小 学 校
平 成14年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
巨
東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン タ ー
平 成14年 度
教 育 研 究 員 名 簿
台 東 区 平 成 小 学 校 西 山 悦 子 1年 渋 谷 区 本 町 小 学 校 ◇ 須 釜 久美子 1年 低 昭 島 市 武 蔵 野 小 学 校 ☆ 野 澤 文 1年 西 東 京 市 向 台 小 学 校 池 上 左知子 1年 学 目 黒 区 中 目黒 小 学 校 ◇ 海老江 直 子 2年
年 足 立 区 千寿本町小学校 上 田 由紀子 2年
葛 飾 区 本 田 小 学 校 中 俣 和 子 2年 日 野 市 平 山 小 学 校 坂 西 圭 子 2年
練 馬 区 春 日 小 学 校 森 田 佳 之 3年
中 新 宿 区 落合第一小学校 大 坂 操 4年
学 杉 並 区 済 美 小 学 校 ☆ 瀧 島 二 葉 4年 年 町 田 市 南 第 一 小 学 校 野 中 美 幸 4年 東久留米市 第 二 小 学 校 井 口 美 由紀 4年
品 川 区 第二延 山小学校 吉 川 信 次 5年
江 戸 川 区 鹿 本 小 学 校 林 美香子 5年 高 青 梅 市 新 町 小 学 校 清 水 玲 子 5年 学 文 京 区 昭 和 小 学 校 ☆ 勝 山 み ど り 6年 江 東 区 平 久 小 学 校 ◎ 石 川 加 子 6年 年 板 橋 区 志村第三小学校 ○ 清 水 洋 志 6年
三 鷹 市 北 野 小 学 校 堀 智 子 6年
新 島 村 若 郷 小 学 校 中 井 一 雄 6年
◇ 全体記録
☆ 分科会世話人
○ 全体 副世話人
◎ 全体世話人
景 子 鶴 巻
東 京 都 教 職 員 研 修 セ ンタ ー 指 導 主 事 担 当
目 次
1全 体研究主題及び研究の概要
1234
研 究 主 題 設 定 の 理 由 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …2 研 究 主 題 に 対 す る 基 本 的 な 考 え 方 と 仮 説 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …3 研 究 の 内 容 ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
全 体 研 究 構 想 ・ ・ ・ ・ ・ …
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II各 分 科 会 の 提 案 と 実 践
◇ 低 学 年 分 科 会
1低 学 年 分 科 会 の 提 案 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2低 学 年 分 科 会 の 実 践 第1学 年 「『そ め も の や さ ん 』 の え ほ ん を つ く ろ う 」 ・ ・ ・ …
資 料 低 学 年 〔書 く こ と 〕 評 価 規 準 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
6 7 11
◇ 中 学 年 分 科 会
1中 学 年 分 科 会 の 提 案 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2中 学 年 分 科 会 の 実 践 第4学 年 「お す す め し ま す1〜 読 書 新 聞 〜 」 ・ ・ …
資 料 中 学 年 〔書 く こ と 〕 評 価 規 準 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
12 13 1?
◇ 高 学 年 分 科 会
1高 学 年 分 科 会 の 提 案 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2高 学 年 分 科 会 の 実 践 第6学 年 「地 球 に 優 し く な ろ う 〜 今 、 わ た し に で き る こ と 〜 」
資 料 高 学 年 〔書 く こ と 〕 評 価 規 準 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
18 19 23
皿 研究の成果と課題 ..24
〈 要 約 〉
本 年 度 よ り新 学 習 指 導 要 領 が 実 施 さ れ 、 国 語 科 で は 「国 語 を適 切 に表 現 し正 確 に 理 解 す る 能 力 を 育 成 し、 伝 え 合 う力 を 高 め る こ と」 が 挙 げ られ て い る 。 自分 の 考 え を 自分 の 言 葉 で 表 現 す る態 度 や 能 力 を育 て る こ とは 、 生涯 にわ た るr生 き る 力 』 を育 成 す る 上 で 重 要 で あ る 。 そ の 中 で も 「書 くこ と 」 は 、 言 語 に よ り考 え を整理 して 明 確 に した り、 深 め た り、 振 り返 っ た り して 、 自 己 を見 つ め 高 め る こ との で き る大 切 な 言 語 能 力で あ る。
そ こ で 、 本 研 究 は 、研 究 主 題 を 「児 童 の 意 欲 を高 め 、 確 か に書 く力 を育 て る 指 導 と評 価 」 と して 、① 書 く こ と の基 礎 的 ・基 本 的事 項 の 評 価 と指 導 の 工 夫 ② 一 人 一 人 の意 欲 と よ さ や 可 能 性 を 伸 ば す 評 価 と指 導 の 工 夫 の2点 に視 点 を あ て 、授 業 を とお した 実 践 的研 究 を行 っ た 。 具 体 的 な 研 究 内 容 と して は 、 書 く こ との 過 程 に沿 っ た 評価 規 準 の 作 成 、 評 価 に基 づ く指 導 の 工 夫 、発 達 段 階 に応 じ た個 人 内評 価 、 自己 評 価 や 相互 評 価 の工 夫 で あ る 。
1
1全 体研 究主題及 び研 究 の概要 全体研究 主題
一児 童 の 意 欲 を 高 め 、確 か に書 く カ を 育 て る 指 導 と評 価 一
