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STI Horizon 2020 冬号発行に当たって

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STI Horizon 2020 冬号発行に当たって

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https://doi.org/10.15108/stih.00232 2020 Vol.6 No.4

 STI Horizon 2020 冬号をお届けします。新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中で、「デジタルトラン スフォーメーション(DX)」の重要性が高まっています。DX は、ウメオ大学(スウェーデン)のエリック・

ストルターマン教授が 2004 年に提唱した概念であり、単なるデジタル化を進めるだけでなく、生活様式の変 容を伴うものと言われています。研究開発活動においても、ネットワークや計算資源等の基盤の高度化のみな らず、データのマネジメント、研究開発プロセスの管理、さらには、市民の科学技術への関与の仕方にも変容 をもたらすものと考えられています。NISTEP としても、自らの調査研究活動のデジタル化だけでなく、DX の概念化、測定、分析等にも取り組んでいきます。

 本号では、特別インタビューとして、理化学研究所 松本紘理事長に、変革期に社会から求められる研究開 発の在り方とそれを牽引するリーダー像について、お話を伺いました。また、「ナイスステップな研究者」の インタビューとして、慶應義塾大学医学部眼科学教室 篠島亜里特任講師及び九州大学 大学院工学研究院応用 化学部門准教授/科学技術振興機構さきがけ研究者 楊井伸浩氏にお話を伺いました。

 社会や科学技術の新たな「兆し」を報告する「ほらいずん」では、第 11 回科学技術予測調査デルファイ調 査座長として、東京大学大学院工学系研究科 榎学教授(マテリアル・デバイス・プロセス分野)及び東京大 学大学院情報学環 越塚登 学環長・教授に、「科学技術の未来」に関するインタビューをしました。また、サー キュラーエコノミー社会のためのフォーサイトに関するフィンランドとの共同研究の成果を報告します。今 回初めての取組として、「ナイスステップな研究者」の受賞者である、東北大学副学長 大隅典子氏×株式会社 ジーンクエスト代表取締役 高橋祥子氏×千葉大学大学院医学研究院人工知能(AI)医学教授 川上英良氏の鼎 談を掲載しました。

 NISTEP の研究成果等を紹介するレポートとして、「大学における地域産学連携現況(2019)」及び「新型 コロナウイルス感染症による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献-科学技術専門家ネットワー クアンケート調査より-」をお届けします。

 本誌 STI Horizon の各記事が読者の皆様にお役に立てれば幸いです。また、お近くの方々や、SNS 等 Web メディアへの御紹介もよろしくお願いいたします。

STI Horizon 誌編集長 赤池 伸一

(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)

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