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ア メ リカにお け る学外学位課程 の展 開状況 AnOverview ofExtemalDegreeProgramsinU.S.A.

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(1)

学位研究 第

2

号 平成

6

12

月 ( 論文)

〔 学位授与機構研究紀要〕

ア メ リカにお け る学外学位課程 の展 開状況

AnOverview ofExtemalDegreeProgramsinU.S.A.

AkiraTACHI

ResearchinAcade7nicDegrees

,

No.2(December

,

1994) lthearticle] TheJournalofNationalInstitutionforAcademicDegrees

(2)
(3)

ア メ リカにお け る学外学位課程 の展 開状況

舘 昭*

は じ め に

本稿では ア メ リカ合衆国 ( 以下, ア メ リカ) で展開 してい る 学 外 学 位 課 程

(externaldegree program)について,

その状況を概観す る。 ア メ リカで学外学位 の展開は この2

0

年は どの ことで, 学外学位 とい う言葉 の使われ方は様 々である。 しか し,お よそ( ∋当該大学 の外 とい う意味での 「 学 外」 で学習 した個人に対 して,評価 に よって授与す る学位, あるいは( 参通常 の面接形態 の授業 ( 敬 室授業) に よる履修 を課 さない教育課程 とい う意味での 「 学外」課程 の修 了者 に対 して授与す る学 位 を指 して用 い られてい る。

日本では学外学位 とい う概念は使われていないが,① には大学 の授与す るいわゆ る 「 論文博士」

の学位 と,短期大学卒業者等が科 目等履修生等 で単位累積 した場合 の学位授与機構 の学士学位が該 当 し,② に該 当す る制度 はないが,それに近 い制度 として,私立大学通信教育 と放送大学 の学士学 位がある。 しか し,その態様や規模には大 きな遣いが あるよ うであ る。

ア メ リカでは学外学位課程 を もつ大学が数百校存在す る とされ, また試験や多様 な評価 システ ム を用いて学外 の学習を学位 につなが るもの として単位認定す る仕組み も相 当に整備 されている。 し たが って, ア メ リカの学外学位 の状況を知 ることは,今後 の 日本の学位制度を考 える上で重要 な こ とと思われ る。 ただ し,学外学位 は,研究対 象 としては まった く新 しい分野であ り, ここで報告で きることはほんの初歩的な段階の ものであることをお断 りしてお きたい。

1 . イギ リスにおける学外学位 の発祥 と展 開

学外学位 の制度や言葉 の起源は,1

9

世紀 イギ 1 )スの pソ ドン大学 であると考 え られ るO安原義仁 の研究 ( 安原,1

993

,p.

19‑27)に よれば,1836

年に設立 された ロン ドン大学 では, pソ ドン大学 の構成要素であるユ ニバ ー シテ ィ及びキ ングズ両 カ レッジの学生以外 に も, ロソ ドン大学 の認定す る教育機関で 2 年 間の教育を受け,その実施す る学位試験 に合格すれば学位 を与 えたC この試験 に よる学位授与は,1

858

年 には医学を除いて,認定機関以外 の学生に も拡大 され,1

900

年 には, ロン ドン大学 の教師の指導 の下 に ロン ドン大学 に よって認定 された学習 コースを 履 修 す る 学 内 学 生

(internalstudents)に対 して, ロン ドン大学 の学位試験 に向けて学 ぶそれ以外 の学生 として学外

*学位授与機 構審査 研 究部教 授

〔この論文は,平成

5

年度社団法人東京倶楽部文化助成金にもとづ く米国 ・英国訪問調査 ( 本誌黒羽 報 告)

及び平成

5

年度文部省短期在外研究の成果の一部である。 〕

(4)

学生

(externalstudents)のカテ ゴ リーが生 まれ,それに対応 して学 内学位,学 外 学 位 (internal degree

,

externaldegree)

とい う概念 も使われ るようにな った とい う。

この制度は,基本的には今 日で も維持 されてお り,TheUni

versityofLondonExternalSystem

とよばれている。(

London

,1

994

,p.

