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超小型

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Academic year: 2021

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卒業論文要旨

超小型 EV のフレームの軽量化と走安性向上

自動車設計生産システム研究室 横田 憲広

1. 緒言

今日、自動車業界は様々な環境問題に直面し、特に CO2

の排出問題が大きな課題である。それらを背景として各自動 車メーカーはCO2を排出しないEVFCVなどの研究・開発 を進めている。

当研究室では、ミニカー規格の超小型EV「MICRO AERO」

の製作を行った。当車両の製作を基に「MICRO AERO SUV」

をコンセプトとして、アルミを用いた軽量フレームや走破性 向上を目的とした新フレームの最適化を目指す。

2. フレームの目標重量

MICRO AERO SUVを製作するにあたって、使用する材料 をスチールからアルミニウムに変更する。また、航続距離増 加を図りバッテリー容量を増加するため、従来と比較して重 量が 45kg増加する。その増加した重量を最小限に抑えるた め、また従来と同等もしくはそれ以上の強度を確保するため に、従来フレーム52.5kgに対し目標重量は45kg以下とした。

3. フレームの設計

新車両を設計するにあたってポイントとしたのは、製作車 両「MICRO AERO」の問題点である走破性・走安性改善と材 料変更に伴うフレーム構造の見直しである。

1 MICRO AEROのフレーム

フレームの特徴として、図1に示すように、フロント、キ ャビン、リアの3つの構造に分けられる。まず、フロントと リアについては、サスペンションジオメトリなど足回りに合 わせた設計を行うことで走破性・走安性の向上を図る。次に、

キャビンについては、MICRO AEROの解析により低負荷部 位が多く見られたため、アルミニウムを用いたより無駄の少 ないフレーム構造の最適化を図る。

これらを考慮し、MICRO AERO SUVのフレーム案を作成 し、解析・比較検討を重ね、最も適したものを選択する。

4. 新モデル案解析結果

解析モデルを図2に示す。3つのモデル案を作成し、現行 モデルとそれぞれのモデルの解析結果を図3に示す。

2解析モデル一覧

3解析結果まとめ

解析結果より、モデル 2 が最適であると判断した。しか し、現行モデルと比較してねじり剛性がやや劣るため、少 なくとも現行モデルと同等の剛性に高める必要がある。ま た、図 3 よりアルミニウムを用いると、現行モデルと比較 して大きく軽量化できることがわかる。

5. 考察

・アルミニウムを用いることで大幅に重量は軽くなるが、

現段階ではねじり剛性が劣るため、解析結果を参考に補強 部材を入れることで改善する予定である。

・アルミニウムの特性として、小さな負荷が繰り返しかかる と切断されるため、大きな荷重がかかるところには板厚を 充分に使うことでスチールとの差を小さくする。

・製作後、走行実験を行い、解析結果との比較・検討する。

文献

自動車の強度 武田昌弘・金山幸雄 著 山海堂

0 10 20 30 40 50 60

0 1 2 3 4 5 6 7

MicroAero モデル1 モデル2 モデル3

解析結果まとめ

安全率 [ - ](左軸)

曲げ剛性 [10^4 kgf・㎡](左軸)

ねじり剛性(従来) [10^4 kgf・㎡/rad](左軸) 重量 [kg](右軸)

フロント

キャビン リア

MICRO AERO モ デ ル1

モデル2 モデル3

参照

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