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金融市場ウィークリー 2017 年 4 月 7 日号 [ 経済 金融市場動向 ] 金融市場見通し 内外経済指標 米経済指標は底堅く推移する見込みだ 米国の政策の不透明感は残存し リスクオンの動きは限定的に 米金利は横ばい ドルは上値が重い展開を予想 [ トピックス ] 日銀短観 (3 月調査 ) 輸

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(1)

2017 年 4 月 7 日号

経済・金融市場動向]

◆ 金融市場見通し・内外経済指標

米経済指標は底堅く推移する見込みだ。米国の政策

の不透明感は残存し、リスクオンの動きは限定的に。

米金利は横ばい、ドルは上値が重い展開を予想

[トピックス]

◆ 日銀短観(3月調査)

輸出主導で業況改善も、欧米政治の不透明感や交易

条件の悪化懸念から先行きは慎重。省力化投資への

関心の高まりから17年度投資計画は高めの水準に

◆ 新しくなる中国の金融政策枠組み

金利重視の金融政策枠組みへの転換に向けた取り組

みはかなり進んでいるが、導入したとしても金融政

策の有効性をより高めるためには課題が残る

金融市場ウィークリー

(2)

金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号)

✣[目次]✣

今週の注目チャート ···

1

Ⅰ.経済・金融市場動向 ···

3 金融市場見通し ··· 3 金融市場レビュー ··· 4 内外経済指標の解説と予測 ··· 5

Ⅱ.トピックス ···

8 日銀短観(3月調査) ··· 8 新しくなる中国の金融政策枠組み ··· 10

Ⅲ.参考資料 ···

12 今週・来週の主要経済指標 ··· 12 月次・四半期のスケジュール ··· 14 今週の金融市場の動き ··· 17 最新リポート一覧 ··· 18

〰〰

マーケット時流潮流

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米国での銀行貸出停滞の謎 調査本部本部長代理 長谷川克之 トランプ政権の政策を巡る不透明感は根強いものの、米国経済自体は堅調というのが一般的な見立 てだ。経済指標が概ね好調さを維持している中で、やや気になるのが銀行貸出の変調である。 連邦準備制度理事会(FRB)の銀行統計によれば、銀行貸出の伸び率は 2016 年の前年比 8%弱 から本年 2 月には 5%に減速、前月比では減少に転じた。週次統計を見ると 3 月に入ってからも減少 が続いている。一般的な企業向けの貸出である商工業貸出も同様の傾向にあり、年明け以降、急ブレ ーキがかかっている。前年比の伸び率は直近で 3%弱と、一年前の同時期の二桁から急減速している。 貸出が減速しているのは何故か。昨年前半にかけての原油価格下落の影響がラグを伴ってエネルギ ーセクターに現われているとの見方もあるが、説明としてはやや説得力に欠ける。2 月に発表された FRBの銀行融資態度調査によれば、商工業向け貸出に対する資金需要には回復の兆しがうかがえ、 また、銀行の融資基準がより厳格化している訳でもない。米国でのM&A(合併・買収)公表金額や シンジケートローン組成額も、1~3 月期には昨年 10~12 月期から減少したが、前年同期比では堅調 さを維持しており、企業活動が鈍っている訳では必ずしもない。考えられるとすれば、金利先高観が 強まる中で、短期の銀行借入が中長期の社債によりリファイナンスされたことだろう。米国での社債 発行額は 1~3 月期には四半期としては過去最高を記録、社債発行ブームとなっている。 結論として、現時点では銀行貸出の変調を懸念するに足る明確な要因がある訳ではない。一方で、 新政権の政策期待から企業や個人の景況感こそ大幅に改善したが、設備投資や個人消費の拡大には未 だ繋がっていない。今後の政策次第では政権交代に伴うユーフォリアが剥落してしまうこともあり得 る。景気回復の持続性を占う上でも銀行貸出の動向を注視したい。

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(3)

~今週の注目チャート~

【 日本国債利回りの推移 】

短期ゾーンの国債利回りが 3 月後半以降上昇 (資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成 【解説】3 月後半以降、短期ゾーンの国債利回りが上昇している。日銀が 3 月末の国債市場の需給タイト化 への対応として 3 月中の国庫短期証券の買入れをとりやめたことや、4 月の国債買入れ計画で 1 年超 5 年以 下のゾーンの国債買入れを減額したことなどが影響している。市場の需給タイト化に対応し、日銀は保有す る国債を大量に市場へ貸し出している。日銀の国債大量購入による市場の国債不足の影響が懸念される。

【 TOPIX と予想PER(株価収益率)の推移 】

株価下落に伴い日本株に割安感 【解説】3 月後半以降日本株は円高進行や海外政治情勢への不透明感から軟調な展開が目立つ。株価下落に 伴い、2017 年度に予想される企業業績から算出したPERは低下している。3 月の FOMC 議事録で一部メンバ ーから株価水準を割高と指摘された米国株の予想PERが 18 倍を超えていることに鑑みても日本株には割 安感が出ている。4 月に相次ぐ海外重要イベントを無難に通過していけば株価の回復が期待できるだろう。 ▲ 0.5 ▲ 0.4 ▲ 0.3 ▲ 0.2 ▲ 0.1 0.0 0.1 9 10 11 12 1 2 3 4 (月) (%) 10年 5年 2016年 2年 2017年 国庫短期証券 (6ヵ月) 1,100 1,200 1,300 1,400 1,500 1,600 1,700 10 11 12 13 14 15 16 16/6 16/7 16/8 16/9 16/10 16/11 16/12 17/1 17/2 17/3 17/4 2017年度予想PER TOPIX(右目盛) (倍) (Pt.) (年/月) (資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

(4)

金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 2

【 ビットコイン(仮想通貨)の対ドルレート 】

振れを伴いながらも上昇傾向に (注)欧州最大手の仮想通貨取引所 Bitstamp のビットコインの対ドルレート。 (資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成 【解説】ビットコインの価格は振れを伴いながらも上昇傾向にある。人民元からの資金流入が中心だが、欧 米政治情勢の不透明感が逃避先としてのビットコイン買いに繋がった面もあるようだ。ビットコインは欧米 で決済通貨として活用されつつあり、日本でも 4 月に改正資金決済法が施行され、環境整備が進んでいる。 今後決済通貨として利用が進み、信認が高まれば、逃避通貨としても価値を更に高めていく可能性がある。

南アフリカランドと国債格付 】

政局不安で不透明感高まる南アフリカ (資料)Thomson Reuters より、みずほ総合研究所作成 【解説】南アフリカでは通貨ランドが急落している。先週、ズマ大統領が内閣改造を断行し、同大統領に対 する辞任要求が高まるなど、国内の政局が不安定化していることが背景にある。こうした事態を受け、米国 の格付会社S&Pは、南アフリカの外貨建て国債格付を投機的格付にあたるBB+へ格下げした。S&Pは 格付見通しを「弱含み」としており、財政再建の進捗や景気動向によっては更なる格下げもあるとしている。 B-B B+ BB-BB BB+ BBB-BBB BBB+ A-A A+ AA-1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 南アフリカランド S&P格付 (外貨建て、右目盛) S&P格付 (自国通貨建て、右目盛) (格付) (ランド/ドル) ランド高 (ドル安) ↑ ↓ ランド安 (ドル高) 投資適格 格付 ↑ ↓ 投機的 格付 (年) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 12/1 13/1 14/1 15/1 16/1 17/1 (ドル/ビットコイン) (年/月)

