常圧焼結
Ti N
セ ラミックスの機械的及び電気的特性に及ぼす CIP成形圧の影響森 山 実
Influence of the CIP Pressure for the Mechanical and Electrical Properties of Pressure‑less Sintered TiN Ceramics
Minoru MORIYAMA
Thepu r eTi N c e r a m icc o mpa c t swe r ema nu f a c t u r e db yt hep r e s s u r e l l e s ss i n t e r i n gme t h o df r o m p u r eTi N p o wde r sw it h n oa d d i t i v e s . Theba l1 ・ m i1 1 e dTi Npo wd e r swe r ep r e ・ f o r me da tau n i ‑ a xi a lpr e s s u r eo fl OO MPa
,a n dt h e nCI Pe d( Co l di s o ・ s t a t i cp r e s s u r e d )a t0 ,50 ,l o o ,2 0 0 ,3 0 0a nd3 5 0 MPa ,r e s pe c t i ve l y . Th eg r e e n c o mpa c t swe r es i n t e r e da t21 00 ℃ f o r2 hi na mbi e n tp u r eArg a s . Thes i n t e r e dc o mpa c t sha dar e l a t i v ed e n s i t y o f8 7. 6‑8 9. 6%,l i n e a rc o n t r a c t i o nc o e f f i c i e n to f1 2. 2‑1 3. 6%,ha r d ne s sof1 2. 3‑20. O GPa ,t e n s i l es t r e s so f 7 9 . 3‑1 46 . 3 MPa , t e n s i l es t r a ino f1 2 4‑230F L E ,Yb un g ' smo d u l u so f31 3‑3 6 6 GPa , Ri g id i t yo f1 31 ‑1 5 0 GPa , po i s s o n . sr a t i oo f O ・ 1 9‑0・ 2 4a n de l e c t r ic a lc o nd u c t i vi t yo fl ・ 8 3‑21 1 2MSm ・ 1 ・ Thec e r a mi c si se x pe c t e dt obe u s e da sac e r a mi cmo l dma t e r ia l t ha tc a nbema c hi n e db ye l e c t r ic a ldi s c h a rg ea n da se l e c t r o ・ c o nd u c t i v e h i g h‑ t e mp e r a t u r es t r uc t u r a l ma t e r ia ls ,
キーワー ド: ¶N セラミックス, C I p,常圧焼結,機械的性質,電気伝導度
1.緒 言
窒化チタン ( Ti N) セ ラミックスは,高融点 ( 2 9 49 ℃) , 高硬度 ( 約 2 0 GPa ) ,金属的性質 ( 1 00 0 ℃以上で塑性 変形),高導電性,着色 ( 金色),高化学的安定 ( 耐 食)悼,超伝導性等幾つかの優れた特性を持つ 1 ト 4)
著者 らは ,Ti N セラ ミックスが放電加工や高温での 塑性加工が可能な導電性の構造材料 として有望であ ると考え,先ず始めに単味の Ti N 焼結体の機械的及び 電気的な基本特性について評価 を試みた.即ち,焼 結助剤を全 く含まない純 Ti N 粉末を用いて,温度 1 8 0 0
‑2 2 5 0 ° C ,時間 3 0 ‑1 8 0 m in ,プレス圧 2‑1 4MP a ,雰 囲気圧 10J 〜1 0 a t mの条件でホッ トプ レス PP) 焼結 し, 得 られた焼結体の一般特性( 密度,結晶構造,組織, 格子定数,音速など) ,機械的特性( 硬度,曲げ強度, ヤング率など) ,電気的特性( 体積抵抗率) について評
● 本研究は.平成 9 年度一般設備で導入した cI
P(
冷間等方圧成形) 装置を用いて行われた.
