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台湾 花見ツアーが好調花見シーズンが到来し 観桜ツアーの売り上げが非常に好調 日本の国内旅行需要と重なり旅行単価が値上がりしたため 円安基調にも関わらず訪日ツアー価格は横ばいだが 観桜ツアーの需要は更に拡大傾向にあり 年々 航空座席や宿泊の予約が困難となっている オープンスカイでさらなる新規路線の開

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Academic year: 2021

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(1)

【韓国】

3月の市場動向トピックス

 円安・ウォン高傾向 円安ウォン高の傾向が続いており、3 月初旬には 8.58 円(100 円=1165W)となった。円高の 是正が、訪日旅行の割高感の解消に働き、若い世代を中心に訪日旅行需要が大いに喚 起された。  独立記念日(3・1節)の3連休 祝日となる独立運動記念日(3・1 節)が今年は金曜であったため、3 月 1(金)~3 日(日)が 3 連休となり、短期間の訪日旅行が促進された。  海外旅行ブーム及び旅行会社・航空会社の積極的な売り込み 格安の個人旅行商品を利用して外国旅行に出かける若年層が訪日旅行の需要を牽引し ている。また、航空会社・旅行会社では円安傾向と訪韓日本人客の減少により、韓国人向 けに日本行きの航空券や旅行商品の特価キャンペーンを行っている。

3月の主なプロモーション活動

 VJ 風評被害対策事業として、WEB、フリーペーパー、雑誌、TV など多様な媒体で地域の魅 力を発信した。加えて、SNS と連動した参加型のキャンペーンを行い、東京を中心とする関東 地域の回復を促すとともに、人気の高い北海道、九州への更なる誘客を図った。  ウォン高、円安を前面に打ち出し、訪日旅行に関する情報や魅力を記事広告で日刊紙など の媒体に大々的に掲載した。また、航空会社や旅行会社とタイアップして各方面への訪日旅 行商品をTVショッピング、SNS、ネットなどで販売し露出を高めるとともに、送客へと繋げた。  訴求コンテンツを深掘りした旅行商品造成の一環として、現地旅行会社が造成した関連旅 行商品の販売促進を行い、3 月までに 7 万人超の送客を行った。また、同取組みで作成した ガイドブックを、旅行会社や日系飲食店などで配布し、FIT旅行需要の喚起を図った。 参加型キャンペーンサイト

(2)

MRT 車内広告 MRT 車内広告 現地旅行会社との共同広告↑→

【台湾】

3 月の市場動向トピックス

 花見ツアーが好調 花見シーズンが到来し、観桜ツアーの売り上げが非常に好調。日本の国内旅行需要と重な り旅行単価が値上がりしたため、円安基調にも関わらず訪日ツアー価格は横ばいだが、観桜 ツアーの需要は更に拡大傾向にあり、年々、航空座席や宿泊の予約が困難となっている。  オープンスカイでさらなる新規路線の開設 オープンスカイにより、3 月 21 日に、高松に定期便(中華航空/週 2 便運航)が新規就航した。 また、各種花見ツアーのチャーター便運航で、座席供給量も大幅に拡大している。3 月 31 日には、 台湾から成田への乗り入れが自由化され、現地系航空会社でも日本線を充実していく考えを示 している。

3 月の主なプロモーション活動

 3-4 月の観桜ツアーシーズンに向けて、コンビニ店舗で日本の観光映像を流したり、人気旅行 雑誌に訪日旅行の記事を掲載する等の PR を行った。また、台湾 MRT 車内、駅構内ライトボ ックス等で北関東や静岡地域の広告を展開した。  日台間を就航する格安航空会社や大手旅行会社との共同広告を実施し、花見を謳う訪日 旅行商品の販売促進を実施した。 MRT 車内広告

(3)

【中国】

3 月の市場動向トピックス

 桜のシーズンの訪日団体旅行取扱い状況 中国各都市の旅行会社ヒアリングによると、3 月~4 月の桜のシーズンの訪日団体旅行の取 扱いは、前年同時期と比べ減少している。現在、中国における反日機運は収まってはいるも のの、数ある旅行目的地の中で、今このタイミングで敢えて日本を選択するほどの訪日意欲 がないというのが、訪日未経験者が多い団体旅行者層の消費マインドであると推測される。  個人旅行需要の回復 上海の大手旅行会社ヒアリングによると、3 月~4 月の桜時期の訪日個人旅行について、各 社の取扱量は前年並みもしくは増加となっており、個人旅行需要は回復している。