(5)

Ⅰ.経済・金融市場動向

~金融市場見通し~

FOMC 議事録公表後に米株 安、米金利低下が進展 今週の金融市場では、3月の米非製造業ISM指数(4/5)が市場予想を 下回ったことなどから、米国の景気拡大一服がやや意識されたほか、FOMC 議事録(4/5)で米株水準が割高という指摘があったことが材料視され、米 株安、米金利低下、円高ドル安が進んだ。 米経済指標は底堅いが、政 治面での不透明感が高く、 金融市場のリスクオンの 動きは限定的に 今晩以降に発表される米経済指標は、底堅い結果を見込む。今晩公表予 定の3月の米雇用統計(4/7)は非農業部門雇用者数の増加幅がやや縮小す る見通しだが、コア小売売上高(4/14)やコアCPI(4/14)は米国のフ ァンダメンタルズの良好さを示す結果になるだろう。 一方で、米国の政治動向に対する不透明感は根強く残り、金融市場のリ スクオンの動きは限定的になるだろう。今週末の米中首脳会談(4/6・7) が無難な結果に終わっても、その後もトランプ政権の政策の実現可能性を うかがう展開が続きそうだ。また、米軍がシリア関連施設を攻撃したこと から(4/7)、今後の展開次第ではリスクオフ地合いが高まる可能性もある。 米株は、来週公表される金融関連業種の決算が良好な結果になると予想 され、やや持ち直すとみるも、米長期金利は横ばい圏の推移に留まろう。 また、来週末に公表予定(先送りの可能性あり)の米為替報告書を控え、 ドル円相場はドルの上値が重い展開になるだろう。日本株は今週大きく値 を下げたことから、来週にかけては下値を固める展開を予想する。 米中の貿易摩擦への警戒 が必要な状況は今後も続 く なお米中首脳会談では北朝鮮対応が主題で、貿易問題についても一定の 手打ちがなされるとの観測がある。ただ会談を無事通過しても、米政権は 赤字削減を確認するまで厳しい姿勢を解きにくいだろう。サプライチェー ンがアジア全域に広がるなか、米国の対中貿易赤字削減は日本を含めたア ジア全体に影響を及ぼすとみられ(※)、今後も注視が必要だ。(有田賢太郎) ※詳細は「米中貿易摩擦は日本経済にどのような影響を及ぼすか(4/6)」をご覧下さい。 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp170406.pdf 【 来週の予想 】 USD LIBOR 3カ月(%)

1.140 ~

1.160

米10年国債(%)

2.20 ~

2.50

円 TIBOR 3カ月(%)

0.03 ~

0.07

10年国債(%)

0.00 ~

0.10

ダウ平均(ドル)

20,400 ~

20,900

NASDAQ総合指数(ポイント)

5,790 ~

5,940

日経平均(円)

18,300 ~

19,100

TOPIX(ポイント)

1,430 ~

1,510

円/ドル

108.5 ~

112.5

ドル/ユーロ

1.045 ~

1.090

円/ユーロ

115.0 ~

121.0

為 替 項目 予想レンジ 内外金利 内外株式

(6)

金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 4

~金融市場レビュー~

<内外金利動向>

米経済指標の力強さに欠 ける結果などを受けて、 米 10 年国債利回りは小幅 に低下。FOMC 議事録では、 年後半の再投資政策変更 に関する言及が明らかに 先週末以降の米 10 年国債利回りは 2.3%台まで小幅に低下した。3 月の 米自動車販売台数(4/3)や 3 月の非製造業ISM指数(4/5)がコンセン サスを下回るなど、足元で発表された経済指標は力強さに欠ける結果が続 いた。3 月 FOMC 議事録(4/5 公表)では、多くの参加者が年後半に再投資 政策の変更が適切になると言及していたことが明らかとなり、発表直後に 利回りは上昇した。しかし、米大統領の政策運営に対する警戒感が続くな か、先行きの米国経済の回復ペースに対する慎重な見方が広がったことな どから、米金利は低下した。日本の 10 年国債利回りは横ばい圏で推移した。 他方、短期国債利回りは日銀の買い入れ減額などから上昇した。(坂中弥生)

<内外株式動向>

米株は 3 月 FOMC 議事録で 緩和縮小・株価水準への 警戒感が高まり下落、日 本株は円高に加え地政学 的リスクが意識され下落 先週末以降の米株式相場は小幅に下落した。週前半は経済指標が景気拡 大の一服感を示唆したが、3 月のADP雇用統計(4/5)が予想を上回ると 一時大幅高となった。しかし、3 月の FOMC 議事録で再投資政策の年内変更 を多くのメンバーが妥当としていること、一部メンバーが株価水準を割高 と発言したことが確認されると下落に転じた。日本株は下落した。週初は 日銀短観(3 月調査)で示された企業景況感の改善が好感されたが、ドル円 相場が円高に転じると株価も下落に転じた。週後半は地政学的リスクや米 中首脳会談(4/6・7)を控え米通商政策への警戒感が高まり日経平均株価 は年初来安値を更新した。 (大塚理恵子)

<為替動向>

米金利低下を受け、円高 ドル安進展 先週末以降のドル円相場は円高ドル安地合い。3 月の米製造業ISM指数 (4/3)が前月比低下したことから、週明けにドルがやや売られた。その後 2 月の米貿易収支で貿易赤字額が市場予想を下回ったことや、3 月の米 ADP雇用統計が良好な結果になったことから、一時円安ドル高に戻す場 面もあった。しかし 3 月の米非製造業ISM指数が前月比低下したことか ら再びドル安が進んだ。米中首脳会談を控え、ややリスクオフ地合いにな ったことも円高圧力として働いた。ユーロドル相場はもみ合い。米金利低 下がドル安圧力になるも、ECB総裁が講演(4/6)で政策スタンス変更に 慎重な姿勢を示したことが、ユーロ安圧力として働いた。 (有田賢太郎)

<新興・資源国動向>

政局が不安定化する南ア フリカでランドが続落 新興国市場では南アフリカランドが続落している。内閣改造の断行をき っかけに公金流用や新興財閥との癒着で汚職問題を抱えるズマ大統領に対 する与党内の反発が高まっていることがランド急落の要因となっている。 S&Pは南アフリカの外貨建て国債格付を投機的格付(BB+)に引き下 げた(4/3)理由として政局不安を挙げており、更なる格下げの可能性もあ る。対照的に一部にS&Pが格上げするとの見方があるインドネシアでは 株価が最高値を更新した。その他にも株価が上昇している国が多いものの、 国民投票を控えたトルコや北朝鮮のミサイル発射が嫌気された韓国では株 価が上昇しておらず、トルコについては通貨リラも下落してい。(井上淳)

(7)