●● 電子制御 工学科教授 原稿受付
2 0 0 0
年9
月30日価 した.この結果,お よそ相対密度 8 4 . 0‑9 7 . 4%,ど ッカー ス硬 度 6. 6 7‑ l l . 5 GPa, 4 点 曲 げ強 度 7 6‑
26 5 MPa ,ヤング率 2 48 ‑5 6 0 GPa ,体積抵抗率 0 . 28 0‑
0 . 3 6 0pt 2 m の特性が得 られ,高強度 ・導電性構造材 料 として極めて有用であることを明 らかに した.ま た,これに関連 して導電性セラミックスである Ti N や
ⅥB 2 をベースに した各種非酸化物系複合セラ ミック スについても報告 した5 ) 〜l l )
本研究では ,CI P( Co l dl s o ・ s t a t i cP r e s s i n g ,水圧 を用 いた冷間等方圧 プ レス) 成形後常圧焼結 した nN セラ ミックスの機械的及び電気的特性の評価 を試み,得 られた焼結体が HP 焼結体 と比較 して特性上 どの程度 に異なるか調査 した.機械的特性 としては,硬度, 引張強度,ヤング率を中心に測定 した.なお ,Ti N は 難焼結性の材料であるため,通常は Co や Ni 等の助剤 を加 えて常圧及び HP 焼結 し,高密度体を得ている 1 2 )
〜l ュ ) . しか し,粒界腐食や高温強度特性等の点で,一
般的には焼結助剤を加 えない方が好ま しく,本実験
の場合 も ,CI P 圧の影響か焼結助剤の影響かを明確に
3 4
森 山 実( 8 )
ポール ・ミルによる粉末の混合 ・粉砕 (C) 油圧プ レスによる金型予備成形 エ タ ノ ー ルL= CL t≡
如 蹄 加 1 0 0 % T i N
粉末
4 0 0 g
と . . \ .
ヽ J
ボ ール ミル
(b)スラリーの乾燥及び頼粒化
真 空 ポ ン プ
へL・ , Z・l ' 1 . . 5 ) .t ・・ .8
1.: a
:i:))
( d ) CI P ( 冷間 等 方 圧 ) 成 形
TiN球状期捜
25g で勤
≡
謂 荒 。 尋 ヲ
図 1 試料作製 手順 (8)〜(d)
甫
卜工]二
二 コ
引張
拭放片の
寸法
及び形状
( C ) 脱バインダー処理
5 5 0 ℃
で1時間加
; 左
≡ ♂( E
) 常圧焼結( 21
00℃×2h)
ー 99.9995%
ド (純 ガ ス B )
の
ー 高純 度
N2
ガスうめこ (T i N
の粗 粉 )親銅
相 場ヒータ
A rガ ス井 田気圧 la tm
図 1(横)拭料作興手順
( C )
〜(
0す るため,焼結助剤は一切添加せず.純 Ti N セラミッ クスのみ を用いた.以下,この結果について報告す る.
2. 実扱方法 2‑ 1 試料の作成
原料 として用いた¶N粉末(日本新金属㈱製) は,ほ ぼ化学量論組成比を持つ Ti : 7 7 . 7 8,N: 21 38,C: 0. 23 , Fe: 0. 06,0: 0. 5 5ma s s % の組成であ り,平均粒子径は1 . 2
〝m
であった.
図 1 ( a ) 〜( I ) に,一連の試料作製手順 を示す.先ず 純 Ti N 粉末 を 4 00 g 秤量 し,エタノール 20 0 g とバインダ ( 中京油脂製セルナ SE‑ 6 0 4 ) 1 0 0 g を加えて,ボール ミル で7 時間混合 ・粉砕 した.作製 したスラリー を トレイ に移 し自然乾燥 させた後,乳鉢 を用いて直径 5 0 ‑1 0 0
1Lm
程度の額粒 を作製 した.この額粒 を1 つの引張試 験片につ き 25 g ずつ秤具 し,引張試験片用金型に充填 し,圧力 1 00 MPa で油圧 による一軸成形( 予備成形) を した・試験片の形状並びに寸法を同図 ( d) に示す.千 備成形体を薄い ゴム矧 こ入れて封印 し, 圧力 0 ,50 , 1 00, 2 0 0, 3 00, 3 50 MPa の計 6 条件でそれぞれ 6 本ずつ, 合計 3 6 本を CI P( 日機装( 絹製 CL 1 0‑ 5 5 ‑ 40 型) 成形 した.
