技術科の教員養成における「木材加工」科目の分析と考察
松村 健
*・上岡 惇一
**・竹野 英敏
***(2009 年 11 月 30 日 受理)
A Study on Syllabus Planning of Woodworking for Technology Education in Teachers College
Ken M
ATSUMURA∗,Jun-ichi K
AMIOKA∗∗and Hidetoshi T
AKENO∗∗∗(Received November 30,2009)
1.はじめに
教員養成大学・学部における教職課程の役割が,教員として最小限必要な資質能力を身につけ させる段階と位置付けられている
1)。教員養成大学・学部では,教育職員免許法施行規則に基づ いた授業科目が設定されており,その授業内容には,授業担当教員が重要と認識している指導事 項が含まれていると考えられる。しかし,具体的な授業内容は,各大学・学部の裁量に委ねられ ており,授業内容は一様でない実態がある
2)。
間田
3)は,免許教科「技術」に関わる授業内容及び授業形式について調査を実施し,特に木材 加工及び金属加工の授業形式,担当教員及び授業科目に関する調査を行い,木材加工は金属加工 と比較して講義の単位数が少なく,演習と実習の単位数が多いことを明らかにしている。さらに 間田ら
4)は,木材加工に関する授業内容について各大学にアンケート調査を行い,開講されてい る授業内容を抽出するとともに,それらを講義,実験,実習及び製作品別に分類している。しか し,教員として必要な資質能力を身につけさせるための授業内容について考察をしていない。
また,寺床ら
5)は,教育職員免許法施行規則第四条第二欄の教科に関する科目「木材加工」(以 後「木材加工」科目という)の授業内容について「教員養成の基礎基本として時間をかけて重点 的に取り扱っている項目」「応用的・発展的な内容で専門的なものとして軽く取り扱っている項 目」を基準として分類しているが,授業内容における実施状況の側面から考察をしていない。
さらに日本産業技術教育学会は,免許教科「技術」の教科に関する科目において技術科の教員 養成大学・学部学生が修得すべき指導事項を示しているが,実際の教員養成大学・学部における 実施状況について調査をしていない
6)7)。
そこで本研究は,技術科の教員養成大学・学部学生が修得すべき指導事項の実施状況について 明らかにし,その結果に基づいた「木材加工」科目の授業計画を提案することを目的とする。
∗
茨城大学大学院教育学研究科(〒310-8512 水戸市文京 2-1-1)
∗∗
栃木市立吹上中学校(〒328-0125 栃木県栃木市吹上町 434-1)
∗∗∗
茨城大学教育学部技術教育教室(〒310-8512 水戸市文京 2-1-1)
2.「木材加工」科目における指導事項の実施状況 2.1 目的
教員養成大学・学部において実施されている「木材加工」科目の指導事項を抽出し,その実施 状況について調査する。
2.2 方法 2.2.1 調査対象
国立大学の中で中学校教諭免許状「技術」を取得するための授業内容や授業計画が記載されて いる 30 校のシラバス(平成 15 年度発行)のうち,「木材加工」科目に記載されている 113 科目 の授業科目(以後,113 授業科目という)を対象とする。
2.2.2 分類規準
30 校中 16 校のシラバスにおいて,授業において使用する教科書または参考書として指定され た「技術研究選書 木材の性質と加工」
7)を参考にして,7つの項目に区分し,合計 30 項目の指 導事項を分類の枠組みとする(表 1)。それらに分類するための規準となる具体的な授業内容を示 したものが資料1(別紙)である。
また,113 授業科目の中に出現する指導事項のうち,割合の高いものを「重要度の高い指導事 項」とする。しかし,重要度を判断する規準はないため,この研究では,重要度の判断規準を表 2 のとおり定める。
表1 分類の枠組み
項目 指導事項 項目 指導事項
1.1 木材の分類と種類 5.1 平削加工
1.2 木材の肉眼的構造 5.2 のこびき加工
1.3 針葉樹林の細胞構成 5.3 穴あけ加工
1.4 広葉樹材の細胞構成 5.4 研削加工
1.5 細胞壁の構造 5.5 電動工具
1 木材の組織構造
1.6 異常組織と傷害組織
5 木工機械
5.6 刃物の研磨,及び集塵
2.1 木材の物理的性質 6.1 材料取り
2 木材の性質
2.2 木材の機械的性質 6 基本工作法
6.2 部品加工
3.1 木質材料 7.1 木材塗装の目的と塗料