~内外経済指標の解説と予測~

<国

内>

製造業・非製造業ともに景 況感が改善 今週発表の指標では、企業・消費者マインドが改善した一方、実質賃金 の伸び悩みが続く内容となった。日銀短観(3月調査)(4/3)では、大企 業・製造業の業況判断DIが+12%Pt、大企業・非製造業が+20%Ptとい ずれも前回調査から改善した。製造業は、世界経済の持ち直しなどによる 輸出の回復や想定為替レート対比の円安などにより加工業種から素材業種 まで、全般的に改善となった。非製造業は、生鮮食品価格の高騰一服によ るマインド改善や円安によるインバウンド需要の回復から、小売業、宿泊・ 飲食サービス業などが改善した(詳細はトピックス「日銀短観(2017年3月 調査)」ご参照)。 消費者マインドは改善 3月の消費者態度指数(4/6)は、前月差+0.7Pt(2月同+0.1Pt)と4カ 月連続の上昇となった。雇用環境をはじめ、全ての構成項目が改善した。 名目賃金は増加も、実質賃 金は伸び悩み 2 月の毎月勤労統計(速報値、4/7)によると、名目賃金は前年比+0.4% (1 月同+0.3%)と増加した。しかし、消費者物価の上昇により、実質賃 金は同 0.0%と伸び悩みが続く結果となった。 来週は経常収支、機械受注統計などが発表される。 経常収支の黒字幅が拡大 2 月の国際収支(4/10)は、3 兆 644 億円の経常黒字を予測する。輸出の 増加により貿易黒字が前年同月より拡大し、第一次所得収支の黒字幅も拡 大する見込みだ。その結果、経常黒字は前年同月(2 兆 3,874 億円)から 大幅に増加しよう。 機械受注は前月比プラス 2 月の機械受注(4/12)は、前月比+1.9%(1 月同▲3.2%)と予測する。 堅調な建設需要に伴う建設機械受注の拡大や、生産性向上設備投資促進税 制の期限を年度末に控えた駆け込み需要もあり、機械受注は前月比プラス となるだろう。 (平良友祐) 【 経常収支の推移 】 【 機械受注(船舶・電力を除く民需)の推移 】 ▲ 3 ▲ 2 ▲ 1 0 1 2 3 4 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 16/07 17/01 (兆円) (年/月) 経常収支 貿易収支 サービス収支 第一次所得収支 第二次所得収支 (注)2017年2月の値は、みずほ総合研究所による予測値。 (資料)財務省「国際収支統計」より、みずほ総合研究所作成 予測値 90 100 110 120 130 140 150 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 16/07 17/01 (年/月) (2010年=100) (注)2017年2月の値は、みずほ総合研究所による予測値。 (資料)内閣府「機械受注統計調査報告」より、みずほ総合研究所作成 3カ月後方 移動平均 月次 予測値

(8)

金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 6

<海

外(米国)>

2 月の個人消費は一時的 要因により減少 2 月の実質個人消費(3/31)は前月比▲0.1%(1 月同▲0.2%)と 2 カ月 連続で減少した。暖冬による電力・ガス代の落ち込みに加えて、外食・宿 泊、航空サービス等が減少した。消費者への税還付が遅れたことも、2 月の 弱さに影響した可能性がある。しかし、消費者のセンチメントは良好で、 個人消費は一時的要因がはく落するもとで今後持ち直すと予想する。 内外需要の回復等を背景 に製造業業況は堅調さを 維持。一方、政治的な不 透明感は非製造業の業況 改善に影を落とした模様 3 月の製造業ISM指数(4/3、57.2)は低下したが、2014 年 8 月以来の 高さとなった 2 月に続く高い水準を維持した。企業のコメントをみると、 「2017 年の見通しは横ばい」(輸送機械)とのやや慎重な報告があったも のの、総じて楽観的で、幅広い業種における業況改善を示した。一方、非 製造業ISM指数(4/5、55.2)は昨年 10 月以来の水準に低下した。医療 保険制度や通商政策、移民政策の先行きを懸念する声が出ており、政治的 な不透明感が業況改善ペースの鈍化につながった可能性がある。 再投資政策の年内変更が 明らかに 4 月 5 日に公表された 3 月の FOMC 議事録では、多くの参加者が今年後半 に再投資政策の変更が適切になると言及していたことが明らかとなった。 米国債とMBSの両方を対象資産とする。しかし、再投資を徐々に縮小す るか、一度に停止するかの判断は今後決定するとのことである。インフレ に関しては、コア指標が 2%に届いていないことを強調する参加者と、イン フレ目標はほぼ達成したと考える参加者との間で意見の対立がみられた。 今晩以降発表される指標 では、雇用統計、小売売 上高、CPIに注目 今晩発表の 3 月の雇用統計(4/7)では、非農業部門雇用者数の増加幅が 縮小すると予想する(+19 万人)。過去 2 カ月間、非農業部門雇用者数の 上振れを示唆してきたADP民間雇用者数は 26.3 万人増加したが、両者の 計算方法の違いや非製造業ISM調査の雇用指数の低下等を踏まえれば、 ADPが示すほどの強さはないとみられる。失業率は前月から変わらず、 時間当たり賃金上昇率(前年比)は小幅に減速するとみられる。3 月の小売 売上高(4/14)は、自動車販売が足を引っ張る一方で、コア小売売上高の 増加が続くとみられる。3 月のコアCPI上昇率(4/14)は前月比+0.2% となり、前年比では+2.3%と小幅に加速する見通しである。(風間春香) 【 製造業・非製造業ISM指数 】 【 非農業部門雇用者数 】 (資料)米サプライマネジメント協会より、みずほ総合研究所作成 (注)2017 年 3 月はみずほ総合研究所予測値。 (資料)米国労働省より、みずほ総合研究所作成 46 48 50 52 54 56 58 60 62 15/3 15/9 16/3 16/9 17/3 製造業ISM指数 非製造業ISM指数 (年/月) ▲100 0 100 200 300 400 500 16/3 16/6 16/9 16/12 17/3 建設業 鉱業 製造業 民間サービス業 政府部門 非農業部門合計 (年/月) (前月差、千人)

(9)

