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法科01_28.ai

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〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35 関西大学入試センター 大学院入試グループ TEL:06-6368-1121(大代表) E-mail : [email protected]

http://www.kansai-u.ac.jp/ls/

関西大学 法科大学院

関西大学法科大学院

Kansai University School of Law

2 0 1 6

最新の情報はウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ

(2)

ごあいさつ

教育理念

法曹の新世紀へ

現代社会

複雑化

多様化

法的紛争

解決す

、よ

成熟

﹁法化社会﹂

│。

生を待ち望

関西大学法科大学院は、法科大学院進学に あたって誰もが抱えるであろう不安に、丁寧に 向き合います。 まず、教育内容や教材を見直して、わかりや すい授業を心がけます。レポートや試験の答案 を丁寧に添削して、一人ひとりの学習上のつま ずきの克服を目指します。また、特別演習では、 主に関西大学法科大学院出身の若手弁護士 が、学生それぞれのメンター(助言・指導役)と なって、学習・生活全般にわたってお手本を示 し、司法試験合格まで導いてくれます。 次に、法科大学院で学ぶための経済的負担 を軽くするため、従来の給付奨学金に加え、学 費を実質的に国公立大学と同レベルにする学 習奨励金を導入しています。 そして、司法試験合格後については、関大法 曹会との連携に加えて、弁護士法人あしのは法 律事務所が、関西大学法科大学院出身の新人 弁護士の継続教育を行い、即戦力として法曹 界に人材を送り出します。法曹以外のキャリア 支援については、就職支援委員会が関西大学 キャリアセンターと協力して、親身に相談に応 じます。 関西大学法科大学院は、関西法律学校以来、 130年近くにわたる伝統を有します。関西大学 における法曹養成の精神は、「正義を権力より 護れ」という言葉に象徴されるように、市民のた めに役に立つ法律家を生み出すことにありま す。関西大学法科大学院が、ベトナム等への法 整備支援や弁護士過疎地での出張法律相談 等、社会に貢献するユニークな活動に取り組ん でいるのも、この伝統を継承しようとするもの です。 日本で、世界で、法の担い手として積極的に 貢献しようという高い志をもった皆さんと一緒 に学べることを願っております。

研究科長

 早川  徹

教育理念 ごあいさつ トピックス 法科大学院生×アカデミック・アドバイザー座談会 カリキュラム概要 カリキュラム一覧 授業紹介 学習支援体制 法科大学院生の1週間 就職支援体制 教員スタッフ 施設紹介 学費・諸費/奨学制度 入試概要 アクセスマップ・キャンパスマップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4∼5 ・・・・・・ 6∼7 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10∼13 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14∼15 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16∼17 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18∼19 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20∼23 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 C o n t e n t s (2015年4月現在) 名 称 通 称 設 置 形 態 学 位 名 称 入 学 定 員 教員スタッフ 授 業 形 態 修 業 年 限 修了所要単位 関西大学大学院 法務研究科 法曹養成専攻(専門職学位課程) 関西大学法科大学院 専門職大学院 法務博士(専門職) 40名 専任教員 24名 (うち研究者教員15名、実務家教員9名) 昼間開講(一部科目を夜間に開講) 法学未修者:3年(標準コース) 法学既修者:2年(短縮コース) 法学未修者:100単位 法学既修者:74単位 : : : : : : : : : ■ プロフェッショナル・ロイヤー 理論的基盤と実務的応用能力の双方を備えた、 バランスのとれた法曹。 ■ ヒューマニタリアン・ロイヤー 豊かな人間性や感受性、幅広い教養と専門知識に裏打ちされた、 人権感覚に優れ、民主主義と個人尊重の価値の実現を目指す法曹。 ■ クリエイティブ・ロイヤー 複雑化・多様化する現代社会で、日々生起する新たな問題に対処する 法創造・法適用のできる法曹。  関西大学法科大学院は、これからの新しい法化社会を支え ていく法曹には3つの特性が必要であると考えます。  すなわち、理論と実務とのバランスを取る専門性と、優れた人 権感覚をもつ人間性、また日々生起する新たな問題に対して適 切に対処できる創造性です。  これらのすべての特性を兼ね備え、世界を視野に活躍でき る法曹を育むために、私たちは日々挑戦を続けています。 プロフェッショナル・ ロイヤー ヒューマニタリアン・ ロイヤー クリエイティブ・ ロイヤー

(3)

トピック ス

トピ ッ ク ス

関西大学法科大学院は、

専門性・人間性・創造性に優れた法曹を育むための環境を整えています。

また、少人数制だからこそできる、

一人ひとりに対してのきめ細やかなサポートを行い、

司法試験合格へとつなげます。

ここでは、その4つの特色をご紹介します。

「あしのは法律事務所」との連携

2014年11月、関西大学法科大学院の実務家教員 が主体となって運営を行う弁護士法人あしのは法律 事務所が開設されました。正課科目である「リーガル クリニック」「エクスターンシップ」、 、また正課科目を補 完する「特別演習」等、関西大学法科大学院は、あしの は法律事務所との連携を密にして、在学生および修了 生に対する教育面での充実・強化を推進します。また、 就職支援、法曹有資格者へのリカレント教育等を実施 し、法科大学院教育の充実を図ります。

人と人をつなぐ教育─

T O P I C S

若手弁護士によるサポート体制

アカデミック・アドバイザー(AA)と呼ばれる若手弁 護士が、メンター制を通じて学生一人ひとりにきめ細 やかな学習サポートを行っています。正課科目の補完 である「特別演習」では、これまでもAAが自身の合格 体験に基づき、司法試験合格に向けて手厚くサポート してきましたが、さらに今年からは、在学生および修了 生が個々の習熟度に応じて講座内容と講師(AA)を リクエストできる「特別クラス」が導入され、個別オー ダーメイド型の学習環境が創造できます。

T O P I C S

充実した施設・設備

法科大学院専用の学舎には、自習室、ロー・ライブ ラリー、個人ロッカー、パソコン、判例検索システム等、 1つの建物内ですべてが完結できる学習環境を整え ています。特に自習室は24時間利用することができ、 一人ひとりに専用のキャレルを用意しています。昨年 からは「女性専用自習室」も設置し、利用する学生から は好評を得ています。また、修了生に対しても安心し て学習を継続できるよう各種サービスを提供してい ます。