3.2 接着剤 7.2 塗装用具と装置
3 木質材料・緊結材
3.3 緊結材と家具金具 7.3 木材塗装の基本と工程
4.1 平かんな
7 木材塗装
7.4 各種塗料別塗装法 4.2 のこぎり
4.3 のみ 4.4 きり 4.5 つち類 4.6 定規 4 木工具
4.7 その他の工具類と治具
表2 重要度の判断規準
指導事項実施状況 重要度
40%以上 高い
30%以上 40%未満 やや高い 20%以上 30%未満 どちらともいえない 10%以上 20%未満 やや低い
10%未満 低い
2.2.3 手続き
113 授業科目に記述された授業内容を規準(資料1)に基づいて分類する。その際,講義,演 習及び実習に区分して集計する。ただし,講義と実習が併記してあるものは演習とするとともに,
実験と記載されているものは実習とする。
なお,分類は「木材加工」科目について8単位以上履修している大学院生 2 名,大学4年生1 名に個別に行わせ,3名の分類結果が一致したものをデータとして扱う。
2.3 結果及び考察
113 授業科目に記述された授業内容を授業形式ごとに規準に基づいて分類したものが図1であ る。木材の組織構造(項目1),木材の性質(項目2)及び木質材料・緊結材(項目 3)は,講義で行 われることことが多く,木工具(項目4)と木工機械(項目5)は,講義と実習のいずれにおいても 扱われる傾向にあると推察される。基本工作法(項目 6)は,実習中心と考えられる。木材塗装(項 目7)においては,「7.1 木材塗装の目的と塗料」及び「7.4 各種塗料別塗装法」は講義中心であ り, 「7.2 塗装用具と装置」及び「7.3 木材塗装の基本と工程」は実習において習得させているこ とが推察される。
なお,基本工作法(項目6)の「6.2 部品加工」の指導事項は,113 授業科目の中で最も多く扱 われており,重要な指導事項の一つと考えられる。一方,木質材料・緊結材(項目3)の「3.3 緊 結材と家具金具」は,重要でない指導事項の一つと推察される。
次に,調査対象である 113 授業科目を授業形式ごとに重要度が高い指導事項についてまとめた ものが表3である。なお,113 授業科目は,講義 50 科目,演習 22 科目及び実習 41 科目に分類さ れた。
0 10 20 30 40 50 60
1 . 1 木 材 の 分 類 と 種 類
1 . 2 木 材 の 肉 眼 的 構 造
1 . 3 針 葉 樹 材 の 細 胞 構 成
1 . 4 広 葉 樹 材 の 細 胞 構 成
1 . 5 細 胞 壁 の 構 造
1 . 6 異 常 組 織 と 傷 害 組 織
2 . 1 木 材 の 物 理 的 性 質
2 . 2 木 材 の 機 械 的 性 質
3 . 1 木 質 材 料
3 . 2 接 着 剤
3 . 3 緊 結 材 と 家 具 金 具
4 . 1 平 か ん な
4 . 2 の こ ぎ り
4 . 3 の み
4 . 4 き り
4 . 5 つ ち 類
4 . 6 定 規
4 . 7 そ の 他 の 工 具 類 と 治 具
5 . 1 平 削 加 工
5 . 2 の こ び き 加 工
5 . 3 穴 あ け 加 工
5 . 4 研 削 加 工
5 . 5 電 動 工 具
5 . 6 刃 物 の 研 磨 お よ び 集 塵
6 . 1 材 料 取 り
6 . 2 部 品 加 工
7 . 1 木 材 塗 装 の 目 的 と 塗 料
7 . 2 塗 装 用 具 と 装 置
7 . 3 木 材 塗 装 の 基 本 と 工 程
7 . 4 各 種 塗 料 別 塗 装 法
指導事項
割合(%)
実習 演習 講義
1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 2.1 2.2 3.1 3.2 3.3 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 6.1 6.2 7.1 7.2 7.3 7.4
項目1 項目2 項目3 項目4 項目5 項目6 項目7
図1 113 授業科目の中に含まれる指導事項の割合
表3 重要度の高い指導事項
順位 指導事項 授業科目数 %
1 2.1 木材の物理的性質 25 50.0
2 1.3 針葉樹材の細胞構成 22 44.0
2 1.4 広葉樹材の細胞構成 22 44.0
2 2.2 木材の機械的性質 22 44.0
2 4.1 平かんな 22 44.0
6 1.1 木材の分類と種類 21 42.0
7 1.2 木材の肉眼的構造 20 40.0
7 4.2 のこぎり 20 40.0
講 義
(50 科目中)
