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木材の豆知識 ( 木材の構造と特徴 ) 1 針葉樹と広葉樹木材は スギやヒノキなどの針葉樹材とケヤキやナラなどの広葉樹材に分けられます 針葉樹材は通直で加工性に富んでいるため 主に建築用材として利用されています 広葉樹材は重くて堅いため 神社 仏閣の建築用材のほか 家具材や器具材として使用されていま

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木材の豆知識(木材の構造と特徴)

1 針葉樹と広葉樹

木材は、スギやヒノキなどの針葉樹材とケヤキやナラなどの広葉樹材に分け られます。針葉樹材は通直で加工性に富んでいるため、主に建築用材として利 用されています。広葉樹材は重くて堅いため、神社・仏閣の建築用材のほか、

家具材や器具材として使用されています。

【ス ギ】埼玉県内で最も多くの生育している樹種。全国的に品種や育成方法等 で区分され、西川材や秋田スギや屋久スギなどが有名。

【ヒノキ】日本産の針葉樹の中で最も材質が優れている樹種といわれ、古くから 神社・仏閣等に用いられてきた。

【ケヤキ】屋敷林や街路樹として植えられてきた樹木。「埼玉県の木」。利用でき るまでに成長する期間が極めて長い。

区分 主な 樹種

気乾 比重

曲げヤング係数 103kgf/cm2

主な用途

針葉樹 スギ 0.38 80 建築(柱,構造,建具)、家具、土木など ヒノキ 0.41 90 建築(柱,土台,床板)、家具、土木など 広葉樹 ケヤキ 0.62 100 家具、器具、建築(構造,装飾)、彫刻など

2 年輪

樹木の輪切り断面の環状の輪は、色が淡い部分を「早材」と呼び、春から夏 にかけて成長した部分(細胞壁)です。色が濃い部分は「晩材」で、夏から秋 にかけて成長した部分です。この早材と晩材の1組合せが「年輪」で、年輪か ら樹木の年齢を知ることができます。

スギやヒノキは、年輪幅が等間隔であるものが「良質材」とされ、若い時期

(植えてから 10 年~20 年)には枝打ちで成長を抑制し、この後は間伐で成長 を促して、年輪が等間隔になるように育てます。

3 心材と辺材

樹木の輪切り断面で、色彩が濃い中心部を「心材(赤身)」、色彩の淡い周辺 部を「辺材(白太)」といいます。

心材には芳香成分が含まれ、腐朽菌や白アリへの抵抗性があるので、建物の 基礎部分や水回りに使用するのがよい。

また、色彩の違いは、納品時には際立っていますが、経年でその差は小さく なります。

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4 板目と柾目

木材の中心を通って放射方向に切った断面を「柾目

ま さ め

」、木材の中心を通らずに 接線方向に切った断面を「板目

い た め

」といいます。

木口、柾目、板目は乾燥による収縮率が異なります。【各収縮率比率は、繊維 方向:半径方向:接線方向=1:10:2

特に板目は、接線方向は半径方向に比べて2倍収縮するため、乾燥が進むと、

木表(板の樹皮側)側に凹の反りが現れます。

少なくとも含水率20%以下にまで乾燥されていない木材を使用すると、継 ぎ目に隙間が生じて、構造耐力が確保できなくなったり、床鳴り等の原因とな ります。

出典:図解木と木材がわかる本

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木材の規格とJAS

1 木材の規格

木材の品質や性能は日本農林規格(JAS 規格)で規定されています。

現在、木材については10品目について JAS 規格が制定されています。

木材の品質や性能、規格について疑問が生じたときは、それぞれの JAS 規格 に立ち返ることが重要です。

2 素材(丸太)JAS

ア 丸太の種類と寸法の測り方

丸太の寸法は、樹皮を除いた部分について、その最小の直径及び最短の長さ を計測します。

丸太は計測した直径によって、①小丸太(直径 14cm 未満)、②中丸太(直径 14cm 以上 30cm 未満)、③大丸太(直径 30cm 以上)の3つに区分されます。

イ 丸太の単位寸法

丸太の径の単位寸法は、小丸太は1cm、中丸太及び大丸太は2cm とし、単位 寸法に満たない端数は切り捨てます。

丸太の長さの単位寸法は 20cm とし、単位寸法に満たない端数は切り捨てます。

ただし、①1.9m、②2.1m、③2.7m、④3.3m、⑤3.65m、⑥4.3mの6種類に ついては、建築用材の標準寸法との関連で特例寸法として認められています。