T O P I C S

2つの給付型奨学支援制度

入学試験または在学中の成績優秀者に対し、「関西 大学法科大学院給付奨学金」を給付しています。ま た、給付奨学金の対象にならなかった場合でも、学費 の実質負担額を国立大学の授業料と同額にすること を目的に、その差額を「関西大学法科大学院学習奨励 金」として給付しています。つまり、充実した施設・設備 を国立大学と同等の授業料で利用できるわけです。 いずれについても、各学期の学費から給付額を差し引 くことにより給付しますので、学費・諸費納入の際、あ らかじめ全額準備していただく必要はありません。

T O P I C S

エクスターンシップに 関する詳細はP.12へ 「メンター制」「特別演習」に 関する詳細はP.15へ 施設・設備に 関する詳細はP.15・24へ 奨学制度に 関する詳細はP.25へ

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法科大学院生×アカデミック・アドバイザー座談会

座談会

ひとつの答案でも、いろんな見方、考え方を知ることで

より深い学びに繋がる。

─関西大学法科大学院(以下、本学LS)の特色の一つである「特別 演習」について、まず教えてください。 【伊東】一言でいえば、主に本学LSを修了した若手弁護士を中心に司 法試験合格のための指導・アドバイスを行うもので、答案の書き方を はじめ、通常の授業内容や科目履修の相談等、あらゆる面できめ細か く学生に対応しているところに大きな特色があります。 【西村】合格を目指すために、1年を通じて計画的・効果的に学習して もらうことが大きな目的です。そのためにも、本学LSでは単に理論だ けではなく、実際に実務に携わっている実務家の方が教えるので、現 実の社会の動きや実務面も深く学ぶことができます。つまり、理論と 実務の「両輪」が吸収できるすばらしさがあります。 【浦野】普段だと自分で復習して、自分で理 解して、それで終わらせてしまうことが多 く、自習では答案を作成する時間が取りに くいということもあります。それに対して 「特別演習」では授業の補完としての役割と ともに、実際に具体的な事例に対する答案 を作成します。そうするとその答案に対し て、アカデミックアドバイザー(以下、AA)の先生方から、自分では到底 思いつかなかった様々なアドバイスをいただくことができ、いろんな 角度から物事の見方があることを知り、とても勉強になりました。 【柏木】私は法学未修者コースなので、1年生の時はインプット的な要 素が多かったです。でも、「特別演習」に参加すると答案等の提出、添 削、さらに最適な教科書を薦めてもらえる等、普段の授業でも役立つ 内容を教えていただきましたし、自分に合った勉強法も見つけること ができました。 【口元】客観的に自分を確認できるように なったと思います。それも、クラス担任の 先生とメンターの先生が連携していると いうこともあり、自分自身の成績を十分 に理解してもらえていたからではないで しょうか。勉強の方向性に対するアドバイ スもしっかりいただきました。

より一層充実・強化するために、

新たな取り組みがスタート!

─1対1、顔が見える指導だからこそ信頼関係が生まれるのでしょ うね。ところで今、メンターという言葉が出てきましたが。 【伊東】本学LSでは専任教員によるクラス担任制の補完として、AAを メンターとして配置するメンター制を実施しています。メンターは自 身の合格体験に基づき、司法試験合格までの学習計画について個人 別に立案の段階から相談に乗り、引き続き進捗の確認、指導等を行っ ています。 【西村】また、2015年4月からは「特別演習」の特別クラスとして過去 問の答案作成や添削とともに、学生の希望に添ってAAと学生の意見 によりオーダーメイド式で授業をつくっていく新しい取り組みを行っ ているのも魅力ではないでしょうか。これは、開講希望届(例えば『事 例研究 憲法』、担当AAは⃝○先生を希望等)による開講を一定の審 査の上で認めるもので、学生のニーズに100%マッチする講座を提供 できるものです。また、先ほどのメンター制も、担当メンターを選択で きるようにするなど、一層の強化・充実を図っています。 【浦野】AAの先生は司法試験合格者ですから、そんな方が自分の身 近にいて、しかも親身に指導・アドバイスしていただけ、さらに自分の 持つ弱点等も的確に指摘されますので、すごくためになります。本当 に痒いところに手が届く、そんな感じがします。 【柏木】本当に何でも見てもらえると思います。自分自身の苦手な部 分もAAの先生にはわかってもらえましたし、またそれに対していろん なアドバイスもいただきました。とても感謝しています。 【口元】何でも相談できるし、話し合えるのもいいですね。勉強の仕方 や休みの過ごし方といったプライベートなことも。先生には言えない 進路を含めた悩み等、いろいろ相談相手になっていただきました。

AAとのフランクな雰囲気が、

さらに学習意欲を湧かせる。

─「特別演習」の具体的な進め方はいかがですか。 【浦野】具体的な事例に対する課題が、まず提示されます。その課題に 対して自分なりに考え、理解し、それを答案に反映していくわけです。 そして、AAの先生からその答案への添削、指導、アドバイスが返って きます。先ほども言いましたが、答案に対して自分では考えなかった見 方も返ってくることがあり、いつもプラスになっています。 【柏木】細かい質問にも、いつも丁寧に対応 していただけるので本当に役立っていま す。また、AAの先生との距離感が近く、す ごくフランクな雰囲気です。 【口元】やはり、正規の授業と比べると、理 論面ばかりではなく実務面で問題とされる 事例が中心に構成されています。そのう え、実際に講師をされているのが実務のプロである実務家の先生方 が中心で、ご自身の体験や経験をもとに話していただけるので、すご くわかりやすいです。 【伊東】「特別演習」は絶対に学生の皆さんにとって役に立つ講座で す。担当講師は全員が「受講生全員を合格させるんだ!」という熱い気 持ちをもって指導にあたっていますので、ぜひ積極的に活用してほし いですね。 【西村】司法試験合格は、目標であることはあっても、ゴールというこ とはありません。法曹となってから要求される実務的な能力を少しで も養う機会をこの段階でもっておいてほしいですね。「特別演習」はそ のための最適の場だと思っています。 ─最後に、皆さんのこれからの抱負を聞かせてください。 【口元】最近注目を集めている少年事件に興味を持っています。でき れば、将来はそうした事件に関わった少年たちの更生にも携わってい きたいと考えています。 【柏木】会社法の面白さに、今魅かれています。民事、刑事もあります が、その範疇にとらわれることなく、企業の法務部門も含めて、女性弁 護士としての新しい活躍エリアにチャレンジしていきた いと思います。 【浦野】正直、現在のところ明確な目標は持っていませ んが、とにかく実務経験を積んで、しっかりと将来の自 分の姿を見つけていきたい。そう考えています。 ──ありがとうございました。

座談会出席者

[AA] [在学生] [司会]