CI P 成形後の試料 を高純度 Ar ガス( 純 ガス B) 雰囲気 中 で 5 5 0 ℃まで徐々に加熱 した後 1 時間保持 し,脱バイ
ンダー を行 った.脱バイ ンダー後の成形 品を粗粒 の
ⅥN 粉末(うめこ) に埋めた状態に して内径約 1 00 m m高 さ約 1 00 mm の黒鉛袈試料容器 の中に収め,炉 内の酸 素ガス等を十分取 り除いた後,高純度 Ar ガス雰囲気 中 ,21 00 ℃で 2 時間常圧焼結 した.作製 した試料は, その形状上の制約 か らダイヤモ ン ドカ ッターによる 加 工ができないため,そのまま引張試験片 として供
した.
2‑ 2 特性測定
焼結体の密度測定は , J I S Z 88 07 による方法によ り, 切出 した試料について嵩密度 と見掛密度 ( いずれ も アルキメデス法)を測定 した. Ti N の理論療度 ( 化学 量論組成)は 5 440 k g m 1 3 である 3 L1 ‑ ) .
線収縮率は,成形体の焼結前の試料長手方 向の長 さをt . ,焼結後の試料長手方向の長 さをZ とす ると , ( t o
‑I)/ )の値で示 した.
結晶子径は . Cu ターゲ ッ トを用いた X 線回折装置 を 用いて,2 8回折角 42. 6 度付近の ( 200 ) 結晶格子面回折 ピー ク( 最 強 ピー ク)にお け る半 価 幅 を利 用 した S c h r c r r 法により求めた 1 5 ) .
格子定数は,同 じく X 線回折装置によ り ,Si 粉末 を 混合 した内部標準法によ り測定 し,測定格子面は,
¶N の ( 420) 回折面及び ( 4 2 2) 回折面 とした.なお, Ti N ( 岩塩型構造)の格子定数は 0 . 42 4 0 m mであること が報告 されている 3 ) .
引張強度は
,J I S R 1 60 6 に従い,図 1 ( d ) に示す形状 の試験片を用いて, クロス‑ ツ ド速度 0. 5mm・ m i n ・ ) で 行った・本試験 におけるひずみは,ひずみゲー ジ( ㈱ 共和電業 KFG
・5‑ 1 20 ‑ C 1 ‑ l l ,ゲー ジ長 5mm ,抵抗 1 2 0 Q,ゲージ ・ファクター約 2 . 1 0 ) を試験片側面に 2 箇所エポキシ樹脂接着剤で貼付 して測定 した.
硬度測定は, ビッカー ス微小硬度計を用い,庄子 荷重を 9. S Nとした.
ヤ ング率の測定は,歪ゲー ジ法による静的弾性率 と J I S R 1 6 0 2 に従 った超音波パル ス法による動的弾 性率を測定 した.
体積抵抗率は,約 5. 5×2×40mm の板状試験片を引 張試験片 よりダイヤモ ン ドカ ッター を用いて切 出 し, 電圧降下法 ( 4 端子法 )1 6 ) により,電流 0. 5‑2. OA の範囲 で測定 した.電圧端子間の距離は約 1 5 … である.
以上,測定 したサンプル数は,格子定数 と結晶子 径測定を除き全て 6‑1 0 点であ り,デー タの代表値 と バ ラツキは,平均値 と標準偏差倍で示 した.
3. 結果 と考察 3‑ 1
組 織観 察図 2 に,純 Ti N 粉末 を圧力 1 00 MPa で金型予備成形
3 6
森 山 実L g 諾 Cl I ) 地 形 後 21 00℃ で2時 間 常
圧焼結 したTiNセ ラ ミックス のSI ・ M細 縦 ( 8 )Cr P
成形圧 100M) a
,小H O OMJ ' u.( C ) 3 0 0Mpa (
d)
350MPa
( 一軸成形) 後 ,0 ‑3 5 0 MPa の圧力で C I P成形 し ,Ar 零 囲気 中 ,21 0 0 ℃ で 2 時間常圧焼結 した試料破面の走査 型電子顕微鏡 ( S EM) 組織 を ,CI p成形圧 をパ ラメー タ として示す. CI P 成形圧が 1 0 0 か ら 3 5 0 MPa と増加す る につれ て気孔が減少 し,多面体形状の結 晶粒 の外輪 郭 が明確 になる傾 向があったが,結晶粒 その ものの 大きさの変化 は観察 されなかった.また,いずれ の 試料にも双晶( 斜 め模様の線の集合) が認 められた.