1研 究 主 題 設 定 の 理 由
本 年 度 よ り、 完 全 学 校 週5日 制 の 下 、 教 育 内 容 を 厳 選 し 、 ゆ と り の 中 で 基 礎 的 ・基 本 的 な 内 容 の 確 実 な 習 得 を 図 り、 自 ら学 び 自 ら考 え る 力 な ど の 「生 き る 力 」 を 育 成 す る こ と をね らい と す る 新 学 習 指 導 要 領 が 実 施 さ れ た 。 ま た 、 こ の よ う な ね ら い を 実 現 す る た め の 児 童 生 徒 の 学 習 評 価 の在 り方 に つ い て 、 平 成12年 に は 、 教 育 課 程 審 議 会 よ り答 申 が 出 さ れ 、 基 本 的 な 考 え 方 と して 、 目標 に 準 拠 し た 評 価(い わ ゆ る 絶 対 評 価)及 び 個 人 内 評 価 、 さ ら に 、 指 導 と 評 価 の 一 体 化 を 図 る こ との 重 要 性 が 示 さ れ た 。
新 学 習 指 導 要 領 の 国 語 科 の 目 標 で は 、 言 語 の 教 育 と し て の 立 場 を 一 層 重 視 し 、 国 語 を 適 切 に 表 現 し正 確 に 理 解 す る 能 力 の 育 成 と と も に 伝 え 合 う 力 を 高 め る こ と が 示 さ れ て い る 。 こ れ は 、 自分 の考 え を 自分 の 言 葉 で 積 極 的 に表 現 す る 能 力 や 態 度 、 互 い の 立 場 を 尊 重 し言 語 に よ り伝 え 合 う 力 の 育 成 を 重 視 して い る の で あ る 。
こ の 「自 分 の 考 え を 自分 の 言 葉 で 表 現 す る 能 力」を 育 て る 一 つ の 言 語 活 動 と し て 「書 く こ と 」 が 挙 げ られ る 。 「書 く こ と」 は 、 言 語 に よ り考 え を 整 理 して 明 確 に し た り、 深 め た り、 振 り返 っ た り し て 、 自己 を 見 つ め 高 め る こ とが で き る も の で あ る 。 ま た 、 友 達 と互 い の 文 章 を 読 み 合 う こ とで 、 互 い の 考 え と 向 き 合 う こ と も で き る 。 「書 く こ と」 は 、 生 涯 を 通 じ て 必 要 な こ と で あ り、 「生 き る 力 」 と し て の 自 己 教 育 力 を 育 て る た め に も 一 人 一 人 に 身 に 付 け て ほ し い 大 切 な 言 語 能 力 で あ る 。
しか し 、 児 童 の 実 態 を み る と 、 「書 く こ と が 好 き で は な い 」 と 答 え る 姿 が 多 く 見 られ る 。 こ れ は 、 「何 を 」 「ど の よ う に 」 書 い て よ い の か 分 か ら な い こ と や 、 自 分 の 書 い た も の を 自 分 で よ い と思 っ た り、 友 達 か らよ い と認 め られ る 経 験 が 少 な い か ら で は な い か と考 え る 。 こ う した 児 童 に 「書 く こ と」 の 楽 し さ を 味 わ わ せ 、 生 涯 を 通 して 豊 か に 書 く 力 を 育 て て い くた め に は 、 基 礎 的 ・基 本 的 事 項 の 指 導 と と も に 、 児 童 が 自 ら の 書 く 力 を 自覚 し 、 課 題 に 向 か っ て 主 体 的 に 学 べ る よ う な 授 業 へ の 改 善 が 不 可 欠 で あ る 。 そ し て 、 児 童 の 書 く こ とへ の 意 欲 や 課 題 、 あ る い は そ の 児 童 の 学 び の よ さや 可 能 性 を 明 ら か に す る 評 価 と そ れ に 基 づ く適 切 な 指 導 は 、 こ う し た 授 業 の 改 善 の 大 き な 柱 で あ る と考 え る 。
そ こで 、 本 研 究 で は 、 児 童 の 「書 く こ と 」 の 実 態 を把 握 し 、 「書 く こ と」 の 単 元 に 応 じた 評 価 規 準 を 明 確 に 設 定 し、 目標 に 準 拠 した 評 価 と し て のr絶 対 評 価 の 在 り方 』 を 中 心 に 授 業 改 善 に 取 り組 ん で い く 。 ま た 、 児 童 の 発 達 に 応 じ、r個 人 内 評 価 の 在 り 方 』 を探 り指 導 に 生 か し た り 、 『自 己 評 価 』 や 『相 互 評 価 』 の 場 や 方 法 を位 置 付 け た 学 習 活 動 を 工 夫 し た り して 、 児 童 一 人 一 人 の 意 欲 と よ さ や 可 能 性 を 伸 ば して い く 。 こ の よ う な 様 々 な 評 価 を適 切 に 指 導 に 生 か す こ と で 、 児 童 は 、 書 く こ と の よ さ や 大 切 さ を 実 感 し 、 意 欲 的 に 書 く よ う に な る と と も に 、 生 涯 に わ た る 確 か に 書 く 力 が 育 つ の で は な い か と考 え る 。
以 上 の こ と か ら、 研 究 主 題 を 上 記 の よ う に 設 定 し 、 本 研 究 を 進 め る こ と と し た 。
一2一
2研 究 主 題 に 対 す る 基 本 的 な 考 え 方 と 仮 説
研 究 主 題 の 「書 く意 欲 が あ る姿 」 「確 か に 書 く力 」 に っ い て 、 本 研 究 で は 次 の よ う に と らえ た 。 (1)「 書 く意 欲 が あ る 姿 」 とは
○ 伝 え た い 自 分 の思 い や 願 い を も っ て い る 。
○ 伝 え る 相 手 や 目的 を 明 確 に 意 識 し 、 ど の よ う に 書 くか 見 通 し を も っ て い る 。
○ 書 く こ と を 振 り返 っ た り、 認 め られ た りす る 場 が あ り 、 よ り よ く書 こ う と して い る 。
○ 書 く こ と の よ さ を 感 じ、 書 き 終 え た 充 実 感 や 伝 え た 喜 び を 味 わ っ て い る 。 (2)「 確 か に 書 く 力 」 と は
