中 学 校
平 成14年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
技 術 ・ 家 庭
(技 術 分 野)
東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン タ ー
平 成14年 度
教 育 研 究 員 名 簿
中 学 校 技 術 ・家 庭(技 術 分 野)
地 区 学 校 名 氏 名
目 黒 医 第 三 中 学 校 ◎ 佐 藤 裕 士 荒 川 区 第 四 中 学 校 奥 村 忠 範 板 橋 区 高 島 第 三 中 学 校 志 村 昌 孝 江 戸 川 区 小 岩 第 三 中 学 校 中 山 純 町 田 市 第 一 中 学 校 平 弘 二 小 平 市 花 小 金 井 南 中学校 ○ 大 堀 浩
◎ 世 話 人O副 世 話 人
担 当 東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン ター 統 括 指 導 主 事 太 田 達 郎 校長 長 期 研 修 生 長 谷 川 義 美
目 次
1主 題 設 定 の 理 由 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …2
皿 研 究 の 内 容
1研 究 の 目 的 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …2
2研 究 の 構 想 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …3
3技 術 ・ 家 庭 科 に お け る 評 価 の 在 り 方 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …4
4「 生 き る 力 」 の 育 成 と 「気 付 き ・ 考 え ・ 実 行 す る 」 活 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …5
(1)「 生 き る 力 」 の 育 成 と 学 習 活 動 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …5
(2)「 気 付 き ・ 考 え ・ 実 行 す る 」 活 動 と は ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …6
5技 術 分 野 の 年 間 指 導 計 画 と 評 価 計 画 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …7
第1学 年 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …8
第2学 年 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …g
第3学 年 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …10
6「 気 付 く こ と 」 に 重 点 を 置 い た 指 導 事 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …11
一 技 術 と も の づ く り 一
7評 価 を 生 か し た 指 導 事 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …18
一 情 報 と コ ン ピ ュ ー タ ー
IH研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …24
一1一
研 究 主 題
生 き る 力 を は ぐ くむ 問 題 解 決 的 な 学 習 の 充 実 と評 価 の 工 夫
〜 気 付 き ・考 え ・事 項 す る 活 動 を 通 して 〜
1研 究 主 題 設 定 の 理 由 及 び 仮 説
急 速 な 社 会 の 変 化 や 科 学 技 術 の 進 展 は 、 生 活 の 利 便 性 を 高 め る 一 方 で 生 徒 や 保 護 者 、 社 会 の 価 値 観 の 多 様 化 を もた ら し、 そ の 結 果 、 生 徒 の 社 会 体 験 の 不 足 、 少 子 化 ・核 家 族 化 、 人 間 関 係 の 希 薄 化 な どの 現 象 を も た ら し て い る。 最 近 の 生 徒 の 状 況 を 見 る と 、 豊 か な 人 間 性 の 基 礎 を は ぐ くむ べ き 時 期 に 、 必 要 な 課 題 解 決 へ の 取 り組 み 必 ず し も 十 分 に 行 わ れ て い な い 状 況 が 見 られ る 。こ の よ う な 社 会 に 生 き る 生 徒 に と っ て 、時 代 を超 え て も変 わ ら な い 豊 か な 人 間 性 を を も ち 、 生 涯 を通 じて 社 会 の 変 化 に 主 体 的 に対 応 し、 自 ら課 題 を 見 付 け 解 決 す る こ とが で き る 、 た く ま
し く生 き る 資 質 や 能 力 を 身 に 付 け る こ と は 極 め て 重 要 な こ と で あ る 。
しか しな が ら、 生 徒 の 現 状 は 、 作 業 す る こ と は 好 む が 自 ら生 活 の 中 の 問 題 に 気 付 き 、 そ れ を 解 決 す る た め に 物 事 を じ っ く り考 え る 学 習 は 苦 手 で あ る と い う傾 向 も 見 られ る
技 術 ・家 庭 科 は 、 従 来 か ら実 践 的 ・体 験 的 な 学 習 を 通 し て 、 生 活 に 必 要 な 知 識 と技 術 を 身 に 付 け 、 現 在 及 び 将 来 に わ た る 実 際 の 生 活 の 場 で 、 学 習 した こ とが 生 き て 働 く力 と し て 活 用 す る 実 践 的 な 態 度 を 身 に 付 け る こ と を ね らい と した 教 科 で あ る 。 そ の た め 、 生 活 を 営 む 上 で 生 ず る 様 々 な 問 題 に 対 し、 原 因 や 解 決 策 を 分 析 し適 切 に 課 題 を 解 決 す る 能 力 、 す な わ ち 問 題 解 決 能 力
の 育 成 は 本 教 科 の 柱 とな っ て い る。
そ こ で 、 本 研 究 で は 、 次 の よ うな 仮 説 の 下 、 学 習 した こ と が 生 き て 働 く力 と な る よ う、 問 題 解 決 的 な 学 習 の 充 実 と そ れ を 支 え る評 価 の 工 夫 に 焦 点 を 当 て 研 究 主 題 に 迫 る こ と と し た 。