3 月の主なプロモーション活動

 3 月 27 日に上海で「桜祭り in 上海」、3 月 29 日~31 に広州で「広東ジャパンブランド展」を 開催した。どちらも昨年 9 月以降、日本が主催した初の消費者向けオールジャパン PR イベン トであり、広州では旅行会社カウンターでの即売会で割引価格を打ち出したところ、その場で 仮申し込みを受け付ける等盛況であった。  2 月下旬より 3 月にかけて、北京、大連、青島、瀋陽、杭州、南京、無錫、福州、厦門、広 州、シンセンにて、各旅行会社と VJ 事業による新聞共同広告を実施し、桜時期の訪日旅 行の集客を行った。3 月中旬には、昨年 9 月以降共同広告を見合わせていた北京で 4 社が 再開し、3 月下旬以降の桜ツアーの集客に貢献した。但し、上海では、依然として共同広告 が再開できていない。  JNTO 北京事務所と上海事務所がそれぞれ運営する「微博」にて、プレゼントキャンペーンを 実施した。キャンペーン中に北京の「微博」に投稿された情報や写真のうち、人気が高い情報 は 200 以上の転送数を獲得するなど情報が広く拡散している。上海の「微博」では 3 回のキ ャンペーンで計 35,000 を超える応募があり、日本に興味を持つ層の訪日への関心・意欲は衰 えていないことが感じられた。 桜祭り in 上海 日本ブース 広東ジャパンブランド展

(4)

【香港】

3月の市場動向トピックス

 イースター休暇と桜の開花時期とが重なり訪日旅行需要増 イースター休暇の変動(今年:3 月 29 日~4 月 1 日、昨年:4 月 6 日~9 日)により、3 月の 外国旅行需要が拡大した。旅行会社からの聞き取りによると、訪日旅行では特に、関西方 面と東京方面の個人旅行が好調とのことであった。また、桜の開花時期がイースター休暇時 期と重なった 3 月下旬には、個人旅行や桜の花見を取り入れた団体ツアーが特に人気を博 し、震災以降の送客最高記録を連日更新する旅行会社もあった。  円安傾向と航空各社による格安航空券の販促の継続 昨年 12 月以降の香港ドルに対する急激な円安傾向は継続しており、3 月は、前年同月比 で 14.9%の円安、2011 年 3 月比では 16.5%の円安であった。また、航空各社による継続し た格安航空券の販売が、訪日旅行の割安感を醸成している。

3月の主なプロモーション活動

 3 月 9 日に、JNTO 香港事務所にて運営する Facebook ファン及びその友人 49 名を対象に、 日本の地方への旅行を喚起するイベントを開催すると同時に、Facebook 会員約 75,000 人に その内容を公開し、訪日旅行の需要を喚起した。  3 月 23 日~24 日に、在香港日本総領事館や JETRO 等と連携し、訪日旅行喚起の一環と して、香港でも人気の高い日本のラーメンを紹介するイベント「和味拉麺祭」を開催(来場者 数約 16,000 人)した。 だるまの絵付け体験(Facebook ファンの集いにて) 「和味拉麺祭」の風景

(5)

【タイ】

3月の市場動向トピックス

 桜の早期開花による訪日需要喚起 円安効果のほか、昨年と異なり、3 月に桜が開花したため、3 月も訪日旅行商品の売上げが 好調、3 月やタイの旅行シーズンのピークである 4 月における訪日旅行商品の売り切れ、航空 座席の確保の困難が顕在化している。直行便の座席確保が難しいため、経由便の活用が 進んでいる。  訪日インセンティブ旅行の催行 3 月に催行された 50 人以上の規模の訪日インセンティブ旅行(JNTO バンコク事務所 で把握できたものに限る)は 18 団体 1,700 人強で、内、100 人を超える規模のものが 6 団体(通販、自動車部品、銀行、政府、タイヤメーカー、塗料)、更に 1 団体(政府) は 200 人を超えたものが催行されている。  人気のファービー人形 タイ人の訪日旅行でのショッピングは、お菓子、雑貨小物、化粧品などが人気を博している が、今年に入り、タイの女性の間で、ファービー人形が爆発的な人気となったため、日本で のファービー人形の購入も目立った。