○ 相 手 や 目 的 、 意 図 を 考 え て 書 く 。
○ 相 手 に 伝 え る た め に 必 要 な 事 柄 を 取 材 ・選 材 して 書 く 。
○ 文 章 全 体 の 組 み 立 て を 考 え て 書 く 。
○ 順 序 よ く 、 中 心 を は っ き り さ せ て 、 事 実 や 意 見 を 効 果 的 に書 く 。
○ 文 章 を 読 み 返 し、 よ い と こ ろ を 見 付 け た り、 間 違 い を 正 し た りす る 。
○ 言 語 事 項 に つ い て の 知 識 や 技 能 を 身 に 付 け 、 自分 の 記 述 に 生 か す 。 こ れ ら の こ と か ら 、 本 研 究 の 目指 す 児 童 像 を 次 の よ う に 設 定 し た 。
目 指 す 児 童 像
○ 楽 しみ な が ら進 ん で 書 く 子
○ 相 手 や 目的 ・意 図 に 応 じ て 適 切 に 書 く 子
○ 書 く こ と の よ さ を 味 わ え る子
こ の 目 指 す 児 童 像 に近 付 く た め に 、 次 の よ う な 研 究 仮 説 を 立 て 、 そ れ に 基 づ い て 研 究 を進 め る こ と と した 。
研究仮説
書 く 活 動 に お い て 、 単 元 の 評 価 規 準 を 基 に 様 々 な 評 価 法 で 児 童 の 課 題 を 明 らか に し 、 課 題 に 応 じ た 指 導 や 、 よ さ や 可 能 性 を 伸 ば す 指 導 を 工 夫 す れ ば 、 児 童 の 意 欲 を 高 め 、 確 か に 書 く 力 を 育 て る こ と が で き る で あ ろ う。
3研 究 の 内 容
(1)書 く こ と の 基 礎 的 ・基 本 的 事 項 の 評 価 と指 導 の 工 夫
「相 手 ・目 的 ・意 図 」 「取 材 」 「構 成 」 「記 述 」 「推 敲 」 の 書 く こ と の 過 程 に 沿 っ て 評 価 規 準 を 整理 し 、 「書 く こ と の 評 価 規 準 表 」 を 作 成 す る 。 そ し て 、 そ の 「評 価 規 準 表 」 を 基 に 、 単 元 の 指 導 計 画 に お い て 各 時 間 一 観 点 ず つ 選 び 、 具 体 的 な 評 価 規 準 を 明 確 に 設 定 し 、 そ の 評 価 規 準 に 基 づ い た 指 導 例 を 指 導 計 画 に 位 置 付 け る 等 、 評 価 計 画 の 作 成 及 び 児 童 の 書 く 力 に応 じ た 指 導 の 工 夫 を 行 う 。
(2)一 人 一 人 の 意 欲 と よ さ や 可 能 性 を 伸 ば す 評 価 と指 導 の 工 夫
「評 価 規 準 」 を 基 に 、 各 学 年 の 発 達 段 階 に 応 じて 「個 人 内 評 価 」 「自 己 評 価 」 「相 互 評 価 」 を 重 点 的 に 取 り上 げ 、 一 人 一 人 の 学 習 状 況 や 思 い を 見 取 り 、 児 童 に 自己 の 学 び の 課 題 や よ さ を 自覚 さ せ る な ど、 一 人 一 人 の 意 欲 と よ さや 可 能 性 を 伸 ば す 指 導 の 工 夫 を 行 う 。
一3一
4全 体研究構想
東京 都 教育 委員会教 育 目標
・互 いの人格 を尊重 し、思いや りと規範意識のある人間の育成
・社会の一員 として、社会に貢献 しようとする人間の育成
・自 ら学び考 えて行動する、個性と創造力の豊かな人間の育成
国語 科の 目標
・国語 を適 切 に表 現 し、正確 に理解する能力を育成 し、伝 え合 う力 を高め る。
・思考 力や 想像 力及 び言 語感 覚 を養 う。
・国語 に対 す る膜沁・を深 め 国語 を尊 重す る態度 を育 て る。
研 究 主 題
児 童 の 意 欲 を 同 め 確 か に書 く 力 を 育 て る
指 導 と 評 価
低学年分科会研究主題 書 くことを楽しみ、
順序よく書くカを育てる 指導と評価
中学年分科 相手や目的 伝えたい 書く
絶 対 評 価
翻
戦
研 究 仮 説
書 く活 動 にお いて 、単元 の評 価 規準 を基 に様 々な評 価法 で児 童 の課題 を明 らか に し、課 題 に応 じた指 導や 、 よ さや 可能 性 を伸1甜 指 導 を工夫 すれ ば、児 童 の意 欲 を高 め、確 か に書 く力 を育 て る こ とがで き るで あ ろ う。
感
麹 、
研 究 内容
① 書 く ことの基 礎的 ・基 本的 事 項の 評価 と指 導 の工夫
・書 く意 欲 と確 か に書 く力の 明確 化
・評 価 規準 の明 確 化 と単元 に応 じた評 価 計画
・指 導 の動 点化 と指 導方法 の 工夫
・評価 規 準 に基 づ いた指 導の工 夫
② 一 人一 人の意欲 とよ さや 可能 性を伸 ばす
評 価 と指 導 の工夫
・一 人一 人 のよ さや 可能 性 を伸 ば す個 人内 評価
・自己の 学 び を振 り返 り次 の課題 に生か す 自己 評価
・互 いに学 び合 い、高め合 う相互評価
低 学 年分 科会 研 究 内容
① 順序 よ く書 く力 を育て る 評価 と指導 の工 夫
・評 価規準の作成 と
評価 に応 じた指導の工夫
・順 序よ く書 くための指導の工夫
② 一人一人の意欲とよさを伸ばす 個 人 内評価 と指 導 の工夫
・机間指導 計画の作成 と 座席型 評価カー ドの活用
・評価 を生か し一人一人の 学習状 況に応 じた指導 の工 夫
羅
癬帖蒲
・中 心
②児童 評
・児 童
・児 童
4
会研究主題 に応じて、
ことの中心をとらえて 力を育てる指導と評価
高学年研究主題 目的や意図に応じて、
自分の考えを効果的に
書く力を育てる指導と評価
これ を 書 け ば い いんだ!
こ う 書 け ば い い んだ!
書 く こ と っ て お も し ろ い な
あ!
も っ と 書 く そ!
目 指 す 児 童 像
こ う い う 事 も 書 い て み た い な!
こん な ふ う に 工 夫 し て み よ
う1
書 い て よ か っ た!
書 く こ と っ て い いな あ!
