 0.8 1.3 1.2 巾 (m ) 7.4 7.4 5.0 5.5 5.0 5.0 7.4 7.4 面 積m2 8880 7400 4410 6060 2500 4000 965() 8900 交通量 (台/時) 2400 230
0
1500 15∝
)
1300 1250 2500 2700 現在道路率 の算定 : Re- (8880+-
-+8900) /(65×10000)×100- 8% ir値 の算定 :i,- (8/30)×100-27γ
′の算定 : (,8880+7400+9650+8900)-348
3
0
∑-51800 Y - (34830/51800)x100-67% P,の算定 : P・:P2:-- :
P8-2.4:2.3:・
・
・
・
・
・:
2.7 ∑Pl-15.45 maxP1-2.
7
Pr-2.7+ (15.45-2.7)X67/100$11I
A
の算定 : ∑PzI
R
-2.4×47+2.3×50+-・
・・+2.7×38-689 Pr ir-1lX27-297∑P
l+Pr-26.45I
R
- (689+297) / (26.45 )-37 95上聞 :道路現状評価の一方法 ホ、舗装 :アスファル トコンクリー ト縄装、良好1965年舗 設 へ、排水 :良好、冠水 しない ト、人 ・車分離施 設 あ り icの算定 : x-Qo/Q-∑SVE /Q-5090/5840-0.872 β-
1.
2
2 ic- 〔-i (700×
0.872-780×
0.872)+80〕×
1.2-34 i,の算定 : α-β- 1 ne- 5 n-15 ne/n-0.33 2 J (np /n)
ニー1.35(0.33)+0.15(0.33)+ 1-0.90 i3-100× 1× 1×0.90-90 iaの算走 : nd'-す+与 (ヱ土# ユ)+貞 (竿 )-1.52 J (nd')-100(与1.522-ill.52)-100×0.85-52 ia-100-I (
nd′)- 48 Ipの算定 : Ⅰp- (5×34+ 2×90+ 2×48)/(5+ 2+ 2)-51i2
路線評価 与件 は次の通 りである。 ィ、評価対象道路 (主要街路 )交通量 : .__」 」 」_」」
350m 250m「
A 「「
t
t「
「。
「 QA (交差点 )7380、Q.B.-6950、Qc-6500(台 /時)Q
^B (AB間街路 )6500、 QBC
-5800 (台 /時) ロ、各部分の点価値 : IA-60、 IB-55、 Ic-43、 IAB-45、IB'C-50 ハ、 AC間 トラベル タイム TAB-3.20分 iLの算定 V0-25kn/hr iト-6000×0.6/25×3.20-45I
R
の算定 : PA:L}B :Pc:PAB:PBC-7.4:7.0:6.5:6.5:5.8 ∑Pi-33.2 n- 5 PL- (33.2/5)×5-33 ∑P. I1-7.4×6r)+-・・・.・・・+5.8×45-1690 96
琉球 大学甥工学部紀要 (工学肯 ) Pz
:I
lに対 す るウエ イ ト 各路線 の交通 量 によ って決 め る。各 路線 が交通 量 、延 長距 離 の累 なる部 分 か ら在 る時 交 通 量 は、距離 によ る重 みつ き平 均 を用 い るo p.I:p2:-・・・- :pn=¢.:
q 2 :・・・・-・・:qn L'Q'+ l''Q2--+
lnQn q n= Ll+
L2+---+i
i
, :道路率指数 Pr: i
,のウエイ トPr-maxPi+ ∑Pi-max P・i
100 r′ :iγ算定 に考慮 した、道路網の中の特定路線 の面積比率 (%) i,について も、 その重要 さか ら考 えて、 その ウエ イ トP,は∑P,/nよ り大であるべ きで、 r′が100つ まり対象面内の道路 が全て2車線以上 の良好 なもので ある時、P, は∑Pzと在 り、 i,の内容 がIAによ り顕著 に反映 されることになるO 面内道路網 を構成す る各路線 間 に、その延長の差 が著 しい場合のP↓につ いては
、(
2)
で考察 したよ うに、延長 を反映 させ た決定 を考 えることが必要 で あろ う。 Ⅲ適用例 §1 点評価 与 件は次の通 りである。 ィ、那覇市泊交差点 (信号設置、 4枝交差 ) ロ、換算交通量 (昼間 台 /時 ) :流入路
N S E W 計(
Q)
ピー ク時 239() 2660 1440 350 Qp6840 平 均 時 204() 1230 228rt 29OQa
5840 ハ、交通容量 (台 /時 )レ
ベル
流入鹿
N S E W∑SV
D 1770 1860 533 320 4570 E 2020 2130 610 330 5090 二、過去3ケ年間の事故 :午
全件数 人身事故 物件事故 1967 135 8 (1.2) 127 (40) 1968 119 ll(
0.
1)
108 (25) 97 (注) (1、 2)は死者1人 、 換算負傷者2人 の意 (40)は 換算物件事故数のこと上聞 :退路現状評価 の一方法
Ⅳ
む す びノ
.
■∴線面 と しての道路 の評価 の方法 および計算手順 を述べたが、 この方法 は、次のよ うな場 合 に適用 することがで きる。 (i) 都市内の交差点 について、それ らの道路交通機能上 か らの問題所在の検討、および比 較 (ii) 都市内道路 (路線 )の相互良好度 の比較 (iii) 特点路線 内の道路部分良好度 の比較 (iv) 都市内地域間 、または都市間の道路網 の良好度 の比較 (V) これ らの結果 と しての改良緊急度の相対順位 の決定 (vi) 道路要素 (人事分 離 ・施設、排水、路面 など)の改良 による良好度 の変動 この方法の一つの問題 は、や は り,ウエイ トのよ り適確 な決定 とい うことであろ う。既説の 方法 による決定で も十分実用性 はあると思 うが、 よ り多 くの道路交通関係要 素 を反映 せ しめ た方法の考察 も必薯 である。種 々の調査結果 を線討 し、改善 を図 ってゆ きたい。 参 考 文 献l)HighwayResearch Board;Highway SufficiencyRatings,Bulletin53.1953. 2)°ept.ofHighways,State ofldaho;Highway Suffieiency Rating Study,State
Highway System,1952.
3)ArizonaHighway°ept.;NumericalRatingsforArizona,Federal-AidHighway Syste