<海

外(欧州)>

2 月のユーロ圏小売数量 は増加 2 月のドイツ製造業受注 は反発したが、気懸りな 点が残る 3 月のユーロ圏インフレ 率は低下。今後も低下傾 向に ECBは利下げバイアス の削除に慎重 2 月のユーロ圏小売数量(4/4)は前月比+0.7%と増加した。衣服を中心 とする非食品が増加の主因だった。今後に関しては、物価上昇という可処 分所得の押し下げ要因と、雇用拡大ペースの加速という押し上げ要因のど ちらが強く消費に影響するのか見極める必要がある。 2 月のドイツ製造業受注(4/6、大型輸送機械除く)は前月比+2.9%と増 加した。前月の大幅減の反動によるものだが、輸出受注が 4 カ月連続で減 少したことを踏まえると、輸出回復ペースは今後鈍化する可能性がある。 また、国内向け受注は急増するも、その内訳項目である資本財受注は低調 である。設備投資の先行指標である資本財受注の低調さは、今春以降の設 備投資の回復ペースの鈍さを示唆している。 3 月のユーロ圏インフレ率(3/31)は前年比+1.5%と、2 月(同+2.0%) から急低下した。エネルギー・食品物価上昇率に加え、コア・インフレ率 (エネルギー・食品除く総合)も低下した。コア・インフレ率に関しては、 サービス物価上昇率の低下が強く影響しているが、イースター休暇の時期 が昨年とずれたことに伴ってパック旅行価格などが「下振れ」たためと思 われる。4 月にはこうした季節要因が「上振れ」要因となり、コア・インフ レ率は上昇すると見込まれる。もっとも、エネルギー・食品物価を中心に、 インフレ率全体では低下傾向となるだろう。 3 月の欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨(4/6)では、フォワー ド・ガイダンスから利下げバイアスを削除することは、金融引き締めに繋 がり得るため時期尚早と結論付けられたことなどが明らかとなった。 今晩以降は、ドイツ企業 関連統計や英国家計関連 統計などが注目点 今晩以降は、2 月のドイツ鉱工業生産・輸出金額(4/7)、同月の英消費 者物価(4/11)、同月の英雇用統計(4/12)などの経済指標の発表に加え、 ユーロ圏財務相会合(4/7)が予定されている。ドイツの生産・輸出では、 改善傾向の持続が期待される。英国の物価・雇用統計では、総じて家計の 所得環境の悪化が示されるだろう。ユーロ圏財務相会合では、対ギリシャ 融資のための条件などが協議される。 (松本惇) 【 ドイツ製造業受注 】 【 ユーロ圏インフレ率 】 96 98 100 102 104 106 108 110 90 92 94 96 98 100 102 104 106 108 110 2015/2 15/8 16/2 16/8 17/2 製造業受注 輸出受注 国内受注(右目盛) (2014/1=100) (2014/1=100) (年/月) ▲ 4.0 ▲ 3.0 ▲ 2.0 ▲ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 ▲ 0.6 ▲ 0.3 0.0 0.3 0.6 0.9 1.2 1.5 1.8 2.1 2016/3 16/6 16/9 16/12 17/3 ユーロ圏インフレ率 コア・インフレ率 エネルギー・食品・アルコール・煙草(右目盛) (前年比、%) (前年比、%) (年/月)

(10)

8 金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号)

Ⅱ.トピックス

~日銀短観(3 月調査)

:輸出主導の業況改善も、先行き慎重姿勢は変わらず~

大企業の業況判断は輸出 回復や円安を受け、製造 業、非製造業ともに改善 日銀短観(2017 年 3 月調査)では、大企業・製造業の業況判断DIが +12%Pt(12 月調査:+10%Pt)、大企業・非製造業が+20%Pt(12 月調 査:+18%Pt)と前回調査からともに改善した(図表 1)。製造業では、世 界経済の持ち直しを背景とした輸出の回復から、生産用機械業や自動車業、 鉄鋼業などが改善した。非製造業については、年末にかけて進んだ生鮮食 品価格の高騰が一服し、消費者マインドがやや持ち直したほか、円安によ りインバウンド需要が回復したことなどから、小売業や宿泊・飲食サービ ス業、対個人サービス業などが改善した。また資源価格の持ち直しに伴い、 総合商社の収益が改善したため、卸売業もやや回復した。 海外政治情勢への不安や、 人件費上昇懸念から、製造 業、非製造業とも先行きは 悪化 先行きについては、製造業、非製造業ともに悪化した。製造業は、世界 経済の持ち直しや円安などがプラス要因となるものの、米国のトランプ大 統領の政策動向や、欧州選挙などの海外情勢の先行きを慎重にみているよ うだ。非製造業は、公共投資の進展やインバウンド消費の押し上げがプラ ス要因だが、原油価格の持ち直しに伴うエネルギー価格上昇で、家計の節 約志向が高まる可能性が意識されたとみられる。また人手不足による人件 費上昇懸念も、先行き慎重姿勢に繋がった可能性がある。 2016 年度の収益見通しは 上方修正 2016 年度の経常利益(全規模・全産業)は、前年比▲4.1%と 12 月調査 から上方修正された(修正率:+4.4%)。事業計画の前提となる想定為替 レートが円安方向に修正され(図表 2、12 月調査:104.90 円/ドル⇒3 月調 査:107.30 円/ドル)、収益見通しにプラスに寄与した。 2017 年度の経常利益計画は前年比▲1.1%と、小幅な減益予想になった。 内外の景況感の先行きに対する慎重な見方が、企業の収益計画を下押しし た。また、2017 年度の想定レートは昨年度計画対比小幅な修正に留まり、 収益改善への寄与は小さかったと考えられる。 2016 年度の設備投資計画 は弱めの結果 2016 年度の設備投資計画(土地含みソフトウェア及び研究開発投資を除 く、全規模・全産業)は、前年比+0.4%(修正率:▲1.5%)と、12 月調 【 図表 1 業況判断DI 】 【 図表 2 想定為替レートと実勢レート 】 ▲ 60 ▲ 50 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 (%Pt) 先行き 大企業製造業 大企業非製造業 (年) (資料)日本銀行「全国企業短期経済観測調査」より、みずほ総合研究所作成 95 100 105 110 115 120 16/4 16/7 16/10 17/1 17/4 17/7 2016年度想定レート (12月調査・104.90円/ドル) 2016年度想定レート (3月調査・107.30円/ドル) 2017年度想定レート (3月調査・108.43円/ドル) (年/月) (ドル/円) 円安 円高 (資料)Datastream、日本銀行「全国企業短期経済観測調査」より、みずほ総合研究所作成

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査から下方修正された(図表 3)。中小企業が上方修正されたものの、大企 業・中堅企業が下方修正されたことが寄与した。海外政治動向への不透明 感が根強いことや、個人消費の伸びが力強さに欠けたことが、足元の投資 を慎重にしたようだ。 2017 年度の設備投資計画 は高めの発射台 2017 年度の設備投資計画は前年比▲1.3%となり、近年の 3 月時点の計画 と比べれば高い水準になった。世界経済が回復局面にあることが製造業の 投資計画を強気にしたほか、人手不足の深刻化から企業が省力化投資への 意識を高めたと考えられる。また今回調査から研究開発投資が調査項目に 加わった。2016 年度、2017 年度の研究開発投資額は規模・業種問わず前年 比プラスとなり、研究開発への企業の関心の高さを示す結果となった。 雇用の不足感は根強い 雇用人員判断DIは現状・先行きともに不足感が強まった。労働需要の ひっ迫から、省力化投資などへの企業の投資意欲は、今後も底堅いことが 期待される結果といえるだろう。 交易条件はやや悪化 仕入価格判断DI(「上昇」-「下落」)は円安や原油価格の持ち直しな どを受け上昇した(図表 4)。販売価格判断DIも上昇したが、改善幅は仕 入価格判断DIを下回り、仕入・販売価格からみた交易条件は、現状・先 行きともに悪化を示す結果となった。 今回の短観は、輸出主導で の景況感の回復を確認す る結果。ただし先行きは慎 重姿勢 今回の短観は、海外需給判断DIの上昇が示す通り、世界経済の持ち直 しを背景とした輸出主導による景況感の回復を確認する結果になった。一 方で先行きについては、欧米政治情勢の不透明感の高まりや、エネルギー 価格上昇がもたらす交易条件の悪化懸念が、先行き慎重姿勢に繋がった。 また、雇用人員判断DIが示すように人手不足感が強まるなか、省力化 投資への関心の高まりから、2017 年度の設備投資計画は例年より高い水準 になった。さらに、今回調査項目に加わった研究開発投資額からは、企業 の研究開発への関心の高さがうかがえた。研究開発投資を含む、GDPベ ースの設備投資も、2017 年度は底堅い伸びが期待されよう。(有田賢太郎) ※詳細は 2017 年 4 月 3 日公表の「日銀短観(2017 年 3 月調査)~輸出主導の業況改善も、 先行き慎重姿勢は変わらず」をご覧下さい。 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/DI/tankan170403.pdf 【 図表 3 設備投資計画(全規模・全産業) 】 【 図表 4 仕入・販売価格判断DI 】 ▲ 6 ▲ 4 ▲ 2 0 2 4 6 8 10 3月調査 6月調査 9月調査 12月調査 見込 実績 (前年比、%) 2017年度 2014年度 (新ベース) 2015年度 2014年度 (旧ベース) 2016年度 (注) 1. 全規模・全産業。土地を含みソフトウェア及び研究開発投資を除く。 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 30 40 50 60 70 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 仕入価格 販売価格 (DI、%ポイント) (年) 先行き