○楽 しみなが ら進んで書 く子
○相手や 目的 ・意 図 に応 じて適切 に書 く子
○書 くことのよ さを味わえ る子
会科会研究内容 高学年分科会研究内容
意 識 を も って 、 ①効果的に書く力を育てる
を と らえ て書 く力 を
る評価と指導の工夫 評価と指導の工夫
規準 の作成 と ・評価規準の作成 と
評価 に応 じた指導 の工夫 評価 に応 じた指導 の工夫
を とらえて書 くた めの ・自分 の考 え を 指導 の工夫
にめ あて をもたせ 、
灘 鷺
畿
効果的 に書 くための指導 の工 夫
② 自己の 書 く力 を見つ めて 麟
価力を高める 意欲 を高 め る 自己 評価 ・相互 評価 自己評価と指導の工夫
の振 り返 りと個 に応 じた と指導の工夫
指導 の工夫 ・自己 の書 く力 を見 つめ る
のめあてに生か され る 自己評価 の工夫
評価 の工夫 ・書 く意欲 を高め る相互評価の工夫
低学 年分 科会 目指 す 児童 像
・書 くことを楽 しむ 子
・相 手 に分か るよ うに、
順 序 よ く書 く子 中学 年分 科会 目指 す児 童像
・ 相手や 目的 を意識 して 分 か りやす く書 く子
・ 何 を一番 伝 えた いの か は っ き りさせ て書 く子 高 学年分 科 会 目指 す児 童像
・ 目的や意 図 を考 え、
見 通 しを もって書 く子
・ よ りよい表 現 を考 え 、 工 夫 して 書 く子
5
1各 分科会 の提案 と実践 1低 学年分科会1
1低 学 年 分 科 会 の 提 案 (1)分 科 会 研 究 主 題
r書 く こ と を 楽 しみ 、 順 序 よ く書 く力 を 育 て る 指 導 と 評 価 」 (2)目 指 す 児 童 像
・書 くことを楽 しむ 子
・相手に分か るように、順序よく書く子
(3)仮 説
相 手 や 目 的 を 意 識 し、 順 序 よ く 書 く こ と の 指 導 と 評 価 を 意 図 的 ・計 画 的 に 行 う と 同 時 に 、 個 に 応 じた 適 切 な 評 価 と 指 導 を 継 続 す る こ と に よ っ て 、 書 く こ と を 楽 しむ 態 度 と 順 序 よ く書
く力 が 育 つ で あ ろ う 。 (4)基 本 的 な 考 え 方
◎ 「楽 しん で 書 く 」 とは
○ 相 手 や 目的 を 意 識 して 、 進 ん で 書 こ う とす る 。
○ 伝 え た い こ と と 、 書 く こ と の 見 通 し を も っ て い る 。
○ 書 い た こ と の よ さ を実 感 し て い る 。
◎ 「順 序 よ く書 く 」 とは
○ 時 問 的 な 順 序 に 沿 っ て 、 思 い 出 す こ とが で き る 。
○ 時 間 や 行 動 の 場 面 に合 っ た 文 章 を 書 く こ とが で き る 。
○ 順 序 に沿 っ て 、 最 後 ま で 書 く こ と が で き る 。.
(5)研 究 の 内 容 ・主 題 に迫 る た め の 手 だ て
① 順 序 よ く書 く 力 を 育 て る 評 価 と 指 導 の 工 夫
○ 評 価 規 準 の 作 成 と評 価 に 応 じ た 指 導 の 工 夫
順 序 よ く 書 く た め に 、 学 習 活 動 の 様 々 な 過 程 で 継 続 的 に 順 序 を 意 識 して い く こ と が 必 要 で あ る 。 そ こ で 、 順 序 よ く 書 く こ と を 、 書 く過 程 に 沿 っ て 分 析 し 、 評 価 規 準 を 明 確 化 し 、 さ ら に単 元 の 指 導 計 画 に 応 じて 具 体 化 す る 。
具 体 化 に 当 た っ て は 、 年 間 の 見 通 し を も ち 、 重 点 的 に 指 導 す る 事 項 を 設 け た り、 評 価 の 観 点 を1時 間1観 点 に 焦 点 化 す る 。 ま た 、 単 元 全 体 を 通 して 、 関 心 ・意 欲 ・態 度 、 書 く 能 力 、 言 語 に つ い て の 知 識 ・理 解 ・技 能 の3観 点 を 見 取 れ る よ う な 評 価 計 画 を 立 て て い く 。 評 価 規 準 は 、 「B」 を 「お お む ね 満 足 」 と し、ABCの 各 規 準 別 の 具 体 的 な 指 導 を 例 示 し、
指 導 ・支 援 の 工 夫 を行 う 。
○ 順 序 よ く書 くた め の 指 導 の 工 夫
指 導 の 重 点 に つ い て は 「ポ イ ン ト学 習 」 と 名 付 け 、 単 元 の 中 に 位 置 付 け る 。 「ポ イ ン ト学 習 」 で 学 ん だ こ と は 、 児 童 に と っ て 基 本 の 形 と して 書 く 活 動 の ヒ ン ト と な り、 そ こ で の 評 価 を 教 師 は診 断 的 な 評 価 と して 活 用 し 、個 別 指 導 ・支 援 を 改 善 して い く。
ま た 、 順 序 よ く書 く 学 習 に適 し た ワ ー ク シ ー トの 作 成 や 活 用 の 方 法 を 工 夫 し 、 児 童 が 確 か に書 く力 を 身 に 付 け る 主 体 的 な 学 習 と、 意 欲 の 持 続 向 上 を 支 援 し て い く 。
② 一 人 一 人 の 意 欲 と よ さ を 伸 ば す 個 人 内 評 価 と指 導 の 工 夫
○ 机 間 指 導 計 画 の 作 成 と座 席 型 評 価 カ ー ドの 活 用
単 元 全 体 を通 し て 、 個 人 内 評 価 を 、 確 実 に 、 過 重 な 負 担 な く 、 継 続 的 に 行 う た め に 、 座 席 型 評 価 カ ー ドを 開 発 す る 。 授 業 前 に 評 価 ・指 導 の ポ イ ン ト、 授 業 中 の 見 取 り、 授 業 後 の 記 録 を 一 面 に ま と め る こ と が で き 、個 人 内 評 価 の 継 続 が 実 現 で き る と考 え る 。授 業 の 場 で 、 適 切 な 評 価 と指 導 が で き る よ う 、 記 入 の 仕 方 を 含 め 机 間 指 導 計 画 を 作 成 し工 夫 し て い く 。
○ 評 価 を 生 か し一 人 一 人 の 学 習 状 況 に 応 じた 指 導 の 工 夫
ど の 児 童 に も評 価 に 基 づ き適 切 な 指 導 ・支 援 が 行 え る よ う にす る た め に 、 あ ら か じめ 指 導 に 必 要 な 言 葉 か け 例 や 、 ヒ ン トカ ー ド等 を 作 成 し 、 多 面 的 に 、 児 童 の よ い 点 や 可 能 性 、 進 歩 の 状 況 を認 め 、 励 ま して い く計 画 的 ・継 続 的 な 指 導 を 工 夫 す る 。