ウ 丸太の材積の計算法

長さ6m以下の丸太については、丸太の細い方の小口(末口)の直径を2乗 したものに長さを掛け合わせる「末口2乗法」によって計算します。

素材(丸太) 単板積層材(LVL)

製材 構造用単板積層材

集成材 構造用パネル

枠組壁工法構造用製材(2×4製材) 合板

枠組壁工法構造用たて継ぎ材 フローリング

説明 直径14cm未満

直径14cm以上30cm未満 直径30cm以上

区分 小丸太 中丸太 大丸太

単位寸法 1.9m 2.1m 2.7m 3.3m 3.65m 4.3m 3.3m以上3.4m未満のもの

3.65m以上3.8m未満のもの 4.3m以上4.4m未満のもの

区分 1.9m以上2.0m未満のもの

2.1m以上2.2m未満のもの 2.7m以上2.8m未満のもの

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例えば、末口の直径が 18cm で長さが3mの丸太材積は、0.18m×0.18m×3 m=0.0972m3となります。

ちなみに、スギ丸太の取引価格が1m3当たり1万円の場合、末口径 18cm、長 さ3mのスギ丸太1本の価格は 972 円ということになります。(10,000 円×

0.0972m3=972 円/m3

3 製材 JAS の概要 ア 製材 JAS の区分

「製材の JAS 規格」(平成 19 年 8 月 29 日農林水産省告示第 1083 号)では、

一般材、押角、耳付材、まくら木に係る規格を規定しています。一般材は、用 途によって①構造用製材、②造作用製材、③下地用製材、④広葉樹製材の4つ に区分されています。

また、構造用製材については、目視等級区分構造用製材と機械等級区分構造 用製材に細分されます。さらに目視等級区分構造用製材は主に高い曲げ性能を 必要とする甲種構造材と主に圧縮性能が求められる乙種構造材に細分されます。

甲種構造材構造用Ⅰは垂木、根太、筋交など、構造用Ⅱは梁、桁、土台、大 引など、乙種構造材は通し柱、管柱、間柱などに用いられます。

イ 板と角材の違い

板と角材の定義も製材 JAS で定められています。板類は木口の短辺が 75mm 未満、かつ、長辺が短辺の4倍以上のもの、角類は木口の短辺が 75mm 以上のも の、又は短辺が 75mm 未満であっても長辺が短辺の4倍未満のものをいいます。

その他に円柱類として、木口が円形で、直径が長さ方向に一定な「構造用製 材」と定義されています。

説明

建築物の構造耐力上主要な部分に使用する針葉樹の製材 構造用製材のうち、節、丸身等材の欠点を目視により測定し、

等級区分するもの

甲種構造材 主として高い曲げ性能を必要とする部分に使用されるもの 構造用 I 木口の短辺(厚さ)が36mm未満。及び木口の短辺が36mm以

上、かつ木口の長辺が90mm未満。垂木、根太、筋交など 構造用 II 木口の短辺が36mm以上で、かつ木口の長辺が90mm以上。

梁、桁、胴差、土台、大引、母屋、棟木など

乙種構造材 主として圧縮性能を必要とする部分に使用されるもの。通し柱、

管柱、間柱、床束、小屋束など

機械によりヤング係数を測定し、等級区分するもの

敷居、鴨居、壁その他建築物の造作に使用する針葉樹製材 建築物の屋根、床、壁などの下地に使用する針葉樹製材 広葉樹製材の汎用的な規格で、南方産広葉樹と国内産広葉 樹とで基準を区分

機械等級区分構造用製材 構造用製材

造作用製材 下地用製材 広葉樹製材

区分

目視等級区分構造用製材

(6)

ウ 目視等級区分と機械等級区分の違い

製材のうち構造用製材については、強度を担保するため、等級区分を行って おり、目視等級区分と機械等級区分の2つの方法が規定されています。

目視等級区分は、目視によって、節、丸身などの製材品の欠点を測定し、強 度等級を区分するものです。機械等級区分は、グレーディングングマシーン等 の機械を使用してヤング係数を測定し、強度等級を区分するものです。

機械等級区分はたわみが制限される部材として使用するときに有効です。強 さに応じて、全ての部位に使用することができます。

エ 等級の区分

目視等級区分、機械等級区分ごとに等級の区分が定められています。目視等 級区分は1~3級の3段階で、★が多い方が等級が高く、基準強度も高く設定 されています。

機械等級区分は測定されたヤング係数によって①E150(ヤング係数

13.7(103N/mm2)以上)、②E130(11.8 以上 13.7 未満)、③E110(9.8 以上 11.8 未満)、④E90(7.8 以上 9.8 未満)、⑤E70(5.9 以上 7.8 未満)、⑥E50(3.9 以 上 5.9 未満)の6段階に区分されています。