研 究 仮 説
「気 付 き 、 考 え 、 実 行 す る 」 活 動 を 重 視 した 問 題 解 決 的 な 学 習 と評 価 の 工 夫 を 行 う こ と に よ っ て 、 生 徒 が 多 様 な 視 点 か ら課 題 解 決 に 取 り組 む よ う に な り、 学 習 した こ とが 生 き て 働 く力 と して 身 に 付 け る こ とが で き る で あ ろ う。
11研 究 の 内 容 1研 究 の 目 的
問 題 解 決 能 力 は 生 活 の 中 で は ぐ く ま れ る 要 素 が 大 き い が 、技 術 ・家 庭 科 の ね ら い で も あ る 「生 活 に お い て 自分 な りの 工 夫 を 行 い よ りよ い 生 活 を 改 善 す る こ と」 や 「学 習 した 事 柄 を 進 ん で 生 活 の 場 で 活 用 す る 能 力 や 態 度 を 育 成 す る 」 こ と と密 接 な つ な が りが あ る と考 え られ る。 こ こ で の 生 活 は 、 目常 の 生 活 、 家 庭 に お け る 生 活 、 学 校 に お け る 生 活 、 地 域 社 会 に お け る 生 活 な ど様 々 な 生 活 の 場 を 想 定 して い る 。 そ こ で 、 生 徒 の 実 際 の 生 活 に 結 び 付 け た 題 材 を 意 図 的 ・計 画 的 に 取 り入 れ る こ とで 、 生 徒 が 学 習 の 成 果 を 積 極 的 に 生 活 に 生 か す こ と が で き る と 考 え た 。 そ の 際 、 授 業 の 中 で 様 々 な 課 題 に 「気 付 く こ と」、 そ の 解 決 の た め に 「考 え る こ と 」 「実 行 す る こ と」 等 の 活 動 が 意 図 的 ・計 画 的 に展 開 で き る よ う に し、 生 徒 の 生 活 に 生 き る 問 題 解 決 の 力 を 育 て る 指 導 方 法 ・内 容 の 工 夫 改 善 と 評 価 の 在 り方 に っ い て 研 究 す る こ と と した 。
一2一
2研 究 の構想
技術 ・家庭科における 生 きる力の育成
研 究 主 題
生 きる力をは ぐくむ問題解 決的な学習 の充実 と評価の工夫
〜気付き ・考 え ・実行す る活動 を通 して〜
問題解決的 な
学習の充実
気 付 き ・考 え ・実 行 す る 活 動
指 導 計 画 ・評 価 計 画
「技 術 と も の づ く り 」・ 「情 報 と コ ン ピ ュ ー タ 」
ミ
授業実践における評価
○診 断的評価
1指 轍 の選択 ・決 定
○形成的評価
指導計画の修正 整i理・補 充 指 導
○総括的評価 補 充指導
一3一
3技 術 ・家 庭 科 に お け る 評 価 の 在 り方
技 術 ・家 庭 科 で は 、 多 様 な 評 価 要 素 を 含 む 活 動 が あ る。 例 え ば 、 「の こ ぎ りび き 」 や 「や す りが け 」 な ど 、 道 具 の 使 い 方 とい っ た 技 能 面 の 評 価 と ワー ク シ ー トや 定 期 考 査 等 で 把 握 で き る 知 識 面 の 評 価 、 さ ら に は 、 製 作 に お い て 創 意 工 夫 す る 力 等 が 相 互 に 関 係 し合 っ て る こ と が あ げ られ る 。 生 徒 が 技 能 面 で で き た こ と と創 意 工 夫 と の 関 係 、 ま た そ れ を 裏 付 け る知 識 ・理 解 と の 関 係 を 踏 ま え 評 価 す る た め に は 多 面 的 な 評 価 が 欠 か せ な い 。 そ の た め 、 各 項 目 に 分 け た 観 点 別 の 評 価 は 、 評 価 の 基 準 を 明 ら か に し、 一 人 一 人 の 知 識 や 技 能 、 創 意 工 夫 、 知 識 理 解 の 状 況 等 を 適 切 に 判 断 す る こ とが で き る た め 、 特 に 重 要 で あ る。 さ ら に 、 ポ ー ト ・フ ォ リオ や 相 互 評 価 等
を 取 り入 れ 、 生 徒 自身 が 学 習 過 程 に お け る課 題 の 状 況 を 理 解 し 、 新 た な 学 習 の 展 開 へ 主 体 的 に 取 り組 む よ うに す る と い っ た 、 評 価 の 積 極 的 な 活 用 は 、 生 徒 の 学 習 意 欲 を 高 め る こ と に と ど ま らず 、 指 導 者 側 が 指 導 上 の 課 題 を 把 握 ・分 析 し、 解 決 の 方 策 を 考 え る た め に も大 変 重 要 な こ と で あ る 。
(D「 観 点 別 の 評 価 」 を 活 用 し、 生 徒 の 状 況 や 指 導 の 工 夫 改 善 を 行 う。
観 点 別 の 評 価 に お い て は 、 次 の3種 類 の 評 価 活 動 を 実 践 の 中 で 見 直 し、 評 価 を よ り正 確 に 生 徒 の 学 習 状 況 を 把 握 し、 指 導 に 生 か す こ と に した 。(実 践 例 は 事 例1・2の とお り で あ る 。)
① 診 断 的 評 価 ・ ・生 徒 が 、 ど の 程 度 の 学 習 経 験 ・生 活 経 験 を 持 っ て い る か を ア ン ケ ー トに よ り事 前 に 調 べ 、 評 価 活 動 の べ 一 ス と し て 、 評 価 活 動 に 生 か し た 。
② 形 成 的 評 価 ・ ・授 業 過 程 の 中 で 、 間 接 的 な 評 価 や ワ ー ク シ ー ト等 を 利 用 して 、 そ の 時 間 の 学 習 が 定 着 し て い る か 、 自 分 の 考 え 以 外 に も新 た な 発 想 は な い か 、 つ ま ず き へ の 解 決 策 は な い か な ど を確 認 で き る よ うに す る 。 そ の 際 、 ポ ー トフ ォ リオ の 利 用 も 考 え る 。
③ 総 括 的 評 価 ・ ・一 つ の 単 元 や 学 期 末 ・学 年 末 な ど 、 指 導 の 区 切 り に ま と め で 行 う評 価 と して 、 間 接 的 な 評 価 、 定 期 テ ス ト、 ワ ー ク シ ー ト等 を 利 用 す る 。 こ の こ と で 指 導 方 法 や 全 体 的 な 到 達 目標 が 妥 当 で あ っ た か の 確 認 とつ ま ず き の 状 況
を 確 認 す る。
(2)「 ポ ー ト ・フ ォ リ オ 」 の 活 用 で 指 導 法 の 改 善 と生 徒 の 意 欲 を 高 め る 。