浦野 悠雅

さん 法学既修者コース 3年次生

柏木 美舞

さん 法学未修者コース 3年次生

口元 一平

さん 法学未修者コース 2年次生

尾島 史賢

准教授

伊東 聡史

さん 弁護士

西村 久美子

さん 弁護士

「理論」と「実務」。

その両面を、計画的・効果的に修得できる。

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カリキュラ ム 概 要

カリ キ ュ ラ ム 概 要

カリキュラ ム 一 覧

カリ キ ュ ラ ム 一 覧 以下の科目を含め100単位以上を修得しなければなりません。  1. 法律基本科目Aから必修科目26単位  2. 法律基本科目Bから必修科目30単位  3. 法律基本科目Cから選択必修科目4単位  4. 法律実務基礎科目から必修科目6単位を含む12単位  5. 展開・先端科目から16単位  6. 基礎法学・隣接科目から6単位

【法律基本科目】

 公法系、民事系、刑事系の基本7科目の理論を学ぶ講義およ び演習を開講。基本的に1年次で講義、2年次で演習を受講しま すが、訴訟法は、2年次の前期で講義、後期で演習を受講しま す。3年次には、専門的な能力の養成を目的として、総合演習と 発展講義を開講しています。  

【展開・先端科目】

 いま社会で注目されている法的課題を中心に学習します。知 的財産法や経済法、また中国ビジネス法といったテーマについ て、講義と演習をセットにして開講。展開・先端分野の知識を段 階的に深めることが可能です。

【法律実務基礎科目】

 実務家の教員を中心に、法律実務に関する確かな力を身につ ける科目を数多く開講。民事訴訟実務の基礎・刑事訴訟実務の 基礎やリーガルクリニックといった授業をはじめ、これからの法 曹に強く求められる人間性や倫理感覚を磨き高めるための教 育を展開していきます。

【基礎法学・隣接科目】

 法学の基礎となる法哲学や法理論、また法とメディア・家族・ 環境、さらに比較法や法整備支援論等、法曹に必要な幅広い教 養と洞察力を身につけるための科目群。現代社会に生起する 様々な事例に、適切に対応できる高度な知性を養います。

カリキュラ ム 概 要

※1 法学既修者は、法律基本科目A(1年次配当・必修科目)の26単位が入学時に単位認定されますので、修了所要単位は74単位となります。 ※2 1年次終了時において、1年次配当の必修科目を20単位以上修得できていなければ、2年次以上配当科目の履修は認められません。 ※3 2016年度入学生の修了要件は変更となる可能性があります。詳細については、決定次第ウェブサイトにてお知らせします。  第一に、法律基本科目において、抽象的な理論教育にとどまらず、常に事例に即した体系的な学識の修得に配慮し、法曹養成のための実践科 目としての充実と、実務教育への架橋の実現に特に留意しています。  第二に、職業的倫理観と豊かな人間性・市民感覚を涵養することを目的とした法曹倫理やリーガルクリニック等の法律実務科目を設置しています。  第三に、先端的法分野の体系的・専門的知見を系統的な学習によって修得させるべく、多くの科目で入門科目としての講義1を配置し、学生に 多様な先端的法分野を学ばせると同時に、講義2(科目によっては講義3)および演習を配置して、学生に当該法分野についてより深い専門的知 見を得ることができるよう配慮しています。   第四に、外国法に関する知見を修得させ、また国際的視野の養成を図るために中国ビジネス法を専門とする弁護士教員による講義・演習科目 のほか、国際契約実務の講義科目、渉外法律実務の演習科目を設けています。  第五に、新たな法的問題又は法と隣接する諸分野に対する幅広い視野に立った洞察力を育成すべく、現代法特殊講義(各テーマ)、法実務と社 会、法とメディア、法と環境等の学際分野科目を設けています。  法務研究科は、市民性、国際性、多彩な専門性・法創造性を備え、21世紀の法化社会をリードする法曹の養成を目指しています。本研究科 を修了する人がこれらの素質を備えていることが学位授与において重視されます。すなわち、理論と実務の架橋を内容とする公法・刑事法・ 民事法の3分野に係る法律基本科目、実務教育の導入部分を教育する法律実務基礎科目、六法以外の専門的法分野及び新たな法分野につ き基本的学識を修得させる発展・先端科目、広い視野に立った社会・人間関係に対する洞察力を養う基礎法学・隣接科目のうえに、選択科目を 系統立てて履修することを求めるとともに、1年次からは2年次へは進級制を設け、2年又は3年コースにおいて必要修得単位を含む修了要件 所定の単位を修得することを要求しています。

カリキュラ ム の 構 成 、授 業 科 目 お よ び 単 位 数

(2015年入学生)

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

修 了 要 件

A B B C C ※ ( )内の数字は、授業科目の単位数を示します。 3年次 2年次 1年次 3年次 2年次 憲法Ⅰ       (2) 憲法Ⅱ       (2) 行政法総論     (2) 刑法Ⅰ       (2) 刑法Ⅱ       (2) 民法Ⅰ       (2) 民法Ⅱ       (2) 民法Ⅲ       (2) 民法Ⅳ       (2) 民法Ⅴ       (2) 民法Ⅵ       (2) 会社法       (4) 民法発展講義   (2) 民事訴訟法発展講義(2) 会社法発展講義  (2) 公法総合演習   (2) 刑事法総合演習  (2) 民事法総合演習  (2) 商法        (2) 法曹倫理         (2) 民事訴訟実務の基礎    (2) 刑事訴訟実務の基礎 (2) 公法・刑事法LW&D演習 (2) 民事法LW&D演習    (2) 刑事模擬裁判    (2) 民事訴訟実務演習  (2) リーガルクリニック(2) エクスターンシップ(2) 公法実務演習(2) 知的財産法1(2)     経済法1(2)       労働法1(2)  中国ビジネス法講義1(2) 金融法(2)        倒産法1(2) 国際契約実務論(2)    民事執行・民事保全法(2) 国際人権・人道法(2) 国際公法(2)       国際私法1(2)      国際経済法(2) 国際取引法(2)      国際法演習(2)      渉外法律実務演習(2) 行政統制システム論(2)  租税法1(2)       環境法1(2) 現代法特殊講義(各テーマ)(2) 憲法演習        (2) 刑法演習Ⅰ       (2) 刑法演習Ⅱ       (2) 刑事訴訟法       (2) 刑事訴訟法演習     (2) 行政救済法       (2) 行政法演習       (2) 民法演習Ⅰ       (2) 民法演習Ⅱ       (2) 民事訴訟法       (4) 民事訴訟法演習     (2) 会社法演習       (2) 商法演習        (2) 民法演習Ⅲ    (2) 知的財産法2(2) 知的財産法演習(2) 経済法2(2) 経済法演習(2) 労働法2(2) 労働法3(2)  労働法演習(2) 中国ビジネス法講義2(2) 中国ビジネス法講義3(2) 中国ビジネス法演習(2) 倒産法2(2) 倒産法演習(2) 国際私法2(2) 租税法2(2) 租税法演習(2) 環境法2(2) 法哲学・法理論(2) 法哲学・法理論演習(2) 比較法(2) 法と社会(各テーマ)(2) 法整備支援論(2) 法律基本科目 既修コース (2年制) 未修コース (3年制) 法律実務基礎科目 展開・先端科目 基礎法学 ・ 隣接科目 必修科目 選択必修科目 選択科目