説明

木口の短辺が75mm未満、かつ、長辺が短辺の4倍以上のもの 木口の短辺が75mm以上のもの

短辺が75mm未満、かつ長辺が短辺の4倍未満のもの 木口が円形で、直径が長さ方向に一定な「構造用製材」

角類 円柱類

区分 板類

説明

目視によって、節、丸身などの製材品の欠点を測定し、強度等 級を区分するもの

機械(グレーディングマシーン等)を使用してヤング係数を測定 し、強度等級を区分するもの

区分 目視等級区分 機械等級区分

区分 区分の手法 等級区分 表示

1級 ★★★

2級 ★★

3級

13.7以上 E150 11.8以上13.7未満 E130 9.8以上11.8未満 E110 7.8以上9.8未満 E90 5.9以上7.8未満 E70 3.9以上5.9未満 E50 節や丸身などの品質基準に

よって区分する

グレーディングマシーンなどに よってヤング係数を測定し区分 する(103N/mm2

目視等級区分

機械等級区分

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オ 保存処理の規定

保存処理は、防腐・防蟻処理及び防虫処理を対象に規定されています。性能 によって5段階に区分され、区分ごとに使用薬剤とその処理基準が規定されて います。

K5 は極度に腐朽・蟻害の恐れのある環境下で、高度の耐久性の期待できるも ので、電柱、枕木などの使用が想定されます。K4 は通常より激しい条件下で、

屋外で風雨に直接さらされる部材での使用が想定されます。K3 は通常の条件下 で、土台等の建築部材での使用が想定されます。K2 は低温での条件下で、比較 的寒冷な地域での建築部材用での使用が想定されます。K1 は屋内の乾燥した条 件下で、屋内での使用が想定されます。

カ 含水率の基準

乾燥材の含水率の基準は、構造用製材、造作用製材、下地材、広葉樹製材の それぞれについて、仕上げ材(最終製品としてそのまま使用することが可能な もの)と未仕上げ材(工場出荷後再加工して使用することを前提としたもの)

ごとに規定されています。

含水率 15%以下は、材としての寸法・精度が高く建築施工上、より望ましい 含水率とされています。含水率 20%以下は、材としての寸法・精度が高く建築 施工上、通常使用される含水率とされています。

性能区分 木材の使用状態 具体的内容

K5 極度に腐朽・蟻害の恐れのある環境下 で、高度の耐久性の期待できるもの

電柱、枕木、海中使用など極めて高い耐久性が要求される部 材用

K4

通常より激しい腐朽・蟻害の恐れのある 条件下で、高度の耐久性の期待できる もの

屋外で風雨に直接さらされる部材用。腐朽や白蟻の被害が激 しい地域での建築部材にはK4の製材を用いることが望ましい

K3 通常の腐朽・蟻害の恐れのある条件下

で高度の耐久性の期待できるもの 土台等の建築部材用

K2 低温で腐朽・蟻害の恐れの少ない条件 下で高度の耐久性の期待できるもの

比較的寒冷な地域での建築部材用。例えば、「住宅の品質確 保の促進に関する法律」では、青森県、北海道地域で使用す る土台には、K2相当以上の処理を要求している

K1

屋内の乾燥した条件で腐朽・蟻害の恐 れのない場所で、乾燥害虫に対して防 虫性能のみを必要とするもの

外気に接しない比較的乾燥した状態でヒラタキクイムシの被 害を防止する

仕上げ材 15 20 SD15 SD20

未仕上げ材 15 20 25 D15 D20 D25

仕上げ材 15 18 SD15 SD18

未仕上げ材 15 18 D15 D18

仕上げ材 15 20 SD15 SD20

未仕上げ材 15 20 D15 D20

10 13 D10 D13 広葉樹製材

品目 含水率基準% 表示記号

構造用製材 造作用製材 下地材

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4 製材品の基準強度と化粧等級 ア 製材品の基準強度

針葉樹の構造用製材の基準強度については、国土交通省告示(平成 12 年 5 月 31 日第 1452 号)で定められています。

木造建築物を設計する場合に用いられる製材品の許容応力度は、この基準強 度に荷重断続時間係数や含水率調整係数などを乗じて算出します。

目視等級区分に対応した基準強度

Fc(圧縮) Ft(引張) Fb(曲げ) Fs(せん断)