7 5.1 平削加工 20 40.0
1 6.2 部品加工 17 77.3
2 7.2 塗装用具と装置 12 54.5
3 5.1 平削加工 11 50.0
3 5.2 のこびき加工 11 50.0
5 7.3 木材塗装の基本と工程 10 45.5
6 6.1 材料取り 9 40.9
演 習
(22 科目中)
6 4.1 平かんな 9 40.9
1 6.2 部品加工 28 68.3
2 4.1 平かんな 23 56.1
3 7.3 木材塗装の基本と工程 20 48.8
4 4.2 のこぎり 19 46.3
4 4.3 のみ 19 46.3
4 7.2 塗装用具と装置 19 46.3
7 5.1 平削加工 17 41.5
実 習
(41 科目中)
7 5.2 のこびき加工 17 41.5
講義では,50 科目中 25 科目において「2.1 木材の物理的性質」が扱われていた。同様に「2.2 木材の機械的性質」 , 「1.1 木材の分類と種類」, 「1.2 木材の肉眼的性質」 , 「1.3 針葉樹材の細胞構 成」及び「1.4 広葉樹材の細胞構成」といった木材の性質や構造が重要な指導事項であることが 推察される。また, 「4.1 平かんな」 , 「4.2 のこぎり」及び「5.1 平削加工」の切削・切断の手工 具や機械による加工に関する知識の習得を重視していることがわかる。
演習では, 「6.1 材料取り」と「6.2 部品加工」の基本工作法に加え, 「7.2 塗装用具と装置」と
「7.3 木材塗装の基本と工程」の塗装作業, 「5.1 平削加工」 , 「5.2 のこびき加工」及び「4.1 平 かんな」といった切削・切断の手工具や機械による加工が重視され,これらは知識と技能を織り 交ぜながら指導していく指導事項であることが推察される。
実習では, 「6.2 部品加工」が最も割合が高く,製品を構成する部品に仕上げる技能の習得を中 心とした指導事項である。そして,講義において重要とされた「4.1 平かんな」や「4.2 のこぎ り」は,技能の習得場面でも重視していることがわかる。また,機械を使用した操作技能(「5.1 平削加工」 「5.2 のこびき加工」)の習得よりも手工具の操作技能(「4.1 平かんな」 「4.2 のこぎり」
「4.3 のみ」 )の習得を重視していることがわかる。さらに, 「7.3 木材塗装の基本と工程」や「7.2 塗装用具と装置」などの表面仕上げの技能習得も重要な指導事項であることがわかる。
3.「木材加工」科目における標準的な授業科目数と単位数 3.1 目的
教員養成大学・学部において開講されている「木材加工」科目の授業科目数,授業形式及び単
位数の現状を調査し,標準的な授業科目数を明らかにする。
3.2 方法 3.2.1 調査対象
国立大学の中で中学校教諭免許状「技術」を取得するための授業内容や授業計画が記載されて いる 46 校のシラバス(平成 15 年度発行)のうち,「木材加工」科目に記載されている 185 科目 の授業科目を対象とする。
3.2.2 手続き
「木材加工」科目に記載されている 185 科目の授業科目において,授業形式(講義,演習及び 実習)と単位数を調査し,授業形式別の授業科目数と単位数を明らかにする。そして,1校あた りの授業科目数と単位数を先行研究
9)と比較する。
3.3 結果及び考察
授業形式別に授業科目数と単位数を集計し,1977 年に調査された先行研究
9)との比較をしたも のが表4である。
1校あたりの授業科目数は,1977 年の 4.82 に対して,2003 年は 4.02 であり,1科目近く減 少している。また,1校あたりの単位数も 8.41 から 6.63 へ減少し,授業形式で比較すると, 「実 習」を開講する大学が減少したことがわかる。
このことは,2003 年において中学校教諭普通免許状の授与を受ける場合, 「木材加工」科目は,
「講義」の中に「実習」を含めた1単位の修得でよいとされ,「実習」を必ず開講する必要がな くなったことが影響していると推察される。つまり,1977 年と比較し,近年の技術科教員養成大 学では,木材による製作品を設計・製作する力を育む実習時間が明らかに減少しているといえる。
表4 「木材加工」科目の授業科目数と単位数の変化 授業形式 授業科目数 単位数 1 校あたりの
授業科目数 1 校あたりの 単位数
講義
95 196 1.86 3.84
演習
53 90 1.04 1.76
実習
98 143 1.92 2.80
1977 年 (51 校)
合計
246 429 4.82 8.41
講義
82 155 1.78 3.37
演習
41 73 0.89 1.59