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授 業 紹 介

授業紹介

民 事 訴 訟 法 を 受 講して

辻  侑岐

さん 法学既修者コース●3年次生 この授業は、民事訴訟法の基本的な手続・制度を学習する講義形式の授業です。訴えの提起から判決の確定ま で、基本書をベースにレジュメに沿った形で民事訴訟法全体の概要を学ぶことができます。 民事訴訟法は、具体的なイメージがわきにくく苦手意識を持つ人も多いかと思いますが、この授業では、全30 回の講義を通して各手続および判例・学説について一から学ぶことができるので、民事訴訟法を体系的に理解す ることができます。また、配布されるレジュメも、定義や要件そして判例・学説が簡潔にまとめられており今でも重 宝しています。 入学時点では、まだ民事訴訟法まで手が回らず正確な理解ができていない人が多いかもしれません。この授業 は、基本から学ぶことのできるチャンスであり、より発展的な演習や実務の勉強のための基礎ともなるものです。 予習をきちんとして授業に臨めば必ず身につくと思いますので、ぜひ積極的に受講してみてください。

刑 事 模 擬 裁 判 を 受 講して

上村 優貴

さん 法学既修者コース●3年次生 刑事模擬裁判は、裁判官、検察官、弁護士をしておられる、もしくはしておられた先生方の実務経験に基づく指導 のもと、私たち受講生が法曹三者等にわかれ刑事裁判を自分たちで行うことによって、実際の刑事裁判がどのよう に行われているのかを、身をもって体感することができる授業です。 刑事訴訟法は手続法であり、民法や刑法などの実体法に比べてあまりイメージが湧かない科目だと思います。し かし、この講義を受講し、与えられた役割を模擬裁判の中で演じていくことで、刑事訴訟手続に対する理解がより深 まり、それぞれの手続きの具体的なイメージを持つことができるようになると思います。また、それは刑事訴訟法の 勉強においても活きてくると考えます。 刑事訴訟法が苦手な方、具体的なイメージが湧かない方はもちろんのこと、そうでない方も、刑事模擬裁判は必 ず良い経験になると思いますので、ぜひ受講してみてください。 民事訴訟法は、民法や商法等の実体法において定められている 権利・義務をめぐる紛争を解決するための裁判手続について規律 している法律です。一面で、実体権の実現を目的とするという「実 践的な要請」を担うものであるとともに、他面で、適正な紛争解決 のための手続権の保障という「理論的な支え」を不可欠としていま す。したがって、民事訴訟法の学習においては、こうした実践的な 手続過程を段階的に理解することにとどまらず、公正な手続運営 を行うために必要な手続諸原則を理論的に考察することも重要な 課題となります。また、こうしたことを反映して、法科大学院におけ る必須科目として位置づけられており、講義科目全体において占 める比重も大きな存在です。私が担当する民事訴訟法および民事 訴訟法発展講義では、こうした諸点に配慮して、理論的でありなが ら、かつ、わかりやすい講義を目指します。

民事訴訟法

手続法は段階的な構造になっており、その学習には不断の積み重ねが必 要です。民事訴訟法の講義科目は、まず基礎を踏まえないと次の応用が利 かないという特徴が顕著であるため、法曹を目指す皆さんには、段階的な 思考を必要とする科目であることをたえず意識して、日々の勉学に励んで ください。民事訴訟法を理解する最短コースは、これに尽きると言えます。 理解しやすい講義を心掛けるとともに、積極的な受講を期待しています。 教員からのメッセージ 刑事模擬裁判は、受講生全員が、それぞれ裁判官、検察官、弁護 人、被告人、証人役となって、講義や演習で身につけた実体法や手 続法の知識を模擬裁判の運営において試すという体験型の科目 であり、法理論と法実務の架橋を目指すという意味において、最も 法科大学院らしい科目の一つです。 この科目では、裁判官、検察官、弁護士の実務家教員3名が毎回 の授業に参加し、それぞれの立場から講義や指導を行います。そし て、受講生は、教員の指導等のもと、模擬事件記録を素材にして、 公判前整理手続や公判期日における裁判所および各当事者の訴 訟活動等を可能な限り実際の刑事裁判と同様の方法で準備し実 演します。そのことにより、受講生の第一審刑事裁判手続に対する 具体的なイメージを確かなものとし、刑事訴訟手続についての理 解をより深化させることが授業の目的です。

刑事模擬裁判

刑法や刑事訴訟法について、どれだけ知識を有していても、それを実際 の刑事訴訟実務で活かせなければ、法律実務家ということはできません。 模擬裁判は、訴訟活動等を実演し、各種の訴訟行為のやり方、証人尋問等 の技法、証拠による事実認定等を体験することにより、具体的な手続を通 して、刑法や刑事訴訟法についての理解を深め、これを刑事訴訟実務で活 かせる知識へと発展させていく契機となるものです。 また、模擬裁判は、受講生それぞれが役割を分担して能動的に参加しな がら、一つの物を作り上げていく科目です。それだけに、主体的に関与する ほど有意義で楽しい授業となることでしょう。 多くのみなさんの積極的な受講を期待しています。

春日 偉知郎

教授

森岡 安廣

教授 実務家教員:元裁判官 研究者教員:司法試験(第2次試験)考査委員 (1995年1月∼2004年12月) 教員からのメッセージ 在学生からのメッセージ 在学生からのメッセージ

(7)

授 業 紹 介

授業紹介

海 外 エクスター ンシップを 受 講して

久保 勇二

さん 法学既修者コース●3年次生 海外エクスターンシップは、ベトナムにおける法支援につき、様々な視点から見聞・考察できるプログラムです。 本プログラムでベトナムの法制度を学び、日本の法制度と比較できたことによって、日本法の理解も更に深まった と思います。特に、法の趣旨を理解することの大切さを痛感しました。 また、法に関することだけでなく、ベトナムの文化を知る機会や現地で支援活動をしている様々な分野の日本人 の方々に出会う機会等もあり、たくさんの事柄を幅広く学ぶことができました。 本プログラムは、貴重な経験を多くできるだけでなく、日頃の学習に活かせることもたくさん学べると思います。 少しでも興味のある方は、ぜひ積極的に本プログラムに参加してみてください。