1級 21.6 16.2 27.0

2級 20.4 15.6 25.8

3級 18.0 13.8 22.2

1級 21.6 13.2 21.6

2級 20.4 12.6 20.4

3級 18.0 10.8 18.0

1級 30.6 22.8 38.4

2級 27.0 20.4 34.2

3級 23.4 17.4 28.8

1級 30.6 18.6 30.6

2級 27.0 16.2 27.0

3級 23.4 13.8 23.4

機械等級区分に対応した基準強度

Fc(圧縮) Ft(引張) Fb(曲げ) Fs(せん断)

E150 41.4 31.2 51.6

E130 37.2 27.6 46.2

E110 32.4 24.6 40.8

E90 28.2 21.0 34.8

E70 23.4 17.4 29.4

E50 19.2 14.4 24.0

E150 44.4 33.0 55.2

E130 37.8 28.2 46.8

E110 31.2 23.4 38.4

E90 24.6 18.6 30.6

E70 18.0 13.2 22.2

E50 11.4 8.4 13.8

無等級材に対応した基準強度

Fc(圧縮) Ft(引張) Fb(曲げ) Fs(せん断)

17.7 13.5 22.2 1.8

20.7 16.2 26.7 2.1

基準強度(N/mm2 樹種

スギ ヒノキ

1.8

2.1 樹種

スギ

ヒノキ

1.8

2.1

等級 基準強度(N/mm2

樹種 区分 等級 基準強度(N/mm2

スギ

ヒノキ

甲種構造材

乙種構造材

甲種構造材

乙種構造材

(9)

イ 化粧等級

製材JASの造作用製材の材面の品質基準として、無節、上小節、小節の等級 区分が定められています。

これは見た目の良さを表した等級で、強度を表したものではありません。俗に 化粧等級と呼ばれています。

無節は、広い材面を含む1材面以上の材面に節がないものと定義されています。

上小節は、1材面にある節が、長径が 10mm(生き節以外の節は 5mm)以下で、材 長 2m未満にあっては4個(材長 2.1m以上のものは6個)以内であるものです。

小節は、1材面にある節が、長径が 20mm(生き節以外の節は 10mm)以下で、材長 2m未満では5個(材長 2.1m以上では8個)以内のものをいいます。

無節 広い材面を含む1材面以上の材面に節がないも

上小節

広い材面を含む1材面以上の材面において、節 の長径が10mm(生き節以外の節は5mm)以下 で、材長2m未満にあっては4個(材長2.1m以上 のものは6個)以内であるもの

小節

広い材面を含む1材面以上の材面において、節 の長径が20mm(生き節以外の節は10mm)以下 で、材長2m未満にあっては5個(材長2.1m以上 のものは8個)以内であるもの

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県産木材の豆知識

1 スギの木1本の利用は?

スギの木1本【立木材積(幹の体積)0.40m3】は、製材品 0.15m(37%)、

チップ用材 0.13m(33%)、林地残材・おがくず 0.12mが(30%)です。

チップ用材については、販売価格<搬出経費の場合には林地残材となります。

2 丸太の木取りとは?

1本 1 本の丸太の太さや曲がりを見て、無駄なく製材品を生み出すため、鋸 を入れる位置と順序を決めることを「木取り」と言います。

樹種、太さ、曲がり、枝の位置などによって異なり、製品の価格に大きく影 響します。

代表的なパターンには、だら挽き、わく挽き、廻し挽きなどがあります。

柱を例にとると、1本の丸太から1本の柱をとった場合、丸太の中心=柱の 中心となるため、心持ち柱と呼ばれます。一方、太い丸太から4本の柱をとっ たものは、心去り柱と呼ばれます。

だら挽き (布挽き・丸挽き)

わく挽き

(側挽き・板挽

樹心割り き)(胴割り)

柾目挽き 廻し挽き(3回)

巴挽き

(4回)

心持ち 角取り

心掛り 角取り

心去り角

(割角)取り

心去り角 心持ち角取り

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3 どのような商品形態があるのか?

① 素材(丸太)

②半製品

③製材品

スギ丸太 ヒノキ丸太 ケヤキ丸太

木杭 タイコ挽き 丸棒

土台

天井板 フローリング 腰壁

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④外構部材

⑤木製品

⑥その他資材

ホウ酸処理木塀 木柵 案内板

スギテーブル 木製建具 木製建具

構造用 LVL 木毛セメント板

木の紙

参照

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