27)

この制度で学位を受け よ うとす る者はまず登録が必要で, その資格は一般 の大学人学資格 と同 じである。学 内学生 と同様最低

3

年 の学習期間が課 され るが, 一般に よ り長い期間がかか る。専門 ごとに学習すべ きコースが設定 されてお り, コースの学習の修 了時点で試験を受ける。 この試験 の レベルは,学 内学位 と同水準である。取得で きる学位は,学士 号 としては科学学士 ( 経済)

(BSc(Eco))

, 法 学 士

(LLB)

,学 芸 学 士

(BA)

, 音 楽 学 士

(BMus)

,神学士

(BD)があ り, また研究者用の学位である学問修士 (MPhil)

,学問博士(

PhD)

の取得 も可能である。

この ようにイギ リスには早 くか ら① のタイプの学外学位が存在 したが,学習の評価は当該大学の 実施す る試験 のみに よるもので,次にみ る多様 な評価を織 りまぜた現代のア メ リカの学外学位 とは 大部趣を異に している。

多様な評価を織 りまぜた単位認定制度 としては,イギ リスには,学位授与 評 議 会

(Councilfor NationalAcademicAwards

,

CNAA)が1986

年に開発 した

CATSと呼ばれ る単位累積互換制 度

(CreditAccumulationandTransferScheme)がある。 この制度は,大学 の授業に標準的な単位

制度を持ち込み,大学や高等教育棟開聞での認定単位の移動が可能な様にす るはか,職業 あるいは 生活で獲得 した学習成果を評価 し認定す るなど,学習の重複無 しに学位 ( 学士,修士) に到達で き

る仕組みを考案 した ものであった。

その基本原理は 「 適切な学習は,それが どこでなされた ものであって も評価可能 の ものであれば, 評議会の学位 ・資格につなが る単位 として認定すべ きである」 と表現 されている。 また, 「 登録以 前 の学習に対 して単位認定を受けることがで きる。 これに よって,学生は編入学者 として コース履 修 と開始で きる」,「高等教育機関以外の場所,例 えば企業内教育や専門職 団体での学習に よって単 位認定を受け ることがで きる」 の

2

つが最 も重要な原則 とされ る。

(拡err

&

Pollard

,p.

2)

単位 の計算は,

1

週間分 の学習量を

4

単位 (日本式 の

1

単位分相当) とし,学士課程 3段階 と修 士課程段階に レベル化 され るo レベル

1

,

2

,

3

それぞれ

120

単位以上,合計

360

単位以外の取得が

「 優等」学位 ( 学士号) の学位取得,修士課程 レベル

120

単位の取得が修士学位 の取得につながる。

レベル

1

,

120

単位 の取得時に出され る資格等,中間的な資格 も用意 されている。

高等教育機関外の学習評価は,(

1)

学生の学習経験の単位認定

(2)

企業 内教育訓練 の認定(

3)

職業資 格 の単位認定に よって行われ る。 ( 1 ) は

APEL (AssessmentofPrior ExperientialLearning)

よばれ, 学習者 自身が 自分の学習経験について体系的に検討 して申告す る制度で,

(2)

,

(3)

は企業, 専門職団体を協力 してあ らか じめ単位化 のための認定を してお くシステムである。

この制度は各大学が実施 し,最終的には当該大学の通常授業を受け るわけであるか ら,完全な学

外学位 とは呼べないが,ア メ リカ的意味での学外学位 の要素を多分に もった制度 とい うことがで き

よう。 また,イギ リスには公開大学

(Open University)があ り, この大学 の学位は

1 年次 の合宿

授業が課 され るものの通常型 の授業を受け ることな く学位を取れ るので,② のタイプの学外学位大

(5)

学 といえる。

1992

年に

CNAA

は解散 したが

, CNAA

に i :って開発 された

CATS

制度はイギ 1 )ス高等教育 界に拡大 し,定着化 の傾 向を示 しているO例 えば シェフィ‑フ ド‑‑ラム大学 は大学全体 の教育課 程 を

CATS

に合 うよ うに編成 してお り, またほ とん どの大学で

CATS

の単位計算方式が取 り入 れ られている。

CNAA

が実施 していた企業 内教育訓練や職業資格 の認定 はイギ リス公開大学が受 け持 ち, 各大学 との活動 の調整には, 新設 の高 等 教 育 品 質 評 議 会

(Higher Education Quality Counci

l ,

HEQC)

が当た ってい るO

また,英 国職業資格評議会

(NCVQ)

な どの活動を通 じて単位累積互換 の考 え方は,職業資格 の分野に も拡大 しつつ, また職業資格 と学位課程 とのつなが りについて も,組織的な取 り組みが開 始 されてい る。

(ECCTIS

,

1991)