実習
62 77 1.35 1.67
2003 年 (46 校)
合計
185 305 4.02 6.63
各大学が開講している「木材加工」科目の授業科目数を集計した結果を示したものが図2であ る。2科目以上の授業科目を開講している大学は 46 校中 43 校(93.5%)である。同様に,3科 目以上,4科目以上を開講している大学はそれぞれ 35 校(76.1%),27 校(58.7%)である。
多くの大学(11 大学)が4科目を開講し,6割弱の大学が4科目以上開講していることから, 「木
材加工」科目の授業科目は4科目を標準として授業計画を検討する必要があると考える。
図2 各大学が開講している授業科目数の分布
4.「木材加工」科目における授業計画 4.1 目的
教員養成大学・学部において実施されている「木材加工」科目の指導事項の関係を明らかにし,
授業計画を検討する。
4.2 方法 4.2.1 調査対象
前述「指導事項の実施状況に関する調査」データを対象とする。
4.2.1 手続き
前述「指導事項の実施状況に関する調査」データを用いて階層的クラスター分析を行う。その 分析結果から設定事項の重要度を考慮した授業計画を検討する。なお,「木材加工」科目の標準 的な授業科目数は前章の結果より4科目とする。
4.3 結果及び考察
ウォード法による階層的クラスター分析を行った結果を図3に示す。平方ユークリッド距離 5.0 で5つのグループに分類し,それぞれ①木材の構成と性質,②木質材料と塗装,③木製品の 製作,④木工機械,及び⑤木工具と命名した。
標準的な「木材加工」科目の授業計画を考えるためには,指導事項を4グループに分類にする 必要がある。そこで,平方ユークリッド距離 8.5 を基準として4グループに分類し,それぞれの グループを「木材加工Ⅰ」 , 「木材加工Ⅱ」 , 「木材加工Ⅲ」 ,及び「木材加工Ⅳ」と命名し, 「木材 加工」科目の枠組みとした。
0 2 4 6 8 10 12
1 2 3 4 5 6 7 8
1 校あたりの授業科目数
大学数
グループ 指導事項 1.3 針葉樹材の細胞構成 1.4 広葉樹材の細胞構成 1.5 細胞壁の構造 1.2 木材の肉眼的構造 1.1 木材の分類と種類 1.6 異常組織と傷害組織 2.1 木材の物理的性質
①木材の構成と性質
2.2 木材の機械的性質 7.1 木材塗装の目的と塗料 7.4 各種塗料別塗装法
3.2 接着剤
3.3 緊結材と家具金具
②木質材料と塗装
3.1 木質材料 7.2 塗装用具と装置 7.3 木材塗装の基本と工程 6.1 材料取り
③木製品の製作
6.2 部品加工 5.1 平削加工 5.2 のこびき加工 5.5 電動工具
5.6 刃物の研磨,及び集塵 5.4 研削加工
④木工機械
5.3 穴あけ加工 4.1 平かんな
4.2 のこぎり
4.4 きり
4.5 つち類
4.6 定規
4.7 その他の工具類と治具
⑤木工具
4.3 のみ
図3 「木材加工」科目の指導事項の分類
25
5 8.5
20 15
10 5
0
具体的には,第2章で明らかにした指導事項の重要度を考慮し,「木材加工」科目の4授業科 目における指導事項について検討した結果を次のア~エに示す。
ア 木材加工Ⅰ
「木材加工Ⅰ」は,図3①「木材の組織構造と性質」及び,②「木質材料と塗装」の内容を含 んだ授業科目であり,その指導事項と重要度を表 5 に示す。
重要度が「高い」または「やや高い」指導事項は, 「木材の分類と種類」など, 「講義」の8項 目が該当し,「演習」及び「実習」にはない。これらのことから,木材の組織や性質を科学的根 拠に基づいた理解ができるような講義形式の授業を提案することができる。
表5 木材加工Ⅰにおける指導事項の重要度
授業形式 指導事項
講義 演習 実習 全体
1.1 木材の分類と種類 ◎ △ × -
1.2 木材の肉眼的構造 ◎ △ × -
1.3 針葉樹材の細胞構成 ◎ △ △ -
1.4 広葉樹材の細胞構成 ◎ △ △ -
1.5 細胞壁の構造 ○ △ △ -
1.6 異常組織と傷害組織 △ × × △
2.1 木材の物理的性質 ◎ - △ ○
2.2 木材の機械的性質 ◎ - - ○
3.1 木質材料 ○ △ △ -
3.2 接着剤 - × × △
3.3 緊結材と家具金具 × × × ×
7.1 木材塗装の目的と塗料 - △ × △
7.4 各種塗料別塗装法 - △ △ △
重要度 高い:◎,やや高い:○,どちらともいえない:-,やや低い:△,低い:×
イ 木材加工Ⅱ
「木材加工Ⅱ」は図3③「木製品の製作」の内容を含んだ授業科目である。その指導事項と重 要度を表6に示す。