カ ー ド形 式 の 確 認 シ ー トを ポ ー ト ・フ ォ リオ を利 用 す る こ と に よ っ て 、 生 徒 が 自 ら行 っ て き た 学 習 内 容 を 振 り返 る こ とが で き る 。 ま た 、 新 た に 製 作 を す る 時 、 今 ま で 考 え て き た 過 程 や 失 敗 した こ と な ど を 参 考 に し な が ら進 め て い く こ とが で き る と 考 え た。
指 導 者 側 も 確 認 シー トを 利 用 す る こ とに よ っ て 、 指 導 計 画 の 改 善 や 指 導 内 容 を厳 選 す る こ と が で き 、 個 々 に 合 わ せ て た 指 導 の 充 実 を 図 る。
(3)「 間 接 的 な 評 価 」 を利 用 し、 自 分 の よ さや 課 題 、 友 達 の 工 夫 な ど に 気 付 く。
こ こ で は 、 個 人 内 評 価 と相 互 評 価 を 「間 接 的 な 評 価 」 と し て 考 え て い る。
個 人 内評 価 は 、 自分 が 行 っ た 学 習 の 確 認 ・到 達 度 ・課 題 を 確 認 す る 。 生 徒 に よ る 相 互 評 価 は 、 自分 が 行 っ た 学 習 を 周 りの 生 徒 が 評 価 し、 自分 の 考 え て い た こ と と の ズ レ が な い か を 確 認 す る た め の 評 価 で あ る 。 こ こ で は 、 直 接 に 観 点 別 評 価 に は 結 び つ い て は い な い が 、 生 徒 の 主 体 的 な 学 習 を 推 進 して い く こ と を ね ら い と して い る。
一4一
4「 生 き る カ 」 の 育 成 と 「気 付 き ・考 え ・実 行 す る 」 活 動 (D「 生 き る 力 」 の 育 成 と学 習 活 動
技 術 ・家 庭 科 の 目標 に 「生 活 に 必 要 な 基 礎 的 な 知 識 と技 術 の 習 得 を 通 して 、 生 活 と技 術 と の か か わ り に つ い て 理 解 を 深 め 、 進 ん で 生 活 を 工 夫 す る 能 力 と実 践 的 な 態 度 を 育 て る 」 と あ る 。 こ の 教 科 は 、 単 に 技 術 や 知 識 の 習 得 に と ど ま らず 、 現 在 か ら将 来 に わ た っ て 生 活 を 積 極 的 に 工 夫 し改 善 を 図 る 能 力 を実 践 す る カ と し て 育 て る こ と を ね ら い と し て お り、 本 教 科 に お け る 学 習 が 「生 き る 力 」 の 育 成 と直 接 結 び 付 い て い る こ と を 示 して い る 。
そ の た め 、生 活 を踏 ま え た 実 践 的 ・体 験 的 な 活 動 を 通 した 問 題 解 決 的 な 学 習 は 不 可 欠 で あ り 、 そ の題 材 開 発 と指 導 の 工 夫 は 指 導 計 画 立 案 の 際 の 重 要 な 課 題 と な っ て い る。
下 の 図 は 生 き る カ を 身 に 付 け る た め の 学 習 活 動 を 表 し た も の で あ る。
問 題 解 決 的 な 学 習 の 中 に 、 「気 付 く こ と」 「考 え る こ と 」 「実 行 す る こ と 」 の 活 動 を 取 り入 れ る こ と に よ り、 新 た な 課 題 を 発 見 し、 さ ら な る学 習 活 動 を繰 り返 し ス テ ップ ・ア ッ プ し て い く と い うス パ イ ラ ル な 構 造 の 学 習 に よ り、 自 ら学 び 、 自 ら考 え 、 主 体 的 に 判 断 し、 行 動 す る 力 が 身 に付 い て い く と 考 え た 。 こ こ に 評 価 活 動 を 加 え て い く こ と に よ り、 学 習 に 臨 む 態 度 ・向 上 心 が 一 層 高 ま っ て い く と思 わ れ る。 そ の 際 、 ポ ー ト ・フ ォ リオ に よ る評 価 を 取 り入 れ 、3年 間 見 通 した 指 導 計 画 の 下 、 学 習 や 評 価 を 行 う こ と に よ っ て 、 個 々 の 指 導(個 々 に 合 わ せ た 学 習 活 動 や 指 導 内 容)が しや す くな り、 自 ら の 学 習 や 成 長 の あ と(各 学 習 活 動 の 項 目 に つ い て)が 分 か りや す く な る と 考 え た 。 ポ ー ト ・フ ォ リオ を 用 い る の に は 、 指 導 す る側 の 利 用 に と ど ま らず 、 生 徒 自身 が 今 ま で の 学 習 活 動 や 自分 自 身 が 身 に付 け て き た 力 を 確 認 しや す く し 、 次 の 学 習 活 動 へ の 意 欲 を 高 め る こ とに 適 し て い る か ら で あ る。
(2)「 気 付 き ・考 え ・実 行 す る 活 動 」 と は
生 き る カ
※ この 繰 り返 しが 、 生 き る カ につ な が っ て い く と考 え る
次のステ ツプに 倉
次のステ ップにQ
日
気 付 き ・ ・生 徒 自 身 が 気 付 く ヒ ン トを与 え て 気 付 く 考 え ・ ・生 徒 が 試 行 錯 誤 す る 実 行 ・ ・考 え を 元 に試 して み る
評価
一5一
[気 付 く]
技 術 ・家 庭 科 に お い て 「気 付 く 」 こ と は 、 課 題 の 解 決 を 取 り組 む 中 で 、 今 ま で 考 え て い た こ とだ け で な く 、 新 た な 課 題 を 発 見 し さ ら な る 考 え を め ぐ らす こ と で あ る。 例 え ば 、 自分 が 考 え て 作 っ た も の を 新 た な 視 点 か ら見 直 し た り 、 他 人 か ら意 見 を 聞 く こ とで 、 さ ら に 機 能 的 に 改 良 を 加 え た り、 相 手 に分 か りや す く伝 え た りす る 方 法 を 発 見 した りす る な ど 、 よ り よ い も の を 製 作 し生 活 に 生 か す 視 点 か ら学 習 に 取 り組 む き っ か け に な る と 考 え ら れ る。
そ の た め に は 、 図1の よ うな 生 徒 へ の 働 き か け が 必 要 で あ る と考 え る。
「気 付 く」 こ とか ら課 題 意 識 ・思 考 力 ・判 断 力 ・表 現 力(知 識 ・技 能 の 活 用 や 応 用 を 含 む) へ の 育 成 に つ な が り さ ら な る 課 題 解 決 へ の 推 進 力 と す る 必 要 が あ る 。