労 働 法 1 を 受 講して

柏木 美舞

さん 法学未修者コース●3年次生 この授業では労働法の総論部分と、賃金や労働契約といった個別的労働関係法分野について講義形式で学習し ます。授業では主に先生の作成したレジュメを使用しますが、このレジュメがとてもわかりやすく、頻繁に改正が行 われている労働法分野の最新の議論や情報までもが反映されたものになっています。私は市販の基本書を購入せ ずにレジュメを基本書として使っていましたが、それだけで十分に深い理解と学習をすることができました。 労働法は司法試験の選択科目でもあり、平成25年度の司法試験合格者の約3割が労働法を選択しています。そ の意味では民法や刑法といった科目に劣らず、司法試験に直結した科目であるといえます。司法試験の選択科目と して労働法を選択する予定の方は、この講義で、司法試験に必要な知識を全て得るつもりの意気込みを持って受講 することをおすすめします。 法実務研修として、国内と海外のエクスターンシップ制度を設 けています。国内エクスターンシップは、関西大学法科大学院の バックアップにより設立した弁護士法人あしのは法律事務所にお いて、弁護士について、依頼者との面談、法律文書作成、裁判傍聴 等実際の法律実務を体験します。海外エクスターンシップは、国際 協力機構(JICA)が行っているベトナムでの法整備支援活動の実 際を体験します。この海外エクスターンシップについては、「法整 備支援論」の受講と連動してより深い理解が得られると思います。 いずれも現実の法実践を経験することから、履修要件として学 内成績による選抜を行ったうえで、事前講義を経て各派遣先に赴 きます。期間は約2週間で、国内の場合は夏期、海外は冬期に、い ずれも定期試験終了後に実施します。 エクスターンシップは、授業で学んだことがどのように実務に活 かされているかを実体験できる貴重な科目です。法曹である指導 者のもと、法による権利の実現の過程を直接経験し、それに関与 できる科目です。 この科目は、先輩達とのつながりを活かせるものなので、積極的 に受講されることを望みます。

エクスターンシップ

社会において、お互いの権利・義務の調整は、法によることが求められま す。そうした法の適正な実行ができる人材が求められており、本法科大学院 で法の理念と実践を学び、法による問題解決を担える法曹人になってくれる ことを期待します。 エクスターンシップは、国内・海外のいずれにおいても、法曹となるために 役立つものです。これまでの履修者からは、「多くのことを学び体験すること ができた」「裁判をする方の気持ちがよくわかった」等の感想が報告されて います。何より、弁護士と共に法律相談を聴き、訴状を作成し、裁判に参加す ることで、充実した時間を過ごすことができます。時には、マスコミで耳目を 集める事件に関与することもあります。また、海外エクスターンシップでは、 他の法科大学院にはない貴重な体験を経験することができます。積極的に エクスターンシップに参加して、法実務を体験し学んでください。これによ り、自分が目指す法曹像が形成されることと思います。 労働法は、憲法第25条の生存権保障をその理念とし、①憲法第 27条・第28条の定める労働権、団結権・団体交渉権・団体行動権を 具体化し、労働者の雇用・労働条件を保障する法分野であると共 に、②憲法の定める基本的人権保障を労働関係において具体化す る法分野です。 労働法1では、労働法の中の総論部分と個別的労働関係(人権 保障と平等原則、賃金・労働時間・休日等の労働基準、労働契約の 成立・展開・終了に関するルール等)を中心として、制度・理論と判 例を体系的に理解し、労使紛争の処理に必要な基礎的素養と能力 を身につけることを目的としています。

労働法 1

全ての人が、基本的人権と平和と民主主義を享受し、豊かで幸せに生き ることができる社会−このような社会の実現のためには、様々な科学分野 の発展と多くの人々の地道な努力が必要ですが、労働法とそれを身につ けた専門家の役割もとても重要です。国民・住民の大多数は、働かなけれ ば生活することができない「労働者」およびその家族だからです。しかし、 労働法は、法律が必ずしも十分に整備されておらず、判例法理の役割が大 きいため、独学が難しい面もあります。あなたも、ぜひ労働法の授業を受 講して、法曹として、公務員・企業法務等担当者として、労働法の知識と理 論を社会に役立ててください。 実務家教員:弁護士

村上 幸隆

教授

川口 美貴

教授 研究者教員:弁護士 教員からのメッセージ 教員からのメッセージ 在学生からのメッセージ 在学生からのメッセージ

(8)

入 学 前

▶▶▶

▶▶▶

▶▶▶

在 学 中

修 了 

〔制度概要〕修了年限内の履修可能単位数、進級要件(標準コース2年次配当科目履修要件)、在学年限、3年次・4年次の履修制限単位数はすべて法学未修者コース標準コースと同じ条件になります。

長期履修学生制度

 入学者の多様な学習ニーズに対応するために、長期履修学生制度を導入しています。  長期履修学生制度は、法学未修者コースの学生を対象としたもので、入学後に職業を有すること、またはその他の理由により、修業年限(3年) を超えて在学することが適切であると認めた人に対して適用します。  学費は、法学未修者コース標準コース3年間分の授業料と同額を長期履修4年間で納入し、教育充実費(160,000円)は毎年納入することにな ります。手続等の詳細は、法学未修者コースの合格者に対して合格者発表時にご案内します。 履修制限単位 履修科目 年間18単位以内 2年間合計36単位(進級要件20単位) 標準コースの1年次配当科目 36単位 標準コースの2年次配当科目 44単位 標準コースの3年次配当科目

FD

(ファカルティ・ディベロップメント)

活動

 本法科大学院では、授業の改善および教員の資質・能力の向上に組織的に取り組むため、FD委員会を設けて、内部 研修の実施や外部の研修プログラムへの参加等、継続的なFD活動を行っています。

【学生による授業評価アンケート】

 学期ごとに実施する授業評価アンケート調査は、その数値データを実施後速やかに各科目の受講生に学内Webで開示すると ともに、各担当教員が「授業で工夫・留意した事項」や「今後の改善策」等のコメントを付した報告書を作成し、学生用ロー・ライブ ラリーに備え置いて本法科大学院生全員が閲覧できるようにしています。