3月の主なプロモーション活動

札幌直行便の就航により、北海道における FIT 旅行の人気が高まっていることから、北 海道開発局、北海道運輸局、NEXCO 東日本の協力を得て、タイ語版北海道ドライブパ ンフレットを作成し、バンコク事務所のタイ語 HP に掲載した。

沖縄県の海外誘致事業による TV 旅行番組や旅行雑誌など各種メディア招請が行われ、タ イのスーパースターであるトンチャイ・バード氏を招請した高級誌の取材には、JNTO バンコク事 務所員も同行し、スムーズな撮影に協力した。また、タイ語 Facebook でバード氏の沖縄撮影 の様子を掲載したところ、大きな反響があった。 タイ語版北海道ドライブパンフレット 沖縄でのメディア招請

(6)

【シンガポール】

3月の市場動向トピックス

 訪日旅行の回復 円安効果や放射能への懸念が和らいだことにより、3 月 16 日~24 日の学校休暇時期の 旅行や 3 月下旬からの観桜ツアー等、訪日旅行の回復が鮮明になった。旅行会社からの 聞き取りによると、各社とも前年同月を超えているとのことであった。

3月の主なプロモーション活動

 航空会社やオンライン旅行会社と共同広告等を実施し、個人旅行キャンペーンを展開した。 シンガポール航空とプリンスホテルズの航空券とホテルがセットになった free & easy キャンペーンの 商品とその共同広告は、1 月~3 月の間で高い注目を集め、実績も好調であった。 3 月 8 日~31 日の期間、オンライン系旅行会社 Zuji と共同キャンペーンを実施した。ウェブキャ ンペーン告知のための新聞広告には、同期間に訪日旅行の予約を行うと、年内(2013 年)に 再度日本行き航空券が当たる懸賞などを盛り込み、3 月の直前予約や 4 月以降の訪日需要 を喚起した。 SQ との共同広告 Zuji との共同広告

(7)

【マレーシア】

3月の市場動向トピックス

 スクールホリデー及び桜シーズンの本格化に伴う旅行需要の増加 スクールホリデー(3 月 23 日~31 日までの計 9 日間)に伴い、家族旅行者層を中心に旅行 需要が増加した。また、3 月末から人気の桜ツアーの出発が相次ぎ旅行需要が増加した。  MATTA フェア開催に伴う航空各社によるプロモーション効果 MATTA フェア(3 月 15 日~17 日)の開催に先立ち、航空各社ではプロモーション料金の航 空券を発売し、日本への送客増を図った。  訪日旅行取扱旅行会社の増加に伴う訪日旅行市場拡大 MATTA フェア会場では、昨年訪日旅行が伸び悩んだ各旅行会社の訪日旅行強化や、 これまで訪日旅行を手掛けていなかった旅行会社による訪日旅行販売が増加した。 東日本大震災以降、訪日旅行を取扱う旅行会社が減少していたが、漸く、震災前のレベル に回復した。訪日旅行の取扱を縮小していたり、これまで訪日旅行を手掛けていなかった旅 行会社の訪日旅行商品が増え、販売増に繋がった。また、新聞広告においても韓国、台湾 と並んで訪日旅行を紹介する旅行会社広告の増加が見られた。

3月の主なプロモーション活動

 3 月 15 日~17 日に、クアラルンプールで開催されたマレーシア旅行業協会(MATTA)主催の 旅行フェアに日本ブースを出展すると共に、ペナン(3/18 開催)、クアラルンプール(3/19 開催)、 コタキナバル(3/20 開催)にて、訪日旅行セミナーと商談会を順次開催し、訪日旅行の PR に 努めた。 MATTA 旅行フェア出展(クアラルンプール)

(8)

【豪州】

3月の市場動向トピックス

 VJ事業による訪日プロモーションの効果 2012 年 8 月より 2013 年 1 月にかけて、豪州最大の旅行会社“Flight Centre”グループの店 頭やオンラインで訪日旅行商品の販売キャンペーンを実施。3 月までの訪日客増に寄与し、 一般消費者に訪日旅行を更に広めることができた。  円安の進展による訪日旅行の需要喚起 引き続き円安が進展しており、3 月中旬以降は、ほぼ 98 円~99 円で推移した。円安豪ドル 高の進展により、円の割安感が強くなり、訪日旅行需要が大いに喚起された。