この よ うに,イギ リスでは近年 ,極 めて現代 のア メ リカの考 え 方に類似 した学外学位にかかわ る展開がみ られ るのである。

2 . ア メ リカにおける学外学位 の出現 と定義

さて,学外学位 はイギ リスに発祥 し,そ こである程度 の展開がみ られ るが,近年 の発展が著 しい のはア メ リカである。 ア メ リカでは学外学位 に結びつ く動 きが

1960

年代に起 こ り,

1970

年以降 の大 学改革の中で発展 してい った。

J・

W ・ホールは 『革新 に よる機 会拡大』 とい う本 の中で こ う書 い てい る。

1960

年代は議論 と改革 の触媒であ ったが,

1970

年か ら

71

年 のかけての冬に起 こった一連 の出来事が,教育的興奮を全米に噴失 させたO突然に,革新がすべ ての前線で顕在化 した。 シラキ ュースとオ クラホマで成人学位課程が成功 し, ニュー ヨー ク リージェソ ト学位が既存 の大学試験 プ ログラム

(CPEP)

か ら生 まれ出て,準備学習が十分でない (

underprepared)

学生 のため に 大 学 内に移行学年 を設定す る故会付与 プ ログラムが普及 し, カーネギー協 会のアラン ・ファイファー ( A

lanPifer)

が " 『学外学位』時代が釆たか"の問いを投

かけた。エ ンパイヤステー ト大学

(college)

,

ミネ ソタ ・メ トロポ リタン,エバ ー グ リー ン州立, セ ン トラル ・ミシガン大学人格 ・職業 開発施設, 壁 のない大学

(University‑WithouトWalls)

, カ リフ ォル ニア ・コンソー シアムを含む,新 し い, 非伝統型 の大学が毎月の よ うに出現 した

O (Hal

l ,

1991

,

p.33)

ベイカーの

『30

歳 をす ぎてか らの大学』 とい う

1992

年発行 の成人 向けの大学案 内書では こ う書か れている。 「もしあなたが,30年前に,北米に在住 した ままで, 3年 間か 4年 間教室に座 ることな しに正統 な学位を取得 しよ うと望 んだ とした ら, ロン ドン大学 と南 アフ リカ大学 とい うた った 2つ の途 しかなか った。両者は,現在で も,学士学位か ら博士学位,専 門職学位にいた るまでの在学を 要件 としない課程

(non‑residentprograms)

提供 してい る。 しか し,今 日では,何百 もの合 衆 国

)

中のあるいは世界 中の大学か ら正規 の学位 を取得す ることがで きる 。 」

(Beker

,

1992

,

p.45)

こ の よ うに, ア メ リカでは学外学位 とい う言葉は

1970

年代 の大学 の革新 と関連 して使われ る よ うにな っ たのである。

では, ア メ リカで言われている学外学位 とは どんな ものなのか。 まず,上述 のベ ーカーの本では,

学外学位は次 の よ うに説 明 している。 「以下 の方法で獲得 された学位 :大学外 の学習,試験に よる

単位認定,特別 な経験学習課程, 自律学習

(sew‑directedstudy)

,キ ャンパ ス内の又はキ ャンパ ス

(6)

外の授業の履修.ある課程では,学習は学位を授与す る戟閑の提供す るもので も,その管理下にあ るもので もない状況のもとで行われ る。一般的に,労働,人生経験,既履修 の大学外の教育 とい っ た源泉か らの学習の証 明に もとづいて単位認定がなされ る 。 」

(Baker

,1

992

,p.

195)

この説明に近い定義が, アメ リカの教育界で公的 とい ってもいい性格を もつ大学 ( 入試)委員会

(TheCollegeBoard)

の 『 大学 ‑ ソ ドブ ック』 にみ られ る。 同書では, 学外学位課程

(external degreeprogram)を 「

学生が 自立学習

(independentstudy)

,大学授業,実力試験, 個 人 経験に

よって単位を集めて学位を取得す る学習制度。学外学位大学

(externaldegreecolleges)は一般に

キ ャンパスも教室施設 ももたない D 」

(TheCollegeBoard

,

1992a

,p.