3‑2 密度 ,線収縮率及び結晶子径
図 3に,常圧焼結 したTi N セ ラミックスの密度,線 収縮 率お よび結 晶子径 の変化 を示す .嵩密 度
(B山kDe ns l t y) は ,CI P 成形圧 O MPa の 4 7 6 6 k g m3 か ら 2 0 0 MP a の 4 8 7 4 k g m‑ 3 ま で向上 したが ,3 0 0 MPa 以上 では一 定 ( 約 4 8 6 6 k g m 1 3 )とな り,飽和す る傾 向を示 した.本セ ラ ミックスの場合 ,C r P成形圧 として 2 0 0 MPa を選 べ ば十分で, これ以上高い成形圧 を加 えて も高密度化 ( 撤密化) の効果は小 さい と言 える.従 って, 嵩密度/
理 論 密 度 よ り求 め た 相 対 密 度 は , 理 論 密 度 を 5 4 4 0 k g m ‑ 3 とした場合 ,8 7 . 6 ‑8 9 . 6 % となった.見掛 け 密度( Appa r e ntDe ns i t y ,外部気孔 を含まない密度) 揺, CI p成形圧 0‑3 5 0 MPa に対 して 4 7 9 6‑4 9 0 7 k g m3 とな
り,当然のことなが ら嵩密度 よ りも高い値が得 られ
(
% )
U O
nU佃 J I U O 3
J P a U コ ( LLLTf
)a
ごrL
PIS
FJO
i
Oa
Z.L S 「 準 T T
0 5 01 0 0 2 00 3 0 035 0 CI PPr es s u r e
( MPa)
図 3
常圧焼結
Ti Nセラミックスの嫁度,線収縮率及び
結晶子径
(PdM)
S S a J
一SaLLS U a
10 0 0 0 ∩> 5 っJ 1 0ノ ー ■..一 1 1
5 0
25 0
⊂
='
r A2 u
q 1 5 0
4 . J ヽ . ′
Z
X
5 0
(ed9)
S S a U P
L巾HSLa J U
芸0 501 00 200 30035 0 CI PPr ess ure
( MPa)
図 4
常圧焼結 Ti N セラミックスの引張強度,ひずみ及 びビッカース硬度
た.また.丙密度 とも ,CI P 成形圧が大 きい ほど向上 した.
線収縮率は ,1 2 . 2‑1 3 . 6% 程度 の値 を示 し ,CI P 成 形圧に比例 して増加す る傾向を示 した.
結 晶 子 径 は . CI P 成 形 圧 O MPa の 0 . 1 1 S〃m か ら 3 5 0 Mpa の 0 . 1 0 2J lm まで CI P 成 形圧 に反比例す る傾 向 を示 した.結晶子径 が小 さい とホール ・ペ ッチの 関 係 か ら材料強度が向上す るが ,CI P 成形圧 が 2 0 0 MPa 以上で結晶子径 は飽和す る傾向があった.
3‑3 引張強度,ひずみ及び ビッカー ス硬度 図4 に,常圧焼結 した Ti N セ ラ ミックスの 引張強度, ひずみ及び ビッカー ス硬度の変化 を ,CI P 成形圧 をパ ラメー タとして示す.セ ラ ミックスの引張強度は, 一般には試料 をつかむ機構が難 しいため曲げ試験 で 代用 され,引張強度特性値は貴重なデー タ と位置付 け られ るが ,CI p成形圧が大きいほ ど引張強度が向上 す る傾 向を示 した.具体的には ,CI P 成形圧 o MPa の 7 9 . 3 MP a か ら , C T P 成形 圧3 5 0 MP a の 1 06 . 6 MPa まで ,CI P 成形圧 O MP Aの場合 を基準 として約 1 . 3 4 倍に向上 した.
但 し ,CI P 成形圧が 1 0 0 MPa の とき最高値 1 4 6. 3 MPa (
同じく CI P 成形圧 O MPa の場合を基準 として 1 . 8 4 倍) に達 す るなど,飛び抜けて高い値 も得 られた.