一6一
2低 学 年 分 科 会 の 実 践
(1)単 元 名 「そ め も の や さ ん 」 の え ほ ん を つ く ろ う(第1学 年) (2)単 元 の 目標
家 の 人 に 染 め 物 を し た こ と を 知 らせ る た め に 、 絵 本 の 各 場 面 の 文 章 を 順 序 よ く楽 し ん で 書 く こ とが で き る。
(3)単 元 の 評 価 規 準
国 語 へ の 関 心 ・意 欲 ・態 度 書 く 能 力 言 語 に つ い て の 知 識 ・理 解 ・技 能
・家 の 人 に知 らせ る た め に 、 染 め 物 の絵 本 を 楽 しん で 作 ろ う と して い る 。
・染 め 物 を し た こ と を 、 順 序 よ く 正 し く 書 い て い る 。
・主 語 と述 語 の 関 係 に 気 を 付 け て 文 を書 い て い る 。
(4)研 究 主 題 に迫 る た め の 手 だ て
① 順 序 よ く 書 く力 を育 て る 評 価 と 指 導 の 工 夫
○ 順 序 よ く 書 くた め の 評 価 規 準 の 作 成
(相 手 ・目 的)家 の 人 に染 め 物 を し た こ と を 知 らせ る た め に 、 順 序 を 考 え て 絵 本 を 作 る と い うめ あ て を も っ て い る 。
(取材)染 め 物 し た こ と を順 序 よ く 思 い 出 し、 場 面 ご と に 書 く材 料 を 集 め て い る 。 (構成)染 め 物 の 工 程 を考 え な が ら 、 順 序 よ く 各 場 面 を 並 べ て い る 。
(記 述)染 め 物 した こ と を 順 序 よ く思 い 出 し 、各 場 面 の文 章 を語 や 文 の 続 き 方 に 注 意 して 、 正 し く書 いて い る 。
(推 敲)絵 本 が 順 序 よ く 書 け て い る か 読 み 返 し 、 間 違 い を 正 し た り、 よ い と こ ろ に 気 付 い た り して い る 。
○ 指 導 の 重 点 と 「ポ イ ン ト学 習 」 及 び ワ ー ク シー トの 工 夫
児 童 に 、 今 後 の 活 動 の 見 通 し を も た せ 、 順 序 を 意 識 さ せ る た め に 、 本 単 元 と 同 じ形 式 の
「朝 顔 の ミ ニ 絵 本 作 り」 を 、1時 間 の ポ イ ン ト学 習 と して 行 い 、 そ の 学 習 で の 児 童 の 学 習 状 況 を 診 断 的 評 価 と して 指 導 に 役 立 て る よ う に し た 。
ま た 、 染 め物 の 工 程 別(場 面 別)の ワー ク シ ー トは 、 例 示 す る シ ー ト と児 童 が 書 く シ ー トを 併 用 す る こ と で 順 序 を 思 い 出 しや す く す る こ と が で き 、 ま た 、 並 べ 替 え が 容 易 で 順 序 の 修 正 が で き る よ う に し た 。
② 一 人 一 人 の 意 欲 とよ さ を 伸 ば す 個 人 内 評価 と指 導 の 工 夫
○ 机 問 指 導 計 画 の 作 成 と座 席 型 評 価 カ ー ドの 活 用
児 童 の 多 様 な 学 習 状 況 に 応 じ た き め 細 や か な 指 導 を す る た め に 、 効 率 よ く 確 実 に 一 人 一 人 の 学 習 状 況 を 見 取 り、 そ の 場 で 適 切 な 評 価 と 指 導 を し て い く こ と が で き る 机 間 指 導 計 画 を 立 て た 。 ま た 、 継 続 的 な 個 人 内 評 価 を行 い 、 指 導 に 生 か す た め 、 授 業 前 ・中 ・後 の 記 録 を 一 面 に ま と め る こ とが で き る 座 席 型 評 価 カ ー ドを 作 成 し 活 用 を 図 っ た 。
○ 評 価 を 生 か し一 人 一 人 の 学 習 状 況 に応 じた 指 導 の 工 夫
個 に 応 じた 指 導 が 適 切 に で き 、 ど の 児 童 も 自 分 に 合 っ た 方 法 で 楽 し ん で 書 く こ とが で き る よ う に す る た め 、児 童 の 学 習 活 動 を 予 測 した 効 果 的 な 言 葉 か け 例 や 、2種 類 の カ ー ド(ヒ ン トカ ー ド、 視 写 カ ー ド)を 用 意 し、 指 導 に活 用 し て い く よ う に し た 。
一7一
(5)学 習指 導 計 画 ・評 価 計 画
評 価 を 生 か した指 導 例
セ ー ジを 書 いて い る場 面 を見
い︒いてるたけめえ番高伝がをに手欲灘相意︑い︑りたし返︒せ介りる見紹振げををを挙︒本紙習をツる絵表学例メめやのの体に褒て童科具手けあ児活の相付める生か☆☆☆
ABC
★評価場面 評価規準 △評価方法
★ 一 を'̀る …
A:へ の メ ッ ー ジ つcxて こ
う と し て い る,
指導串項 臼貞
○評 価 す る 学習 活 動
★主な学 習活動
時
た め に.
う 気 持 ち そ め も の を し た こ と を 知 らt
お 家 の 人 へ 絵 本 を 作 ろ う と を も と う と し て い る.
関心・意欲・態度
A:☆ 出 来 上 が っ た ミニ絵 本 の よ い とこ ろ を紹 め 、 そ め も の の絵 本 の イ メー ジが膨 らむ よ うに ど ん な絵 本 に した いか 具体 的 に発 言 す る よ う促 す 。
B:☆ 作 り方 の 手順 に従 って 、板 書 を参 考 に鮮 し く書 く よ う助 言す る。
☆ 出 来 上 が った 児 童 には.出 来 上が った こ とを 賞賛 す る。
C:☆ 順序 を 確認 しな が ら.鳩 面 に応 じた 文 章
る二
︑ミ
A:絵 本 の 作 り 方 を 理 解 し 、 工 夫 や 考 え を 基 に ペ ー ジ の イ メ ー ジ を も っ て 書 い て い る 。
転 ∠卜 乞 τFつt ジ の イ メ ー ジ
こし
解レ理︑のをのとてこつくいを
書く能力
にご
確つ明もをを的て目あ・め手︑︒相しと○ ︑くて香けを付文をた気つに合︒序にと順絵こ○ りつ知もをを方しり通作見のの︒本習と絵学こ○
分﹂やうとろこ作たをつ本思絵口のでん動さ活やののも観耀
や陛紙の袈も︑しヤめ合ちそしもた話をつをて行とあでこめ科たう活つい生かと
★1
そ め も のや さ ん の え ほん をつ くろ う
そ め も の や さ ん の 絵 本 の イ メ ー ジ が も て る よ う に.「 朝 顔 の ミ ニ 絵 本 作 り 」 を す る.