公開授業

(教員相互の授業参観)】

 各学期で数科目について教員相互の授業参観を行うほか、特定の科目を全教員が授業参観して、教授法や教材に関する意見 交換会を実施し、参加教員の意見・感想や、担当教員の所感を報告書にまとめています。 1年次 2年次 3年次 4年次

学 習 支 援 体 制

学習支援体制

入学前・在学中・修 了後まで、一貫したサポートを行います。

クラス担任制

(10名程度のクラスごとに専任教員が担任として個別相談に応じます)

オフィスアワー

(専任教員による授業時間外学習指導の機会を週2回設けています)

TA

(ティーチング・アシスタント)

制度

(研究者・修了生・修習生TAが授業の予習・復習や自主学習等の質問に応じます)

授業録画・配信

(1年次配当必修科目を録画し、復習に役立つようWeb配信しています)

司法試験合格体験報告会

(4月新入生対象、9月または10月在学生対象)

自習室

(24時間365日利用できる自習室には個人専用机・ロッカーがあり、女性専用自習室も完備)

女性専用自習室

(安全面に配慮し、入り口にはICカードリーダーを設置し、入室を許可された学生のみ入室できます)

択一ゼミ

(8月実施、在学生・修了生対象、司法試験の短答式試験特訓勉強会)

司法試験問題講評

(9月実施、在学生・修了生対象)※

司法試験合格体験報告会

(9月または10月実施、在学生・修了生対象)

最新判例解説

(11∼12月実施、修了見込みの3年次生・修了生対象)※

実力判定テスト

(2月、在学生・修了生対象)※

自習室

入学前指導では、基礎知識の確認や法科大学院での授業の進め方を入学前に教えていただきます。実際に法科大学院の先生方が 授業をされるので、入学後の授業の雰囲気も先取りして味わうことができます。中には、課題の提出がある科目もあり、その課題の添 削もしてくださいます。さらに、裁判所見学プログラムもあり、裁判傍聴後そこで勤務されている裁判官の方々に質問等をする機会も 設けられています。これらのほか、先生やTAの方に学習計画等も相談することができます。 法科大学院合格後から入学までの期間の学習計画をサポートしていただいたことで、入学前の準備を効率的にすることができたと 思います。法科大学院での授業に向けた準備を万全にすることが、いずれは司法試験合格にも繋がると思うので、準備期間を有意義な ものとするためにもぜひ受講してみてください。 合 格 者 のコメント

入学予定者への自習室提供

(24時間利用可能)

Webページによる学習支援

図書館利用

蘒原 里香

さん 法学既修者コース/2年次生

メンター制

入学前指導

特別演習・科目別特別演習・特別演習短期集中講座 

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9月∼11月入学前指導プログラム(S・A日程合格者対象)、法科大学院授業の聴講、科目別集中オリエンテーション、 大阪地方裁判所見学・裁判傍聴、弁護士事務所見学 等 NEW! ※は専任教員が担当します。  修了後5年目までの司法試験受験資格を有する修了生は、修了後も 専用の自習室を利用できます(最長5年2ヶ月間)。

充実した学習環境!

専任教員によるクラス担任制の補完として、メンター制を実施しています。メンター は主に本法科大学院出身の若手弁護士(アカデミック・アドバイザー)を中心に学生個別 の希望により、割当を行います。クラス担任と協力し、修了後最初に受験する司法試験 の合格に向けて、自身の合格体験に基づき、学生の学習計画の実行状況や到達度を定 期的に確認・助言し、学生の学習意欲の維持・向上に努めます。

メンター制で徹底サポート!

入学前指導は、S日程およびA日程入学試験合格者を主な対象として、法律基本科目全般にわたる基礎学力の修得および主体的に学習する 方向付けを示すことを目的として行われます。 『既修・未修共通プログラムA』では、修了生TA(司法試験合格者)による施設案内等を実施。『既修・未修共通プログラムB』では、専任教員と 修了生TAがペアで面談を行い、司法試験合格者の勉強方法や法科大学院入学後の大学院生活等についてアドバイスをします。また、『既修・未 修共通プログラムC(任意参加)』では、裁判官出身の実務家教員が引率する大阪地方裁判所見学および現役裁判官との懇談会等を行います。 なお、入学直前の3月下旬には、『科目別集中オリエンテーション』を実施し、法律基本科目である、「憲法」「行政法」「民法」「商法」「民事訴訟法」 「刑法」「刑事訴訟法」の7科目について、基本書の読み方、判例の読み方、および法律文書の書き方等を学びます。 新入生が入学後の法科大学院での学習を円滑に進めることができるよう、教職員一丸となって支援します。 若手弁護士(アカデミック・アドバイザー)が中心となり、全6パターン (●特別クラス ●未修者対象 ●通常授業対策 ●司法試験論文過去問 解説 ●憲法・民法・刑法(基礎インプット) ●民事系科目)のクラスを開講 しています。中でも、2015年度から導入する講座内容と講師をリクエスト できる「特別クラス」は個別のニーズに応じた学習ができます。組み合わ せ自由で自分なりにカスタマイズでき、複数クラスの受講も可能です。 その他にも、夏休み等の長期休暇を利用し、通常開講クラスで取り扱わ ない科目・分野(行政法、商法、司法試験選択科目等)を重点的に行う「短 期集中講座」も実施します。

オーダーメイド式「特別演習」を導入!

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6:30 8:00 9:00 10:40 12:10 13:00 16:10 16:20 19:00 20:00 22:00 24:00

法 科 大 学 院 生 の 1 週 間

法科大学院生 の 1週間 講義のレジュメを取りに行ったり、レポート の提出をしたり、と日々利用しています。 以文館ステーション 2年次の授業は、演習科目が中心となります。各 自の予習が前提として進められるため準備こそ大 変ですが、先生や仲間と議論することで知識の獲 得・定着が図れるので非常に有意義です。また、本 学の設備は非常に充実しており、個人の席が指定 されている24時間利用できる自習室があるほか、 判例検索や電子版法学雑誌が随時閲覧できるパ ソコンやロッカーなども配置されており、最高の学 習環境が整っています。 資料が豊富なので授業の予習・復習が とてもはかどります。 仲間と議論を戦わせたり、ちょっとした息抜 きもできる場所です。 24時間利用可能な自習室は、静かで勉強に 集中できる環境が整っています。 ロー・ライブラリー 講義中は適度な緊張感があり、90分があっ という間です。 授業風景 自習室 学生ラウンジ