授業形式別の重要度から,演習・実習中心の授業科目であることがわかり,木材を利用した製 作活動を通して,図面に基づいて材料取り,材料加工法及び塗装法についての技能とそれに関わ る知識を伝える実習形式の授業を提案することができる。
表6 木材加工Ⅱにおける指導事項の重要度
授業形式 指導事項
講義 演習 実習 全体
6.1 材料取り × ◎ ○ -
6.2 部品加工 - ◎ ◎ ◎
7.2 塗装用具と装置 ○ ◎ ◎ ◎
7.3 木材塗装の基本と工程 ○ ◎ ◎ ◎
重要度 高い:◎,やや高い:○,どちらともいえない:-,やや低い:△,低い:×
ウ 木材加工Ⅲ
「木材加工Ⅲ」は,図3④「木工機械」の内容を含んだ授業科目である。その指導事項と重要 度を表7に示す。
各授業形式の重要度については,いずれも高い重要度を含んでおり,木工機械の操作技能とそ れに関わる知識が必須内容であると考えられる。
「5.1 平削加工」 , 「5.2 のこびき加工」及び「穴あけ加工」については,どの授業形式でも重要 度が高く,重要性の高い指導事項であり,機械によるこれらの加工法を学習する授業が考えられ る。これらのことから,木工機械を用いた製作品の設計と製作を通して,加工法の知識と技能の 習得を目標とした講義と実習を並列して行う形式の授業を提案できる。
表7 木材加工Ⅲにおける指導事項の重要度
授業形式 指導事項
講義 演習 実習 全体
5.1 平削加工 ◎ ◎ ◎ ◎
5.2 のこびき加工 ○ ◎ ◎ ◎
5.3 穴あけ加工 ○ ○ ○ ○
5.4 研削加工 ○ ○ - ○
5.5 電動工具 - ○ - -
5.6 刃物の研磨,及び集塵 - ○ - -
重要度 高い:◎,やや高い:○,どちらともいえない:-,やや低い:△,低い:×
エ 木材加工Ⅳ
「木材加工Ⅳ」は,⑤「木工具」の内容を含んだ授業科目である。その指導事項と重要度を表 8 に示す。
「4.1 平かんな」及び「4.2 のこぎり」は,重要度が「高い」または「やや高い」と判定され,
ここでは中心的な指導事項と考えられる。 「4.3 のみ」については,演習・実習において重要度が
「高い」指導事項であり,技能習得中心に取扱う内容と推察する。これらのことから,「木材加 工Ⅳ」の内容は,「木材加工Ⅲ」が機械加工を中心としたのに対し,手工具による加工を中心と した学習を通して,木工具に関する知識とそれらを操作する技能を習得していく授業内容が考え られる。また,「木材加工Ⅲ」との関連を図り,履修順序や時期を考慮することで,技術の進展 や作業効率についても扱うことが可能な授業を提案することができる。
表8 木材加工Ⅳにおける指導事項の重要度
授業形式 指導事項
講義 演習 実習 全体
4.1 平かんな ◎ ◎ ◎ ◎
4.2 のこぎり ◎ ○ ◎ ◎
4.3 のみ - ○ ◎ ○
4.4 きり - - - -
4.5 つち類 - - - -
4.6 定規 - - ○ ○
4.7 その他の工具類と治具 - - ○ ○
重要度 高い:◎,やや高い:○,どちらともいえない:-,やや低い:△,低い:×
5.おわりに
教育職員免許法施行規則における免許教科「技術」の授業科目は,「木材加工」,「金属加工」,
「電気」 , 「機械」 , 「栽培」及び「情報とコンピュータ」に大別されるが,本研究では各大学の「木 材加工」科目の授業科目を調査,分析し,重要な指導事項を明らかにした。
また,各大学の授業科目数と単位数を明らかにし,最低限必要な授業科目数,基本となる授業 科目数を明らかにするとともに,指導事項を構造化し,授業計画を提案した。
今後,本研究で明らかにした重要な指導事項及び基本となる授業計画の実施に向けた教材開発 等を検討する所存である。
注
1) 教育職員養成審議会『養成と採用・研修との連携の円滑化について第3次答申』文部科学 省,pp.4-8(1999)
2) 中央教育審議会『今後の教員・免許制度の在り方について答申』文部科学省,pp.13-21(2006)
3) 間田泰弘「技術教育において実習指導が占める地位に関る検討」『広島大学大学教育研究センター 大学研究ノート』第 27 号,pp.62-69(1977)
4) 教員養成大学・学部教官研究集会 技術科教育部会『技術科教育の研究』第一法規,pp.219-220(1978)
5) 寺床勝也・浅田茂裕・大矢智・尾崎士郎『教員養成課程における木材加工関連科目の開講状況 に関する調査』日本産業技術教育学会第 48 回全国大会講演要旨集,p.124(2005)
6) 日本産業技術教育学会『技術科教員養成での修得基準の作成及びその基準による検定制度と競 争的教育環境の構築』日本産業技術教育学会,pp.1-5(2006)