★2
べ 替 え る 。
り
わ せ る 。
並く合て書り
ポ イ ン ト学習 〈ミニ 絵 本 作 りの 手 順 〉 (1)3枚 の絵 を場 面 の順 序 に 合 わ せ (2)1枚 ず つ絵 に合 っ た 文 を考 えて (3)順 序 を 確か めて 、3枚 の 絵 を貼
相手・目的
1 言面て書促序"序す場つくう順る順し表る沿しょなすな示をいに詳るか紹かを子て序にすま確ま章様い順更に大を大文☆☆☆☆☆
ABC
1葉を適 切 に使 って丁 寧 に 欝 を認 め.全 体 に紹 介 す る。
で きて いる場 面を賞 賛す る。
}けるよ う に友 達 の文 を 参 考
;が分 か る よ うに 何度 も工 程す。
1が分 か る よ うな視 写 で き る 正 しく丁 寧 に番 くよ う促 す 。
★ ② ペー ジ 目を 記述 す る 場 面
A:大 ま か な 順 序 を 理解 し=一し雁 を正 し く丁 寧 に様 子 が 分 か る よ うに 轡 い て 一 いる 。(ぐ つ ぐつ 煮 る等)
しいらてがいな書しく出しい正思で
く度よ程を文面2場をると煮こをた"花しる
B
A:☆ 前 時 の い くつ かの 作品 を紹 介 し、 よ い と ころ を参考 にす る よ う助 言す る。
☆場 面 に応 じて 自分 の気 持 ち を祥 し く書 い て い る 文章 を 全体 に紹 介 す る。
B:☆ 場 面 に さ らに適 切 な文 が 轡 け るよ う に 例 示 す る 。
C:☆ 場 面 の 順序 を思 い 出す た め に掲 示物 を参 考 に す る よ う助 言す る。
△ 記 述 過 程 を観 察
★ ③ ④ ペ ー ジ を紀 述 す る場 面
言躇の知識・理解・技能
○ した こ と の 順 序 が 分 か る こ と。
○ 花 を煮 る 場 面 を 思 い 出 し な が ら、 した こ と を香 くこ と。
○ 読 み や す い よ う に 、 正 し く丁 寧 に 書 く こ と。
○ 欝 い た 文 を 読 み 返 す こ と。
し た こ と そ め もの の 活 動 で 使 っ た 手順 カ ー ドを利 用 して
の 大 まか な 順 序 を確 認 す る 。
1 場にるし煮出をき布吹︑をすち浸持を気布の︑分て自え揺考きいを書て序をい順面書
A
く思 い 文 を 書
ほ クいヘロ
面 にふ さ し な が ら
rい る 。
書く能力
の書章い﹄文よこい︑くよき付の聞気ちをこだ介方友紹き○ る順と煮ヒ﹄をしたこ布出しく・い愈す思えを浸を考子を面を様布場序や○
く染 め 物 の 手 順}
8纏 鑛 纒 ㌃驚 纏 無9醜 霧b欝 幸煮る
8フ'・ い し て、 す 。
'、 の へ 一 ジ1ン こab、 煮
る糎 雛 調 難 凱 繋 勲 鴇
時の自分の気持ち
を 吹 き 出 し に 書 く 。(〜 第4時 ま で 同 じ) 1第2時 を振 り返 り,よ い 文 章 の紹 介 を 聞 く 。
2前 時 の 学 習 を生 か し、 出来 上 が った ① ② ペ ー ジ と提 示 され た⑤ ペ ー ジ(布 に 媒染 剤 を浸 す 場 面)を 見 て 、③(布 を浸 す)④(布 を煮 る)場 面 を 想起 す る。
3し た こ との 順 序 を 考 え て 、布 を浸 す 、布 を煮 る 二 つの 場 面 の ペ ー ジ③ ④ を 書 き 、貼 り合わ せ る。
*z
★
A:☆ 推 敲 しよ う とす る努 力 、姿 勢 や 間違 いが 正 して あ る箇 所 を褒 め る。
☆ 場 面 に応 じて 自分 の気 持 ち を詳 し く書 い て い る 文章 を全 体 に紹 介す る。
B:☆ 仕 上 が っ た作 品 の よ い とこ ろ を褒 め る。
☆ 自分 の 気持 ち を吹 き出 しに 番 くよ う伝 え C:☆ る 。作 品 が 仕上 が るよ う に、思 いつ か な い場 合 は例 文 を示 し、視 写 す るよ う助言 す る 。 A:☆ 工 夫 した こ とが 詳 し く書 け るよ う に,具
体 的 な 例 を示 す 。
☆ 学 習 全体 を振 り返 り、 始 め と終 わ りの気持 ち の 変 化 を 中心 に轡 け るよ う、 助 言 す る。
B:☆ 紹 介 した と きの 気持 ち を確 認 し、感 想 を 雷 く う う に促 す 。
☆活動 全 体 を振 り返 る ことが で き る よ う今 まで の 活 動 を確認 す る。
C:☆ お家 の 人 に見 て も らっ た感 想 が 番 け るよ う に助 言 す る 。
★⑥ ⑦ ペー ジ を記 述す る 場 面
出応離鶏餓譲臨誘唱蕊論肌響
A
い ヤノ ロゑロ ン ゆ ロc0へ ぬ ぬ
場 面 にふ さ わ し い 言葉 旨品 を仕 上 げ て い る。
ヒタハヘロ リ リる
出 し な が ら 入れ て 轡 き,
辿
書く能力
の書章い乙文よこい覧くよき付の聞気ちをこだ介方友紹きO りしこ︒吹羅鷹を藷裂る面考子のに煮場を様時しをす序やの出布出順とそき○○
第3時 を 振 り 返 り 、 よ い 文 章 の 紹 介 を 聞 く 。
薯難鱗 篶叢藩 鰐鐡鰻羅騨 籍
12 ジ串乱
肘胎
りる読取げをを上本布仕絵・をでる本士煮絵同をて達布め友・か隔て確はえを童考容児を内た序やつ順番わの順終と︑くこき旦Tた書*しを
★3
取材・構成・記述
234(本時)
★ 活 動 を振 り返 っ て感 想 を 樽 く場 面