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10 金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号)

~新しくなる中国の金融政策枠組み~

加速する金利重視の金融 政策の枠組みへの転換 中国では近年、金融政策の枠組みの転換に向けた取り組みが加速してい る。これまで、中国の金融政策は預金準備率の調整、窓口指導、預金・貸 出基準金利の調整、公開市場操作など様々な手段が用いられてきたが、銀 行貸出など「量」のコントロールが中心的な役割を果たしてきた。しかし、 理財商品等の新たな金融商品が発達して金融自由化が実質的に一層進展す るなか、現行の金融政策の枠組みが十分に機能を発揮できなくなりつつあ る。これを受けて、日米欧などで採用されているように通貨供給の「量」 よりも「価格」(金利)を一段と重視し、公開市場操作を主要な政策手段 とする政策枠組みへの転換に向けた取り組みが進められている。 3 段階で進む金利コリド ー導入に向けたプロセス 現代的な金融政策が実体経済に影響するプロセスは、端的にいえば、中 央銀行が公開市場操作を通じて短期金利を調整し、それが市場メカニズム に基づいて長期金利に波及し、最終的に実体経済に影響を及ぼす、という ものである。ただ中国の場合、出発点となる短期金利の安定を十分保たれ ていなかった。このため、預金・貸出金利の上限または下限に関する規制 が既に撤廃されているにもかかわらず、実際には銀行間市場の短期金利で はなく、中国人民銀行が公表している基準金利を参照して、預金・貸出金 利を設定している商業銀行が多いのが実態のようだ。 これに対して、中国政府が特に力を入れているのが、政策金利の上限と 下限を示す金利コリドーの導入をはじめとする短期金利安定化の取り組み である。導入に関する具体的なプロセスについて、中国政府から明確な見 解は公表されていないものの、2015 年 11 月に発表された馬駿チーフエコノ ミストを中心とする中国人民銀行研究局のワーキングペーパーでは、図表 1 のようなステップが提案されている。その中核となる考え方は、①金利コ 【 図表 1 中国人民銀行チーフエコノミストによる金利コリドー導入に向けたロードマップ案 】 段階 内容 第1 ステップ ○隠れた(候補となり得る)政策金利を中心に、事実上の金利コリドーを作る ○ただし、この隠れた(候補となり得る)政策金利を宣言する必要は必ずしもない 第2 ステップ ○事実上の金利コリドー(の幅)を徐々に縮めていく ○第 1 ステップと第 2 ステップを通じて、金利のボラティリティが低下するため、ある短期金利が政策金利になるだろう との期待を、マーケットが徐々に形成するだろう ○一部の銀行は、その金利をベースとしてプライシングを始めるようになる ○このベース形成のプロセスで、「政策金利」の設定に関する検討も始まるだろう ○この金利をベースとしてデリバティブも発展し、それがその金利でプライシングをした銀行のリスクヘッジの能力を高 めるのに役立つだろう ○上述の体制・能力が基本的に整った後、第 3 ステップに進むことができる 第3 ステップ ○基準預金・貸出金利を取り消し、それと同時に、短期では操作のターゲットとなる政策金利を設け、中長期ではM2 の 伸び率を参考にするという新たな政策のフレームワークを設けることを宣言する ○その時になって、上限をSLFの金利、下限を超過預金準備に対する付利とする、正式な(明示的な)金利コリドーを 設けることができる ○正式な金利コリドーの範囲内で、引き続き公開市場操作を行い、より幅の狭い事実上の金利コリドーを維持する (注)日本語訳は、みずほ総合研究所による仮訳。( )内及び太字赤字によるハイライトはみずほ総合研究所が付加。 (資料)马、纪(2016)より、みずほ総合研究所作成

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リドーを形成し、②その幅を縮めることなどを通じて短期金利を安定させ、 ③これまで中国人民銀行が公表してきた基準金利とは異なる、短期金融市 場で中央銀行が誘導目標とする金利(政策金利)に対する認知度を高める、 というプロセスを経て新たな金融政策のフレームワークに移行できる、と いうものである。 金利コリドーの導入と短 期金利の安定化 2017 年初頭までの実際の取り組みを振り返ると、概ね上記のプロセス通 りに新たな金融政策の枠組み作りが進んでいるようにみえる。まず①金利 コリドーの形成に関しては、2015 年 4 月、比較的短期(1 日~1 カ月)の資 金を有担保で中国人民銀行が金融機関に貸し出す常設貸出ファシリティ (SLF、2013 年から導入)の実施状況について中国人民銀行が公表する 際、「金融政策による調整の必要性に応じて適宜金利水準を操作し、 SLFの金利がマネーマーケットにおける金利コリドーの上限としての機 能を発揮できるよう模索をする」と明言されている。なお、下限について は明確な公式見解は公表されていないものの、超過預金準備に対する付利 がそれにあたるとの見解が、中国国内の研究者の専らの見方となっている。 次に、②金利コリドーの幅縮小と短期金利の安定化についても着実に進 んでいるようだ。金利コリドーの上限をなすSLF金利の段階的引き下げ に伴い、コリドーの幅が徐々に縮小している。金融政策でターゲットとす る短期金利はまだ明確に示されてはいないが、選択肢となりうる 3 種類の 金利(人民銀行のリバースレポレート、銀行間レポレート、SHIBOR(上海 銀行間取引金利))を挟むように金利コリドーが形成され、金利コリドー 幅の縮小と共に短期金利のボラティリティも 2016 年前後から小さくなって いる。2016 年以降、中国人民銀行が公開市場操作の実施頻度や実施対象の 期間を増やし、積極的かつ小刻みな金融調節を行うようになったことも功 を奏しているとみられる。 新しい枠組みを導入して も金融政策の有効性をよ り高めるには課題が残る 以上の通り、短期金利の安定化が進む中、新しい金融政策の枠組み作り は、上記③政策金利に対する市場でのコンセンサス形成のステップに徐々 に近づきつつあり、現時点では、7 日物リバースレポレートか、銀行間の 7 日物レポレートが採用される可能性が高そうである。これまでみてきたよ うに、中国の新たな金融政策の枠組みへの転換に向けた準備はかなり進ん でおり、市場で何を政策金利とみなすかに関するコンセンサスが一段と醸 成され、中国人民銀行が政策金利を何にするかを宣言すれば、金融政策の 枠組みの現代化は達成される状況である。 もっとも、新しいフレームワークを導入したとしても、金融政策の有効 性をより高めるためには、金利のトランスミッション・メカニズムの向上 を図る必要があるほか、市場とのコミュニケーションの改善、為替レート の完全な変動相場制への移行など、課題は依然として存在する。 (多田出健太) ※詳細は 2017 年 3 月 29 日公表の「新しくなる中国の金融政策枠組み~金利中心の金融 政 策 へ の 転 換 に 向 け た 現 状 と 課 題 ~ 」 『 み ず ほ イ ン サ イ ト 』 を ご 覧 下 さ い 。