3月の主なプロモーション活動

 3 月 22 日~23 日に、メルボルンにて、ビクトリア州日本語教師会のカンファレンスが開催され、 JNTO は訪日教育旅行のプロモーションの一環としてブースを出展した。その他にも、教育旅行 専門の旅行会社や、日本語の教材販売会社等、約 18 団体が出展した。2 日間で参加した 日本語教師の数は約 260 名で、JNTO は、日本語学習の教室に貼れるポスターや地図の 配布などを行いながら、教師たちとの交流を図った。

 3 月 24 日(日)に、ゴールドコースト日本人会が主催する“Japan & Friends Day” が開催され、 JNTO は、訪日観光ガイドブック等を配布し、ゴールドコースト地区の日本への関心が高い人々 へ訪日旅行の PR を行った。会場では、日本から来豪した団体による”Yosakoi” などの各種 パフォーマンス披露や体験コーナー、屋台なども設置され、日本一色となった。 ビクトリア州日本語教師会(JLTAV)カンファレンス JNTO ブースで配布したポスターや地図

(9)

【米国】

3 月の市場動向トピックス

 円高傾向の歯止めと燃油サーチャージの高止まりの影響 対ドルの円相場は 3 月に入って一時 1 ドル 96 円台にまで値下がりし、その後 3 月末時点で 94 円台の取引となった。2012 年及び 2011 年の同時期と比べても円安となっており、訪日旅行 の費用高のイメージの払拭に働いている。一方で、燃油サーチャージは未だ高水準となっている ため、日本行き商品の割高感を消費者に印象付ける一面もある。

3 月の主なプロモーション活動

 在ニューヨーク日本総領事館及びその他の機関と連携して、NY グランドセントラルターミナル (GCT)駅にて Japan Week(3 月 19 日~21 日)を開催した。今年 2 月に開業 100 周年を迎え た GCT 駅と、来年 12 月に 100 周年を迎える JR 東京駅との姉妹駅提携とも連携し、日本の 鉄道の旅にも関心を持ってもらおうと、日本各地の駅弁と各駅弁発祥地域の観光情報の発 信を目玉に、自治体や観光業界だけでなく食品関係企業等の協力を得て実施し、イベント動 員数は 30 万人に上った(GCT 駅発表)。  VJ 事業として、日米直行便就航都市における訪日旅行促進のための広告宣伝事業を 3 月 に実施した。直行便が就航する都市(ワシントン D.C.、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、 ボストン、サンディエゴ)にて、新聞、ウェブもしくは屋外広告(OOH)での広告展開を図った。この 広告の効果測定を、広告認知者と非認知者間の訪日意向の度合いで図ったところ、いずれ の都市においても、広告認知者の意向が全体的に高かった。

(10)

【カナダ】

3月の市場動向トピックス

 春期学校休暇、イースター休暇、桜シーズンの到来 春期学校休暇(3 月中旬)、イースター休暇(3 月 29 日~4 月 1 日)、桜の開花時期の到来 により、訪日旅行需要が喚起されて、3 月の訪日カナダ人数は前年同月比 10.5%増と大幅に 増加した。  円安・カナダドル高傾向が追い風 対円カナダドル相場は 2012 年 7 月以降円安カナダドル高で推移しており、2013 年 3 月には、 カナダドルの対円月間平均買レートが1CAD$=92.49 円と、2010 年 5 月以降では最も高値 となるなど、為替相場は引き続きカナダドル高傾向で推移している。

3月の主なプロモーション活動

 カナダ国内において 100 万人超の人口を擁し富裕層が多く、訪日旅行志向・リピーター率が 高い中華系カナダ人をターゲットに、中華系カナダ人を主な顧客とするツアーオペレーターと連 携し、ターゲット層が集中するトロント、バンクーバーの中華系媒体において、共同広告を 展開した。  日本の旬な観光魅力を紹介したニュースレターをカナダのメディア関係者、旅行業界関係者、 一般消費者等 10,000 人に配信するとともに、カナダサイトにも搭載し、訪日旅行の促進を 図った。 中華系媒体での共同広告 観光魅力を紹介したニュースレター

(11)