A:全 体 を 振 り 返 り 、 感 想 を 詳 し く 轡 こ う
』一
B:凹 い る 。
」. 、 隅'こ つ て
△ 作 品分 析
関心・意欲・態産
をと︑と品たみい﹄作し読よこた夫に﹄のくつ工心この付作の中るも気が文をすたに分やろ介いろ自絵こ紹書こ○○
○ 全 て の 学 習 を 振 り返 り感 想 を轡 く こと。
ち の方 々 に染 め た 作 品 とそ め も の や さん の 絵本 を紹 介
り
保 踵 者 に感 想 を書 いて も らう 。 授 業参 観時
)
うる*(おす
1
全 体 の 学 習 を 振 り返 り、 「そ め も のや さ ん 」 の絵 本 作 りの 感 想 を書 く。
*2
伝え合い
5
o◎
IOl
(6)本 時 の学習(4/5時)① 本 時 の 目標
○ 布 を煮 る場面 と布 を取 り出す場 面 に合った 文章 を順序 よ く書 くことが でき る。
②本 時 の展開
主な 学習活 動 ★評価する学習活動 1第3時 を 振 り返 り 、 場 面 に 合 っ た 文 章
が 書 け て い る 作 品 の 紹 介 を 聞 く 。 2本 時 の ね らいを確 か め る。
え ほ ん の の こりの ペ ー ジ をか き 、 え ほ ん を か ん せ い させ よう。
3教 師 が作 成 した前 時 の最後 の文 章(染 液 に一 日つ けて お い た布 を 媒染 液 につ
け るペ ー ジ)と 本 時 の最 後 の文 章(布 を水 洗 い して干 す ペ ー ジ)を 全 員 で 音 読す る。
★4「 も う一 度 染 液 に つ け て 煮 る1ペ ー
io
★5「 布 を 広 げ る 」 ペ ー ジ を 書 き 、 貼 り
00
・二 枚 と も書 け た 児 童 は 思 っ た こ と を 吹 き 出 し に 書 く。(2時 、3時 に 同 じ)
・順番 や 内容 を確 か めて絵 本を仕 上 げ る。
・早 く 終 わ っ た 児 童 は 、友 達 同士 で本 を 読 み 合 い 、 よ い と こ ろ を見 付 け る。
6本 時 の 学習 を振 り返 り、完 成 した 自分 の作 品 を見て感 想 を もつ 。
転 鱒・憾 壽
∴ 選舗 》隷 7撫 謹1喪鑑
く もう一 に をつけ る ・̀】を広 げる縄 一ジを'く
○ 指溝事項
○ 友 達 の よ い文 章 の紹 介 を聞 き、
よ い書 き方 に気 付 くこ と。
を︑解面き理場書をすてて出えあり考め取をるを序せ布順さ
︑︑成るし完乙煮出をこをい本る布思絵す○
○ 布 を 煮 る 、 布 を 広 げ る 場 面 を 思 い 出 し 、 順 序 よ く 様 子 を 書 く こ とD
○ 順 序 を確 か め な が ら 、 ペ ー ジ を 貼 り合 わ せ て 、 正 し い 順 序 が 分 か る こ と 。
○ 書 いた文 章 を読み返 す こと。
○ 友 達 同士 でお 互 い に読 み 合 い感 想 を もつ こと。
0完 成 した 自分 の作 品 を見 て感 想 をもつ こ と。
★評価 場面 △ 評価 方法 評価規 準 ☆評価 を生か した指導 例
★布 を煮 る ・布 を取 り出す ペー ジを書 いて い る場 面 △観察 法(座 席型評 価カー ドを 用いた 机間指 導)
評価規準 ☆評価 を生かした指導例
A (十 分
満 足 〉
・順 序 を考 え て 、布 を煮 る、
布 を取 り出す 場 面 を書 き 出 来事 の様 子 や 自分 の気 持 ち を 場 面 に応 じて 詳 し く書 い て いる 。(
4文 程度)
☆ 推 敲 しよ うとす る努 力、 姿 勢や 間 違 い が 正 して あ る箇 所 を褒 め る。
☆ 堀 面 に 応 じて 自分 の気 持 ち を詳 し く番 いて い る文 章 を 全体 に 紹 介す る。
☆ 仕 上 が った 作 品 の 出来 映 え を褒 め る。
B (概 ね
満 足)
・順 序 を考 え て,布 を煮 る 場 面 、布 を取 り出 す 場 面 を よ く思 い 出 しな が ら、 場 面 に 合 っ た文 を書 いて いる 。
(2文 程 度)
☆読 み 返す た め の観 点 を示 し、 どの よ うに 直す か例 示 す る。
☆ 自分 の気 持 ち を 吹 き出 しに書 くよ う助 言す る 。
C (努 力 を
要 す る)
・Bに 満 た な い児 童 ☆ 文 章 が 思 いつ か な い児 童 のた め に 、2種 類 の ヒン トカー ドを 用意 し、 手渡 す 。
☆ キ ー ワー ドを見 て 文 を作 っ た り、 例文 を視 写 した りす るよ う 助言 す る 。
☆絵 や 前 後 の文 章 か ら順 序 を確認 させ る。
☆絵 と文 が 対応 して い る か を確認 させ る。
を 生 か した 指軽百
児童が記述している場面
一を 士上 ウAう 〉
問 導 例 1全 員観(途 中 で ち 止 ま ら に 、全 員 の様 子 を見 る。)
・一枚 目 を書 き始 め られ た か を見 る 。 ・個 別指 導 が 必要 な 児 童 に印 を付 け る。
2個 別指 導 ①
・書 き始 め られな い児 童 へ 支援 す る。
☆ め あて の確 認 をさせ る。 ☆絵 を見てn頭 で作 文 させ る。
3全 員観 察 ②
・BとCに 分 け る視点 で 全 員 を 見 る.