おもな1日のスケジュール

おもな1日のスケジュール

7:30 8:00 8:30 9:00 12:10 14:00 14:40 17:50 19:00 19:30 22:3023:00 24:00

時間割

6限 18:00  ▶  19:30 月曜日 MON 火曜日 TUE 水曜日 WED 木曜日 THU 金曜日 FRI 土曜日 SAT 春学期 秋学期 7限 19:40  ▶  21:10 リーガルクリニック 3限 13:00  ▶  14:30 民法演習Ⅰ 2限 10:40  ▶  12:10 行政法演習 民事訴訟法演習 民事訴訟法 刑事訴訟法演習 会社法演習 民法演習Ⅱ 違法な行政活動がなされた場合に、どのような制 度を用いて国民を救済するかを学習します。行 政法総論で習得した知識を前提に授業が進め られるため、行政救済法分野の予習だけでなく 行政総論分野の予習も必要となります。先生の 解説がわかりやすく、あっという間に講義時間が 過ぎていきます。 1限 9:00   ▶  10:30 民事訴訟法 法曹倫理 法と社会(検察実務) 5限 16:20  ▶  17:50 民事訴訟実務の基礎 刑法演習Ⅰ 刑法演習Ⅱ 重要判例をモチーフにした事例問題や設問があらかじめ提示され ており、ソクラテス・メソッド(双方向)の授業が展開されます。先生 の問いかけや他の学生の意見を聞き、発言することが求められるの で良い緊張感をもって授業に臨むことができます。 重要判例をモチーフに ており、ソクラテス・メソ の問いかけや他の学生 で良い緊張感をもって 4限 14:40  ▶  16:10 商法演習 憲法演習 刑事訴訟法 行政救済法 教科書にいわゆる演習本が指定されているため、講義科目というより演習科目に近い授業が展開さ れます。もちろん、基礎用語の確認や説明をしてくださるため、初学者でもわかりやすい授業となって おり、難しいといわれる刑事訴訟法の知識を容易に習得することができます。 ※プロフィールの学年は取材時のものを掲載しています。

時間割

6限 18:00  ▶  19:30 7限 19:40  ▶  21:10 月曜日 MON 火曜日 TUE 水曜日 WED 木曜日 THU 金曜日 FRI 土曜日 SAT 春学期 秋学期 5限 16:20  ▶  17:50 民法Ⅵ 2限 10:40  ▶  12:10 憲法Ⅰ 民法Ⅲ 民法Ⅳ 会社法 4限 14:40  ▶  16:10 民法Ⅰ 行政法総論 法と社会(少年法) 民法Ⅳ 3限 13:00  ▶  14:30 法と社会(法と環境) 民法Ⅱ 会社法 憲法Ⅱ 商法 民法総則および物権法・債権法総論を学ぶ講義です。 事前に配布されている先生のレジュメに沿って予習を 行います。物権と債権の意義や基本的な諸原則など 事例問題を使って詳しく学ぶことができます。 今更聞けないような基礎 の基礎から丁寧に教えて くださるので、自分自身の 基礎知識の確認ができる とともに、確実に知識を定 着させることができます。

塚本 将太

さん 法学既修者コース/2年次生 「勉強するときは勉強する、リラックスするとき はリラックスする」というメリハリをつけて自分の ペースで勉強することが大切だと思うので、時間 を区切って勉強するようにしています。また、授業 を受けたその日のうちに復習を行うことが知識を 積み重ねる確実な方法だと考え、復習を中心に勉 強を進めています。 法学未修者コース/1年次生 

木原 千尋

さん 移動 起床・ 準備 夕食・ その他 その他 自習 授業 昼食 授業 自習 移動 自習 移動 昼食 起 床 ・ 準 備 移動 睡眠 睡眠 授業 授業 自習 自習 自習 自習 夕食 1限 9:00   ▶  10:30 刑法Ⅰ 法と社会(検察実務) 刑法Ⅱ 法と社会(法とメディア) 環境法についての歴史や基本法制を 講義形式で学びます。

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就 職 支 援 体 制

就職支援体制 私は、三重県の楠井法律事務所(以下、当事務所)に勤務しています。 三重県出身だったこともあり、地元に帰り地域の人々の役に立ちたいと考え ていたところ、関西大学法科大学院(以下、本学LS)の教授や関西大学OBの弁 護士の方のおかげで、当事務所に就職することができました。 当事務所の特色としては、市役所や金融機関等への出向制度があり、私も、 三重県信用保証協会へ3年間出向させていただきました。出向後は、当事務所 に戻り、民事事件や家事事件、刑事事件等、様々な仕事に取り組んでいますが、 出向中の経験を活かし、債権回収や企業法務、企業の再生に携わる仕事に多く 取り組んでいます。 債権回収や企業の再生の仕事では、民法をはじめ、会社法、民事執行法等の 知識が必要になってきます。法科大学院では、教員から判例や法律の解釈につ いて学び、実際の事件のお話を聞く機会もありますが、今仕事をするなかで、 それを思い出す機会がたくさんあります。 法科大学院では、司法試験の勉強が中心になりがちですが、本学LSの授業 を通じて学んだことや実務家教員のお話は実務で必ず役に立ちます。みなさ んが本学LSに入学されることを心よりお待ち申し上げます。

水谷 昌人

さん (三重弁護士会)  楠井法律事務所 勤務 2005年 関西大学卒業  本法科大学院入学  (法学既修者コース) 2007年 修了 2009年 司法試験合格 弁護士