22)

と規定 している。 また, 同 じ大学委員会の 『 専政及び大学院学位索引』では,学外学位

(externaldegree)杏, 「学生が 自

立学習,大学授業,実力読駄,個人経験に よって単位を集めて学位を取得す る大学 レベルの学習課 程b学外学位課程は教室‑の出席をほ とん どあるいは全 く課 さない O 」

(CollegeBoard

,1

992b

,

p.vii)

と同様の定義を している。

この うち, 自立学習

(independentsutdy)は,「学生に,授業に出席 して一連 の課題を果たす代

わ りに, 自立的な学習に よって大学課程の一部の履修 とみ とめる方式。典型的なや り方 としては, 学生が指導教員又は委員会の同意 のもとに学習計画を立 て,定期 レポー トと最終 レポー トを提 出 し て評価を受ける 。 」

(CollegeBoard

,1

992b

,p.

vii)

ものである。

さらに,アメ リカの大学団体 の代表格であるアメリカ教育協議会が監修す る 『ア メ リカ 大 学 総 覧

では,学外学位課程を 「 学位を授与す る機関以外の機関での学習に単位を授与す る, しば しば 制度外の学習を評価す る,そ して一般的にキ ャンパス外学習あるいは 自律学習に重 きを置 く学習 シ ステム 」

(ACE,1987

,p.

xviii)

と定義 している。

以上紹介 した学外学位 の定義は,微妙な ニュアソスの差はあるものの,それが学位につなが る学 習が学位授与主体 の外でなされ る意味に加えて,多様な学修が評価 され るとい う意味が含 まれてい る。つ ま り, 「は じめに」で示 した,①当該大学の外 とい う意味での 「 学外」で学習 した個人に対 して,評価に よって授与す る学位,②通常の面接形態の授業 ( 教室授業)に よる履修を課 さない教 育課程 とい う意味での 「 学外」課程 の修了者に対 して授与す る学位 の両方を加味 した制度を,かな

り大 ざっばに学外学位を呼んでいるのである。

なお,後出の J ・

P・

ダフィーの 『大学院に行かずに上級学位を取得す る方法』では,大学院 レベ ルについてではあるが,ア メ リカ大学院評議会

(CGS:CouncilofGraduateSchools)

の以下の定 義を用いているO「学外大学院学位

(externalgraduatedegree)

は伝統的な在学習学

(residential study)方式を中心 としない, しか し認知 された学士号の保持者 のみに開かれた (

個人 あるい は 教 育機関が考案 した)一定の用意 された課程を基礎 に個人に授与 され る学位 。 」

(Duffy

,1

994

,p.

6)

この定義では,教室授業を課 さない とい う点では上述の定義 と一致 しているが,他の定義が強調 し ている単位認定上 の評価対 象が多様にあること点 の指摘がない。

最後に紹介す る定義は, D・ W ・スチアー トと H・A ・ス ピルの共著 の 『デ ィプ ロ ー マ ・ミル

( 学位記工場)‑ いんちき学位‑』 の学外学位 の説 明を引用 し て お こ う。 「 学外 (また は 拡 張

(extended

) ) 学位は教育機関が設計 したか,個人が検閲の教員の指導の もとで考案 し機関に承認 さ

(7)

れた組織的な教育課程を修了 した者に対 して授与 され るものである。学位 の為 の学習の大部分は.

伝統的な,キ ャンパスを基礎 とした教室での在学学習以外 の手段,つ ま り自立 読 書

(independent reading)

,通信学習,教員の評価を受ける リポー トの準備, プログラム学習や コンピ ュータやテ レ

ビ媒体の利札 契約学習 (

contactlearning)な どの手段で修めることがで きる。基本 的 には,学

外学位は内容の上で新 しい型 の学位なのではな くて,非伝統的な手段での学習の修了に よって取得 で きる学位なのである

。」(Stewart

&

Spille

,1

988

,pp.

5152)

この本は,大学制度 の革新につけ こんだ詐欺的な学位商売に立 ち向か うために書かれているので, この学位制度が組織的な教育課程 を前提に していることを指摘 し,内容的な水準は通常 の学位 と違いはな く,異なるのは学習の手段 であることを強調す るなど,その記述は慎重である。

また,学外学位 とい う概念 の周辺には,非伝統的

(nontraditional)

,革新的

(innovative)

,代替

(alternative)

といった言葉が使われ ている。 これ らの用語 も,は っき りした定義は難 しいが, こ こでは ダフィーの前掲書の中のこれ らの用語に関す る説明の部分を引用 してお く。 「あなたが伝統 的ではない方法で大学院学位を取得 しようとす ると,様 々な特殊な語句に出会 うことになる。それ らの内,最 も一般的なのが,非伝統的 または革新的課程 ( 現在では これ らは広い範囲の課程を表す 同義語 として使われている),学外学位課程,代替教育である。/ ある大学で 自立学習 と称 して い るものが.他では非伝統的 と呼ばれているo運営方法が相互にほ とん ど関係のない二つの課程が両 方 とも非在学