[考 え る]
「考 え る」 こ とは 気 付 い た こ と を も と に 、 課 題 を 解 決 す る た め の 方 策 を探 る こ と と した 。 実 際 に 自 分 の 考 え を 図 や 表 に 表 す と次 へ の 学 習 に 具 体 的 に 結 び 付 け る こ と が で き る。例 え ば 、 は じ め に 、 気 付 い た こ と を 、 どの よ う に した ら解 決 で き る か を 考 え 図 に 表 し て み る。 次 に 、 考
え た 解 決 策 が 実 際 に 生 か され る か を 確 認 す る 。 そ の 後 、 ど の よ うな 方 法 ・道 具 ・機 器 ・作 業 手 順 で 進 め て い くか を 考 え 、 よ り よ く課 題 の 解 決 が で き る よ うに 思 考 を 展 開 で き る よ うに す る。
こ の こ と よ り、 学 習 へ の 主 体 性 が 高 ま り、 さ ら な る 能 力 が 生 か さ れ 、 学 習 へ の 関 心 や 意 欲 の 一 層 の 向 上 に つ な が る と考 え る。
[実行 す る]
「考 え る 」 こ と を 基 に し て 実 際 に 実 行 し て い く。 こ の 時 、 今 ま で の 知 識 ・技 能 を 十 分 に 発 揮 で き る よ うに 道 具 ・機 器 な ど の 使 い 方 を確 認 す る 。 そ の 際 、 自 分 の 考 え て い た こ と が 改 善 され て い る か を確 認 しな が ら実 行 して い く こ と が 必 要 で あ る。
この こ とに よ り、 学 習 へ の 主 体 性 ・関 心 ・意 欲 の 向 上 や 育 成 に つ な が る と考 え る。
図1
実行
藤
実行
教 師側か らの 生徒同士の情報交換 自分 の生活してきた ヒントによるもの もの の比較 から 中などからのもの
一6一
5技 術 分 野 の 年 間 指 導 計 画 と 評 価 計 画 (1)指 導 計 画 の 作 成
本 研 究 の指 導 計 画 と評 価 計 画 に つ い て は 、 そ の 主 題 の 視 点 で あ る 「気 付 き ・考 え ・実 行 す る 活 動 」 を 意 識 した 授 業 を 基 本 方 針 と し 、 以 下 の 点 に 留 意 して 立 案 し た 。
1題 材 に つ い て は 、 生 徒 が 自 ら の 生 活 の 中 で 問 題 を 発 見 で き る よ う な も の と す る 。
生 活 上 の 様 々 な 問 題 の 中 か ら 、 技 術 分 野 と して 解 決 で き る 課 題 を 多 く含 む こ と が ら を 題 材 と し、 生 徒 が 自 ら 問 題 を 発 見 で き る よ うに す る 。
2学 習 の 流 れ に つ い て は 、 生 徒 が 新 た な 課 題 を 次 々 に 見 い だ す よ う な も の とす る 。
一 っ の 問 題 に つ い て 一 つ の 課 題 を 見 付 け る だ け で な く 、 問題 を解 決 す る中 で い くつ か の 課 題 を新 た に 発 見 し、 発 展 的 に 問 題 解 決 が 行 わ れ る よ うな 流 れ に す る。
3計 画 に つ い て は 、 学 年 進 行 に 合 わ せ て 段 階 的 に 問 題 解 決 能 力 が 高 ま る よ うな も の とす る 。 そ れ ま で の 課 題 学 習 な どで 身 に 付 け た 問 題 解 決 能 力 を 生 か して 次 の 課 題 を解 決 で き る よ う 、 段 階 的 な 題 材 の 設 定 を 行 い 、3年 間 を 見 通 し た 指 導 計 画 を 作 成 す る。
4内 容 に つ い て は 、 生 徒 が 互 い に 気 付 い た こ と を確 認 し 合 え る 場 面 を 設 定 す る も の と す る 。 も の の 比 較 に お け る 視 点 か ら 、 生 徒 同 士 が どの よ う な 課 題 を ど の よ うに 解 決 し て い く の か を 互 い に 確 認 し、 自分 の 課 題 解 決 に 生 か す こ とが で き る 場 面 を 盛 り込 む 。
5教 師 の 指 導 に つ い て は 、生 徒 が 問 題 や 課 題 に 気 付 き や す い よ う 、そ の 方 法 や 内 容 を 工 夫 す る 。 生 徒 が 問 題 や 課 題 に 気 付 き や す い よ う 、 各 授 業 で 行 わ れ る 教 師 の 指 導 に つ い て は 、 発 問 内 容 や 指 示 の タ イ ミ ン グ な ど を 工 夫 す る。
⑥ 評 価 に つ い て は 、 各 観 点 に つ い て 客 観 的 な 評 価 が で き る よ う工 夫 す る 。
生 徒 の 「気 付 き ・考 え ・実 行 す る」 活 動 を 客 観 的 に 確 認 で き る よ う 、 ワ ー ク シ ー トや 確 認 シ ー ト、 カー ドな どを活用 す る と と もに、 そ れ らを系 統 的 に フ ァイ ル し評 価 を行 う(ポ ー ト ・フ ォ リオ)と と も に 、 各 観 点 に 沿 っ た 評 価 が で き る よ う内 容 構 成 に つ い て も 工 夫 を す る 。
・7一
(2)年 間指 導 計画 と評 価計 画
① 第1学 年
・1学 年 で は前半 に 「情 綴 とコ ン ピー一 タ」、後 半 にr技術 ともの づ くり」を取 り上 げ る。
・「技 術 ともの づ くり」の題 材 と して 「生 活 の中 で 雅 もが欲 しい と思 う製 品 を設計 しよ う」を設 定す る。
・「情 報 とコ ン ピー一 タ」で は基 礎的 な知識 を身 に付 けるた め 、主 に(1)一(4)の 必 修項 目を取 り上 げ る。
指 導計 回 第1学 年 学
期 題 材 月
時
数 学 習 項 目 主 な 学 習 内 審 鯛 囎 要
1 パ 4 z ウ ィン ドウ ズの 基本 操作 ◎起 動 ・終 了 .マ ウ ス ・キ ー・ボ ・一 ドの 操 作 を習 得 す る H(2)ア
掌 i ・ウ ィン ドウ ズ園面 の概 套 、ウ ィ ン ドウ の操 作を理 解す B(3)イ
期 ソ る
ナ
ル 5 2 タ イピ ング 。キー ボー ドの配 列 とキーの 役割 を知 る B(2)ア
コ ・タイ ピング と文魯 入 力の技 術 を習 得す る