7) 前掲 6)pp.53-60
8) 山下晃功『木材の性質と加工』開隆堂,pp.2-4(2006)
9) 前掲 3)pp.64-68
資料 1-1 指導項目分類基準表
番号 項目 授業内容 番号 項目 授業内容 番号 項目 授業内容
1.1 木材の分類と種類 木材の分類と種類 衝撃試験 かんな刃と押し溝の調整
生物材料としての木材 せん断 かんな刃の表を砥石に用いて研摩
木材の特徴 せん断強度 鉋刃の研摩
木材の特性 せん断試験 鉋刃の研磨
1.1.1 生物材料としての 木材の特徴
木材の欠点 引張
4.1.3 二枚刃かんなの 構成と機能
かんな刃の研磨
1.1.2 植物学上の木材の分類 木材の分類 引っ張り かんな刃の調整
木材の種類 引張り強度 かんな身の研ぎ
1.1.3 木材の種類
樹種 引張り試験 かんな身の刃の研磨方法
木材の肉眼的構造 曲げ かんなやのみなどの刃物の研ぎ
木材の外観 曲げ強度 切れ味測定実験
外観的構造 曲げ試験 下端の調整
木材の巨視的構造 木材の各種強度 下端面の検査
木部形成の機構 木材の強度試験 台直し
肉眼による木材組織 木材の試験法 手かんなの点検と調整
1.2 木材の肉眼的構造
巨視的構造 力学的性質に関する実験 二枚刃台鉋の調整
樹幹 圧縮 刃先研磨
1.2.1 樹幹
樹幹の構造 圧縮強度 平鉋(二枚刃台鉋)の調整
木取り及び材面の性状 木材の強度 平鉋の調整
木材の 3 断面
2.2.2 木材の各種強度
剪断強度
4.1.4 二枚刃かんなの調整
耳の調整
木材組織の三つの面 2.2.3 比強度 かんながけの方法
心材用材料の選別 含水状態と強度 かんなの使用法
1.2.2 木材の断面と木取り
心材の木取り加工 含水率と強度 かんなの構造と調整法,使用法
年輪 繊維方向と強度 かんなの歴史,構造と使用法
早材,晩材 繊維走向と強度 かんな刃の抜き方
1.2.3 年輪構造
平均年輪幅の測定
2.2.4 強度に与える因子
木材の強度に与える因子 手鉋の種類と使い方
1.2.4 辺材と心材 構造実験 二枚刃台鉋の調整と使い方
1.2.5 木理ともく 構造物の強度試験 鉋(カンナ)の使い方
1.2.6 色と光沢
2.2.5 構造の強度
構造の強度 鉋刃の研摩・仕込み・鉋台の調節・使用法等
針葉樹 接合・接着実験
4.1.5 二枚刃かんなの使い方
鉋刃の研摩・鉋台の調整・使用法等
針葉樹の細胞構成 接合強度 のこぎり
針葉樹材の細胞構造 接合部の強度性能 両刃のこ
1.3 針葉樹材の細胞構 成
針葉樹材の光学顕微鏡的構成
2.2.6 接合の強度
接着強度 両刃のこぎり
1.3.1 針葉樹材の細胞の種類 木質材料
4.2 のこぎり
両刃のこぎりについて
1.3.2 仮道管 針葉樹仮道管 ファイバーボード 手鋸の種類
1.3.3 軸方向柔細胞 パーティクルボード 4.2.1 のこぎりの種類 手挽き鋸の種類
1.3.4 放射組織 PB のこぎりの構造
1.3.5 樹脂道 挽き材 鋸の切削理論
広葉樹 パルプ 鋸歯による材料の切断
広葉樹の細胞構成 積層材 鋸歯の形状と構成要素の名称と役割
広葉樹材の細胞構造 LVL 鋸歯の構成
1.4 広葉樹材の細胞構 成
広葉樹材の光学顕微鏡的構成
3.1 木質材料
OSB 鋸歯の切削
1.4.1 広葉樹材の細胞の種類 3.1.1 合板 合板 歯室の形状と役割
1.4.2 道菅要素 3.1.2 集成材 集成材 手鋸と加工理論
1.4.3 周囲仮道菅 接着 縦挽きと横挽きの違いと鋸歯の違い
1.4.4 木部繊維 木材接着 両刃のこぎりの構造
1.4.5 軸方向柔細胞 木材の接着
4.2.3 のこぎりの構造と機能
両刃のこぎりの構造と機能
1.4.6 放射組織 接着法 のこぎりの構造と使用法
1.4.7 細胞内容物
3.2 接着剤
接着実験 のこぎりの使用法
細胞壁の構造 接着の基礎 のこぎり使用法
1.5 細胞壁の構造
細胞壁の螺旋構造 接着剤の概要 鋸(ノコ)、鑿(ノミ),及び鉋(カンナ)の
1.5.1 ミクロフィブリル 接着理論 使 方手挽き鋸の種類と使い方
1.5.2 壁層構造
3.2.1 木材接着の基礎
接着機構 両刃のこぎりの構造と使用法
1.6 異常組織と傷害組織 3.2.2 接着剤の種類 接着剤 両刃のこぎりの使用法
1.6.1 異常組織 木材接着に関する因子
4.2.4 のこぎりびき作業
両刃鋸の使用法
1.6.2 傷害組織 3.2.3 木材接着に関する
条件 木材接着に関与する諸因子 のみ
木材の物理的性質 3.3 緊結材と家具金具 のみの説明
物理的性質 緊結材
