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用 語 等 説 明
●公共経営専攻
教育研究上の目的
経営学科公共経営専攻は、高い倫理観と使命感を持ち、行政組織をはじめ、
公共サービスを担う非営利組織・民間営利組織などの経営活動の実践に必要な 高度な専門知識と豊かな人間性を身につけ、公共社会の要請に応え、課題を発 見・解決して社会に貢献するとともに、目標をもって自らが成長できる人材の 養成を目的とする。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
公共経営専攻は、卒業後、官公庁などの公的機関や各種団体等においてリー ダーシップを発揮し、成果を上げることのできる人材を養成するために、少人 数教育、体験型授業を通した理論と実践の場を提供し、「学生一人ひとりの将 来をじっくり見据え、個性を伸ばし、魅力ある人間を育成すること」を目的と し、卒業時点において学生が身につけるべき能力として以下の 6 項目を定める。
卒業時点において学生が身につけるべき能力
① (知識・理解)経営学に関する基本的な知識と同時に、公務員として活躍する ために求められる法学、経済学、行政学等に関する知識を体系的に修得して いる。
② (思考・判断)公共政策について専門知識を深化させ、経営的な立場にとどま らず、多角的な観点から課題を発見し、客観的に分析することができる。
③ (思考・判断)行政、地域コミュニティ、NPO などの意義と必要性を理解し、
前例や形式に捕らわれない柔軟な考え方で論理的かつ創造的に思考し、物事 を判断できる。
④ (表現・技能)分析・判断した結果をまとめ、聞き手にわかりやすく伝える説 明能力を備えている。
⑤ (関心・意欲・態度)地域社会の問題等を解決するために自ら積極的にかかわ っていく力を備えている。
⑥ (関心・意欲・態度)行政の担い手としてふさわしい高い倫理観を有し、公務 を全うする使命感を持って、聖徳太子の仏教精神に基づき社会に奉仕できる 資質を備えている。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
上記の教育研究上の目標を達成するために、専門科目を無理なく確実に修得 できるように科目を配列するとともに、社会人として身につけておくべきマナ ーを学ぶ科目から、公務員として身につけておくべき基本知識や、地域社会の 変化に対応して成長していくために必要な科目まで多様な科目を網羅している。
社会における活躍の場の選択を広げるために、専攻科目にだけに留まることな く、学科共通科目等の幅広い履修をすることによって効果的な専門知識の学び、
関連する資格検定の取得、学内外での体験学習を積極的に実施していく。
授業科目の編成および単位数
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