ン
ピ 10 ア プ リケー シ ョンソ フ トの 活用 ・課題 を 殴定 す る B(2)イ
ユ 6 ・ア プ リケー シ ョン ソフ トの コ マ ン ドと槻能 を理解 す る B(3)ア ・
i (ワ ー プ ロ ソ7ト ・薮 計 算 ソ フ ト ・ イ
タ 7 図形 処理 ソ フ ト ・園像 処理 ソフ トな ど)
一 を ・ソフ トウ ェア を操作 す る
2 知 9
学 ろ 3 パ ソコ ン基礎 知搬 ・ハート'躯7と 刀 トウェ7に つ い て 理 解 す る B(2)ア ・
期 う ・パ 狽 ンの5大 機 能 と'亀一ト0ウ1)の役 割 を 知 る イ
・ソ7Fhx7の 稜 頬 と 用 途 に つ い て 知 る B(3》 ア 10
1 生 活 と コ ン ピ ュ ー タ ・コ ン ピ ュ ー タ の 歴 史 を 知 る 8(1)ア ・
・情 紐 の 取 り 扱 い 、 檀 利 保 護 、 コンビ1一タと 狐 罪 、 コンピ ュータ イ と健 康 につ い て脅 える
4 イ ン9一 ネ ッ トの 活用 ・インター初 トの 利 用 形 態 に つ い て 知 る B(4)ア ・
・プラ ウザ ソフ トの樋 能 を知 り操 作 を習得 す る イ
ii ・URL 、 ア ドレ ス 、 キ ー ワ ー ド検 索 を 理 解 す る
・Mabペ ー ジ で 検 索 す る
生 2 わた した ちの 生活 と技 術 ・技 術の 発運 とわ た した ちの 生活 や産 粟の 変化 の閨係 を A(1)ア 活
の
理 解す る 中
で 12 z 身の 回 りの製 品 に必要 な嬢 能 と ・身の 回 りの製 品に 使用 され て いる材 料の 特徹 につ いて A(2}イ
雄 構遭 まとめ る
も ・身 の回 りに必 要な 機能 と.使 わ れ てい る構造 につ いて
が まとめ る
欲
3 し i 6 製作 品の 般計 ・作 りたい 製品 を考 え、 図に か いて あ らわ す A〔2)ア ・
学 い ・使 用 目 的 ウ
期 と ・使 用条 件
思 z ・全 体 の大 き さ
う ・材 料
製 ・構造(接 合 方法)
品 ・機 能
を
詮 3 3 材料 加工 の方 法 ・製作 に使 用 す る工具 や憐 器の 使 い方 や仕組 み につ い A(3)ア 計
し よ
て 、加 エす る材 料 との関 係か らま とめ る A(4》 ア
う
全35単 位 時間
週 時 数:1単 位 時間 眼 点 別 評 価 規 準
開 心 ・意 欲 ・螂 度 工 夫 ・創 造 技能 知 繊 ・理 解
・ハ'ツコンに 興 味 を も ち 、意 欲 的 ・パ ソコンの 基 本 操 作 、ウィンド ウズ
1二基本 操作 を習 冊 しよ うと して いる(観 察)
画 面 の 概 要.ウ ィンド ウ操 作 を 理 解 し て い る(ペ ーハ㌧ テスト)
・的確 な タイ ピ ングが で ・キーホ㌔ ド の 配 列 と役 割 に つ い き る て 理 解 し て い る(へ㌧ パ ーTzN
(観無)
・アブ 肪 一ションソ,トの 特 徽 と利 用 ・7プ リ栖 ションソ升 の 特 長 を 生 ・目的に 添 った を作晶 を につ いて閥 心 をもち.意 欲的 か し、課題 を よ り効 串的 作 成す る ことが で きる に ソ7ト の操作 に取 り組 も に こなす こ とがで きる (作品)
うと して い る(観 窯, (1@'#・作 品)
・パソコンの基 礎知 澱 に対 し関心
、
・パ ソコンの 基 礎知 塩 につ いて 理
をもち.積 極的 に 発言 しよ う 解 して い る(ペ ーパ ー予λD
と して いる(醍 察)
・コンピ ュータの 歴 史 .情 穀 の 取 り 扱 い.犯 罪.髄 康 等に つ いて 理 解 し て い る(ペ ーパ ー予スト)
'1>4‑#7F1̲BB心 を 持 ち 、意 欲 ・目的 に添 った帽 綴収 ・イン9‑#yFの 活 用 や 利 用 形 愈.
的 に イン,一專7トの 操 作 に 取 り 組 集.処 理 発 償が で きる プ ラ4N'Y7Fの 櫨 能 。検 索 方 法 に
も うと して い る(観 察) (観 察) つ い て理解 して いる
(へ㌧ パ → スD
・技術 に興瞭 を持 ち 、意欲 的 ・もの づ く りや 情 紐枝 術 が果
に授粟 に取 り組 ん でい る た す 役割 に つ いて理 解 し説
(ワーケシート・観 察) 明 で き る(へ'‑n'‑ixF)
・製品の 機能 や構 造 、材 料の ・製晶 の搬 能 や構 造 、材 料の
特微 につい てmぺ 、ま とめ 特徽 につ い て理 解 し説 明で
て い る 〔ワーケシーf> き る(へ㌧'、㌔ テzN
・自分の 設計 に慧 欲的 に 取 り ・自分の 生活 に必要 な 製品 ・構 想 を図で 我す ことが ・製 晶の使 用 圏的 と条 件 を説 組 ん で い る(ワーケシーF) を 自分 な りに工夫 し製作 で き る ⑰ 一ケシーF) 明 で き る(ワ ーh'r‑F)
・他 者の ラ フプ ラ ンか ら.自 してい る ・製 晶の構 造 や機 能 に つい て
分の構 想に 生か そ う と して (ワークシ・卜) 説 明 で き る(ワーケシート)
い る(7‑7シ ーコ)
・他 者の 設計 につ い て進 んで 意 見 し て い る(ワーケシート)
・工具 や機器 の仕 組み に つい ・材 料 我や工 程表 を作成
て調ぺ 、ま とめ て い る す ることが で き る
(7一 クシート) (ワーケシーP
‑ oo ‑
̀ O ‑
② 第2学 年
・2学 年 で は 、i年 時に身に付 けた基礎的な知臓 を踏まえて発展的な学習活動を行 う。 '「情紐 と コン ピュー タ」では 題材 と してr自 分 の考 え を表現 しよ う」 を股定す る '「技術 と ものづ く り」で は題材 と してr生 活 の 中で 雅 もが欲 い と思 う製 品を つ くろ う。
」 を設定 す る。
指導計圃 第2学 年 宇
期 題 材 月
時
数 学 習 項 目 主 な 掌 習 内 容
掌田櫓導要組 の項目 i 生 4 18 製作 ・工 具 や機盤 を逼 切 に使 用 し、製 作品 を製 作す る A(3)イ
学 活 ・け が き
期 の 5 ・切 断
中 ・部 品 加工
で 8 ・組 み 立 て
維 ・蟄 装
も が
7
2 欲 9
学 し 期 い 10
と 1 製作 の ま とめ ・作晶 発表 会 を行 い、お互 いの 作晶 を評 価 し合 う A(3)イ
零つ
製
品 11 1 これ か らの 生活 と技 術 ・技 術の 使 い 方 と環 境 .資 題.エ ネル ギ ーの 関 係 に A(t)イ