4.3 のみ
ノミについて 2.1 木材の物理的性質
物理的特性 緊結材料 4.3.1 のみの種類
2.1.1 木材の重量 比重
3.3.1 緊結材
接合材料 4.3.2 のみの規格
含水率 3.3.2 家具金具 家具金具 のみの使用方法
含有水分 かんな 4.3.3 のみの構造と機能 鑿(ノミ),及び鉋(カンナ)の使い
繊維飽和点 手鉋や他の刃物について 方のみなどの刃物の研ぎ
2.1.2 木材の含有水分
木材と水分の関係
4.1 平かんな
平かんなについて のみの研磨
異方性 4.1.1 平かんなを構成する部品 鉋の構造と名称 のみの説明と研磨
収縮・膨潤,拡張・収縮 手かんなの種類 のみの調整法
2.1.3 木材の収縮と膨潤
収縮率 4.1.2 平かんなの種類 手鉋の種類 のみの刃先研磨
乾燥 かんなの構造と機能
4.3.4 のみの取り扱い
のみやかんなの研ぎ
乾燥機構 かんなの構造 4.4 きり きり
乾燥法 かんなの歴史,構造 4.4.1 きりの種類
狂い 鉋の構造 4.4.2 きりの規格
反り かんなの裏金の働き 4.4.3 きりの構造と機能 坪錐による穴あけ
2.1.4 木材の乾燥
木材の乾燥 かんな刃,裏金の構造 4.4.4 きりの取り扱い
音的性質 裏金・下端の役割 4.5 つち類
音響的性質 裏金後退量 4.5.1 つちの種類
音響特性計測実験 裏押し 4.5.2 つちの規格
楽器と木材 裏押し作業 4.5.3 つちの構造と機能
電気的性質 裏金・下端の役割・調整方法 4.5.4 釘うち作業
熱的性質 裏金の裏出し 4.6 定規 定規類
2.1.5 木材の各種性質
木造住宅の防音 裏出し さしがね
機械的性質 鉋削りに関する実験 サシガネ
機械的特性 かんな台の修正 さしがねの表目と裏目の違い
木材の機械的性質 かんな台の調整
4.6.1 寸法を測る定規
ノギスの副尺のしくみ
木材の力学的性質 鉋台の調整 4.6.2 角度を測る定規 直角定規
力学的性質 鉋台の調節 4.6.3 平面を測る定規
2.2 木材の機械的性質
力学的特性 かんな調整法 4.7 その他の工具と治
具
応力 かんなの構造と調整法 4.7.1 小刀
荷重と変形 鉋の調整 4.7.2 けびき類 毛引き
シワ,亀裂 かんなの調整法 砥石の種類と用途
2.2.1 木材の荷重と変形
曲げヤング係数 鉋の調節 砥石の種類と使い方
圧縮試験 かんなの研ぎ
4.7.3 研磨用具
砥石(荒砥,中砥,仕上げ砥)の調整と使用法
各種強度 かんなの刃先の出及び裏金後退量の調整 4.7.4 雑用具
強度 かんな刃,裏金の構造と調整法 4.7.5 治具類
2.2.2 木材の各種強度
強度実験
4.1.3 二枚刃かんなの 構成と機能
鉋刃研磨法の理論と実際 4.7.6 圧締具
資料 1-2 指導項目分類基準表
番号 項目 授業内容 番号 項目 授業内容 番号 項目 授業内容
平削加工 のこぎりによる作品の製作 仕上げ調整
平削り加工 のこぎりびき 仕上げと塗装
かんな削り加工 のこぎり挽きの練習 仕上げのサンドペーパーがけ
5.1 平削加工
平削,のこびき,穴あけなどの加工機械 鋸断 素地仕上げ
5.1.1 平削り加工の切削作用 かんなの切削機構と仕組み 鋸びき加工 素地磨き
5.1.2 仕上かんな盤 横挽きと縦挽きを正確に行う
7.2.4 研磨と仕上げ方法
表面仕上げ
回転削り加工 両刃のこぎりの縦びきの練習 木材の塗装工程
5.1.3 回転削り加工の切
削作用 回転かんなの切削機構 両刃のこぎりの横挽きの練習 塗装工程
手押しかんな盤 両刃のこによる切断 基本的な木材塗装法
5.1.4 手押しかんな盤
手押し鉋盤 両刃のこによる部材の切断
7.3 木材塗装の基本と工程
着色塗装
自動一面かんな盤 素地調整
自動一面鉋盤 7.3.1 素地調整 素地調整について
5.1.5 自動一面かんな盤
自動かんな盤
6.2.2 のこぎりびき
両刃のこぎり、胴付きのこぎり、大入れ のみなどの基本的な木工具を使い、板
材による箱物の木製品の製作 着色
機械鋸の種類と機構 椅子の製作:木工具(のこぎり,かんな,のみ等) 7.3.2 着色
5.2 のこびき加工 のこびき,穴あけなどの加工機械 各部材の平面削り作業 着色剤 目止め
5.2.1 のこびきの切削作用 鉋(カンナ)の使い方とその実習 7.3.3 目止め
目止め剤
電気丸鋸 かんながけ 7.3.4 下塗り 下塗り作業
丸鋸 かんな削り 7.3.5 中塗り
丸のこ昇降盤 鉋削りに関する実験と実習 7.3.6 上塗り
丸のこ盤 かんなの削り方 7.3.7 みがき(ポリッシング)
5.2.2 丸のこ盤