【英国】

3月の市場動向トピックス

 訪日旅行需要の回復とイースター休暇の変動 従来の春の訪日旅行需要に加え、昨春、震災の影響で訪日旅行をためらっていた旅行 客の回復傾向や、イースター休暇の変動(本年:3 月 29 日~4 月 1 日、昨年:4 月 6 日~9 日)が訪日旅行需要の拡大に働いたと考えられる。  安価な航空運賃による訪日旅行需要増 円安の影響と相まって、2 月後半から販売されたリーズナブルな価格設定の航空券(経由便 で£500 台、直行便で£600 台後半)が訪日旅行需要の増加を後押ししたと考えられる。  旅行会社・航空会社との共同広告による需要喚起 2012 年 10 月~12 月、2013 年 1 月~2 月にかけて VJ 事業の一環として実施した共同広 告や、旅行会社及び航空会社と連携し、有力日刊紙や旅行雑誌、オンライン上で集中的 に特別料金を PR するキャンペーン広告を掲載したことにより訪日旅行需要が喚起され、 訪日旅行者増に働いたと思われる。  進まない景気回復 3 月に発表された昨年第四半期の経済成長率はマイナス 0.3%となり、ロングホールの海外 旅行先には厳しい状況が続いている。

3月の主なプロモーション活動

 3 月は、VJ のメディア広報で、複数の有力日刊紙や雑誌のジャーナリストの支援を行った。 また、3 月下旬に実施した英系旅行会社の訪日支援は、旅行会社の反応も良く、今後の商 品造成や訪日 PR 強化に繋がるものと思われる。 英系旅行会社向けファムトリップ

(12)

【ドイツ】

3月の市場動向トピックス

 イースター休暇と桜のツアー時期が重なり増加 売れ行きが好調であった観桜ツアーと 3 月末からのイースター休暇が重なったため、訪日旅行 需要が喚起され、3 月の訪日ドイツ人数の伸率は前年同月比 20.1%増と大幅に増加した。  円高の緩和の影響 昨年 12 月頃から円高の緩和が進み、円安を見込んで急遽造成された低廉ツアーが販売さ れるようになった。特に、個人旅行には良い誘因となり、円安傾向の影響が徐々に表れ始め た。

3月の主なプロモーション活動

 世界最大の B2B 旅行博覧会である ITB Berlin に今年もVJ事業で日本ブースを設け、 共同出展者 17 団体ともに訪日PRを行った。共同出展者の感触では、今年は折からの 円安に押され、商談に例年にない手ごたえを感じたとのことであった。  昨年 10 月より、VJ 事業の一環として大手旅行会社及び中華航空と共同広告を実施。有力 日刊紙や雑誌上で、特別料金を PR するキャンペーン広告を集中的に展開した。各社とも売 れ行きは好調と聞いている。 ITB Berlin にての書道パフォーマンス インフォメーションカウンターの様子

(13)

【フランス】

3月の市場動向トピックス

 円高の緩和傾向 3 月は平均で 124 円程度(2010 年 4 月以来の円安水準)まで円高が緩和したが、フランス人 訪日客の大幅な伸びを記録した 2008 年頃の水準(170 円に迫る勢い)に比べるとまだ相当程 度の円高水準であり、旅行商品の低価格化につながるまでには至っていない。但し、 12 月末 以降の円安傾向に一定の消費刺激効果が認められる。  旅行会社・航空会社との共同広告の成果 2012 年 10 月以降実施した VJ 事業による共同広告の成果が出始めているようである。 また、フランス国内の日仏関係者による日本/日本文化関連のイベントでの広報活動も積極 的に実施している。

3月の主なプロモーション活動

 3 月 21 日~24 日に開催された一般消費者向けの旅行博「Mondial Du Tourisme Le Monde à Paris 」(MAP 2013)に、JNTO を含む地方自治体等 10 団体で日本ブースを出展した。 日本ブースでは、パンフレットの配布や DVD 放映等の訪日旅行情報の発信に加え、有馬温 泉の芸妓 2 名による舞踊パフォーマンスを披露する等し、強く日本をアピールした。  2 月初旬~3 月初旬にかけて、オンライン旅行サイトを利用した共同広告を実施し、春以降の 訪日をターゲットとした特別料金プランを紹介することにより、訪日旅行への関心を喚起した。 MAP2013 での日本ブースの様子

参照

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