を つ い て調 べ.こ れ か らの 望 ま しい技 術 の在 り方 に
つ く ろ
つい て脅 える
う
自 1 導 入 ・情報 を伝 える メデ ィア を知 る B(5)ア
分 。プ レゼ ンテ ー%3ン の意 騒 を理解 す る
の 奢
・パ ワー*イ ン トの 特懲 を知 る
え z 課 凹 の設 定 と構 想 ・課題(何 をプ レゼ ンす るか)を 設 定す る e(6)イ
を ・プ レゼ ン の手 順 と作 品の櫓 成 を考 える
表 ・考 え を ワ ー ク シ ー トに ま と め る
現
し 12 7 制作 ・手 顛 に沿 っ て課題 を制作 す る B(2)ア ・イ
よ ① 基 本 操 作(画 面 ・ッ嘱 パ ー・テンプ レート・保 存 ・終 了) B(3)イ
3 う 1 ② 文 宇要 集 の入 力(入 力・編 集 ・書 式 ・背 景》 B(5)イ
学 ③ 図 のfm入(線 ・矢 印 ・図 形 ・編 餓 ・色 ・立 体)
期 z ④ ク リ ッ プ ア ー トの 利 絹(ワード7‑}・ 画 像 ・7ニメーション)
3 閥題 の 発見 と謀 題 の修 正 ・制 作 途 中 の作 晶 を 報告 し.亙 いの 作品 の問 題 点 を B(2)ア ・イ
醸 認 す る B(3)イ
一 ・作 晶 の修 正 を行 う B(5)イ
3
2 学習 の ま とめ ・髭 殺 の計 画 を立 て る B(5)ア ・イ
・作 晶 を発 薮 し.互 いに 評価 を し合 う
'学 習 遇動 を振 り返y 、学 んだ こ とを ワー ク シー ト に ま とめ る
全35単 位 時 閻
迎時 数 二1単 位 時闇 観 点 別 評 価 規 準
関 心 ・意 欲 ・態 度 工夫 ・創 造 技能 知 搬 ・理解
・よ り よい 作品 に しよ う と し ・目的 や条 件 に応 じたmエ ・材 料 や加 工箇 所に適 した ・基 本的 な工 異や 機器 の名 て い る(観 察 つ 一ケシート} 法 を工 夫 して い る 工 具 や搬 器 を利用 し、材 称 や使 用 目的.使 用 方法
・安 全に 留 意 して 作 粟 に取 り (観 察 ・ワークシート) 料取 り、部 晶加工 、組 み を理解 してい る
組 んで い る(観 察) 立 て、 接合 、仕上 げ を行 (へ㌔ パ ー7スD
うこ とがで き る (観 票 ・作 品)
・自分 の掌 習 成 果 をま とめ 、 発 毅 しよ うと して い る
《ワーケシ十 発 表)
・生活 の 中 で利 用 して い る枝 ・身 の 回 リの 生 活 の 中 で 、 自 ・技 術の 発達 が環境 、 資濁 術が.エ ネル ギ ー や資 葱 の 分 が工 夫で きる瑠 境保 全や 及 びエ ネル ギー に与 えた 有効 利 用 及び 環 境 の保 全 等 資 源の方 法 を考 えてま とめ 影 響に つ いて脱 明す る
に 与 えた 影響 の例 を挙 げま る(ワーウシート・発 表 》 (ワーウシート)
と め て い る 。(7‑hシ ーD
・プ レt・ンに 興 昧 を 持 ち .意 欲 ・摘 報 伝 達 方 法 、 プ レゼ ンの
を 持r♪て 制 作 に融 り組 も う 意 嚢 を理解 して い る
と し て い る(観 察 ・レダ ート) (レホ㌧ 卜・へ'‑n'‑Txf)
・プ レゼ ンの 手 頃 を 工 夫 し 、 ・適 切 な課 題設定 とプ レゼ ン 相 手に 分か りやす く構 成 す の 手 順 ・構 成が でき る る こ と が で き る(ワークシーF) (ワーウシート)
■
・目的 に応 じて ソフ トの 搬能 ・適 切 な ソ フ トウ=【ア の 操 ・ソ7ト ウ ェア の 操 作 方 法
を工 夫 し.よ りよ い作 晶 を 作 がで きる に蘭す る知繊 を身に 付 け
制 作 しよ うと してい る (観察) て い る(へ㌔ パ イ λD
(観康}
・問 題 点 を見 付け .よ り適 切 な薮現 に修 正す る ことが で き る(作 品 ・ワーケシート》
・穣 極的 に 学 習 成果 を発表 し ・正 しい寂現 がで きて い る
よ うと して いる(兜 表》 (作品)
・友 還 の作 晶に 関 心 をも っ て 評価 しよ うと してい る (評価表 》
③ 第3学 年
・内容A(4)で は、 生徒 が エネ ルギ ー変 換 につ いて 稠ぺ 、 自分 で考 えた動 き をする作 品 を製作 をする 。
・内容B(4)で は 、電子 メールでの情報交換を体験 し.そ の効果的な利用方法について確認する。
指導 計 圃 第3学 年 学
期 題 材 月
時
数 学 習 項 目 主 な 学 習 内 審
叢替謝導
1 4 1 電 気エ ネル ギー の変 換 と利 ・竃 気 エネ ルギ ーの 変換 と利用 につ いて訓 べ る。 A(8) 用
学
期 2 簡 巣な 電 気回路 の製 作 ・簡 単 な電 気回 路の 仕組 み や櫓 成に つい て調 べ、簡 単 な電 気 A(4)
5 回路 を製 作す る。
2 &t気 エネ ルギー の利 用 ・電 気 工 ネル ギー の利 用 Aく5)
6 (簡 単 な実験 と まと め) 勒 力、光 、 熟へ の変 換 につ いて実 験 して調 べ る。
情報 伝還 への 利用 に つ いて奥 験 して四 ぺ る。
} 動 き を伝 える仕 組み ・動 きの伝 達 につ い て調 ぺ る Aく5)
(簡単 な爽験 とま とめ) ・動 き を伝 え る仕 組み に つ いて奥験 して調べ る 。 リンク装 置や カ ム装 置 な ど
7 2 冠 気 エネ ルギー を利 用 し ・目的 に含 う動 きの仕 組 み、 使用 す る郁 品 を検 討 し.作 晶を A(5) た、鋤 きのあ る作 品の 設計 股計 す る。
2 9 3 電 気 工ネ ルギー を利 用 し ・自分 の短 計 に墓 づ き作 品 を製作す る. A(5) 期 た 、動 き のあ る作 品の製 作 ・動 きが般 計 どお りに 行 かな い場合 は 、原 因を調 べ 、修正 や
io 調翌 を行 う。
1 学 習の ま とめ ・製作 晶動 か し、 自分 の考 えた 目的 に合 う動 きか 確認 す る。
11 1 電 子 メー ルの仕 総み と利 点 ・竃子 メー ル と今 まで の憧 轍伝 運手 段(手 紙 や電 話 な ど)の
巳
違 いと、 電子 メー ル の 利点 につ いて知 る。
2 校 内LANを 利 用 した電 子 ・校 内LANを 利 用 し て 、 実 際 に メ ー ル の 送 受 信 を 行 う 。 12 メー ル の送 受惟 ・電 子 メ ー ル の 内 容 に つ い て 考 え る
.
