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・かわら版最終号 長崎4・5・6丁目地区震災復興まちづくり訓練(平成28年度実施)|豊島区公式ホームページ

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(1)

平成 29 年 1 月発行/発行:訓練事務局(豊島区都市整備部地域まちづくり課訓練担当)/電話:3981-2611

復興の手順と事前復興ビジョンを検討

第三回訓練と訓練報告会を開催

昨年5月から始まった『震災復興まちづくり訓練』は、第三回訓練を 10 月 29 日(土)に、訓練成果報 告会を11 月 19日(土)に実施し終了しました。この訓練は、いつかは必ず来るといわれる首都直下の 地震で、長崎四五六丁目地区が大被害を受けた場合、くらしの再建やまちの復興をどうするか、そのため の備えをしようという目的で実施しました。ガイダンス、3回の訓練と訓練報告会、全体で5回のイベン トには、それぞれ地域の方20∼30名、区職員や専門家が30∼40名が参加し、延べ350人近い訓練にな りました。

参加された方々にお礼申し上げるとともに、この通信で訓練成果の概略をお伝えします。

平 成

2 8

年 度 長 崎 四 五 六 丁 目 地 区 訓 練 の 経 過

ガイダンス(5 月 10 日)

復興の体験から学ぶ

首都大学東京市古准教授の 講 演に続き、神戸市御蔵通り地区 の田中保三さんを招いて阪神・ 淡路大震災の復興体験をお話い ただき学習しました。

ガイダンス状況

本 年 度 の 訓 練 は 、 各 回 と も 土 曜 日の午前中9時30分から12時 30 分に実施しました。会場は、 長崎第四区民集会室(ガイダン ス、1回)、千早地域文化創造館 (2回目以降)でした。

第一回訓練(6 月 11 日)

まちを歩き被害をイメージ

町会単位に6グループに分か れ、まちを歩いて、災害の時の 危険性や復興に役立つ資源を確 認し、模造紙にまとめて発表し ました。

まち点検の様子

第三回訓練(10 月 29 日)

復興まちづくり方針の検討

標準的な復興手順や、豊島区 職員による「復興まちづくり方 針案」説明会のあとで、5つの 復 興 屋 台 を 廻 っ て 、 意 見 を 出 し 合いました。

復興屋台仮設の住まい社での検討

第二回訓練(8 月 27 日)

被災後の住まいや生活を検討

大学が訓練用被害想定を発表、 それをもとに「復興問題解決ト レーニング」、地図やカードを使 って「仮住まい」や生活の拠点 等を検討しました。

地図を使って検討

訓練成果報告会(11 月 19 日)

まちの復興をみんなで考える

訓練成果(2,3頁参照)の報告 のあと、後半は、参加者によるミ ニシンポジウムを行い、震災に 備えての課題を提起しました。

ミニシンポジウム

復興訓練

かわら版

ながさき4・5・6

最終号

(2)

訓練成果1

長崎四五六丁目の

震災復興手順

(案)

も し 長 崎 四 五 六 丁 目 に 震 災 で 大 被 害 が 生 じ た ら ど う 復 興 を 進 めるか、3つの救援センターを中 心に応急対策に取り組む一方、右 図のよ うに、地域と行 政が協力し て「復興まちづくり協議会」を立 ち上げ、まちの復興や被災者の支 援を進めたいと考えています。

平成 27 年度に実施した長崎一 二三丁目地区では、救援センター が「長崎小」1箇所なので、復興ま ち づ く り は そ こ を 拠 点 に 動 き 出 すことになっていましたが、長崎 四五六丁目地区は、丁目ごとに救 援 セ ン タ ー が 3 箇 所 に 分 か れ て いるため、互いに連携をすること が重要になってきます。訓練では、 長 崎 地 区 全 体 で の 復 興 連 絡 会 の 設 置 や 千 早 地 区 と の 連 携 も 重 要 という 意見が出されていました。

ま だ 細 か い 点 を 検 討 す る こ と が必要ですが、どのような被害が 生じても、まちのつながりを基礎 に、地域・行政が、専門家の支援 を得ながら、まちを復興していく ものと考えています。

(3)

訓練成果2

被害想定に対応した

復興まちづくり方針案

<訓練用>

いつかは必ずくる大地震ですが、被害によって「復 興まちづくり計画」の内容は大きく変わるはずです。 被害が 少なければ住 まいの再建など 部分的に復旧 す ることで済みますが、甚大な被害では総合的な市街地 の復興を進めることが必要になります。

今回の訓練では、まち歩きやデータをもとに、右下 のような大被害(全壊全焼が 20%弱、2箇所で火災 発生)を想定し、その場合の復興まちづくり方針案(訓 練用)を検討しました。この方針案は、区の若手職員 の訓練を元に作成され発表されました。