丸鋸盤 かんな削りの練習 各種塗料について
糸のこ盤 木口削り 各種の塗装工程の相違による塗装
5.2.3 糸のこ盤 効果
糸鋸盤 木端削り 各種の塗装について
穿孔加工 木端面,木口面のかんな削りの練習 塗料物性及び木材用塗料の概要
5.3 穴あけ加工
穴あけなどの加工機械 順目切削 合成樹脂
順目切削と逆目切削 自然塗料
5.3.1 穴あけの切削作用 角のみ,木工用ドリルによる穿孔加
工の実験とその切削理論 順目・逆目・木表・木裏・元・末の判
別法
7.4 各種塗料別塗装法
樹脂塗料
5.3.2 ボール盤 ボール盤 平かんな,玄能,等を使って削り台
を作る 7.4.1 ラッカー塗装法 クリヤーラッカー塗装
5.3.3 角のみ盤 角のみ盤 平面削りの仕方と実地作業 7.4.2 ポリウレタン樹脂塗装法
5.4 研削加工 研削加工 平面のかんな削りの練習 7.4.3 水性塗料による塗装 水性塗料の塗装法
研摩布紙に用いられる砥粒の種類と性質 オイル
研摩布紙の種類と機能 7.4.4 オイルフィニッシュ チークオイルによる仕上げ塗装
5.4.1 研削作用
研削の特徴
6.2.3 かんな削り
かんな、両刃のこぎり、胴付きのこぎり、
大入れのみなどの基本的な木工具を使
い、板材による箱物の木製品の製作 7.4.5 いろいろな塗り 漆 研削加工機械 6.2.4 板材,角材の基準面づくり 基準面
研削機械 継ぎ手
小型ベルトサンダー 継ぎ手加工
スピンドルサンダー 継ぎ手構造と継ぎ手加工
電気サンダ 組み手、継ぎ手加工の指導演習
ドラムサンダー 継手と仕口
5.4.2 研削加工機械
ベルトサンダ 仕口の種類
5.5 電動工具 電動工具 追い入れ継ぎ
5.5.1 電動工具 解体式接合の加工
5.5.2 電動ドリル 椅子の製作:木工具(のこぎり,かんな,のみ等)
5.5.3 電動ジグソー 鑿(ノミ),及び鉋(カンナ)の使い方とその実習
5.5.4 電動サンダ 5.5.5 ルータ,及びトリマ
つぎ手加工
のみなどの基本的な木工具を使い、板 材による箱物の木製品の製作 5.6 刃物の研磨,及び集塵 摩耗した工具の研摩方法と研摩機械 きわはぎ
5.6.1 刃物の研磨 相欠きつぎ
5.6.2 研磨用砥石 打ち付けつぎ 前留め包み打ち付け継ぎの加工作
5.6.3 両頭研削盤による研磨 業前留め包み打ち付け継ぎの墨入れ作業
5.6.4 かんな刃の研磨 打ち付け接ぎの加工法
5.6.5 ビット,及び角のみの研磨 包み打ち付け接ぎのけがきと加工
5.6.6 集塵 組みつぎ 法のみによる組継ぎ加工
6.1 材料取り 材料取り 前留三枚組継ぎの説明と墨入れ作業
6.1.1 材料の変形の修正と防止 材料の変形の修正と防止 前留三枚組継ぎ加工の実施
木取り あられ
木どり ほぞつぎ のこぎりによるほぞ加工
木取り作業 のみによる通しほぞ加工
木取り計画 ほぞ
木取り法 ほぞ穴加工
材料の木取り ほぞ穴とほぞ
板取 ほぞ組み
板取り ほぞ接合
6.1.2 木取り
材料の見積もり ほぞ接合の製作法
部品加工 ほぞ接合の接合条件
部品の加工 ほぞ取り盤
部材の製作 ほぞの穴あけ
部材加工
6.2.5
ほぞ加工
木製品の製作 かくし釘
木製品の構造と設計製作 釘うち
製作する木製品の構造と作業工程について 釘接合の接合条件
木製品の設計と加工工程 釘引抜抵抗
木材加工の作業手順と加工法 玄能,等を使って削り台を作る
組立
6.2.6 く ぎ ・木ね じに よ る 接合
だぼ 組み立て
組立て 6.2.7 組み立て後の目違い払
いによる仕上げ
組み立て技法 塗料
組み立て作業 7.1 木材塗装の目的と塗料 塗装材料
組立作業 塗装の目的
6.2 部品加工
製品の組立法 7.1.1 木材塗装の目的
塗装目的
けがき 7.1.2 木材塗装と塗料
けがき作業 塗料原料について
材料のけがき 塗料の種類・性能
さしがねの使用法
7.1.3 塗料の種類
塗料物性
曲尺の基本的使用法 7.2 塗装用具と装置 塗装機器及び用具について 塗装(用具等)
7.2.1 用具 6.2.1 けがき
指金、スコヤ、かんな、両刃のこぎり、胴付き のこぎり、大入れのみなどの基本的な木工具
を使い、板材による箱物の木製品の製作 7.2.2 塗装装置 スプレーガン塗装 椅子の製作:木工具(のこぎり,かんな,のみ等) 塗装用具の使い方 塗装用具の使い方について
手鋸の種類と加工法 各部材のサンドペーパによる仕上
げサンドペーパによる各部材の仕上 鋸(ノコ)、鑿(ノミ),及び鉋(カンナ) げ
の使い方とその実習 仕上げ
6.2.2 のこぎりびき
鋸,平かんな,玄能,等を使って削り台を作る 7.2.3
仕上げ研磨