3 1 i 電 子 メー ルを送 信す る と き ・電 子 メー ル を送信 す る と きの注意 点 につ いて知 る。
の 注意 点 掌
期 2 1.5 情 報伝 遼 の問題 点 ・様 々な情報 伝 逮の そ れ ぞれ の利点 や問 題点 に つい て考 え、 電子 メー ル を さらに 効果 的 に利用 す る方法 を確 認 す る。
3 学 習の ま とめ と製作 ・学 習 活 動 を 撮 り返 り 、 学 ん だ こ と を ワ ー ク シ ー トに ま と め る 。 ま た そ の ワ ー ク シ ー トを 、 校 内LANを 利 用 して 提 出 す る0
全77,5単 位 時 間
週 時数:1単 位時 間 観 点 別 評 価 規 準
関心 ・意 欲 ・態度 工 夫 ・瑚 造 技能 知 織 ・理 解
生活 で利 用 してい る電機 製 晶 に ついて考 えてい る.
(ワー クシー ト)
電気 機器 が 、 どの ような エ ネル ギー 変換 を利 用 し て い るか分 類 でき る。
躍気 エネ ルギ ーの 変換 と実 際の 利鯖 方法 に っい て説 明 で きる 。(観 寮) 積 極 的 に 作 菜 し て い る 。
(ワ ー ク シ ー ト ・眼 寮 》
道 具 の 使 い 方 が 適 切 か つ H{1的 で あ る 。 く観 寮) ラz4で 。 導 通 ・絶 縁 検 査 が で き る 。(観 察)
回 路 の 構 成 や 仕 組 み.導 通
・絶 総 に つ い て 説 明 で き る 。 ω 一物 一ト・醐
実 験 に 稿 糧 的 で あ る 。 (ワ ー ク シー ト ・観 寮)
生活 で 利用 して い る電 気 製品 を 例 と して挙 げ るこ とが でき る。
(ワー ク シー ト}
実 験 が 手 際 よ く で き る 。 (観 察 ・ワ ー ク シ ー ト)
動 力 ・光 ・熱 へ の 変 換 、 情 嬢 伝 還 へ の 利 用 に つ い て 説 明 で き る 。 ⑰ 一クシート・闘}
実 験 に 積 極 的 で あ る 。(ワ ー ク シ ー ト ・観 票)
動 きを 伝 える し くみ が笹 われ て いる例 を挙 げ る ことが で きる.
(ワー ク シー ト》
実 験 が 手 際 よ く で き る 。 (観 察 ・ワ ー ク シ ー ト)
動 きを伝 える仕組 み に っい て説 明 で きる。
aaatに 積極 的で 柵想 を複 敷脅 えて いる。(ワ ー ク シー ト}
自分の 構想 に逼 した設 計が でき る。(ワ ー ク シー ト)
utstを 図 な ど で 分 か り や す く衷 す こ と が で き る.'
(7‑hi‑F)
装 猛 の 動 き を理 解 して い る 。(ワーケシート・試ω
自分の 設計 に合 わせ た 作品 を 製作 しよ うと して い る。作 漿 に積極 的 であ る。(QB・ワ→r 卜》
作 桑1ニ工 夫が 見 られ る。(麗) 作 菜の 効串 化 を図 っ てい る。
(観察)
道 呉の 使 い方 が適切 か つ 効 率 的で あ る。(ワ ー ク
シー ト)
各 部の 動 き を説明 で き る。
(ワー クシー ト)
作品 が構 想 どお りの動 き をす る ため の隅 整の 方法 な ど工 夫 して いる 。(観 繋 ・ワー クシー ト}
自分 の構 想 どお りの 動 き をす る よ うに調 監や修 正 がで き る。(観 察 ・ワー ク シー一ト}
電子 メール と,他 の情 報伝 違 手段 につ いて 考 えて いる 。
(ワー ク シー ト)
メール ソ フ トの 設定 が 正 し く行 え る。(観 繋)
メール ソフ トの設 定 を説 明 で き る.