まちづくりにあわせて、仮住まいの確保、コミュニ

ティの力を生かした生活復興も重要になります。事前からの防災まちづくりに取り組むことでこのよう な被害を最小限にすることができます。このような復興方針が役立つ日がこないよう願っています。

(想定した震災被害---図右上---が生じた場合の)震災復興まちづくり方針案(訓練用) 職員による復興方針案の説明会 方針案に関する検討(第3回)

◆長崎四五六丁目地区の復興まちづくりの目標

『みんなでつくろう にぎわい・つながり・住みつづ けられるまち長崎』

∼震災に負けない復興都市の先導に∼

◆長崎四五六丁目地区の復興まちづくりの基本 方針

◎子育て世代、高齢者など多様な世代にやさし いまちづくり

◎商店街など長崎らしさを残すまちづくり ◎災害に強く、安心できるまちづくり

(4)

第3回訓練のあらまし

平成 28年 10 月29 日に実施された第3回訓練 は、地域の方 20 名、他に、区職員、区内の支援専 門家、大学スタッフ約 60 名が参加しました。

大学から標準的な復興手順が解説されたあと、 区職員チームが作成した「長崎四五六丁目地区復 興まちづくり方針案<訓練用>の説明会が実施さ れました。

その後、参加者は以下の「復興屋台村」を巡って、 意見を出し合い、意見をまとめました。

屋台A 復興すすめかた会館 (復興体制と復興手順)

屋台B 仮設の住まいとくらしサービス社 (時限的市街地の建設と運営、暮らしの

再生・福祉) 屋台C 復興まちづくり工房

(全体方針、道路・公園緑地の考え方等) 屋台D 区画整理と住まいの再建アトリエ

(区画整理、住まいの再建、共同化) 屋台E ながさき復興わいわいカフェ

(商店街の復興・事前対策・長崎らしさ等)

仮設の住まいとくらしサービス社の検討

訓練成果報告会のあらまし

11 月 19 日に「訓練成果報告会」がありました。 ◆訓練成果報告会の次第

第一部 震災復興まちづくり訓練の経過と成果報告 (1)訓練のあらましと長崎地区の復興まちづくり手順 (2) の 復 興 対 策 と 長 崎 四五 六 丁 目 地 区 復 興 ま ちづ

くり方針案(訓練用)報告 第二部 ミニシンポジウム(75 分)

「震災に強い長崎に向 けて-復興まちづくり訓練の役 割」 コーディネーター:首都大学東京 市古准教授 パネリスト 参加者のみなさん・専門家・区職員

◆ミニシンポジウムから

代表的なご発言を紹介します。

・(市古准教授)訓練を振り返ると、家屋の倒壊や 火災のあと、避難所から先、生活を取り戻し、まち を復興するまでいろんな方法で考えていただいた。

ミニシンポジウム

区の復興では市街地の再建が重要になるが、暮ら しや生業も重要なことも復興問題トレーニング等 で理解されたと思う。地域が主体になって復興を 行う例は東日本大震災でも増えてきた。是非、地 域が立ち上がって復興を先導していただきたい。 (パネリスト)

○ 体験しなければわからない阪神・淡路大震災 の経験者の話は本当に勉強になった。町会のリー ダーシップが重要だが復興時には若い力に期待し たい。長崎公園を使って隣接町会とも合同で防災 訓練し、相互協力できる素地をつくっている。 ○ 高齢化、単身化が進んでいて、実際の地震の 被害が発生した場合、復興や避難、救援が順調に はたしてできるのか心配している。ただ長崎は交 通が便利な街で若者や通勤者も多く、地域の特性 をふまえた体制づくりを考えていきたい。 ○ 今回は学生さんの協力もあり分かりやすい訓 練だった。被災者が自立できるよう、持っている 力を引き出す仕掛けができたらよいと考えている。 ○ 震災後被災者に寄り添い支える専門家が様々 な分野にいるので、その時は思い出してほしい。 〇 福祉などの施設が地区内にある。これまで災 害の時は「わー大変」とばかり思っていたが、訓練 を通じて地域と相互に役立てる関係ができそうだ と 思 っ た 。 復 興 の 局 面 で も P T A や 各 組 織 な ど 様々な方々も一緒に準備し進めていきたい。 〇 今回の成果を再整理し、災害直後から復興ま での町会単位の手引きのようなものをつくりたい。 ◆ まとめ(市古准教授)

長崎地区で復興にあたって掘り下げてみたい論 点がいくつも出た。この地区では、復興の準備会 の段階から様々な人々が連携して取り組んで行こ うという姿勢が感じられ、とても勉強になった。

半年間の長期間にわたる訓練、お疲れさまでし た。参加者のみなさんの熱意によってよい成果が 得られた。今後に期待します。

●お問合せ・ご意見を以下までお寄せ下さい

訓練事務局:豊島区都市整備部地域まちづくり課 復興訓練担当グループ TEL:3981-2611 FAX:3980-5135 E-mail:[email protected]

参照

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