(nonresidential)

と表現 されている可能性がある。 通信授業科 目 (

correspondence courses)を実施 している大部分 の大学で, 自立学習 (independentstudy)課程は単位認定を受 け

られ る通信授業科 目を基礎 としている。 しか し, 自立学習 とい う言葉は通信授業科 目とは無関係の 課程を指 している場合 もある。大学に よっては通信授業科 目とい う言葉の使用をやめてお り,かあ りに同 じ方法で運営す る授業科 目が遠隔授業科 目

(distancelearningcourse)

, 教員指導授業科 目

(facultydirectedcourse)

その他半 ダースほ どの言葉で呼ばれている。 /学外学位課程において は,学生個人が教育課程

(curriculum)

の開発に一定の役割を果た し,課程は典型的な教室授業へ の出席

(classparticipation)に基礎を置かず,他の環境で獲得 された学習を認定す る。 しか し,

多 くの場合,教室授業への出席 とい う意味は酸味であるbいわゆる学外学位課程には 『 学外』 の意 味が失われ るほ ど多 くの教室授業 またはセ ミナーへの出席を要求す るものがある.反対に,『自立』

とか 『 革新的』 と呼ばれている課程で も,実際は全面的な学外学位課程であ り,多 くが全 くキャン パスで過 ごす時間を要 しない ものである場合がある O 」

(Duffy

,1

994

,pp.

33135)

3. 学 外学位 の開設大学

大学委員会の 『 専攻及び大学院学位索 引』 ( 以下 『 専攻索引』 )には,表

1

の様に,

170

大学が学 外学位

(externaldegree)実施校 として掲載 されている。 (The College Board

,1

992b

,p.

622‑

623)

この内の1

64

校は地域 ・機関ア クレデ ィテ‑シ ョソ協会の認定校である。 この地域協会の認定 校についてみてみると, まず州別では, アラスカ,デ ラウェア,アイダホ,ルイジアナ, ミシシッ

ど,モソタナ,ネ

ダ, ノースダコタ, ワイオ ミングの

9

州を除 く

41

州 と首都 ワシン トンに学外学

位 の課程を もつ大学がある。

164

校 の うち,約半数

(83

校)は公立,約半数

(81

校)は私立である。

(8)

私立 の中には,地域 ア クレデ ィテ‑ショソを受けた営利学校

(proprietaryschool)であるフ ェ ニ

ックス大学

(UniversityofPhoenix)

と‑ ッサー大学

(HasserCollege)2

校が含 まれ る。1

64

大 学の うち短期大学は1

9

校で,

4

年制 大学 ( 前期課程を もたない もの も含む) のほ うがE E倒的に多いO

これ らの大学の うち,通常 の在学 生を もつ大学が学外学位課程を開設 しているとい うものが大部 分であるが,通信制に多 く依存す る大学や,エ ンパイヤステー ト大学

(EmpireStateCollege)の

ように 自立学習を主体 とした大学, また後述 の リージェソ ト大学

(RegentsCollege)

の ようにま った く教育機能を もたない学外学位機関 もある。

これ らの大学で, どの レベルの, ど ういった種類の学位が出されているか,その要件,実績は ど の ようなものかについては

,

『 大学 ‑ ソ ドブ ック』な どの記述か らでは十分なことがわか らない。

次章で と りあげる リージェソ ト大学 の場合は個別 の調査実施 したのでかな りわか っている部分があ るが,全体の状況については今後十分な調査が必要 とされ る。

1

学外学位課程開設大学一覧 A

labama JudsonCollege

SoutlleaSternBibleCollege

TroyStateUniversityatMontgomery UniversityofAlabama

Arizona PrescottCollege UniversityofPhoenix Arkansas

ShorterColkge Califrnia

CaliforniaPolytechnicStateUniversity:SamLuis Obispo

CaliforniaStatePolytechnicUniversity:Pomona CaliforniaStateUnivers辻y

Bakers丘eld Chico

DominguezHills Hayward

ChristiantteritageCollege LaSierraUniversity OxnardCollege

QueenoftheHolyRosaryCollege St.Mary'SCollegeofCalifornia SamDiegoStateUnivers辻y SonomaStateUniversity UniversityofSamFrancisco Colorado