電 子 メー ルの 利 点を脱 明 で き る。(ワーウシ+訟 験) 積 極 的に 電子 メー ルの 送愛 信
を行 お うと してい る。
(観察)
電子 メー ル の文摯 に わか りやす い工 夫が あ る(観 察)
電 子 メー ルを 正 し く送 愛 信 で き る。(観 察 》
電 子 メー ル の正 しい送 愛 信 の方 法 とわ かyや す い内 容 の在 り方 を理解 して い る。
(ワ ー ク シー ト ・試 験 》 分か りやす い 文章 を 心掛 けい
る。(ワ ー ク シー ト)
電 子 メー ル の 文 童 に わ か り や す い 工 夫 が あ る 。(ワーhi‑F)
電子 メール の送 慣時 の 注意 点 を鋭 明で き る。
(ワー ク シー ト ・試 験) 情報 伝達 の利 点や 問 題点 につ
いて 考え てい る。
学習 内容 を今 後に 生か そ うと いて いる 。
惰轍 伝 達の 問題 点 につ いて 改善 点 を指 摘で き る。
情 級伝 達 の利 点 と問 題 点 及 び その 改善 点 をま とめ る 二とが で きる。(ワ ー ク シー ト)
・自分の 考 えを .蹴 子 メ ー ル を利 用 して レポ ー ト と して提 出で き る。(ワ ー ク シー ト)
情轍 伝 遠の 利 点 と問 題 点及 び その 改善 点 を説 明で き る 。
(ワー ク シー ト ・試 験)
1 9 1
6「 気 付 く 」 こ と に 重 点 を 置 い た 指 導 例 [事 例1]「 技 術 と も の づ く り」 製 作 品 の 設 計
(・)題 材 名 匡 活 の 中 で 誰 も が 欲 し・・と思 う製 品 を 設 計 し よ う (2)題 材 設 定 の ね らい
こ こ で は 、 生 徒 が 自 ら の 生 活 の 中 で 間 題 を 発 見 し、 解 決 に 向 け て 課 題 に 取 り組 む こ とが で き る よ う題 材 を 工 夫 した 。 授 業 で は 、 製 作 品 の 設 計 段 階 の 指 導 に 「気 付 く 」 場 面 を 取 り入 れ た 授 業 を 計 画 した 。 製 作 品 の 設 計 の 学 習 で は 、 使 用 目 的 、 使 用 条 件 、 全 体 の 大 き さ、 材 料 、 構 造 、 機 能 な ど 、 製 作 段 階 の 基 礎 と な る 学 習 内 容 で あ る た め 、 教 師 主 導 で 授 業 が 進 む こ と が 多 い 。 例 え ば 、 生 徒 の 設 計 に 対 し、 「こ の 形 の 方 が 機 能 的 で 使 い や す い 」 と 指 導 す る こ と で あ る。 し か し今 回 は 、 「こ の 形 で 使 い や す い だ ろ うか 」、 「教 科 書 や 実 物 を 見 て 調 べ て は ど うか 」 と い う問 い か け 型 の 助 言 を 行 う こ と に し た 。ま た 、質 問 や 相 談 の 時 間 を 多 く設 定 した 。 こ の こ と に よ り、
生 徒 が 問 題 を 発 見 し、 解 決 に 向 け た 課 題 に 気 が 付 き そ の 解 決 に 取 り組 む 中 で 、 さ ら に 自 分 か ら 次 の 課 題 を 発 見 す る よ うな 発 展 的 な 学 習 と な る こ と を ね ら い と した 。
検 証 授 業 で は 、 他 の 生 徒 の 設 計 を 観 察 す る 学 習 を 取 り入 れ た 。 自 分 の 作 品 に は な い よ さや お 互 い の 設 計 上 の 問 題 点 を 発 見 した り、 問 題 の 解 決 策 に つ い て 意 見 を 交 換 した りす る こ と で 自 分 の 作 品 に 修 正 を 加 え た り、友 達 の 設 計 の よ い と こ ろ を 認 め る こ と が で き る こ と を ね ら い と した 。
生 活 に 必 要 な も の を 自 由 に 設 計 ・製 作 す る こ と は 、 作 品 を 自 分 の 生 活 に 生 か す こ とが で き る た め 、 も の づ く り を 通 した 問 題 解 決 能 力 の 育 成 に っ な が る と と も に 、 家 族 や 友 人 等 人 との か か わ り方 に も よ い 影 響 を 与 え る こ と が で き る と考 え た 。
評 価 に 関 し て は 、 「関 心 ・意 欲 ・態 度 」 の 評 価 に つ い て 多 く検 討 した 。 この 項 目が 問 題 解 決 学 習 の 重 要 な 項 目で あ る か ら で あ る。 授 業 の 中 で は 、 生 徒 が 実 際 に 記 入 す る カ ー ドを 用 い 、 使 用 枚 数 ・内 容 の 具 体 性 ・的 確 性 な ど評 価 の 観 点 と し て 取 り入 れ た 。
(3)診 断 的 評 価
生 徒 の も の づ く りの 経 験 ・学 習 経 験 ・生 活 経 験 を 調 べ る ア ン ケ ー トを 行 っ た 。 小 学 校 の 図 画 工 作 、 生 活 科 の 時 間 な どで 、 作 業 を 経 験 して い る 生 徒 が 多 い と考 え られ る が 、 オ リ ジ ナ ル な 作 品 を 製 作 した 経 験 や 道 具 の 使 用 経 験 な ど を調 べ て お く こ とが 、 指 導 計 画 を 立 て る 上 で 重 要 で あ る か ら で あ る 。
ア ン ケ ー トは 、 は じ め に 木 材 ・金 属 ・ア ク リル 板 を 使 っ て 作 品 を 製 作 した こ と が あ る か 質 問 し、 「あ る 」 と 答 え た 生 徒 に は 作 品 名 を 書 か せ た 。 こ れ に よ り、 木 材 で の 作 品 製 作 の 経 験 は 多 く あ り 、 ア ク リル 板 で の 作 品 製 作 の 経 験 は ほ とん ど な い こ と が 明 ら か に な っ た 。 次 に 、 木 材 加 工 に 使 用 す る 道 具 に つ い て の 使 用 経 験 に っ い て 質 問 した 。 多 く の 生 徒 が 「か ん な 」 に よ る 作 業 の 経 験 に 「な い 」 と 回qし て い る 。 最 後 に 、 オ リジナ ル な作 品 の製 作経 験 につ い て質 問 した。
結 果 か ら 、 も の づ く りの 作 業 の 経 験 は あ る が 、 自 ら設 計 し製 作 ま で を 一 貫 して 行 う製 作 経 験 は 少 な い こ と が 明 らか に な っ た 。 と く に 、自分 で 設 計 や 製 作 を何 度 も 経 験 して い る生 徒 は 少 な く 、 設 計 段 階 に お い て 様 々 な 問 題 に 気 付 き な が ら 、 よ り よ い 設 計 に す る と い う経 験 は 少 な い と 思 わ れ る 。
以 下 に 、 ア ン ケ ー トの 結 果 を 示 す 。
一11.