・Cの 児童 だ け座 席型 評 価 カ ー ドに印 を付 け る。・Bの 児童 に吹き出しカー ドを取 りに行かせ る。
4個 別 指 導②
・Cの 児 童 に具 体的 な 支援 をす る。
☆ 書 き 出せ な い児童 → ヒ ン トカー ド①(キ ー ワー ドが 載 って いる もの)を 渡 す。,
論 縁 密 雑 薯蔵 三羅 あ蔓麟 羅 盟鴨 謎 馨茗1
☆場 面 と違 う ことを 書 いて い る児 童 →絵 に合 う文章 を意 識 させ る 。㈲ 後の槻面の絵 を予がかりに) (書
TIの ペー ン で … ス.よ つ。』
C1(號 ん で み て)「 あ 、 そ うか 。」
T(二 枚 の絵 を見 せ な が ら)「 ど ち らが 先 で した か 。 絵 を見 て 考 え ま し ょう 。」 C2(並 べ て 見 比 べ て)「 あ 、 こっ ちが 前 だ 。」
T(視 写 カー ドを渡 して)rこ れ を写 して 書 いて もい いで す.〔 〕 の 中は 臼分で考 えて 沓き ま し ょう。」 C3rは い 。j〔 〕 の 中 を 考 え て文 を書 き 始 め る ・
T(ヒ ン トカ ー ドを 見 せ て)「 煮 て い る と こ ろ です ね 。 何 回 目で す か 。」 5全 員観 察 ③
・児 童 の変 容 を見 取 る.
・Aの り の よ い ,る ・AとCam!に つ い 一評 カ ー ド に を 寸け る
(7)授 業 の 考 察
○ 指 導 の 重 点 化 と学 習 の 見 通 しを も た せ る ポ イ ン ト学 習
第 一 時 に行 っ た ミ ニ 絵 本 作 り を 通 して 、児 童 一 人 一 人 が 学 習 の 見 通 し を も つ こ とが で き た 。 ま た 、 こ の ミ ニ 絵 本 作 りは 本 単 元 で 育 て た い 指 導 の ポ イ ン トを 取 り上 げ た 学 習 と し た た め 、 教 師 は 、児 童 の 作 っ た ミ ニ 絵 本 を基 に 診 断 的 評 価(書 く意 欲 、順 序 、 書 く 力 、 言 語 の 力 な ど)
を行 い 、 次 時 以 降 の 個 に 応 じ た 指 導 に 生 か す 机 間 指 導 計 画 を 立 て る こ とが で き 、 計 画 的 な 指 導 が 可 能 と な っ た 。
○ 順 序 を 意 識 さ せ た 場 面 別 ワ ー ク シ ー ト
染 め 物 の 工 程 を 絵 に 表 し 、 場 面 ご と に絵 を 入 れ て 場 面 別 ワ ー ク シー トを 作 成 し た 。 こ れ は 時 間 的 順 序 を確 認 し た り場 面 に合 っ た 文 章 を 書 い た りす る た め に 有 効 な 手 が か り と な り、 ど の 児 童 も 意 欲 的 に取 り 組 ん で い た 。 ま た 、 し た こ とや 様 子 だ け で な く、 学 習 の 進 度 や 実 態 に 応 じ て 、 染 め 物 を し た と き の 気 持 ち を 吹 き 出 し カ ー ドに 書 く よ う に さ せ た こ と で 、 自分 の ペ ー ス で 書 き 進 め る こ と が で き 、文 章の 内容 も整 理 され 、楽 しんで 順序 よ く書 く力 につ なが った。
○ 一 人 一 人 の 指 導 に 生 き る 座 席 型 評 価 カ ー ド
座 席 型 評 価 カ ー ド に1時 間 の 授 業 で 評 価 し た 内 容 を 記 録 す る 。 そ の 記 録 を 基 に して 次 時 の 机 間 指 導 計 画 を 立 て た 。 各 時 間 の 目標 に 照 ら し 合 わ せ た 評 価 規 準 とそ れ に 基 づ く指 導 例 を 活 用 し 、 限 ら れ た 時 間 の 中 で で き る だ け 多 く の 児 童 に個 に 応 じた 指 導 、 支 援 を す る の に 有 効 で あ っ た 。 こ う し た 継 続 的 評 価 と指 導 は 、一 人 一 人 の 確 か に 書 く 力 を 伸 ば す こ と に つ な が っ た 。
○ 学 習 状 況 に 応 じた 言 葉 か け 例 や ヒ ン トカ ー ド、 視 写 カ ー ドの 活 用
評 価 を 生 か した 具 体 的 な 指 導 の 工 夫 と して 、 児 童 の っ ま ず き を 予 測 し、 そ の つ ま ず き に 即 し た 言 葉 か け や ヒ ン トカ ー ドな ど の 手 だ て を 作 成 し た 。 指 導 や 支 援 の 必 要 な 児 童 に 対 して そ の 場 で 対 応 す る こ と に よ り、 書 く意 欲 が 高 め られ た 。
(個別 支援 にお ける言葉 かけ例) 出来 事 を思い 出させ る言葉か け
・マ リー ゴー ル ドの花 は何 色で し ょう?
・お鍋 のお湯 は何色 にな りま したか?等 文 を書 く ことを助 ける言葉か け
・(様子や 言 った こ とを思い出 せてか ら) そ う。 〜 と思 ったのね そ の こと も絵 本 に 書 いてお くと、お母 さん に もよ く染 め 物 の ことが わか って も らえます よ。等 一生 懸 命書 いて いる ことを認め る言 葉 かけ
・こ この書 き方 は、 とて もよ く轡 けて いま す よ 。 等
(机間指 導記 録の一 部) 第4時 本時の学習内容
・絵本 の の こりの2ペ ー ジ(も う一 度煮 るペー ジ)(布 を広 げ るペー ジ)の 場 面 を思 い出 し頗序 よ く書 く。
・順 序、内容を確かめて、絵本を仕上げる。
視写 カ ー ドを渡 す
名前ABC
名前ABC
名前ABC
ヒ ン トカ ー ド
名前ABC
作品例
Aし た ことや様 子の順 序 をよ く思 い出 し、場 面 に応 じて 詳 し く書いて いる.
気 持 ちは吹 き出 しによ く思 い出 して書 いて いる。
B順 序 を思 い出 しなが ら絵 に 合 った文を書 いて いる。
(2文 ぐらい) 様子 を詳 しく
名前鯉BC 名前 ・◎ ・ 言葉かけをする
名前 。㊦ 、 名前 ㊧BC
}
花 を煮 る場面(第2時) 布を煮 る場面(第4時)
一10一