NationalCollege

UniversityofNorthem Colorado UniversityofSoutbermColorado Connecticut

CharterOakCollege QuinnipiacCollege Univers辻yofBridgeport DistrictofColumbia

Southeastem University Florida

EdこerdCollege NovaUniversity PensacolaJuniorCollege

Southeastern CollegeoftheAssembliesofGod UniversityofSouthFlorida

Georgla

Abraham BaldwinAgriculturalCollege CovenantCollege

FortValleyStateCollege GeorgiaCollege

W est

GeorgiaCollege Hawaii

UniversityofHawaii:KapiolaniCommunity College

lllinoiS

GovernorsStateUniversity KAESCollege

NorthernillinoisUniversity RoDSeVeltUniversity

SouthernlllinoisUniversityatCarbondale TrinityChristianCollege

WesternIllinoisUniversity Indiana

lndianaInstituteofTechnology lndianaUniversity

Bloomington East Kokomo Northwest SouthBend Southeast

IndianaUniversity‑PurdueUniversity FortWayne

lndianapolis

(9)

OaklandCityCollege St.Mary・oftheWoodsCollege lowa

GracelandCollege low・aStateUniversity TeikyoMarycrestUniversity Universityoflowa

UniversityofNorthernlowa UpperIowaUniversity Kansas

AllenCountyCommunityCollege BethelCollege

DonnellyCollege FriendsUniversity

KansasCityKansasCommunityCollege KansasStateUniversity

PittsburgStateUniversity Kentucky

MurrayStateUniversity Maine

St.JoseI血'SCollege Maryland

CohmbiaUnionCollege

UniversityofMarylandUniversityCollege A(assachuSettS

AtlanticUnionCollege Framingbam StateCollege L

e sleyCollege

UniversityofMassadluSettSatAmherst Michigan

BakerCollegeofPortHuron CentralMidliganUniversity FerrisStateUniversity NorthwoodInstitute SienaHeightsCollege SpringArborCollege Minnesota

BemidjiStateUniversity BethelCollege

Moo血eadStateUniversity St.Mary'sCollegeofMinnesota UniversityofMinnesota:Morris WinonaStateUniversity Missouri

BereanCollege CulverStodこtOnCollege HannibalLaGrangeCollege LindenwoodCollege StephensCollege Nebraska BellevueCollege ChadronStateCollege ClarksonCollege WayneStateCollege New IIampshire

HesserCollege New Jersey CaldwellCollege

MercerCountyCommunityCollege ThomasEdisonStateCollege New M:exico

CollegeofSantaFe New York

New YorkInstituteofTechnology NyadこCollege

SkidmoreCollege

StateUniversityofNew York CollegeatBrodこpOrt EmpireStateCollege SyracuseUniversity

University ofthe State ofNew York:Regents College

UticaCollegeofSyracuseUniversity NortIICarolina

UniversityofNorthCarolinaatCharlotte OItio

AntiochSchoolforAdultandExperiential Learning

DykeCollege

KentStateUniversity:AshtabulaRegionalCompus OhioUniversity

Athens

ChillicotheCampus EasternCampus Unionlnstitute Okhhoma

OklahomaCityUniversity OklahomaStateUniversity OralRobertsUniversity UniversityofOklahoma Oregon

EasternOregonStateCollege Lin丘eldCollege

WamerPacificCollege PennSylvania

ElizabethtownCollege ICSCenterforDegreeStudies LuzerneCountyCoTrmunityCollege MaryvoodCollege

UniversityofPittsburgh RhodeISland

RogerWilliamsCollege SouthCarolina BenedictCollege CentralWesleyanCollege SoutIIDakota

PresentationCollege Sio

u

xFallsCollege UniversityofSouthDakota TenrLeSSee

表 2 ダフィーのガイ ドプ・ yクに掲載の大学院レベル学外学位課程開設大学
表 4 リ ージ ェン ト大学の寺門分野 ごとの卒業 ・在籍継続率 ( 1 9 9 0 年 7 月現在) 年 度 1 9 8 4 /8 5 1 9 8 5 /8 6 1 9 8 6 /8 7 1 9 8 7 /8 8 1 9 8 8 /8 9 ( 新入学者数) ( 8, 5 8 5 ) ( 9, 0 9 6 ) ( 7, 7 31 ) ( 8, 0 4 0 ) ( 8, 3 8 3 ) AA/AS (自由学芸) 卒 業 率 在籍継続率 AA/AAS ( 看護) 卒 業 率 在籍継続率 AS ( 商業) 卒

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