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0 501 00 2 00 30035 0 CI PPress ure
( MPa)
図
5 常圧焼結 T i Nセラミックスの超音波法によるヤン グ率,剛性率及びポアソン比
引張試験時のひずみ( 試験 片側面 に2 箇所取付 けた ひずみゲージよ り求 めたひずみ) は , CI P 成形圧 に比例 して向上 した. CI P 成形圧 0‑3 5 0 MPa の変化 に対 して 1 2 5‑1 8 31 日 ( マイ クロス トレイン)となった.引張強 度お よびひず み が CI P 成 形圧 に比例 して 向上 した の は.結晶子径の減少に原 因がある と推定 され る.
引張試験にお ける応力‑ ひずみ 曲線の直線部勾配 よ り求めたヤング率は ,CI P 成形圧 O MP a の場合 31 7 GPa , 2 0 0 Mpa の場合 3 7 2 Gpa ( 最高値 ) , 3 5 0 MP 8の場合 2 98 Gpa
と求まった.
ビッカース硬度 は ,CI P 成形圧 O MPa の 1 2 . 3 GPa よ り 3 5 0 GP a の 2 0 . O Gpa まで ,CI P 成形圧 に比例 して向上 し た.但 し ,CI p成形圧が 2 0 0 お よび 3 0 0 MP a ではやや低 い値 ( 1 3 . 7.1 6 . 1 GP a ) が得 られ た.いずれ にせ よ 1 2 GPa 以上の硬質材 料 であるため.工具材料,型材料 と し て適用できるもの と思われる.
3‑4 ヤ ング率,剛性 率及びポア ソン比
図 5 に,常圧焼結 Ti N セ ラ ミックスについて,超 音 波法( 超音波イ ンパルスの音速) よ り求めたヤ ング率, 剛性率お よびポア ソン比の変化を示す.
ヤング率は ,CI P 成形圧 O MP a の 31 3 GPa よ り 3 5 0 MPa
の 3 6 6 GPa まで ,CI P 成形圧 にほぼ比例 して向上 した.
3 8
( S \ ∈ )
A だ 3 0 L a ^ P U
nO
SL a l a E
巾L P
da U
LllPJ1 0000 9000 8000 7000 6 000 5000
0. 42430
O N 4 2 V
0
( ∈ 「こ (tD U 3
A ) L ^ コ S L S 豊
0. 42410
0. 60
0. 50
0. 40
匿 王 墓 E i LongltudlnalWave TransversalWave
j十 コ
L l r 一
一 一 ま ‑ 一 ・・㌔(4
20)
● ●
森 山
0 501 00 200 300350 CI P Pressure
川Pd)
図
6 常圧焼結 T i Nセラミックスの音速.格子定数及び
抵抗 率3‑3 節の引張試験法の応力・ ひずみ関係か ら求めた ヤ ング率 と比較 して も ,CI P 成形圧3 50 MPa の場合 を 除いてほぼ同 じ値が得 られ,測 定法 による差異は認 め られ なかった.純Ti N 粉末の常圧焼結Ti N のヤ ング 率は.約ヨ o o‑3 50GPa であると言える.
剛性率 もヤ ング率 と同様 の傾 向を示 したが,値は ヤ ング率の約 4 0%程度で,1 31 ‑1 50GPa であった.
ポア ソン比は,0. 1 9‑0. 2 4 程度 であ り.Cl p成形圧 による大 きな影響は認 め られなかった.
3‑5 音速 ,格子定数及び抵抗率
図 6 に,常圧焼結 ¶N セ ラ ミックス焼結 体の音速, 格子定数および抵抗率を示す.
縦 波 音 速 は , CI P 成 形 圧 OMPa の 8 51 1 ms ' lか ら 350 MPa の9 268 m st まで,CI P 成形圧 に比例 して向上 し た.横波音速 も,縦波音速 と同様な傾向を示 し ,CI P 成形圧oMPa の52 43 ms ■ Ⅰ か ら 3 5 0 MPa の5 55 S m s ' l まで直 線的に向上 した.
X 線回折法 によ り求めた格子定数は, ( 42 0 ) 回折面か ら求めた値 と ( 4 22 ) 面か ら求めた値 とで僅かな差があ り,( 420 ) 面 の値 の方 が や や 大 き い値 が 得 られ , 0. 42 41 2 0‑0. 4 2 422 2 m mで あ っ た . い ず れ の場 合 も J CPDS フ ァイルに記載 され た値0. 42 4 0 m mよ りも少 し 大 きい値が得 られ た. この原因は,( D焼結 中に黒鉛
実