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金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 12

Ⅲ.参考資料

今週の主要経済指標

予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。 R は改定値。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 日 付 今回実績 予想 3/31(金) 日 新設住宅着工戸数(2月) 季調済年率 94.0万戸 95.3万戸 100.1万戸 米 前月比 前月比 前年比 +0.4% +0.1% +1.8% +0.4% +0.2% +1.7% R R +0.5% +0.2% +1.8% 96.9 97.6 3月速報 97.6 欧 ユーロ圏消費者物価指数 +1.5% +1.8% +2.0% 4/1(土) 中 51.2 51.7 51.7 4/3(月) 日 (%Pt) (%Pt) (前年度比) +12 +20 +0.6% +14 +19 ▲0.3% 12月調査 +10 +18 N.A. 米 製造業ISM指数(3月) 57.2 57.2 57.7 4/4(火) 日 米 貿易収支(2月) 財・サ収支 ▲436億㌦ ▲446億㌦ R ▲482億㌦ 4/5(水) 米 非製造業ISM指数(3月) 55.2 57.0 57.6 4/6(木) 日 消費動向調査(3月) 43.9 43.4 R 43.252.2 N.A. 52.6234千人 250千人 R 259千人 印 4/7(金) 日 毎月勤労統計(2月速報) 名目賃金 前年比 +0.4% +0.5% R +0.3% 前回実績 経 済 指 標 等 金融政策決定会合(5・6日) 失業保険新規申請件数(~4/1) 財新サービスPMI(3月) 消費者態度指数 FOMC議事録(3/14・15) 個人所得(2月) 消費支出(2月) コアPCEデフレータ(2月) 日銀短観(3月調査)  大企業 製造業 業況判断DI  大企業 非製造業 業況判断DI 17年度大企業全産業設備投資計画 ミシガン大消費者信頼感指数(3月確報) 10年利付国債入札:最高利回り 0.067%、 平均利回り 0.064%、 入札倍率 3.96倍 財新製造業PMI(3月)

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来週の主要経済指標

予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 日 付 予 想 前 回 前々回 日 景気動向指数(2月速報) 先行DI 一致DI 先行CI 一致CI [66.7%] [57.1%] [104.8] [115.5] 80.0% 75.0% 104.9 115.1 81.8% 88.9% 104.8 115.5 米 前月差 前月比 [4.7%] [+190千人] [+0.2%] 4.7% +235千人 +0.2% 4.8% +238千人 +0.2% 4/10(月) 日 国際収支(2月速報) [+3兆644億円] [+28.4%] [+1兆863億円] [+170.1%] +655億円 ▲88.9% ▲8,534億円 -+1兆1,122億円 +18.3% +8,068億円 +315.2% 現状判断DI N.A. 48.6 49.8 米 4/11(火) 日 米 4/12(水) 日 前月比 前年比 [+1.9%] [+0.4%] ▲3.2% ▲8.2% +2.1% +6.7% 国内企業物価指数(3月) 前月比 前年比 [+0.4%] [+1.5%] +0.2% +1.0% +0.6% +0.5% 中 消費者物価指数(3月) 前年比 +1.1% +0.8% +2.5% 米 伯 4/13(木) 日 マネーストック(3月速報) M2 M3 広義流動性 前年比 前年比 前年比 +4.2% +3.7% N.A. +4.2% +3.6% +2.6% +4.0% +3.5% +2.3% 中 貿易収支(3月) 米ドル +110億㌦ ▲92億㌦ +513億㌦ 輸出総額(3月) 前年比 +4.0% ▲1.3% +7.9% 輸入総額(3月) 前年比 +17.0% +38.1% +16.7% 米 前月比 前月比 0.0% +0.2% +0.3% +0.3% +0.6% +0.4% [250千人] 234千人 259千人 韓 4/14(金) 米 小売売上高(3月) 前月比 [+0.2%] +0.1% +0.6% 前月比 前月比 [+0.1%] [+0.2%] +0.1% +0.2% +0.6% +0.3% [97.0] 96.9 96.3 雇用統計(3月)  失業率  非農業部門雇用者数  時間当たり賃金(全従業員ベース) 4/7(金) 経常収支 (前年比) 貿易収支 (前年比) 景気ウォッチャー調査(3月) 3年国債入札 機械受注(2月)   [船舶・電力を除く民需] 30年利付国債入札 金融政策決定会合 消費者物価指数(3月)  [食品・エネルギーを除く] ミシガン大消費者信頼感指数(4月速報) 10年物価連動国債入札 10年国債入札 30年国債入札 金融政策決定会合(11・12日) 生産者物価指数(3月)  [食品・エネルギーを除く] 失業保険新規申請件数(~4/8) 経 済 指 標 等

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金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 14

4 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 1 2 2 3 日銀短観(3 月調査) 新車販売台数(3 月) 3 米 製造業ISM指数(3 月) 4 10 年利付国債入札 4 米 貿易収支(2 月) 製造業新規受注(2 月) 5 5 米 非製造業ISM指数(3 月) FOMC 議事録(3/14・15) 6 消費動向調査(3 月) 6 7 毎月勤労統計(2 月速報) 景気動向指数(2 月速報) 7 米 雇用統計(3 月) 8 8 9 9 10 景気ウォッチャー調査(3 月) 国際収支(2 月速報) 10 米 3 年国債入札 11 10 年物価連動国債入札 11 米 10 年国債入札 12 機械受注統計(2 月) 12 米 連邦財政収支(3 月) 30 年国債入札 13 マネーストック(3 月速報) 企業物価指数(3 月) 30 年利付国債入札 13 米 PPI(3 月) 14 14 米 小売売上高(3 月) CPI(3 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月速報) 15 15 16 16 17 17 米 ネット対米証券投資(2 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(4 月) 18 5 年利付国債入札 18 米 鉱工業生産・設備稼働率(3 月) 住宅着工・許可件数(3 月) 19 19 米 ベージュブック(地区連銀経済報告) 20 貿易統計(3 月) 20 年利付国債入札 20 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4 月) 景気先行指数(3 月) 21 第 3 次産業活動指数(2 月) 21 米 中古住宅販売件数(3 月) 22 22 23 23 24 24 独 ifo景況感指数(4 月) 25 25 米 新築住宅販売件数(3 月) 2 年国債入札 S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市・2 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(4 月) 26 全産業活動指数(2 月) 26 米 5 年国債入札 27 日銀金融政策決定会合(26・27 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 27 欧 米 ECB政策理事会 耐久財受注(3 月) 7 年国債入札 28 鉱工業生産(3 月速報) 家計調査(3 月) 労働力調査(3 月) 住宅着工統計(3 月) 商業動態統計(3 月速報) 2 年利付国債入札 28 米 GDP(1~3 月期速報) ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月確報) シカゴPMI指数(4 月) 雇用コスト指数(1~3 月期) 29 昭和の日(日本休場) 29 30 30 *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ

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5 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 新車販売台数(4 月) 1 米 製造業ISM指数(4 月) 個人所得・消費支出(3 月) 2 日銀金融政策決定会合議事要旨(3/15・16 分) 2 3 憲法記念日(日本休場) 3 米 FOMC(2・3 日) 非製造業ISM指数(4 月) 4 みどりの日(日本休場) 4 米 貿易収支(3 月) 労働生産性(1~3 月期暫定) 製造業新規受注(3 月) 5 こどもの日(日本休場) 5 米 雇用統計(4 月) 6 6 7 7 8 消費動向調査(4 月) 8 9 10 年利付国債入札 毎月勤労統計(3 月速報) 9 米 3 年国債入札 10 日銀金融政策決定会合における主な意見(4/26・27 分) 景気動向指数(3 月速報) 10 米 連邦財政収支(4 月) 10 年国債入札 11 景気ウォッチャー調査(4 月) 国際収支(3 月速報) 30 年利付国債入札 11 英 米 英中銀金融政策委員会(10・11 日) PPI(4 月) 30 年国債入札 12 マネーストック(4 月速報) 12 米 小売売上高(4 月) CPI(4 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月速報) 13 13 G7(財務大臣・中央銀行総裁会議、バーリ(イタリア))(11・ 13 日) 14 14 15 企業物価指数(4 月) 15 米 ネット対米証券投資(3 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(5 月) 16 第 3 次産業活動指数(3 月) 5 年利付国債入札 16 米 鉱工業生産・設備稼働率(4 月) 住宅着工・許可件数(4 月) 17 機械受注統計(3 月) 17 18 GDP(1~3 月期 1 次速報) 20 年利付国債入札 18 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5 月) 景気先行指数(4 月) 19 19 20 20 21 21 22 貿易統計(4 月) 22 23 全産業活動指数(3 月) 23 米 独 新築住宅販売件数(4 月),2 年国債入札 ifo景況感指数(5 月) 24 24 米 FOMC 議事録(5/2・3),中古住宅販売件数(4 月) 5 年国債入札 25 40 年利付国債入札 25 米 7 年国債入札 26 26 米 耐久財受注(4 月),GDP(1~3 月期暫定) 企業収益(1~3 月期暫定) ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月確報) 27 27 G7(サミット、タオルミーナ(イタリア))(26・27 日) 28 28 29 29 米 メモリアルデー(米国休場) 30 商業動態統計(4 月速報) 2 年利付国債入札 家計調査(4 月) 労働力調査(4 月) 30 米 個人所得・消費支出(4 月) S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市・3 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(5 月) 31 鉱工業生産(4 月速報) 住宅着工統計(4 月) 31 米 ベージュブック(地区連銀経済報告) シカゴPMI指数(5 月) *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕

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金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 16

四半期スケジュール

6 月 7 月 8 月 日 本 1 法人企業統計調査(1~3 月期) 新車販売台数(5 月) 10 年利付国債入札 2 消費動向調査(5 月) 6 毎月勤労統計(4 月速報) 30 年利付国債入札 7 景気動向指数(4 月速報) 8 景気ウォッチャー調査(5 月) 国際収支(4 月速報) GDP(1~3 月期 2 次速報) 5 年利付国債入札 9 マネーストック(5 月速報) 第 3 次産業活動指数(4 月) 12 企業物価指数(5 月) 機械受注統計(4 月) 13 法人企業景気予測調査(4~6 月期) 20 年利付国債入札 16 日銀金融政策決定会合(15・16 日) 日銀総裁定例記者会見 19 貿易統計(5 月) 21 全産業活動指数(4 月) 27 資金循環統計(1~3 月期速報) 2 年利付国債入札 29 商業動態統計(5 月速報) 30 鉱工業生産(5 月速報) 家計調査(5 月) 労働力調査(5 月) 3 消費動向調査(6 月) 日銀短観(6 月調査) 新車販売台数(6 月) 7 景気動向指数(5 月速報) 毎月勤労統計(5 月速報) 10 景気ウォッチャー調査(6 月) 機械受注統計(5 月) 国際収支(5 月速報) 11 マネーストック(6 月速報) 12 第 3 次産業活動指数(5 月) 企業物価指数(6 月) 20 日銀金融政策決定会合(19・20 日) 日銀総裁定例記者会見 日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 全産業活動指数(5 月) 貿易統計(6 月) 28 商業動態統計(6 月速報) 家計調査(6 月) 労働力調査(6 月) 31 鉱工業生産(6 月速報) 1 新車販売台数(7 月) 2 消費動向調査(7 月) 4 毎月勤労統計(6 月速報) 7 景気動向指数(6 月速報) 8 景気ウォッチャー調査(7 月) 国際収支(6 月速報) 9 マネーストック(7 月速報) 10 第 3 次産業活動指数(6 月) 企業物価指数(7 月) 機械受注統計(6 月) 14 GDP(4~6 月期 1 次速報) 17 貿易統計(7 月) 21 全産業活動指数(6 月) 29 家計調査(7 月) 労働力調査(7 月) 30 商業動態統計(7 月速報) 31 鉱工業生産(7 月速報) 米 国 1 製造業ISM指数(5 月) 労働生産性(1~3 月期改訂) 2 貿易収支(4 月) 雇用統計(5 月) 5 非製造業ISM指数(5 月) 12 連邦財政収支(5 月) 3 年国債入札 10 年国債入札 13 PPI(5 月) 30 年国債入札 14 FOMC(13・14 日) 小売売上高(5 月) CPI(5 月) 15 鉱工業生産・設備稼働率(5 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6 月) 16 住宅着工・許可件数(5 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報) 20 経常収支(1~3 月期) 21 中古住宅販売件数(5 月) 22 景気先行指数(5 月) 23 新築住宅販売件数(5 月) 26 耐久財受注(5 月) 2 年国債入札 27 S&P/コアロジック CS 住宅価格指数 (20 都市・4 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月) 5 年国債入札 28 7 年国債入札 29 GDP(1~3 月期確定) 企業収益(1~3 月期改訂) 30 個人所得・消費支出(5 月) シカゴPMI指数(6 月) 3 製造業ISM指数(6 月) 5 FOMC 議事録(6/13・14) 6 非製造業ISM指数(6 月) 貿易収支(5 月) 7 雇用統計(6 月) 11 3 年国債入札 12 ベージュブック(地区連銀経済報告) 10 年国債入札 13 連邦財政収支(6 月) PPI(6 月) 30 年国債入札 14 鉱工業生産・設備稼働率(6 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月速報) 小売売上高(6 月) CPI(6 月) 17 ニューヨーク連銀製造業業況指数(7 月) 19 住宅着工・許可件数(6 月) 20 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(7 月) 景気先行指数(6 月) 24 中古住宅販売件数(6 月) 25 S&P/コアロジック CS 住宅価格指数 (20 都市・5 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(7 月) 2 年国債入札 26 FOMC(25・26 日) 新築住宅販売件数(6 月) 5 年国債入札 27 耐久財受注(6 月) 7 年国債入札 28 GDP(4~6 月期速報) 雇用コスト指数(4~6 月期) 31 シカゴPMI指数(7 月) 1 製造業ISM指数(7 月) 個人所得・消費支出(6 月) 3 非製造業ISM指数(7 月) 4 貿易収支(6 月) 雇用統計(7 月) 9 労働生産性(4~6 月期暫定) 10 連邦財政収支(7 月) PPI(7 月) 11 CPI(7 月) 15 ニューヨーク連銀製造業業況指数(8 月) 小売売上高(7 月) 16 FOMC 議事録(7/25・26) 住宅着工・許可件数(7 月) 17 鉱工業生産・設備稼働率(7 月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(8 月) 景気先行指数(7 月) 18 ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月速報) 23 新築住宅販売件数(7 月) 24 中古住宅販売件数(7 月) 25 耐久財受注(7 月) 29 S&P/コアロジック CS 住宅価格指数 (20 都市・6 月) 29 カンファレンスボード消費者信頼感指数(8 月) 30 GDP(4~6 月期暫定) 企業収益(4~6 月期暫定) 31 個人所得・消費支出(7 月) シカゴPMI指数(8 月) 欧 州 8 ECB政策理事会 15 英中銀金融政策委員会(14・15 日) 20 ECB政策理事会 3 英中銀金融政策委員会(2・3 日) *印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕

(19)

今週の金融市場の動き

(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 11:30 時点値。 米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。 日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。 金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。 独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。 為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 11:30 時点、出所:Bloomberg)。

[海外金利]

3/30 3/31 4/3 4/4 4/5 4/6 4/7 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) 1.14761 1.14956 1.14983 1.14983 1.15039 1.15539 0.00583 ユーロドル金先(Dec17) 98.440 98.450 98.475 98.480 98.480 98.470 0.020 米国債(10年、%) 2.420 2.387 2.319 2.361 2.335 2.341 ▲ 0.047 スワップ金利(10年、%) 2.412 2.384 2.308 2.346 2.316 2.319 ▲ 0.065 独国債(10年、%) 0.333 0.328 0.277 0.257 0.258 0.263 ▲ 0.065 英国債(10年、%) 1.121 1.139 1.064 1.067 1.092 1.099 ▲ 0.040

[内外株式]

3/30 3/31 4/3 4/4 4/5 4/6 4/7 前週末比 ダウ平均(㌦) 20,728.49 20,663.22 20,650.21 20,689.24 20,648.15 20,662.95 ▲ 0.27 S&P500指数 2,368.06 2,362.72 2,358.84 2,360.16 2,352.95 2,357.49 ▲ 5.23 NASDAQ総合指数 5,914.34 5,911.74 5,894.68 5,898.61 5,864.48 5,878.95 ▲ 32.79 日経平均(円) 19,063.22 18,909.26 18,983.23 18,810.25 18,861.27 18,597.06 18,577.92 ▲ 331.34 TOPIX(Pt.) 1,527.59 1,512.60 1,517.03 1,504.54 1,504.66 1,480.18 1,483.44 ▲ 29.16 出来高(百万株) 1,849.41 2,222.24 2,015.02 2,260.51 1,892.16 2,068.31 - 売買代金(億円) 20,605.51 25,881.88 22,691.97 25,741.05 22,324.84 24,589.15 - 日経JASDAQ平均(円) 3,036.23 3,045.84 3,038.44 2,978.07 2,971.92 2,907.91 2,889.54 ▲ 156.30

[円金利]

3/30 3/31 4/3 4/4 4/5 4/6 4/7 前週末比 TIBOR 3カ月(%) 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.05600 0.00000 ユーロ円金先(Jun17) 99.950 99.950 99.940 99.945 99.945 99.945 99.950 0.000 新発国債(10年、%) 0.060 0.065 0.070 0.060 0.065 0.060 0.050 ▲ 0.015 長国先物(Jun17) 150.37 150.28 150.22 150.40 150.41 150.42 150.59 0.310 スワップ金利(5年、%) 0.100 0.106 0.105 0.096 0.098 0.095 0.086 ▲ 0.020

[為替]

3/30 3/31 4/3 4/4 4/5 4/6 4/7 前週末比 円/$ 111.92 111.39 110.90 110.74 110.70 110.81 110.31 ▲ 1.08 $/EUR 1.0674 1.0652 1.0670 1.0674 1.0663 1.0644 1.0648 ▲ 0.0004 円/EUR 119.48 118.67 118.32 118.20 118.05 117.95 117.45 ▲ 1.22

(20)

金融市場ウィークリー(2017 年 4 月 7 日号) 18

最新リポート一覧

<みずほインサイト> 2017 年 4 月 6 日 米中貿易摩擦は日本経済にどのような影響を及ぼすか https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp170406.pdf 2017 年 3 月 31 日 労働市場に緩みが残り、利上げまで距離感のあるオーストラリア https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as170331.pdf 2017 年 3 月 30 日 外資主導で高まるベトナムの輸出~さらなるインフラ整備と国内企業育成が長期課題~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as170330.pdf 2017 年 3 月 29 日 新しくなる中国の金融政策枠組み~金利中心の金融政策への転換に向けた現状と課題~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/as170329a.pdf <内外経済見通し> 2017 年 3 月 8 日 2016・17・18 年度 内外経済見通し(2016 年 10~12 月期 GDP2 次速報後改訂) ~企業部門を中心とした日本経済の回復が鮮明に~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_170308.pdf 2017 年 2 月 14 日 2016・17・18 年度 内外経済見通し ~世界経済は拡大基調へ、米国政策や欧州政治が波乱要因~ https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_170214.pdf

2016 年 5 月 10 日 MIZUHO Research & Analysis no.1

特集 グローバル経済の中長期展望と日本産業の将来像~パラダイムシフトと日本の針路~ https://www.mizuho-fg.co.jp/company/activity/onethinktank/vol001/pdf/all.pdf 執筆担当者 ・市場調査部 武内浩二 03-3591-1244 [email protected] 野口雄裕 03-3591-1249 [email protected] 井上 淳 03-3591-1197 [email protected] 大塚理恵子 03-3591-1420 [email protected] 坂中弥生 03-3591-1242 [email protected] ・欧米調査部 小野 亮 03-3591-1219 [email protected] 吉田健一郎 03-3591-1265 [email protected] 松本 惇 03-3591-1199 [email protected] 風間春香 03-3591-1418 [email protected] ・経済調査部 有田賢太郎 03-3591-1419 [email protected] 佐藤 高 03-3591-1294 [email protected] 上里 啓 03-3591-1284 [email protected] 平良友祐 03-3591-1432 [email protected] 発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。 本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証 するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。

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