法曹以外の志望者に向けた就職支援

 法化社会の実現に向けて設置された本法科大学院では、法律 基本科目をはじめ各種展開・先端科目を含む法律応用科目を提 供しており、その課程を修めて「法務博士(専門職)」の学位を取 得し、高度かつ幅広い専門的知識と応用・実践能力を身につけた 修了生は、法曹の枠だけでなく、裁判所事務官・書記官その他の 国家公務員、地方公務員や、製造業・総合商社・金融等の一部上 場の民間企業等にも幅広く進出し、活躍しています。  本法科大学院では、こうした法曹以外の道を選択した修了生ら をパネリストに招いてパネルディスカッションを開催したり、法科 大学院修了生に特化して人材紹介を行っている企業の担当者を 招いて企業就職をテーマとする講演会を実施するほか、弁護士 法人あしのは法律事務所(代表弁護士:関西大学法科大学院教 員)による就職支援、 年2回の企業(法務部 門)インターンシップ の 実 施 等 、修 了 生に 対する幅広い職域拡 大支援活動も行って います。 私は、関西大学の就職支援体制を通じて、現在の勤務先で法務部に所 属しております。 2月に就職したばかりでまだまだわからないことも多いですが、上司や 先輩に熱心に指導していただきながら業務にあたっています。業務内容 としては、契約書審査・法務相談が主なものですが、他にも株主総会の運 営補助、役員の登記などもあります。今までの受験勉強で知識としては 持っているものの、なかなか実務の具体的なイメージがつきにくかったも のが業務内容となっているので、業務を通じて多くの気付きがあり、毎日 が非常に充実しております。 法科大学院修了後は法曹になるというイメージが強いとは思います が、法曹以外の選択肢もあるということを少しでも知っていただければと 思います。企業法務の道に進んだ事例としてみなさんの参考になれば幸 いです。 私は、平成25年12月に検察官に任官しました。 検察官の仕事は、テレビドラマなどにも取り上げられている ことからみなさんもご存知のように、必要な捜査を遂げて起 訴・不起訴の終局処分を決定し、公判における訴訟行為を遂行 するというものです。 検察庁は、検察官と検察事務官が互いに協力し合い、一丸と なって適切な刑事処分の実現を目指す組織であり、責任のあ る仕事ができるので、日々やりがいを感じています。 検察官をはじめ、裁判官や弁護士などの法曹職に就くには、 まずは司法試験に合格しなければなりません。関西大学法科 大学院(以下、本学LS)は、実務家の先生も多く、その実務経験 に即した、司法試験合格に向けての適切な指導をしてください ます。私自身も、司法試験合格後の進路について、司法修習中 の勉強方法をはじめたくさんのアドバイスをいただきました。 みなさんも、本学LSに入学し、司法試験合格、そして法曹職 に就くことを目指して勉強に励んでください。みなさんのご入 学を心よりお待ちしています。

大濱 新悟

さん 福岡地方検察庁 小倉支部 勤務 2007年 関西大学卒業 2009年 本法科大学院入学  (法学未修者コース) 2012年 修了、司法試験合格     検察官

寺田 祐子

さん 積水樹脂株式会社 勤務 2010年 神戸大学卒業      本法科大学院入学   (法学未修者コース) 2013年 修了 2015年 積水樹脂株式会社勤務   本法科大学院では就職支援委員会を設置し、関大法曹会、キャ リアセンターをはじめとする本学内外の関係機関・団体等と緊密 に連携しながら、本法科大学院生および修了生を対象に、就職支 援のための様々な活動を行っています。

就職支援委員会による就職支援

 司法修習生の就職状況が厳しくなる中で、本法科大学院出身で2014年 度に修習を修了した第67期司法修習生の全員が就職を果たすことができ、 本 法 科 大 学 院 開 設 以 来 、司 法 試 験に合 格し修 習も修 了した司 法 修 習 生 (226名)の就職率は100%を誇っています。弁護士の道を選択した者の就 職先は、既存の法律事務所だけでなく、インハウス、法テラス関係事務所、 即時独立者等多岐にわたっており、検察官等の任官の道を選択した者もい ます。また、2014年度の司法試験に合格した修了生19名は全員、司法修習 生となっています。

■ 第67期司法修習生も就職率100%!

 専門のキャリアカウンセラーが、法律知識を活かした人生設計を前提に キャリア選択のサポートを行っています。  単にキャリア相談だけではなく、エントリーシートの書き方や面接指導、企業・ 業界研究の方法等、就職活動に必要な実践的な対策指導も行っています。

■ 専門相談員の配置

 713名を超える会員(2015年4月現在)を擁する関大法曹会 では、昨今の厳しい就職状況を踏まえ、司法修習生の就職活動を 支援しています。具体的には、司法修習生の同意を得たうえで、 関西大学法科大学院就職支援委員会から司法修習生の履歴書 等の個人情報の提供を受け、法律事務所への就職を希望する司 法修習生を関大法曹会会員等に紹介しています。また、司法修習 生 が 就 職 活 動にあたって抱えている悩 みや不 安を解 消するた め、懇談会も積極的に開催しています。

関大法曹会による就職支援

 2014年度の事前研修は、10月20日∼11月7日まで、関大法曹会会員の 協力事務所において1日コース、3日間コース、5日間コースの内容で実施 され、司法試験合格者は、大阪だけでなく、和歌山等の各法律事務所に赴 き、様々な弁護士実務を経験しました。合格者たちからも修習前に法律実 務に触れる機会を得て大変役に立ったと好評でした。

■ 関大法曹会による修習前事前研修

■ 司法試験合格者数

実施年 受験者数 短答 合格者数 論文(最終) 合格者数 2011(平成23)年 2012(平成24)年 2013(平成25)年 2014(平成26)年 210名 184名 135名 183名 139名 105名 89名 103名 35名 22名 19名 19名 ※旧司法試験の終了に伴い、2012年度より「新司法試験」は「司法試験」となります。 ▲司法試験合格者祝賀会の様子

司法試験短答式試験合格後から司法研修所入所に至るまでのサポート

 例年6月頃、主に司法試験短答式試験合格者を対象に、関大法曹会所属 のOBにより、短答式試験合格後から論文式試験合格発表・司法修習開始ま での間の過ごし方や司法修習に対する取り組み方等についてのご経験を披 露してもらっています。2014年度は若手法曹による法律事務所への就職 活動についてのガイダンスを開催し、好評でした。

■ 若手法曹による短答式試験合格者向けガイダンス

 裁判官出身の実務家教員の指導のもとに、短答式試験合格者(ただし、受 け容れ人数の関係から選抜を実施)を対象として、裁判所見学を行い、また 現職の若手裁判官らとの質疑応答を通じて、短答式および論文式試験の各 合格発表を経て実務修習に入るまでの間の心構えや具体的な勉強の方法 等についてアドバイスを受ける、意見交換会を開催しています。

■ 裁判所見学および現職裁判官との意見交換会

 関大法曹会は、これまで日本弁護士連合会会長や大阪弁護士会会長等を数多く輩出し、 「法科の関大」にふさわしい数多くの先輩で構成され、母校愛に溢れた活動を積極的に行っ ている職域団体です。関西大学法科大学院に対しては様々な支援を行っております。例え ば司法修習前の事前研修、成績優秀者に対する「関大法曹会奨励賞」の授与、司法修習生 への就職活動の積極的な支援や、何より、早期合格を目指す学生に必要な若手法曹の適 材を送り出し、特別演習等の支援を行っています。関大法曹会の圧倒的なOB数とその求 心力は、本法科大学院の力強い支えになっています。  このように関大法曹会は、本法科大学院における学習・実務修習および就職活動だけで なく、実務法曹になってからも様々な面で連携し絆を強めています。みなさんが、一日も早 く共に実務家として活動できるよう大いに期待しています。 関大法曹会幹事長 (2015年4月現在) 弁護士

山田 庸男

参照

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